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「個人に成果が強く紐付く仕事がしたい」という軸の学生が絶対に受けるべき三つの業界

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掲載開始日:2015年02月27日
最終更新日:2016年12月09日
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受験、スポーツ、芸術などこれまでの経験を振り返ると個人として成果が求められた経験がないという人はほとんどいないのではないでしょうか。受験であれば全国で何番目の順位か、学校内で何番目の順位かを常に競い合います。陸上競技など個人競技だけでなく、野球やサッカーなどのチームスポーツにおいてすら打率、打点、アシスト、ゴールなど個人に成績が紐づきます。芸術においても、絵画やピアノなどの金賞、銀賞など個人に成績が強く結びつきます。何らかの分野において成果をあげるために工夫、努力を行い、実際に成果を出すことに強い充足感を覚えたことのある就職活動生はかなり多いのではないでしょうか。

仕事においても個人として成果が強く求められる仕事というものが存在します。会社によっては毎週全国のランキングを発表しその中で成果を競い合わせるといった企業も存在します。競争やノルマが苦手な人にとっては好ましくない環境ですが、個人に対して強いプレッシャーがかかる環境下で成果をあげることに喜びを感じるタイプの人にとってはやりがいのある環境だと言えます。

チームに成果が紐づく仕事がいいのか、個人に成果が紐づく仕事いいのかというのは「自分に合った企業を選ぶために考えておきたい7つの基準」の一つでもあり、就職活動のはじめに考えてほしい基準の一つです。今回は「個人に成績が紐付き成果が求められる仕事がしたい」という企業選びの軸を持つ学生向けにそれぞれの業界のいいところと悪いところについて解説したいと思います。

 

受けるべき業界:銀行・証券

個人の激しい競争が有名な業界と言えば野村證券です。野村證券の解説でも書きましたが、ノルマ証券と揶揄されるほど個人としての成果が強く求められます。また銀行もエリートの雰囲気がありますが、仕事内容としては個人としてどれだけ融資を積み上げたか、投資信託商品を販売で来たかが強く紐付き成果に応じて評価されます。銀行の仕事内容や評価については下記のコラムで紹介しています。

新入社員ながら個人部門トップセールス20位に入った銀行員の考え方

 

他業界と比べたいいところ

形のない金融商品を扱い、なおかつ取り扱い商品も幅広いため、個人の力量や人柄により成績が左右されます。メーカーの営業はどうしても個人の力量以上に商品の魅力が大きく、その会社の商品に魅力がなければいくらいい営業マンでも販売するのが難しいと言えます。


他業界と比べた悪いところ

いいところの裏返しでもありますが、「数字は人格」という言葉があるぐらい、個人の力量がダイレクトに結果に反映され評価されるため、成果があがらない時は非常に居心地の悪さを感じるかもしれません。銀行・証券会社ともに給与が高く、社会的ステータスが高いと言われる仕事にも関わらず高い離職率を誇るのは、成果が上がらない人にとってかなり居心地の悪い状況であることが関係しているかもしれません。

 

【参考】メガバンク内定者の志望動機(三井住友銀行)

学生時代のインターン経験に基づいて、自分が何にやりがいを感じるのかしっかりと伝えられています。

「顧客の課題解決・サポート」については銀行の志望動機としてよく見られますが、この内定者のように目標に対する当事者意識を語っている例はあまり多くないように感じます。

この内定者のESはこちら

 

受けるべき業界:製薬会社のMRや生活消費財メーカーの営業

製薬会社のMRや多くの生活消費財メーカーの営業も個人として複数の顧客を担当し、売上目標を達成するためになにができるか考える仕事です。MRであれば医師、メーカーであれば量販店やスーパーなどの購買担当者、店長に対して自社製品の魅力を伝え、その導入がメリットにつながることを伝えることが仕事になります。


