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みずほFGの採用情報から考えるES・テスト・面接対策

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    みずほFGの採用情報から考えるES・テスト・面接対策

    最終更新日:2022年02月14日

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    みずほフィナンシャル・グループ(以下、みずほFG)は三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並んで、毎年多くの学生がエントリーするメガバンクのひとつです。

    (少なくとも現時点では)一部の上位大学では「メガバンクは滑り止め」というスタンスでエントリーしている学生も見受けられます。

    参考:メガバンクは滑り止め!?慶應生による慶應生の就職活動の実態

    →「メガバンクは滑り止め」という考えをもってメガバンクの選考を受ける学生も多いと聞く慶應生。そんな慶應生による慶應生の就職活動の実態を提示します。

    しかし、現実はそう甘くはありません。実際、慶應義塾大学などのいわゆる「高学歴」学生でも、必要な準備・対策を怠ればあっさり落とされているのが実情です。

    本記事では、みずほFGから内定を獲得するための選考対策プランをお伝えします。

    この記事さえ読めば、みずほFGの選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅することができます。

    みずほFGの ”One MIZUHO” 戦略

    みずほFGは、3つの金融機能(銀行・信託・証券)をワンストップに統合する ”One MIZUHO” 戦略を掲げています。

    そして、みずほFGはこの枠組みを新卒採用にも当てはめており、「銀行」と「信託」の2つの部門の新卒採用を一括して行っています。

    したがって、皆さんが「みずほFG」の選考を通過して内定・入社に至った場合、「みずほ銀行」か「みずほ信託銀行」のいずれかに配属されることになります。(なお、同じくみずほFGの傘下にあるみずほ証券、アセットマネジメントOneなどの企業は別個で新卒採用を行っています。)

    したがって、本記事ではみずほFGとしての採用枠(みずほ銀行・みずほ信託銀行)に考察対象を限定し、選考対策プランをお伝えします。

    また、みずほFGの新卒採用では、大きく2つの採用枠が設けられています。

    入社後に配属部門が決まる「オープンコース」、エントリーの時点で配属領域が決まっている「スタート特定コース」です(後者はさらにGCFコース、GM・AMコース、RESコース、年金ACコースと細分化されています)。

    この点については、以下の記事を参照してください。

    参考:【オープン or GCF・GFI・GM?】みずほFGでどのコースを受けるべきか
    →みずほFGはコース別の採用を行っており、オープンコースとスタート特定コースに分かれています。今回は各コースの詳細・各コースの見解を提示します。本記事を参考にし、選考を受けるコースを選択すると良いと思います。

    みずほFGのビジネスモデル

    まず、みずほFGのビジネスモデルについて、①収益源②商材・サービス③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から簡単に解説します。

    みずほFGの収益源

    銀行のビジネスの本質は、「お金を移動させる」ことにあります。

    すなわち、「お金が余っている個人・法人」からお金を預かり、そのお金を「お金が足りない個人・法人」に貸し付けるビジネスです。
    したがって、銀行の本質的な収益源は、大きく2つに集約されます。

    すなわち、お金の貸付・返済のときに生じる「金利」、そして金融商品(投資信託など)の売買やATMの使用料などを含む「手数料」です。

    みずほFGの商材・サービス

    当然のことながら、銀行はかたちのある商材を持ちません。

    融資を行うヒト(銀行員)および彼らが行う一連の金融サービスに加えて、無形の金融商品(各種債券や投資信託など)を提供することで収益をあげています。

    みずほFGの商材・サービスの提供方法

    銀行員の多くはそれぞれ法人(大企業から中小企業まで)をクライアントに持ち、彼らに対する営業活動を通じてさまざまなファイナンス・ソリューションを提供しています。

    単純にお金を貸し付けるだけでなく、クライアント企業の経営状態にマッチするやり方を提案する(ストラクチャード・ファイナンス)など、多岐にわたる営業活動によって対法人融資を展開しています。

