早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】
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最終更新日:2024年10月23日
はじめまして。私は早慶文系学部で24卒として就活をしていた者です。
私はコミュニケーション能力には自信は全くありません。その上に留学経験などなくただ文化系サークルとバイトに没頭する日々を送っていた平凡な大学生でした。
倍率の高いサマーインターンの選考では面接落ち。言葉が全く出てこず、自分のレベルの低さに絶望。
そんな私でも誰もが知っている大手IT業界の企業と金融業界の企業の内定を獲得することができました。
私の就活の最大の成功要因は「100回にわたる模擬面接」です。
本記事では特段特別な経験もなく平凡な学生であった私がどのように模擬面接を行って無事内定を取ることができたのか、参考にしていたXのアカウントやYouTubeなどの紹介も交えながら紹介します。
本記事を読むことで模擬面接の有効性・本当に有益なXのアカウントとYouTubeチャンネルを知ることができます。
志望業界に関係なく役立つ情報を知ることができるので是非お読みください。
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- 本記事の構成
- 筆者のプロフィール
- 早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち
・【夏の戦績】面接全敗
・【秋の戦績】またもや面接全敗
・夏秋を通じて -模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路- - モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭
- 【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接
・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。
・面接に関するインプット【X編】
・面接に関するインプット【YouTube編】
・面接に関するアウトプット【模擬面接】 - 【逆転勝利】無事に2月に内定獲得
- 最後に
・とにかく行動。そして振り返り。
・徹底的かつ正しい情報収集
・恥を捨てる
筆者のプロフィール
私のプロフィールは以下の通りです。
◆大学:早慶文系学部
◆サークル:文化系
◆アルバイト:飲食店スタッフ
◆志望業界
IT・金融(メガバンク・カード・損保)・コンサル
◆性格
幼少期からおとなしいタイプと言われ、人とコミュニケーションをとることはあまり得意ではない。
◆現在
大学4年生、大手IT企業に就職予定。
早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち
「早稲田なら、慶應なら、いくら夏インターンの倍率が高くとも大手のインターン1つくらい行けるでしょ!」と思っていませんか?
結論、学歴に頼るだけでは面接はおろか書類選考すら通りません。
私はWebテストの勉強は数学は苦手だからと避け続け、面接に関しては自分はコミュ力が低いから何をしても無駄だとあきらめて何も対策しませんでした。
もちろん、夏インターン・秋インターンともに結果は惨敗でした。
ES選考のみのインターンは何個か決まりはしたものの、面接に通過したことは一度もありません。
以下で夏と秋それぞれどのように就活を進めていたのかについて説明します。
【夏の戦績】面接全敗
周りの友達が6月から就活を始めていたので流れに乗ってサマーインターンのエントリーは6月から進めました。
特に夢や就きたい職業はありませんでした。
ネットの有名企業ランキング記事やXで流れてきたおすすめサマーインターン一覧を参考に、幅広く金融・デべ・食品など有名大手企業に20社近くエントリー。
しかし、当時の私の状況は以下のような形でした。
余談ですが、Webテストが全くわからない(体感半分も行っていない)企業も書類選考を通過したりしました。
憶測にしか過ぎませんが、学歴ごとにボーダーが決まっていたり、テストは形式上のみの実施で実際は学歴で決めるといった企業は存在すると思っています。
【秋の戦績】またもや面接全敗
夏で惨敗した人がとる行動は次の2種類です。
①なぜ惨敗したのかを分析し、夏休みでテスト勉強・模擬面接・OB訪問などを行う。
