【20卒慶應義塾経済学部】すーりなさんの就活体験記vol.4|2018.10 interview

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最終更新日:2023年10月30日

【20卒慶應義塾経済学部】すーりなさんの就活体験記vol.4|2018.10 interview

今回で3回目の慶應義塾大学経済学部のすーりなさんのインタビュー内容を掲載します。

↓↓↓すーりなさんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓
7月インタビュー
8月インタビュー

本選考とインターンの締め切り情報

慶應義塾大学 すーりなさんの履歴書

すーりなの履歴書
◆性別
└女性

◆大学
└慶応義塾大学経済学部に高校からの内部進学で合格。慶應以外は受けておらず検討もしていなかった。

◆趣味
└テニス(大学からサークル)・ピアノ(小さい頃から親の教え)・映画・旅行(国内も海外も)・ディズニー

◆サークル
└テニスサークルに所属。現在一般会員で今後幹部になりたいなどもそこまでない。

◆アルバイト
└居酒屋(3年半)・塾講師(4年)で働いている

◆留学
└半年カナダへ。海外に対しての興味はそこまでなく、海外で働きたいという欲はない。

◆資格
└自動車免許と英検2級。英検は高校時代に取得したもの。

◆就活をはじめた時期
└2018年6月頃

◆志望業界
└7月時点ではディベロッパーを希望。それ以外は見ていない。

◆希望職種
└まだぼんやりしているが営業。そもそも営業以外をあまり知らない。

本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。

9月の活動を振り返って

自分の活動量・内容について

「9月の就職活動について教えてください。」

 

 

「先月はいろいろ忙しくてインタビューをお休みしちゃってすみません。。。」
 

 

「いえいえ。そういうときもあるよね。
ESや面接、グループディスカッションの選考状況やインターンの参加状況はどう?」

 

 

「最終的にESを提出したのは、以前お伝えした三菱UFJ銀行と東京海上日動、森ビル、NTT都市開発、東急不動産、野村不動産の6社と、ゴールドクレスト、ヒューリック、そごう、新日鉄興和不動産ですね。結果としては、ESは東急不動産以外は上記全て通りましたが、その後の選考でほとんど落ちました。インターン参加までいけたのはゴールドクレストだけですね。ヒューリックと新日鉄はまだ選考中で、そごうは参加することは決定している状態です。」

 

「どういう基準で提出する企業を選んだの?」
 

 


「前回と変わらず、興味があるデベロッパーを中心に提出しました。視野を狭めたくないので、金融もいくつか提出してみたという感じでしたが、ディベロッパーほどの魅力を感じることがなかったので本選考では応募しないと思っています。そごうについてはディベロッパーというわけではないと思いますが、街や都市の発展に不動産を絡ませて寄与しているという点で興味を持てたので応募しました。」
 

自分の行動量・内容まとめ
・提出数は10社ほどでディベロッパーが中心。
・活動量そのものは決して多くはないという自覚がある。

インターン選考について

「ESは通過したけどその後ダメだった企業について、それぞれの選考内容について簡単に教えて下さい。」

 

「東京海上日動のGDは8人程度の集団面接。野村不動産は6人程度のGDで3つの開発計画の中から1つを理由付けと共に発表するというものでした。森ビルは書類とウェブテストで選考されたため、面接までは至っていません。ゴールドクレストとそごうはESのみで選考されたため面接はそもそもありませんでした。」

 

「面接を通過できたのは、実質ヒューリックだけというところかな?」

 

「そうですね。ESは通過するものの、その後のところがほとんどダメなので、面接やウェブテストの対策はしっかりやらないとまずいことになりそうだと思っています。」

 

「面接全体における反省すべきところはどう考えてるかな?」

 

 

「全てにおいて本当に準備不足で、、、いろいろと話す準備はしたものの、話せるかどうかは全く別問題だと思いましたし、聞かれた内容にしっかりと答えたのは良かったと思うものの、中身が薄いものだったと思っていますので、事前対策と当日に向けた対策の両方をしっかりやらないとダメだと感じました。

 

「基本的なところだね。その他にはある?」

 

 

「あと、ESは提出数を引き上げることも大事だと思いますが、しっかり先輩や社会人を頼って添削してもらった上で出さないと、と反省しています。量をこなすだけでは成長しないとわかりました。目的を明確にし、フィードバックをきちんともらいながら進めるようにしていきます。」

 

インターン選考まとめ
・手応えを感じる前に撃沈という状態。
・とにかく準備不足、対策不足。一つ一つ進めていく以外にないという反省。

周りの活動量・内容について

「友人たちはどう?どのくらい就活してる?」
 

 