    みずほFGの求める素養

    上記のビジネスモデルを踏まえて、みずほFGがどのような素養をもつ学生を求めているか、考察してみましょう。

    ここでは、みずほFGの求める人材像として、2つのポイントに言及します。

    ① 顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力

    上述のように、銀行員にはファイナンスという切り口からクライアント企業をサポートする役割が求められます。

    従って、クライアント企業の人間と信頼関係を構築する対人能力に加えて、彼らの抱える経営課題を発見する力、そしてそれを解決に導く力が重要視されると考えられます。

    ② 個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ

    銀行の法人営業チームにおいては、銀行員ひとりひとりの融資額など、個人として具体的な成果を出すことが求められることもあります。

    みずほFGのようなメガバンクの選考においては、目標達成に向けて自走する力継続的に努力する力など、個人として成果を出すための実行力・粘り強さをアピールすることも有効でしょう。

    (+α:③ 新しい仕組みをつくり出す力)
    みずほFGは、ほか2行のメガバンクに比べて、FinTechやAIなどの新規領域にも積極的に投資を行っています。

    実際、AIが融資判断を行うサービス「J.Score」(ソフトバンクとみずほFGの共同案件)や、LINE上で残高照会ができる「LINEでかんたん残高紹介サービス」など、これまでにない仕組みの金融サービスを次々にリリースしています。

    こうした事実を踏まえると、金融という切り口から新しい仕組みを構想し、それを実現する力も、アピールポイントのひとつとして適切になるかもしれません。

    参考:銀行からヒトは消えるのか?AI、自動化、FinTech【unistyle業界ニュース】

    →みずほFGだけでなく、銀行業界全体としてテクノロジーの発展に伴い、変革の時期を迎えています。金融業界志望の学生は本記事を読み、動向を知っておくことをおすすめします。

    みずほFGの本選考フロー、採用数

    本選考フロー

    次に本選考フローを見ていきましょう。

    内定者の選考レポートによると、みずほFGオープンコースの選考フローは

    エントリーシート提出
     ▼
    Webテスト(4月〜)
     ▼
    リクルーター面談(複数回、4月)
     ▼
    面接(複数回、6月)

    となっています。

    面接は1次面接から2次・3次・最終面接と4回程度行うのが一般的のようですが、みずほFGはセミナーや説明会を多数実施しており、参加数が多いとリクルーターが付いたり、面接の回数が減ったという話もしばしば耳にします。

    説明会やセミナーへの出席回数は数えられていると考えられるため、一つな重要なフローとみなして、予定が合えばなるべく多く参加するべきでしょう。

    また、内定者の選考レポートによると、スタート特定コースでは選考過程でSummer Jobと呼ばれるインターン型の選考が入ったり、面接の日程がオープンコースに比べて早くなるようです。

    採用数

    2018年版の就職四季報には、1880名採用と書かれていましたが、2019年版では1365名採用となっています。採用人数が約3割減となっているのは、先ほども紹介記事に挙げた組織改革の影響を受けているからかもしれません。

    みずほFGは男女・文理別の採用実績を公開していませんが、企業のホームページを見ると、各職種何人採用する予定なのかが明らかになります。みずほFGの新卒採用情報サイトによると、

    2018年度は

    基幹職(総合):550名程度
    基幹職(専門):165名程度
    特定職:650名程度

    と記載されています。

    基幹職(総合)は入社当初の配属部署が決まっていないオープンコースと、配属部署が決まっているスタート特定コースに分かれています。

    それぞれのコースの採用人数はみずほFG新卒採用サイトによると、2018年度は

    オープンコース:495名程度
    GCFコース:30名程度
    GM&AMコース:15名程度
    RESコース:5名程度
    年金ACコース:5名程度

    となっています。

    みずほFGは採用人数や男女比等を一切公表しないため、各コース別の採用人数の推移は不明ですが、これらは2018年度の予定なので、2019年度もある程度近い、もしくは全体的に減らした採用者数になると予想されます。

    みずほFGの本選考エントリーシート対策

    2018年卒のみずほFGのエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の2つでした。

    ◆当グループを志望した理由〈300文字以内〉

     

    ◆これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事<300字以内>

    以下、対策方針をお伝えします。

    ES回答にあたって注意すべきポイント

    問われているのは、①志望動機②学生時代頑張ったこと、この2つだけです。

    いずれも選考を勝ち抜くうえでは基本中の基本ともいえる内容ですので、そのぶん伝えるべき内容だけをシンプルに盛り込み、洗練された300字に仕上げたいところです。

    また、この2つはES通過後の面接でも繰り返し説明を求められる内容でもあるため、ES作成の段階から面接での想定質問などをイメージしながら書くとなおGoodでしょう。

