【逆転就活】MARCH未満の就職浪人が大手IT5社に内定するまでの3つの行動【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.1】
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最終更新日:2024年10月23日
こんにちは。私はMARCH未満の大学で体育会に所属していた24卒の者です。
私は23卒で公務員試験で全落ちを経験し、就職浪人をしました。その中で民間企業に興味を持ち、民間就活を冬から始め、最終的に大手IT企業5社から内定を獲得しました。
「MARCH未満では大手企業に内定することはできない」「3年冬からの就活では遅い」など、学歴主義や就活の早期化が進んでいる現代の就活において不安を抱えている就活生は多いと思います。
そこで、本記事では、MARCH未満の学生や就活に出遅れた学生に向けて、就活ビハインドでも大手企業に内定する方法やノウハウを解説します。
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- 本記事の構成
- 筆者のプロフィール
- 【低学歴就職浪人で冬から就活始めたけど間に合った!】私の就活ビハインド
・就活においてのビハインド①公務員全落ちで就職浪人
・就活においてのビハインド②学歴が高くない
・就活においてのビハインド③冬から就活を始める - 冬(12月)からでも遅くない!ガクチカがない人は長期インターンに参加しろ!
・長期インターンに応募した理由
・長期インターンに参加して感じたメリット①有益な情報を共有できる
・長期インターンに参加して感じたメリット②就活経験者にES添削&模擬面接をしてもらう
・長期インターンに参加して感じたメリット③ガクチカが作れる - 人の印象は3秒で決まる!意外と周りが軽視している自己紹介こそ大事!
・自己紹介に力を入れようとした背景
・実際に取り組んでいた自己紹介の構成
・自己紹介をするにあたって準備したこと
・面接では全勝 - 意外とアピールになる⁉志望度が高いことをアピールできる資格を取得する
・資格を取得した背景
・資格を取得して良かったこと - 最後に‐逆境でもチャンスを掴むために必要なこと‐
・行動を起こす
・情報弱者になるな
・プラスになると思ったことは全部やる
筆者のプロフィール
私のプロフィールは以下の通りです。
◆大学:成成明学獨國武(文系)
◆部活:体育会野球部
◆アルバイト:体育館スタッフ・長期インターン
◆志望業界
23卒:公務員志望で試験を受けたが全落ちして就職浪人
24卒:情報通信、IT
◆現在
大手IT企業5社から内定を獲得し、その中の1社に入社予定
【低学歴就職浪人で冬から就活始めたけど間に合った!】
私の就活ビハインド
大手就活で内定を獲得している人の特徴をイメージしてみてください。
私がイメージしていた大手企業に内定している人の特徴は「高学歴で夏から大手のインターンに参加し、秋には選考を受けて年内には内定を獲得している人」でした。
しかし私はそれとは正反対のビハインドを負いながら就活をしなければなりませんでした。
そのビハインドは大きく分けて以下の三つになります。
- 就職浪人
- 学歴が高くない
- 冬から就活を始める
それぞれ詳しく解説していきます。
就活においてのビハインド①公務員全落ちで就職浪人
就活においてのビハインド1つ目は就職浪人をしたことです。
私は23卒では公務員を目指し勉強する日々を送っていました。そのため、民間就活には全く興味がなく、どこかの役所には内定できるだろうと思っていました。
しかし、結果は全ての試験で落選。そこから公務員試験が終わった秋頃に23卒で民間就活を決意しましたが、募集している企業は少なく就職浪人を決意しました。
就職浪人をしているという事実はエントリーシートに記録されます。就活の相談をしたキャリアセンターの方には「就職浪人をマイナスに捉える企業もある」と言われました。
また、私の同級生は就活が終わっているので、就活仲間も少なく不安や焦りを共有できる仲間がいないことなどのデメリットがありました。
就活においてのビハインド②学歴が高くない
就活においてのビハインド2つ目は学歴が高くないことです。
皆さんは「学歴フィルター」というものをご存じかと思います。
私が民間就活を始めた頃に「学歴フィルター」があることを知り、大手企業を目指す中で自分の大学はMARCH未満で学歴フィルターから外れていることという現実を知りました。
民間に行くなら大手企業に行きたいと思っていた私にとって今更どうすることもできないビハインドです。
実際に就活を終えて振り返ってみると、「学歴フィルター」を感じたことありました。選考結果が高学歴順に送られてきたり、ESが通過しないことも多々ありました。
つまり、学歴で勝負にならないMARCH未満の就活生はMARCH以上の就活生との戦いに勝つために突出した何かをアピールする必要があります。
就活においてのビハインド③冬から就活を始める
就活においてのビハインド3つ目は冬から就活を始めるです。
24卒で就活をすると決めたのが11月でしたので、多くの就活生は夏インターンに参加し、早い人では内定を獲得しています。
そんな中で私は冬のインターンにぎりぎりで応募しましたが、ほとんど落選してしまいました。今振り返ってみると、ES(ガクチカや志望動機、自己PR)などあまり考えずに提出していたと思います。
夏から始めている就活生とはES、グループディスカッション、面接の部分で大きな差ができていることを感じました。
冬(12月)からでも遅くない!ガクチカがない人は長期インターンに参加しろ!
