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国際石油開発帝石(INPEX)のESと採用HPから考えるINPEXの求める人材

国際石油開発帝石(INPEX)のESと採用HPから考えるINPEXの求める人材

掲載開始日:2014年11月21日
最終更新日:2016年12月09日

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INPEXはJAPEXと並ぶ日本の資源開発の大手企業です。就職活動生の認知度はそこまで高くないのですが、事業内容は資源のありそうな鉱区に投資を行い、採掘し販売まで一貫して行うという総合商社のエネルギー部門と非常に似た仕事をしています。資源投資においては、莫大な投資金額が必要になるため、国を超えた複数の企業がプロジェクトを組成し進めることが多く、総合商社、オイルメジャー、石油開発会社などと連携してプロジェクトを進めるのがINPEXの仕事となります。
 
事業内容の観点から総合商社のエネルギー部門との大きな違いはなく、総合商社でエネルギー事業をやりたいのであればINPEXやJAPEXなどの資源開発の企業は受けるべきでしょう。総合商社とは異なり、配属リスクもなくエネルギーに関わる仕事が出来るのはエネルギー関連のビジネスに興味がある人にとっては大きな魅力になり得ます。
 
今回も採用HPとエントリーシートを参考にINPEXのような企業で求められている人材について考えたいと思います。
 
 
海外事務所への駐在の際は、プロジェクトマネージャーという立場で現地へ赴いたため、そこで初めて部下らしい部下を持ちました。部下といってもそれは現地の方で、しかも年上です。仕事に対する価値観が異なるなかで、指示の出し方、仕事の成果の評価など、最初は戸惑いもありました。海外事務所は少数精鋭のため、一人一人に任される裁量が大きく、普段とは全く異なる経験ができます。そのため自分の成長を実感できる機会も多く、それこそが海外で働くということの醍醐味だと思います。
 
INPEX採用HPより一部引用)
 
INPEXの仕事は国内・海外問わず様々な企業と連携してプロジェクトを推進していくことです。総合商社、オイルメジャー、石油開発会社だけでなく、プラントエンジニアリング会社、政府系金融や銀行、鉄鋼メーカーや保険会社などプロジェクトを進める上で重要な協力会社は多数にのぼります。
 
また上記の働き方のケースのように一個人としても様々な人と仕事を進める必要があり、価値観が異なる人と連携して成果をあげることが求められます。
 
このような働き方のINPEXにおいては下記のような人材が求められていると考えられます。
 
①リーダーシップを発揮して様々な関係会社の利害を調整し、プロジェクトを進めることのできる人材
②価値観の異なるメンバーとも目標を共有して成果を上げることのできる人材
③プロジェクトに関わる多くの企業と信頼関係を構築し、成果に繋げることのできる人材
 
基本的には総合商社と同じく、リーダーシップや価値観の異なるメンバーとも目標を共有して成果を上げることができるという点が重要視されるように思います。総合商社との違いは、特に総合商社の他部署においては、総合商社が関わるからこそ起こせる「変化・変革」をもたらせる人材が求められているように感じます。総合商社は常に新規のビジネスや事業を関係会社や取引先と実現できないか考え、実施していくことが求められており、その点はINPEXにはない点かもしれません。
 
 

INPEX設問

 
♦ 1. 大学生活の中で最も真剣に取り組んだことに置ける周囲との関わり方
 
♦ 2. 性格や人柄が表れていると思うエピソード
 
♦ 3. 志望理由、人生経験の中で何がどう影響を与え、現在そう思うに至っているか?(300文字) 
 
♦ 4. やってみたい仕事、興味のある部門など
 
 

一つ目の設問

 
♦ 1. 大学生活の中で最も真剣に取り組んだことに置ける周囲との関わり方
 
上記の求める人材を理解した上でエピソードや切り口を考えるとよいでしょう。あなたが周囲とどのように関わる人なのかを通して、INPEXという会社での仕事が担えるかどうかを見ています。「周囲との関わり方」に焦点が当てられているため、個人での苦労や努力にフォーカスを当てるよりも、チームの中での役割や個人として努力をした結果どのような影響をチームに与えたかといった話をする方がふさわしいでしょう。下記のエントリーシートでは、大学の寮の活性化の取り組みを通じて、多くの人を動かすリーダーシップについて伝えることが出来ています。
 
