オンラインインターンシップの注意点とは?実施内容や服装、マナー、高評価を得るコツをまとめて解説!
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最終更新日:2024年10月29日
新型コロナウイルスの流行により、数多くの企業が導入するようになったオンラインインターンシップ。
22年卒を対象としたインターンシップより本格的に導入されたことから、オンラインインターンシップを経験している就活生はあまり多くないのではないでしょうか。
そこで本記事では、オンラインインターンシップはどのようなものなのかについての事例を交えた解説、オンラインインターンシップに参加する際の適切な服装やマナー、そしてオンラインインターンシップで頻出のグループワークでの対策方法など、詳しく解説しています。
また、本記事は大きく3つの構成に分かれています。読む目的に応じて下記のリンクから、該当箇所に飛べるようになっておりますので、ぜひ活用していただければと思います。
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- 本記事の構成
- オンラインインターンシップの内容とは
- オンラインインターンシップのプログラム
└(1)講義・セミナー
└(2)社内・職場見学
└(3)実務の体験
└(4)交流会・座談会
└(5)グループワーク - オンラインインターンシップの事例
└博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの事例
└NTTデータの事例 - オンラインインターンシップに向けて必要な準備
└オンラインインターンシップに向けて準備しておくべき物
└オンラインインターンシップに参加する前に確認したいこと - オンラインインターンシップにおける適切な服装
- オンラインインターンシップのマナーや注意点
- グループワークで高評価を得るには?
- 事前に確認しておくべきグループワークの対策方法
└GoogleドキュメントとWordの違い
└オンライングループワークで必ず役立つGoogleドキュメント活用法 - グループワークを上手く進めるコツ
└グループワークを上手く進めるコツ4選
└Zoomでの画面共有方法 - 最後に
オンラインインターンシップの内容とは
まず初めにオンラインインターンシップとは何かについて説明します。
そもそもインターンシップとは、企業が学生に就業体験の場を提供し、学生がそれに参加する制度のことを言います。
企業がインターンシップを実施する狙いは、インターンシップを通して学生に自社のことを知ってもらうことで採用のミスマッチを減らすことであり、学生側もインターンシップに参加することで業界や企業に関する理解を深め、就活のミスマッチをなくすことを目的としています。
このインターンシップを対面ではなくWEBミーティングツールなどを活用し、オンラインで行うのがオンラインインターンシップです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、22年卒の学生を対象としたインターンシップからオンラインで開催されることが多くなりました。
実際に下記グラフからも読み取れるように、インターンシップへの参加形式がオンラインのみと回答した就活生の割合は71.5%にも上ります。
オンラインインターンシップのプログラム
オンラインインターンシップでは、1DAYから1週間前後で行われるものなど、企業によって期間やプログラムが異なります。
オンラインインターンシップは、企業の社員が行う講義やセミナーが多い傾向にあります。現場社員の方と直接交流することもあり、業務内容や実際の働き方など説明会では聞けない情報を聞くことができます。
また、グループディスカッションなどの少人数による対話形式のプログラムもあり、自分の意見が求められるケースもあります。オンラインインターンシップでは、どのようなプログラムがあるのかチェックしてみましょう。
(1)講義・セミナー
会社の概要や業界の動向などの説明に加え、現場社員の話を通じて業務内容や実際の働き方などをイメージすることができます。
業界や企業の知識を深めたい方におすすめです。
(2)社内・職場見学
オフィスや自社工場などの施設内をオンラインで見学できるプログラムなどがあり、どのような場所で働くのか、具体的に入社後のイメージが掴めます。
オフィス内の雰囲気や、設備を知りたい方ににおすすめです。
(3)実務の体験
実務体験のプログラムでは書類作成や軽作業を体験したり、実際に行われている業務に従事する場合もあります。短期の場合は体験する程度ですが、長期の場合は先輩社員とともに実際の業務に携わるケースが一般的です。
業務を体験したうえで自分に合う職場なのかを判断したい方や、業界や企業を既に絞り込んでいる方におすすめです。
(4)交流会・座談会
座談会や交流会は学生が社員が気軽に交流できるプログラムです。業務内容や会社の事業、業界や実務に関することや就活のアドバイスなど、気になることを現役の社員に直接質問できます。
実際に働いている社員と会話して、企業の雰囲気を知りたい方におすすめです。
(5)グループワーク
企画の立案や解決策の提示など、与えられた課題を少人数のグループに分かれて取り組むグループディスカッションのプログラムもあります。
各グループごとに発表・プレゼンを行い、社員からフィードバックを得られるという流れが多い傾向で、業務の難易度や、職種への適性を判断したい方におすすめです。
実際に行われたオンラインインターンシップのプログラム内容については後述します。
オンラインインターンシップの事例
続いてオンラインインターンシップの事例について、unistyleに寄せられたインターンレポートをもとに紹介していきます。