    求められる素養を踏まえたES回答プラン

    1つめの設問「当グループを志望した理由」は、シンプルに志望動機を問うています。
    みずほFGの業務内容と、2つめの設問で回答する「学生時代頑張ったこと」の内容とをリンクさせた志望動機をつくり上げましょう。

    メガバンクの志望動機については、以下の記事も参考にしてください。

    参考:銀行員が考える3メガバンクの志望動機

    →志望動機において「なぜ同業他社ではなく、その会社でなければならないか」を考えることがとても重要です。今回はメガバンクの志望動機を実際の銀行員が考えた場合どうなるかについて提示します。内部事情を含んだものであるためにあくまで参考程度に読んで頂くと良いと思います。

    また、「これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事」については、上述した2つの素養、すなわち①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さのいずれか(あるいは両方)に結びつけて回答しましょう。

    【参考】みずほFG内定者のES 当グループを志望した理由<300字以内>

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    【参考】みずほFG内定者のES これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事<300字以内>

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    みずほFGの本選考Webテスト対策

    みずほFGではエントリーシート提出後にWebテストが課されます。

    Webテストは、日本エス・エイチ・エル(SHL社)の玉手箱です。自宅受験型のWebテストであり、言語、計数、性格が出題されたということです。

    SPI3と比べて難易度が高いとされているWebテストでありますが、玉手箱をWebテストに選ぶ企業も多く、そのぶん受ける機会も多いテストであると言えます。

    通過率に関しては明らかになっていませんが、unistyleに投稿されている内定者の選考レポートによると内定者達は「参考書を一通りやる」ぐらいの準備で突破しているので、通過率はそこまで低くはないのかもしれません。

    しかし、Webテストの段階で落ちてしまうと、面接まで行けずに企業研究や自己分析も無駄になってしまうので、対策するに越したことはないでしょう。

    みずほFGの本選考面接対策

    みずほFGの面接選考フローでは、複数回のリクルーター面談(無い場合もあり)と1〜4回の面接が課されます。

    以下では、みずほFGのリクルーター面談や面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。

    参考:みずほFGのエントリーシート・選考レポート

    →みずほFGの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを提示します。

    リクルーター面談の内容

    みずほFGの選考では、「質問会」や「キャリア面談」といった位置付けのもと、複数回のリクルーター面談が行われるようです。

    参考:リクルーターとは?役割や導入企業、面談時に気をつけるべきポイントを解説
    →リクルーター、及び面談を解説した記事です。企業側の意図、またそれらを踏まえた対策や心構えを解説しています。

    リクルーター面談では、学生側から志望動機に関する相談や逆質問を行うことができる一方、社員から以下のような質問がなされることもあるようです。

    ◆過去の経験に対する質問
    ・大学時代に一番力を入れたことは何か。 
    ・なぜその活動に力を入れたか。 

    ◆あなた自身に対する質問
    ・自己紹介
    ・仕事に求めることは何か。

    ◆志望動機に対する質問
    ・金融業界への志望動機
    ・銀行への志望動機
    ・メガバンクへの志望動機
    ・みずほFGへの志望動機

    どれもオーソドックスな内容になっているため、きちんと準備したうえでリクルーター面談に臨みたいところです。

    なお、リクルーター面談での評価によって、その後に特別なイベントに招待されたり、6月1日以降の面接が一部カットされたりするようです。

    リクルーター面談で高い評価を得た結果、6月1日に最終面接を行って内定を獲得した事例も報告されています。

    一次・二次・三次面接の内容

    6月1日以降に行われる一次・二次・三次面接。

    質問内容は以下のようになっています。(なお、評価の高さによって面接の回数が1〜4回の範囲で変動するようです)

    ◆過去の経験に対する質問
    ・大学時代に一番力を入れたことは何か。 
    ・なぜその活動に力を入れたか。 
    ・そのなかで困難だったことは何か。
    ・その困難をどう乗り越えたか。
    ・周囲と協力して成し遂げたことは何か。
    ・あなたのアイディアで変革を起こした経験はあるか。
    ・ゼミで何を学び、どのように活動しているか。

    ◆あなた自身に対する質問
    ・自己紹介
    ・あなたの強みは何か。
    ・その強みをみずほFGでどう活かすか。
    ・あなたの弱みは何か。
    ・仕事に求めることは何か。