他業界と比べたいいところ

金融商品と異なり形のある製品を扱い、また人々の生活に直接役立つものでもあるため、モノを通して仕事にやりがいを感じやすいという人はいるでしょう。薬として処方される、陳列棚に自社の商品が並ぶなど目でみて成果を実感できることをやりがいに感じる人には金融業界よりもよいと言えます。


他業界と比べた悪いところ

前述の通り、商品により売れる売れないが大きく左右されてしまうため、営業の力よりも商品企画やマーケティング部門の力が大きい点は悪い点と言えるでしょう。消費財メーカーにおいては営業への配属が多い一方で、商品企画やマーケティングが花形部署になりがちなのは商品力を生み出す根本の部署にいきたい人が多いためと考えられます。

 

他の設問において伝えている自らの強みを活かせるという「営業」への理解を示しています。日商簿記検定1級という実績についてもさらりと触れているのみで、その知識を自社・顧客のために活かしていくことに焦点を当てている点も評価できます。

資格試験やTOEICなどについては、取得するまでの苦労自慢をしてしまう学生も多いのですが、努力については実績から十分伝わるため、それよりもその能力をどう活かせると考えているのかを伝えて欲しいと思います。

この内定者のESはこちら

 

受けるべき業界:楽天・リクルートやネットベンチャーの営業

インターネット商品を提供する企業の営業も個人に成果が強く結びつきます。楽天であれば加盟店に対して楽天内での広告枠を販売するのが営業の仕事であり、個人個人に達成目標が課される仕事です。楽天のECコンサルタント(営業)の仕事実態については元社員の方に書いてもらったこちらのコラムをご参照ください。

楽天の営業とは ―ブラックと言われる企業に勤めて―(前編)

リクルートであれば各種リクルートがもつ媒体の営業を行い、SEOなどを提供するネットベンチャーも自社サービスの営業を行います。

ネットベンチャーとひとくくりにしていますが、提供する商品によって商品力が全てなのか、営業マンの力量が全てなのか分かれるため個別の仕事内容についてはよく見てほしいと思います。例えば楽天やリクルートなどにおいては既にブランド力のある商品を展開しておりその販売のため、営業マンの力量以上に商品である媒体そのものの価値が重要であると言えます。一方でSEOコンサルタントなどは実態のわかりにくい施策を丁寧に説明しながら顧客に納得してもらった上で導入してもらうため、個人の力量が強く求められると言えます。その企業のビジネスモデルにより、銀行・証券のように個人の力量が問われるのか、メーカーのように商品力が問われるのか変わると言えます。そのため自分が受ける企業がどちらのビジネスモデルなのか企業HPや説明会を通して理解しておくとよいでしょう。

 

【参考】ワークスアプリケーションズ内定者の「成し遂げたいこと」

「過去最高数値の売上を出したい」と、この内定者はダイレクトに結果にコミットしたいことを伝えています。また、合わせてインターン時代の成果を語ることでも説得力を強めています。

①メンバーのモチベーション向上、②メンバーの営業レベル底上げ、③プレイングマネジャーとして自身が成果を上げたことの三点を成功要因として話しており、面接ではこれらのことがらについての「方法論」を聞かれたものと思います。

自己PRなどでも「リーダーシップを発揮したから成功した」で終わらせず、「リーダーシップを発揮する上で重要なこと・求められることは◯◯だ」まで語れるとよいでしょう。

この内定者のESはこちら

 

最後に

ちなみに「営業」という仕事は汎用性が高く、転職しやすい職業の一つであると言えます。顧客に信頼してもらい、商品を買ってもらうというスキルは、金融商品でも消費財でもネット系の媒体でも応用できるスキルであると言えます。どういった商品を扱うにしても応用の効くスキルが身に付くと考えて飛び込むのも一つの選択肢でしょう。

もちろん上記で詳しく説明した通り、扱う商材によりいいところも悪いところもあるのでその点についてしっかりと理解した上で志望するようにしましょう。

 

credit: sjrowe53 via FindCC

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