東京一工出身の元就活生が語る、短時間で手間をかけずに大手企業に内定する方法【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.5】
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最終更新日:2024年03月08日
こんにちは。大手デベロッパー会社内定の24卒です。
突然ですが、「就活なんてできることならしたくないし、時間も取られたくない」と思ったことはありませんか?
なるべく短時間で、効果的に選考を勝ち残る方法があればいいのに、、、と思っている方が多いのではないでしょうか。
本記事では、大学院生活と両立しながら、「パクる」就活をして、短期間で内定をいただいた体験をもとに、効率的に大手企業に内定する方法や、各選考の対策法を解説します。
コスパの良い就活をしたい人、大手にはいきたいけど就活に時間をかけたくない人必見です。
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- 本記事の構成
- 筆者のプロフィール
- 「パクる」就活をすれば、誰でも成功できる!
- 大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~ES編~
- 大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~WEBテスト編~
- 大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~GD編~
- 大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~面接編~
- 「パクる」就活を意識した結果
- 最後に
筆者のプロフィール
私のプロフィールは以下の通りです。
◆アルバイト:塾講師
◆性格:慎重派、緊張しやすい、めんどくさがりだけど完璧主義
◆志望業界:不動産、コンサル
◆現在:大手不動産会社から内定を獲得し、入社予定
「パクる」就活をすれば、誰でも成功できる!
「ESの文章が思いつかない」「面接しても自己流だとうまくいかない」など、就活をしていると、今まで以上に、「自分で文章を作成して人に魅力的に伝える」という能力を求められ、悩むことも多いと思います。
苦手に思う人も多いのではないでしょうか。(私はとても苦手ですし、嫌いでした。そもそも1から文章を作成するのも選考対策するのもめんどくさい。。。)
しかしこの能力は、他人を「パクる」ことで補填できます。
他人の文章を「パクる」、他人の考えを「パクる」、他人の就活を「パクる」など、就活をする上で、他人の成功事例ほど参考になるものはありません。
以下では、私が、どのように真似をして、効率よく、完成度の高い就活をすることができたかを各選考ごとに紹介します。選考を通らず悩んでいる人や、選考に向けて準備をしたい人は是非参考にしてください。
大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~ES編~
「ガクチカや自己アピールが思いつかない」「いざ書いてみると冗長な文章になってしまう」という悩みを持っている人向けに、おすすめしたい「パクる」対策法は大きく分けて以下の2つになります。
- 人の文章をパクる
- 先輩の経験をパクる
それぞれ詳しく解説していきます。
他人の文章をパクる
unistyleやワンキャリアなどの就活サイトで、過去の就活生が投稿したESを探し、パクるというものです。ここで、ポイントを3つ紹介します
1)文章をまとめることが苦手な人や、時間がない人におすすめ
⇒ 自分と似たような経験や性格・志望動機を書いている人の文章を参考にして、ESを作成する
実際の就活では、ESを参考にして面接で質問を聞かれることになるため、深堀りされても答えられるように、実際に経験したことや感じたことを織り交ぜてESを作成する必要があります。
そのため、就活サイトからESを探す際には、「自分と似たような経験や考え方を持っている」人の文章を見つけ、コピーして改変していました。
2)より魅力的に伝わるESを作りたい人におすすめ
⇒ 同じ人の文章だけでなく、様々な人の文章を混ぜる
<多くの人のESを見て、魅力的に感じたフレーズや文章を書きだし、それらをまとめて自分の文章にしていました。
自分だけではキャッチーな言い回しが思いつかなかったこと、同じ人の文章をそのままコピーするとその人独自の癖が表出してしまうことを懸念し、いろいろな人のいいところを合わせてしまおうと考えました。
文章をまとめる際には、様々な人の文章をあわせることで、統一感がなくならないように、多少書き直しを行いました。
