リクルーター面談の逆質問でするべき質問とは|ポイントは4つ!
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最終更新日:2025年03月18日
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近年、多くの企業で取り入れられているリクルーター面談。
リクルーター面談では逆質問をする時間が基本的に設けられています。面談だからといって、準備をせずその場しのぎの質問をしていると印象が悪くなり、本選考の評価にも影響する可能性があります。
そうならないために、本記事ではリクルーター面談における逆質問の考え方を紹介します。
そもそもリクルーター制度とは
リクルーター・リクルーター制度とは
リクルーター・リクルーター制度とは、"自社の社員が就活生と直接コンタクトを取ることにより、優秀な人材の獲得や採用活動のサポートをすることを目的とする制度"のことを指しています。
⇨【就活】リクルーターとは?|メリット・意味・役割を徹底解説
そしてリクルーターと面談をすることをリクルーター面談と呼びます。このリクルーター面談で企業は優秀な学生を確保するための囲い込みと、選考前の絞り込みを行うことを目的として行っています。
そのためリクルーター面談で逆質問を行う際にも「自分は企業にとって採用したほうがいい人材である」と思ってもらうためにも、以下の点を意識して取り組む必要があります。
- 自身の志望度の高さをアピールすること
- 業界理解・企業理解をより深めること
- 自身の企業選びの軸がその企業と合致しているかを確認すること
⇨【リクルーター面談における逆質問とは】具体例とNG例を徹底解説
そこでこれらを踏まえた上で、金融業界を受けていた筆者の経験に基づき、逆質問の考え方を以下で解説していきます。
逆質問はストーリーで 〜入社から現在まで〜
1時間の逆質問を乗り越える上では、質問を体系立てて質問するオーダーを整理し、事前に用意しておくことが重要です。そこで筆者は、リクルーターのキャリアや価値観を知ることを意識して以下の質問をしていました。
(1)お名前と入社何年目かを教えてください。
まずはじめに、名前と入社何年目かといったこれまでのキャリアを押さえておきましょう。【例文付】なぜその会社なの?志望動機の伝え方・企業選びの軸の定め方を解説」では、「企業で働く"人"から説明する」とい...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
逆質問はストーリーで 〜現在から数十年後まで〜
(6)現在から数十年先のキャリアプラン、この会社で成し遂げたい夢を教えてください
リクルーターの現在の部署からどのような部署に異動することが一般的で、どのような候補があるのかおさえておくと、自らの働くイメージがつきやすいのではないでしょうか。例えば銀行業であれば、最初は支店での経...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
逆質問はストーリーで 〜最後に自らのキャリアプランを相談〜
(8)自分は現在御社で入社後10年ほど先までのキャリアプランを描いています。実際の社員の立場から聞いてこれが妥当か、どのような力を身につけるべきか教えてください。
筆者の場合は今まで質問したオーダー通りに、今度は自らの考えるキャリアプランを共有してその盲点を修正するということを実践していました。ここでは盲点を修正できるというメリットだけではなく、「この学生はこ...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
番外編 〜リクルーターの気分を損ねる質問例〜
番外編として、私がアルバイト先やゼミの先輩にOB訪問をしたとき、リクルーター面談時や説明会時の質問として「これだけはやめろ」と言われたことを紹介したいと思います。
(1)半沢直樹のような銀行ドラマってどこまで真実なのですか?
これは支店の雰囲気によりけりですし、そもそも銀行の生々しい真実をリクルーターが語るとは到底考えられないので、自分から質問するのはやめるべきとのことでした。(2)メガバンク3行の違いって何だと思います...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
リクルーター面談は逆質問が中心ながら決して短い時間ではありません。しかし、せっかくの時間なので選考に向けて有効な時間としてもらえればと思います。
そこで、質問内容を入念に用意整理し、特に本記事においては、リクルーターの方の学生自体から入社までのキャリアステップ、今後のキャリアプランというストーリー形式で行っていくことをご紹介いたしました。
6月の選考解禁を踏まえると3月~5月にかけてリクルーター面談が本格化すると思われます。以下の記事も参考にしながら準備を始めることをおすすめします。
1.そもそもリクルーターって何?
2.リクルーター面談の対策は何をするべきか
3.リクルーター面談でするべき逆質問とは
4.リクルーター面談に臨む前に知っておくべき基本マナー
5.リクルーターへのメールの書き方と具体例
6.リクルーターへの電話の基本マナーと具体例
7.リクルーター制度実施企業一覧(全39社)