伊藤園のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ

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最終更新日:2023年09月26日

志望動機例文集

伊藤園は、現在の「お〜いお茶」である「缶入り煎茶」を開発することで世界で初めて緑茶を場所を問わず飲めるようにした総合飲料メーカーです。

「お〜いお茶」や「健康ミネラルむぎ茶」など伊藤園の商品を口にしたことがある方も多いと思います。伊藤園では、営業職、事務職、研究開発職という3つの職種が連携をしています。

今回は、伊藤園の求める人材、そしてESの解説について考察していきたいと思います。まずは社員の方のインタビューを通して、伊藤園の働き方、求める人材について見ていきましょう。

本選考とインターンの締め切り情報

伊藤園の求める人材


以下採用HPに掲載されている社員の方へのインタビューです。

Q3.    現在の仕事内容
A3.    法人企業のお客様を担当し、新規開拓営業を行っています。具体的には、お客様にアポイントをいただき訪問し、自動販売機や売店、来客・会議用ドリンクなどの取引をご提案します。訪問や提案を繰り返し行っていくことで信頼関係を築き、伊藤園を売り込むことはもちろん、自分自身を忘れずに売り込み、何かあった時に必ず思い出していただけるよう努めています。

 

Q4.    仕事のやりがい
A4.    お客様から信頼されて認められたなと思うときが一番やりがいを感じます。例えば、こちらから提案したことに対して、お客様からこまかな状況を教えていただき、ご対応してくださった時や、新たな案件をご紹介いただいた時です。お客様から『ぜひお願いしたい』と言っていただけると、自分自身もお客様に十二分にお返しをするぞと意気込み、より一層力が入ります。

 

参考:社員紹介 広域法人営業本部

Q3.    現在の仕事内容
A3.    全国にまたがる量販店と、関東地区を中心に展開している量販店を担当しています。お客様のところへ直接お伺いし、売り場での商品管理や、購買層を踏まえたキャンペーン企画の提案、また、伊藤園商品を少しでも多く取り扱っていただけるよう、売り場拡大の商談を行っています。売り場をつくる際には、「こんな販促物があればイメージと合う」と担当の方からご要望をいただくこともあり、それにお答えできるようオリジナルのものを作成しています。

 

Q4.    仕事のやりがい
A4.    他社が訪問していなかった店舗があり、これはチャンスだと思いました。まずは訪問回数を増やし、購買層の分析から始めました。女性のお客様が大半で、中でも小さなお子様を連れた30代のお母様が多く利用されていることがわかりました。そこで、30代女性を対象にしたキャンペーンや、お子様が好きそうな販促物の提案など、店舗、伊藤園共に売上アップにつながる企画を持ち込みました。結果、企画は成功し、担当の方から喜びの声を聞いた時は「提案して良かった!」と今後の自信になりましたね。これをきっかけに信頼関係を築くこともでき、次回以降のキャンペーンにもつながっています。

 

参考:社員紹介 店舗営業部

Q3.    現在の仕事内容
A3.    全国にまたがるスーパーマーケットチェーンの個別販売促進策の立案、企画、運営が私の仕事です。チェーン特性に合わせた個別の販売促進キャンペーンの企画や店頭で使用する販売促進物の制作をしています。伊藤園と消費者の方々との主な接点は売場なので、売場で実際にお客様にどう見え、どう感じるかを強く意識して活動しています。

 

Q4.    仕事のやりがい
A4.    自分の考えたことが形になり、販売成果に結びついていくのが販売促進業務のやりがいです。自分が担当したキャンペーンが、「あのキャンペーンのおかげで販売目標を達成できた」と営業の方に言っていただけると嬉しいです。

 

参考:社員紹介 販売促進部

上記のように、伊藤園には営業職、事務職、研究開発職の3つの職種があります。

例えば営業職は一般小売店や自動販売機のオーナーに対して提案活動を行ったり、新規のお客様の開拓を行います。量販店に対して伊藤園の商品を取り扱ってもらうために、お客様と信頼関係を構築し、お客様の要望を汲み取る必要があります。