参加者の生の声を通じてオンラインインターンシップについての解像度を更に上げていただければと思います。
本記事では、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズとNTTデータのインターンレポートから抜粋して紹介します。
博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの事例
インターンが開催された月を選択してください。複数の月にまたがる場合はインターンが始まった月をお答えください。
2月
インターンが開催された期間について選択してください。
1週間程度
インターンの開催場所についてお答えください。
オンライン
インターンの内容・課題の概略について教えてください。(100文字以上)
4日間開催。日にちがとびとびになっており、その間二日間でワークを集まっておこなった。
守秘義務の関係で詳しくは記述できないが、短い時間で行う個人ワークと、数時間をかけて行うグループワークと数日をかけて行うグループワークがあった。数日をかけて行うものは新規事業立案型。インターンの内容について詳細をお答えください。(200文字以上)
初日:講義形式。社員の方が企業説明や事業について説明してくださる。
二日目:個人ワークとグループワーク。それぞれいくつかのグループに分かれた発表の時間が設けられた。そこで学生同士が質問をしたりFBをしたりする。
三日目:グループワークのお題発表。そのあと各チームに分かれてそれぞれ作業を行う。
最終日:三日目と最終日の間に二日間あり、その間に作業をする。最終日はそれぞれチームが発表をする。複数のチームに分かれてそこで選ばれたチームが決勝戦として社員の方々の前で発表できる。インターンの雰囲気についてお答えください。(100文字以上)
非常に和やか。WEB開催であったが、講義中や他チームの発表時はチャットを送ることが推奨されていたので、そこでそれぞれが積極的に参加する、和やかな雰囲気が作られたと思う。
ワークの他チームの雰囲気はオンラインだったためわからないが、自分達のチームは非常に仲の良い雰囲気だった。忌憚ない意見をぶつけあいながらそれぞれが活躍できていた。インターンの満足度について選択してください。
非常に満足
上記で選択した満足度の理由についてお答えください。(100文字以上)
業界についての理解、働かれている社員の方々の思いや姿勢、会社として目指している方向などの企業理解、そして自分がどういう仕事をしたいのか、など自分に対する理解いずれも深まったから。さらに優秀なメンバーに恵まれて自分自身刺激になった。
NTTデータの事例
インターンが開催された月を選択してください。複数の月にまたがる場合はインターンが始まった月をお答えください。
9月
インターンが開催された期間について選択してください。
3~4日間
インターンの開催場所についてお答えください。
オンライン
インターンの内容・課題の概略について教えてください。(100文字以上)
1日目 前半は企業説明、後半はワークの内容発表
2日目 中間発表 厳しめのフィードバック
3日目 ワーク 基本的に一日中 徹夜の班もあり
4日目 結果発表、懇親会(たくさんの社員がきてくださり話したい人と話せる)インターンの内容について詳細をお答えください。(200文字以上)
ワークの内容は、経営が傾いてる地方銀行に対してITの軸から経営支援を行うというもの。
そのなかで、どのようなNTTデータのアセットを使うかを考える。前半部分は、クライアントがどのような現状なのかをヒアリングを通して行う。ヒアリングの中で、失礼な対応を取ってしまった場合は、本当に怒られる。このように、学生としてではなく一人の社会人として扱わられる。現状分析を行った後は、NTTデータがどのようなシステムを持っているかを社員に聞いて決定する。インターンの雰囲気についてお答えください。(100文字以上)
上記と重複するがやはりレベル感がばらばらで、最初はあまり雰囲気がよくなかった。そのなかで、メンバーが自己開示をして全体の妥協点を掴むことができたため、後半は非常に良い雰囲気でインターンを終えることができた。
インターンの満足度について選択してください。
非常に満足
上記で選択した満足度の理由についてお答えください。(100文字以上)
学生としてではなく、1人の社会人として対応していただいたので非常に満足した。
また、実際の社員の方と何人も話すことができるので、NTTデータの事業領域に加え、社風がよくわかる。このことから、インターンに参加して非常に満足。
●オンラインインターンシッププログラム内容は、企業説明とグループワークが中心
●オンラインであってもインターンシップの雰囲気は和やか
●オフライン同様、社員の方と交流でき、仕事内容を理解することが可能
●インターンシップへの満足度は非常に高い
本記事では、2つの事例紹介となりましたが、業界、企業理解や仕事内容を体験する手段として、オンラインインターンシップは有益であると言えるでしょう。
unistyleにはインターンレポートをはじめ、本選考レポートなど数々の選考レポートが掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。
オンラインインターンシップに向けて必要な準備
続いてオンラインインターンシップに参加する際に必要な準備について説明します。
オンラインインターンシップに向けて準備しておくべき物
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オンラインインターンシップにおける適切な服装
続いてはオンラインインターンシップに臨む際の適切な服装について紹介します。
適切な服装はスーツ?それとも私服?
