unistyle

MENU

更新情報2018/05/30(水)内容を更新しました!

花王の採用情報から考えるES・テスト・面接対策|19卒

3755 views

    花王の採用情報から考えるES・テスト・面接対策|19卒

    掲載開始日:2018年02月21日
    最終更新日:2018年05月30日

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    消費財メーカーは、人々の生活で日常的に用いられる商材を扱っているという点で、食品メーカー等と併願して受験する就活生が多い業界です。

    ユニ・チャーム、ライオンといった同業界の中でも花王は頭一つ抜けた売上高を誇っており、「ニベア」「メリット」「ビオレ」といった誰もが知る商品の存在もあってか、知名度・内定獲得の難易度共に高い企業と言われています。

    花王ウェイ」と呼ばれる企業理念を掲げる同社は、“よきモノづくり”という言葉をキーワードに掲げています。
    日系企業で唯一12年連続で米国のシンクタンク「エシスフィア・インスティテュート」発表の「世界で最も倫理的な企業」に選定されていることもあり、花王ウェイはある程度対外的にも認められている考え方なのかもしれません。

    そんな花王ウェイに対する考え方も含め、求める人物像の考察・各選考プローを通過するための対策方法まで、本記事から本選考対策のいろはを読み取りましょう。

    【本記事の構成】
    ・花王が掲げる、求める人物像
    ・花王のビジネスモデルから考える、求められる素養
    ・花王の本選考フロー、採用数
    ・花王の本選考エントリーシート対策
    ・花王の本選考Webテスト対策
    ・花王の本選考面接対策

    花王が掲げる、求める人物像

    私たちは、よきモノづくりのために、全員、全部門の創造性と力を結集します。よきモノづくりの推進力は私たち一人ひとりの熱意であり、これこそが花王の強さの源です。
    個の力の結集


    (中略)


    私たちは、消費者の暮しや事業環境の変化を機敏に感じ取り、常に商品と仕事の改善、革新を推進します。
    改善と革新


    私たちは、現状に満足することなく、常に健全な危機意識を持ち、新たな発展と挑戦の機会を求めて、たゆまず前進を続けます。
    健全な危機意識


    私たちは、危機や困難を自己革新のチャンスととらえ、それを乗り越えることで個人と会社のさらなる成長を達成します。
    危機をチャンスに

     

    出典:花王ウェイ(企業理念) 基本となる価値観

    今回は採用活動でもキーワードになるであろう花王ウェイを引用し、花王が求める人物像を抽出していきます。

    花王ウェイのベースとなる価値観である上記表記から、求める人物像を導くと、このような3つの素養を持った人材が、花王ウェイを体現できる人材・花王が求める人材であると考えられます。

    次に、なぜこのような素養を持った人材を花王が求めているかを、ビジネスモデル・働き方の観点から理由付けしていきます。

    花王のビジネスモデル

    収益源・商材・提供方法の3つの観点から、花王のビジネスモデルを順に説明します。

    花王の収入源、扱う商材

    消費財メーカー、花王の扱う商材は、文字通り "消費財" です。

    消費財とは生産財の対義語として、主に一般家庭が使用・消費を目的に購入する商材のことを指します。普段我々が店頭で目にしたり、自宅に置いてある商材の多くは、こちらの消費財に含まれます。例えば食品・家電製品などについては食品メーカー・重電メーカーと別のメーカーの括りが就職活動では一般に用いられますが、広く言えば両者も消費財に含まれます。

    よって、「消費財メーカー」という括りは非常に曖昧なものではありますが、生活用品を扱う企業群を指すことが一般には多いです。具体的には、化粧品・トイレタリー・オーラルケア製品などが代表的です。

    自社で製造した消費財を販売し、その対価として収益を得ているということが、消費財メーカの基本的なビジネスモデルになります。

    花王株式会社2017年12月期決算説明会資料」をもとにunistyle作成
    (なお、花王では決算期は3月31日ではなく12月31日に設定されています。)

    IR資料から2017年度の売上高のポートフォリオを参照すると、全体の4割近くをビューティケア事業(化粧品・スキンケア・ヘアケア)で稼ぎ出していることが読み取れます。同事業は古くからの花王の強みとされていますが、2017年度は業績としては芳しくなく、収益の分散化を目指す姿勢もあるようです。

    また、家電製品に代表されるような耐久消費財については景気によって販売業績が大きく影響を受ける一方、消費財メーカーが主に取り扱う非耐久消費財は景気変動の影響を受けにくいという商材性質もあります。

    花王の商材・サービスの提供方法

    自社の商材を一般消費者が直接手にとって使用するため、消費財メーカーは消費者のトレンドや影響力をダイレクトに感じとることができる業界としばしば言われます。

    しかし実際は、消費財メーカーが直接製品を届ける先・営業先は販売小売店が中心になります。すなわち、典型的なBtoC企業と言われつつも、商流・物流で見ればBtoBtoCのビジネスモデルと言えるでしょう。