「金融系のインターンに参加しているという声をよく聞きますね。とりあえず金融系のインターンに行っとけという雰囲気があるわけでもないですが、1人1社は行ってる印象です。」



「その他の業界とかはどう?イベントとかでも。」

 

 

「特にこれといっては聞かないですね。おそらく私の耳に入らないだけな気もしていますが、目立ってめちゃくちゃ就活しているという子がそもそもそこまで多くない印象です。全員平均的に動いているといったところですかね。」

 

周りの行動量・内容まとめ
・周囲と比較すると出遅れているわけでもよくやっている方でもないという自覚
・友人は皆金融系のインターンに1回以上は行っている様子

これまでを比較した変化

企業選びの軸

「インターンに参加したことで就活の軸は少しでも明確になった?」

 

 

「改めてになるんですが、軸というものを定めているわけではなく、定まる様子もあまりないですね。。。必要性も今も感じていません。」

 

志望業界・職種

「以前は、ディベロッパー志望ということだったけど、他に興味がある業界はあった?」

 

 

「志望業界に関しても志望職種に関しても特段変化はありません。ただ、”不動産開発”だけでなく、その周辺のビジネスにも興味は持つようになりました。そういう意味では、沿線開発ができる鉄道、テナント誘致などをメインに行う百貨店・商業施設、USJやディズニーなどのアミューズメントなどには興味を持つようになりました。」
 

ガクチカ・自己PR

「学チカ、自己PRについてはどう?」

 

 

「いろんなフレームワークを参考にはしましたが、まだまだといったところですかね。いろいろ書いてみてはいまして、7パターンくらいはとりあえず作ってはみましたが、ここからどうブラッシュアップできるかがポイントだろうなと思っています。」

 

全体を通して

「7月から就活を本格的にし始めたと思うけど、何か思うこととか感じたことはある?今の正直な気持ちを聞かせてください。」

 


「疲れますね(笑)8月、9月もそこまで活動量として自賛できるほど取り組めたわけではありませんが、学校・ゼミ・サークル・アルバイトなどある中でうまく両立させるのが大変だと感じています。」

 

8月と9月を比較した変化まとめ
・企業選びの軸に関しては未だ明確になっていない。そもそも軸を設定する必要性を感じていない。
・ガクチカ・自己PRはネタこそいくつかありパターン化もできつつあるが、ブラッシュアップするところまでは至っていない様子。

10月にやろうと思っていること

「具体的に10月に取り組もうとしていることはある?」

 

 

「特に数値目標は設定しませんが、引き続きESを提出しないとと思っています。提出するだけでなく、しっかり誰かに見てもらって精度を高めていくことも並行しないといけないと感じていますね。」

 

10月にやろうと思っていることまとめ
・特に目標は定めないが、引き続きES提出を行いインターン参加を目指す。

今就活で悩んでいること

「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」

 

 

「さきほどお伝えした時間の問題もありますが、その他だと、文章力にそもそも自信はなかったのですがここにきて露呈してきたと思っていて、一長一短で改善できるものではないと思っているからこそこの先が非常に不安です。あとは、面接の場数も踏めていないので話す力が今どの程度あるのかもわからず不安です。面接にいくためにもESを通過しないといけないので、とにかくES頑張ります、、、」

 

今就活で悩んでいることまとめ
・ネタは増えてきたし整理もできつつあるが、それをどう表現するかに課題を感じている。
・文章だけでなく、どう対面で伝えるかについても場数が少ないこともありどうしようもない不安がある。

unistyle編集部より

すーりなさんへのフィードバック

夏のインターンでは10社ESを提出して9社通過と、ESの通過率に関しては良かったと思います。しかしその後のGDや面接での通過率があまり良くなかったのが残念に感じているところでしょう。

本人は引き続きESに力を入れ通過率を上げていきたいと話していましたが、秋冬のインターンでは面接やWEBテストの対策に力を入れていくべきだと思います

ESの対策ももちろん必要ですが、面接の方が思うように良い結果が出せなかったようですので、次からの選考では十分に対策をして挑めると良いでしょう。

夏のインターン選考で何度か面接を受けたことで、面接慣れしただけでなく面接で注意すべきポイントなども分かってきたと思います。不合格になってしまった面接では何が悪かったのか通過した面接では何が評価されていたのかなどを振り返り次からの面接に活かしていけると良いでしょう。

