マネージングディレクターとは?仕事内容・年収・給与・外資系投資銀行について紹介
38,157 views
最終更新日:2022年05月09日
本記事ではマネージングディレクターとは、その給料と年収、外資系投資銀行を目指すなら知っておきたい基礎事項、代表的な外資系投資銀行などを紹介します。
- 本記事の構成
- マネージングディレクターとは
└マネージングディレクターとは - マネージングディレクターの給料・年収とは
└外資系投資銀行の給料の仕組み
└外資系投資銀行のマネージングディレクターの年収 - 外資系投資銀行について
└外資系投資銀行の仕事内容
└外資系投資銀行の年収・給与
└外資系投資銀行に向いている人・適性 - 代表的な外資系投資銀行
└モルガン・スタンレー
└ゴールドマン・サックス
└シティグループ
└J.P.モルガン - まとめ
- 外資系投資銀行の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
マネージングディレクターとは
マネージングディレクターとは
マネージングディレクター(Managing Directors)は外資系投資銀行の役職であり、最高責任者を意味します。その仕事内容としては、「新規プロジェクトの獲得・大手企業との議論の主導」などが挙げられます。
マネージングディレクターはこのように経営責任を持ち、非常に責任のある役職であるため、限られた人物しかなることができません。そのため、実際にマネージングディレクターになれるのは現場で実績があり、社内でも評価され、かつ顧客の信頼を獲得している人物のようです。
とは言え、外資系投資銀行の役職体制は日系企業とは大きく異なるため、マネージングディレクターという役職を一概に日系企業の役職に当てはめるのは難しいとも言えます。
マネージングディレクターの給料・年収とは?
外資系投資銀行の給料の仕組み
外資系投資銀行の給料は、ベースサラリー(年俸)とボーナス(賞与)で構成されています。ベースサラリーは役職に応じて上がっていき、ボーナスは個人と企業の実績が評価されて決まります。
外資系投資銀行はこのように実力主義・成果主義を反映した給与のシステムのようです。
外資系投資銀行のマネージングディレクターの年収
このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は80999枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)
外資系投資銀行について
マネージングディレクターは外資系投資銀行特有の役職であるため、ここでは外資系投資銀行について知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
外資系投資銀行の仕事内容
投資銀行には主に4つの部門があり、それぞれ「IBD部門」「マーケット部門」「リサーチ部門」「アセット・マネジメント部門」となっています。
そして、その筆頭が財務のコンサルタントを行う「IBD部門」になります。いわゆる外銀のイメージに当たるのがこちらの部門であり、顧客に対してM&A(合併と買収)のアドバイスや資金調達の提案を主に行います。
「マーケット部門」では金融商品の営業や売買、「リサーチ部門」では金融関係の調査と分析、「アセット・マネジメント部門」では顧客の資産運用を主に行っています。
新卒で入社した場合はまずアナリストとなり、アソシエイト→ヴァイスプレシデント→シニアヴァイスプレシデント→マネージングディレクターと昇進していくようです。これらは職級であり、会社ごとにその名称や種別は若干異なるため、一つの目安程度に考えていただければと思います。
外資系投資銀行の給料・年収
外資系投資銀行では新卒の初任給は年収800万円ともいわれていますが、実力主義の文化が強いがゆえに成果さえ出せれば20代で年収1000万円も珍しくありません。アソシエイトに昇進すると、その年収は1300万~2200万円程度に達するともいわれています。
ただ、投資銀行業界はその時の景気や業績に強く影響されるため、給料の額も大きく変化するという側面もあります。
外資系投資銀行に向いている人・適性
外資系投資銀行では仕事上外国人と関わる機会が多く、短期間で大量の仕事を正確にこなす必要があるため、語学スキルが高くプレッシャーに強い人が向いていると言われています。
さらに''UP or OUT(昇進かさもなくば退職か)''のような実力主義であるため、向上心や主体性も求められます。
また、外資系投資銀行は日系企業と異なり、「終身雇用制・年功序列」ではないため、仕事に安定性を求める人はあまり向いていないかもしれません。
・語学スキルが高い人
・プレッシャーに強い人
・向上心がある人
・主体性のある人
代表的な外資系投資銀行
ここからは、代表的な外資系投資銀行を4社紹介します。
モルガン・スタンレー
モルガン・スタンレーは米国トップクラスの証券会社の一つになります。ピュア投資銀行業務・証券業務・資産運用業務や不動産業務を含む幅広い金融サービスにおいて業界をリードしています。
ゴールドマン・サックス
ゴールドマン・サックスはニューヨークのウォール街に本社を置き、モルガン・スタンレーと同じく米国トップクラスの証券会社の一つになります。多岐にわたる主要な顧客層に対し、投資銀行業務・証券業務および資産運用業務における幅広いサービスを提供しています。
シティグループ
シティグループは、世界最大級の規模を誇る米国系金融機関「シティバンク」の証券部門です。伝統的な商業銀行業務を基本としながら、M&A仲介や株・債券による資金調達など、投資銀行業務でも指折りのプレーヤーとして知られています。
J.P.モルガン
J.P.モルガンは、ニューヨークに本社を置く総合金融サービス会社であり、投資銀行、債券・株式、為替資金、資金決済、資産管理の媒介、資産運用などのサービスを提供しています。「J.P.モルガン・チェースグループ」という超巨大金融グループをバックに持つため、資本基盤が盤石であることが特徴です。
また、現在は上記で紹介した「モルガン・スタンレー」とは直接的な関係はありません。
まとめ
本記事では、マネージングディレクターの説明から、その年収・給料、外資系投資銀行の知っておきたいポイントを紹介しました。
外資系投資銀行業界は非常に給料が高いと評判ですが、その中でもマネージングディレクターの給料はさらに高いことが理解できたかと思います。
仕事にコミットメントして高収入を得たい・国規模で経済界を動かしたいという方は外資系投資銀行への入社、そしてマネージングディレクターを目指すことを考えてみてはいかがでしょうか。
【商社・外銀・外コン・外資メーカー】就活を始めたばかりの上位校学生向けの「ざっくり業界研究」
【外資系投資銀行内定者が語る】外資系IBDと日系IBDの違い
外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い
外資系投資銀行の面接過去問リスト
外資系投資銀行の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。
実際に外資投資銀行志望者向けグループでは、選考や企業に関するトークが活発に交わされています。
下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。