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野村総合研究所のESとHPから考える野村総合研究所の求める人物像

野村総合研究所のESとHPから考える野村総合研究所の求める人物像

掲載開始日:2015年08月10日
最終更新日:2016年12月09日

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就職活動生の中でも根強い人気があるコンサルティング業界。今回は日系コンサル業界大手の野村総合研究所の経営コンサルタントについて紹介します。野村総合研究所は野村證券を起源とするSIベンダー大手で、その収益の柱はシステム開発事業部です。最近では日本郵政グループの情報総合ネットワークや簡易保険システムの構築なども手掛けており、公共分野も拡大しつつあります。また海外進出に力を入れており、多くの社員が現地での仕事を経験する機会があるそうです。部門ごとに採用が分かれており、野村総合研究所内定者の学歴と企業人気ランキングにあるように中でも経営コンサルタント部門は採用数が少なく応募者が多いため、非常に狭き門となっています。

そんな野村総合研究所の経営コンサルタントの給与水準は極めて高く、全従業員の平均年収は1091万円(2013年度)であり、多くの上位校生が注目を寄せています。

今年度も野村総合研究所は17卒向けにサマーインターンを実施しますが、16卒野村総合研究所の本選考ESが非常に良問になっておりますので、コンサルティング業界を受けようとしている人もいない人も参考にしてみてください。

 

求める人物像

求める人物像
(1)プロフェッショナル志向を持つ 
(2)組織プレー、チームワークが可能である 
(3)幅広い分野への興味とバランス感覚を有する
(野村総合研究所 リクナビHP より抜粋)

コンサルティング会社はクライアントの課題に対して解決策を提案しますが、その案件はクライアント企業の人が中にいても気づくことのできなかった問題や課題です。したがって通り一遍の解決策ではなく、その人だから考えることができたという解決策が必要です。このような理由で問題解決のプロである、という高い「プロフェッショナル志向」を持ち合わせた人材が求められます。


またコンサルティング会社の役割として大変限られた時間の中で最適な解を導き出すということは非常に重要になります。そのような限られた時間・人数という環境の中でいかに協力して効率的に、また深く仕事ができるのかが重要になります。野村総研は案件ごとにメンバーがかわる業務形態をとっているのでチームメンバーに柔軟に合わせて協力しながら自分の価値を出していくという「組織プレー、チームワーク」の力は必要不可欠です。


そして多くの他のコンサルティングファームと同じように野村総研の業務は専門領域を業種・産業ごとの専門性である「コンサルティング領域」と、顧客の抱えるさまざまな課題を分類した「コンサルティングテーマ」の2軸で体系化しています。その上で個々の経営コンサルタントはコンサルティング領域またはテーマの1つないし複数の分野において、専門家となることが求められます。
しかしその一方で、顧客が抱える複雑な問題を解決するためには、あらゆるテーマ・分野の経験を積み、見識を広げることも重要です。このようにあらゆるテーマや分野に偏りなく見識を深めることが非常に重要なため、「幅広い分野への興味とバランス感覚を有する」ことができる人材が求められています。


コンサル業界のベースとして求められている論理的思考能力や相手に話をわかりやすく伝える能力は備わっているという上で、以上の能力を有する人材が求められているのではないでしょうか。


設問内容

1.このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場としてNRI(若しくはNRIセキュア)を志望する理由をお書きください。
(500文字以内で簡潔に記入してください)

2.あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。(400文字以内) 

3.あなたの考える企業の経営課題とその原因と解決策について(500文字以内) 

 

1つ目の設問

1.このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場としてNRI(若しくはNRIセキュア)を志望する理由をお書きください。(500文字以内で簡潔に記入してください)


いわゆる「志望動機」ととらえて良いでしょう。上記で述べた通り、コンサルティング業界ではベースとして論理的思考能力・相手にわかりやすく話を伝える能力が必要です。したがって本設問は500文字以内と文字数が多めに設定されていますが、自分が将来何がしたいのか、そしてなぜその手段としてコンサルティングファームでのキャリアを選ぶのか・このキャリアフィールドで考えると何を実現したいのか、そしてなぜ野村総合研究所という会社を選ぶのかを簡潔にわかりやすく記入する必要があります。
コンサルティング業界は大手からベンチャーまで様々あり、また自分の実現したいことも多くの企業でできるのではないかと感じる人もいるのではないでしょうか。その上で企業文化の何が自分の中に響いたのか、そしてなぜそれが響いたのかを自分らしく論理的に伝えられるよう以下の記事を参考にしてみてください。


参考:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ
 

【2つ目の設問】

2.あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。(400文字以内)


「学生時代力を入れたこと」の質問になります。野村総合研究所の求める人物像を意識しながら考えていくといいと思います。受験勉強や資格勉強など個人として目標を持ち頑張った経験などを書くこともいいと思いますが、コンサル業界の業務形態上チーム単位でプロジェクトを進めていくので何かチームで協力し合い達成したことなどを書くとより求める人物像の「組織プレー、チームワークが可能である 」という面をアピールできるのではないでしょうか。
またコンサルの仕事はクライアントに多くの解決策を吟味したことを伝えるという意味もあり、多くの解決策を考えてから一つに絞っていきます。このような思考力も必要となるため、他に解決策の選択肢はなかったのか・また多くの選択肢の中でなぜこのような解決策を選んだのか自分の中で整理していくと面接官の質問にも答えやすくなります。

 

【3つ目の設問】

3.あなたの考える企業の経営課題とその原因と解決策について(500文字以内)

 

