繊維メーカー大手4社の強み・事業・社風の違いとは-東レ・帝人・東洋紡・ユニチカ-
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最終更新日:2024年11月08日
本記事では、繊維業界の中でも大きな存在感を誇る東レ・帝人・東洋紡・ユニチカの4社に着目し、各社の強みや業績、社風を徹底的に解説していきます。
繊維業界とは
繊維業界について説明する前に、「繊維」の言葉の意味について確認していきましょう。
繊維とは、一般的に「細くて長いもの」を指します。衣料品は、糸が組み合わさってできており、その糸は繊維が集まってできています。すなわち、繊維とは衣料品などを構成している最小単位のことです。
この繊維は、主に天然繊維と化学繊維の二つに大別されます。天然繊維とは、自然の中に存在する繊維を指し、木綿や絹などが該当します。化学繊維とは、人工的に生成された繊維のことを指し、三大化学繊維と呼ばれる「ナイロン」「アクリル」「ポリエステル」が代表的です。
化学繊維の中でも炭素繊維については押さえておきましょう。日本では、1970年代の初頭から炭素繊維の生産が始まり、現在炭素繊維(PAN系)を製造している日本企業は、東レ、帝人グループ、三菱ケミカルの3社です。1980年代後半から日本企業の技術改良が進み、現在日本が品質、生産量とも世界一の実績を持っています。
炭素繊維は「軽いうえに頑丈」な素材であるため、航空機をはじめ様々な産業資材に使われており、今後も様々な分野での活用が期待されています。
続いて繊維業界について「繊維産業」と「繊維工業」の2つに大別して説明していきます。
「繊維産業」は、一般的に化学繊維製造業や繊維工業、アパレル製造業などに加えて、更に総合商社や百貨店の繊維部門を加えたものとして定義されており、他の業種区分と比べて広い意味で使用されています。
「繊維工業」は、化学繊維製造業、紡績業、織布業、ニット業、染色整理業などとされていますが、もう少し広い意味で繊維に関係する製造業という意味でも使われる場合があります。
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繊維業界の動向
続いて、繊維業界の動向について説明していきます。下図は、過去約30年間における日本国内繊維工業の事業所数と製造品出荷額の推移を示したものです。
上図を見ればお分かりいただけるように、日本国内における2018年の事業所数と製造品出荷額は、それぞれピーク時の7分の1、6分の1まで減少しています。日本の繊維業界は、縮小傾向にあることが読み取れます。
続いて世界の繊維業界の動向について見ていきます。下図は、世界における合成繊維と天然繊維の市場規模の推移を予測したものです。
縮小する日本とは反対に、世界全体では繊維市場は拡大すると予想されています。2021年から2026年までの年平均成長率(CAGR)は、合成繊維が4.90%、天然繊維が4.18%となっています。
最後に繊維業界についてのポイントをまとめます。
- 繊維は化学繊維と天然繊維に分けられ、日本は炭素繊維において大きな優位性を持っている
- 繊維業界は「繊維産業」と「繊維工業」の二つに大別される
- 日本の繊維業界の市場規模は縮小傾向にあるものの、世界全体では拡大傾向にある
繊維業界大手4社の強み・業績比較
続いて、繊維業界大手4社(東レ・帝人・東洋紡・ユニチカ)における各社の強みや業績を分析・比較していきます。
まず初めに東レです。
東レの業績・強みの分析
下記グラフは、2020年度における東レの売上高をセグメント別にまとめたものです。
東レの2020年度の売上高は、1兆8,836億円でした。
上記の表から読み取れるように、東レは「機能化成品」と「繊維」事業で、全体売上高の約8割を占めています。
商業以来続く繊維事業は、ナイロン、ポリエステル、アクリルの3大合成繊維をベースに展開されており、機能化成品・機化成品事業では、樹脂・フィルム・ケミカル・電子情報材料の4つの事業を展開しています。この中でも、樹脂は、東レグループ全体の自動車向け素材の約5割を担っており、東レの中核の事業だと言えます。
