全日本空輸(ANA)のインターン内容とES選考突破方法

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最終更新日:2023年09月22日

ANAのインターンシップ一覧はこちらから

毎年、新卒の就職人気ランキングで上位に位置する航空業界。

日本経済新聞・マイナビが発表した19卒就活生を対象とした就職企業人気ランキングでは、文系学生の投票において「ANA」が2年連続で1位に、「JAL」が2位に上がっています。

そんな全日本空輸(以下、ANA)では、毎年インターンシップを開催しています。

ANAのインターンでは、講義やグループワークを通じて航空業界のビジネスについて学ぶことができるだけでなく、職場見学・社員訪問を通じて社員と交流する機会が設けられています。そのため、本選考での優遇はありませんが、毎年多くの学生の人気を集めるプログラムです。

エントリーシート(ES)はANAのインターンに参加する上での最初の関門となります。本記事では、ANAのグローバルスタッフ(事務職)のESの回答方針について解説していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

ANA(全日本空輸)とは

JALと並び日本を代表する航空会社の1つがANAです。JALが日本航空株式会社法で設立された元国営企業であった一方、ANAは純民間資本で設立された民営航空会社です。

JALが地方路線に強く、ANAが国際線に強い印象がありましたが、近年ではLCC路線も拡大し、その影響力を強めています。

また、航空会社だけでなく、全日空商事株式会社、ANA Cargoなど数多くの関連会社から成り立っているのもANAの特徴でしょう。

LCCは、Low Cost Careerの略であり、日本では『格安航空会社』のイメージが強いです。航空券は一般的に値段が高いですが、LCCは航空券の価格を格安にすることで顧客を獲得しています。人件費の削減、機内サービスの簡易化・有料化、路線の限定など、コストを最小限に抑えながら、生産性を上げる工夫をすることで、格安の航空券を実現しています。
引用:JAL・ANAよりもLCC?本当に航空業界に行きたいならLCCも考えよう
民間会社としてスタートし、今の地位を築いたことから「チャレンジ精神」が根底にあり、新規路線開拓などにも積極的。説明会を担当していた社員いわく、チャレンジしたことによる失敗の責任は求められない。一方で、責任の所在が明確にならずにそのまま忘れ去られることもある体質。
引用:日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~

ANAのインターン内容

ANAのインターンシップ(20卒度)は、4日間開催と1日開催の2つが開催されました。

【4Days】
・エアラインの事業環境、ANAの歴史に関する講座
・オペレーション領域の事業紹介、職場見学(羽田空港)
・ビジネス領域の業務紹介、グループワークおよびプレゼンテーション
・現場社員との座談会
【1Day】
・エアラインの事業環境、ANAの歴史に関する講座
・ANAの事業内容に関するグループワークおよびプレゼンテーション
引用:ANA採用HP

航空業界全般の働きとANAならではの事業を学ぶことができるコンテンツとなっています。実際にANAのインターンシップに参加した学生のコメントを記載します。

日本の航空産業が本当に成長しているもので、その中でANAという会社がトップランナーであることを知ることができた。ただ飛行機に興味があって応募したものであったが、就職活動を考えるきっかけにもなったし、航空業界というものから日本を変えていく視点が身に付いた。また、優秀な学生と出会うことができ就職活動中も励ましあう仲間ができた事は一生の宝である。

参考:ANAインターンレポート

ANAインターンシップ選考フロー

20卒のインターンシップの選考フローは次の様になっていました。

①基本情報登録→②エントリーシート提出→③PR動画提出→④GROW360受験→⑤Web面接

ANAではGROW360の受験が義務付けられています。多くの企業では、自分自身で回答する性格検査が実施されています。しかし、GROW360では自己評価だけでなく他己評価をしてもらうことが必要な性格検査です。性格検査なので、特段準備は必要ないと思いますが、選考締切間近になって友人に急遽評価をお願いし、提出期限に間に合わなかったということがないようにしましょう。

※GROW360は適性検査の一種です。通常の適性検査は、受験者だけの回答で十分ですが、GROW360は、他者からの評価も必須となっています。最近では、ANAや豊田通商、JTなどの選考で導入されています。
参考:GROW360採用

ANA インターンシップES設問

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最後に

ANAのインターンのESでは、「航空業界が抱える課題」「逆境やリーダーシップを伴う経験から何を学んだか」「短所と克服法」のように、思考力が問われる設問で構成されています。航空業界は人気もあり、単純な憧れで受験する人も多いと思われます。しかし、本気で航空業界を目指すのであるならば、このインターンシップを機に航空業界を取り巻くニュースなどをキャッチアップする癖をつけるようにしましょう。

unistyleではANAの過去のESを多く扱っているので以下も参考にしてみて下さい。

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