三井住友海上火災保険関連のテクニック
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- 【三井住友海上の面接過去問17選】就職活動での頻出質問と選考意図とは 30,741 views 経常利益においては損害保険業界トップに立つMS&ADグループの中核を担う三井住友海上。金融業界を目指す就活生からの人気は言うまでもなく高いです。例年の選考フローは、「ES&テストセンター(SPI)→個人面接(3回)→最終面接」という流れのようです。それでは、三井住友海上の面接で問われた質問例を見て参りましょう。参考:三井住友海上のエントリーシート・選考情報→unistyle上では三井住友海上の選考対策記事から内定者ES、面接レポートまで多数掲載しています。是非ご一読下さい。志望動機に関する質問競合他社との違いは何だと思いますか?(金融志望者に対して)銀行ではなくなぜ損保なのですか?「志望動機は最終面接まで聞かれなかった」といった話もあるなど、そこまで志望理由を深く聞かれる傾向には無いようですが、「」に沿って志望動機をロジカルに述べられる準備をしておき、オーソドックスな質問には答えられるようにしておきましょう。競合他社との違いを述べるにあたっては以下に挙げる業界比較記事が参考になると思いますが、基本的には「」にもあるように、「業界内の強み」「社風」「企業で働く人」などからアプローチしていくことになるでしょう。「銀行ではなくなぜ損保なのですか?」という質問に対しては、以下に挙げた記事を参考にそれぞれの仕事内容の違いからアプローチしていくとよいでしょう。営業職に関して言えば、銀行は営業職社員が直接顧客を持つのに対し、損保は代理店やディーラーのマネジメントを行うといった違いがあるでしょう。参考:→就活生からも絶大な人気を誇るメガ損保3社。しかし、各社の違い・特色を答える事が出来る学生は多くはないのでしょうか?本記事では社風や選考方法、IR情報など様々な観点から3社を比較しています。参考:→就活生に一括りにされがちな金融業界。しかし、一口に「営業マン」と言っても「生損保業界」と「銀行・証券業界」では働き方が大きく異なります。本記事では社員インタビューを参考に各業界の働き方から求める人材まで解説しています。学生時代の経験に関する質問学生時代頑張ったことと、その中での困難は何ですか?学生時代頑張ったことについて、なぜそれをやろうと思ったのですか?行動した結果、変化したことはどんな部分ですか?リーダーシップをとって物事を成し遂げた経験はありますか?自分のどのような性格がその結果に影響したと思いますか?基本的には「」に沿った質問がなされるようなので、事前にフレームワークに沿ってエピソードの内容を事前に整理しておきましょう。フレームワークの中でも特に「(5)人柄(6)学び」の部分が、志望企業が学生に求める資質に合致していることをアピールすることが特に大切です。三井住友海上が学生に求める資質がどのようなものであるかについては以下に挙げる記事を参考にしていただければと思います。参考:→本記事では採用HPから三井住友海上が求める人材像を考察しています。また、それを基にES設問における回答指針も解説しています。学業に関する質問学部では何を勉強していて、卒論はどんなテーマで書くのですか?なぜこの授業を取ったのですか?この授業を履修してどんなことを得られましたか?履修した授業の中で、つまらなかった授業とその理由を教えてください。成績が悪かった理由は何ですか?留学をしたきっかけ、現地で一番大変だったことは何ですか?特に3次面接において学業について聞かれるケースが多いようです。研究内容や履修した授業の内容自体よりも、それらの内容について何も知らない人に対してわかりやすく説明できるかを見ることで学生の能力を判断しているものと思われますので、わかりやすく伝えられる準備を徹底しましょう。参考:→この設問において企業が知りたいのは「何を学んだか」ではなく「何故学んだのか、学びをどう活かせるか」です。本記事では総合商社からメーカーまで様々な業界の内定者回答例を掲載していますので是非参考にして下さい。あなた自身に関する質問あなたの強みは何ですか?自分の弱み3つを挙げ、そのエピソードを教えて下さい。あなたが苦手なタイプの人はどんな人ですか?また、今後その人とどのように接していくのか教えてください。行動する上での原動力は何ですか?「」に沿ったオーソドックスな質問が聞かれます。自分の強みを明確に理解し、それを支えるエピソードと共に話せるようにしておく必要があります。自己PRにおいては、学生時代頑張ったことと同様、自らの強みが志望企業が学生に求める資質に合致していることをしっかりアピールすることが大切です。「弱み」に関しては「(1)長所の裏返しを答える」「(2)素直に短所をさらけ出す」という2通りのアプローチがあり、どちらが良いというわけではないので、状況によって使い分けていくとよいのではないでしょうか。参考:→本記事では「長所・短所」に関する設問の内定者回答例を多数掲載しています。「短所は長所の裏返しでもいいのか?」「上手く表現出来るワードが見つからない」などのお悩みを持つ学生は本記事を参考に回答方針を定めてみて下さい。最後に三井住友海上の面接は全て個人面接であることが多いようなので、その分、面接においてじっくり評価されることになるでしょう。そこで良い評価を得るためには予想される質問に対して倫理的に返す訓練を積むことは非常に有効だと思いますので、是非じっくりと取り組んでいただければと思います。【関連記事】
- 【三井住友海上】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 60,816 views 三井住友海上の本選考ES一覧はこちらいわゆる「メガ損保」のひとつとして損害保険ビジネスを展開する、三井住友海上(MS&AD)。例年、金融業界・保険業界を志望する上位層の学生から安定的な人気を誇っています。また、近年はInsurTech(Insurance+Technology)の領域にもチャレンジングな投資を行っており、テクノロジーを活用した新規事業の展開も見据えているようです。2018年には、仮想通貨取引所・ビットフライヤーとともにブロックチェーン技術に関する実証実験を開始したほか、東大発ベンチャーのアリスマーとも提携し、自動車事故の損害を人工知能(AI)で即時判定するシステムの開発に成功しました。InsurTechの取り組み事例についてのニュース記事です。保険業のトレンドのため、是非確認してみてください。■自動車事故損害、AIで判定三井住友海上(日本経済新聞)■三井住友海上、保険契約でブロックチェーン活用(日本経済新聞)▼なお、こうした動きについては以下の記事も参考にしてください。本記事では、以下4つのポイントを解説することで、三井住友海上から内定を獲得するための選考対策プランをお伝えします。①三井住友海上のビジネスモデル②三井住友海上の求める人材像③三井住友海上の選考の全体像④各選考ステップで重要になるポイント損害保険業界を志望する方は、この記事から三井住友海上の選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅してください。・三井住友海上のビジネスモデル・三井住友海上が求める人材像・三井住友海上の本選考フロー、採用数・三井住友海上のエントリーシート対策・三井住友海上のWebテスト対策・三井住友海上の面接対策三井住友海上のビジネスモデルまず、三井住友海上のビジネスモデルについて、①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から簡単に解説します。三井住友海上の収益源保険ビジネスの本質は「みんなで一緒にリスクに備える」ことにあります。すなわち、「多くの人から保険料を集め、リスクが顕在化したひとには保険金を支払う」というカネの動きをつくり出すことで、顧客となる個人・法人のリスクマネジメントに貢献しています。保険会社は、このようなカネの動きのなかで、2つの収益源を確立しています。すなわち、保険サービスに対する手数料(=保険料)と、顧客から受け取った資金を有価証券などに投資して得られる資産運用益です。したがって、損害保険会社の基本的な収益構造は、以下の方程式で表すことができます。(保険料収入)−(支払った保険金+その他費用)+(資産運用益)=(経常利益)また、2017年3月期の決算開示によれば、三井住友海上の経常利益は以下のようなバランスで構成されています。三井住友海上の場合、保険料収入よりも資産運用益のほうがはるかに大きなボリュームを持っていることが分かります。良くも悪くも、プール資金を運用することも保険ビジネスの重要セクターになっていると言えそうです。MS&ADホールディングスのIR情報です。売上や利益などの情報が掲載されています。参考:株主・投資家情報MS&ADホールディングス三井住友海上の商材・サービス生命保険が「ヒト」に関するリスクを取り扱っているのに対して、損害保険会社の商材は「モノ」や「コト」に関するリスクに対応した保険商品です。個人や企業が何かしらの活動を行うとき、そこには必ず相応のリスクが付きまといます(例:友人とドライブに行くなら交通事故リスク、企業が海外に工場をつくるなら市況変動やテロなどのカントリーリスク)。損害保険会社は、こうしたあらゆるリスクに対して最適な保険商品を開発・提供しています。三井住友海上の商材・サービスの提供方法損害保険ビジネスを単純化すると、①各種保険商品を企画・開発し、②個人・団体に向けて営業・販売するという2つのステップに分けることができます。また前述のとおり、こうした保険商品の提供フローとは別に、プールしている資金を運用する(=有価証券などに投資する)ことでも大きな収益をあげています。なお、より具体的な業務領域については、三井住友海上の企業HPから理解を深めてください。三井住友海上の部門が紹介されています。また社員へのインタビューも多数掲載されています。参考:部門紹介三井住友海上三井住友海上の求める素養実際のビジネスモデルをふまえて考察すると、三井住友海上では以下に挙げる3つの素養が求められていると考えられます。①周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ三井住友海上のような損害保険会社に総合職として入社する場合には、個人の顧客とダイレクトに接点をもつことはほとんどなく、さまざまな企業や保険代理店などを相手にした法人営業を担当することになります。こうした業務内容を考えると、クライアント企業を含む関係者に対して自ら働きかけ、リスクマネジメントを通じて成果を出すリーダーシップが求められていると考えられます。なお、金融業界のなかでの働き方の違い(=求められる素養の違い)については、以下の記事から理解を深めてください。銀行・証券・生保など金融業界と一括りにされていますが、働き方など大きく異なります。その違いについて解説しています。参考:②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力上に述べたような業務のなかでは、さまざまな企業や保険代理店などのパートナーとのあいだに信頼関係を築き、それをもとに保険サービスを提供していくことが求められます。学生時代のエピソードをもとに、信頼関係を構築するために必要となる豊かな情理感覚や対人能力をアピールするとよいでしょう。③顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力損害保険会社の業務では、リスクマネジメントという切り口からクライアント企業の課題を発見し、解決に導く力も求められます。三井住友海上の選考でアピールを行うときには、チームや個人の解決すべき課題を発見・特定し、解決に導いたエピソードなどをピックアップして伝えるとよいでしょう。三井住友海上の本選考フロー・採用数本選考フロー三井住友海上の本選考フローは以下のようになっています。エントリーシート▼Webテスト▼面接(4回程度)▼内々定三井住友海上の採用選考では、・総合コース・スペシャリストコース・外国人留学生コースの3つのコースが用意されており(ほとんどは総合コースへの応募)、テスト形式に関してはコースによって多少の違いがあるようです。総合コースはさらに全域社員と地域社員に分けられています。採用数次に、近年の三井住友海上の採用数のデータを以下の表から見ていきます。女性の採用数が多くなっています。その背景としては、地域社員として採用されるのが実質女性のみということがあると思われます。男女文理別採用実績は以下の表で表しています。採用される人のほとんどが文系であり、営業や損害サービスといった部門への配属が多いでしょう。また、理系はおそらくアクチュアリーなどのスペシャリストコースでの採用がほとんどであり、枠自体の数が少なくなっています。三井住友海上のエントリーシート対策2018年卒の三井住友海上のエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の5つでした。◆困難に向き合い、乗り越え、実現してきた経験を教えてください。〈300字以内〉◆異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。〈300字以内〉◆自ら学び考え、行動した経験を教えてください。〈300字以内〉◆他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。〈300字以内〉◆三井住友海上を志望する理由を教えてください。〈300字以内〉なお、特定領域の業務に特化したキャリアが用意されているスペシャリストコース(①アクチュアリー、②経理、③自然災害リスク分析関連職)にエントリーする場合は、上記の5つの設問に加えて以下の設問にも回答する必要があります。◆スペシャリストコースで活かせるあなたの専門性(研究内容、専攻、資格など)を教えてください。〈300字以内〉以下、対策方針をお伝えします。ES回答にあたって注意すべきポイントややボリュームのあるESになっています。とりわけ、学生時代の経験に関する設問が4つも設けられている点は、やや珍しいポイントかもしれません。それぞれ「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」と、異なるテーマが与えられています。学生時代の経験から各テーマに沿ったエピソードをそれぞれ選びとり、分かりやすくシンプルに説明しましょう。4つものエピソードをまとめるのは骨が折れる(面倒くさい)かもしれませんが、各テーマともほかの企業の選考でも頻繁に問われる内容になっており、このタイミングでそれぞれのエピソードを整理しておくことは今後の選考にも活きてくるはずです。求められる素養を踏まえたES回答プラン1〜4つめの設問では、それぞれ「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」をキーワードに、学生時代のエピソードを問われています。三井住友海上が求める3つの素養、すなわち①周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力これらを念頭におきながら、各設問のテーマ設定に忠実に、シンプルに書きましょう。