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日本総合研究所のESと採用HPから考える日本総合研究所の求める人材

掲載開始日:2017年02月06日
最終更新日:2017年02月06日

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「総合研究所」と聞いて多くの就活生がまず思い浮かべる企業は野村総合研究所(野村総研)かもしれません。同社はいわゆる野村ブランドやその待遇面から就活生の間で知名度・人気ともに高い企業です。
今回扱う日本総合研究所は、そんな野村総研とは性格を異にしています。unistyleの「トップ企業研究」を参照すると、野村総研は「国内コンサル」、日本総研は「情報通信」にそれぞれカテゴライズされています。このことからもわかるように、日本総研は他の総合シンクタンクと比較してSIer事業に力を入れている企業となっています。最近では厚労省のケアマネジメント標準化事業の調査研究を委託されるなど、政策提言の面でも高評価を受けている事例が見て取れます。さらに、同社は三井住友グループの一員でもあることから、三井住友カードのクレジット事業のシステムの開発などグループ内のIT戦略を担っており、コンサル業務の他にも多岐にわたる企業活動を展開していることが特徴として挙げられます。
それでは、今回はそんな日本総合研究所のESと採用HPから日本総合研究所の求める人材を考察していきましょう。野村総研の求める人材については以下の記事を参照してみてください。

事業内容と採用HPから考える日本総合研究所の求める人材

忘れてはいけないのは、人は「論理」だけでは動かない、ということです。周囲から信頼されるだけの人間性も磨いていかなければなりません。「論理」と「感情」の両方をうまく使いこなしてこそ、人の心を動かすことができる。それは私が大学時代に打ち込んだ声楽と同じだと感じていますし、大きなプロジェクトを率いていく立場の人間にも求められることだと思います。私ならではのスタイルで、ITを自分なりに解釈して表現し、世の中に新しい仕組みを創り出していきたいと思っています。

参考:社員紹介一覧(ITソリューション)

 

今も強く印象に残っているのが、入社2~3年目に担当したプロジェクトです。複数の自治体の広域的な連携による新たなまちづくりを支援するプロジェクトでした。各自治体の将来ビジョンを整理し、新たな形でのまちづくりの方向性をまとめていくというもの。首長へのインタビューなども行いましたが、各自治体の想いはそれぞれです。それをどのようにまとめていくか、事務局の担当者とは、本当に毎日のようにやり取りをしました。また、調査報告書は、クライアントの提言書としてそのまま使われることが予定されていたため、その調整は非常に細かく大変なものでした。
そして報告書が完成。一つの地域がより良い方向へ進もうとしていく中で、微力ながらお役に立てたという、やりがいと達成感を味わうことができました。

参考:社員紹介一覧(コンサルティング)


1つ目の社員はITソリューション事業、2つ目の社員はコンサルティング事業とのフィールドが異なっている社員の働き方になります。
コンサルティングの仕事では新規にどのようなサービスを生み出せばいいのか、どういった体制で、どのように仕組みを生み出していくのかをクライアントとなる企業と一緒に考えて、時には実行部分まで手がけることもあります。また、比較的短いスパンで様々な案件に携わる機会が与えられることも多いため、既存の考え方に固執しているようでは顧客の要求に対応していくことは難しいでしょう。ITソリューションの場合でも、顧客の潜在ニーズをこちらから引き出し、新たなシステムの構築をこちから提案していくことが要求されます。実際、ITソリューションの社員も「世の中に新しい仕組みを創り出していきたいと思っています」と述べているように、このことはコンサルティング部門に限らず多くの日本総研の社員の働き方に共通した内容であるといえるでしょう。以上の理由から「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」人材が求められていると考えることができます。
また、2つ目の社員の「各自治体の想いはそれぞれです」という記述にもあるように、コンサルティングの仕事ではそれぞれ多様な要求をもった関係者が存在し、それらをうまくまとめていく必要があります。また、案件によって共に業務を行うメンバーが変わった場合、そのメンバーに対して柔軟に対応して価値を生み出す必要があり、チームプレー、すなわちそれぞれのメンバーとの間に協力関係を築けるかということも重要となってくるでしょう。以上の理由から、先ほどの5つの強みのうち「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」素質を持った人材も日本総研は求めていると導くことが出来ます。