私の逆転就活の中で一番大きな影響を与えたのがunistyleでの長期インターンです。
長期インターンでの経験や出会いを起点に結果が大きく変わりました。私は普通の就活生よりも遅い、12月から長期インターンに参加しましたが、それでも得るものはたくさんありました。
長期インターンの中で取り組んだ事は以下になります。
- 有益な就活情報を共有できる
- 就活経験者にES添削&模擬面接をしてもらう
- ガクチカが作れる
長期インターンに応募した理由
長期インターンに参加した理由は2つあります。
1つ目はガクチカが少ないと感じていたからです。それまでのガクチカは部活動とゼミ活動の2つでした。しかし、就活浪人というビハインドを考えるともう一つ強いガクチカが必要でした。
さらに就活浪人中に取り組んでいたこと聞かれる可能性があると感じていたので、そこで長期インターンの話をしようと思っていました。
2つ目は意識の高い就活生と就活に関しての情報を共有したかったからです。
長期インターンでは23卒で就活を終えたインターン生や24卒でこれから就活を迎えるインターン生がいました。インターン生は他の就活生と比べて就活に対しての意識が高いのでそこで有益な情報を得たいと考えていました。
長期インターンに参加して感じたメリット①有益な情報を共有できる
長期インターンに参加して感じたメリットの1つ目はインターン生と就活に関しての情報を共有できたことです。
私が参加した長期インターンのメンバーは本気で就活をやっていたor本気でやろうとしてるインターン生ばかりで質の高い情報だけが集まっていました。
その中で、就活の悩みや情報を交換し、就活仲間も少なく不安や焦りを共有できる仲間がいない就職浪人のデメリットをこの長期インターンで打ち消すことができました。
また、unistyleは就活に関しての情報を発信しているので業務内容からも就活に対しての知識やノウハウを培うことができました。
長期インターンに参加して感じたメリット②就活経験者にES添削&模擬面接をしてもらう
長期インターンに参加して感じたメリットの2つ目は就活経験者からES添削と模擬面接をしてもらったことです。
年内に内定を獲得できなかったことを機にES(ガクチカ、志望動機、自己PR)や面接をもう一度見直すことにしていました。
そこで就活を経験した23卒のインターン生にES添削と模擬面接をしてもらい、客観的な視点から課題を洗い出して、質の高いESや面接での課題を克服していきました。
23卒のインターン生は大手企業から内定を獲得した人ばかりなのでES添削も模擬面接も厳しいフィードバックを貰いましたが、PDCAを回して徐々に改善させていきました。
長期インターンに参加して感じたメリット③ガクチカが作れる
長期インターンに参加して感じたメリットの3つ目はガクチカを作ることができるとこです。
長期インターンはその名の通り、長期で行うため今までの学生人生の中でこれといって頑張ってこなかった就活生はオススメです。
unistyleのインターンでは今ある課題を見つけ出して、ユーザーのニーズに沿った記事構成やタイトルを考える工程があり、その部分をガクチカにすることができました。
私は12月からと遅い時期での参加でしたが、3月4月の段階ではガクチカを完成させて面接でアピールしていました。
人の印象は3秒で決まる!意外と周りが軽視している自己紹介こそ大事!