▼「学生時代頑張ったこと」を書くときには、必ず以下の記事をご覧ください。学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。参考:5つめの設問では、三井住友海上への志望動機が問われています。200字という字数の制約があるため、無理に詳細なロジックを詰め込もうとせず、志望動機の要旨だけを端的に述べましょう(より詳細なポイントについては、ES提出後の面接で補足説明すれば問題ありません)。ただし、問われているのはあくまで「三井住友海上への志望動機」です。東京海上日動や損保ジャパン日本興亜との比較を念頭においたうえで、三井住友海上ならではの魅力にまで言及できるとよいでしょう。▼志望動機を書くときには、以下の記事をご覧ください。参考:三井住友海上のテスト対策三井住友海上の本選考Webテストの概要は以下のようになっています。unistyleに掲載されているレポートによると、ボーダーラインはそれほど高くはないようです。SPI3は他企業も多く採用しているテスト形式であるため、対策をしておけば他企業の選考の際にも役に立つことでしょう。SPIの対策には以下の記事を参考にしてください。三井住友海上の面接対策三井住友海上(総合職)の選考では、内々定までに全4回の面接(1次〜3次面接+最終面接)が課されます。以下では、三井住友海上の面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。三井住友海上の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。参考:三井住友海上のエントリーシート・選考レポート1次・2次面接の内容1次・2次面接では、ESに記入したエピソードの深堀りを中心に、オーソドックスな内容の質問がなされています。◆過去の経験に対する質問・困難に向き合い、工夫して乗り越えた経験について教えてください。・異なる価値観に影響を受けた経験について教えてください。・自ら学び考え、行動した経験を教えてください。・リーダーシップを発揮した経験について教えてください。・(上記4つについて)ESに記入した以外のエピソードはあるか。・メンバーと意見の摩擦があったとき、どうしたか。・その活動で失敗したこと、言うべきでなかったことはあるか。・その経験で学んだことは何か。など、ESに記入したエピソードを深掘りされる。◆あなた自身に対する質問・自己紹介◆志望動機に対する質問・損害保険業界への志望動機・三井住友海上への志望動機・入社してやりたい仕事は何か。そう思うのはなぜか。◆その他の質問・逆質問・就職活動の状況ESに記入した4つの経験に関する深掘りがメインテーマになります。ES作成の段階で各エピソード自体は完成しているはずですが、「なぜそのように行動したか」「どうやって工夫したか」などの追加質問にスムーズに回答できるよう予め準備しておきましょう。また、その際は①周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力といったアピールポイントを意識しましょう。3次面接の内容2018年卒年度の3次面接では、学生側があらかじめ大学での授業履修履歴を持参するよう指示されており、それをもとに大学での学業に関する質問が多く投げかけられたようです。「3次面接では学業への取り組みをチェックする」という方針が明確に見てとれる、ややユニークな選考ステップであると言えます。◆学業に対する質問・なぜこの講義を履修選択したのか。・もっとも面白かった講義はどれか。その理由は何か。・もっとも想いを持って選択した講義はどれか。その理由は何か。・もっとも期待はずれだった講義はどれか。その理由は何か。・卒業論文のテーマは何か。なぜそのテーマを選んだか。・専攻しているテーマの魅力はどこにあるか。◆過去の経験に対する質問・ESの深掘り(1次・2次と同様)◆志望動機に対する質問・損害保険業界への志望動機・三井住友海上への志望動機・同業他社ではダメなのか。それはなぜか。◆その他の質問・逆質問・就職活動の状況大学での履修内容や単位取得状況、専攻テーマに関しては、なるべく専門用語や複雑なトピックは避けてシンプルに説明しましょう。無理に背伸びをして語るよりは、等身大の取り組みを伝えることをおすすめします(ただし、わざわざ学生に履修履歴を持参させていることを考えると、「勉強はまったくしていません!」「代返とカンニングでなんとかしました!」のような発言は避けるべきだと思われます)。▼大学での学業に関する質問については、以下の記事も参考にしてください。学業に関する記事です。選考で学業について聞かれることはあまり多くありません。しかし聞かれたときのためにしっかり対策を行っておくべでしょう。参考:最終面接の内容最終面接では、これまでの面接で語ってきた内容を踏まえたうえで、あなた自身の価値観や人となりを探るような質問が投げかけられるようです。◆過去の経験に対する質問・ESの深掘り(1次・2次・3次と同様)・なぜ浪人、留年をしたか。・これまでに、なにか判断が遅れて後悔した経験はあるか。・大学での学業で力を入れたことは何か。◆あなた自身に対する質問・自己紹介・あなたの強みは何か。・自分の強みと弱みを3つずつ挙げてください。・あなた自身を四字熟語で表してください。・あなたの意外な一面を教えてください。・まず行動してみるタイプか、じっくり考えるタイプか。・飲み会ではどんな立ち位置か。・先輩、後輩とはどんな関係にあるか。・サークルや部活の同期からはどんな評価を受けているか。・ここ最近でイラっとしたことが何か。・価値観の異なる人とはどのように接するか。◆志望動機に対する質問・損害保険業界への志望動機・三井住友海上への志望動機◆その他の質問・逆質問・就職活動の状況・最後にひとこと「あなた自身を四字熟語で表してください」「飲み会ではどんな立ち位置か」など、ユニークな質問が飛んでくることもあるようです。戸惑うこともあるかもしれませんが、最終面接だからといってあまり考え込みすぎず、直感的に思い浮かんだ答えを素直に伝えるべきです。また、これまでの面接でも繰り返し問われてきた「学生時代頑張ったこと(ESの内容)」や「志望動機(東京海上などとの比較も含む)」についても、自信と情熱を込めて分かりやすくプレゼンしましょう。最後に:三井住友海上に評価されるために三井住友海上の選考フローでは、3つのことが重要になります。1つめに、①周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力これら3つの素養をうまくアピールすること。2つめに、「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」の4つのキーワードに対応するエピソードをそれぞれまとめ上げ、分かりやすく伝えること。3つめに、三井住友海上への志望動機のロジックを磨き込むこと。すなわち、「なぜ損害保険業界を志望するか」はもちろん、「なぜ三井住友海上が第一志望か(=なぜ東京海上や損保ジャパンではダメなのか)」という問いにクリアな答えを提示すること。以上の3つを徹底し、計画的・戦略的に選考対策を進めましょう。参考:三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから▼保険業界を志望している方は、以下の記事も参考にしてください。東京海上日動火災保険の選考対策記事になっています。こちらの記事を読めば東京海上日動火災保険という企業・選考を把握できると思います。参考:保険業界に関する記事です。業界への理解を深めるたい方は是非こちらも併せてご確認ください。参考:参考:
- 三井住友海上のインターン選考ES,GD対策|合格者ES付 29,355 views 三井住友海上のインターンES一覧はこちら東京海上日動、損保ジャパンと並び、国内3大メガ損保の一角を担う三井住友海上火災保険。金融業の中でも特にこの3メガ損保は就活生に人気が高く、倍率も高いのが特徴です。夏のインターンに参加することで本選考に大きく有利に働くことはなさそうですが、参加者からは業界の理解度と志望度が高まったという声が上がっており、損保業界を志望する人にとっては有益なものとなるでしょう。本記事では三井住友海上のインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。目次・損保業界とは・三井住友海上とは・三井住友海上のインターン内容・三井住友海上の求める人材像と素養・インターンの選考内容・三井住友海上のインターン選考:ES対策・三井住友海上のインターン選考:webテスト対策・三井住友海上のインターン選考:GD対策・最後に損保業界とは損害保険とは自動車や火災、自然災害の損害に対しての補償です。主な収入は保険料収入とその資産運用であり、3メガ損保の保険料収入の過半数は自動車保険が占めています。ですがそれだけでなく社会のニーズに合わせて、多岐に渡った保険が扱われています。例えばペット保険やゴルファー保険などがあります。主な業務内容は以下の通りです。・商品開発部門時代の変化に伴って発生する新たなニーズに合わせた保険商品を開発します。・営業部門保険代理店への営業などを主に行います。・サービス支援部門日々の経理業務や営業のサポートを行います。・専門サービス部門資産運用やリスクマネジメントを行います。三井住友海上とは三井住友海上は1918年(大正7年)、「大正海上火災」として発足しました。本社を東京都千代田区神田に構え、2018年3月31日現在、従業員数は14,572人となっています。三井住友海上はASEAN域内トップ、世界8位の総収入保険料の損害保険グループであることから、実際にグローバルかつ大企業である事がわかります。また、ワークライフバランスの実現を第一に掲げており、女性の子育て支援制度が充実し、女性にとっても魅力的な会社です。参照:三井住友海上HP採用情報経営理念グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます経営ビジョン持続的成長と企業価値向上を追い続ける世界トップ水準の保険・金融グループを創造します引用:三井住友海上HP会社情報三井住友海上のインターン内容20卒のサマーインターンは以下のように行われました。スケジュールDAY1AM未来を切り拓く損害保険ビジネス講座PMプロフェッショナルを目指す社会人基礎力ワークDAY2AM挑戦を支えるリスクマネジメントワークPM経営を支える経営サポートワークDAY3AM再起の力になる損害サポートワークPMニーズをカタチにする営業体感ロープレDAY4AMリアルを感じる当社営業社員とロープレ・懇談PM仲間と共に未来を描く新しいビジネス創造に挑むDAY5AM5日間の成果新ビジネスプレゼンテーション大会PM自己成長体感成長し続けるために次へ挑む参照:三井住友海上のインターンレポート21卒のサマーインターンは以下の日程で開催されます。4日間開催と5日間開催があります。場所と日時東京7月30日(火)~8月2日(金)8月3日(土)~8月6日(火)8月7日(水)~8月10日(土)8月13日(火)~8月16日(金)8月17日(土)~8月20日(火)8月21日(水)~8月24日(土)9月2日(月)~9月6日(金)5日開催9月9日(月)~12日(木)大阪8月5日(月)~8月9日(金)5日開催8月19日(月)~8月23日(金)5日開催9月2日(月)~9月6日(金)5日開催名古屋8月12日(月)~8月16日(金)5日開催9月9日(月)~9月13日(金)5日開催札幌8月17日(土)~8月21日(水)5日開催仙台8月6日(火)~8月9日(金)広島8月19日(月)~8月23日(金)5日開催8月26日(月)~8月29日(木)8月19日~の日程は大学推薦学生向けとなります。詳細は各大学のキャリアセンターにお問合せください。福岡8月19日(月)~8月23日(金)5日開催エントリーシート提出〆切2019年6月28日(金)17:00三井住友海上のインターン参加者レポートはこちら三井住友海上の求める人材像と素養三井住友海上が求める人材像を探る上で、2018年に始まった中期経営計画「Vision2021」を見てみましょう。①事業活動を通じて社会に価値を提供し、持続的に成長する会社であること。②デジタル技術や最新の知見を活用して、商品開発力、マーケティング力、損害サポート力などで競争優位性を持つ会社であること。③アジアトップの保険・金融グループとして広く認知されるとともに、他の主要な市場でも存在感のあるポジションを確保し、グローバルブランドとして評価される会社であること。④すべての社員がプロフェッショナリズムを発揮しながら、いきいきと働いている会社であること。引用:三井住友海上HP上記からこのような企業になるためには、三井住友海上は挑戦し続け、主体的かつ積極的に活躍できる人を求めているようです。またクライアントの信頼を得るために必要な人間性も深く見られるようです。下記の記事より求める人材像として以下の二点が挙げることができるでしょう。ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる→企業、代理店への営業などクライアントの信頼を得て、契約を結ぶということが必要とされます。・今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる→時代の変化に伴って扱う保険の種類も変化する損保業界において、新たな保険商品を開発していくこと、ニーズに応えていくことが求められます。三井住友海上のインターン選考内容エントリーシートの提出1次選考(書類選考SPI)2次選考グループディスカッション選考もしくはグループ面接インターンシップへの参加上記のフローで進みます。個人面接は設けられておりません。また、参加学生層は主に早慶MARCHの文系と学歴は高めです。ですが、特に地方開催のインターンでは、学歴は重視されない傾向があるとの声が多く、学歴よりも思考力が重視されるのかもしれません。満足度は全体的に非常に高く、金融業界に興味がなくとも就活の一歩目として参加する意義があったという声もありました。参照:三井住友海上のインターンレポート三井住友海上のインターン選考:ES対策三井住友海上火災保険サマーインターンシップES設問(20卒)◆MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400文字以内)◆これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400文字以内)設問1:MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400字以内)設問の意図を踏まえた回答方針なぜ同社のインターシップに参加したいのかを志望動機として述べ、「何を達成したいのか」を目標として述べると良いでしょう。例えば「損保業界の理解が深まる」「損保業界で働いている人の実際の声が聞ける」といった動機があり、「自身の今後の就職活動において損保業界での仕事がイメージできるようにしておく」「やりがいや適性があるか判断する」という目標があるのではないでしょうか。また、それに加えて他の就活生と差別化を図るために自分の経験やエピソードを交えるということも忘れないで下さい。