(2025年3月更新)【業界研究】IT業界とは?市場規模や種類を徹底解説

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最終更新日:2025年04月11日

近年、就活生からの人気が高まっているIT業界

IT業界の仕事には馴染みがなく、様々なサービスや技術はあるものの、「漠然とイメージはできるけど詳細がわからない…」と悩む就活生もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、IT業界の概要から、市場規模や5つの種類まで、IT業界の全体構造を把握できる内容を紹介します。

本選考とインターンの締め切り情報

IT業界とは

IT業界とはまず初めに、IT業界の概要について紹介していきます。

そもそもITとはどのような意味でしょうか?

ITとは、「Information Technology」の頭文字をとった用語で、パソコンやスマートフォンなどの情報技術の総称です。情報技術とは情報を取得・加工・保存・伝送するための科学技術のことであり、パソコンやスマートフォンを表すだけでなく情報処理なども含み広義的な意味で使われています。

最近では、”IoT=モノのインターネット(Internert of Things)”や”ICT=情報通信技術(Information and Communication Technology)”など単なるITだけでなく、その発展形としてのIT技術・社会を表現する言葉が増えつつあります。

まとめると、IT業界とは情報を処理・取得・保存・伝送するための科学技術全般を扱う業界となります。

私達にとっては当たり前であるネット検索、通販、SNSでのやり取りそれら全てがIT技術によって支えられています。電力・鉄道などのインフラもITで管理されている事を考慮すると、ITとは『インフラのインフラ』だと捉えることも間違いではないでしょう。

そんなIT業界は、就活生の間で人気の高い業界となっております。

以下のグラフは24卒~26卒の学生の希望業界のデータをまとめたものとなっています。

・集計期間:~2025年3月10日
・調査対象:2025年3月10日までの期間にunistyleに登録した24卒~26卒
・調査人数:24卒11,727名 25卒54,646名 26卒40,212名 27卒7,431名
・対象データ:unistyle会員登録時の志望業界アンケート

IT業界の市場規模

次に、IT業界の市場規模について紹介していきます。

総務省の「経済構造実態調査における売上高」では、IT業界(情報通信産業)の市場規模は以下のように示されています。

以上のことから、IT業界は私達の生活に大きな影響を与えており、なくてはならない業界であることが言えます。

IT業界の5つの種類

IT業界の5つの種類これだけ広く社会全体を支えているIT業界では様々な種類が存在します。

ITを利用したサービスごとに分類すると大きく5つの種類の業界に分けることができます(IT業界の分類は他にもありますが、今回は最もオーソドックスな分類を使用しました)。

IT業界の5つの種類

(1)インターネット・Web業界
(2)通信業界
(3)情報処理サービス業界(SI)
(4)ソフトウェア業界
(5)ハードウェア業界

(1)インターネット・Web業界

インターネット・Web業界の「特徴・代表企業」を紹介します。

インターネット・Web業界とは、インターネットを利用したサービスやインターネット上でサービスを提供する業界です。
インターネット・Web業界は、企業向けにサービスを行う「BtoB」企業と、個人(消費者...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

「インターネット・Web業界」の代表的な企業は以下の通りです。

  • 楽天
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • ヤフー
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  • アマゾン(Amazon)
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  • LINE
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  • Google
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  • サイバーエージェント
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  • メルカリ
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  • DeNA
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(2)通信業界

通信業界の「特徴・代表企業」を紹介します。

インターネット普及初期の頃はホームページ閲覧など⽚⽅向のデータの流通が中⼼でしたが、
SNS等の普及により、不特定多数のユーザ間での双⽅向のデータのやり取りが進展しています。
また、近年はブロックチェ...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

「通信業界」の代表的な企業は以下の通りです。

  • NTTドコモ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • KDDI
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • ソフトバンク
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
通信業界の大手3社の違いについて知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
【ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天を比較】通信キャリア4社の強み・社風・選考の違いとは

(3)情報処理サービス業界(SI)

情報処理サービス業界(SI)の「特徴・代表企業」を紹介します。

情報処理サービス業界とは、広くIT戦略の立案に始まり、「設計・運用・保守・管理」を一括して行う情報通信業界のことであり、別名でシステムインテグレーター(SI)と呼びます(〜する人という意味でerをつけ...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

「情報処理サービス業界(SI)」の代表的な企業は以下の通りです。

  • NTTデータ
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  • IBM
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  • 富士通
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  • アクセンチュア
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  • NTTコムウェア
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(4)ソフトウェア業界

ソフトウェア業界の「特徴・代表企業」を紹介します。

ソフトウェア業界とは、OSの開発や運用などの業務を担っている業界です。
OS(Operating System)はパソコンやスマートフォンのなどを動かす基本ソフトの事を意味します。
例えば、Micro...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

「ソフトウェア業界」の代表的な企業は以下の通りです。

  • 日本オラクル
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  • マイクロソフト
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  • NTTデータ
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  • サイボウズ
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  • トレンドマイクロ
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(5)ハードウェア業界

ハードウェア業界の「特徴・代表企業」を紹介します。
ハードウェア業界とは、パソコンやタブレットに始まり家電やゲームなどのデバイスの開発・販売を主とする業界です。
ハードウェア業界の特徴は、その扱う商品...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
  • 日立製作所
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  • 富士通
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  • NEC
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  • 東芝
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • ソニー(SONY)
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  • パナソニック
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IT業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。

実際にIT業界志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。

下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。

最後に

IT業界研究のまとめここまで、市場規模や5つの種類など、IT業界の大枠を紹介してきました。一概にIT業界といってもその業種は多種に渡り、企業によってその仕事の幅に大きな違いがあります。

しかし、だからと言ってIT業界について部分部分を一から調べていてはキリがありません。

まずは本記事を参考に、「IT業界の全体構造を把握してから自分の興味のある分野を調べる」という流れで業界研究を行うと良いでしょう。

以下では、IT業界に関連する記事を載せておりますので、是非ご覧ください。

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