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就職活動の最初に考え始めるべきこと:「何のために働くのか」

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就職活動の最初に考え始めるべきこと:「何のために働くのか」

掲載開始日:2014年06月13日
最終更新日:2017年10月20日

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就職活動というものに取り組むに当たって必ず考えて欲しいのが、「何のために働くのか」ということです。もちろん就職活動中に答えは出ないかもしれませんし、既に答えが出ている方もいるかもしれません。ただ、就職活動の具体的なテクニックを吸収する前に、もう一度「何のために働くのか」を考えることで、就職活動に対する意識について考え始めてもらいたいと思います。

就職活動は「職に就くための活動」、過度な自己分析ややりたいこと探しに陥らないよう注意が必要

私たちが就職活動をしている学生と話した際、「就職活動って何だと思いますか?」という質問をよく投げかけています。
「納得のいく企業に出会うための活動」や「やりたい仕事を見つける機会」といった、自分なりの"答え"を多くの学生が出してくれますが、これらの"答え"には就職活動の本質が抜け落ちているように感じています。

つまり就職活動とは、文字通り「職に就くための活動」であり、仕事を得るための活動です。この視点が抜けているために、過剰な自己分析や、自分のやりたいこと探しを優先してしまう変な風潮が就職活動に蔓延しているように感じます。もちろんやりたい仕事が何なのか、自分は仕事に何を求めているのかに関して考えることは非常に重要ですが、自分のやりたいこと探しにばかり夢中になり、どうすればそのような職に就くことができるのかということを見落とし、結果就職できないのであれば元も子もありません。

就職活動のスタートとして、就職活動とは「職に就くための活動」であるということを再認識していただきたいと思います。 

「何のために働くのか」志、家族、趣味、カネ?

職に就くことの先には、働くことが待っています。そして多くの人が「何のために働くのか」という疑問にぶつかりながら日々仕事をしています。

仕事をしていれば辛いことや大変なことも多く、否が応でも「何のために働くのか」ということを意識させられます。もちろんこの問いの答えは人それぞれで唯一絶対の答えなど存在せず、自分の成し遂げたいことのために働く人もいれば、家族や趣味などの仕事以上に大切なもののために働く人もいるでしょうし、純粋にお金稼ぎのためという人もいると思っています。

「職に就くための活動」である就職活動をしている方は、合わせて「何のために働くのか」ということについて考え始めてみてください。 

「何のために働くのか」答えの見つけ方は人それぞれ

「何のために働くのか」について、少し考えただけで急に答えが見つかるようなものでないことは十分に承知しています。 答えるのが難しい問題であるものの、この答えを早々と見つけ、実際にそのために働き成功を得ている人が成功者の中には多くいます。

有名な例で言えば、ソフトバンクの孫社長です。彼は15歳の時に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の一節「世に生を得るは“事を成す”にあり」に触発され、自分は何をすべきか考え抜き、デジタル情報革命が彼のなすべきことだという結論に至ったとのことです。

そんな孫さんは2011年にUstreamの講演にて次のように述べています。

登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる。
目指すべき山を決めずに歩くは、彷徨うに等しい。みんな一生懸命生きているんです。だけど、登りたい山を腹の底から決めきれてない人が、実は99%なんです。何となく人生を過ごして、こんなはずじゃなかった、と皆さんのご両親も大概言っているよ。自分の夢、自分の志を決めきれていない。自分は何の事を成したいのか、その一点だけは、決めて欲しい。


2011年度新卒向けイベント「孫 正義 LIVE 2011」に概要が記載されています)

一方で、Francfrancで有名な株式会社バルスの高島社長は著書『遊ばない社員はいらない』で次のように述べています。

何のために働くのかは考えなくていい。必死に働く中で見えてくる。

高島さんも20代のうちは、何のために働くのかは考える暇がないほど必死に考えたようです。必死に働くことを通して、現在彼は「人の喜ぶ顔を見るために働く」ということに気づかされたと言っています。彼は孫さんとはまったく別のアプローチで「何のために働くのか」という問いに対して答えを出し、結果を出しています。 

「何のために働くのか」というのは非常に難しい問題です。上記のように成功している人でも、その見つけ方は全然違います。まずは、今から少し意識の片隅におきながら就職活動を進めることが大切だと思っています。

内定はゴールではないが、重要な通過点ではある

unistyleで行なっている就職活動のアドバイスに対して、「内定がゴールになっているのでは」という批判もあると思っています。

私たちとしても内定はゴールだとは考えていませんし、内定の先にある"働く"ということを無視して内定を取れという話をしているつもりはありません。ただ、内定はゴールではないものの、重要な通過点ではあると考えています。

内定がなければ働くことすらできず、先ほど紹介した高島社長の言葉にある通り、必死に働きながら働く意味が見えてくることもあります。だからこそ内定を得る過程を通じて働くことを真剣に考えてもらいたいし、働く意味が就職活動を通してはわからずとも、働く中でわかってもらいたいと思うからこそ全ての方に納得感のある形で内定を得てもらいたいと考えています。

内定はゴールではないのはもちろんですが、多くの学生にとって重要な通過点になります。ここを通過して初めて見える景色があるということを今から就職活動する学生には覚えておいてもらいたいと思います。

最後に

この記事でここまでお伝えしたことを以下の通りまとめて記載いたします。

・就職活動とは「職に就くための活動」であり、それを無視して過度な自己分析ややりたいこと探しに陥らないよう注意が必要。
・社会に出てからも大事になる「何のために働くのか」については就職活動の時期から考えておくべき。
内定はゴールではないが重要な通過点であり、内定を得ないことには働けもしない。「何のために働くのか」を考え続けても内定は得られないことは意識すべき。

この記事では、就職活動のスタートに当たって根底で持っておいて欲しい考え方について説明してきました。今後就職活動を進めていく中で、この記事の内容を思い返していっていただければ幸いです。

photo by slgckgc

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