②就活から逃げて夏休みを謳歌する。
もちろん私は②でした。ちなみに①の人は要領が良いので夏休みを謳歌することも並行できます。
そして迎えた秋インターンエントリー時期。私は以下のようにまた悲惨な状況を迎えることとなります。
夏秋を通じて -模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-
私は情報のインプットだけは続けていました。Xで就活情報を発信するアカウントを多くフォローし、有益そうだなと思ったらすぐにブックマークをしていました。
しかし、実践経験がほとんどない上に実践をしても振り返りをしない。そんな奴がインプットをしても使える知識とならないし、そもそもブックマークしても後から見返すことはありません。
夏秋を通じて唯一やってよかったことは目標を下げずに大手企業にエントリーを続けたことくらいで(これだけは本当にやっておいて良かったと思っています)、結局大失敗のまま何も変わりませんでした。
夏秋を振り返ると以下のようにまとめられます。
モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭
秋インターンも全敗し、学園祭の準備などに追われていたので10月後半から11月にかけてはほとんど何もしていませんでした。
何もしなかった要因としてサークルの友達もそこまで就活にコミットしていなかったという背景もあります。
しかし、こんな自分が本当に大手企業に内定できるのかという漠然な不安を抱えてはいました。
【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接
学園祭が終わり、いよいよ周りも就活に本腰を入れる人が多くなってきました。
この時期に私の行動には大きな変化が訪れます。
【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。
12月初回のゼミ終わりの飲み会にて。そこで就活の話になりました。
なんと私が学園祭の準備にのめりこんでいた間に多くのゼミの友達が内定を取っていたことを知り不安が募ります。
「早期選考の案内が来た」
「来週最終面接がある」
自分とは縁のない話題ばかり。私は相当レベルの低い位置で留まっていることを実感しかなり焦りを感じました。そこで私はとにかくその友達にいままでどのような対策をしていたのかしつこく質問しました。
そこでみんなが口を揃えて言ったアドバイスは以下2点。
私は今のままでは冬インターンに申し込んでも時間の無駄になると判断し、空いた時間を全て模擬面接と大手内定者のノウハウのインプットに割きました。
以下で詳しくどのようなことを行っていたのか解説します。
面接に関するインプット【X編】
私はまず情報収集の方法を変えました。
今まではただ有名そうな就活インフルエンサーのアカウントを複数フォローして有益そうな情報がタイムラインに流れてきた時にブックマークやスクショをしていました。
この方法は就活を本当に何も知らない場合は有効であると思います。しかし、アカウントによって言っていることがバラバラなので、全てを吸収しようとすると何が本当に有益かわからなくなるし、自分の軸がブレブレになってしまいます。
そこで私は友達に紹介された本当に有益そうだと判断したアカウントに絞ってフォローし、インプットをしました。
以下で私が実際にフォローして参考していたXのアカウントを簡単に紹介します。
金融就活特化の就活インフルエンサー。
特にメガバンクに関して選考情報、志望動機の考え方、面接ノウハウなど有益な情報を発信されています。
また、私は「一貫性が一就活を制す」というnoteも買いましたがおすすめです。
挫折経験、ガクチカ、自己PR、志望動機をどのように繋げたらわかりやすく納得感が生まれるか解説されています。
金融志望ではない方も、参考になる情報ばかりです。
nano(@nano_finance)
またこの方は定期的に勉強会を無料で実施しています。
やはり文面よりも実際の解説を聞く方が頭に入りやすいしモチベーションも上がるので是非参加してみてください。
ただの元人事@裏垢(@aya_jinnji)
商社・デべなど超難関企業に関する就活情報を発信しているアカウントです。
超難関企業向けのノウハウなのでレベルが高いと思ってしまいますが、どの業界にも当てはまる基本的なマインドセットや考え方を身につけることができます。
私はこの方の「面接の考え方と戦略 基礎編」というnoteも買いましたがおすすめです。