    以上の「エンドユーザーは一般消費者だが、直接の取引先は法人になる」という物流・商流の面、「人々の日常生活に不可欠な商材を提供している」という商材面から、消費財メーカーの営業では食品メーカーの営業と近しい働き方がなされると言えるでしょう。

    クライアントも営利企業である以上「安く、売れる商品が欲しい」という利害意識がある中で、売れる商品・売れる陳列をその先のユーザー視点も考慮しつつ提案していくことが求められます。

    以下の記事では、両業界の営業職としての働き方について共通点が述べられています。

    花王が求める素養

    次に、花王ウェイから導いた3つの素養の意味を、先述したビジネスモデルと仕事内容から探っていきます。

    ①強い熱意を持って発揮される「個」の力

    こちらは特に営業職で強く求められる素養だと言えます。

    「お客様の立場に寄り添って販売促進の手法を共に考えていく」のような記述は社員インタビューでしばしば目にしますが、営業職として重要な指標は、要は「いくらで、どれだけ売れたか」。これに尽きます。

    個人で複数の顧客を担当していく中で、販売の成果が数値として明確に表されるため、「個人」がどれだけ企業の利益に貢献したかがわかりやすく明確になります。

    一方で、メーカーである以上「売れる商品か」は営業担当の力量以上にその前の商品企画や研究開発が肝であったりすることも多いため、成果を出すことの難しさから先ほどの記事の「つらい営業経験」という感じ方が生み出されていると考えられます。それを乗り越えるだけの強い意思が必要という意味で、「強い熱意」という言葉が用いられているのではないでしょうか。

    ②全部門が結集して発揮される協力体制の構築

    上記リンク先を参照していただければわかるように、「モノを作って届ける」というビジネスには、基礎研究から始まりあらゆる職種・グループ他社企業が携わることになります。

    例えば、原料を調達し製造現場に届ける購買担当では、取引の結果が製造原価に直結し、更には販売価格・取引数量にまで影響を及ぼすことになるでしょう。

    一方で、ちょっとした工夫が大きなコストダウンにつながる醍醐味もあります。

     

    出典:先輩が語る「よきモノづくり」 購買No.01

    ビジネスフローの流れに沿って(あるいは遡及して)、一つの職種・個人の行動がこのようにあらゆる関係者に影響を与えていることになります。それだけ多様な役割を持った人々が強固な協力体制を構築することはビジネスの成功に不可欠だと言えるでしょう。

    ③発展・挑戦の機会を求める健全な危機意識

    基本的に「人が日常的に使う」商材を提供している消費財メーカーでは、国内の人口減少を始めとした社会的な影響を強く受けることになります。特に同業の中では花王は海外展開に苦戦していると指摘されているかつロングセラー商品が収益を支えている面も大きいことから、現状に満足することのない危機意識はより強く求められていると考えられます。

    特にブランド力が重要とされる同業界では、例えばマーケティング職でも消費者のトレンドを常に先読みし、担当製品をより発展させていこうという意識が求められます。

    花王の本選考フロー、採用数

    選考フロー

    花王の選考フローを紹介します。

    花王は大きく分けて事務系と技術系の二つの職種を募集しています。
    共に共通している点として、会社からのOB・OGの紹介は一切行っておらず、面接は全て個人面接で行われます。
    さらに、後ほど例題とともに詳しく紹介しますが、ESは300字以内の記述が8項目程度と分量が多いです。

    ではまず事務系の選考フローから見ていきましょう。

    【事務系】

     

    ES提出・Webテスト

    Web説明会

    一次面接

    二次面接・筆記試験

    最終面接

    事務系の選考には、Webでの説明会はありますが、直接社員から話を聞く機会は用意されていません。したがって、率先してWebや書籍等から情報を集めることが大切です。
    特に、選考過程全体を通して「花王ウェイ」という花王の企業理念についてが、共感した点等頻繁に聞かれる傾向にあります。
    面接では、20分程度の制限時間内に大量の質問が飛んでくるようです。
    (例:志望動機、学生時代に取り組んだこと、チャレンジしたいこと等)

    続いて、技術系の選考フローについて紹介します。

    【技術系】

     

    ES提出

    分野別説明会・一次面接

    二次面接

    Webテスト

    最終面接

    技術系の特徴として、ESで合計約2,400字を手書きで記入することが挙げられます。
    面接でも自分の研究内容についてプレゼンをする等、専門分野について説明することが要求されます。

    本選考ESや面接レポートはこちらからご覧ください。

    採用数

    次に、近年の花王の採用数のデータを以下の表から見ていきます。化粧品事業に強みを持つ花王ですが、花王全体の従業員比率が大凡男性80%女性20%となっているように、男性が女性の倍近く採用されていることが窺えます。

    細かい男女文理別採用実績は以下の表で表しています。

    花王の本選考エントリーシート対策

    このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
    また、会員(無料)の方は19020枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
    (無料会員登録はこちら)

    unistyle
    新規会員登録
    unistyle
    unistyle
    19,020枚以上の企業ES・選考情報が見放題
    unistyleに無料会員登録