このように結果から反省し、次の面接に活かすということは本選考においてもやるべきことの一つです。インターンの段階から反省→改善をすることを意識しておくことで本選考で有利になると思います。

また、WEBテストの対策についても必要性を感じているとのことでしたが、WEBテストなどの適性検査の対策はできるだけ早めに始めておくべきです。

就活を終えた学生の多くが後悔することの一つとして「適性検査の対策を早い内からやっておけばよかった」という意見があります。まだ始めなくても大丈夫、と思うのでなく早い内からコツコツと勉強を始めていって欲しいと思います。

すーりなさんへのオススメ記事

今回は本人も必要と感じていた面接と適性検査の対策記事をいくつか紹介したいと思います。

・「面接対策」に関する記事はこちら

【1】面接における10の心構え
→面接において注意すべき基本的なポイントをまとめています。話す内容だけでなく話し方や態度なども評価される面接において意識するべきことを知っておきましょう。

【2】【ガクチカ】面接で必ず聞かれる10の質問と適切な答え方
→こちらは上の記事と異なり、面接の内容に関する記事です。どのような質問がされるかを想定しておき、答えを用意しておくことは面接で成功するためには必要です。

・「適性検査対策」に関する記事はこちら

【3】Web適性検査の対策・練習方法|問題例と解答を基に練習しよう!
→WEBテストの対策についてまとめた記事です。どのように、いつから、何をやればいいのかなどを知りたい方は読んでおくべきでしょう。

【4】【SPIテストセンター対策】知ることから始める効果的な攻略法とは
→適性検査対策をする上でまず初めに取り掛かるべきSPI3のテストセンターに関して、概要から対策までまとめた記事です。

次回は11月に公開予定

●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。●
20卒早慶上智4名のリアルタイム就活体験記|いつ、何を、どのように、どんな心境で就活をしているのか?

