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【商社一般職】各社のワークライフバランスを徹底比較

【商社一般職】各社のワークライフバランスを徹底比較

最終更新日:2020年03月04日

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一般職の中ではかなりの好待遇と言われる総合商社の一般職。企業によっては、その選考の倍率は「200倍」になるとも言われます。

一般職を選ぶ理由として挙げられるのが「転勤がないことなどの待遇面」でしょう。また、転勤だけでなく労働時間や休暇の問題であったりと、女性の働きやすさ・子育てのしやすさも重視している方が多いでしょう。

本記事では商社のワークライフバランスについて各社の制度や認定を比較し、解説します。

ワークライフバランスとは

ワークライフバランスを重視するという就活生は昨今、非常に多い傾向にありますが、ワークライフバランスとは何かよく理解していない就活生も多いと思います。

政府はワークライフバランスについて以下のように述べています。

『働くすべての方々が、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。』

参考:政府広報オンライン

unistyleにもワークライフバランスを取り上げた記事がありますのでぜひご覧ください。 

ワークライフバランスは、言い換えると「仕事面で経済的に自立することができ、それ以外の生活にも合わせた柔軟な働き方ができること」だと言えます。

すなわち、仕事面を充実させることもワークライフバランスに含まれるということが分かります。

しかし実際のところ、本記事の読者が知りたいのは柔軟な働き方という部分かと推測し、ここでは柔軟な働き方という部分にフォーカスして見ていくこととします。

柔軟な働き方には大きく分けて以下の2つがあると考えます。

  • 社員全員に適用される有休や残業などの労働時間
  • 育休や介護制度など特定の人が対象となる制度

そこで、以下の観点から休暇と残業、各種制度を見ていくこととします。

商社の一般職の休暇と残業

休暇

ここでは総合商社各社の有休消化日数と休暇日数を見てみます。

単に休日数が多いことがワークライフバランスがいいとは一概に言えませんが、1つの指標となるためこちらに記載をします。

参考:就職四季報2020

上記の通り有休の消化日数にはあまりばらつきが見られませんが、夏期休暇に有休を使うかによって実際の休日数が異なるようです。

またこの数値は総合職も含めたものであるため、一般職に限ると数値は変化する可能性があります。

残業

総合商社の総合職は激務とも言われますが、一般職では残業はあるのでしょうか。

よりリアルな情報を得るため、七大総合商社の一般職の方に実際にお話を伺いました。

・部署によっては残業は全然ある。

・特に営業の部署はある。

・コーポレート系の部署だとあまりない。

このように一般職でも残業があるようです。

商社の一般職の業務は海外からの電話対応など専門性が高く、責任感も大きいものです。

そのため、特に営業系の部署では残って対応しなければならないことが多いのかもしれません。

続いては、労働時間という面で企業を見る際に参考となる指標を以下で紹介します。

ワークライフバランスを調べるためには

女性の労働時間を1つの選定基準にしている指標に「なでしこ銘柄・えるぼし認定」があります。

なでしこ銘柄とは
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定している女性活躍推進に優れた上場企業

参考:経済産業省HP

 

えるぼし認定とは
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を認定する制度

参考:厚生労働省HP

どちらの認定も女性活躍推進法に基づきますが、なでしこ銘柄は投資家向けの銘柄紹介、えるぼし認定は雇用の観点からという趣向が強いところが主な違いです。

では2つの認定を見ていきます。

ワークライフバランスを示す指標(1) なでしこ銘柄

経済産業省は、東京証券取引所と共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定し、発表しています。

なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。

また、準なでしことして「なでしこ銘柄」の次点企業を業種枠に関係なく「準なでしこ」として選定しています。

七大総合商社では、双日がなでしこ銘柄に選定、丸紅三井物産が準なでしこ銘柄に選定されています。

この3社は過去にも複数回なでしこ銘柄に選定されています。

引用:経済産業省HP

これは双日の評価チャートです。④全社的な環境・ルールの整備という部分が柔軟な働き方にあたります。

双日はこの部門で業界内平均偏差値47.0のところ、67.4を獲得しています。

ワークライフバランスを示す指標(2) えるぼし認定

えるぼし認定とは 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。

主な認定基準 採用されてから仕事をしていく上で、女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、以下5つの評価項目が定められています。

①採用②継続就業労働時間等の働き方④管理職比率⑤多様なキャリアコース

今回は柔軟な働き方の指標である②継続就業と③労働時間等の働き方に焦点を当てて見ることとします。

【評価基準】
継続就業:時間外労働と休日労働の合計が、全ての雇用管理区分で各月全て45時間未満である。
労働時間等の働き方:「女性労働者の平均継続勤務年数÷男性労働者の平均継続勤務年数」が雇用管理区分ごとにそれぞれ0.7以上であること

七大総合商社では三菱商事三井物産②継続就業③労働時間等の働き方の基準をクリアしています。

商社の育休や介護制度

ここでは育休や介護制度、フレックス制などのワークライフマネジメントについて解説します。

以下、七大総合商社の各種制度HPと育休制度の比較です。

七大総合商社の育休制度比較

三菱商事:2歳になる月末まで
三井物産:子が1歳6か月まで、または1歳到達後の4月までの長い方
伊藤忠商事:満2歳に達するまで
住友商事:2歳前日まで
丸紅:満2歳に達するまで
豊田通商:満2歳に達するまで
双日:満1歳まで。2歳6ヶ月まで延長可

七大総合商社の制度は概ね足並みが揃っていると言えます。

他業界も2歳が目安であることから、日系企業各社と同様と言えます。

キリン:2歳に達するまで
トヨタ:2歳に達するまで

商社の特徴として海外駐在があるため、会社が子供の学校を探してくれたり、育児コンシェルジュのサポートを受けられるといった制度があります。

ワークライフバランスを示す指標(3) くるみんマーク

制度面ではあまり比較ができなかったため、ここでも政府の認定を用いて比較します。 本記事では「くるみんマーク」を見ることとします。

くるみんマーク・プラチナくるみんマークとは

 「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた証です。
次世代育成支援対策推進法に基づき、一定の基準を満たした企業は「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。 この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。 さらに、くるみん認定を既に受け、高い水準の取組を行っている企業を評価するため、新たにプラチナくるみん認定がはじまりました。 

引用:厚生労働省HP

厚生労働省は、既にくるみん認定を受けた企業に対してプラチナくるみん認定も実施しています。

七大総合商社では全ての会社がくるみん認定を受けました。

さらに三菱商事伊藤忠商事住友商事丸紅はプラチナくるみん認定に選出されています。

まとめ

以下の表が七大商社の今回用いた3つの指標での比較です。

(※三井物産、丸紅は準なでしこ銘柄、くるみんマーク左側はプラチナくるみん)

なでしこ銘柄、えるぼし認定が女性活躍の指標でくるみんマークは子育てに関する指標であるため、各社が力を入れている部分が比較できると思います。

以下のリンクから本記事で扱った3つの指標を企業ごとに検索できます。 ぜひ気になる企業を検索してみてください。

社会人として働いていく上でワークライフバランスを重要視する方も多いでしょう。

総合商社はワークライフバランスに関する指標をクリアしている企業が多く、他業界の日系企業とも大きな差はないと言えます。

この記事が業界研究を進めていく際の1つの指標となればと思います。 商社の一般職を志望する際にこちらの記事もご覧ください。

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