3)発想力に自信のない人におすすめ
⇒ (特に新規事業立案系の問に対して、)過去ESの案のみをもらう
新規事業立案やキャッチフレーズなどの発想力を求められる質問は、思いつくまで時間がかかるし、思いついても粗野なものになってしまいがちです。
だからと言って、過去のESをコピペしたところで、同じようにまねて書いた人や過去のESの内容と同じになってしまい、悪印象を与えるのではないか、とも考えてしまいます。
そこでおすすめなのが他人の案をもとに1→10を作り出すやり方です。私は、過去の就活生のESを見て、いいなと感じた案を頂戴してブラッシュアップしたり、何人かの案を合わせて一つの案を作ったりしていました。
0から作り出すのではなく、他人の意見を踏み台にして自分の案を考えることで、短時間でより魅力的、かつ考え込んだように見える案を作ることができます。
先輩の経験をパクる
就活生当時は、似た経験を持つ先輩に、ESを添削してもらい、ESの書き方や人事に響くポイントを教えてもらっていました。
添削してもらうのと、してもらわないのでは、ESの中身の充実度が変わります。実際、添削してもらったことで、より伝わりやすく論理的で簡潔な文章を作ることができ、その結果、ESで落ちたことはほとんどありませんでした。
先輩が得てきた就活での経験は、自分が就活するうえでも大いに役に立ちます。特に、ガクチカが似ていたり、志望動機が似ている先輩からアドバイスをもらえると、自分の考え方に合った、より効果的なブラッシュアップができます。
大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~WEBテスト編~
まず、前提として、私のWEBテストの得意不得意を説明します。
私は、理系ということもあり、特に言語に苦手意識を持っていました。特に、テストセンターの語彙問題が苦手で、なかなか満足のいく結果が得られず、計3回挑戦しました。
そこで今回は、「非言語が苦手」、「問題集の問題は解けるが、本番の問題は苦手に感じる」といった悩みを持っている人向けに、大きく分けて二つの対策法をおすすめします。
- 受験時に自信がなかった問題を暗記し、後で調べる
- 先輩が実際に解いた問題を教えてもらう
以下で詳しく解説します
受験時に、自信がなかった問題を暗記し、後で調べる
テストセンターを実際に受けていると「わからない」と感じる問題を見かけることもあると思います。
加えて、テストセンターでは問題が使いまわされるため、同じ問題に再びぶつかってしまうこともあるでしょう。
したがって、「受験時に見たけどわからなかった」問題を覚えて、受験後に調べておけば、次出た時は完璧にこたえることができます。
実際、以前の受験時に学習しておいた問題が出て、自信をもって答えることができましたし、その結果納得のいく出来栄えになり、夏前にWEBテスト対策を終了することができました。
問題集を解いて対策する、というのも一つの方法ではありますが、問題集に掲載されている問題がそのまま出るとは限りません。特に語彙問題が苦手な人は、実際に出た問題を覚えて学習するのが効率的な学習方法だと思います。
先輩が解いた問題を教えてもらう
上記対策同様、実際に出題された問題を参考に勉強するのが最も効率的であると考え、こちらの方法を用いて勉強していました。過去に出題された問題は、就活生の間で出回る解答集に記載されていることもありますので、よく探してみてください。
大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~GD編~
グループディスカッションを経験する中で、人事部に評価される段階は二つあると、私は感じました。
- まず、話すこと
- グループの議論に貢献すること
話すこと
GDというのは、ネガティブチェックです。
特に日系企業の選考ではネガティブチェックの傾向が強く、議論中に、「話していない人」や「話しても論点がずれてグループメンバーに理解してもらえない人」は一定数存在し、そのようなタイプの人が落ちると感じました。
GDで落ちないために、最低限大事なことは「話すこと」です。多少なりとも話していれば、選考を通過する可能性は十分にあります。
議論に貢献する
上記「話すこと」に加えて、GDでは「グループの議論にどれだけ貢献したか」を評価されます。
つまり、「はい」「いいと思います」とただ賛同を表明するだけでは価値がなく、「違う」と感じたことや「こうしたほうが上手くいくのではないか」と思ったことを発信する図々しさを持つことが大切です。
これら二つの評価ポイントを理解した上で、GD選考が上手く通らないと感じる人は、うまいと思う人の立ち回りを真似して、自分がやりやすいポジションを探しましょう。