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【ケース】日本のフットサル人口を求めよ 【ケース】日本のフットサル人口を求めよ 外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!外資系コンサルティング会社の面接においては、自己紹介の後に自分に関連することでフェルミ推定を出すことが頻繁にあります。私の場合はフットサルをしていましたので、フットサルの競技人口を求めて下さいという設問にも何度か出くわしたことがあります。皆さんも是非、自分の関わる身の回りのフェルミ推定は面接前にしてから臨んで欲しいと思います。1.前提条件の確認とアプローチ方法の選定【前提条件】ここでは一年間に一度でもフットサルをプレーした人をフットサル人口としてカウントします。【アプローチ方法の選択】人口ベースから需要を計算するという需要ベースではなく、日本全国に何カ所フットサルコートがあるのか、何人程度が年間プレーしているのかという供給ベースでフェルミ推定を行いたいと思います。フットサルをプレーするためにはフットサルコートという特殊な環境が必要になるため、供給側から推定した方が、より精緻な推定ができると考えたためです。2.実際の計算フットサル人口=①フットサル場の数×②コート数×③回転数×④稼働率×⑤1回当たりの参加者数×⑥日数÷⑦一人当たりの参加回数を求めることで、フットサル人口を求めることができそうです。それではそれぞれのパラメーターについて推定していきましょう。①フットサル場の数まずフットサル場の数については、札幌、仙台、東京、横浜、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡の主要9都市にフットサル場が20個、その他の府県にはそれぞれ10個あると仮定すると、180個+380個=560個と推定できます。②コート数次にコートの数ですが、私が行ったことのあるフットサル場の多くが3面ありましたので、コート数は3と仮定します。③回転数次に回転数を求めたいと思います。フットサル場の営業時間は大体朝9〜夜23時の14時間で、予約は2時間一単位で行うことが多いので、一日で7回転とします。④稼働率稼働率については、平日は朝から夕方まで空いている一方で、土日はほぼ満員で予約を取るのが難しいぐらいのため、下記の通り仮定します。平日:9時〜17時:20%17時〜23時:60%土日:9時〜23時90%上記から稼働率の平均を求めると、{(8時間×20%+6時間×60%)×5日間+14時間×90%×2日間}÷(14時間×7日間)=約52%計算簡略化のために50%として計算することとします。※今回は稼働率の平均を算出して計算していますが、稼働率の違うそれぞれの日にちごとに参加者数を算出しても構わないでしょう。⑤1回当たりの参加者数一回当たりの参加者数は、最低でも1チーム5名の10名以上が参加する必要があるので、控えも考えて15名と仮定します。⑥日数ほぼ年中無休で空いているコートが多いので、350日と仮定します。⑦一人当たりの参加回数私自身は月に8回、年間100回ほどフットサル場に行きますが、かなり多い方だと思います。多くの人は一年間に2〜3回しか参加しないと思われますので、競技志向の多い人も含めて考えて、年間6回ほどと仮定します。以上より、560場所×2面×7回転×50%×15人×350日÷6回/人=343万人と計算できます。3.検証レジャー白書2011によると、一年間に一度でもフットサルをしたことがあるひとは370万人となり、近年急激に増えているとのことです。フェルミ推定の値にかなり近いと言えますが、来年には更に増えるとなると、そもそものフットサル場の数が需要に合わせて増える可能性があります。直近の成長率から今後、どのパラメーターが大きく動くかを考えることも、ビジネス脳を鍛える上では有効です。是非意識してみて下さい。【ケース問題を解く上で必読の3冊】東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題【余裕があったら読んでおきたい+2冊】戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?photobywoodleywonderworks外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開! 27,797 views
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本記事は山梨大学キャリアセンターの紹介記事になります。山梨大学キャリアセンターの教員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。こんな方にオススメ・山梨大学に通っていてキャリアセンターの実績や取り組みを知りたい学生・受験する大学を探している高校生本記事の構成山梨大学キャリアセンターとは「自分の可能性や視野を広げるきっかけに」キャリアセンターの熱い想い地域のつながりを活かした数々の就職支援取り組み「一人で悩まないように」親身なサポートによる高い就職支援実績学内外との密接な連携でさらに手厚いサポートを目指す高校生に知ってほしい山梨大学の個々の寄り添ったキャリア支援地域活性化を見据えた支援を!