面接に対する考え方が180度変わり、面接に対する苦手意識が無くなるきっかけとなりました。
面接に関するインプット【YouTube編】
私はXだけでなくYouTubeでもインプットをしていました。
YouTubeは文字情報だけでないので内容が頭に入りやすい上に、模擬面接の様子を載せているチャンネルもあるのでおすすめです。
以下で私が実際に参考にしていたYouTubeチャンネルを3つ紹介します。
大手企業の社員の方のパネルトークなどを通じて業界・企業研究を効率よく進めることができます。
基礎的な知識を得たい方やOB訪問をする時間が無い人などは特におすすめです。
5大商社・MM(三井不動産・三菱地所)複数内定のサスケさんが就活の攻略法を徹底的に解説しています。
特にサスケさんが実際に話していたガクチカを基にガクチカについて徹底解説した動画と、実際のサスケさんの模擬面接の様子とその解説をしている動画は本当に視聴必須です。
内定者の模擬面接や就活生のGDの様子を見ることができる貴重なサイトです。
ただ、全てをパクるべきと判断するのはNG。自分のキャラなども踏まえて「この要素は良いな」と判断したものは積極的に盗んでいきましょう。
あとは自分が良いなと思った部分もコメント欄では否定的な意見もあったりするので、よく考えるようにした方が良いです。
面接に関するアウトプット【模擬面接】
私は1月-2月の間に合計100回ほど模擬面接を行いました。
模擬面接を通して話が長いといった自分の課題にすぐ気づくことができました。
具体的にどのような形で模擬面接を行ったのか、以下4つメリットとデメリットを交えて紹介します。
同じ業界を志望していた友人と毎週Zoomで模擬面接を行っていました。
【メリット】
お互いに実施するメリットがあるし仲が良いので実施ハードルが低い。
また、就活の悩みもお互いに吐き出すことができるのでメンタル安定につながる。
【デメリット】
仲が良いと本番のような緊張感が無い。
また、仲が良いからこそズバズバと改善点を指摘することができない場合もある。
私の志望業界の大手企業内定者に模擬面接を行ってもらいました。
サークルの先輩だったので頼みやすかったうえに先輩も快く引き受けてくれました。
【メリット】
一度就活を経験してるかつ就活からあまり時間がたっていないのでフィードバックの質が高い。
【デメリット】
学生目線かつ自分がなぜその企業に内定できたのか分かっていない可能性も高いためアドバイスの再現性が無い場合もある。
さきほどX編でも紹介したただの元人事さんが「ソクミー」という就活同士で模擬面接を行える無料コミュニティを提供しています。
【メリット】
初対面の相手かつお互いに貴重な就活期間の時間を割いているので、ある程度の緊張感がある。
【デメリット】
就活生同士の模擬面接かつ相手のレベル感がわからないので、フィードバックは本当に正しいか自分で考える必要がある。
自分一人でZoomの部屋を立ち上げて頻出質問集に答える練習をしていました。
もちろんカメラアプリでも代替は可能ですが、面接でビデオ会議ツールを使う機会は多いので本番感を出すために私はZoomを使っていました。
【メリット】
・全く言葉が出てこない段階においては言語化する能力を鍛えることができる。
・面接の苦手意識が強い場合の初歩ステップとして有効。
・自分を常に客観視しながら喋ることができる。
【デメリット】
・緊張感が全くない。また、対人ではないので相手に理解させようとする意識が少し薄れる。
番外編ですが、本番の面接を録音・録画することもおすすめです。(もちろん禁止されている場合もあるので要確認)
自分を客観視して振り返る・友人や先輩に見せるなど有効な使い道があります。
【逆転勝利】無事に2月に内定獲得
100回数にわたる模擬面接の結果、どの質問に対してもスラスラと簡潔に答えられるようになりました。
夏インターン選考の集団面接で面接官が私に対してだけずっと「?」な表情をしていたあの時から劇的な成長を遂げました。
そのことが自信に繋がり、「自信に満ち溢れている」と面接でフィードバックを頂いたこともあります。
そして2月、外資系のコンサルティング会社の最終面接を迎え無事内定。
そこから日系企業の面接も次々と突破し、面接には1回も落ちることなく就活を終了しました。
最後に
とにかく行動。そして振り返り。
自分は就活初期から行動はそこそこしていたものの、振り返りを全くしませんでした。振り返りを行い、現状の課題を抽出し、それに対して何かアクションを取ることをしないと成長は全くないと実感しました。