    ◆志望動機に対する質問
    ・金融業界への志望動機
    ・銀行への志望動機
    ・メガバンクへの志望動機
    ・みずほFGへの志望動機
    ・みずほFGで何をやりたいのか。
    ・就職活動の軸は何か。
    ・海外勤務はできるか。
    ・他社の選考状況はどうか。
    ・みずほFGが第一志望か。

    ◆その他の質問
    ・逆質問
    ・家族はどんな人か。

    ご覧の通り、非常にオーソドックスな質問ばかりです。

    ESの内容をもとにしながら、「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「自己PR」の3つの論点を分かりやすく伝えましょう。

    その際は、先ほど挙げた2つの素養(①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力、②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ)をアピールすることを念頭において回答しましょう。

    ただし、メガバンクの業務内容に対する理解度やみずほFGの志望動機・志望度については特に詳しく追求されるようです。

    特に、
    ① なぜ金融業界か?
    ② なぜそのなかでも銀行か?
    ③ なぜそのなかでもメガバンクか?
    ④ なぜそのなかでもみずほFGか?
    といった志望動機のロジックについては、厳しくチェックされるようです。

    それぞれの問いについてクリアな答えを用意しておき、説得力のある志望動機を完成させましょう。

    最終面接の内容

    それまでの評価が高ければ、入社の意思を確認するためだけの形式的な面接になるようです。

    しかし、(志望度が高くないと判断されれば)ここで連絡が途絶えてしまったり、志望動機や学生時代頑張ったことを深く追求されたりするケースも報告されています。
    あくまで面接内容はケースバイケースと考えて、絶対に油断することなく万全の準備のもと臨みましょう。

    ◆過去の経験に対する質問
    ・大学時代に一番力を入れたことは何か。 
    ・なぜその活動に力を入れたか。 
    ・そのなかで困難だったことは何か。
    ・その困難をどう乗り越えたか。

    ◆あなた自身に対する質問
    ・自己紹介
    ・あなたの強みは何か。
    ・その強みをみずほFGでどう活かすか。
    ・仕事に求めることは何か。

    ◆志望動機に対する質問
    ・金融業界への志望動機
    ・銀行への志望動機
    ・メガバンクへの志望動機
    ・みずほFGへの志望動機
    ・みずほFGで何をやりたいのか。
    ・他社の選考状況はどうか。
    ・みずほFGが第一志望か。
    ・みずほFGで働く覚悟はできているか。

    質問の内容自体はこれまでの面接と変わりませんが、「本当にみずほFGで働くマインドができているのか」「みずほFGに内定したら就職活動を終えるのか」など、志望動機および志望度を厳しく追求されるようです。

    入社意思を繰り返し確かめるスタンスを考えると、「みずほFGが第一志望で、みずほFGから内定が出たら就活は辞める」と言わなければ内定は出ないと考えてよいでしょう。

    ロジックと熱意を組み合わせ、最後のアピールをしましょう。

    また、一般的な面接対策に関してはこちらの動画でわかりやすく解説していますので、本記事と併せてぜひご覧ください。

    最後に:みずほFGに評価されるために

    みずほFGの選考フローにおいては、2つのことが重要になります。

    第一に、
    ①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力
    ②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ
    以上2つの素養について、自分の経験をもとにアピールすること。

    第二に、みずほFGへの志望動機をロジカルに述べること。
    ・なぜ金融業界か?
    ・なぜそのなかでも銀行か?
    ・なぜそのなかでもメガバンクか?
    ・なぜそのなかでもみずほFGか?
    といった厳しい問いに対して、自分の経験と結びつけながら答えること。

    みずほFGの内定を獲得するためには、早いうちから自己分析と業界研究・企業研究を行い、計画的に準備を重ねていく必要があると言えるでしょう。

    なお、みずほFGやメガバンクへの志望度が高い方は、以下の記事も参考にしてください。

    参考:
    みずほFG人事部次長のインタビューから考える、銀行志望初心者が押さえたいポイント

    →内定を得るために押さえておくべきポイントについて提示している本記事を参考にしてから選考を受けると良いと思います。
    銀行員の「転職」に見る、日系大企業の栄枯盛衰 ―ブラック・スワンを忘れるな―

    →現在、企業価値が高いとされている企業もいつ価値が下がるかわからなくなっている時代と言えます。本記事では銀行員の転職の事例から日系大企業の価値の変遷を提示します。

    こちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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