就活の選考で評価される志望動機の書き方|内定者回答付き①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びの軸④業界比較⑤取り組みたい仕事⑥同業比較今回はインターンのESであるため、①、②を重点的に書くとよいでしょう。合格者の回答私が貴社のインターンシップに参加したい理由は、人々の安心を保証するという仕事に興味があり、またその損害保険についての理解をより深めたいと考えたからです。保険というのは目に見えない商品です。なのでお客様との信頼関係が非常に重要になってくると私は考えます。私は現在ケーキ屋さんで販売のアルバイトをしているのですが、様々な年代の色々なお客様と関わる中で常にお客様の目線に立ち物事を考えるということを大切にしてきました。そうすることでお客様に感謝のお言葉をいただけることも多く、非常にやりがいを感じています。この経験から、人と人との関わりの大切さを感じましたし、信頼関係の作り方を学びました。なのでこの力を活かせる貴社の仕事に魅力を感じました。しかし、まだまだ損害保険についての理解が足りていないので貴社のインターンシップで業界の理解を深めることが目標です。参考:三井住友海上インターンES業界の理解はもちろん、「信頼」というエピソードからの動機が損保業界の求める人材像とマッチしていて、かつ他者との差別化も図れていることから、良い回答だと言えるでしょう。設問2:これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400字以内)設問の意図を踏まえた回答方針いわゆるガクチカに関する設問であるため、下記のフレームワークや記事を参考に組み立てていくことが基本です。①結論:何に取り組んだのか?②動機:なぜ取り組んだのか?③目標と困難:どんな目標を掲げ、どんな困難があったのか?④取組みと結果:どのように取り組み、結果はどうだったのか?⑤人柄:活動の中であなたのどのような価値観、強みが活かされたのか?⑥学び:取り組みを通じて何を学んだのか?それが企業でどのように活かされるのか?→今回は400字のため、①、③、④を重点的に書くとまとまりやすくなるでしょう。参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。三井住友海上で求められる素養に関しては去年と大きな相違はないと考えられますので、以下の記事を参考にしてみてください。参考:三井住友海上火災保険|内定者ES(エントリーシート)と解説→本選考対策向けの記事ですが、三井住友海上の事業内容・求める人材像について言及しているためインターン選考にも役立つと思います。参考にご活用ください。合格者の回答私は、自身の所属する法律相談部という部活で、渉外活動局の局長を務めました。その局では、近隣の自治体で法律相談を行う「出張法律相談」の運営が、大きな役割の一つとなっています。私がその運営担当長に就いた際、数年ほど前から減少していた来所人の数を、前回の2倍以上に増やすことを顧問の教授に求められました。そこでまず私は、前回担当されていた先輩へのヒアリングや、来所人アンケートの結果の確認を行い、その後、費用やその効果、実行しやすさの観点から問題点を分析しました。そして、①新聞広告への掲載中止、②ポスティング部数の倍加、③開催自治体に対する広報誌への掲載、という策を立案・実行しました。これにより前回の3倍近くの方が来所されるという結果になりました。この活動を通じて私は、費用対効果や実行性の観点から問題点を分析し、最も効果の高い策を考え、実行することが重要だと学びました。参考:三井住友海上インターンES困難を乗り越えた経験に関する設問です。何が課題であったか、どのような解決策を考えたか、どんな結果や学びに繋がったか、といった要点を順序よく述べられていると思います。①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びというフローに沿って書くことが望ましいですが、この文字数であれば①、③、④が重視されるので②と⑤は欠けていますが問題ないでしょう。また数字を使った説明もイメージしやすいです。三井住友海上のインターン選考:webテスト対策昨年度はSPIの試験が課せられたようです。言語、非言語あり、合わせて60分ほどでした。この選考で落とされる人数はあまり多くはないようです。まだ今の時期SPI対策が進んでない人も多いかと思いますが、最低限取れるようにしておきましょう。参照:【SPI・言語】直前10分で見返す解き方・頻出語彙80三井住友海上のインターン選考:GD対策昨年度(20卒)のGD概要テーマ●採用活動における動画選考の是非●モテる人とはどういう人か●整形の是非を問いなさい業界に関する専門的な知識は問われず、議論への参加の仕方から、人間性や性格などを見られる傾向にあります。1つのグループあたりの人数社員1人学生6人〜9人程度時間40分〜1時間程度最後に短い発表と社員からのフィードバックが得られます。GDの雰囲気参加者はGDが初めてという学生が大半で、終始穏やかな雰囲気で進むようです。人数が多いのでリーダーシップを取るといった役割だけでなく、タイムキーパーや書記などといったコミュニケーションを円滑に進めるための役割を担うことも大切です。この選考でも落とされる人数はさほど多くないようで、協調性を持って積極的に議論に参加することが出来れば問題ないでしょう。引用:三井住友海上のインターンレポート最後に今回紹介した三井住友海上は損保業界の中でも人気の高い企業です。損保業界に興味がある人はもちろん、興味がまだない人にとっても、選考フロー・ES設問内容ともにオーソドックスなものとなっているため、今後の就職活動に活かせる知見が得られるようです。参加者の満足度も非常に高く、また多くの人数が参加しているため、初めてのインターンとしても取り組みやすいと言えるでしょう。この記事を通して三井住友海上の企業理解・各選考のフローの特徴を理解していただき、”選考突破”を目指していただければと思います。三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから【損保志望必見・インターン選考比較】東京海上日動火災保険・損保ジャパン・三井住友海上の採用損害保険業界3メガを比較!【強み・社風・選考対策】東京海上日動火災保険インターンシップ|解説付き合格者ESと面接対策【損保ジャパンのインターン】20卒向けES選考攻略|合格者ES付
- 三井住友海上の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 21,852 views 三井住友海上は東京海上HD、損保ジャパン日本興亜HDと並ぶ3大損害保険会社のうちの一社です。今回はそんな三井住友海上について事業内容を参考にしながら志望動機の書き方を考えていきたいと思います。三井住友海上についてはunistyle内に他にも記事が有りますのでこちらも併せて是非御覧ください。参考:三井住友海上のエントリーシートと採用HPから考える三井住友海上の求める人材参考:三井住友海上通過者・内定者のエントリーシート解説参考:三井住友海上の面接過去問リスト17選→三井住友海上は多くの学生がエントリーする人気企業であるため、選考を通過するためにはきちんとした対策が必要です。上記参考記事ではES対策と面接の過去問リストを掲載しています。三井住友海上のビジネスモデル三井住友海上は代理店ビジネスという形態を取っています。例えば海外旅行などの際に保険に加入したことのある人も多くいると思いますが、その時三井住友海上の本社に直接行って保険に入ることはなく、代理店を通して保険に加入することになります。また、この代理店の経営アドバイスなども行います。保険の内容も、創業当初の海上保険や火災保険から、モータリゼーションの進展で自動車保険や自賠責保険など自動車関連の保険が主力商品となってきています。国外に目を向けると新興国などでは保険の普及率が低いという現状が有ります。産業や技術の発展には必ずリスクが伴います。そのようなリスクを保証することが発展においては重要になります。そのように考えると損害保険は「産業のインフラ」のような役割を果たしていると言えるでしょう。MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社ならびにあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、中堅・中小企業向け海外PL保険(海外生産物賠償責任保険)を開発し、2015年4月1日以降保険始期契約から販売を開始します。本商品は、輸出した製品を原因とする事故が海外で発生した際の賠償リスクを補償するものです。従来商品と比較して、補償内容を充実させるとともに加入対象の企業を拡大しています。さらに、契約手続きも簡潔にするなど、お客さまにとって分かりやすく加入しやすい商品としました。MS&ADインシュアランスグループは、今後もグループ各社のノウハウを結集し、多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていきます。参考:三井住友海上ニュースリリース中堅・中小企業向け「海外PL保険」の販売開始についてこの記事は中小企業が海外進出する際の保険に関しての記事です。企業が海外に進出する際には日本では想定できないようなリスクが伴います。そのリスクは何なのかを明確にし、それを回避するために企業がなにをもとめているかを正確に分析することが必要です。また、未知のリスクを洗い出し、その対策を考え、提案していくという一連のプロセスでは、これまでにないような保険の対象を創り出していくなど、新たな仕組みを生み出す機会があると考えられるでしょう。以上のことを踏まえ、三井住友海上の志望動機を考えると、・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。三井住友海上のES通過者の志望動機解説以下では、実際に三井住友海上のエントリーシート選考を通過した人の志望動機について見ていきましょう。大学で奨学金の給付を受けている経験から、お金が人の精神面まで支えていることを実感し、金融業界を志望しています。また塾講師の経験から、人の挑戦や成長を支えている損害保険の仕事に惹かれました。インターンシップやビジネスコンテストを通じて、貴社の仕事や、社員の方の想いを知る機会を頂きました。その中で常にお客様や社会と真摯に向き合い働いている貴社の社員の方々と一緒に働きたいと強く思い、志望しています。参考:【内定】エントリーシート(地域総合職)このESでは自身の経験から支えることの大切さを感じとっており損害保険業界の重要な二点を意識できています。ここが「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の②きっかけとなる経験を意識した記述になります。奨学金はお金を支援しており、学業をするうえでネックとなる資金面を助けるものです。この点が損害保険との共通点であり、具体例としても適切な選択であると言えます。もう一つ実際のエントリーシートを見てみましょう。主な理由は、①自身のアイデアや行動で付加価値を加えていける無形商品を扱うこと②人や企業の挑戦を支える影響力の大きい仕事ができることの2つである。WEB広告代理店やダンスライブの運営をする中で冒頭の思いを持つに至った。また、カバーできるリスク範囲が生命保険に比べ広い点も魅力である。セミナーを通じて、人財を第一に考え、社員一人一人が自ら学び考え成長意欲を持ち続けている点に魅力を感じ貴社を志望している。参考:【内定】エントリーシートこのESでは損害保険業界の特徴である無形商品を扱うことについての分析が良く出来ています。無形商品を扱うときには営業する人の人柄やプレゼン能力が大きく影響します。そのことを踏まえて会社や社員の特徴を分析できている印象を受けます。また、冒頭の二つの理由が内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の③企業選びの軸に当たります。最後にいかがでしたでしょうか。三井住友海上は就活生にとても人気の企業ですが、今回見てきたことを意識して企業研究しESを書いてみると選考通過可能性を高めることに繋がります。納得感のある志望動機を構築するために、リンク先の記事やESを含め参考にしていただければと思います。参考:三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから志望動機を書く際には以下の記事を参考にすることをおすすめします。参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について、企業の意図を踏まえながら解説してた記事です。志望動機作りに活用できるフレームワークを紹介しているので、ぜひご活用ください。photobyPicturesofMoney
- 三井住友海上火災保険|内定者ES(エントリーシート)と解説 55,935 views 三井住友海上の本選考ES一覧はこちら三井住友海上は、東京海上や損保ジャパン日本興亜などと並んで人気の高い損害保険国内大手の一角です。同じ金融でも銀行や証券よりも働き方がイメージしづらいのが損保業界だと思われますので、社名やブランドだけでなく、実際の社員の方の働き方も理解した上で志望していただければと思います。今回もES設問と採用HPに掲載されている社員の方の働き方に基づいて、同社の求める人材について考えていきます。本記事の構成・三井住友海上の働き方・三井住友海上の設問┗1つ目の設問┗2つ目の設問┗3つ目の設問┗4つ目の設問・最後に三井住友海上の働き方リテール営業の目標を一言でいうと、代理店の売上を向上させることです。代理店の顧客に対する新しい保険提案を一緒に考え、新規の契約確保のために、市場調査を行い、新しい営業先を絞り、一緒に開拓していく。代理店のスタッフ採用の支援や、新人向けに保険の勉強会を開催する、など。自分で販売するのではなく、販売戦略を考え、指導していく仕事です。代理店経営の支援という方が近いかもしれません。当社だけでなく複数の保険会社を扱う代理店もあります。その中でいかにして当社のシェアを上げていくか。そこが私たちの腕のみせどころでもある。それぞれの代理店や顧客のビジネスと業界の置かれている現状を理解し、いかに優れた販売戦略を提案していけるか。そして、パートナーとしての信頼を勝ち取れるか。いろいろなノウハウはあるけれど、いちばんはクイックレスポンスと情熱ではないでしょうか。(三井住友海上採用HPより引用)こちらで紹介したリテール営業の仕事の目的はパートナーである保険代理店の売上向上であり、そのために新たな営業先の提案を行ったり、顧客訪問に同行することもあるようです。また、上記の社員の方の話にもあるように、保険代理店が複数社の商品を取り扱っている場合もあるため、いかに自社商品の販売割合を高めるかという部分も重要になってくるでしょう。こうした仕事においては、下記のような人材が求められていると考えられます。①パートナーである保険代理店の経営課題を発見し、主体的に解決策を提案・実行できる人材②自社とパートナーである保険代理店の立場の違いを理解した上で、双方にとってプラスとなる方向へ舵を切るリーダーシップを持った人材③他社との差別化の難しい商品を扱う中で、自社の商品販売シェアを高めてもらえるだけの信頼関係をパートナーである保険代理店と構築できる人材三井住友海上の設問◆あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。