【三菱UFJ銀行】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで
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最終更新日:2024年05月22日
日本最大かつ世界有数の総合金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ。
三菱UFJ銀行はその中核を担う、日本最大の都市銀行です。
(少なくとも現時点では)採用人数の枠が多いこともあってか、一部の上位大学では「メガバンクは滑り止め」というスタンスでエントリーしている学生も見受けられるようです。
参考:メガバンクは滑り止め!?慶應生による慶應生の就職活動の実態
→「メカバンクは滑り止め?」そんなスタンスを持って就職活動に臨んでいる学生が多い慶應生。今回は慶應生による慶應生の就職観について提示します。
しかしながら、現実はそう甘くはありません。
実際、いわゆる「高学歴」の学生でも、必要な準備・対策を怠ればあっさり落とされているのが実情です。
本記事では、以下4つのポイントを順に解説することで、三菱東京UFJ銀行から内定を獲得するための選考対策プランをお伝えします。
① 三菱UFJ銀行のビジネスモデル
② 三菱UFJ銀行の求める人材像
③ 三菱UFJ銀行の選考の全体像
④ 各選考ステップで重要になるポイント
この記事さえ読めば、三菱UFJ銀行の選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅することができます。
メガバンク志望者はしっかりと頭に入れてください。
▼過去の三菱UFJ銀行のエントリーシート回答例や本選考レポートはこちらのページからご覧いただけます▼
→三菱UFJ銀行の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。
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【本記事の構成】
・三菱UFJ銀行が求める人材像
・三菱UFJ銀行のビジネスモデル
・三菱UFJ銀行の求める人材像の考察
・三菱UFJ銀行の本選考フロー、採用数
・三菱UFJ銀行のエントリーシート対策
・三菱UFJ銀行のWebテスト対策
・三菱UFJ銀行の面接対策
三菱UFJ銀行が掲げる、求める人材像
求める人物像は採用HPに記載されていることも多いのですが、三菱東京UFJ銀行ではHPに採用基準が直接示されているわけではないようです。
企業の経営ビジョンの中にある「私たちの使命」と「共有すべき価値観」が求める人材像を考える鍵になりそうです。
私たちの使命
いかなる時代にあっても決して揺らぐことなく、常に世界から信頼される存在であること。
時代の潮流をとらえ、真摯にお客さまと向き合い、その期待を超えるクオリティで応え続けること。
長期的な視点で、お客さまと末永い関係を築き、共に持続的な成長を実現すること。
そして、日本と世界の健全な発展を支える責任を胸に、社会の確かな礎となること。
それが、私たちの使命です。
参照:採用ホームページ
共有すべき価値観
グループとしてさらなる成長を遂げ、お客さま・社会へ貢献し続けるために。
私たちは以下のことを大切にし、実践していきます。
「信頼・信用」(Integrity and Responsibility)
社会的責任の重さを一人ひとりが十分認識し、常に公明正大かつ誠実な姿勢で臨み、長期的な視点でお客さまと社会の健全な成長に繋がる行動をとる。
「プロフェッショナリズムとチームワーク」(Professionalism and Teamwork)
プロとしての自覚と責任を持ち、多様な社員が互いに尊重・切磋琢磨しながら、地域・業態を越えたチームワークで、お客さまの期待を超えるために常にグループとしてベストを尽くす。
「成長と挑戦」(Challenge Ourselves to Grow)
世界的な視野で時代の先を見据え、変化を自らの成長の機会ととらえ、現場重視でスピードと柔軟性を持つ活力溢れる職場作りに全員で取り組み、新たな領域へ挑戦する。
参照:採用ホームページ
ここから、三菱東京UFJ銀行では以下の4つの要素を兼ね備えた人物を求めていると考えられます。
①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・解決する力
②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ
③プロフェッショナルとしての自覚と責任
④新しいことに積極的にチャレンジする姿勢
三菱UFJ銀行のビジネスモデル
まずは三菱UFJ銀行のビジネスモデルについて、以下3つの切り口から簡単に解説します。
①収益源
②商材・サービス
③商材・サービスの提供方法
三菱UFJ銀行の収益源
銀行のビジネスの本質は、「お金を移動させる」ことにあります。
すなわち、「お金が余っている個人・法人」からお金を預かり、そのお金を「お金が足りない個人・法人」に貸し付けるビジネスです。
したがって、銀行の本質的な収益源は、大きく2つに集約されます。