基本的には、企業側から事前に服装を提示されている場合がほとんどです。そのため、大前提"企業側から指定された服装"でオンラインインターンシップに臨みましょう。
オンラインインターンシップでは、複数日程開催のものや、一日で完結する場合であっても、面接などと比較すると長い時間を有するため、企業側もそのことを考慮して「私服可」とする場合もあります。
オンラインインターンシップを経験した22卒の学生からは、「私服でも良いと企業側から通達されたインターンシップでは、私服で参加している就活生が多かった。」と回答を得ています。
ですので、「スーツを長時間着用するのは疲れる」などと感じている就活生は、「私服可」とされているオンラインインターンシップにおいては私服で参加するといいでしょう。ただし、私服を着用する場合は印象面に大きく影響する身だしなみには最善の注意を払いましょう。
とは言え、私服で参加する勇気が無い就活生も多いのではないでしょうか。
服装に悩むくらいであればスーツで臨むのが無難でしょう。スーツであれば就活の場に適した服装ですし、服装のセンスが問われる心配もないためです。
オンラインインターンシップでは特に身だしなみを気をつける
通常時(オフラインのインターンシップ)に比べ、オンラインインターンシップは「服装の汚れや乱れ」が目立ちやすいと言われています。
というのも、オンラインインターンシップはパソコンなどの画面越しで行うため、視野が狭くなることでより細かい部分にまで目がいくためです。
オンラインインターンシップは自宅・自室などで行うことが多く、企業のオフィスで行う通常のインターンシップよりも緊張感がなくなる場合が多いのですが、こういった細かい身だしなみには必ず気を配りましょう。
身だしなみが気になる就活生は、パソコンやスマホのインカメで一度自分自身を撮影し、服装の乱れや汚れがないか確認しておきましょう。
オンラインインターンシップのマナーや注意点
続いてオンラインインターンシップでのマナーや注意点について説明します。
マナーや気を付ける点については基本的にはオフライン時と同様です。本記事では、オンラインインターンシップ特有のマナーや注意点に絞って解説します。
以下の3点に注意しましょう。
- 積極的なコミュニケーションを心掛ける
- マイク設定がミュートになっているかを適宜確認する
- 集中力を切らさない
積極的なコミュニケーションを心掛ける
オンラインインターンシップでは、話し手が一人に限定され、直接相対して会話しないため、無味乾燥になりがちです。ですので、頷きを入れたり、リアクションボタンなどを利用し、自らコミュニケーションをとるように心掛けましょう。
マイク設定がミュートになっているかを適宜確認する
ミュート設定になっているか適宜確認する癖をつけるようにしましょう。
ミュート設定になっていないことに気付かない場合、こちらの生活音が話している方の雑音となって何十人、何百人もの方に聞かれることになってしまいます。
特にWEBミーティング入室時や、グループワーク終了後にブレイクアウトルーム(グループワークをしていた部屋)からメインルームと呼ばれる一つの部屋に戻る際にミュートが外れることが多いです。ふとした際にミュートが外れてしまう場合も多々あるので、適宜チェックするようにしましょう。
集中力を切らさない
オンラインインターンシップでの企業説明の場面では、オフラインとは異なり、どうしても緊張感が薄れてしまう傾向にあります。実際に22卒の学生からは、「参加したオンラインインターンシップでの企業説明の場面で寝ている学生を見たことが何度かある」という回答も得ています。
十分な睡眠時間を確保する、休憩時にパソコンから離れてリフレッシュするなど、集中力を落とさないための準備を心掛けましょう。
グループワークで高評価を得るには?
