化粧品業界の志望動機の書き方まとめ|内定者ES例文付き
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最終更新日:2024年11月15日
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化粧品業界は女子就活生を中心に人気のある業界であり、特に大手化粧品メーカーは志望者が集中するため難易度が高いことで知られています。
志望者の中には、業界に対して華やかなイメージは持っているものの、具体的な職種や仕事内容についてよく知らず、志望動機が上手く書けないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では化粧品業界の仕組みや仕事内容、求める人材像をしっかり押さえながら志望動機を書く際のポイントを紹介していきます。
化粧品業界とは
化粧品メーカーは、「化粧品」の開発、製造、販売などを行う企業です。ここで扱う化粧品はいくつかの種類に分けられます。
具体的には、化粧水や洗顔料などの肌のコンディションを整える「スキンケア化粧品」、ファンデーションや口紅などの「メークアップ化粧品」、シャンプーやリンスなどの「ヘアケア化粧品」、ボディクリームなどの体をケアする「ボディケア化粧品」や香水などの「フレグランス化粧品」などです。
そして、これらに加えて、紙おむつや入浴剤、歯磨き剤などの「トイレタリー用品」を扱う化粧品メーカーも多く存在します。
続いて化粧品業界のビジネスモデルをご紹介します。
「研究開発」⇨「製造」⇨「マーケティング・ブランディング」⇨「販売」
資生堂や花王など、大手化粧品メーカーは、材料の研究・開発から新しい商品の企画、工場での製造、ブランドイメージの確立、販路の開拓まで全ての工程を扱っていることが多いです。
一方で、中小の化粧品メーカーは、化粧品のブランディングに特化する企業や、研究から製造までの工程を担当する企業など、自社の強い工程に注力している企業も多いようです。
以下では、職種の違いを踏まえた上で化粧品業界に求められる人物像を解説していきます。
化粧品業界に求められる人物像:職種別に解説
前述したように化粧品業界には、様々な職種が存在しており、それぞれで求められる人物像・素養が異なります。まずは業界全体として求められる人物像を確認しておきましょう。
・化粧品に興味を持つ人
・責任感の強い人
・コミュニケーション能力がある人
1つ目は、化粧品に興味を持つ人です。言い換えれば「美」意識が高い人とも言えるでしょう。どの職種においても化粧品そのもの、化粧行為、美容全般に関する業務を行うので、この意識は必要不可欠です。
続いて2つ目は、責任感の強い人です。化粧品業界は医薬品に近い商品を扱い、消費者の肌に直接触れるものであることから、使用の安全・安心が大前提として求められます。そのため、どんなことに対しても細心の注意を払いつつ、責任を持って仕事に取り組める人材が求められています。
そして3つ目は、コミュニケーション能力がある人です。化粧品業界では、顧客のニーズにいち早く対応し、新商品の企画や開発を行う必要があります。そこでは、消費者の声を収集したり、チーム一体となってプロジェクトを進めることが求められるため、コミュニケーション能力は欠かせない能力と言えるでしょう。
ここからは4つの職種別に説明していきます。それぞれの仕組み、仕事内容は「化粧品業界の働き方とは?職種と仕事内容を徹底解説」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
研究開発:化学や実験が好きな人、忍耐強い人
生産:マネジメントや対応力、予測や情報分析の能力を持つ人
マーケティング:分析力、行動力を持つ人
営業:企画提案力を持つ人
研究開発部門では、専門知識、技術を有していることはもちろん「化学や実験が好きな人」、「忍耐強い人」が求められます。新しい商品を開発するには、1~2年という開発期間を要することもあり、その期間、成分を分析したり過去の製品や他の製品と比較したりするため、長期間実験に向き合う根気強さと科学・実験への情熱が必要です。
生産部門では、計画に基づいて製品がきちんと出荷できるよう体制を管理する「生産管理」業務があります。そこでは何をどのようにしたら過剰生産にならずに売れるのか、今後どのように動向が見られそうかといったことを考える場面が多くあるため「マネジメントや対応力、情報分析力がある人」が求められるでしょう。
マーケティング部門では、市場調査をしたり、思い付いた企画やアイデアをSNSで瞬時に発信したりなど、すぐさま行動に移さなければならない場面があるため、行動力が必要になります。加えて市場調査後には、そのデータを分析し価値創出することも求められるため、分析力が必要です。
営業部門では、小売店や百貨店などに向けて自社の商品を売り込みますが、その際には顧客から消費者のニーズを聞き出し、最適な提案をすることが必要になります。そのため、業界全体に求められるコミュニケーション能力に加え、臨機応変な企画提案力が求められると言えるでしょう。
化粧品業界の志望動機の書き方
志望動機で伝えるべきことは、以上の6つになります。これらを全てを押さえることで、選考官も納得の志望動機を伝えることができるでしょう。
この6つの項目に沿って考えることで、一貫性があり論理的な志望動機を制作できます。フレームワークの解説は【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説で行われています。ベストはunistyleが提唱するフレームワークですが、文字数制限によって柔軟に取捨選択する必要があります。
後ほど本記事で紹介している化粧品企業内定者の志望動機も、この6つをすべて網羅しているわけではなく、特に自分が伝えたい部分を抽出しています。「フレームワークの6つの要素を全て満たしているESでなければ評価されない・選考は通過しない」というわけではないことを認識していただければと思います。
「なぜ数ある化粧品企業の中でうちを選んだのか」という部分に関しては化粧品業界の大手企業まとめ|業界地図付きの記事を参考にしてみてください。
面接官に熱意を伝えるESにするために、化粧品業界の数ある業種の中でも、どうしてその職種を希望しているのかということを論理性を保って説明することを心掛けましょう。
化粧品業界の志望動機の質問と回答例
ここからは化粧品業界の過去ESを企業別にご紹介します。実例を見ることで、人気業界である化粧品業界では、実際にどのようなESが評価されているのかということがわかるのではないでしょうか。
資生堂:過去ES
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花王:過去ES
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コーセー(KOSE) :過去ES
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以下の関連記事でも化粧品業界について解説しているので是非読んでいただければと思います。
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