山梨県内企業様との取り組みキャリアセンターからのメッセージ取材後記山梨大学キャリアセンターとは取材した方のプロフィール山本さんキャリアセンター特任教授。キャリア教育担当。キャリアセンター内事業の企画などにも携わる。幅広い層のカウンセリングおよびコンサルティングに従事。山梨大学とはどんな大学?山梨大学は、山梨県甲府市にある国立大学です。教育学部、医学部、工学部、生命環境学部の4つの学部と医工農総合教育部・教育学研究科の2つの大学院を有した総合大学として、4、700人余りの学生が2つのキャンパスで学んでいます。「地域の中核、世界の人材」をキャッチフレーズに、地域社会との連携に力を入れつつ、世界に通用する人材の育成を目指しています。山梨県立大学との教育連携の推進、高大連携のほか、世界トップレベルの発生工学、先端脳科学などをはじめとする幅広い分野の研究を産学官と協働で進め、多くの研究成果を社会に還元しています。国内外における諸課題への解決に積極的に挑戦し、未来を切り開くことのできる人材育成を目指しています。キャリアセンターとは?山梨大学キャリアセンターは、甲府西キャンパスに設置されています。真に地域・社会が求め山梨大学が目的とする「地域の中核、世界の人材」を育み、輩出するため、教職員が一丸となって学生および院生の指導に取り組んでいます。具体的な支援内容は、進路支援事業、キャリア教育、インターンシップ、進路・就職情報の提供です。「自分の可能性や視野を広げるきっかけに」キャリアセンターの熱い想い親身な就職相談で学生の知を広げたい実際にキャリアセンターでご勤務されている中で、どういった想いで取り組みをされているのでしょうか。山本さん:自分の可能性や視野を広げるきっかけ作りをここでしてもらいたいというのが1番です。コロナで学生が孤立した時に、全国的にも「退学することに決めたので、就職をどうしたらいいか教えて欲しい」という相談がすごく増えたと耳にしました。本学でも相談内容の変化なども感じつつ、コロナ禍で、友達にも会えず、一人で抱え込んでしまう学生は少なくないのだと感じました。また、首都圏の学生と比較して、「自分には王道の就職はできないと思う」などと過小評価をする学生もいます。そのため、自己理解を深め、まずは「等身大の自分」に向き合い自信を持ってもらえるような支援をしていきます。支援の過程では、知を広げていくことで、選択肢や可能性が限りなく増えていくということを、伝えていきたいです。地域のつながりを活かした数々の就職支援取り組み最新の求人等様々な資料が閲覧可能な求人資料検索室と、オンライン面接専用の貸し出しスペース(山梨大学キャリアセンターHPより引用)様々な就職支援取り組み実際にどんな就職支援をしているのかをいくつかお話していただいたので以下に紹介します。・単位取得型インターンシップ・国家資格を有するキャリアコンサルタントによるキャリア相談​​​​・著名講師陣による各種講座県唯一の国立大の強みを活かして!単位取得型インターンシップ山梨大学キャリアセンター様独自の取り組みはございますか?山本さん:1つは単位取得型インターンシップです。単位取得型インターンシップは5日以上で実施し、仕事理解を深めながら、その企業様の強みだけでなく、地域ならではの魅力や可能性も理解していきます。県内唯一の国立大という信頼感からか、山梨大学の学生を高く評価してくださる企業様は少なくなく、そういった地域の企業様・団体と連携を取って実施しています。登録企業・団体数は、県内を中心に100以上、インターンシップ参加学生数は200名以上です。センターにはインターンシップ担当のキャリア・ディレクターという専任職員が在籍しています。インターンシップ全般に関する学生の相談に乗るほか、プログラムをより良いものにするために、常に企業様と一緒に内容を検討・刷新しています。三省合意も受けて、大きな過渡期にあるからこそ、今後も、博士後期課程の長期インターンシップなど、より学生のニーズや社会からの期待に応えられるよう、引き続き各所と連携を取りながら推し進めていきます。卒業後も手厚くサポート!OBOGのキャリア相談就職支援の取り組みの中で、特徴的な取り組みは何ですか?山本さん:国家資格を有するキャリアコンサルトによるキャリア相談は、対面とオンラインで実施されています。2023年度からは、卒後のOBOG向けのキャリア相談も始めました。何かしらの理由で、未内定のまま卒業してしまったとか、都内に就職したものの、やはり山梨に戻ってきたいなど、変化の大きい社会で悩んでいるOBOGをサポートしたいという想いから始めました。またオープンキャンパスや生協主催の入学準備説明会などを通じて、入学前の学生やそのご家族からの相談にも対応しています。「学生に活用してほしい!」著名講師陣による各種講座「絶対にこれだけは学生に活用してほしい!」オススメな取り組みは何ですか?山本さん:著名講師陣による各種講座です。なかでもマナー講座に関しては、もとCAによる「所作のマナー」、フリーアナウンサーによる「話し方を中心としたマナー」、就活の専門家による「就活マナー」と、目的に応じたマナー講座を開講しています。参加学生から特に評判の良い取り組みは何ですか?山本さん:就職コンサルタント福島直樹先生の就活講座、現役のメイクアップアーティスト大谷美和さんによる社会人メイク講座、フリーアナウンサー倉島麻帆さんのマナー講座、元NHK英語チーフアナウンサー花田恵吉さんの「コミュニケーション講座」です。メイク講座は、男子学生も多く参加しています。