面接で重要な要素は「志望動機、ガクチカ、自己PR」と言われています。しかし、それ以外にも重要な要素があることに私は気づきました。
それが自己紹介です。
「初対面の人の印象は3秒で決まる」ということをご存じでしょうか。
就活における面接はほぼすべてが初対面であり、最初に提示した情報が印象として強く残るとされています。
そんな自己紹介に関しての取り組みをこの項目では紹介していきたいと思います。
自己紹介に力を入れようとした背景
まず、私がなぜ自己紹介に力を入れてたのか。それは、同じインターン生の23卒の友人との模擬面接がきっかけでした。
その模擬面接の中では、ガクチカや志望動機はうまく話せていましたが、全体的に「人当たりの良さ」や「明るさ」という長所が活かされていないことを指摘されました。
模擬面接の指摘事項を受けて、全体的に声のトーンや表情などを意識するようにしましたが、初対面の面接官には特に自己紹介を意識することで一番印象に残りやすいのではないかと思いました。
さらに面接ではガクチカ・志望動機・自己PRが一般的に重要だとされていますが、これらは他の就活生と被る可能性が高いです。そこで、それ以外での差別化できるポイントも自己紹介だと気づきました。。
MARCH以上の就活生と地頭で勝負しても敵わないことはわかっていたので、そこではなく「人当たりの良さ」や「明るさ」で勝負していくことを決めました。
実際に取り組んでいた自己紹介の構成
実際に私は以下のような自己紹介をしていました。
大学時代を振り返ってみて多方面での活動に精力的に取り組み、挑戦し続けた4年間でした。
具体的に学業の面では企業会計のゼミに所属し、グループリーダーとして学内のゼミ大会で優勝することができました。また部活動の面では、小学校から大学までの15年間野球を続け、中学では主将、高校では副主将を務めました。またアルバイトの面では、就活生向けに情報を発信をしている企業で長期インターンを続けています。「太陽のような明るさ」で親しみやすい性格が長所です。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
フレームワークで説明すると以下のようになります。
- 学部名前
- 大学時代を振り返りを一言
- ガクチカ三つ(ない人は二つで良い)
- キャッチフレーズ
- 面接の機会を与えてくれたことへの感謝
特徴的なのは、大学時代の振り返り、ガクチカ3つ、キャッチフレーズかと思います。
大学時代の振り返りは面接官に自分がどんな人かを一言でイメージさせることを意識していました。私は色んな事に果敢に挑んでいることを明示し「チャレンジ精神がある就活生」だという人物像を面接官にアピールしていました。
ガクチカ3つを自己紹介に含めたのは、この後の面接で触れてほしい内容に誘導するためです。自己紹介でガクチカの概要を話すことで、そこで興味を持ったガクチカに関して質問をしてくれる場合があります。
例えば、「自己紹介で就活生向けに情報発信をしている企業で長期インターンシップをしていると言っていたけど、実際にどんなことをしていたの?」だとか「野球を15年も続けているんだね、なぜそこまで続けられたの?」など自己紹介の直後に突っ込まれるケースが多かったです。
その際に自分のやってきたガクチカに対しての熱意や意識していたことを伝えることで、自分の長所をアピールしていました。
キャッチフレーズも私自身の性格をアピールするために伝えていました。ここでは、個人的なイメージではなく、組織の中ではどのようなキャラクターなのかをイメージさせるために、「親しみやすさ」や「協調性」があることをアピールしていました。
なぜならば、企業で働くということは組織の一員となり、チームで取り組んでいくことになります。そこで企業が求める人物像の一つとして「協調性」などを挙げる企業は多いのではないかと考えたからです。その部分で自分の長所は有利だと感じていたのでこのようなキャッチフレーズを伝えていました。
経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。
主体性は多くの企業で求められていることがわかっています。企業が求める人物像を正しく認識したうえで、アピールしたい強みを伝えるようにしましょう。
自己紹介をするにあたって準備したこと
自己紹介を強化する際に準備したことは3つあります。
1つ目は練習で動画を撮りまくりました。
これは一人でもできる練習法なので、いくらでもできると思います。実際に私も1日20本ほど動画を撮り試行錯誤を重ねました。
