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メーカーの志望動機|製品愛以外で語る視点とは

メーカーの志望動機|製品愛以外で語る視点とは

掲載開始日:2016年07月07日
最終更新日:2019年01月28日

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メーカー企業を志望する場合には、商材に関心がある場合と、商材に興味はないが、製品の販売やマーケティングに関わりたいと思い、メーカーを志望している場合とがあると思います。

後者の場合、珍しいようにも思われますが、実は決して少ないわけではありません。そしてそういった方は、志望動機が書けないとお悩みの場合が多いです。

同じメーカーでも素材メーカーであれば、製品としての形が定まっていないため、銀行やコンサルティング会社の志望動機のように、「取引先の課題解決のために自分自身の提案が価値になる仕事がしたい」といった形で話すことができるでしょう。

一方で、自動車メーカーや消費財メーカーのように最終製品がある場合は、どうしても製品に対する興味がないと受けてはいけないような気がしてしまい、素材メーカーだけを志望する学生は多いように思います。

今回は、メーカー企業への志望動機の書き方と、製品には興味がないがメーカーを志望する場合の志望動機のパターンについて解説したいと思います。

志望動機を問う目的

メーカー問わず、またメーカー以外の業界でも、志望動機は選考において必ず聞かれると言っても良いほどに問われます。

その理由としては、

自社への志望度を測るため
入社にあたって学生のモチベーションを知るため

の二つが挙げられます。

企業も採用活動や新人研修には莫大なコストをかけています。そのため、たとえ優秀であってもモチベーションが低くすぐ辞めてしまう就活生を見極める必要があります。

参考:学生にとって志望動機を考える意義とは
→就職活動における「志望動機」の意義を企業・学生双方の目線で考察したコラムです。

志望動機を見ることで、何故志望しているのか、その気持ちの深さや入社後の活躍が望めるのかを企業は知ろうとしています。

志望動機の書き方

6つのステップと注意点

unistyleでは、志望動機の書き方として下記のフレームワークを推奨しています。これら6つを順に述べることで、選考官も納得の志望動機を伝えることができます。


出典:就活の選考で高く評価される志望動機の書き方|大手企業内定者回答付

上記フレームワークはメーカーに限らず全ての業界で応用可能なものですので、別の業界も併願されている方は是非習得されることをオススメします。

6項目の詳細な解説は出典先をご覧にただければと思いますが、注意点としては⑥同業比較から始めないことです。

志望動機のスタート位置を⑥にしている就活生も多いと思いますし、メーカーの場合は特に動機の源泉が特定の企業や製品になるのは一般的なことですし、特段問題はありません。

しかし、ESにしても面接にしても、選考官に志望動機を具体的に伝える際に⑥から伝えては、狭い範囲での比較から始まるために、相手に余計な疑問を抱かせてしまい、納得感を与えることが出来ません。必ず大枠から順に話を整理し、最後に当該企業での妥当性を論じましょう。

製品愛は語るべきか

また、メーカーでの志望動機ですので、その中に製品愛をいれるべきなのかという問題もあります。

そして、メーカーを志望する上で、多くの就活生がやってしまいがちだが、もっとも悪い方法だといえるのが、「製品に対する興味をひねり出す」という方法です。

どうしてもトヨタに入りたいから車について調べる、どうしても資生堂に入りたいからそれまで興味のなかった化粧品について調べる、といった業界研究をしてしまう人がかなり多くいます。しかし、この方法は2つの理由から悪手であるといえます。

一つ目の理由は、付け焼き刃で興味を語ったところで、本当に好きな人にはかなわないということです。

最終製品メーカーを志望する学生の中には、本当にその製品が好きで志望する学生も少なくありません。本当に興味のある学生はこれまでの知識の蓄積も凄ければ、就職活動になってからの情報収集も凄まじく、付け焼き刃の知識ではこれらの学生に対して見劣りすることは間違いありません。

二つ目の理由は、好きだからという志望動機は評価されないケースが多いためです。これはこちらのコラムに詳しく書かれていますが、「好きだから」という志望動機の多くは評価されません。

以下記事では、「好き」という志望動機が評価されない理由について詳しく述べると共に、「好き」という理由で内定を獲得した方の回答例も紹介していますので是非参考にしてみて下さい。

参考:「好きだから」という志望動機の8割が評価されない理由

「好きだから」という志望動機を話す人の多くが、消費者レベルでの「好き」に過ぎず、生産者レベルで「好き」だと話せていないというのが、「好き」だという志望動機では評価されない理由になります。