◆あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。◆あなたが自分で学び考え、そして行動した経験を教えてください。◆あなたが三井住友海上を志望している理由を教えてください。1つ目の設問◆あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。困難を乗り越えた経験は三井住友海上以外でも頻繁に課される設問です。この手の設問で多くの学生が陥りがちなパターンは、①できなかったことが人並みになったことをアピールしてしまう、②努力・苦労自慢に終始してしまうという2つです。「企業が求める人材との合致を伝えられているか」という視点に立って、改めて自身のESを確認してみましょう。参考:参考:→評価されづらい自己PRの実例をまとめています。そのPRがどうすれば評価されるようになるのか解説しています。内定者の回答・解説体育会バスケット部での活動だ。3年最後の試合で当事者意識のなさを目の当たりにし、チームで達成感を得るため関東リーグ戦優勝を目指した。しかし、新チームでも続く人任せの発言の多さに危機感を覚えた。そこで2軍を長く経験した1軍選手として、まず部員30名の意見を引き出し、チームを良くする行動について個別に話し合った。一度でダメでも、プレーを研究し私の意見に重みを持たせ、何度も話し合い解決した。また2軍の客観的な意見がチーム力強化に繋がると考え、まず1・2軍の入れ替え戦を提案し意識の差を埋めた。その上で1・2軍の間に入り2軍の意見をチームに反映させた。そして率先垂範の思いで、練習では大きな声とハードプレーで盛り立てた。すると共に戦う姿勢がチーム力強化に繋がり、前年より上位のベスト4まで成長できた。この経験から、多くの人を巻き込むには、個々と向き合い、チームの事を考えた率先垂範の行動が重要だと学んだ。困難を乗り越えた経験に関する設問です。何が課題であったか、その原因、どのような解決策を考えたか、どんな結果や学びに繋がったか、といった要点を順序よく述べられていると思います。「率先垂範」という言葉を用いていますが、このようにわかりやすい言葉で表現するのも上手く伝えるための一つのテクニックだと思いますので参考にしてみてください。2つ目の設問◆あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。三井住友海上でのリテール営業に目を向けると、自身、パートナーである保険代理店の経営者・従業員、パートナーである保険代理店の立場も価値観も異なります。そうした状況を前にしても、その異なる価値観を受容し、自身の糧として常に成長していける人材かどうかをみているのだと思われます。そのため、①異なる価値観に触れて何を学んだのか、②その学びを通して自身の行動や考え方がどう変わったのかを語れるとよいでしょう。参考:→「学生時代に頑張ったこと」の設問では、その経験から何を学んだかが重要です。本記事ではその「学び」がどのように評価されているのかを解説します。下記の内定者は留学時に感じた現地学生との価値観の違いについて語っており、帰国後に変化した自身の行動についても触れているので参考にしてください。内定者の回答・解説イギリスに留学していた頃、現地の異なる価値観に影響を受けた。それは同い年の高校生が皆外見だけで無く内面も日本人に比べ非常に大人びていたことである。初めは公立高校にも関わらず昼休みに外出が許されていたり、高校1年生から授業は選択性で4つの科目のみ自由に選び受講し、日本の様に何科目もの授業をクラス全員で受けるというスタイルではなかったりと、ただ単純にとても自由な国だなと感じた。しかしそれは責任を伴う自由であることが後々分かった。例えば外出は許されているが必ず授業には戻るという責任を負い、科目を自由に選択できるということは今後自分が進むべき道(大学や就職先)を高校1年生の時に自分で決めるという責任を負う。彼らはそうした経験を幼い頃からしているために、大人びて見えるのだと分かった。そのことに影響を受け帰国後は何かを欲したり頼んだりする時、ただ要求するだけでなくその分自ら責任も負うよう心がけてきた。こちらの設問は経験を教えてくださいというものですが、実際書くべき内容は経験そのものだけでなく、その経験を通して何を考えたか、どのような学びがあったかなどまで書くべきでしょう。その点ではこちらの回答はよく書けていると思います。自由な校則という事実に対する考察や、帰国後どのようにその学びを活かしたかを書けています。3つ目の設問◆あなたが自分で学び考え、そして行動した経験を教えてください。一つ目の設問と近い内容となっていますので、こちらの設問では「主体性」にスポットを当てた自己PRを行い、一つ目の設問ではそれ以外の素養を伝えるとよいでしょう。保険代理店支援に限らず、自ら主体的に考え行動することは、周囲の協力を得て成果を上げるための必要条件です。学生時代の経験であれば、例えばサークル活動での練習メニュー効率化や、部員定着のための新たなイベント企画といったものはこの設問の趣旨に当てはまるかと思います。①行動に至った理由、②具体的内容、③行動による効果とそこから得た学びを伝えてみましょう。こちらの内定者は、非常勤講師として生徒の自主性を引き出す工夫を行ったエピソードを語っています。内定者の回答・解説非常勤教員として、生徒に自発的に取り組む姿勢を身に付けさせた経験だ。点数の伸び悩みから、生徒の宿題や授業への受け身の姿勢に問題を感じた。知識だけでなく私なりに取り組みへの考え方を伝えたい思いから、授業と生徒指導の改革を行った。1クラス40人で個別対応が限られる。そこで独自のプリントを毎時間作成し、理解度と授業スピードを上げ、レベル別に1時限20人以上に質問をした。また宿題やテスト返却時に一言加え、各生徒が意識すべき点と成果を感じやすい状態を作った。さらに単に考え方を伝えても反応が薄いと感じ、各生徒に響く話を掴むために他の先生から私生活や特徴を伺い、各生徒に合わせた話の切り口で考え方を伝えた。すると、生徒からの質問や課題解答量が増え、助言への反応も良くなり、結果クラス平均が2期連続で学年1位となった。この経験から、人を動かすには、個々と考えを共有し信頼関係を構築していくことが重要だと学んだ。経験としては良い内容だと思います。しかし、やったことの羅列になりすぎている部分があるのでここは改善すべきポイントだと思います。やったことをいくつも並べて自分のすごさを伝えようとする学生がまれにいますが、読む側としては「結局何が一番なのか?」となってしまい、自分の思っているほどすごさが伝わっていない場合が多いです。そうならないための一つの方法としては、やったことを一つに絞り、何をやったかだけでなくなぜやったか、どのような経緯でそれを実行したかなどの、より詳しい内容まで書くと良いと思います。4つ目の設問◆あなたが三井住友海上を志望している理由を教えてください。志望動機を述べる際に注意して欲しいのが、単なる企業賛美になってしまっていないかという点です。「3年連続で増収増益だから御社を志望します!」などと言われても採用担当者の共感を得ることは難しいと思われます。①成し遂げたいこと、②そう思うきっかけとなった経験、③それらを踏まえてこの業界を選んだ理由(他の業界ではダメな理由)、三井住友海上に限らずこの流れは語れるようにしておくのがよいでしょう。また、下記は①自身のアイディアによって商品に価値を加えられる、②他者の挑戦をサポートすることにやりがいを感じるという2つの軸を過去の経験に基づき語っているのであわせて参考にしてみてください。参考:→業界比較がしっかり出来ている学生はあまり多くないように感じます。そのため業界比較がしっかりできているとアドバンテージになるでしょう。参考:→評価されない志望動機をまとめています。なぜ評価されないのか、評価されるためにはどのように改善すれば良いのか考察しています。内定者の回答・解説国内・海外を問わず人々の再起・挑戦を支えたいと考え、貴社を志望する。法律家を目指すという私の挑戦は、父の病気により断念を余儀なくされたが、その時私が感じた「再起・挑戦ができない悔しさ」を味わう人の数は可能な限り少なくあってほしいと強く思っている。損害保険事業において国内・海外ともトップクラスの規模を有し、企業風土としても挑戦を重視される貴社でならば、世界の人々の再起・挑戦を支えられると考えた。志望理由に関する問いです。「国内・海外を問わず人々の再起・挑戦を支えたい」という志望動機に関しては他の学生も書くような理由ですが、そう思った理由がこの方ならではの理由であるため、他の学生と差別化できています。志望動機に関してはこのように他と差別化を図っていくことで評価につなげることが出来ると思います。最後に損保業界は普段生活している中では働き方がイメージし辛い業種だと思われますが、損保業界の求める人材を理解するためにも働き方を理解することは必要不可欠です。設問の中にも「異なる価値観の人との協力」「自分で考え行動した取り組み」など損害保険の働き方に沿った設問がなされていることがわかります。設問から働き方を理解することで、どのような人材が損保業界では求められているのか、しっかり研究をしたいところです。特に本記事で見たように三井住友海上のリテール営業では、代理店の売り下の向上にいかに貢献していくか、ともに考え、そして信頼を積み上げていく働き方がされています。ゆえに、同社においては、異なる価値観を受容し、パートナーの課題解決に向け主体的に解決案を提示できるような人材が求められていることがわかります。是非、unistyle上の記事やOB訪問などを通じて働き方をイメージし、そこから求める人物像を紐解くことできるようにしてみてください。また、他の内定者の回答を見て、共通項を考えることも有効です。以下は三井住友海上内定者のエントリーシートをまとめたものになります。ぜひ参考にしてみてください。参考:三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:三井住友海上内定者のエントリーシートphotobyMartinThomas
- 三井住友海上インターンシップ|ES・WEBテスト・GD解説 52,370 views 三井住友海上のインターンES一覧はこちら三井住友海上のインターンは、同業他社の東京海上日動のインターンよりも比較的参加がしやすく、働き方のイメージのつきにくい損害保険会社の実態を掴む良いきっかけになると思います。今回の三井住友海上のインターンにおいても、ESで聞かれる質問としては本選考時や過去のインターンと大きく変わらず、オーソドックスであると言えます。今回は三井住友海上のインターンESで書くべき内容と、その実施概要について書いていきたいと思います。以下記事では三井住友海上の求める人材について解説していますのでES作成前に是非参考にしてみて下さい。参考:本記事のコンテンツ・三井住友海上ES内容・三井住友海上の選考について・最後に三井住友海上ES内容設問1について◆MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400字以内)MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400字以内)人々の生命・財産・安心をあらゆる角度から保証する仕事に大変な社会的意義を感じるため、貴社のインターンシップに応募しました。合宿で一緒に免許を取った友人とレンタカーに乗って旅行をした際、友人が車体に傷をつけてしまったことがあります。その際は保険に加入していたため追加の支払いは一切ありませんでしたが、もし加入していなかったら、大学生にとっては相当高額な支払いを請求されていたかも知れません。この経験で保険の重要性を身に染みて理解した私は、将来は自分が保険を取り扱い、人々を様々な危機から守りたいと思うようになりました。保険業界の中でも貴社は国内では船舶保険でトップのマーケットシェア、海外ではASEANでトップの総収入保険料を誇ります。そのような特定領域での強みが既にあるにも拘わらず、環境や貧困等多くの問題に対し果敢に挑戦し続ける貴社の下で、私自身も保険の新たな可能性を追求し続けることが夢です。参考:三井住友海上エントリーシートインターンの志望動機を問う設問です。本選考の時ほど「なぜ損害保険業界を志望するのか」というのは重視されないと考えられます。「損害保険業界に興味を持った理由」と「学生時代の経験」を結びつけられれば十分評価されると考えてよいでしょう。損害保険会社の働き方として、担当する代理店の営業利益を上げるための顧客との信頼関係構築が重要となります。「学生時代のアルバイトや部活での周囲の仲間との信頼獲得経験」と「損害保険業界の興味」を結びつけるのが一例として挙げられると考えられます。基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。設問2について◆これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400字以内)これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400字以内)私は部活で躰道という武道をしています。練習には常に真剣でしたが、慣れない体の動かし方に苦戦していた私は自分の成長を信じられなくなり、いつしか上達の心意気を忘れ、参加義務があるからという消極的な理由で練習に参加するようになりました。その結果、昇級審査において飛び級ができず、他の同期部員に遅れをとってしまいました。ショックを受ける一方、妥当な結末であるとも認識していました。次のステップに進めず、もう一度同じ内容の練習をしなければならなくなった私に、専属の先輩が何人か付いて終始面倒を見てくれることになりました。始めは相変わらず自分が上達する姿を想像できませんでしたが、個別的な御指導を頂き続ける内に自分の癖を把握・克服していき、自分の成長ビジョンが見えてきました。そして、次の昇級審査では無事飛び級ができました。この経験で、自分を信じることの大切さ、御指導を頂けることのありがたさを心底実感しました。参考:三井住友海上エントリーシート学生時代に力を入れた経験について問う設問です。評価されるポイントは本選考時と同じであると考えられるので、「」に沿ってアピールすると共感を得やすいのではないかと思います。学業について頑張った経験を書く際には「1.個人として努力し、成果をあげることができる」について述べやすいと思います。アルバイトや部活動の経験をアピールするならば「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」について書きやすいのではないでしょうか。また、その経験を書く上では「」にある求める人材像を意識して書いてほしいと思います。基本的なガクチカの書き方については下記の動画を参考にしてください。ガクチカの書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。