2つ目は目線や表情を意識しました。最初は「カメラ目線で話していない」「表情が硬い」ことが多かったですが、そこを練習で克服していきました。
3つ目は声のトーン・大きさを意識しました。動画で見返していくと声のトーンが低かったり、聞き取れない部分に気づきました。明るい印象を持たせるためにも声のトーンを上げることや、聞き取りやすい大きさに調整していきました。
面接では全勝
模擬面接で指摘されてから自己紹介を強化した結果、その後の面接で落ちることはありませんでした。
ガクチカや志望動機も多少変化させましたが、自己紹介で第一印象を良くすることで劇的に結果が変わったこと思います。
それに加えて、僕が明るい表情で面接をすることによって、面接官との会話が弾む場面が多くなったと思います。
このように、ガクチカや自己PRに頼らずとも面接で高評価を得ることは可能です。大事なのは自分の強みをどのような形で面接官に伝えるかだと思います。
意外とアピールになる⁉志望度が高いことをアピールできる資格を取得する
私が民間就活において取り組んだ事の3つ目は資格取得です。資格取得は就活において直接アピールに繋がらないと言われています。確かに大きなアピールにはならないですが、プラスαの部分で効果を発揮しました。
この項目では資格を取得した背景や資格を取得してよかったことを紹介します。
資格を取得した背景
資格を取得した背景は2つあります。
一つ目は就職浪人時代に取り組んだ事をアピールする必要があると感じたからです。
上記でも述べたように就活浪人していたことはエントリーシートで把握できるため、就活浪人として過ごしていた秋冬の時間をどのように過ごしていたのか聞かれる可能性がありました。
そのため業界への理解を深めるためにITパスポートを取得しました。
また、2つ目として少しでもビハインドをリカバリーするために資格を取得しました。
ITパスポートを取得することでIT業界に興味があることを裏付けることができると思います。実際に面接ではITパスポートに関しての話題を振られることがあったので資格を取得はアピールに繋がると思います。
資格を取得して良かったこと
資格を取得して良かったことは、ITに関しての基本的な知識を面接で話すことができた点です。
志望動機を深堀される際に、「自分の将来のビジョンを達成するにはどのような技術が必要か」と問われた際に、ITパスポートで覚えた知識を活用して答えることができました。
また資格をどのようにしかしていくかを志望動機で伝えることによって、入社後の自分の姿を面接官にイメージさせることができたと思います。
最後に‐逆境でもチャンスを掴むために必要なこと‐
ここまで私がビハインドを補うためにしてきたことを紹介してきました。最後に逆境でもチャンスをつかむために必要なことを伝えたいと思います。
私と同じような境遇にある就活生もいるかと思います。しかし、どんな状況でも決して諦めずに行動することが大事だと思います。
行動を起こす
就活はこれからどんどん早期化が進んでいきます。その中で多くのチャンスが訪れるのは早く就活を始めた人です。
私は12月に長期インターンに参加して就活が本格化する3月以降にどう行動すればよいかを知ることができたおかげでギリギリで滑り込むことができたと思います。
また就活経験者とES添削や模擬面接をしたことで、その後のES・面接の通過率が上がりました。(模擬面接後の面接は全勝)。これも3月までに立て直す時間があったからです。
だからこそいち早く行動するべしてチャンスを掴むべきだと思います!
情報弱者になるな
就活は情報戦です。
ESの書き方や面接の攻略方法など、情報を得ることが出来なければ選考を通過するのは難しいでしょう。実際に私も長期インターンのメンバーと情報共有したことでその後の就活のスタイルが大きく変わりました。
特に、自己紹介に力を入れることができたのは、面接の攻略方法に関しての情報を知ることができたためです。
周りに就活をやっている仲間がいないのであれば、長期インターンや就活コミュニティに入って積極的に有益な情報を得ることをお勧めします。
プラスになると思ったことは全部やる
最後に就活のためになることは片っ端からやっておきましょう。
実際に、私はITの資格を取得したことによって、志望動機を深め、志望度の高さをアピールできたと思います。
資格取得は大きなアピールにはなりませんが、プラスαの部分があったからこそビハインドをリカバリーすることができました。
資格取得だけではなく、業界のニュースや知識を調べるなどやるべきことはたくさんあると思います。今自分に必要なことを見極め、後悔が残らない就活をしましょう。
ぜひこの記事を参考に、「逆転就活」に向けて準備を始めてください。