続いて、SWOT分析と呼ばれるフレームワークを用いて東レの強みや弱みを分析していきます。
◆Strength(強み)
・高いマーケティング力
→炭素繊維素材の市場を新たに開拓し、ボーイング787向けの材料供給に関する包括的正式契約を締結。
・強力なサプライチェーン
→ユニクロと「戦略的パートナーシップ」を締結し、両社一体となって繊維産業の流通構造を改革。
◆Weakness(弱み)
・主力事業の停滞
→繊維事業の売上高は「9,743億円(2018年度) ⇒8,310億円(2019年度) ⇒ 7,192億円(2020年度)」と推移しており、目標額の1兆円に届かず。
◆Opportunity(機会)
・炭素繊維の活用用途の拡大
→航空機をはじめ、自動車など様々な業界で「軽くて丈夫」な炭素繊維の活用が期待されている。
◆Threat(脅威)
・航空機新機需要の長期低迷
→炭素繊維複合材の売上高2,159億円うち、45%にあたる969億円を「航空宇宙」用途が占める。航空機新機需要の回復は、航空会社の営業損益が黒字化してから更に先の時期だと予想されるため、新機需要の長期低迷は必至。
TORAY|東レの強み
TORAY|事業分野別製品紹介
WWDJAPAN|東レ繊維事業が減速、20年3月期は3期ぶり減益へ
WWDJAPAN|東レ・繊維は2期連続の減収減益、東南アジア子会社は赤字転落 21年3月期
東レ|2020年度有価証券報告書
東レ|2018年度有価証券報告書
東レ|2017年度有価証券報告書
東洋経済オンライン|東レ、帝人「航空機大不況」でも暗くない理由 コロナ直撃が大きな痛手、他用途に活路見出す
帝人の業績・強みの分析
下記グラフは、帝人の2020年度における売上高をセグメント別にまとめたものです。
帝人の2020年度の売上高は、8,365億円でした。
上記の表から見て取れるように、帝人も東レと同様に「繊維・製品」と「マテリアル」の2事業で全体の約7割を占めています。
帝人は、「ヘルスケア」と「IT」事業を展開していることが特徴的な点だと言えるでしょう。帝人は「IT」事業分野にて電子コミック最大手のポジションを築いており、今後はヘルスケアとITの領域を掛け合わせて在宅医療事業を推進するなど、グループ内で共創を進めていくとしています。
続いて、SWOT分析のフレームワークを用いて帝人の強みや弱みを分析していきます。
◆Strength(強み)
・事業バランスの良さ
→異なる領域の事業展開により、リスク分散を実現。
・パラアラミド繊維シェア世界1位
→アラミド繊維市場規模は2022年の43.5億米ドルから2030年までに84.2億米ドルに達すると予想され、帝人はパラアラミド繊維のシェアで1位を獲得。
◆Weakness(弱み)
・発展戦略の拡大・収益化に遅れ
→自動車向け複合成形材料は順調に拡大したが、収益性が課題として残る。またヘルスケア領域では、大型のM&Aが実行に至らなかったため、前中期経営計画目標(2017-2019)において大幅な未達となった。
◆Opportunity(機会)
・自動車の電動化及び自動運転化の推進
→自動車の燃費・耐久性向上のニーズや、5G推進によってアラミドのニーズが拡大すると予想される。
◆Threat(脅威)
・サプライチェーンの影響度の大きさ
→帝人は素材・中間材料・部品供給ビジネスを展開している。末端需要の拡大・縮小が各段階での在庫調整に影響を及ぼすことによって、実体経済以上に業績が変動する可能性がある。
帝人|中期経営計画2020-2022
帝人|事業等のリスク
PRTIMES|アラミド繊維市場ータイプ別(パラアラミド繊維、メタアラミド繊維)、用途別(セキュリティ・保護、摩擦材料、工業用ろ過、光ファイバー、ゴム強化、タイヤ強化、など)、および地域別ー世界的な予測2030年
東洋紡の業績・強みの分析
下記グラフは、東洋紡の2020年度における売上高をセグメント別にまとめたものです。
