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【業界研究】人材業界とは?概要やビジネスモデル、市場規模を解説

【業界研究】人材業界とは?概要やビジネスモデル、市場規模を解説

最終更新日:2020年08月19日

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「リクナビ」や「マイナビ」といった求人広告サービスなどを提供している人材業界は、就活中の皆さんにとって馴染みのある業界です。

しかし、人材業界と一口で言っても、様々な種類やビジネスモデルが存在し、働き方も多岐に渡ります。

そのため、人材業界はイメージのしやすさとは裏腹に業界理解の難易度の高い業界であると言えるでしょう。

人材業界の理解を完璧にするためには、まずは人材業界の大枠の構造を知ることが重要です。

そこで本記事では、人材業界の概要やビジネスモデル、市場規模について解説していきます。

人材業界とは?

人材業界とは?まず初めに、人材業界とは一体何かについて、概要やHR業界との違いを解説していきます。

人材業界の概要

一言で表すと、人材業界とは企業と人を繋ぐ業界です。

どのようなビジネスであれ、人がいなければ成立しません。そのため、企業にとってビジネスを展開するために「人を採用する」ことは必須の業務です。

しかし、自社で求人を募集したり、その中で自社に適した優秀な人材を採用したりなど、自社だけでこの業務を完遂するのは困難を極めます。

一方で、働くことを求めている求職者にとっても、「仕事を探す」ことは難しいと言えます。人は生きるため、稼ぐために求職者となり仕事を探しますが、仕事内容や給与面など、自分に合った仕事を見つけることは簡単なことではありません。

このように、従業員を増やしたい、優秀な人材を採用したいという企業側のニーズと自分に合った仕事を見つけたいという求職者側のニーズが存在します。この2つのニーズを合致させることが人材業界の役割です。

HR業界との違い

人材業界と似たような用語としてHR業界が用いられることがあります。違いがわからず、意味が混同してしまう就活生も少なくありません。

以下では、人材業界とHR業界の違いについて解説します。

HRとは”Human Resources”の略で、いわゆる「人事部」のことを指します。日本でも近年、採用時にHRという言葉を使用する機会が増えています。

人材業界とHR業界の違いは「軸の捉え方」です。

人材業界は一人の人を人材と捉え、それを軸として関連するサービスが分類され1つの業界となっています。一方で、HR業界は企業の人事部を軸と捉え、人事を支援するサービスなどを行っている業界です。

このように、人材業界は「一人の人」を、HR業界は「企業の人事部」をそれぞれ軸として捉えていることが違いとなります。

また、HR業界の種類は以下の4つとなっています。

採用
人材育成・研修
人事・労務
システム・業務ツール

これらに「HRtech」と呼ばれるHRテクノロジーを連携させるイメージがHR業界です。

人材業界の種類や各ビジネスモデル

人材業界の種類と各ビジネスモデルここでは、人材業界の種類について解説していきます。

人材業界の種類は大きく4つの分野に分類されます。

  • 人材紹介
    求職者と求人者(企業)との仲介を行い、双方のマッチングを成功させる
  • 人材派遣
    派遣会社に登録している求職者を企業に人材派遣する
  • 求人広告
    企業の求人情報を自社メディアに掲載し、求職者に情報提供する
  • 人材コンサルティング
    企業の人事戦略や人事評価制度等に関するコンサルティングサービス

4分野のいずれかを手掛ける会社もあれば4分野全てを担う会社もあります。リクルートグループやパソナグループ、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)などの大手企業は上記4分野を自社で手掛けています。

以下では、各分野についてビジネスモデルを踏まえて紹介していきます。

(1)人材紹介

人材紹介とは、求職者と求人者(企業)との仲介を行い、双方のマッチングを成功させることです。

人材紹介のビジネスモデルは以下の通りです。

人材紹介のビジネスモデル
 

このビジネスモデルにおける人材(紹介)企業の収益源は、求職者と企業とのマッチングを成功させた際に企業から支払われる成功報酬となります。

人材(紹介)企業は、個人側と企業側とに分かれ、企業側を担当するリクルーティングアドバイザーが企業を訪問して求人情報や求める人物、採用計画のヒアリングを行って求人票を作成します。

一方で、個人側はキャリアアドバイザーが転職を希望する個人の希望や職歴、志向性を聞いた上で求人を紹介し、リクルーティングアドバイザーと情報交換しながら、選考をサポートします。