オンラインインターンシップでのグループワークでは、企業側に評価されている可能性があります。
そこで続いては、グループワークで高評価を得るためのコツについて解説します。
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事前に確認しておくべきグループワークの対策方法
続いて、オンラインインターンシップ頻出のグループワーク対策方法について解説します。
グループワークでの頻出のお題や進め方などはオンラインであってもオフラインと基本的には同様のため、通常のグループワーク対策をしておくと良いでしょう。
基本的なグループワーク対策については、グループディスカッション(GD)の対策とは?通過率を上げるコツを紹介の記事で詳しく説明されているので、そちらの記事を参照してください。
そこで本記事では、上記の記事を踏まえたうえでオンライン特有の対策方法やコツについて解説します。
オンラインインターンシップ参加前に行うべきグループワークの対策方法は、Googleが提供するツール(Googleドキュメント・Googleスライドなど)、Officeツール(Word・PowerPointなど)の使い方を理解しておくです。
なぜならこれらのツールを使用することは、オンラインインターンシップでは、もはや必須と言っても過言ではないからです。
しかし、利用方法やツールの違いについて自信を持って説明できる方はあまり多くないのではないでしょうか。
特に「GoogleドキュメントとWord」、「GoogleスライドとPowerPoint」「GoogleスプレッドシートとExcel」は各々が同じような機能を持つため、Googleが提供するツールとOfficeツールの違いについて理解していない方も多くいるのではないかと存じます。
以下でGoogleドキュメントとWordを例にとり、それぞれの違いについてまとめていきます。
GoogleドキュメントとWordの違い
【ソフトウェアのインストールの有無の違い】
Googleドキュメントはインターネットに接続してインターネットブラウザから操作できるため、ソフトウェアのインストールの必要がなく、Googleアカウントを持っていれば利用できます。
その一方、Wordはソフトウェアをパソコンにインストールする必要があります。
Microsoft Office Onlineを使用する場合は、Wordをインストールしなくても使用できますが、基本的には、アプリのダウンロードが必要です。
【データの保存方法の違い】
Googleドキュメントはクラウドでデータを保存・管理する一方、Wordは基本的にはパソコン上で保存・管理を行っています。
One DriveというMicrosoftが提供するストレージサービスを利用すればクラウドで管理できますが、保存先の変更などの手間がかかります。
【編集内容の反映速度の違い】
Googleドキュメントはクラウドサービスのため、共有したファイルを編集するとリアルタイムで反映される一方、Wordはパソコンにファイルを保存しているため、編集する度にファイルを共有し直さなければなりません。
上述したOne Driveを通せばリアルタイムで編集内容を反映できますが、One Driveを経由する必要があります。
続いては、これまで就活生が利用してきた頻度が相対的に少なく、企業側がオンラインインターンの際に利用する頻度が高いGoogleが提供するツールの使い方について、 Googleドキュメントを例にとって説明します。
また今回は、オンラインインターンシップでのグループワークで特に使う頻度が高い同時編集の操作方法について説明します。
オンライングループワークで必ず役立つGoogleドキュメント活用法
①画面右上の「共有」をクリックします。
②続いて「リンクを知っている全員に変更」をクリックします。
③続いて「閲覧者」をクリックします。
④「閲覧者」をクリックすると下記画面のように「閲覧者」、「閲覧者(コメント可)」、「編集者」の3つがクリックできるようになります。「編集者」をクリックし、画面のようにチェックが移ったことを確認します。
そして「リンクをコピー」をクリックし、このドキュメントのリンクをコピーします。共有したい方にURLを送付し、送付された方がこのURLをクリックすれば、同時編集ができるようになります。
上記のGoogleドキュメントの同時編集の方法ですが、GoogleスライドやGoogleスプレッドシートでも基本的な操作方法は変わりませんので、ぜひ上記の方法を参照していただければと思います。
グループワークを上手く進めるコツ
続いては、グループワークを上手く進めるコツについて解説していきます。
グループワークを上手く進めるコツ4選
グループワークを上手く進めるコツは以下の4点です。
- 譲り合いの精神を持つ
- 自己紹介・アイスブレイクの時間を大切にする
- 定期的に議論内容を確認する時間を確保し、グループ内の認識を統一する
- 画面共有機能やチャット機能を積極的に活用し、認識の統一を図る
譲り合いの精神を持つ
オンラインのグループワークでは画面上で会話をするため、発言するタイミングが重なってしまうケースが増える傾向にあります。
発言するタイミングが重なってしまった場合は、円滑なコミュニケーションをとるためにも自分の意見を無理に押し通すのではなく、いったん話すのを中断し、もう一人の話者に譲るようにしましょう。
自己紹介・アイスブレイクの時間を大切にする