 
 

二つ目の設問

 
♦ 2. 性格や人柄が表れていると思うエピソード
 
リーダーシップを伝えたい場合でも、リーダーシップの「質」は様々で、その人のキャラクターや性格にあった周囲との関わり方があります。例えば下記の内定者のエントリーシートでは、立場は代表という立場でも全員を引っ張っていくタイプのリーダーというよりも、一人一人と向き合い、信頼関係を築くことでチームを支えていたという話を通して、「人柄」を伝えています。
 
 
このようにエピソードを通して自分自身がどのようなタイプの求める人材かを伝えることができるとより相手にあなたのエピソードが伝わりやすくなるでしょう。
 
 

三つ目の設問

 
♦ 3. 志望理由、人生経験の中で何がどう影響を与え、現在そう思うに至っているか?(300文字) 
 
志望理由については常に話している通り、これまでの経験に結びつけて考えることが重要です。特別な経験などは必要ないですが、どうしても自分の経験と結びつけるイメージがつかない人は下記のコラムを参考にしてください。
 
 
基本的に書くべきことは下記の通りです。フレームワークの解説についてはこちらのコラムを参考にしてください。
 
①仕事を通じて成し遂げたいこと
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸
④企業選びの軸に合致する他に受けている業界と他業界ではダメな理由
⑤具体的にどのような仕事や部門に興味があるか
⑥業界の中でも志望企業の理由
 
この設問では①、②、③が求められていると考えましょう。字数が余るようなら④や⑥についても触れてもいいかもしれません。⑤については次の設問で聞かれているため、ここで言及する必要はないでしょう。
 
 

四つ目の設問

 
♦ 4. やってみたい仕事、興味のある部門など
 
やってみたい仕事や興味のある部門についてはある程度の業界研究を求められます。その企業がどのようなビジネスモデルでどのような仕事をしているのか理解し、上記の設問で語った①仕事を通じて成し遂げたいことを志望企業でどのように達成するのかまでの道筋が求められています。業界や企業に詳しければ詳しいほどよいというわけではなく、仕事内容を本質的に理解して、自分が成し遂げたいことと繋がっていると採用担当者に共感してもらえればそれで十分です。
 
 

最後に

 
INPEXのような企業はなかなか認知度があがらない企業ですが、エネルギー事業に興味がある総合商社志望者は絶対に志望するべき企業と言えます。求めている人材も大きくは変わらず、志望動機についても総合商社のものと大きく変える必要はありません。このように企業を選ぶ軸や興味のある業界が定まってしまうと自己PRも志望動機も変えることなく多くの企業にエントリーできます。まずは自分自身の経験からどのようなことに興味があるのか、仕事としてやってみたいかを抽象的に固めることが重要です。今回紹介したコラムや内定者のエントリーシートは参考に考えてみてください。
 
なお、INPEX内定者のESについてはこちらのコラムで解説しています。
 

credit: Carbon Visuals via FindCC

【参考】国際石油開発帝石(INPEX)内定者の回答(困難を乗り越えた経験)

 

あなたがこれまでに、自らの意思で挑戦した課題や困難を具体的にご記入ください。また、その課題や困難にどのように立ち向かい、その結果として何を得たのかご記入ください。400 文字以内

<寮の交流活性化>学生寮の代表として、寮生の交流を増やすことに取り組んだ。
食堂や風呂場で隣に座りながら会話が無い、という寮の現状を変えたいと思ったからだ。そのためには、話のきっかけとなる共通体験が必要だと考えた。
そこで、寮内の図書室に本を共有する「寮書コーナー」を設け、各自が本を紹介し議論する「木曜読書会」を企画した。始めは参加者がいない回さえあったが、寮内の全部屋を回り、直接勧誘を行った。その結果、本棚には150冊以上の本が、読書会には毎週10人以上が集まっている。
また、ラジオ体操やお祭り等の地域行事にも、一番に早起きして参加を促した。寮生の半数近くが参加し、地域の方からも「今年は学生さんのおかげで盛り上がった」と言っていただいた。
活動を経て、接点が無かった寮生同士が、本や地域行事を話題に盛り上がるようになった。そして、自分が熱心に動けば、大きな集団も動かせるということを体感できた。                           


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