また、これらの講座は、大学間連携により山梨県立大学の学生も参加可能です。「一人で悩まないように」親身なサポートによる高い就職支援実績キャリア相談で不安を自信に!就職支援実績についてお聞かせいただけますか。山本さん:2023年度卒の就職率は全学部97.8%、修士98.8%です。先ほどお伺いした就職支援の取り組みを通して、学生からはどのような声があったのでしょうか?山本さん:キャリア相談では、「視野が広くなった」「もっと早く相談に乗ってもらえばよかった」という声が多いです。本学の学生は、「周囲の期待に応えたい」という学生が多く、進路選択などで何かしらの不安や悩みが生じても、自分で解決しようとする傾向が見受けられます。キャリア教育や各種進路事業を通して、キャリア相談を利用したことで「不安を自信に変えられた」という学生も少なくありません。あくまでも私の主観ですが、他大学に比べて、内定の報告(お礼)を言いに来る学生は圧倒的に多く、小規模な大学だからこそ、学生とセンター職員との信頼関係が築けていると思います。学内外との密接な連携でさらに手厚いサポートを目指す学内だからこそ受けたい!著名な講師による就活講座キャリアセンター様の方で、直近で何か予定されている取り組みってありますか?山本さん:『学歴フィルター』などで著名な就職コンサルタントの福島直樹先生の「就活講座」を始めとした、「わかりやすく、すぐに実践できる」各種講座を予定しています。「就活講座」は、自己分析、ES作成、面接対策のほか、「就活にまつわる都市伝説のような学生の思い込みへの対策」などを網羅した4回シリーズです。昨年度から開催していますが、アンケート結果も「非常に良かった」のみの各回大人気の講座です。こういったものも学生さんからの参加率は増えてきているのでしょうか?山本さん:昨年から開講していますが、「前回参加してよかったので、また来ました」という学生は多いです。特にメイク講座では、回を重ねるごとに男子学生が増えています。色の白さが、就活では「自信がなさそうに見えるのでは」などと気にしているものの、相談する相手がいないといった声もあり、実際は何かしら不安や疑問を抱えている学生は少なくないのかもしれません。そのため、男性もこういったメイクアップ講座は外部では受けにくいけれど、学内でやるのであれば参加したいという思いがあるのだと思います。すべての学生が自分らしく働けるように!地域企業との密な連携中長期的に、学生に対してどのような就職支援を行っていきますか?山本さん:ダイバーシティの観点から、障がいのある学生の就職に関して、企業様との連携に重きを置いていきます。すべての学生が、「自分らしい納得のいく仕事を中心とした人生」を歩めるよう、サポートしていくうえでは、キャリアセンター単独での支援ではなく、学内外の関連機関と密な連携を取っていくことが不可欠と感じています。以前は、例えば障がいのある方の就職はここと連携、というような決まりきった支援に留まっていました。2022年度からは、学内のアクセシビリティ・コミュニケーション室と定期的な会議を開催し、学生のご意向をお聞きしながら、一人ひとりにあった支援を、早期から提供できるよう日々奔走しています。またこれをきっかけに、それまで支援の対象者は在校生のみでしたが、卒後も引き続き支援をすることになりました。多様化する学生のニーズに応えていくためにも、今後も常に情報収集をしながら各所との連携を強めていきます。「共に学生を支援する仲間として」保護者向けのカウンセリングその他で進めていきたい取り組みなどはございますか?山本さん:保護者向けのカウンセリングです。社会構造が大きく変化するなかでは、ご家族のご心配もこれまで以上に大きいと感じています。ご家族からするとどういうところにご不安をお持ちなのかなど、ご心配やご不安といったお気持ちも共有させていただき、悩み相談というよりは、学生の決定を信じて対応し、学生が迷った時には軌道修正する役割を一緒に担う仲間として、学生もご家族も安心できる進路決定をサポートしていきたいと思っています。高校生に知ってほしい山梨大学の個々の寄り添ったキャリア支援学生の将来設計にむけて全力サポート!山梨大学ならではのキャリア支援キャリア支援について強みや他大学との違いは何がありますか。山本さん:山梨大学の就職率は97.8%です。医師や看護師などの国家試験は合格率100%を目指し、万全の教育・サポート体制で臨んでいます。学生一人ひとりの特性・適性を見出し、目的意識を持って自分にあった将来設計が出来るよう全面的に就職支援を行っているほか、充実したキャリア教育を展開しています。山梨大学を目指す高校生に伝えたい情報はございますか?山本さん:アドミッションセンターでは、毎年オープンキャンパスとは別に、ミニツアーや体験授業を開催しています。様々な側面から、大学生活や学びを体感できる貴重な機会です。ぜひご友人と一緒に参加して、疑問や不安を解消していただきたいです。受験生に向けて山梨大学キャリアセンターから最後に一言受験生に向けて最後に一言お願いします!山本さん:受験勉強中は、手ごたえも感じられず、不安になることもあると思います。ぜひ大学が実施する高校生向け各種イベントなどに参加することで、リフレッシュしながらモチベーションを上げて、乗り越えてください。地域活性化を見据えた支援を!山梨県内企業様との取り組みガイダンスの様子(山梨大学キャリアセンターHPより引用)学生の身近なロールモデルに!OBOGによる特別授業__地域活性化に向け、地域の企業様とどのような取組みをされていますか?