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三菱地所の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

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    三菱地所の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

    最終更新日:2019年05月31日

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    三菱地所の本選考ES一覧はこちら

    前回の解説では、不動産など思い入れの持ちにくい製品を扱う企業における志望動機の無理矢理ではない書き方について説明しました。無理矢理に製品に対する興味を語ろうとすると、内容的にもちぐはぐで共感を得にくくなると考えています。それよりは今回の通過者もそうですが、自分自身の経験に結びつけて語る方がよっぽど無理なく志望動機を説明できるでしょう。

    なお、今回のエントリーシートはこちらの内定者のものになります。

    もっと多くの通過者エントリーシートを見たい人は、こちらを参考にしてください。

    三菱地所のES・選考レポート一覧

    一つ目の設問

    あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。300字以上500字以内

     

    所属する学生団体において、組織の代表として新規事業立ち上げを成し遂げた。団体は12年前の設立以来、新潟県の中山間地域にて高齢者を対象にした活性化活動を行っていたが、年々活動が縮小し、団体が地域に価値を提供できない状況が続いていた。それを打開するため、私は新たな側面からの活性化活動を行う方針を内外に示し、まずは持ち前の人懐っこさを活かし、多くの人と信頼関係を築きながら、地域の新たな活性化ニーズを探った。すると、地域の未来を担う子供たちの進学先の単一化や進学率の低下が課題として存在することが分かった。そこで私たちは「子供たちの視野を広げる」という目標のもと、現地の行政や企業を巻き込み、小中高校生対象の教育支援事業を立ち上げた。多くの利害関係者と共に計画を進めたため、複雑な交渉や調整といった困難があったが、私は絶対に諦めない姿勢でメンバーを率いて、実施にこぎつけた。その結果、実際に参加した子供たちの学力や進学率の向上といった成果が得られ、地域の未来を活性化する礎を築くことができた。また私はこの経験から、難題であっても様々な人と協力し、一貫して取り組むことによって、達成へと導けることを学んだ。

    新規事業を立ち上げ、利害関係者との交渉、調整を通じて実現にこぎつけたとのことで、ディベロッパーに求められる能力があることは、示すことができていると言えます。

    一方、利害が異なる関係者との交渉でどのような方法を取ったのかなど、具体的に意識して行なったことが明らかにできていない点が残念です。

    面接官は入社後に同じような困難に直面しても乗り越えることができる人材なのかを、「どのようにして信頼関係を築いたのか」「交渉や調整をどのように行なったのか」と尋ねることで知りたいと考えています。

    二つ目の設問

    あなたが大切にしている信念は何ですか。 それを培ってきた経験をふまえて教えてください。 300文字以上500文字以下

    私は決して諦めないことを自らの信条にしている。それが最も培われたのは学生時代に経験したプロフットサルクラブの広報部門でのインターンである。高い目標を持った活動がしたいと考えていた私は、「フットサル日本一」というビジョンに惹かれ、大学1年次にクラブに参加した。しかし、当時はスポーツビジネスに関する知識が無く、思った以上に何もクラブに貢献できない日々が続いた。私はそこで諦めず、徹底的に興業スポーツに関する勉強をした。書籍や雑誌での知識入手はもちろん、実際に様々なスポーツの試合に足を運び、時には関係者に話を聞くことで、広報やプロモーションの成功例を学んで知識をつけていった。すると、次第にクラブにおいても重要な役割を任されるようになり、次年度には主催試合における広報企画の責任者を担うことになった。責任ある立場になった私は、前年度比の観客動員数を上げることを年間目標に掲げ、これまでクラブで行われていなかった顧客調査を行い、その結果に応じた企画を周囲と共に実施した。その過程では様々な困難があったが、粘り強く取り組んだ結果、クラブは過去最高の年間観客数を達成し、目指す日本一に一歩近づくことができた。
    この設問では、大切にしている信念を経験に結びつけて答えられているため良いと思います。

    ただし経験から考えると、「決して諦めない」より「様々な観点からの考えを大切にする」など、もっと違う信念を懐きそうだと思えてしまうことは残念です。

    三つ目の設問

    あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。 300文字以上500文字以下

    私は大丸有に「学び」という要素を加え、これまで活躍してきた企業OBと、これから活躍する現役世代が共に学び合う街をつくることで、幅広い世代が集い、交流できるビジネス街を構築したい。明治時代からこれまで、大丸有は社会のニーズに即して進化を続け、その姿は今や単なるオフィス街ではなく、様々な人を楽しませる複合ビジネス街である。こうして常に変わり続ける大丸有エリアにおいて、私はこれまでに培ってきた一貫して物事に取り組む力を活かし、社会のニーズに応える難易度の高い仕事がしたい。学生時代に社会人の先輩方と多くかかわる機会を得た私は、シニア世代の方々が持つ知識や経験の深さを知ると同時に、社会がそれらを活かせていない現状を知った。そして、その活用がうまくできれば、未来の日本はもっと面白くなると確信した。それゆえ、私は大丸有において幅広い世代が学び合う生涯学習の場を築くことで、エリアの資産である企業OBの知見を次世代に受け継ぐ環境をつくりたい。シニア世代にとっては新たな活躍の場所を、現役世代にとっては貴重な学びの場を生みだすことで、多世代が共に生きる未来の社会のニーズに応える街づくりができると考えている。
    自分自身の経験から三菱地所でやりたいことを語ることができているのは良いと思います。
    もっと具体的に出来ないか、具体的にどのような街が「幅広い世代が交流できる町」として機能しているか話すことができると志望度の高さを伝えることができると思います。

    最後に

    今回の通過者については少し厳しめに書きました。特に「幅広い世代が交流できる街」というこのESの根幹部分をなしている内容に具体性が欠けてしまっているため、共感を得にくいように感じました。上記でも書いている通り、ある程度の具体例などわからない人にとってもイメージしやすくするというのは仕事においても求められるでしょう。

    就活をしている時には自分で考えて完結させてしまったコンセプトに酔ってしまい、上記のようなESになってしまうことがよくあります。学生時代頑張ったことや求める人材に対する理解は十分だった分、少しもったいなさを感じる内容だったと言えます。エントリーシートについては、内定者のいい部分だけでなく悪い部分というものからも学んでほしいと思います。
    三菱地所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

    credit: Philip Taylor PT via FindCC

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