unistyle

MENU

更新情報2018/05/30(水)内容を更新しました!

デンソーの採用情報から考えるES・テスト・面接対策|19卒

3890 views

    デンソーの採用情報から考えるES・テスト・面接対策|19卒

    掲載開始日:2018年02月20日
    最終更新日:2018年05月30日

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    日本のモノづくりの代表格と言える自動車メーカー。

    車種にもよりますが、乗用車1台が完成するまでには約30,000もの部品が必要とも言われています。一方で、「自動車の未来、4つの論点。三井物産が欧州EV事業に参入【unistyle業界ニュース】」の記事でも紹介した通り、EV・自動運転・カーシェアリングといった新たなトピックから、業界を取りまく環境は近年大きく変化しています。例えば、今後EVが普及していけば、現在の乗用車で用いられている部品の半分以上(あるいはそれよりもずっと多い)は不要になるとも言われています。

    中でも今回は、トヨタグループの自動車部品メーカーとして名を馳せる企業であるデンソーについて取り上げます。

    自動車に関心が強い就活生はもちろん、鉄鋼メーカーとの併願など、自動車部品メーカーを志望する切り口はそれなりに多いとも考えています。

    この記事を読めば、国内最大の自動車部品メーカーデンソーからの内定獲得に一歩・二歩と近づくことができます。

    ▼トヨタ自動車の本選考対策については以下の記事も合わせて参考にしてください。

    【本記事の構成】
    ・デンソーが掲げる、求める人物像
    ・デンソーのビジネスモデルから考える、求められる素養
    ・デンソーの本選考フロー、採用数
    ・デンソーのエントリーシート対策
    ・デンソーのWebテスト対策
    ・デンソーの面接対策

    デンソーが掲げる、求める人物像

    まずはデンソーの採用情報を見ることで求める人物像を探っていきます。

    自ら学び、自ら考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材

     

    グローバル化やIT化の進展により、急速に変化し続ける社会。

    その中でデンソーが世の中へ新たな価値を持続的に提供していくためには、
    自ら社会の変化を敏感に察知し、将来求められるニーズを考え、
    その実現に向け様々な壁を越えていける人材が不可欠だと考えています。
    仕事の中で実現したい夢・志を持ち、
    高い目標へ挑戦し続けていく

     

    強い好奇心を持って広く物事を学び、
    前提や常識にとらわれず柔軟に発想する

     

    周囲と一歩踏み込んだコミュニケーションを行い、
    互いの個性を高め合う

     

    このような考え・姿勢を持った多くのメンバーたちが集まり、
    その総智・総力が、次のデンソー、そして新たな社会を切り拓いていくと、私たちは信じています。

     

    出典:デンソーが求める人物像

    採用ホームページに掲載されている求める人物像を参照すると、「自ら学び、自ら考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材」とかなり明確な定義がなされています。

    その後に続く文章も読み取りつつ、求める人物像を抽出すると、上記2つの素養が、デンソーでは求められているとまとめることができます。

    デンソーのビジネスモデル

    ここでは収入源・扱う商材・商材の提供方法という項目ごとに、デンソーのビジネスモデルを説明します。

    デンソーの収入源、扱う商材

    トヨタ自動車を始めとした完成車メーカーと扱う商材は当然異なる一方、メーカーである以上、「モノを売ってその対価を得る」というビジネスモデルの全体像は変わりません。自社で製造した自動車部品を、組み立てを行うメーカーに販売することが自動車部品メーカーのビジネスの基本になります。

    自動車に携わる各業界のフローを示すとだいたい上記のようになるでしょう。

    ビジネスフローの中でも上流に位置する自動車部品メーカーでは、自社製品が幅広い車種の完成車の稼働にまで影響を及ぼす点が特徴だと言えるでしょう。トヨタグループの企業である以上トヨタ自動車との取引割合は高いですが、日産・ホンダといった他社メーカーへも自社部品を提供しています。

    株式会社デンソー2017年3月期決算説明会資料」をもとにunistyle作成。

    実際、2017年度3月期の決算資料を参照しても、売上収益ベースでトヨタグループ内とグループ外の数値は大差ありません。

    デンソーの商材・サービスの提供方法

    先述の通り、デンソーが製造した自動車部品はトヨタグループ内外の企業に向けて提供されます。

    細かく見れば扱う商材は非常に多岐にわたり選択肢も多いため、自社のモノベースの提案になりがちなメーカーの営業の中でも、相手方のニーズを汲み取って自社商材から最適な提案をしていくことがいっそう求められるでしょう。

    ビジネスモデルに基づく仕事内容

    事務系採用の場合最も働き方として考えられるのは営業かと思われますが、デンソーでは新卒採用の段階から配属の可能性がある職種は多岐に渡ります。(入社後もジョブローテーションが推進されており、複数の職種に携わる機会は多いと考えます)

    ◎生産管理
    調達・製造現場・営業担当といった職種の間に入り最適な生産計画を策定・実行支援・管理をする職種です。

    部品メーカーからの供給が途絶えれば完成車メーカーの製造体制(あるいはその先の販売店にまで)影響を及ぼすため、大規模なメーカーとして安定的なアウトプットをしていくうえでは欠かせない職種と言えるでしょう。

    事務系の中でもモノづくりの現場に最も向き合った働き方としていわば生産の司令塔とも言える職種である一方で、工場外の関係者との利害も調整し、全体最適を実現するための働きかけが求められます。

