【三井住友海上の面接過去問17選】就職活動での頻出質問と選考意図とは

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最終更新日:2024年07月30日

経常利益においては損害保険業界トップに立つMS&ADグループの中核を担う三井住友海上。金融業界を目指す就活生からの人気は言うまでもなく高いです。

例年の選考フローは、「ES&テストセンター(SPI)→個人面接(3回)→最終面接」という流れのようです。

それでは、三井住友海上の面接で問われた質問例を見て参りましょう。

参考:三井住友海上のエントリーシート・選考情報
→unistyle上では三井住友海上の選考対策記事から内定者ES、面接レポートまで多数掲載しています。是非ご一読下さい。

本選考とインターンの締め切り情報

志望動機に関する質問

  • 競合他社との違いは何だと思いますか?
  • (金融志望者に対して)銀行ではなくなぜ損保なのですか?

「志望動機は最終面接まで聞かれなかった」といった話もあるなど、そこまで志望理由を深く聞かれる傾向には無いようですが、「【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」に沿って志望動機をロジカルに述べられる準備をしておき、オーソドックスな質問には答えられるようにしておきましょう。

競合他社との違いを述べるにあたっては以下に挙げる業界比較記事が参考になると思いますが、基本的には「【例文付】なぜその会社なの?志望動機の伝え方・企業選びの軸の定め方を解説」にもあるように、「業界内の強み」「社風」「企業で働く人」などからアプローチしていくことになるでしょう。

「銀行ではなくなぜ損保なのですか?」という質問に対しては、以下に挙げた記事を参考にそれぞれの仕事内容の違いからアプローチしていくとよいでしょう。営業職に関して言えば、銀行は営業職社員が直接顧客を持つのに対し、損保は代理店やディーラーのマネジメントを行うといった違いがあるでしょう。

参考:【3メガ損保比較】東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパンの強みや社風、選考対策を解説

→ 就活生からも絶大な人気を誇るメガ損保3社。しかし、各社の違い・特色を答える事が出来る学生は多くはないのでしょうか?本記事では社風や選考方法、IR情報など様々な観点から3社を比較しています。

参考:金融業界(銀行・証券・生損保)の働き方|採用HPから見える違い
→就活生に一括りにされがちな金融業界。しかし、一口に「営業マン」と言っても「生損保業界」と「銀行・証券業界」では働き方が大きく異なります。本記事では社員インタビューを参考に各業界の働き方から求める人材まで解説しています。

学生時代の経験に関する質問

  • 学生時代頑張ったことと、その中での困難は何ですか?
  • 学生時代頑張ったことについて、なぜそれをやろうと思ったのですか?
  • 行動した結果、変化したことはどんな部分ですか?
  • リーダーシップをとって物事を成し遂げた経験はありますか?
  • 自分のどのような性格がその結果に影響したと思いますか?

基本的には「ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-」に沿った質問がなされるようなので、事前にフレームワークに沿ってエピソードの内容を事前に整理しておきましょう。

フレームワークの中でも特に「(5)人柄(6)学び」の部分が、志望企業が学生に求める資質に合致していることをアピールすることが特に大切です。三井住友海上が学生に求める資質がどのようなものであるかについては以下に挙げる記事を参考にしていただければと思います。

参考:三井住友海上火災保険|内定者ES(エントリーシート)と解説

→本記事では採用HPから三井住友海上が求める人材像を考察しています。また、それを基にES設問における回答指針も解説しています。

学業に関する質問

  • 学部では何を勉強していて、卒論はどんなテーマで書くのですか? 
  • なぜこの授業を取ったのですか?
  • この授業を履修してどんなことを得られましたか?
  • 履修した授業の中で、つまらなかった授業とその理由を教えてください。
  • 成績が悪かった理由は何ですか?
  • 留学をしたきっかけ、現地で一番大変だったことは何ですか? 

特に3次面接において学業について聞かれるケースが多いようです。

研究内容や履修した授業の内容自体よりも、それらの内容について何も知らない人に対してわかりやすく説明できるかを見ることで学生の能力を判断しているものと思われますので、わかりやすく伝えられる準備を徹底しましょう。

参考:【ES例文22選付】学業で力を入れたことの書き方(ゼミ・研究・留学・資格など)

→この設問において企業が知りたいのは「何を学んだか」ではなく「何故学んだのか、学びをどう活かせるか」です。本記事では総合商社からメーカーまで様々な業界の内定者回答例を掲載していますので是非参考にして下さい。

あなた自身に関する質問

  • あなたの強みは何ですか?
  • 自分の弱み3つを挙げ、そのエピソードを教えて下さい。
  • あなたが苦手なタイプの人はどんな人ですか?また、今後その人とどのように接していくのか教えてください。
  • 行動する上での原動力は何ですか?

【例文35選】新卒就活で高評価を得る自己PRの書き方・伝え方を徹底解説」に沿ったオーソドックスな質問が聞かれます。自分の強みを明確に理解し、それを支えるエピソードと共に話せるようにしておく必要があります。自己PRにおいては、学生時代頑張ったことと同様、自らの強みが志望企業が学生に求める資質に合致していることをしっかりアピールすることが大切です。

「弱み」に関しては「(1)長所の裏返しを答える」「(2)素直に短所をさらけ出す」という2通りのアプローチがあり、どちらが良いというわけではないので、状況によって使い分けていくとよいのではないでしょうか。

参考:長所と短所(強みと弱み)のES例文44選-エントリーシートの書き方付-

→本記事では「長所・短所」に関する設問の内定者回答例を多数掲載しています。「短所は長所の裏返しでもいいのか?」「上手く表現出来るワードが見つからない」などのお悩みを持つ学生は本記事を参考に回答方針を定めてみて下さい。

最後に

三井住友海上の面接は全て個人面接であることが多いようなので、その分、面接においてじっくり評価されることになるでしょう。

そこで良い評価を得るためには予想される質問に対して倫理的に返す訓練を積むことは非常に有効だと思いますので、是非じっくりと取り組んでいただければと思います。

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