東洋紡の2020年度の売上高は、3,374億円でした。
東洋紡もこれまでの2社と同様に「フィルム・機能マテリアル」と「生活・環境」の上位2事業で約7割を占めている状況です。
「フィルム・機能マテリアル」事業では、その名の通り食品保存用フィルムや工業用フィルムを生産しており、「生活・環境」事業では、海水淡水化プラントで用い入れる膜の生産や、光化学スモッグの原因となる物質を吸収する装置や各種フィルターの生産といった水関連の事業を行っています。
続いて、SWOT分析のフレームワークを用いて東洋紡の強みや弱みを分析していきます。
◆Strength(強み)
・中東における海水淡水化の納入実績
→FO膜とBC膜において、最先端の技術を有しており、競合優位性を持つ。
◆Weakness(弱み)
・海外売上高比率の低さ
→2020年度現在の東洋紡の海外売上高比率は30%。同時期の東レの海外売上高比率は56%、帝人は41%となっており、相対的に低くなっている。
◆Opportunity(機会)
・地球環境への配慮の機運の高まり
→SDGsや環境規制に伴う環境に配慮した製品の需要増大や水処理膜市場の拡大が追い風となる。
◆Threat(脅威)
・海外品の技術力向上
→海外メーカーの技術力が向上すると、価格競争が激化する可能性が生じる。また、景気後退による環境投資の減少も懸念点の一つ。
ユニチカの業績・強みの分析
下記グラフは、ユニチカの2020年度における売上高をセグメント別にまとめたものです。
ユニチカの2020年度の売上高は、1,103億円でした。
ユニチカは、「高分子」「繊維」「機能資材」の3事業をバランスよく展開している点がこれまでの3社とは異なる点だと言えます。
「高分子」事業では、食品包装用として世界のトップブランドである二軸延伸ナイロンフィルムをはじめとしたフィルムや樹脂事業を展開しています。「繊維」事業は、ユニチカの原点ともいえる事業であり、衣料素材や産業用素材をはじめ、二次製品の製造販売も積極的に手掛けています。
「機能資材」事業では、活性炭繊維やガラスビーズ、不織布など多岐にわたる産業繊維を展開しています。
続いて、SWOT分析のフレームワークを用いてユニチカの強みや弱みを分析していきます。
◆Strength(強み)
・ナイロンフィルム世界トップシェア
→世界初となった同時2軸延伸フィルム技術をベースに、欧州市場への拡大を目指す。
◆Weakness(弱み)
・自己資本比率の低さ
→2019年度のユニチカの自己資本比率は18%。同時期における東レの自己資本比率は40.8%、帝人の自己資本比率は39.3%となっている。
◆Opportunity(機会)
・電子機器の普及
→電子部品には、ユニチカの強みであるフィルム分野や樹脂分野にて搭載される素材が多数存在する。
◆Threat(脅威)
・脱プラスチック化の進展
→脱プラスチックの動きが加速すると、ユニチカの強みであるフィルムの優位性が損なわれる可能性が生じる。
繊維業界大手4社の年収比較
※尚、上記の平均年収ランキングは、企業によって総合職以外の平均年収も加味されている場合があります。
続いて繊維業界大手4社の平均年収ランキングを掲載します。平均年収ランキングの項目は、左から「平均年収」、「平均年齢」、「社員数」です。
繊維業界大手4社の平均年収ランキングは以下の通りとなります。
729万(43.5歳) 2,880名
2位 東レ
671万(39.0歳) 7,420名
3位 東洋紡
629万(41.3歳) 3,365名
4位 ユニチカ
558万(41.0歳) 1,378名
繊維業界大手4社の社風比較
続いて繊維業界大手4社の社風比較を行っていきます。
並べて比較することで、各社ごとに社風を分析していると気づかなかった違いが浮き出てくる場合もあるかと思いますので、ぜひご覧ください。まず初めに東レです。
東レの社風:仕事への熱量が高い社員が多く、同期の交流が盛んな職場
以下は、若手技術者の座談会の様子です。
就職先として東レを選んだ理由は?