三井住友海上の選考について選考の流れエントリーシート、WEBテスト(締切の1週間後にメールにて結果連絡)→グループディスカッション(3~4日後にメールにてインターン参加の連絡)参考:「三井住友海上インターン情報(3)」ESの締切から最長3週間ほどでインターン参加の可否がわかることになります。筆記試験の形式、難易度、試験時間について形式:webテスティングテスト科目:言語,非言語,性格検査制限時間:65分問題数:かなり多く時間が足りない参考:「三井住友海上インターン情報(3)」あくまで過去の選考情報ですが、問題数がかなり多く時間が足りないと書かれていることから入念な対策が必要だと考えられます。インターン参加者の中にはその後のグループディスカッションはおまけで、最初のステップのESとWEBテストに時間をかけるべきだという意見を持つ方もおりましたので、参考にしてください。GD(二次選考)に関する情報課されたテーマ・お題:整形の是非を問いなさい時間:45分間学生人数と面接官:10人,面接官1人議論の進行の仕方:ワイトボードを使って議論を進めた。議論時間:40分間で、残りの5分間は発表として与えられました。フィードバック有無:面接官からのフィードバックは個人ごとではなく全体に対してありました。参考:「三井住友海上インターン情報(3)」「三井住友海上インターン情報(4)」◆寄稿者によるGDの評価考察比較的GDで落とされたという話を聞かなかったので、よほど発言をしない、議論を壊すといったことをしなければ通ると思われる。GDの基本である、発言をする、結論から短く正確に話す、人の話をさえぎらず否定しないといったポイントを押さえておけばよい。参考:「三井住友海上インターン情報(4)」こちらの動画ではグループディスカッションの全体像について解説しています。ぜひご覧ください。インターン内容について5日間の開催。朝9時~夜6時まで。休憩は1時間。班ごとに分かれ、1班6人~8人が基本。5日間同じ班で活動する。また毎日日替わりで内定者が1人つき、課題等のアドバイス等をしてくれる。初日:班での自己紹介をまず行う。次に損害保険の成り立ちや三井住友海上の企業情報などを学ぶ講義がある。2・3日目:実際に損害保険の種類や、とある架空の企業を例に、どういった損害保険が考えられるかを班で意見を出し合い提案していく。そして、実際に社員から保険の詳細や解説があり、どういうニーズがあるのか具体的に教えてもらえる。4日目:社員への質問タイムがある。3人程の社員の方と1人15分ほど、まずはお客様に見立てて、保険の営業を行う。その後、社員の方から営業の解説やフィードバックがもらえ、実際の営業の難しさを体感できる。さらに午後は内定者をお客様に見立てて、班で損害保険営業を行う。両者とも難易度は高く、初めからうまくいく班はない。難易度は高め。徐々にコツやお客様への対応の仕方がわかり、達成感はかなりある。5日目:新しい損害保険を企画し社員の前でプレゼンするコンペティションが開かれる。順位が付けられ、白熱したものとなる。参考:「三井住友海上インターン情報(3)」「三井住友海上インターン情報(4)」過去の内容なので今年もこの内容が踏襲されるかはわかりませんが、損害保険業界の理解を深めるという位置づけになるようです。インターン参加者の所感としては様々で、割り振られた班によって満足度や学びが異なるようです。内定者がメンターとしてつくとのことなので、なぜ損害保険業界を志したのか・なぜ三井住友海上なのかについて聞いておくと、その後の本選考時に参考になる意見が得られるのではないかと思います。本選考時の優遇の有無・内定は出ないと思います。このインターンシップはほとんど選考には関係ないと思います。・内定はもらえない。コンペティションやその後の全国大会にでれば優遇はあるのかもしれない。ただし、このインターンでは参加することでこの企業が求める学生像がよくわかるため選考では大いに役立つと思う。参考:「三井住友海上インターン情報(3)」「三井住友海上インターン情報(4)」今回のインターンシップは内定直結ではないと考えられます。企業理解の一環として行っていると考えてもいいのかもしれません。参加したことによって得た情報がその後の選考に活きると考えられます。最後に内定直結ではないといえど、インターンシップの参加経験を「」にある「企業で働く"人"から説明する」と結びつけることで説得力を持たせることが可能です。今の時期ではどのような業界があって、自分にとってどのような働き方がよいのかかわらない方もいるかと思いますので、三井住友海上のインターンに限らず是非積極的にインターンに申し込んでみると良いのではないでしょうか。三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからまた、こちらの動画では三井住友海上の選考対策を5分間で解説しています。ES・面接対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。photobyMartinThomas
- 三井住友海上のインターンES(エントリーシート)対策【内定者回答付き】 46,808 views 三井住友海上のインターンES一覧はこちら三井住友海上は昨年度もインターンシップが開催され、内定者が毎日フィードバックをくれるという内容で実施したようです。就職活動の選考には関係ないようですが、損保業界の仕事内容を知るには良い内容になっているようです。今回もインターンESで書くべき内容について一つずつ掘り下げながら解説したいと思います。参考:→三井住友海上のインターン選考突破の方針をお伝えします。加えてインターンの内容や選考優遇の有無など解説します。【本記事のコンテンツ】・設問に対する考え方・三井住友海上の設問・最後に・三井住友海上内定者の回答①〜④設問に対する考え方基本的な考え方は「」と同じで、損保業界が求める人材を理解した上で書けば問題ないでしょう。損保業界では、ディーラー向け営業や代理店営業など、自分が先頭に立って商品を販売するというよりは、保険を販売する仕組みを整えて売ってもらうという側面が強い仕事です。そのため下記のような人材が求められていると考えられ、学生時代の経験も下記の要素を持っていることを伝える内容にすべきでしょう。①代理店の経営陣から代理店社員など、価値観や立場の異なるメンバーと協力して成果をあげることのできる人材②代理店の経営陣、社員と信頼関係を構築し、代理店が抱える課題や問題を引き出し、解決策を実行できる人材③リーダーシップを発揮し、代理店経営陣、社員の協力を得た上で保険売上をあげるための施策を実行できる人材三井住友海上の設問①MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400字以内)②これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400字以内)一つ目の設問①MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください。(400字以内)インターン参加の目的や意気込みはどの企業でも聞かれる設問ですが、志望動機のような深さを聞かれているわけではないので逆に難しく感じる人も多いかもしれません。回答方針としては、評価される志望動機の書き方丨外せない6ポイントを用いて①成し遂げたいこと→②きっかけとなる経験→③企業選びのポイント→④他に受けている業界とその業界ではダメな理由→⑤具体的に取り組みたい仕事(インターンで学びたいこと)→⑥業界の中でもその企業の理由という順序で書くと論理的に伝わります。また、今回はインターン選考であるため、「なぜ業界内でもその企業か?」といった細かい企業分析よりも、「インターンで学びたいことは何なのか?」を重点的に意識していく必要があるでしょう。自分なりの企業選びの軸がある程度はっきりしていればその企業選びの軸を持つに至った経緯と、損保業界がどう結びついているか書けるとよいでしょう。下記のコラムは参考にしてみてください。参考:→消去法というアプローチから志望動機の書き方を考えていきます。こちらを参考にすれば納得感のある志望動機を作成できると思います。参考:→本記事では実際にありがちな評価されない志望動機の実例となぜ評価されないのかを説明します。加えてどうすれば評価されるのかという改善策についてもお伝えします。基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。二つ目の設問②これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください。(400字以内)いわゆる学生時代頑張ったことを聞かれていますので、上記の損保業界の求める人材に則していることを示す内容を書けるとよいでしょう。下記の内定者は体育会のレギュラーと補欠という価値観の異なるメンバーのまとめ役として話を聞き、全員のモチベーションがあがるための施策について実施したということを学生時代の経験として伝えています。上記の求める人材の「①代理店の経営陣から代理店社員など、価値観や立場の異なるメンバーと協力して成果をあげることのできる人材」にも「②代理店の経営陣、社員と信頼関係を構築し、代理店が抱える課題や問題を引き出し、解決策を実行できる人材」にも当てはまる経験と言えそうです。全体的なアウトラインとしては学チカ丨書き方から内定者ESまで徹底網羅を利用すれば、十分面接でも対応できる学チカが作成できるかと思います。参考:三井住友海上内定者のエントリーシート基本的なガクチカの書き方については下記の動画を参考にしてください。最後に損害保険業界は金融という括りの中で銀行業界を併願する人も多い業界です。銀行業界も同時期にインターンシップを行う企業が多いので、金融業界に興味がある人は銀行業界のインターンシップも受けておくとよいのではないかと思います。参考:→本記事では三菱UFJ銀行のインターンESで書くべき内容をまとめました。設問意図や回答方針などお伝えします。インターンの段階で業界・企業について深く理解している就活生は多くない印象があります。つまり企業をしっかり理解することは他の就活生との差別化にも繋がると思います。本記事がみなさんの就職活動の一助となれば幸いです。三井住友海上内定者の回答①三井住友海上を志望している理由を教えてください。(200字以内)まず、私が損害保険業界を志望するのは、困難な状況に置かれた人を救い、様々な挑戦を支えるこの職業に非常に誇りを感じるからだ。また、その中でも貴社を志望するのは、貴社の「向き合うから、強くなる。」という採用メッセージに大きな魅力を感じ、またそれを実際に体現している点に誠実さを感じたからだ。それは、就活生に向けてのプログラムだけでなく、社員の方のお話からも伺えた。以上の理由で、私は貴社を志望する。志望動機を問うている設問です。こちらの設問では「」のフレームワークを使うと良いでしょう。①成し遂げたいことなし②きっかけなし③企業選びの軸なし④業界比較困難な状況に置かれた人を救い、様々な挑戦を支える⑤取り組みたい仕事なし⑥企業比較「向き合うから、強くなる。」という採用メッセージこちらの回答では業界比較・企業比較を中心に述べられています。「」の記事でも述べられているように、志望動機で書くべきことは「入社したい理由」ではなく、「仕事への理解・適正」です。その観点ではこの回答は意図にそった回答が出来ていないと思われます。業界比較・企業比較より何を成し遂げたくて、だからどんな仕事をしたいのかということを中心に記述したほうが評価されるでしょう。三井住友海上内定者の回答②あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。高校生活で学業・部活動・生徒会・留学を両立させたことである。1年生の夏から1年間留学をしたが留年をせずに卒業した。留学中は日本の勉強ができず帰国後猛勉強をし、現在の大学及び国立大学に合格することができた。またサッカー部に所属し1年間の休みは5日間しかないという中、毎日必ず練習に参加し帰宅すると22時頃であったが勉強との両立を果たし、部長を務め国体メンバーとして選出された。チームとしても県大会優勝を果たした。その傍ら生徒会長・文化祭実行委員長を務め大規模な学校改革に着手したり文化祭を隣接する高校と共同で行うなど新しい取り組みを行ったりした。それらの両立は客観的に見れば時間、体力、精神的にも厳しかったが、強い信念を持ち努力した結果乗り越えることが出来た。大学生活でもサークルの幹事長とキャプテンを兼務しゼミやインターン活動に取り組み趣味の自転車で四国一周をする等自ら困難な状況を設定し成長してきた。向かい合った困難・取り組み・結果を上手くまとめられていると思います。経験自体もスペックが高く、納得感のある回答になっています。一点付け加えるとしたら「その経験から何を学んだのか」ということです。現状のままでは、すこし努力自慢になっている印象があります。この手の設問で多くの学生が陥りがちなパターンがあります。それは、①できなかったことが、人並みになったことをアピールしてしまう、②努力・苦労自慢に終始してしまう、という2つです。そうならないためにも、企業が求める人材であることをアピールできているかを考えながら回答しましょう。参考:→本記事では、就活生の間で多用されがちな「マイナスな自分がゼロになったことをアピール」した評価されない回答例とともにその改善方法も紹介しています。参考:→苦労・自慢話に終始し、自己PRのをした気分になっている学生は多いのではないでしょうか。本記事ではそういった自己PRの評価されない理由や改善方法などをお伝えします。三井住友海上内定者の回答③あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。高校時代から6年間日○交流に携わり、外国人学生から影響を受けた。附属校に入学した私は在学中に海外との接点を持ちたいと思い、5日間の日○の高校生交流事業に参加した。私は当時○○に対してネガティヴな印象を抱いていた。しかし実際に彼らと面と向かって話してみると、日本人と似た真面目な国民だと分かり、親しみを覚えた。共通点がある一方、歴史問題に対する意見の違いはあるが、それは互いのバックグラウンドが異なるなら当然だと感じた。何よりも大切なのは、そういった違いを認め、実際に会って話してみること、お互いを尊重し合うことだと気付いた。現在も継続的に交流を続け、相手を尊重する姿勢を身に付けることができた。こちらの回答では外国人学生との交流の経験が語られています。この設問ではただ経験を述べるだけでは評価されません。影響を受けて自分が何を学び、どう行動するようになったかまで書いて初めて評価されます。この回答では学びとして「バックグラウンドが異なる人物とは、違いを認めお互いを尊重し合うこと」と述べられています。そして「相手を尊重する姿勢」を身に付けたと記述されています。この学びは求める人材でアピールできる学びであると思います。この設問では学んだことから、求める人材をアピールできると評価されやすでしょう。三井住友海上内定者の回答④あなたが他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。友人と団体を立ち上げ、複数団体を巻き込み1500人規模のダンスライブを実現させた。パフォーマーに最高の舞台を提供すること・収益性を高めて団体を拡大することの二つの目標に向け大型ライブを企画した。大型ライブの単独開催は難しく、他団体からの協力が必須であり、金銭的リスクや集客の負担を団体間で共有するための関係の構築に注力した。そこで、一度限りの共催ではなく「団体のグループ化」を提案した。どの団体も常に資金面や集客における運営課題を抱えていたので、その課題解決に向けた具体的な三つの仕組みをグループ化に組み込み、団体ごとに粘り強く説得した。その結果、グループ化の実現と共同ライブの開催に成功した。こちらの回答ではダンスライブの共同開催と団体のグループ化について述べられています。この経験から何を学んだかということ述べるとより評価されると思います。現状では努力・結果自慢に終始している印象があります。この経験から学んだことを方法論に落とし込み、再現性があることを提示しましょう。素晴らしい経験をしているので、少し書き方を工夫すればより評価されるようになると思います。三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからまた、こちらの動画では三井住友海上の選考対策を5分間で解説しています。ES・面接対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。photobyCriterion