「好き」だという志望動機で評価されるためには、「好き」が高じて仕事と同じように生産者・提供者の立場での経験が必要になります。就職活動になって突然、製品についての愛をひねり出そうとしてもこのレベルまでは到底達せないでしょう。

もちろん、業界研究をする上で製品について調べる必要はありますが、「製品に興味がある」、「製品が好きだ」という気持ちを無理やりにひねり出して志望動機を作成しようとすると、ESは通過できても面接で見抜かれて全く評価されないケースが多いでしょう。

ですので、志望動機の中で「製品愛」は語るべきなのか、という問いに対しては、「無理に語る必要はない」と考えています。

製品愛も無しに選考が通れるのかという真っ当な疑問もあると思いますが、無い人が無理に有るように振舞っても必ず見抜かれるので、それなら別の視点で志望動機を語ろう、という考えです。

では商品にそこまで興味がない場合、どのような志望動機のパターンが考えられるのでしょうか。以下に、代表的な志望動機のパターンについて解説したいと思います。

日本の良さを世界に発信したい

海外居住経験や留学経験など、「海外における日本」を感じてきた人にとっては、この志望動機で話をするのが最もやりやすいかもしれません。やはり日本においては、ものづくりが伝統的な産業として重きを置かれており、実際に海外で評価されているグローバルメーカーも数多く存在します。

こうした志望動機の学生は総合商社も併願するかと思いますが、総合商社が実際には海外では名前が知られていない一方で、トヨタの名前を知っている海外の人はかなり多いです。

あくまで黒子である総合商社に対して、実際に自社の製品やサービスを通じて海外の人に日本の良さを伝えることができるため、総合商社の人気が高い今でも、総合商社ではなくグローバルメーカーを選択する学生も少なくありません。

個人に成果が紐づく仕事がしたい

スポーツの個人競技や勉強などを通して、自分自身に数字や結果が強く紐付くことにやりがいを感じる人は、この志望動機は話しやすいといえます。

消費財メーカーなどのセールスでは、個人が担当店舗を複数持ち、担当店舗の売上目標の達成が求められ、個々人が売上目標をどの程度達成したのか常に求められる仕事になります。

個人に成果が紐づく仕事で最もイメージしやすいのが、銀行や証券会社のセールスだと思います。銀行や証券会社では形のない製品の販売になり、またイメージしにくい製品を販売するため、実際に人の役に立っている実感がないと話をする学生もいます。

消費財メーカーのセールスであれば自社の製品という確固としたモノを扱うために、やりがいを実感しやすいかもしれません。

以下記事は、日系食品・消費財メーカーは「営業経験が商品企画に活かされる」という考え方の元、配属の大半は営業となっていることを紹介した記事です。商品企画をやりたくて日系メーカーを志望する方は一度必ず参考にしてください。

参考:「つらい営業経験がマーケティング・商品企画に活きる」という日系食品・消費財メーカーの考え方

価値観やスキルの異なるメンバーと目標達成したい

チームスポーツやアルバイト、サークル活動を通して、様々な考え方のメンバーが協力して一つの目標を達成することにやりがいを感じる学生も多いと思います。

メーカーでは基本的に、生産調整、調達部署、商品開発、セールス、マーケティングなど様々な部署の人が製品を生み出し、マーケティングを行い実際に販売するといった形で、スキル・価値観の異なるメンバーが組織として製品を生み出しています。

価値観やスキルの異なるメンバーと協力して製品を生み出す例としては、Web系サービスや広告代理店などとも共通します。総合商社も、関係会社や政府関係者含めてプロジェクトを進めていく必要があるため、価値観やスキルの異なるメンバーと仕事をしていくことになります。

メーカーであれば、実際に自分自身が企画や関わった商品が世の中に広く普及することに関わることができます。実際に自分の仕事が形になって世の中に影響を与えているのを実感しやすいかもしれません。

最後に

メーカーの志望動機というとまずは製品を褒めて、製品に対する愛を語らなくてはという人も多いかもしれませんが、今回ご紹介した志望動機のように必ずしも製品に対する興味を全面に押し出さなくても志望していることを伝えることは可能です。

上記のようにメーカー以外の業界と比べながら受けると、共通点と相違点がわかりやすいと思いますので、ぜひ考えてみてください。

また、志望動機を「企業への志望度」と捉え志望動機に悩む学生が多いですが、企業選びの軸を用いて「企業への適性」を示すことで簡単に志望動機が作成できます。以下記事ではそのテンプレートなども載せていますので是非参考にしてみて下さい。

photo by Martin Thomas

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