モルガン・スタンレーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ

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最終更新日:2021年01月05日

ネームバリューのある企業の代表格と言われる業界である外資系投資銀行。一般にその労働環境は非常にハードなものだと言われていますが、日系企業では考えられないような報酬を得られることもあり、外資系コンサルと併願して受ける就活生が多い印象です。

今回はそんな外資系投資銀行の中からモルガン・スタンレーについて、ESと採用HPから、求める人材について考察していきたいと思います。

企業研究

本選考とインターンの締め切り情報

事業内容と採用HPから考えるモルガン・スタンレーの求める人材

自分の考えたアイデアやイメージと同じようにマーケットが動き、トレードで利益を上げたときに充実感があります。また、今まで任せてもらえなかった仕事を任されるようになった時もとてもやりがいを感じます。ワークフローが速く、常に高いレベルのアウトプットが要求されるため、初めは理解するのがやっとでしたが、一つの仕事を遂行すると、次々と新しいことに挑戦させてもらえるので、自分の成長を日々感じることができます。

 

参考:先輩たちの声(債券)

日々の業務として、主にM&A案件におけるプロジェクト管理、クライアントとの協議を通じた各種の分析作業、相手方との交渉のサポートなどを行っています。案件タイプや交渉相手の属性、クライアントが置かれている状況や案件スケジュールなど、同じM&A案件は一つもないため、特に決められたルーティーンはありません。

 

参考:先輩たちの声(投資銀行)

私の仕事はお客様のトレードに直接関わるもので、小さなミスでもお客様の損失に直接繋がるため、社内外の多くのチームと連携しながらミス無く期日までに完了させる必要があります。金融商品の電子トレーディングへの対応が拡大している中、複雑化していくお客様のトレードのセットアップをミス無く完了させることは非常に大変ですが、それを成し遂げてお客様が無事にトレードを行えていることを確認できた時には、大きな喜びとやりがいを感じます。また、自分がチームの仕事の改善点や効率化を提案し、それによってチーム全体の仕事効率が上がった時もやりがいを感じています。

 

参考:先輩たちの声(情報技術)

職種別採用を行っているモルガン・スタンレーでは、所属する部門によって働き方が異なります。今回は短くまとめられた3人の社員の働き方から求める人材を導いていきましょう。

銀行というと国内の銀行での働き方、特に営業についての働き方のイメージが先行してしまうというケースは多いかと思います。そのため、取引先を一日に何件も周り、そのうち何件の契約を獲得できるか競い合うといったような成果が個人に紐づく業務が多いと考えることでしょう。モルガン・スタンレーでももちろん個人として努力することは重要となり、高いレベルでその能力が求められていると考えられます。その中で、2人目の社員が示しているような分析作業といった手法を駆使しながら、成果をあげていくことが求められていると言えるでしょう。

以上から、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち「1.個人として努力し、成果をあげることができる」人材が重要であると導くことができます。

しかし、個人としての努力をすることが全てというわけではありません。営業にはどうしても数のイメージが付きまとい、何件も同じような提案をしていくという定型的な業務をすると捉えがちですが、モルガン・スタンレーではそうではないようです。

モルガン・スタンレーには一般に外資系企業にあるようなフェアでフラットな社風があるようで、例えば年次やバックグラウンドといったものに関係なく、会社全体としてより良いパフォーマンスのために皆が互いの意見に耳を傾け、最善と考えられる選択を常に追求していくことが求められるようです。

実際、1人目の社員が「次々と新しいことに挑戦させてもらえる」、2人目の社員が「ルーティーンはありません」が述べていることから、上司に言われたことをただただこなすという日系大企業で見られるような働き方ではなく、自ら考えて新たな付加価値を提供できるような人材が好まれると考えられます。その姿勢が、1人目の社員が述べているような「自分で考えたアイデアが企業全体としての利益の貢献に結びつく」ことに繋がるのではないでしょうか。もちろん、それを実現するうえでは、3人目の社員が「社内外の多くのチームと連携しながら」と述べているように、周囲と協力関係を築いたうえで一丸となって成果をあげることが求められるでしょう。

以上の理由より、先ほどの5つの強みのうち「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」素質を持った人材も同時に求められていると言えるでしょう。

モルガン・スタンレーのES設問

(1)あなたのキャリアをスタートする場所にモルガン・スタンレーを選ぶ理由をお答えください。(日本語 全角300 文字以内、英語 半角600文字以内)


(2)あなたの自己PRをお書きください。(日本語 全角300 文字以内、英語 半角600文字以内)

 

(3)当社があなたをより深く知るために特記したい事項(学内外で力を入れた活動や表彰、企業インターンの経験など、具体的な事項を含む)があれば、お書きください。(日本語 全角300文字、英語 半角600文字:日本語、英語、いずれかの言語だけでの回答でも構いません)

 

参考:モルガン・スタンレーのエントリーシート・選考情報

設問(1)「あなたのキャリアをスタートする場所にモルガン・スタンレーを選ぶ理由をお答えください。」について

志望動機に分類される質問となっています。志望動機は成し遂げたいことが自らの経験から導かれている内容であるかどうか・それが当該企業のビジネスモデルで達成できるかどうかが重要となります。

【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説や以下の動画を参考にしながら大枠からまとめていくと、ロジカルな構成の志望動機を作ることができます。

【参考】モルガン・スタンレー書類通過者の回答
「あなたのキャリアをスタートする場所にモルガン・スタンレーを選ぶ理由を日本語で答えなさい。(300文字)」

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設問(2)「あなたの自己PRをお書きください。」について


文字通りですが自己PRについての質問です。自己PRはエピソードから導かれる強み・学びが当該企業の求める人材と合致しているかどうかがポイントです。

モルガン・スタンレーの場合は先述の伝えるべき強みである「1.個人として努力し、成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」人材であることをアピールするようにしましょう。

自己PRについては、以下の参考記事も併せてご参考ください。

【参考】モルガン・スタンレー書類通過者の回答
「あなたの自己PRをお書きください。」

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設問(3)「当社があなたをより深く知るために特記したい事項(学内外で力を入れた活動や表彰、企業インターンの経験など、具体的な事項を含む)があれば、お書きください。」について

学生時代頑張ったことについての質問です。学生時代頑張ったことは自己PRと同様、その経験から導かれる強み・学びが当該企業の求める人材と合致しているかどうかがポイントです。(2)で示することが出来なかった方の強みがある場合はそちらを中心にアピールするといいとでしょう。

本設問のような学生時代の取り組みについてへの回答の仕方に関しては、以下の記事も併せて是非ご参考ください。

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最後に

就職活動の場においてレベルが高くいわば勝ち組とも言われることも多い外資系投資銀行ですが、選考における戦略は基本的には変わりません。

もちろんこのレベルの業界となると、学歴や学生時代の経験といったスペックの部分も必要とはなってくるでしょうが、それが全てというわけではなく、短期間で就活の「ネタ」となるエピソードを構築することは可能です。学歴が低い・特別な経験がないと卑屈になることなく、幅広い業界に目を向けて行動量を確保しつつ就職活動に励んでいってください。

以上にとりあげられた学歴やスペックにおいて不安を感じる就活生も多いのではないでしょうか。以下の記事では、その実態やエピソード作りに関して紹介していますので是非参考にしてみてください。
 

photo by acca-67

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