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富士通のESと採用HPから考える富士通の求める人材

掲載開始日:2017年01月24日
最終更新日:2017年01月24日

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現代において情報技術がめまぐるしい進歩を続けており、我々の生活や社会に大きな影響を与えていることは言うまでもありません。もともと「コンピュータ機器を高性能にし、情報の電子化や自動化を急激に発展させること」と定義付けられたITは、近年ではそれにコミュニケーションの概念を加えられICTと呼ばれるようになりました。その流れを受け、我々がすぐ思い浮かべるようなスマートフォン・インターネットというような情報媒体だけでなく、今や金融や医療など幅広い分野でICTの存在は不可欠になっています。

中でも今回扱う富士通はパソコンやスマートフォンといったものづくりに直接携わるメーカーの性格をもつだけでなく、メーカー系のSIerとしてのシステム構築といった業務も同時に行っている企業です。その点、文系学生にとっては業界理解が進んでいないという人も多いかもしれません。今回はそんな富士通のESと採用HPから、富士通の求める人材について考察していきたいと思います。

最近、印象に残っているのは、大手ファストフードとの商談。お客様からの要望に応えるものではなく、お客様の店舗をより良くするための新規提案を自ら考えるものでした。お客様の元へ何度も足を運びヒアリングを行ったり、社内の事業部やシステムエンジニアなども巻き込んだり、地道にできることを探し続けました。その結果、今までになかったような提案することができ、最終的に商談化につながりました。私がお客様のことを想う気持ちに、周囲が賛同してくれて、粘り強く可能性を開拓したことで、お客様の心が動いていく。まさに営業としてたまらなく嬉しい瞬間を味わいました。

参考:社員インタビュー(営業)

 

私はエレクトロニクス産業のお客様を担当しています。現在は、全世界で稼働するオフィス機器を管理するシステムのプロジェクトマネージャーとして、100人の仲間とシステム開発と運用保守を行っています。システムエンジニアの仕事は新しいシステムを生み出すと同時に、稼働後もビジネスを止めないよう問題が生じれば関係者と協議して速やかに対応していく必要があります。

参考:社員インタビュ−(システムエンジニア)


1つ目は営業担当の社員、2つ目はSE担当の社員の働き方になります。
営業担当の社員は大手ファストフードとの商談事例を挙げています。システムの力により顧客の要求に答えていくことがSIer業界の基本的な役目となりますが、その要求を待っているだけのいわゆる「御用聞き営業」をしているだけでは営業として勝負することはできません。実際、この社員もただ単に顧客の要望を聞くのではなく、自社の強みを活かした提案を考え、自ら主体的に働きかけることが重要であると述べています。その主体性をもって事業部・SEといった営業以外の社員を巻き込み共に協力して取り組んだことが商談に結びついたということから、主体性や協力関係構築力が重要であるということが読み取れるでしょう。以上の点から「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」に当てはまるといえるでしょう。なお、この場合のリーダーシップとは「主体性をもって自分の考えやビジョンを発信し、周りと共有する力」を指します。リーダーシップについては以下の記事に定義やアピールの方法が掲載されていますので参考にしてみてください。
また、ICTのソリューションには、企画段階から分析・運用段階まで文系・理系問わず多様な人材が携わっており、それぞれが異なる価値観や要望を持った人が存在しています。実際、SE担当の社員の「100人の仲間と行う」「関係者と協議して速やかに対応する」といった記述や、先ほどの営業担当の他社員を巻き込んで成果を上げた内容から、そういった人々と密なコミュニケーションを取り、チームで協力して取り組む能力が必要であるということがいえるでしょう。以上の点から、5つの強みのうち「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」人材を富士通は求めていると読み取ることができます。

 

参考:ICT業界とは


また、富士通に限らず、SIer業界では同様にリーダーシップが要求されることが多く、他にも多くの企業の記事やESから応用させることができます。例えば、同じSIer業界の1つであるNTTコミュニケーションズでは、「自らリーダーシップを発揮し、組織やチームに影響を与えた具体的な経験」について尋ねられています。主体性をもち周囲を巻き込んで成果を出す能力がSIerの働き方として不可欠なものであるからと考えられるでしょう。是非そういったESも参考にしてみてください。

富士通のES設問

(1)「あなたが学生時代に力を入れたこと」において、「セルフチェックで高く評価した社会人基礎力項目」が発揮されたエピソードを教えてください。 その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的に記述してください。(400文字以上600文字以内)

(2)富士通はICTの力でもっと快適・便利で、安心・安全な世の中を創ることを目指しています。あなたは学生生活で学んだこと(研究やゼミを含む)を踏まえて、どのような世の中を創っていきたいと思いますか?(400文字以上600文字以内)

(3)あなたが選択した職種を志望する理由を教えてください。(200文字以上400文字以内)

(1)「「あなたが学生時代に力を入れたこと」において、「セルフチェックで高く評価した社会人基礎力項目」が発揮されたエピソードを教えてください。 その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的に記述してください。」ついて

学生時代頑張ったことについて、背景・取った行動・結果と記入内容が一部条件付けられた設問です。学生時代頑張ったことは、その経験から導かれる強みがその企業の求める人材と合致しているかが重要となります。「セルフチェックで高く評価した社会人基礎力項目」については実際のESフォームを参照しないと読み取ることができませんが、「課題発見力」・「実行力」など多くの就活生が強みとして挙げる内容が指定されているようです。どの項目を選択する場合でも、富士通が求める人材の1つであるリーダーシップを発揮した経験について触れて書くといいでしょう。
また、リーダーシップとは考え方や行動によって発揮されるものであり、「代表だったからリーダーシップがある」というような単なる肩書きをアピールしたものでは評価されません。リーダーシップという強みを発揮するための方法論にまで言及することで説得力を持たせることができます。さらに、その経験の中で、「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげる」ことができた内容について触れられているとより評価されるESとなります。
内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」に照らし合わせて、設問の要求通り具体性をもった内容を書くといいと思います。

(2)「富士通はICTの力でもっと快適・便利で、安心・安全な世の中を創ることを目指しています。あなたは学生生活で学んだこと(研究やゼミを含む)を踏まえて、どのような世の中を創っていきたいと思いますか?」について

志望動機についての質問の一つです。志望動機は成し遂げたいことが志望企業と合致しているか、またそれが自身の経験から導かれるものかが重要です。特にこの手の設問では、あなたが掲げる将来の夢や成し遂げたいことと会社があなたに将来期待する役割がズレていないか確認する意図が込められています。また、今回は学業と絡めた内容とすることが指定されていますので、自身が学生時代で学んだこととそこから導かれる成し遂げたいことの間に整合性がとれているかも評価項目となるでしょう。

(3)「あなたが選択した職種を志望する理由を教えてください」について

こちらも志望動機についての質問の一つとなります。将来の長期的なビジョンを達成する上で、目の前で取り組みたいのはどのような部門のどのような仕事なのかを聞くことで、本当に入社したいと考えているのか、具体的に仕事のイメージができているのかを知ろうという意図が込められています。また、(2)で回答した成し遂げたいこととの間にズレが生じてしまうといずれかが取り繕った内容ではないかと疑いをかけられる場合がありますので、両者がきちんと一貫した内容になるよう意識して書くようにしましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。SIer業界の中でも高い知名度を誇る富士通ですが、上記(3)のような具体的な仕事内容について知るうえでは、やはりインターンやOB訪問を通じて自分の足で行動して情報を得るのが一番です。是非この記事や自ら得た情報をもって、富士通の選考に活かしてもらえればと思います。

photo by Bernat Agullo

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