日本総合研究所ES設問

(1)あなたがこれまでに自分自身で最も力を注いだエピソードを教えて下さい。
(2)あなたがこれまでにチームや組織において果たしてきた役割を教えて下さい。
(3)採用広報物・説明会・セミナーなどで日本総研の考え方に触れ、どのようなポイントに最も共感したか教えて下さい。

参考:日本総研のエントリーシート・選考情報

設問(1)「あなたがこれまでに自分自身で最も力を注いだエピソードを教えて下さい。」について

学生時代頑張ったことについての設問です。学生時代頑張ったことは、その経験で発揮されたあるいは培われた強みや学びが当該企業が学生に求める資質に合致しているかが評価基準となります。「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」に沿って、先ほどの「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」と「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」の2点をアピールされるといいと思います。

設問(2)「あなたがこれまでにチームや組織において果たしてきた役割を教えて下さい。」について

自己PRについての設問の一種であり、今回はチームや組織においての役割について尋ねられています。チームプレーを重視する日本総研らしい設問であると言えます。この設問はあなたが強みだと述べた内容が、どのようなグループでも発揮ができているのかも確認する意図が込められています。また、(1)に述べた強みとあなたの集団での役割との間にズレがないかどうかも重要となります。例えば、「周囲に熱意を持って働きかけるリーダの立場を担っている」と述べるのであれば、あなたの話し方や外見がそのような情熱的な印象からかけ離れたものであると、取り繕った内容ではないかと面接官から疑いをかけられる可能性がありますので意識しておく必要があります。

設問(3)「採用広報物・説明会・セミナーなどで日本総研の考え方に触れ、どのようなポイントに最も共感したか教えて下さい。」について

志望動機についての質問の一種です。志望動機は成し遂げたいことが志望企業と合致しているか及びその成し遂げたいことが自身の経験から導かれるものであるかどうかが重要となります。今回の場合はあなたが掲げる将来の夢やキャリアビジョンが日本総研の考え方と大きくズレがないかどうか確認する意図が込められています。

日本経済に貢献しようという強い意思に共感した。私は貴社のインターンシップに参加し、貴社の社員一人一人が抱いている“日本経済を支える存在になろう”とする強い意思を感じた。貴社は営利団体でありながら、利益最優先の仕事ではなく、本当に社会に求められていることを実現しようとしていた。これはSMFGという限られたフィールドだからこそできる強みであると思う。一方私には「産業の成長を促し、日本を根幹から支える人となる」という志がある。日本の産業は国内での成長力を失い、世界で戦わなければ生き残れない状況にある。企業の海外展開には金融の力が必須であり、世界の速度に対応するにはITによる効率・最適化が求められる。貴社は金融×ITという強みを活かし、金融という専門性を活かした最高品質のシステムで日本企業の発展に貢献できる。私は貴社で自身の目指す姿に近づけると確信している。

参考:日本総研 エントリーシート(5)

この通過者は、日本総研の考え方である「日本経済に貢献しようという思い」と自分自身の「産業の成長を促し、日本を根幹から支える人となる」という志が合致しており、共感する点を述べるという設問の要求にしっかりと答えています。また、HPにも記載されている金融×ITという業界内の強みについて触れることで、同業の中でもなぜ日本総研かという内容にまで踏み込んだ内容となっており、評価のできるESと言えるでしょう。

最後に

ひとくちに「総合研究所」といっても、それぞれ力を入れている分野や社風は異なります。他社の総研や外資系コンサルと併願して選考に臨むという方も多いかと思いますが、その働き方や業態の違いについて理解を深めておくことは重要になってくるでしょう。しっかりとした企業研究を通して、自身のキャリアビジョンに見合った選択をしてくだされば幸いです。

photo by Tatinauk

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