    ◎調達
    自動車部品を製造するにあたって必要となる資材を確保し現場へと届ける職種です。

    調達・購買の最大の役割はコストダウンである一方、自動車業界の流れの上流中の上流の役割として、購買結果が最終製品の質にまで影響を与えることを考慮しながら意思決定を行っていく必要があるでしょう。もちろん、製造現場への原料の安定供給が価格交渉の前提になります。

    「いくらで買うか」の中でも、集中購買の提案から原料単価を下げるなど、調達先・工場関係者の状況を鑑みながら施策を練っていく必要があります。

    ◎営業
    クライアントとの直接のコミュニケーションの窓口として、これまで多数の関係者によって作り出された製品を届けていく職種です。

    典型的なtoBの働き方として、他社メーカーのアウトプットにプラスの影響を与えることができるような提案内容を論理的に組み立てることが必要になります。相手方のニーズと社内ニーズの双方を満たすために、「何を」「いくらで」売るかを調整しながら筋道立てて考え、行動に移すことが求められます。

    ちなみに、「5回のなぜを繰り返す」ことで有名なトヨタ思考法に近い形で、以下のような話もあるようです。

    それゆえ、新入社員のころから「お前はどう考えるのか?」「なぜを3 回繰り返したか?」と常に問われ続けます。

     

    出典:デンソー新卒採用 社員3営業

    デンソーが求める素養

    ここまでビジネスモデルと仕事内容を理解しておけば、採用メッセージに記載された求める人物像を釈することができます。

    ①急速な変化を遂げる社会に対応し、柔軟な発想ができる人材

    冒頭で述べたEVの話のように、自動車部品メーカーを取りまく環境は今後も大きく変化していくことが予想されます。例えば、就活生の皆さんも普通免許を取得する際にMT(マニュアルトランスミッション)とAT(オートマチックトランスミッション)のどちらを選択するか考えたことがある方はいるでしょうが、EVが普及すればMT・ATという概念すら無くなることになります。すなわち、トランスミッション用の部品ですら不要になるということです。

    それだけ大きい環境変化の中で、「トヨタ本体からの需要を待っていればいい」という現状維持・待ちの姿勢では、企業の衰退を意味するに他なりません。次世代型の自動車の開発によって創出される新たな部品需要なども常に先読みし、柔軟に対応していくことが今後の自動車部品メーカーには求められています。

    中でもデンソーは、トヨタグループで唯一トヨタ自動車からの社長を受けて入れていないことなどもあり、メーカー系列系の中では独立色が強い企業と指摘されています。
    グループ外のあらゆる企業へ自社製品を提供しているぶん、対応力や柔軟な発想という素養はより強く求められていると言えるでしょう。

    ②自ら学び、考え、行動し、困難を乗り越えていける人材

    こちらは①とかなり関連する内容で、主体性から起因されるリーダーシップが求められているのだと考えられます。

    例えば先ほど"生産の司令塔"と称した生産管理の仕事では、工場内の現場担当者だけでなく、調達・営業といったプレーヤーを巻き込んで、製造現場を動かしていく必要があります。

    そして、「自ら学び・考え・行動する」姿勢が、①で触れた環境変化に対応した時代に対する先読みの姿勢、及びその変化を乗り越えていくことに寄与するのではないでしょうか。

    デンソーの本選考フロー、採用数

    本選考フロー

    まずは本選考フローについて紹介します。

    デンソーは総合職と実務職に分かれていますが、選考フローは両方共同じ形式で進んでいきます。

    以下がその流れです。

    エントリーシート・SPI
     ⬇
    マッチング面談(複数回)
     ⬇
    最終面接

    各々の詳しい対策は後述しますので、ここでは各選考の概要を説明していきます。

    ・エントリーシート
    学生時代頑張ったことの深掘りやゼミのテーマについてなどオーソドックスな内容が中心になります。

    この内容は面談でも深掘りされるので、先ほどの社員の声にあるような「なぜ?」を繰り返して自分の言葉で説明できるようにする必要があります。

    ・マッチング面談
    回数は就活生によって異なりますが1〜2回の面接が行われます。

    基本的にESの内容に沿ってその深掘りを中心に進みます。

    ・最終面接
    入社後どのような部署で活躍したいか、志望動機などデンソーに関することが多く聞かれます。

    最終ということもあってかこれまでよりも雰囲気が固めになったと感じた就活生が多いそうです。

    採用数

    就職四季報によると直近の男女・職務別採用実績は以下のようになっています。自動車部品で世界首位級の規模の企業ということもあってか、新卒の採用数も同業界首位の規模で、年々増加傾向となっています。

    今後この増加傾向が続くかは不透明ですが、ここから大きく減少することは考えづらく、翌年以降もこの規模の採用が見込まれるでしょう。

    続いて男女・文理別採用実績です。この表では修士・博士は大卒に含まれています。(学部卒か院卒・博士卒かは区別されていません)

    男女比はほぼ一定に推移しており、理系の学生が大半を占める流れは今後も変化はないでしょう。

    デンソーの本選考エントリーシート対策

    このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
    また、会員(無料)の方は19020枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
    (無料会員登録はこちら)

    photo by Takayuki Suzuki

    unistyle
    新規会員登録
    unistyle
    unistyle
    19,020枚以上の企業ES・選考情報が見放題
    unistyleに無料会員登録