やりやすいポジション、というのは「話す量が適切(6人グループで半分程度が受かると仮定すると、約3割)」になるようなポジションのことです。
例えば、私の場合ですと、性格上話過ぎてしまうため、話過ぎそうなファシリテーターや、逆に話すタイミングを失いそうな書記は向いていないと感じ、タイムキーパーを積極的に勤めていました。そして、以下の流れで、議論への貢献と協調性をアピールしていました。
①最初はおとなしくして、適宜、残り時間や議論の進行状況をアナウンス
②①のタイミングで徐々に議論をまとめ、軸を作る
③後半にかけて議論のイニシアチブをとる
このやり方は、議論への貢献度合いの高さをアピールできるうえ、独りよがりになりすぎずメンバーの意見も尊重できると考えています。実際GD選考は全て通過しました。
大手デベロッパー内定者が実践した選考対策~面接編~
「面接でどんな質問をされるか」、「自分の回答は質問に対して十分に答えられているか」といった不安を感じている方は以下の二つのポイントをしっかり抑えましょう。
- 質問を徹底的に把握しておくこと
- 解答を準備し、ブラッシュアップしておくこと
聞かれる可能性の高い質問を把握
質問を事前に把握し、準備しておけば、慌てることなく、簡潔な回答を、面接官に話すことができます。主に以下の3つの手段を用いて、質問を網羅的に把握していました。
1) unistyleの選考レポート・ONE CAREERなどの就活サイト
過去に就活生が聞かれた質問を見ることができますので、それらの質問をリストアップしておきましょう。
本命以外の企業でも同様に準備して使いまわせば、志望動機や企業独自の質問などもある程度網羅できます。
2) インターンや早期選考で聞かれた質問
インターンや早期選考などでは、ガクチカ、自己PR、志望動機など基本的な質問を聞かれることが多いです。
事前の選考での質問を面接後にメモし、あとでまとめておくことで、面接での定番質問を網羅することができます。
加えて、どのように答えたら、どのように深堀りされたかも記載しておくと便利です。面接の深堀では、会社問わず同じことを聞かれる可能性が高いため、自分なりの質問リストを作成することで、後の面接でも役立てることができます。
3 )SNS
SNS上の投稿では、上記二つで収集した質問集を、画像等を用いて簡単にまとめています。見やすさやわかりやすさを意識する人はこれらのツールを用いて探してみるとよいと思います。
回答の準備
上記方法で質問をある程度準備できたら、本命以外の企業の面接で、回答に不足がないかチェックすることをお勧めします。チェックする際のポイントは二つあります。
- 答えた時の面接官の反応
- 答えたあとに聞かれる質問
これら二つから、何を聞きたいのか、何を重要視しているのかを推察すると、面接における自分の回答の方向性を考え修正することができます。
面接官の反応も深堀りの質問も想定内であった場合、自分の伝えたい内容が伝わっていると考えられますが、想定外だった場合は自分とは違うポイントを重視していると考えることができます。
その場合、深堀りされた質問の回答を事前に考えたり、自分の想定している質問に誘導できるように伝え方を工夫したりする必要があります。
二つの対策法を紹介しましたが、どんなに準備していても、面接官の反応が読み取れず不安になってしまったり、想定外の質問がきてしまったりする場合はあります。
その時は自分のやってきた準備を信じて、自信をもって堂々と答えることが大事です。
「パクる」就活を意識した結果
これまで説明してきた「パクる」就活を実践した結果、
ES・WEBテスト・GDに関してはほぼ100%通過し、
コンサル2社・金融1社・大手デベロッパー1社の内定をいただいて終活しました。
また、当初は就活なんてめんどくさいと思っていましたが、「パクる」就活を用いて就活に充てる時間を少なくした結果、研究生活も、バイトも、遊びも、長期旅行も充実させることができたと思います。
最後に
就活は自分の個性を見せていく場ですが、
個性がなくても、アピールすることに慣れていなくても、
「どのようにアピールすればうまくいくのか」は過去の知見で定まっています。
だからこそ、過去の先輩方の就活や同期の就活への意識が高い人を参考にして、自分のアピール方法を定めていくことが効果的かつ効率的な就活方法です。
「就活はめんどくさいけど大手にはいきたい!」「ほかのことにもっと時間を費やしたい!」「文章書くの苦手だしめんどくさい!」と思ったことが一度でもある就活生は、今回説明した「パクる」就活をぜひ「パクって」みてください。
この記事を参考に、納得のいく就活ができることを願っています。