山本さん:キャリア形成科目群では、本学キャリア形成科目の一環として、地域の様々な業界で活躍されている企業や官公庁の方々に、業界の潮流や今後の課題といった仕事理解のほか、OBOG自身のキャリア形成について、授業でお話いただいています。__具体的に、地域の企業様のどういったサポートが学生の手助けとなっているのでしょうか?山本さん:単なる仕事の説明ではなく、その業界ならではの面白さや、社会全般の問題に対して山梨の企業が何をできるのかなど、組織の一員としての立場だけでなく、一OBOGとしての視点からお話いただいています。そのため、学生も「単なる社会人のお話」ではなく、身近なロールモデルの話として、より真剣に耳を傾けています。__日頃から、企業様とはいいお付き合いをされているのですね。​​​​​​山本さん:大学との共同研究も多く、長年の信頼関係が根底にあることや、産学連携で地域を良くしていきたいという共通の目標があるからこそだと思います。実際の業務に触れ、地域企業の魅力に気づく__貴学から地域企業様へのインターン実績、就職実績などを教えていただけますか?山本さん:単位取得型インターンシップでは、地域企業様を中心に100以上の企業・団体にご登録いただいています。特に地域の中小企業様へのインターンシップでは、実際の業務に触れることで、これまで全く知らなかった、その企業あるいは業界ならではの魅力に気付いた、視野が広がった、という声が多いです。就職実績では、山梨を支える様々な組織・企業様にOBOGが多く在籍していて、企業様との情報交換会などで、「実はOBです」という話をよく耳にします。様々な場所や立場から、山梨を支えていることに誇りを持ちながら働いているOBOGの活躍を、今後もしっかりと繋いでいかなければ、という気持ちを持っています。キャリアセンターからのメッセージ学生に向けてキャリアセンターからのメッセージ__学生さんに対してメッセージがあったらいただけたらなと思います。山本さん:皆さんには、思っている以上に沢山の可能性や選択肢があります。働く場所も日本に限らないという時代です。一人で情報収集や就職活動を行うのは、なかなか限界もあると思います。「知らないことは選択肢に入ってこない」これは、地域企業で活躍されているOBの言葉ですが、だからこそ、まずは視野を広げるきっかけとして、キャリアセンターを利用して「知る」を広げていただきたいです。企業様に向けてキャリアセンターからのメッセージ企業様に対して改めて何かメッセージを送るとしたらどんなことを伝えたいですか。山本さん:企業様とは互いに地域を支えていくパートナーだと感じています。OBOGの皆さんのご活躍をさらに広げ、繋いでいくのが私たち大学の教職員の役割だと認識しています。学生の成長を大学がサポートし、卒後は企業や団体の一員として山梨を支えていく、山梨の魅力を広げていく、そういった役割を一緒に担っていきたいと思っています。取材後記県内唯一の国立大学である山梨大学。大学の特色を活かし、地域社会との連携に力を入れていることが印象的でした。さらに、「視野を広げられるように」「選択肢を増やせるように」といった熱い思いで、学生一人一人の悩みに寄り添っていることが伝わりました。相談する相手がおらず、一人で自分の将来について悩んでいる学生はいませんか?きっと、山梨大学キャリアセンターを利用すれば、新たな気づきや解決策を得ることができるはずです。山梨大学のキャリアセンターについての詳細は以下のリンクから確認ください。山梨大学キャリアセンターの詳細はこちら他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。 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「こんなはずじゃなかった。」新卒配属ガチャ問題とどう向き合うか 「こんなはずじゃなかった。」新卒配属ガチャ問題とどう向き合うか 新卒配属ガチャという言葉をご存知でしょうか。新卒入社後の部署配属がランダムに決定されることで、「自分がやりたい仕事ができる部署ではなかった」「人間関係が上手くいかない」など当たり・ハズレがあることから「ガチャ」と呼ばれるようになっています。新卒配属ガチャ問題は、いわゆる日本型雇用の代名詞である「終身雇用」や「年功序列制度」を導入している企業で起きます。代表的な業界としては、商社、金融が挙げられます。参考:そして、新卒配属ガチャ問題による入社後ギャップの影響で、入社後2〜3年で退職する方が少なくないという事実があります。今回は新卒配属ガチャ問題による早期退職と実際に新卒入社で退職した方の「退職理由」をまとめた上で、早期退職を避けるためにどうすべきかを考察します。入社後の働き方を考える参考になるかと思いますので、自分が志望している企業が新卒配属ガチャ問題に当てはまる可能性がある就活生の方は是非ご一読下さい。新卒配属ガチャ問題とは終身雇用制度を導入しているような長期的に社員を育てようとする企業では、新卒の配属では希望が通らない場合が多く、それにより自分に合わない部署に配属されてしまうという、所謂「ハズレを引く」ということが度々起こっています。このハズレの具体例としては、・配属された事業部の仕事内容が、やりたかった仕事・適性のある仕事と全く異なり、仕事が自分に合わない・上司や教育係など、配属先部署での人間関係が上手くいかない・残業が多いなど、労働条件が良くない部署に配属されるなどといったものが挙げられます。