N.I:入社前の印象としては、「仕事について熱く語る社員が多い会社」かな。先輩社員との交流の場を多く与えてくれたので、心配なことは何でも聞くことができ、安心して入社しました。
S.K:熱い社員が多いというのは何となくわかる(笑)。就職活動はやはり化学メーカーを中心に行いましたが、一番多くの先輩社員に会わせてもらえたのが東レでしたね。面接でも話しやすい雰囲気をつくってくれて、一人ひとりの人柄を見てくれていると感じました。東レの技術者として描いている夢を教えてください。
K.H.:僕も海外で働きたいという夢があり、いつかは新規設備の建設プロジェクトをリーダーとして引っ張っていくような技術者になりたいですね。幸い、同じ部署に頼りになる先輩が多くいて、インドに行くことになったときにも、不安だらけだった僕に「困ったらいつでも連絡してこい」と背中を押してくれました。そんな先輩たちにしっかりついていけば、夢は必ず叶うと思っています。
S.K.:たしかに、東レの先輩たちは本当に頼りになりますね。業務面でわからないことがあると、完全に理解できるまで、とことん指導をしてくれる面倒見のいい人ばかり。プライベートでも休日にスポーツを一緒にしたり、仕事帰りに飲みに行ったりと、気を許せる間柄です。
N.I.:研究開発はうまくいかないことが多く、悩む日々が少なくありません。そんなとき先輩に話を聞くと、直接の答えにはつながらなくても、いいヒントをもらえることは多いですね。あと、職場の仲間について言うなら、同期や同僚との関係がいいのも東レらしいところで、寮に住んでいたころは週末になると誰かの車で山登りやスキーに出かけていました。もちろん、仕事では切磋琢磨する関係ですが、プライベートでは楽しみを共有できる。そんな関係性を築けているところが好きですね。(東レホームページ「東レ|若手技術者座談会」より一部抜粋)
以上の座談会より、仕事に対してモチベーション高く取り組みたいと考えている、また熱量高い社員に囲まれて仕事がしたいと考えている就活生や、同期の距離感が近い職場に魅力を感じている就活生に最適だと言えるでしょう。
帝人の社風:温かな社員が集う、"人がいい”会社
以下は、理系の女子就活生に向けられたメッセージですが、帝人の社風が読み取れると思いますので、ご覧ください。
「リケジョ」の就活生に対して、メッセージをお願いします。
浅野:入社して実感したテイジンのよさは「誰でも、聞いたら教えてくれる」ことです。一言でいってしまえば「人がいい」。窓際の、偉い人の席に座っているような人であっても、聞きたいことがあれば必ず時間をつくってくださいますし、「あれ、どうなった?」と気軽に話しかけてくださいます。そんな風土があるからこそ、女性でも若手でも臆することなく手を挙げて、挑戦を重ねていけるんだと感じています。ただ残念なのが、コロナ禍の就職活動では、そのよさがなかなか伝わりにくいことですね。機会は限られるかもしれませんが、もしテイジンの社員に対面することがあれば、気軽に逆質問をぶつけてみてください。きっと丁寧に答えてくれますし、テイジンの「人のよさ」もわかるはずです。
伊藤:採用活動をしていると、テイジンに惹かれた理由として、人の魅力を挙げる学生さんがとても多いんです。人はもちろん、事業もエンジニアとしての仕事も面白いので、ぜひそっちも注目してほしいです。……と言いながらも、最終的には私も、人が本当に魅力的だというところに帰着するんですよね(笑)。テイジンが持つ技術についても、それを熟知する人の深い話を聞くことで、すごさや楽しさに気づけるように思います。それから、繰り返しになりますが、テイジンは本当に男女関係なくやりがいを感じられる舞台です。少しでも興味のある方は、ぜひ視野を広げて企業研究してみてください。
妙摩:リケジョのみなさんの中には、自己アピールがちょっと苦手だな、と思っている方もいると思います。私もそういう1人でした。就活でも自分を積極的にアピールすることができず、挫折しかけました。そんな時に出会ったのがテイジンです。テイジンの人たちは面接で私に温かく向き合い、よさを自然に引き出してくれました。入社してからも、中には風変わりな人もいますが(笑)、やっぱり温かな人であふれた会社だと実感しました。みなさんも、いつか自分に合う会社に出会えるよう、まずは学生時代を一生懸命にすごしてほしいと思います。ぜひ自分を信じて、がんばってください。
(帝人ホームページ「帝人|リケジョ座談会」より一部抜粋)