- 三井住友海上の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 16,318 views 三井住友海上の本選考ES一覧はこちら三井住友海上をはじめとした損保会社の働き方は、普段の生活の中ではなかなか見えづらいものです。そのため採用HPやOB訪問などで情報収集を行い、企業が求める人材を設定した上で、そこに刺さる自己PR・志望動機を作成していくことが必要になるかと思います。今回はこちらの内定者のエントリーを取り上げ解説していきます。あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。(300文字以内)WEB広告代理店で法人営業に注力した時のことだ。売上目標未達の状況が続き撤退の可能性があった部署に具体的な形で貢献しようと考え、企画担当から営業マンになった。だが、最初3ヶ月間、契約が全く取れず苦戦した。他部署の営業マンの同行をして様々な角度から問題点を探った。そして、契約が取れない原因は、画一的な商品説明にあると考え、相手のニーズ理解に注力した結果、費用対効果という最大のニーズが分かる。そのニーズに対応した2つの戦略を立案し他部署やグループ会社の担当者からの協力を得て実現することができた。その結果、進捗案件数が大幅に増加し、年間個人売上860万円を達成し、部署の存続と翌期の予算拡大に貢献した。あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。(300文字以内)高校サッカー部の顧問の価値観に大きな影響を受けた。その顧問は個々人が主体的な強い人間になってほしいという想いから自由が特徴のチーム解体を進めてチームに競争意識と組織のルールを植え付けた。また、学校全体の行事や地域のボランティア活動にも積極的にメンバー全員を参加させた。テスト前日に練習試合を組んでいるにも関わらず、学業にも厳しかった。これらは『学生時代は苦労を買ってでもするべきだ』という顧問の教育理念が反映されたものであった。当初は戸惑っていたが、顧問当人が仕事の傍らで何事にも全力な姿勢を見て、こんな大人になりたいと強く思い、自身も何事にも主体的に取り組み、あえて厳しい選択をするようにしている。あなたが自ら学び考え、行動した経験を教えてください。(300文字以内)浪人や塾講師の経験から、教育について考える機会が多く、教育の供給サイドと需要サイドの双方にとって最適な教育システムのあるべき姿に興味を持った。政治思想学のゼミを専攻していたこともあり、国家体制と教育の関係性について深く学びたいと考えた。そこで、欧米など先進国が取り組んでいる教育の市場化についての効果やその構造を各国家体制と絡めて分析している。また、先進国だけに限定せず、グローバルな共通課題として、旧社会主義国家の教育市場化の取り組みの理解にも注力することで、企業参入・経済格差・教育の平等性の保障の問題性を包括的に考察している。実際にロシアにまで足を運び現地の学生200人以上に教育調査を行った。あなたが他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。(300文字以内)友人と団体を立ち上げ、複数団体を巻き込み1500人規模のダンスライブを実現させた。パフォーマーに最高の舞台を提供すること・収益性を高めて団体を拡大することの二つの目標に向け大型ライブを企画した。大型ライブの単独開催は難しく、他団体からの協力が必須であり、金銭的リスクや集客の負担を団体間で共有するための関係の構築に注力した。そこで、一度限りの共催ではなく「団体のグループ化」を提案した。どの団体も常に資金面や集客における運営課題を抱えていたので、その課題解決に向けた具体的な三つの仕組みをグループ化に組み込み、団体ごとに粘り強く説得した。その結果、グループ化の実現と共同ライブの開催に成功した。あなたが三井住友海上を志望する理由を教えてください。(200文字以内)主な理由は、①自身のアイデアや行動で付加価値を加えていける無形商品を扱うこと②人や企業の挑戦を支える影響力の大きい仕事ができることの2つである。WEB広告代理店やダンスライブの運営をする中で冒頭の思いを持つに至った。また、カバーできるリスク範囲が生命保険に比べ広い点も魅力である。セミナーを通じて、人財を第一に考え、社員一人一人が自ら学び考え成長意欲を持ち続けている点に魅力を感じ貴社を志望している。引用:【内定】エントリーシート三井住友海上の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。参考:三井住友海上のエントリーシート一覧一つ目の設問あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。(300文字以内)WEB広告代理店で法人営業に注力した時のことだ。売上目標未達の状況が続き撤退の可能性があった部署に具体的な形で貢献しようと考え、企画担当から営業マンになった。だが、最初3ヶ月間、契約が全く取れず苦戦した。他部署の営業マンの同行をして様々な角度から問題点を探った。そして、契約が取れない原因は、画一的な商品説明にあると考え、相手のニーズ理解に注力した結果、費用対効果という最大のニーズが分かる。そのニーズに対応した2つの戦略を立案し他部署やグループ会社の担当者からの協力を得て実現することができた。その結果、進捗案件数が大幅に増加し、年間個人売上860万円を達成し、部署の存続と翌期の予算拡大に貢献した。経験自体のレベルも高く、伝え方も①困難→②原因究明→③解決への取組がわかりやすく書かれており非常に良い自己PRだと思います。また、③解決への取組の中で、自社他部署や他社といった異なるコミュニティを横断しての協働が語れている点も評価が高いでしょう。学生だけといった単一集団よりも、こうした社会人などを含んだ多様な集団での関係構築の方が採用担当者の共感を得やすいと考えられます。ここまででなくとも、例えばサークル活動などで、すでに卒業して離れてしまったOBなどの協力を得て団体を活性化したといったエピソードも響く可能性があります。「誰と協力して何を改善・創出したのか」といった視点から、自身の活動を振り返ってみていただければと思います。また、以下の記事や動画で、学生時代に頑張ったことの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、参考にして書く内容を整理してみてください。「学生時代に頑張ったこと」の質問ではプロセスだけでなく、その経験自体の評価もされます。その4つの評価軸を解説します。参考:二つ目の設問あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。(300文字以内)高校サッカー部の顧問の価値観に大きな影響を受けた。その顧問は個々人が主体的な強い人間になってほしいという想いから自由が特徴のチーム解体を進めてチームに競争意識と組織のルールを植え付けた。また、学校全体の行事や地域のボランティア活動にも積極的にメンバー全員を参加させた。テスト前日に練習試合を組んでいるにも関わらず、学業にも厳しかった。これらは『学生時代は苦労を買ってでもするべきだ』という顧問の教育理念が反映されたものであった。当初は戸惑っていたが、顧問当人が仕事の傍らで何事にも全力な姿勢を見て、こんな大人になりたいと強く思い、自身も何事にも主体的に取り組み、あえて厳しい選択をするようにしている。よい経験だと感じます。こうした設問では、どのような価値観に影響を受け、その前後で自身の考え方・行動がどう変化したのかわかりやすく伝えられるとよいでしょう。具体的に高校以後の大学などにおいて、どのような影響を受けたのかを書くことができるとよいと思います。三つ目の設問あなたが自ら学び考え、行動した経験を教えてください。(300文字以内)浪人や塾講師の経験から、教育について考える機会が多く、教育の供給サイドと需要サイドの双方にとって最適な教育システムのあるべき姿に興味を持った。政治思想学のゼミを専攻していたこともあり、国家体制と教育の関係性について深く学びたいと考えた。そこで、欧米など先進国が取り組んでいる教育の市場化についての効果やその構造を各国家体制と絡めて分析している。また、先進国だけに限定せず、グローバルな共通課題として、旧社会主義国家の教育市場化の取り組みの理解にも注力することで、企業参入・経済格差・教育の平等性の保障の問題性を包括的に考察している。実際にロシアにまで足を運び現地の学生200人以上に教育調査を行った。こちらもよい経験だと思います。ここまで学業以外のインターンや部活の話をしている中で、勉強系の事項を入れることで文武両道に力を入れていたことが伝わります。教育について考えるきっかけにも言及できており、また、実際にロシアへ現地調査に行った行動力も評価されると思います。四つ目の設問あなたが他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。(300文字以内)友人と団体を立ち上げ、複数団体を巻き込み1500人規模のダンスライブを実現させた。パフォーマーに最高の舞台を提供すること・収益性を高めて団体を拡大することの二つの目標に向け大型ライブを企画した。大型ライブの単独開催は難しく、他団体からの協力が必須であり、金銭的リスクや集客の負担を団体間で共有するための関係の構築に注力した。そこで、一度限りの共催ではなく「団体のグループ化」を提案した。どの団体も常に資金面や集客における運営課題を抱えていたので、その課題解決に向けた具体的な三つの仕組みをグループ化に組み込み、団体ごとに粘り強く説得した。その結果、グループ化の実現と共同ライブの開催に成功した。こちらは非常によい経験だと思います。自分たちの力だけで対処するのではなく、異なる団体へ働きかけるというアプローチから、高い積極性や関係構築能力が感じられます。300文字ですべてを語るのは難しいと思いますので、面接において他団体との関係構築や、周囲を巻き込むリーダーシップ発揮についての「方法論」までしっかり語れるようにしておけばよいでしょう。自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。参考:五つ目の設問あなたが三井住友海上を志望する理由を教えてください。(200文字以内)主な理由は、①自身のアイデアや行動で付加価値を加えていける無形商品を扱うこと②人や企業の挑戦を支える影響力の大きい仕事ができることの2つである。WEB広告代理店やダンスライブの運営をする中で冒頭の思いを持つに至った。また、カバーできるリスク範囲が生命保険に比べ広い点も魅力である。セミナーを通じて、人財を第一に考え、社員一人一人が自ら学び考え成長意欲を持ち続けている点に魅力を感じ貴社を志望している。志望動機を語る上で必要な情報がしっかり盛り込まれており、参考になる内容だと思います。「なぜ保険?→(過去の経験から)①アイディアで付加価値を加えられる点が魅力的/②他者の挑戦をサポートすることにやりがいを感じる」「なぜ損保?→生保に比べ商品のカバー範囲が広い」「なぜ三井住友海上?→セミナーで社風や社員に魅力を感じた」この中でも特に重要なのは「なぜ保険?」の部分で、こうした業界選びの軸を自身の経験や生い立ちに結び付けて語れるようにしておくことをまずは念頭に置いていただければと思います。以下の記事や動画で、志望動機の書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。就職活動においてどれだけ会社のことを知っているかではなく、あなたはどんな軸で企業を選んでいるかが重要です。その軸の考え方を紹介します。参考:実例を元に評価されない志望動機を紹介し、その理由を紹介します。就活生がやってしまいがちなミスをまとめてあるので必見です。参考:最後に三井住友海上のように働き方が見えづらい場合であっても、基本的に企業が求める能力は、①リーダーシップ、②問題解決、③立場・価値観の異なる人々との信頼関係構築、④新たな仕組みをつくり変革をもたらせる、といったものから大きく外れることは無いように思います。下記コラムは過去の人気企業内定者の自己PRの傾向をパターン化したものですので是非参考にしてください。人気企業に内定する学生がエントリーシートに書いていることには一定の共通項があります。参考記事では、人気企業内定者が共通してアピールしていた企業が求めている「強み」を5つ、学生時代の経験も合わせて紹介したいと思います。参考:参考:三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからまた、こちらの動画では三井住友海上の選考対策を5分間で解説しています。ES・面接対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。credit:cogdogblogviaFindCC