すなわち、お金の貸付・返済のときに生じる「金利」、そして金融商品(投資信託など)の売買やATMの使用料などを含む「手数料」です。
また、金融市場のグローバル化により、近年では円と外国通貨をトレードした際に手に入る「為替差益」が3つ目の収入源となっています。
三菱UFJ銀行の扱う商材・サービス
銀行はかたちのある商材を持ちません。
銀行は以下の2つのサービスによって収益を上げています。
①融資などの金融サービスの提供(利ざや収益)
②各種債券や投資信託などの無形の金融商品の販売(フィー収益)
三菱UFJ銀行では金融サービスの提供に力を入れており、他の銀行に比べて収益における金融商品の販売の割合が低い点が特徴です。
三菱UFJ銀行の商材・サービスの提供方法
三菱UFJ銀行の収益源は大きく以下の5つの事業から成り立っています。
①リテール事業(国内の個人に対する金融サービス)
②法人事業(国内の企業に対する金融サービス)
③国際事業(海外の個人・企業に対する金融サービス )
④受託財産事業(年金・投資信託などの資金運用・管理サービス )
⑤市場事業(為替・資金・証券の対顧客・対市場取引及び流動性管理・資金繰り管理)
各事業の営業純益別の比率は以下の通りです。
基本的に、多くの銀行員はそれぞれ企業・個人をクライアントに持ち、彼らに対する営業活動を行っています。
単純にお金の貸付や営業活動を行うのではなく、クライアントの状況やニーズを把握した上で、会社の成長・個人の生活の向上のために必要な金融商品を考え、提案するコンサルティング業務を行っています。
特に、三菱UFJ銀行は東京・大阪・名古屋などの都市圏に盤石の基盤を持っており、日本国内で最大の規模を誇っています。そのため、以下の通り国内預金残高・連結貸出金残高では他のメガバンクを上回っています。
また、国際事業が強いことも三菱UFJ銀行の特徴の1つです。
2017年3月末時点で、世界40ヵ国以上に117の拠点を持っており、海外で勤務する行員も多いです。
世界の民間金融機関の中でも預金残高・貸出残高ともにトップ10の地位を確保しています。
参照:三菱UFJ銀行 海外拠点
三菱UFJ銀行の求める素養
上記のビジネスモデルを踏まえて、三菱UFJ銀行がどのような素養をもつ学生を求めているか、考察してみましょう。
ここでは、三菱UFJ銀行の求める人材像として、4つのポイントに言及します。
①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・解決する力
上述のように、銀行員にはファイナンスという切り口からクライアントをサポートする役割が求められます。
したがって、クライアント企業の人間と信頼関係を構築する対人能力に加えて、彼らの抱える経営課題を発見する力、そしてそれを解決に導く力が重要視されると考えられます。
②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ
銀行の営業業務においては、銀行員ひとりひとりの融資額など、個人として具体的な成果を出すことが求められます。
三菱UFJ銀行のようなメガバンクの選考においては、目標達成に向けて自走する力や継続的に努力する力など、個人として成果を出すための実行力・粘り強さをアピールすることも有効でしょう。
上記2つとは別に、メガバンクの中でも特に三菱UFJ銀行が重視している評価ポイントとして以下の2つが挙げれらます。
【+α】:③プロフェッショナルとしての自覚と責任
三菱UFJ銀行では、多くの行員が適性を見極めながら徐々に専門領域を深めていきます。
また、「リテール・プロフェッショナル」「外国為替業務推進」「法人業務推進」の3つの職種では専門職採用を行っています。
そのため、1つのことを時間をかけてやり抜いた経験がある方は、その経験をアピールできれば高評価に繋がるでしょう。
【+α】:④新しいことに積極的にチャレンジする姿勢
近年では、IT技術を活用した新たな金融サービスであるFinTech(フィンテック)が既存の銀行ビジネスを破壊する脅威となりつつあり、これまでのビジネスモデルでは生き残れない可能性が高まっています。また、日本ではメガバンクの一角を占める三菱UFJ銀行ですが、世界的にみれば知名度はそこまで高くないのが現実です。
三菱UFJ銀行が、FinTechなどの新しいトレンドに適応し、世界中の顧客に選ばれる銀行になるため、「自分の手で新しい銀行のカタチを作りたい」「三菱UFJ銀行を世界トップの銀行へと押し上げたい」といった高い挑戦心をもった学生が好まれると思われます。
三菱UFJ銀行の選考フロー、採用数
選考フロー
次に、三菱UFJ銀行の選考フローを紹介していきます。
ES・Webテスト
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面接(複数回)
面接に時間をかけるため、書類通過率は低くないと考えられます。
ESの内容については次の段落で詳しく触れます。
三菱UFJ銀行の選考の特徴としては、最終面接も含めると面接が5回以上と回数が多いことであると言えます。ただし、5、6回の面接の後内定をもらえる人もいれば、10回近くの面接を課される人もおり、人により面接回数にはばらつきがあります。