オンラインでは、対面時と比較して雑談する時間が限られてしまうため、グループメンバーのことを知ることができる自己紹介やアイスブレイクの時間を大切にする意識を持ちましょう。
グループワークでは基本的に同じグループメンバーと協力し、一つの成果物を作ることが求められます。そしてより完成度の高い成果物を作るためには他のメンバーのことを知っている方が有利になります。
例えば、海外事情について議論が及んだ際、留学経験者がいることを知っていたのであれば、「~さんは先ほど1年間イギリスに留学していたと話していましたが、現地では実際どうでしたか?」などと聞き、その回答をワークに反映させることで、より密度の高い議論を進めることができます。
定期的に議論内容を確認する時間を確保し、グループ内の認識を統一する
オンライン上での議論では、認識のズレが起こりやすくなります。なぜなら、「オンライン上では一人ひとりが別の空間にいることにより、他のメンバーの状況が想像以上に分かりにくいから」です。
オンラインインターンシップでのグループワークでは、複数日に渡ってグループワークを行うことも多く、この作業については、必須だと言えるでしょう。
議論する時間が長くなったり、複数日に渡って議論を続けると「そもそもこの議論って何のために話し合っているんだっけ?」や「昨日の議論の流れを忘れてしまった、、、」といったことが頻発するようになります。
各日の初めや議論が停滞してしまった際には、一旦これまでの議論の流れを整理する時間を設けるように意識すると良いでしょう。
画面共有機能やチャット機能を積極的に活用し、認識の統一を図る
画面共有とは、自分のパソコンに表示されている画面をWEBミーティング上で他のメンバーに共有することです。
こちらについては、画面共有やチャット機能、インターネットで検索することを禁止している企業もありますので、グループワーク時に企業の担当者の方に確認してください。
上記機能の活用が可能であることが確認できれば、積極的に活用するようにしましょう。
グループワークを進める際は、調べたWEBサイトのURLをチャットでメンバーに流すことで他のメンバーと同じWEBサイトを共有したり、Googleドキュメントをはじめとするドキュメントツールを画面共有をしながら議論を進め、グループ内で一つの共通認識を持つようにしましょう。
上述した画面共有の方法について、最も馴染み深いWEBミーティングツールの一つである「Zoom」での画面共有方法を例に簡単に紹介します。
Zoomでの画面共有方法
①ZoomのWEBミーティングに参加します。画面下のバナーにある「画面の共有」をクリックします。
②「画面の共有」をクリックすると下図のようにディスプレイが新たに表示されます。自分が画面共有したいアプリケーション(今回はPowerPointを想定)をクリックします。
そして右下の「共有」ボタンをクリックしましょう。すると、画面共有ができます。
なお、動画を共有したい場合や画面だけでなく音声も共有したい場合は、共有ボタンを押す前に画面左下の「音声を共有」ボタンの左にある□にチェックを入れて共有するようにしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。本記事では、オンラインインターンシップについて網羅的に解説しました。
オンラインだからこそ、気を付けておきたい点や事前にすべき準備が多々あったかと思います。
本記事を参考にオンラインインターンシップの概要や対策方法を理解し、そのうえで本番でのアウトプットに繋げ、選考突破と志望企業の内定獲得を目指していただければと思います。本記事が参考になれば幸いです。
以下では、目的別にunistyleの関連記事をまとめましたので、気になった記事をぜひご覧ください。
インターンシップについての理解を更に深めたい方へ
下記の記事は、就活生であれば多くの方が知っているであろう某日系大手企業で人事の経験がある谷元さん(仮名)にお話しを伺った内容をもとに、3回に渡って採用活動の裏側について深堀った記事になります。
普段の選考準備ではまず触れることが出来ない、実際の人事の目線から忌憚のない意見や情報が書かれていますので、ぜひご覧ください。
インターンにありがちな「新規事業立案系ワーク」の目的と攻略法
【第1章:某日系大手人事が語る】「インターンに参加するやつは出世する」
【第2章:某日系大手人事が語る】「クラスの人気者を採用したい」
【第3章:某日系大手人事が語る】「君は、定時で帰って何するの?
インターンシップの攻略を目指している方へ
何十社とエントリーすることとなるインターンシップを攻略するには、適切なスケジュール管理が欠かせません。
下記の記事では、インターンシップに応募する際に必要な「マイページの管理」という作業の手間を少しでも省いていただくため、オススメの管理方法の解説、並びに実際に使うことの出来るシートの配布をしています。
unistyle特製のエントリー企業管理シートを活用し、適切にスケジュール管理をしていただければと思います。
また、オンラインインターンシップに参加するまでの選考過程においてWEB面接を課す企業も少なくありません。下記の記事はそんなWEB面接の対策を網羅的に解説した良質な記事です。
ぜひ一読してみてはいかがでしょうか。
インターンの探し方・選び方とは?自分に合うプログラムに参加するための準備も解説!
準備がすべて!オンラインインターン~成功の秘訣や便利グッズも紹介~