- 三井住友海上のES徹底解説!選考通過者の志望動機・ガクチカ分析 22,181 views 三井住友海上の本選考ES一覧はこちら三井住友海上は損保ジャパン、東京海上日動と並ぶ3メガ損保の1つです。例年金融業界や保険業界を志望する学生から人気の企業です。本選考対策に関しては以下の記事を参考にしてください。参考:→ビジネスモデルの分析、求める人材像の考察、選考フローなど、三井住友海上の選考を突破するために最低限必要な情報を網羅しました。本記事では、三井住友海上の2022卒・本選考ES(総合職グローバルコース)を解説し、同社の内定を獲得するためのエントリーシートの書き方をレクチャーします。本記事のコンテンツ三井住友海上とは三井住友海上の求める人材像三井住友海上のエントリーシート(ES)の書き方(ガクチカ1)三井住友海上のエントリーシート(ES)の書き方(ガクチカ2)三井住友海上のエントリーシート(ES)の書き方(実現したいこと)三井住友海上のESを魅力的に仕上げるために三井住友海上とはいわゆる「メガ損保」のひとつとして損害保険ビジネスを展開する、三井住友海上(MS&AD)。例年、金融業界・保険業界を志望する上位層の学生から安定的な人気を誇っています。また、近年はInsurTech(Insurance+Technology)の領域にもチャレンジングな投資を行っており、テクノロジーを活用した新規事業の展開も見据えているようです。2018年には、仮想通貨取引所・ビットフライヤーとともにブロックチェーン技術に関する実証実験を開始したほか、東大発ベンチャーのアリスマーとも提携し、自動車事故の損害を人工知能(AI)で即時判定するシステムの開発に成功しました。三井と住友という2つのグループに起源を持つため、法人系の損害保険に強みを持つのが特徴です。またASEAN地域においてトップの総収入保険料(2018年時点)を誇っており、海外事業にも力を入れています。参考:三井住友海上HP三井住友海上の求める人材像より三井住友海上の求める人材像は以下の3点だと言えます。周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力(1)周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ三井住友海上のような損害保険会社に総合職として入社する場合には、個人の顧客とダイレクトに接点をもつことはほとんどなく、さまざまな企業や保険代理店などを相手にした法人営業を担当することになります。こうした業務内容を考えると、クライアント企業を含む関係者に対して自ら働きかけ、リスクマネジメントを通じて成果を出すリーダーシップが求められていると考えられます。なお、金融業界のなかでの働き方の違い(=求められる素養の違い)については、以下の記事から理解を深めてください。銀行・証券・生保など金融業界と一括りにされていますが、働き方など大きく異なります。その違いについて解説しています。参考:(2)顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力上に述べたような業務のなかでは、さまざまな企業や保険代理店などのパートナーとのあいだに信頼関係を築き、それをもとに保険サービスを提供していくことが求められます。学生時代のエピソードをもとに、信頼関係を構築するために必要となる豊かな情理感覚や対人能力をアピールするとよいでしょう。(3)顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力損害保険会社の業務では、リスクマネジメントという切り口からクライアント企業の課題を発見し、解決に導く力も求められます。三井住友海上の選考でアピールを行うときには、チームや個人の解決すべき課題を発見・特定し、解決に導いたエピソードなどをピックアップして伝えるとよいでしょう。三井住友海上のエントリーシート(ES)の書き方(ガクチカ1)21年卒採用のES設問は以下の3問でした。三井住友海上21卒ES設問学生時代最も力を入れたことを教えてください。(400字)現状をよりよくするために自ら考え、行動した経験を教えてください。(400字)将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。(300字)20年卒以前のES設問も同様でした。例年同様の設問が課されるようです。ガクチカに関する設問は2つ目までの設問といえます。三井住友海上の内定を獲得するためには、「学生時代頑張ったこと」のエピソードを極限までブラッシュアップし、あなたという人物をわかりやすく魅力的に伝えることがキーになるといえるでしょう。▼「学生時代頑張ったこと」の書き方についてはこちら参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。以下では、各設問を順に解説していきます。三井住友海上のエントリーシート(ES)設問1学生時代最も力を入れたことを教えてください。400いわゆる「ガクチカ」に関する設問です。設問の意図「学生時代頑張ったこと」を通じて、学生のパーソナリティを知ろうとする設問です。なかでも本設問は、「学生時代頑張ったこと」についての質問の導入部分としての役割を果たしていると考えられます。ガクチカの評価基準として以下の3つが求められます。経験・実績自体のインパクトがどれだけあるか「思考力・モチベーションの源泉・人柄」を示すことができているか企業で活かせる学びを得ているか詳しくはをご覧ください。意図を踏まえた回答方針設問の意図に加えて三井住友海上の求める人材像である3点を意識して書くことが重要です。(1)周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ(2)顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力(3)顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力それをガクチカのフレームワーク(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学びを参考に書くとよいでしょう。フレームワークについてはにて解説しています。合格者の回答体育会軟式庭球部において、リーグ戦1部昇格に向けての取り組んだことです。私はレギュラーとして試合に出る一方、「庶務」そして主将、副将と共に部を運営する「幹部」を務めました。同じリーグの大学と比べ、私は部員間のモチベーションに差を感じていました。これを解決するために、1,レベル混合の練習グループを作り、お互いの頑張りを可視化させ、さらにアドバイスや声掛けを徹底すること2,自主練習を重ね、部員間の弱点を補完するとともに、試合を通じて競争意識を高めることに注力しました。結果、目標を達成することはできませんでしたが、以前よりもフルセットまでもつれ込む試合が増え、確実にチーム力の向上を実感しました。この経験から、チームの中で当事者意識を持って行動することの重要性とともに、その中で先輩後輩関係なく意見を言い合うことのできる「風通しの良い環境」が欠かせないということを学びました。三井住友海上21卒エントリーシートこの合格者の回答には三井住友海上の求める人材像である(1)周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップと(2)顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力が分かりやすく盛り込まれています。三井住友海上のエントリーシート(ES)設問2現状をよりよくするために自ら考え、行動した経験を教えてください。(400字)設問の意図この設問は就活生がどれだけ当事者意識をもって主体的に行動してきたのかを測る設問だと解釈することができます。意図を踏まえた回答方針ここでは課題を認識し、解決策を実行し、どのような結果が得られたかを論理的に説明することが求められています。またエピソードの規模や結果よりもあなたがどのように考え、行動に移したのかというプロセスが重視されています。それを論理的に書くために以下のフレームワークを使用すると分かりやすく伝えることができるでしょう。結論→課題→解決策→困難→取り組み→結果→学び下記の動画でフレームワークに関して解説をしているので、参考にしてみてください。特にこの設問では、ガクチカのフレームワークよりも課題とそれに対する取り組みに重きを置くイメージです。また、三井住友海上の求める人材像である①周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力によせて書くことができれば尚良いでしょう。合格者の回答3年間続けているドラッグストアのアルバイトの経験です。レジや接客対応、品出しの業務以外に、2~3か月ごとに重点販売商品として定められるシャンプーを、お客様に直接働きかけ販売する業務がありました。当初は闇雲に重点品を勧めていたため、お客様に警戒されることが多く、なかなか購入につなげることができませんでした。そこで社員やパートの方々がどのようにアプローチを取って声掛けしているか確認したところ、「S(質問)・G(原因)・S(商品)」の順番で対応していることがわかりました。そして実際にこの話法を取り入れるとともに、カテゴリー別に重点品以外のシャンプーの特徴も押さえた結果、以前よりもお客様に話を聞いていただける機会が増え、最終的に購入につなげることができました。この経験から、常にお客様の目線で課題やニーズを汲み取り、提案していくことの重要性を学びました。三井住友海上21卒エントリーシートどのような課題があってそれに対して主体的にどう行動したのかが分かりやすく書かれています。またお客様目線で課題やニーズを読み取るという点はまさに(3)顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力に当てはまっているといえ、良い回答と言えます。三井住友海上のエントリーシート(ES)の書き方(実現したいこと)三井住友海上のエントリーシート(ES)設問3将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。(300字)設問の意図「入社後にやりたいことは何ですか?」という質問は、先述の評価基準で言うと一点目の「自社への志望度が高いか」にウエイトが置かれていると言えます。すなわち、自社について理解しているかを確かめるためにこの質問をしていると言えます。詳しくはこちらの記事に解説があります。合わせてご覧ください。▼「学生時代頑張ったこと」の書き方についてはこちらそして具体的に見られているのは以下の2点です。志望動機入社後の具体的なイメージがあるか志望動機志望動機を聞くことは企業理解をしているかどうかを確かめることに繋がっています。就活生が自社の事業内容や経営理念を理解しているか探り、様々な企業がある中でなぜ自社を志望しているのかを知ろうとしています。入社後の具体的なイメージがあるか入社後のミスマッチを防ぐために、面接官は「自社で働いているイメージを持っているかどうか」を評価基準として持っています。例えば、どれだけ自社で活躍してくれそうな能力を持っていたとしても、本人の理想のキャリアプランと自社の仕事内容に乖離があると早期退職に繋がる可能性があります。そのため、面接官は入社後の具体的な仕事内容を理解できているかどうか見極めようとしています。意図を踏まえた回答方針入社したらやりたいことのフレームワークに沿って書くと分かりやすいでしょう。(1)やりたい仕事内容や事業を端的に述べる(2)自分の強みをどのように活かすかを伝える(3)目標とそのための行動を示す以上の流れに従って詳しく解説していきます。やりたい仕事内容や事業を端的に述べるまずは結論を端的に述べることが大切です。やりたい仕事内容や事業を盛り込むことで企業理解をしていることのアピールになり、面接官も実際に働いている姿を想像しやすくなります。また、やりたい仕事内容や事業を述べる際には必ず理由やきっかけとなる経験と合わせて伝えましょう。自分の強みをどのように活かすかを伝える企業側はなるべく多くの観点から就活生のスキルや性格を知り、自社で活躍できるかどうかを見極めたいためです。単純にやりたいことを伝えるのではなく、自分の強みを活かすことでどのように利益に繋がるかを伝えましょう。目標とそのための行動を示す具体的かつ長期的な目標を設定すると良いでしょう。自分の成長のために必要なことを把握し、計画を立て実際に行動に移せるような人材はとても意欲的に映るためです。目標を達成する過程まで詳しく考えられていると、具体性があり説得力が増します。具体的なキャリアプランを語るためには、事業内容はもちろんのことキャリアステップや仕事内容を理解する必要があるため、業界研究・企業研究は非常に重要です。動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。以下のエントリーシートでは入社後やりたいことがきれいにまとめられています。合格者の回答私が理想とする社会人像は、社外ではお客様から必要とされるほど信頼度が高く、社内においても慕われる存在でいることです。アルバイトでは、1,まず正確に仕事をこなすこと、2,時間を意識して素早く完了させること、この2つの順番を意識し、正確で尚且つスピード感ある取り組みを心がけてきました。現在では後輩の指導や様々な仕事を任され、社員の方々からは、「いないと困る」と言っていただき、強くやりがいを感じています。貴社においても、お客様に寄り添って提案していくこと、誰よりも仕事に対して真摯に向き合うことを大切にし、信頼関係を構築していきたいと考えています。三井住友海上21卒エントリーシート結論で始まり、どう強みを活かすのか、目標にどう向かうのかが述べられています。業務内容にもう少し具体的に触れられれば尚良いですが、300字という文字数となりたい社会人像を問われているという観点から、この回答で問題ないでしょう。三井住友海上のESを魅力的に仕上げるために三井住友海上のESを書くにあたっては、以下の3つのポイントが重要になります。求められている情報を過不足なくシンプルにまとめる設問ごとにどんな情報を書くべきか(≒どんな情報は不必要か)を確実に見極め、わかりやすくシンプルに記述する。「学生時代頑張ったこと」をブラッシュアップする「学生時代頑張ったこと」のエピソードを磨き、精度の高い回答をつくりあげる。三井住友海上が求める3つの素養をアピールする。「学生時代頑張ったこと」のエピソードを語ることで、(1)周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ(2)顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力(3)顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力自分がこれら3つの素養を持った人材であることを示す。三井住友海上の選考は、「学生時代頑張ったこと」を追求します。で提案した「学生時代頑張ったこと」のフレームワークを活用し、魅力的なESを完成させましょう。「実現したいこと」の設問ではを参考に(1)やりたい仕事内容や事業を端的に述べる(2)自分の強みをどのように活かすかを伝える(3)目標とそのための行動を示すのフレームワークを活用するとよいでしょう。三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから三井住友海上の合格者ESはこちらからまた、こちらの動画では三井住友海上の選考対策を5分間で解説しています。ES・面接対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。損害保険業界まとめ記事東京海上日動の選考対策三井住友海上の選考対策損保ジャパンの選考対策あいおいニッセイ同和損保の選考対策