さらに厚生労働省の調査によると、自己都合による離職の理由の約27%が「労働条件(賃金以外)が良くないから」となっており、最も高い割合を占めていました。上記で挙げたような配属先でのミスマッチが起きることで、早期離職をする社員が多くなっています。つまり、行きたい企業に入社しても配属先とのミスマッチによって離職するということがよく起きているのです。これが新卒配属ガチャの一番の問題点です。参考:平成28年雇用動向調査結果の概況早期退職を避けるためには入社時から転職を考えていた方はさておき、苦労して内定を得た会社をすぐに辞めてしまうのはもったいないと考える方が多いと思います。そうならないためにも企業選びの時点から入社後の配属については考えておくべきだと思います。では、早期退職を避けるためには就職活動の時点でどのようなことをしておくべきでしょうか。【1】OB訪問、面接、説明会などで社員に直接配属について聞く実際の配属のされ方や、部署ごとの配属人数比、希望がどの程度考慮されるのかなどといったコアな情報はHPなどではわからない場合が多く、そういったコアな情報は実際に社員の方から聞くのが最も良い方法です。実際に新卒配属を経験している社員から生の声を聞くことができれば、その会社の配属に関してある程度理解でき、ガチャのリスクがどれだけあるのかも知ることが出来るでしょう。企業によっては学歴によって部署や勤務地などを決めているという場合もあるので、そのような情報はOB訪問で聞くことが出来ると思います。また、OB訪問だけでなく説明会などで人事の方に質問するのも良いかと思います。人事部の方であれば、採用も配属も両方考える場合がほとんどであるので、配属に関して詳しい可能性が高いと言えるからです。このように、事前に正しい情報を理解できていれば、入社後に「知らなかった」ことによるミスマッチを減らすことができます。もし、自分の希望している部署で働ける可能性が低かったり、配属される可能性がある部署が自分が全くやりたくない仕事の場合は、別の企業を探すのもありだと思います。参考:【2】配属ガチャは前提として、仕事軸ではなく理念・ビジョン軸で意思決定する配属人数の兼ね合いなどもあり、そもそもどんな企業でも100%配属希望が通るとは限りません。採用人数が少ないベンチャー企業であれば、可能性として有り得ますが、採用人数が多い企業であればあるほど、可能性としては低くなります。そのため、「希望する部署で働きたい。それ以外の部署は嫌だ。」という発想自体を転換する必要があります。例えば、仕事内容に焦点を当てずに、企業のビジョンや理念に焦点を当てて考えるのは一つの有効な手段です。仮に自分が企業のビジョンや理念に共感をしていれば、仕事内容は自分にとって目標達成のための手段になります。つまり、どんな仕事をしていてもやりがいを感じることができます。学生時代の部活と同じです。仮に自分が野球部だったとしましょう。練習での走りこみや筋トレ。やっている時はとてもしんどくて、どんな人でも辛いと感じることがあると思います。それでも、練習を頑張れる理由は何なのか。それは、「甲子園に出たい」「試合に勝ちたい」「レギュラーになりたい」という目標があり、その目標達成が自分のモチベーションになるからです。これと同じように仕事でも、「自分は○○というビジョンに共感している。○○というビジョンを達成するために、自分は働いている。」と考えることができるので、仮にどんな仕事内容だったとしてもやりがいを持って仕事ができます。最後に配属ガチャはその名の通り、ガチャ(運)の要素があります。良い方向に転ぶ場合もありますし、悪い方向に転ぶ場合もあります。本記事では、これまで配属ガチャがある企業において、特定の部署に配属を希望することは難しいと述べてきましたが、一方で配属ガチャが起こりうる代表的な業界としてよく挙げられる総合商社において、下記のような良い方向に転んだ事例も実際にあったそうです。私の友人の実話ですが、彼はあまりの優秀さに某総合商社から、「君の好きなところに配属させるから、他の内定蹴ってうちに来てくれ!」といわれています。もちろん普通の採用フローです。体育会の特別フローとかにのってたわけではありません。彼のスペックですが、東京大学経済学部で某有名ゼミに所属、1年の交換留学経験があり、もともとは外資系投資銀行やコンサルティングファームに興味があり、それらの選考を受けていたので、商社の面接が始まる頃には面接慣れしており、すらすらと聞かれたことに対してクリティカルに回答できる状態になっていました。参考:配属リスクに怯える商社志望者、圧倒的一番になれば配属リスク無くなる件これはかなり極端な例であり、あまり参考にすべきではありません。内定と同時に希望部署への配属が確約されることは可能性としてはなくはないですが、たった数%です。その可能性の低さを認識しておく必要があるでしょう。就職はゴールではありません。入りたい企業に入れた=やりたい仕事ができるとは限りません。人間関係に関しても、入社前に見極めることには限界があります。だからこそ、「なぜこの会社がいいのか?」「入社した場合には、どんなリスクがあるのか?」など自己分析や企業研究を自分が納得するまでやることがベストでしょう。参考: 17,771 views

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