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3MのESと採用HPから考える3Mの求める人材

3MのESと採用HPから考える3Mの求める人材

掲載開始日:2015年08月07日
最終更新日:2016年12月09日

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就活生の人気業界としてよく挙げられる製造業界。特に生活消費財など、エンドユーザー(最終消費者)に直接関わるメーカーは目立って人気が高く、unistyle就職意識調査でも「総合商社」「金融」業界に続く第3位となっています。

今回ご紹介する企業はアメリカ・ミネソタ州に本社を持つ外資系メーカーの3Mです。
付箋の"Post−It"やメンディングテープの"Scotch"などのヒット製品を生み出し、BtoB市場でもイノベーションを起こし続けている3Mですが、外資系メーカー中では知名度が特別に高いわけではありません。しかし、その自由でクリエイティブな社風と魅力的な製品・技術に惹かれ、毎年同社を目指す就活生は多くいるようです。

3Mのエントリーシートには目立って奇抜な設問がなく、内容は非常にオーソドックスだといえます。しかし採用ホームページからは、3M独特の企業文化や考え方、さらに求める人材像としての"I think(自分がどうしたいのか考え、自分の意志を持ってやり遂げられる人材)"がよく見えてきます。そのため、エントリーシートに盛り込むエピソードは、こうした3Mの社風や採用コンセプトをしっかりと踏まえた上で書くべきだと思います。

参考: "I think" 3Mジャパングループ新卒採用HP 

本記事では他の就活生と自分をうまく差別化し、3Mの求める人材像をよく理解した上でエントリーシートを書く方策について考えていきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

関連:
P&Gのエントリーシートから考えるP&Gが求める人材 
日本ロレアルのESと採用HPから考える日本ロレアルの求める人材
資生堂のエントリーシートから考える資生堂が求める人材
 


採用HPから働き方の引用(3Mが求める人材)

3M採用ホームページでは、同社の求める人材を以下のように説明しています。

求める人物像
3Mジャパングループは自らを「Diversified Technology Company」と呼んでいます。一口では言い表せない、多角的で多様な技術を持ち、つねに変化し続ける会社を表現しています。変革こそが成長と進歩の原動力であり、お客様とともに協力し合うことによって、より以上の力を発揮できると考えています。 私たちの会社で活躍していただける方は次のような人だと考えています。

●自分で考え、粘り強く行動できる人

●新しいアイデアをお客様とともに活かせる人

環境の変化や多様化する価値観を敏感に感じ、自らの新しいアイデア、創意工夫、そして何よりもお客様のために熱意をもってそれらに対応できる人を求めています。

引用: 3Mジャパングループ採用情報 

「自分で考え、粘り強く行動できる人」
3Mには「自主性と失敗の許容」という企業文化があります。採用HPではこの文化について "社員は自分のアイデアを持ち、自ら考案した方法で仕事を進めていきます。アイデアをカタチにすることに邁進することができ、積極的に挑戦したことによる失敗を許容する風土が、革新的な世の中に存在しない製品を生み出してきたのです" という紹介がされており、「自分で考え、行動すること」のできる人材を求めていることがよくわかります。これは、Unistyleの関連記事「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」で紹介されている「努力して個人として成果をあげることができる」という強みによく関連していると思います。

「新しいアイデアをお客様とともに活かせる人」
3Mは「イノベーションを大切にする会社」として知られています。これまで3Mが市場に供給してきた新たな技術や製品・アイデアは、全職種の社員が多角的な視点でアイデアを出してきた結果です。またそのアイデアを一人歩きさせずに「顧客の役に立つものであるかどうか」という視点で活かすことのできる力も必要とされています。こうした力は、上記でも紹介した関連コラムでいえば「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できる」「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できる」「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげられる」などの強みに該当していると思います。

参考: 人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み

さらに同社のビジネスと職種の関わりについては、以下のような紹介があります。

3Mは、皆さんにお馴染みの文房具や家庭用品(一般消費財)の他に、自動車や電気製品、建築などに関わる資材(産業財)や医療用製品まで広く扱っています。
消費財、産業財、医療用製品のいずれのビジネスにおいても3Mのビジネスフローの基本はお客様。お客様の課題やお問い合わせをきっかけとして、お客様の窓口となる営業、製品の開発や改良を行う技術、製品企画や売るための仕組みを作るマーケティング、確かな性能と品質の製品をお届けする製造、そしてこれら4部門を支えるスタッフの密なコミュニケーションを経て、3Mから提案をしていきます。最近はお客様である日本の企業各社が海外展開していることを背景に、3Mの海外系列を巻き込んだ提案も珍しくありません。
営業、技術、マーケティング、製造のそれぞれの立場がお客様にできることを考え、提案に盛り込んでいくチームワークが3Mの仕事の核となる部分です。営業であってもモノづくりに関わり、技術であってもお客様の声を直接聞く。製造は、特に革新的な製品の場合に、開発の早い段階から関わる。そしてマーケティングの戦略とスタッフのサポートがビジネスを確実なものとしていきます。