- 三井住友海上のインターンはコスパに定評アリ?|内容と選考対策を解説 58,188 views 三井住友海上のインターンES一覧はこちら三井住友海上は、東京海上日動・損保ジャパンとともに国内3大損害保険会社の一角を担う企業です。三井住友海上はインターンシップを複数回行っています。就職活動を始めたばかりの学生の方にとって損害保険の業務がいまいちピンとこないという方も多いのではないでしょうか。業務内容を理解するためにもインターンシップに参加してみるとよいと思います。今回は三井住友海上のインターン内容と選考突破方法について考察していきたいと思います。同社のインターンについては以下の記事も参考にしてみてください。参考:→三井住友海上のインターンESで述べるべきことを提示します。参考:→三井住友海上のインターンESの解説をします。三井住友海上のインターン内容三井住友海上のインターンシップには「MSIインターンシップ」・「アクチュアリーインターンシップ」の2種類あります。前者は文理両方の学生を対象としているのに対し、後者は主に金融工学・確率統計などを専攻にしている学生を対象としています。今回は多くの学生が申し込むであろう前者の「MSIインターンシップ」について考察していきたいと思います。このインターンシップは5日間のプログラムとなっており、午前・午後の終日あります。1班あたり約7人で10〜13班と多くの学生が参加しています。最初の4日間は座学・ロールプレイングゲーム、そして最終日は班対抗のプレゼン大会があり4日間の学んだ成果が問われます。プレゼンのお題は、「新しいリスクを考え、それに対する保険を考えろ」といったもののようです。5日間を通して、損害保険業務・三井住友海上について理解を深めることができる内容になっています。また、インターンシップ中は内定者が班ごとにつき毎日個別にフィードバックを頂くことができます。5日間を通してグループワークが多いため、フィードバックは他社のGD選考に活かすこともできると思います。三井住友海上のインターン選考内容三井住友海上のインターンの選考内容は以下のようです。ES以降は地域によって多少の前後があります。エントリーシート+筆記試験(SPI)(一週間くらいでメールにて連絡)→グループディスカッション(三日くらいでメールにて連絡)今回は中でもES・GDのフローについて解説していきたいと思います。三井住友海上のインターンES対策(1)MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください(400字以内)(2)これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください(400字以内)参考:三井住友海上の企業研究設問(1)「MSIインターンシップに参加する目的と目標を教えてください」についてインターンシップに参加する志望理由と目標の2つのことが問われています。志望理由に関しては、インターンシップのどの部分に魅力を感じたのかについて述べるとよいと思われます。目標に関しては、5日間を通して何を達成したいのかを述べるようにしましょう。そのためにも、インターンシップ内容をしっかりと理解する必要があります。志望理由と目標が関連する場合もあると思います。その場合は、目標があり→それを三井住友海上のインターンシップを経験することで達成することができると考え→志望に至ったというような形になると思います。また、志望理由を述べる際には、自身の経験に基づいたものであるとよいと思います。経験に基づかせることで説得力が増すからです。そうすることで、他者と差別化することができると思います。以下は、三井住友海上インターンシップ合格者のESです。インターンシップを通して、「チーム運営力」を身につけたい為です。大学のサークルでは副代表として、また運営執行部として私の裁量によって運営を行ってきました。しかしメンバー増加に伴う練習熱量の違いや課題意識の違いによって今後はチーム運営による役割細分化が必要だと考えています。インターンシップでは個人運営では身につかない、チーム単位で考え、且つ個人の意見を汲み取りることや意見をだしやすい雰囲気の創出の仕方を学びたいと考えます。また、最大15日間という他にあまりない長期のインターンシップにもできるということで、ぜひMSIビジネスコンテスト参加を目指し全国という舞台で挑戦し学んでいきたいと思っています。参考:【合格】インターンエントリーシート上記の学生は、志望理由を自身の経験に基いて述べることができています。また、「チーム運営力」は、グループワークの多い三井住友海上のインターンシップだからこそ身につけることができる能力であると思います。そういった能力を5日間で身に付けることだけを目標とするのではなく、ビジネスコンテスを見据える目標になっていることも評価されるのではないでしょうか。設問(2)「これまでに何かに真剣に向き合い乗り越えた経験を教えてください」について学生時代頑張ったことに関する設問に分類することができます。この種の設問は本選考でも頻出です。「」や以下の動画を参考に書いてみてください。また、今回の設問では以下の4点に気をつけていただければと思います。1つ目は、設問に「真剣に向き合い」とあるので、なぜその経験に真剣に向き合ったのかを述べること。2つ目は、設問に「乗り越えた経験」とあるので、誰から見ても困難だと判断されるような状況が伴う経験を述べること。3つ目は、困難を乗り越える際にどのようなことを考えどう行動したのかについて述べること。4つ目は経験から学んだことを述べることです。単純に「学生時代頑張ったことを述べてください」ではなくこのように条件づけされている場合は、企業側からすればその部分を重点的に聞きたいという考えがあるため、実際に書く際も意識しておくべきでしょう。三井住友海上のインターンのGD対策ESを通過した後はGDです。GDでは、学生が6〜8人程度、社員の方1人だそうです。お題は、「若者の車離れへの対策」「マイナンバーの是非」など多岐に渡り、議論の時間は30〜40分だそうです。また雰囲気は和やかでGD後には社員の方からフィードバックをいただけるようです。GDでは、自分の意見を述べることはもちろん重要ですが、人の意見にしっかりと耳を傾ける姿勢も重要です。意見を述べる祭には論理的根拠をもとに述べるようにしましょう。GDではグループとして結果を出す過程にいかに貢献できたかを見られています。また上記のようなテーマが出題されていることを考えると、日頃から新聞やニュースに目を通して、社会問題に関心をもつことが重要でしょう。またディスカッションの際には、ただ目にした記事について述べるのではなく、記事を読み学んだことを自身で考えた上で議論に臨むべきだと思います。GDに関しては以下の記事も参考にしてみてください。参考:→グループディスカッションの評価基準や進め方、グループディスカッションの能力を高める方法を提示します。三井住友海上のインターンで内定は出るかインターンシップに参加することで、後に開催されるMSIインターンシップPremiumやビジネスコンテストの選考に参加する権利を得ることができます。このように複数回インターンシップを準備している企業側の意図を考えると複数のインターンシップを通して優秀な学生を見つけ出し早期に囲い込みたいという意図が見えます。なのでインターンシップ参加中も、参加するだけで満足するのではなくグループワークではしっかりとグループに貢献できるよう意識することをおすすめします。三井住友海上のインターン参加者からのアドバイス学生の方の中には、落とされることを危惧し、インターンシップの選考に応募することをためらってしまう方もいるのではないでしょうか。三井住友海上のインターンシップは、他の大手企業に比べ選考を突破しやすいため、インターンシップに参加したことのない学生の方にもおすすめできると思います。またここのインターンシップでは、損害保険業務を深く学ぶことはもちろん、グループワークなど今後の就職活動に活かせる知見が得られるようです。また参加することで、プレミアムインターンシップ・ビジネスコンテストの選考に参加する権利を獲得することができることもメリットとなると思います。最後に三井住友海上のインターンシップは参加者の満足度も高く、今後の就職活動を進める上で役に立つことも多いようです。志望業界が定まってない方でも参加してみるとよいと思います。選考フロー・ES設問内容ともにオーソドックスなものとなっているため、選考自体も他の企業に活かすことができるものだと思います。三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからまた、こちらの動画では三井住友海上の選考対策を5分間で解説しています。ES・面接対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 【24卒向け】23卒~21卒が三井住友海上火災保険の本選考各ステップで聞かれた質問まとめ42選 7,319 views 三井住友海上火災保険の本選考レポート一覧はこちら今回は24卒に向けて、unistyleに掲載されている直近3年間分(23卒~21卒)の本選考レポートを基にした独自調査を踏まえて、三井住友海上火災保険の本選考面接で聞かれる質問を各ステップごとにまとめました。24卒にとっては最新の面接過去問となるため、本記事を読んで対策を進めましょう。本記事の内容は、unistyle編集長Twitterでの以下の投稿内容と同一です。【#24卒向け/三井住友海上火災保険の選考フロー・各ステップ質問総まとめ42問】1/4unistyle掲載中の直近3年間分の本選考レポートを独自調査!選考フロー・各ステップでの質問を把握し、戦略的に内定を勝ち取ろう!三井住友海上火災保険の本選考レポート詳細/一覧https://t.co/NfwiZZRmtcpic.twitter.com/gfYRErXgW5—郡山隼人@就活サイトunistyle編集長(@unistylehyt)May31,2023unistyleでは企業別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。三井住友海上火災保険のグループでも、選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。注意点今までにunistyleに寄稿頂いた本選考レポートを基に記事を作成しています。情報の精度には最大限注意しておりますが、本記事掲載情報には誤りがある可能性があります。また、選考エリア・選考コース・インターン参加有無等により選考フローが異なる場合があります。さらに、卒年度が異なるため24卒本選考の際には選考フロー等が変更になっている場合があります。本選考レポートを基にした独自調査の結果のため、あくまで参考程度にとどめて頂きつつ、必ず"各社から発表している一次情報"をご確認下さい。本記事の構成三井住友海上火災保険の選考フローを独自調査選考ステップ(1):一次面接選考ステップ(2):二次面接選考ステップ(3):三次面接選考ステップ(4):四次面接(最終面接)最後に三井住友海上火災保険の選考フローを独自調査unistyleに寄稿頂いた本選考レポートの直近3年間分(23卒~21卒)を独自調査した結果、三井住友海上火災保険の最も標準的な選考フローは以下のようになります。選考ステップ(1):一次面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートの直近3年間分(23卒~21卒)を独自調査した結果、三井住友海上火災保険の最も標準的な一次面接は以下のようになります。人数・時間・場所社員1(若手)、学生1、30分選考の概要・雰囲気ガクチカの深堀メイン。希望業界や志望動機は聞かれず。雰囲気は非常に穏やか。質問一覧【ガクチカ】・ガクチカの深掘り・取得していた資格について【人となりを見る質問】・周りからどのような人だと言われるか・将来なりたい社会人像についての深堀り・これまでの就職活動で印象に残っていること【その他】・逆質問結果連絡当日中に連絡選考ステップ(2):二次面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートの直近3年間分(23卒~21卒)を独自調査した結果、三井住友海上火災保険の最も標準的な二次面接は以下のようになります。人数・時間・場所社員1(年次高め)、学生1、30分選考の概要・雰囲気ESに書かれていること認の確と少しの質問。年次の高い社員が相手のため少し厳かにはなるが、非常に優しい雰囲気。質問一覧【志望動機関連】・他社と当社の印象の違い・他の金融の会社ではなく、なぜ保険か。そしてなぜ生命保険ではなくて損害保険か。【人となりを見る質問】・100万円つかうなら何に使うか。・叱られた経験はあるか。・尊敬できる人(親族以外)は誰であるか。・現状を良くするために自ら考え行動したことについて【その他】・ESに書かれていることの確認。結果連絡当日中に連絡選考ステップ(3):三次面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートの直近3年間分(23卒~21卒)を独自調査した結果、三井住友海上火災保険の最も標準的な三次面接は以下のようになります。人数・時間・場所社員1(二次よりも若い)、学生1、30分選考の概要・雰囲気デザイン面接。複数提示された中から2つ組み合わせて、新しいサービスを3分で考えてプレゼンする。さらに、ケース面接のような深堀質問もある。質問一覧【質問内容】・5つのキーワードの中から2つを組み合わせて新しいサービスを作ってください。・2つのテーマからどちらか1つを選び、それについて自由に意見を述べてください。【お題一覧】・バス/お酒/コンビニ/ものさし/体重計/電車・キャッシュレスか新聞紙・シェアリングエコノミーか仕事における男女平等結果連絡当日、もしくは1日後に連絡選考ステップ(4):四次面接(最終面接)unistyleに寄稿頂いた本選考レポートの直近3年間分(23卒~21卒)を独自調査した結果、三井住友海上火災保険の最も標準的な四次面接(最終面接)は以下のようになります。人数・時間・場所社員2(中堅人事と人事部長)、学生1、30分選考の概要・雰囲気ESについての深堀。非常に和やかな雰囲気で、面接官の話口調などは柔らかいが、最終面接ということもありかなり見定められているという印象。質問一覧【志望動機関連】・なぜ金融?・なぜ損害保険?・なぜ三井住友海上火災保険?・うちの会社で知っていること・ニュースを3つ挙げて。・キャリアプランは?・成し遂げたいこと・営業ロープレ・仕事は辛いことの方が多いが大丈夫か・他社の印象はどんなものか・この面接のために何か準備をしてきたか【ガクチカ】・大学時代のゼミやバイトのこと・中学時代に打ち込んだこと・高校時代に打ち込んだこと・挫折経験・意見が衝突した際にどうしたか【人となりを見る質問】・強みと弱みをそれぞれ3つ。・3つの強みの中から一つ挙げて、それについてのエピソードを教えて。・仲の良い友達の良い所3つとその理由・時事に関する質問・自己紹介・苦手なタイプは・ストレス発散法・メンタル・体力面での自信はあるか・自分が持っている信念はあるか【その他】・最後に一言・選考状況について結果連絡2日後に連絡最後に今回は三井住友海上火災保険の直近3年間(23卒~21卒)の本選考レポートを独自調査した結果を基に、選考フローや各ステップでの質問をまとめました。本記事を参考に面接対策を進めて、戦略的な選考突破を目指して頂ければと思います。関連記事三井住友海上火災保険の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから損害保険業界の「業界研究」「選考対策」に役立つ記事