いわゆるケース問題です。多くのコンサルティンングファームでは筆記試験や口頭試験という形でその場で回答するケースが多い中、野村総合研究所はESで回答します。会場試験と違いES締切日まで時間があるのでどれだけ丁寧に考えて準備をしてESに臨むのかが非常に重要になります。したがってこの一つの問題に対しきちんと深く考え抜いた回答をする必要があります。
ここでは「あなたの考える企業」とありますが「企業」という枠組みは曖昧なので具体的な企業名をあげたり業界や業界内順位等自分なりの切り口で「企業」を定義する必要があります。その上で一つの経営課題を設定し、原因と解決策の仮説を立てます。ここでも上記で述べたように全ての回答に対してなぜその定義にしたのか・なぜそれを選んだのか・なぜその選択肢を選んだのか・他に選択肢はなかったのかきちんと丁寧に論理を組み立てていくことが大事です。面接ではそのような自分の考えた思考の過程をしっかり頭に入れ、面接官がクライアントだと仮定し相手にわかりやすく伝える準備や練習をして臨みましょう。

またこのESだけではなく面接が進んでいくとGDや集団面接でケース面接やフェルミ推定の問題なども出題されるので、以下の記事を参考にしっかりと準備して選考に臨んでください。

参考:【ケース】日本の散髪屋の数を求めよ【野村総研過去問】
参考:外資系コンサル業界研究
 

最後に

野村総研はコンサル業界では非常に狭き門となっているので、選考にあたってはしっかりと準備して臨むことが重要です。外資系コンサルティングファームと合わせて選考に望む方も多くいると思いますが、その働き方や業態には多くの異なる点があります。自分の将来のためにはどちらの働き方が自分に合うのかしっかりと研究して選考に臨んでいただければ幸いです。


参考:終身雇用ではない外資系、ベンチャー企業の評価報酬体系

photo by U.S. Department of Agriculture

野村総合研究所通過者の回答

志望動機(500)

経営コンサルタントとして、実現したいことは様々な企業が立ち上げようとする新サービス・商品を支援し、新規事業立ち上げ戦略のプロになることである。というのも、私には将来的に事業会社で新規事業の発案者・責任者として活躍したいという目標があるからだ。そのためには、事業を立ち上げた際にアイデアが悪いのか、戦略が悪いのかはっきりせず失敗原因がわからないなどということには陥らない、戦略のプロとなっておくのは最低条件だと考えているので経営コンサルタントを志望している。コンサルタント企業のなかでも御社を志望する理由は2点ある。1点目は官・民問わず多様なクライアントを抱え、社員の方も多いということから幅広い分野のプロフェッショナルの力を学べ、まだ携わりたい分野を決めきれていない私にとって成長しながら専門分野を決められる魅力的な環境であると考えた点。2点目はトータルソリューションを提供できる企業だからである。部分的な解決策ではなく事業全体を見た上での解決策を提案できる環境で事業を俯瞰的に見る力をつけられる、結果としてクライアント様にも良質な価値提供もできるからだ。

 

学業でがんばったこと(750)

ゼミでは環境経済学を学び、3年生の6月から11月まで5人のチームで共同論文の執筆を行った。論文の内容としては、東日本大震災後の計画停電などで浮き彫りになった日本の大規模集中型の発電システムに対しての問題意識から分散型エネルギーの普及の必要性を説く。そして分散型エネルギーの中でも現在政策などが重点的に施されている再生可能エネルギーではなく、ビルや工場に設置され、電力と熱を同時に生成できエネルギー効率の非常に高いー具体的には一般的な火力発電が50%程度であるのに対して、80%前後ーガスコージェネレーションシステムが2030年に全発電量の15%を占めるまでの普及に向けた政策提案とそれに関する試算であった。私はこのチームのリーダーであったが、半年間にわたる週2~3回のミーティングを運営していくなかで心がけたことは、議論の停滞でメンバーのモチベーションを下げ、非効率な活動に陥ることのないようすることだった。そのため、私が現行政策に近い正攻法のものから時には強引に奇抜なものまでアイデアを積極的に出して、みんなと一緒に修正していくという議論の形を作った。そして実際の執筆論文の一番の要である試算の部分を責任を持って行った。

 

それ以外で挑戦してきた事(750)

挑戦してきたこととしてTABLE FOR TWO大学連合関西支部代表を務めたことがあげられる。この団体は大学のメンバーが食堂でヘルシーメニューを導入し、売上の一部を途上国の給食費にするのが基本活動である。20大学250人をまとめる代表への就任の動機は団体の実績を最大化するためだった。そして取り組んだのは主に2つあり、新規立ち上げ大学のサポートと大学間の繋がりを強めることであった。
まず前者であるが、大学で新たにこの団体を立ち上げる場合、メニュー導入のために生協など大学食堂と交渉しなければならない。だが立ち上げたメンバーは導入までのフローや団体・食問題に対しての知識がない場合がほとんどで苦戦していることが多いと気づいた。そのため私は2つの行動をとった。一つは導入までのマニュアルと団体関連の資料を集めたファイルを作ること。もう一つはそれらの大学まで出向き、現状を共有し解決策を考えっていったことだ。成果として任期中に5大学でのメニューの新規導入が達成された。
後者の大学の繋がりに関してであるが、就任当初は大学間の繋がりが弱く、各大学が独立して活動しメンバーはそれに満足していたが、私はそれを問題視した。なぜなら繋がりにより他大学の人と問題・解決策を共有し大学内での実績を、大学の枠を超えたイベント実施により大学外での実績を向上できると考えたからだ。強い繋がりを作るために3つの行動をとった。数ヶ月に一度だった関西全体で集まるミーティングを毎月実施にし、関西支部として私の代から初めて外部向けイベントを行い、年間3個開催、そしてそれらへの参加を促すために各大学訪問をした。結果、寄付金は前年比15%増えた。代表としてチームを率いる経験と人と人の繋がりにより新たな価値を生み出せるという確証を得た。


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