また、企業によっては個人側と企業側の両方を一人が担当する場合もあります。負担は大きいですが、個人側と企業側とでズレが発生しないというメリットがあります。

人材紹介の代表的な企業は以下の通りです。

  • リクルートキャリア
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • パーソルキャリア
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • アデコ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから

(2)人材派遣

人材派遣とは、派遣元となる派遣会社に登録している者を派遣先となる事業所へ派遣して、かつ派遣先の指揮命令のもとで労働サービスを提供する雇用形態のことです。

人材派遣のビジネスモデルは以下の通りです。人材派遣のビジネスモデル

このビジネスモデルにおける人材企業(派遣企業)の収益源は、求人会社から支払われる報酬金と派遣社員に支払う給与の差額となります。

人材派遣のメリットは、「単価×時間×人員=売上高」になるため、売上の見通しが立てやすいということです。さらに、一度派遣してしまえば、継続的に利益を出すことができます。

一方で、競合他社とのサービスの差別化が非常に難しくなることがデメリットとして挙げられます。そのため、近年各社のサービス合戦が非常に激しいものになっています。

人材派遣の代表的な企業は以下の通りです。

  • リクルートスタッフィング
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • パソナグループ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • アデコ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから

(3)求人広告

求人広告とは、企業の求人情報を自社メディアに掲載し、求職者に情報提供する広告のことです。メディアの形態は様々ですが、リクナビやマイナビがイメージしやすいところだと思います。

求人広告のビジネスモデルは以下の通りです。求人広告のビジネスモデル
このビジネスモデルにおける人材企業の収益源は、求人企業から支払われる広告掲載料金となります。

前払い制度であるため、広告の結果があってもなくても、求人企業はお金を払わなければならない仕組みになっています。

つまり、求人広告を運用する人材企業は、求人企業から継続的に利用してもらうために、CTR(クリック率)・応募数・内定承諾率などの数字を上げることや掲載コストを下げるなどの工夫をすることが求められます。

求人広告の代表的な企業は以下の通りです。

  • リクルートキャリア
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • マイナビ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • レバレジーズ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから

(4)人材コンサルティング

人材コンサルティングとは、企業の人事戦略や人事評価制度等に関するコンサルティングサービスです。

人材コンサルティングのビジネスモデルは以下の通りです。人材コンサルティングのビジネスモデル
このビジネスモデルにおける人材企業(コンサル企業)の収益源は、クライアント企業から支払われるコンサル料です。

人材コンサルティングの解決法は様々で、以下のような種類が存在します。

採用戦略を練る採用コンサルティング
社員の教育を行う研修・教育コンサルティング
人事制度の設計などを行う人事コンサルティング
採用や給与計算の一部をアウトソーシング

人材コンサルティングの代表的な企業は以下の通りです。

  • リンクアンドモチベーション
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • リクルートマネジメントソリューションズ
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから
  • マーサージャパン
    →詳細な企業研究を行いたい方はこちらから

人材業界の市場規模

人材業界の市場規模ここでは、人材業界の市場規模について解説していきます。

矢野経済研究所の調べによると、2019年度(予測)の人材ビジネス主要3業界(人材派遣業、人材紹介業、再就職支援業)の市場規模は以下の通りです。

人材ビジネス主要3業界(人材派遣業、人材紹介業、再就職支援業)の2019年度の市場規模は、事業者売上高ベースで前年度比4.5%増の6兆4624億円が予想されています。

同様に、業務特化型6業界(技術者派遣ビジネス、営業・販売支援人材ビジネス、ネット転職情報サービス、アルバイト・パート・派遣求人情報サービス、製造派遣・請負ビジネス、医療人材サービス)の市場規模は以下の通りです。

業務特化型6業界(技術者派遣ビジネス、営業・販売支援人材ビジネス、ネット転職情報サービス、アルバイト・パート・派遣求人情報サービス、製造派遣・請負ビジネス、医療人材サービス)の2019年度の市場規模は、事業者売上高ベースで前年度6.2%増の4兆2931億円が予想されています。

人材ビジネス主要3業界と業務特化型6業界の2つを合計すると、人材業界の市場規模は約11兆円になります。

最後に

最後に本記事では、人材業界の概要やビジネスモデル、市場規模など、人材業界の大枠を紹介してきました。

人材業界の概要やビジネスモデル、市場規模について理解することで、人材業界の構造を把握することに繋がります。

本記事を参考に、人材業界の構造を理解しましょう。

以下では、人材業界に関連する記事を載せておりますので、是非ご覧ください。

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