引用: ビジネスフローと職種の関わり

「メーカーは技術あってこそのものだから、文系職種の活躍の場はあまりない」「メーカーの技術職は研究だけしていればよい」などと思っている方はいませんか?
上記の「ビジネスフローと職種の関わり」によれば、そうした認識はすべて間違いです。3Mではそうした職種による業務の縦割りはなく、もっと広い視野で見た職種間の連携が実践されているようです。


3M設問

ゼミ/研究内容をお書きください(300文字以内)
熱中してきた事をお書きください(500文字以内)
会社・仕事選びの基準をお書きください(300文字以内)
当社志望理由をお書きください(300文字以内)


一つ目の設問

ゼミ/研究内容をお書きください(300文字以内)


学生時代にはどのような学問分野に関心を持ち、そうした自分の興味に対してゼミや研究室でどのようにアプローチしてきたのかをわかりやすく述べると良いでしょう。できればゼミで取り組んできた内容そのものだけではなく、その学問に興味を持ったきっかけについても触れることができれば、あなた自身の「人間性」も採用者側に見せることができると思います。この設問の書き方に「正解」はないと思いますが、ゼミで研究した内容については誰が読んでもわかりやすいように書くことを心がけましょう。


二つ目の設問

熱中してきた事をお書きください(500文字以内)


いわゆる「学生時代に力を入れたこと」ととらえて良いと思います。ここでは、先に引用した3Mの求める人材像を意識しながら、部活動やサークル・ボランティア活動のようなあなたの経験において「自分で考え、粘り強く行動した」ことについて述べるのがよいでしょう。その際「成し遂げたことの結果」だけでなく「目標を立て、それに向けて努力したプロセス」がしっかりと見えるよう具体的に書くことを意識してください。それによって、あなたの経験があなただけのものとして他者と差別化できるようになります。例えば、「音楽サークルに所属し幹部として学園祭でのライブを成功に導いた経験」を書くとしたら、自分が練習をどれだけがんばったのかやメンバーのモチベーションを保つために自分が考え出した方法、積極的に集客活動を行ったことなどをアピールした上で当日の成功のようすを記述すると、あなたの経験はより立体的になるでしょう。またこの設問は他の3つの設問よりも分量が多いため、書いているうちに軸がずれてしまわないように注意する必要があります。


三つ目の設問

会社・仕事選びの基準をお書きください(300文字以内)

 

あなたが就職活動に対してどのような軸を持っているのかをわかりやすく述べましょう。その際、その軸を持つに至った理由や経験についても触れると、より説得力が出ると思います。3Mを志望する以上は、ここで述べる軸が先に挙げた3Mの社風にある程度マッチしていないと不自然になってしまう可能性があります。


四つ目の設問

当社志望理由をお書きください(300文字以内)

 

これ以前に問われた3つの設問への回答いずれか(すべてでも良いと思います)が、この志望理由の材料になっているとわかりやすいESになるでしょう。
つまり「興味のある学問分野」「何かを熱中してやり遂げた経験」「仕事選びの軸」が、なんらかの形でこの3Mの事業や文化、風土にマッチしたからこそ、志望しているということが述べられればベストです。
こうしたESを書くためにはまず、3Mという企業をより深く知る必要があります。採用ホームページなどから事業内容や企業文化については研究を重ね、自分なりに噛み砕いて理解しておきましょう。


まとめ

3Mには「15%カルチャー」と呼ばれるものがありますが、これは「仕事の15%の時間は自分の好きなプロジェクトにあててよい」とするルールです。今では人気商品となった"Post−It"も、実は社員が15%カルチャーの時間を使って開発したといいます。
例えば企業文化に共感して3Mを志望するのであれば、こうした企業文化に自分の何が響いたのか、をしっかりと伝えられるようにしましょう。
ESには「企業への思い」と「論理性」が必要だと思っています。「あなたがその企業のどこにマッチするのか」を「誰でもわかる明確な論理立て」で書くことが大切なのではないでしょうか。

photo by Nick schwartz

【参考】3Mジャパン内定者の回答 (熱中してきた事)

熱中してきた事をお書きください(500文字以内)

「一番になる事」に全力を注いできた。私は高校時代、レギュラー争いの熾烈さで有名なテニス部に入部し、レギュラー昇格へのプロセスを考え続けた。まず、長時間の練習に耐えうる体作り、そして、テニスに関するあらゆる知識をかき集め、実践し、結果を記録していった。この努力が実り、一年生で異例のレギュラー抜擢、そして、3年生の春には一番手として全国大会に出場する事ができた。そして、大学入学後では、大学一厳しいとされるゼミに参加した。ここでも、最初は大きく周りに離されていた。しかし、なにをどのように学べばいいのかを考え続け、改善を繰り返すことで、周りの数倍効率性の高い努力を重ねる事ができ、たった3ヶ月で誰にも負けない知識量を得る事ができた。このように私は、自らを厳しい環境に置き、今の自分に何が必要なのかを考え、実践し、結果を反省する事で周りよりも早く、そして着実に成長する事ができる。そして、その結果としてそのグループにおいて一番になる事が出来るようになった。

【参考】3Mジャパン内定者の回答 (会社選びの軸)

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【参考】P&G内定者の回答 (リーダーシップ)

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