実際に上記の1人目の社員の方も、「お客様から信頼されて認められたなと思うときが一番やりがいを感じます。例えば、こちらから提案したことに対して、お客様からこまかな状況を教えていただき、ご対応してくださった時や、新たな案件をご紹介いただいた時です。」と述べています。

お客様と信頼関係を構築した上で、お客様の要望を汲み取り、それを満たす必要があることがわかります。このことから伊藤園では、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に照らし合わせて考えてみると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」という資質が必要であることが分かります。

そして要望を汲み取ってからそれを満たすために、売上があがるような企画を考えないといけません。実際に上記の2人目の社員の方も、「お客様のところへ直接お伺いし、売り場での商品管理や、購買層を踏まえたキャンペーン企画の提案、また、伊藤園商品を少しでも多く取り扱っていただけるよう、売り場拡大の商談を行っています。」と述べています。

また営業や生産活動をサポートする事務職ではお客様対応などの拠点管理業務や人事、広報などの全社的な業務があります。

例えば事務職の販売を促進する社員の方はスーパーなどで販売促進企画をしたり、販売促進物を制作したりします。実際に上記の3人目の社員の方も、「全国にまたがるスーパーマーケットチェーンの個別販売促進策の立案、企画、運営が私の仕事です。」と述べています。

このことから、伊藤園では、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に照らし合わせて考えてみると、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」という資質も必要になると考えられます。

伊藤園のES設問

(1)企業選択のポイントと、伊藤園の志望理由を簡潔に記述してください。

(2)伊藤園で実現したい夢や目標、チャレンジしてみたいことはなんですか。

参考:伊藤園の企業研究
→本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。

設問(1)「企業選択のポイントと、伊藤園の志望理由を簡潔に記述してください。」について


就職活動の軸と伊藤園の志望理由を問う設問です。

内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の「③企業選びのポイント」と「⑥業界の中でも志望企業の理由」について問われています。「③企業選びのポイント」に関しては、自分が実現したいことを達成する上で、どのような点を重視するのかを述べましょう。

その際に複数の軸から絞り込むようにしましょう。企業選びの軸に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。「⑥業界の中でも志望企業の理由」に関しては、企業の強み、企業の社風、企業の社員の3つの点からアプローチすることができます。

企業の強み、企業の社風、企業の社員の3つの点から述べるためにも、OB訪問することは有効でしょう。3つのアプローチに関しては以下の記事を参考にしてみてください。

参考:無駄な業界研究は不要〜大事なのは自分なりの企業選びの軸〜
→参考記事では、簡単なようで難しい「企業選びの軸」について詳しく説明したいと思います。

参考:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ
→「同業の中でもなぜうちの会社なのか?」という一見答えにくそうな質問に対する3つの簡単なアプローチをご紹介したいと思います。

設問(2)「伊藤園で実現したい夢や目標、チャレンジしてみたいことはなんですか。」について


伊藤園で実現したいことを問う設問です。

内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の「①社会で成し遂げたいこと・目標」について問われています。個人的に実現したいことを伊藤園でどのように実現したいのかについて述べましょう。そのためにも伊藤園での業務や働き方を理解する必要があります。

OB訪問を通して直接社員の方から普段どのようなことを実現したいと思いながらどのようなことを仕事をしているのかについて聞くと良いと思います。実現したいことがまだ見つからない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

参考:志望動機で書く「夢・成し遂げたいこと」に出会うための方法
→志望企業で成し遂げたいことを具体的に述べるための方法を提示します。

最後に

伊藤園が求めている人材や働き方について理解していただけたでしょうか。伊藤園では、お客様と信頼関係を構築し、ニーズを聞き出し、お互いにメリットがある企画を生み出す必要があります。

ESを通して、学生がどのようなことを実現したいと考えており、そのうえでの企業選びの軸、そしてそれを伊藤園でどのように実現するのかについて問われていたと思います。就職活動を進めていく上で、この記事を含めunistyleの記事を参考にしていただければ幸いです。

photo by Martin Thomas

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