【就活を始める前に読んで欲しい】就職活動とは何か?なぜ働くのか?
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最終更新日:2025年05月28日

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- 本記事のコンテンツ
- 「就職活動とは何か」
- 「何のために働くのか」
- 答えの見つけ方は人それぞれ
- 「内定」は「重要な通過点」
- 最後に
「就職活動とは何か」
「何のために働くのか」を考える前に、そもそも「就職活動とは何か」ということについて考えたいと思います。
私たちが就職活動をする人たちと話す中で、このことはよく聞いてみるのですが、多くの方が自分なりの言葉で返してくれます。
それらはどれも正しいのですが、ここでお伝えしたいのは、就職活動はそもそも「職に就くための活動」ということです。この「職に就く」という点をどれだけ自分がイメージできているのか、この意識を欠いて活動するのは危険だと考えています。
就職活動を始めるにあたって、多くの人が自己分析を行うと思います。それを基に自身の強みややりたい仕事を見つけると思うのですが、「職に就く」というイメージ抜きに過度に自己分析を行うのはおすすめできません。
具体的な就労のイメージを持たずに、「自分の強みはこうだ」「自分はこういう仕事が向いているんだ」とバイアスをかけては、その自己分析は地に足が着いていません。
そのような状態で選考を受け、入社しても、早期の離職に繋がりかねません。
決して短くはない時間を費やしたにも関わらず、「こんなにつらいとは思わなかった」「想像していたものと違う」といった理由で早期にやめてしまうのは、非常にもったいないと思っています。
ですので、この「職に就く」ということを徹底的にイメージできるようにし、就職活動に臨んでもらいたいと考えています。
「何のために働くのか」
多くの人が「何のために働くのか」という疑問にぶつかりながら日々仕事をしています。
仕事をしていれば辛いことや大変なことも多く、否が応でも「何のために働くのか」ということを意識させられます。
もちろんこの問いの答えは人それぞれで唯一絶対の答えなど存在せず、自分の成し遂げたいことのために働く人もいれば、家族や趣味などの仕事以上に大切なもののために働く人もいるでしょうし、純粋にお金稼ぎのためという人もいると思っています。
→こちらの記事では「なりたい自分」ではなく「なりたくない自分」を考えることによって、自分の進むべき道を見つける方法について解説しています。参考にしてみて下さい。
答えの見つけ方は人それぞれ
答えるのが難しい問題であるものの、この答えを早々と見つけ、実際にそのために働き成功を得て...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
「内定」は「重要な通過点」
unistyleで行っている就職活動のアドバイスに対して、「内定がゴールになっているのでは」という批判もあると思っています。
私たちとしても内定はゴールだとは考えていませんし、内定の先にある"働く"ということを無視して内定を取れという話をしているつもりはありません。
ただ、内定はゴールではないものの、重要な通過点ではあると考えています。
内定がなければ働くことすらできず、先ほど紹介した高島社長の言葉にある通り、必死に働きながら働く意味が見えてくることもあります。
だからこそ、内定を得る過程を通じて働くことを真剣に考えてもらいたいし、働く意味が就職活動を通してはわからずとも、働く中でわかってもらいたいと思うからこそ全ての方に納得感のある形で内定を得てもらいたいと考えています。
内定はゴールではないのはもちろんですが、多くの学生にとって重要な通過点になります。ここを通過して初めて見える景色があるということを今から就職活動する学生には覚えておいてもらいたいと思います。
最後に
この記事でここまでお伝えしたことを以下の通りまとめて記載いたします。
・就職活動とは「職に就くための活動」であり、それを無視して過度な自己分析ややりたいこと探しに陥らないよう注意が必要。
・社会に出てからも大事になる「何のために働くのか」については就職活動の時期から考えておくべき。
・内定はゴールではないが重要な通過点であり、内定を得ないことには働けもしない。実際に働くことで見えてくるものもあるので、その点も意識して活動して欲しい。
この記事では、就職活動のスタートに当たって根底で持っておいて欲しい考え方について説明してきました。今後就職活動を進めていく中で、この記事の内容を思い返していただければ幸いです。
→就職活動をする理由や働く理由について考えが深まった、もしくはそれを見つけるために活動する、と決めた方はこちらの記事を参考にしながら就職活動をしてみて下さい。数多くのテクニックが載っていますので、有効活用することにより、内定へと近づきます。