以上の座談会から読み取れるように、帝人には誰に対しても温かく向き合う人が溢れる職場環境であることが読み取れます。
上記のような職場環境に魅力を感じている就活生に最適だと言えます。
東洋紡の社風:仕事に対して真面目で面倒見の良い社員が集う環境
以下は、東洋紡の社員に対して行われた社内アンケートの一部を抜粋したものです。
東洋紡の従業員はどんな人が多いと思いますか?あなたの職場や周りの従業員を思い浮かべてお答えください。という質問に対して、下図のような回答が集計されています。
「まじめ」という回答が最も多く26%、「優しい」が21%、「めんどう見が良い」が12%という結果となっています。
更に解像度をあげるために、実際の社員の声を見ていきましょう。
上記設問に関して、そう感じたエピソードがあれば教えてください。
部署の先輩たちは、忙しい中、質問するといつも丁寧に時間をかけて説明してくれます。
職場とプライベートでメリハリのある人が多いと感じる。
どんなに些細な質問でも、丁寧に対応してもらえる。気さくに話してくれる人が多い。
ダメなところはダメと叱りつつも、フォローを忘れない。叱咤激励タイプの上司が多い。
(東洋紡ホームページ「東洋紡|社員アンケート」より一部抜粋)
以上社員アンケートより、東洋紡の社員は、「後輩が先輩社員に質問すると丁寧に教えてくれる」、「ダメなところはダメと叱りつつも、フォローを忘れない」といった声が聞こえるように面倒見がいい社員が多くいることが読み取れます。
先輩社員から手厚くサポートを受けることができる職場環境に魅力を感じる就活生にとって東洋紡は最適だと言えます。
ユニチカの社風:先輩社員に気軽に相談することができる、アットホームな職場環境
まず初めに実際の社員のインタビューを見ていきます。
職場に配属されて驚いたこと(ギャップ)はありましたか?
配属前は、1年間は書類作成や雑務という下積みをするイメージを持っていましたが、すぐに責任のある仕事を任せてもらい、驚きと同時に身の引き締まる思いでした。また、先輩や上司との距離感が近く、仕事だけでなくプライベート含めて気軽に相談できるアットホームな職場にも驚きました。直近の先輩が40歳くらいだったのですが、違和感なく馴染むことができました。(ユニチカホームページ「ユニチカ|社員インタビュー」より一部抜粋)
他の社員インタビューも見ていきましょう。
職場に配属されて驚いたこと(ギャップ)はありましたか?
何でも相談し合える、フランクな職場です。面白い同僚(先輩・後輩・同期)がいれば教えてください。
個性豊かで、面白い方ばかりです。職場の雰囲気はどうですか?
優しい方も多く様々な事を教えて貰えますが、仕事には厳しく、良い意味で責任感を持てる職場です。職場に関するエピソードがあれば教えてください。
入社して1年間は、営業事務を経験しました。社会人1年目という事もあり、お客様との対応に苦労した事もありましたが、上司や先輩方が丁寧にフォローして頂いた事で、今の自分があるなと実感しています。(ユニチカホームページ「ユニチカ|社員インタビュー」より一部抜粋)
以上2つのインタビューより、ユニチカは若手社員と先輩社員の関係が近く、気軽に相談できるフランクな職場であることがお分かりいただけるかと思います。
社員同士の距離が近い環境で働きたいと考えている就活生にとってユニチカの社風は適すると言えます。
繊維メーカーの情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。
実際に繊維メーカー志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。
下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は就活生に高い人気を誇る繊維業界大手4社に焦点を当てて、様々な視点で比較し紹介させていただきました。
皆さんの足でOB・OGの方にお会いし、各社の「ヒト」の違いを肌で感じていただくのも、とても大事な企業研究になりますが、今回紹介させていただいたような特徴を踏まえ、各社の違いをしっかりと押さえることも、みなさんが本当に入社したい企業を見つける上でとても大切なことだと思います。
この記事が皆さんの就職活動の一助になれば幸いです。
unistyleでは繊維メーカー各社についてエントリーシートを中心に選考対策記事を多数掲載していますので、繊維メーカーに興味を持った学生は是非参考にし、ご自身の選考対策に役立ててください。