まず行動を起こせてない方はとにかくインプットお化けになるのではなく行動を起こしてください。
Webテストの勉強、模擬面接などいくらでもできることはあります。
そして行動をした後には必ず振り返りをしてください。
「相性が悪かったから落ちたんだ。」
「全然対策してなかったから落ちてもしょうがない。」
あなたのメンタルは楽になるかもしれませんが、そこに学びはありません。なぜ落ちたのか、徹底的に深掘りましょう。
徹底的かつ正しい情報収集
就活は情報戦です。正しい情報を集めて正しい方向に努力をしていくことが必要になります。
危険なのはXで蔓延る胡散臭い情報に騙されてしまう人、誰にも頼らず自己流で就活を進めてしまう人等です。
まずXで見た情報は必ず本当に正しいのかどうか自分で考えてみてください。
また、就活は不確定要素が多すぎるため自己流で行くのは危険です。
一番の近道は大手内定をした人のノウハウをパクること。
そういった人が周りにいなくても、今はSNSが普及しているので簡単にアプローチできます。
積極的に活用していきましょう。
恥を捨てる
「模擬面接でボロボロな様子を他の人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちはわかります。
自分も最初はそのマインドが捨てれず、模擬面接の約束をドタキャンしてしまいたくなるほどでした。
そういった方は"面接に関するアウトプット【模擬面接】"で解説した通りまずは1人でやってみるなど小さなステップから踏み出してみてください。そうすることで徐々に自信がついて自然と対人で模擬面接をやってみたくなるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「面接が苦手でどう対策すれば良いかわからない...」という悩みを抱えている人が多いと思いますが、私が実践してきたような模擬面接でとにかく行動量を増やすこと、正しい情報を収集して実践することを意識するときっといい結果に繋がると思います。
是非今日からでも模擬面接を実践してみてください。
- 本記事の構成
- 筆者のプロフィール
- 早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち
・【夏の戦績】面接全敗
・【秋の戦績】またもや面接全敗
・夏秋を通じて -模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路- - モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭
- 【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接
・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。
・面接に関するインプット【X編】
・面接に関するインプット【YouTube編】
・面接に関するアウトプット【模擬面接】 - 【逆転勝利】無事に2月に内定獲得
- 最後に
・とにかく行動。そして振り返り。
・徹底的かつ正しい情報収集
・恥を捨てる -
- テスト対策を全くせずESすらほとんど通らない。20社エントリー/ES通過はわずか5社。
- せっかく書類選考を通過しても面接は全敗。1次面接すら通らない悲惨な状況。
落ちて悔しいとは思うものの特に模擬面接などの面接対策は何もしない。 - 「エントリー」という行動はしていたものの敗因の分析などはせず成長しない
- モチベーションが低くなっており、エントリーは5社。金融(銀行とカード)に絞ってエントリー。
- 初めてGD選考を受けるが全く発言できず落ちる。
- 夏の面接の振り返り等を全くせず面接に挑みまた落ちる。
- Xなどで面接対策などのノウハウは学び続けるものの、そもそも本番の面接機会はほとんどない上に模擬面接などのアウトプットの機会は全く設けなかったので成長がない。
- インターンに申し込むという行動は続けたものの敗因の分析はせず全く戦闘力は変わらないまま
- 敗因分析をしないことに加えて模擬面接などもしないので戦闘力0の状態で本番に挑んで負けるを繰り返す
- 自分自身の課題点などがわからないままひたすら面接必勝法などの情報をインプットするだけにとどまり自分自身に何も変化がない。
- テスト対策も地頭がわるいからどうしようもないと思い込み放置。
- X,YouTubeなどで発信されている大手内定者のノウハウを学んで実践する。
- 模擬面接を繰り返ししていることを知る。