これらの面接は全て学生1:面接官1で行われます。
面接の詳しい設問内容は後の段落をご覧下さい。
さらに詳しい本選考ESやレポートはこちらに掲載されています。
参考:三菱UFJ銀行の企業研究
→三菱UFJ銀行の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートなどを掲載しています。
採用数
次に、三菱UFJ銀行の過去2年の採用数は、就職四季報によれば以下の表のようになっています。
職種別や男女・文理別採用数等の詳細は明らかになっていませんが、全従業員数34,000人超と規模の大きな企業であり、金融業界の中でも大量に採用しています。
三菱UFJ銀行の本選考エントリーシート対策
ここでは、三菱UFJ銀行のES対策方針についてお伝えします。
三菱UFJ銀行のエントリーシート設問
2018年卒の三菱UFJ銀行の本選考のエントリーシート(ES)は以下の通りでした。
共通の設問
(1) 学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容をで記載してください。(20字以内)
(2) (1)の内容について、行動事実を具体的に詳しく記載してください。(あなたが、いつ、どこで、何を、どうしたのか。その結果、何が変わったのか等)(400字以内)
総合職・アソシエイト職の設問
(3) 金融業界、なかでも銀行を志望した理由を記載してください。(200字以内)
総合職(特定)の設問
(3)「リテール・プロフェッショナル」を志望した理由を教えてください。(200字以内)
「外国為替業務推進」を志望した理由を教えてください。(200字以内)
「法人業務推進」を志望した理由を教えてください。(200字以内)
※希望職種に応じていずれかの設問が課されます。
複数の職種を併願している学生への設問
(4) すでに総合職(特定)へ併願している方、あるいは、併願を予定している方にお伺いします。
あなたにとって、総合職と総合職(特定)のどちらの志望度が高いですか。
(5) (4)の内容について、それはなぜですか。あなたの考える、自身の適性やキャリア観を踏まえて、簡潔に記載してください。(100字以内)
以下、対策方針をお伝えします。
求められる素養を踏まえたエントリーシート回答方針考察
◆設問の全体感
職種によって設問の内容が微妙に異なりますが、以下の2つの設問から構成されています。
非常にシンプルな構成と言えるでしょう。
・学生時代に頑張ったことを聞く設問
・志望動機を聞く設問
特定の商材を持たない故にサービスを提供する人材の重要度が高い金融業界では、エントリーシートの通過率は他の業界に比べて高く、面接の場で学生を見て合否の判断をすることが多いです。
とはいえ、油断は禁物です。
この2つの内容はES通過後の面接でも繰り返し説明を求められる内容であるため、あらかじめ面接での受け答えをイメージしながら書くと良いでしょう。
質問内容を想定する際には、
①なぜその行動をしたのか(Why?)
②その経験から導かれる自分の長所は何か、学んだことは何か(So what?)
③他にどのような経験をしているか(What else?)
の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
いずれも選考を勝ち抜くうえでは基本中の基本ともいえる内容ですので、そのぶん伝えるべき内容だけをシンプルに盛り込みましょう。
◆求められる素養と結びつけた回答方針
●学生時代に頑張ったことを聞く設問
学生時代に頑張ったことでは、三菱東京UFJ銀行が求める4つの素養(①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力、②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ、③プロフェッショナルとしての自覚と責任、④新しいことに積極的にチャレンジする姿勢)をアピールしましょう。
具体的には、以下のようなエピソードをアピールできると良いでしょう。
・リーダーシップを発揮して周囲の人物を動かした経験
・1つの目標の実現に向けて努力した経験
・リスクを取って新しいことにチャレンジした経験
●志望動機を聞く設問
志望動機は、以下の4つの段階に落とし込んで考える必要があります。
①なぜ金融業界を志望するのか
②なぜ銀行を志望するのか
③なぜ三菱UFJ銀行を志望するのか
④なぜ指定の職種を志望するのか(幅広い業務に関われる総合職か、専門性を高められる総合職(特定)か)
複数の職種を志望する学生の設問の中に「あなたの考える、自身の適性やキャリア観を踏まえて」と書かれていることから、あなたの過去の経験に基づいた就職活動の軸を明確にした上で、その希望を叶えるためには三菱UFJ銀行が最適であることを他の業界・企業との違いを踏まえながら回答しましょう。
メガバンクの志望動機の作り方については、以下の記事も参考にしてみてください。
三菱UFJ銀行の本選考Webテスト対策
2018年度の三菱UFJ銀行のWebテストの概要は以下のようになっています。
自宅で受験する1時間半程度のTG-WEB形式のWebテストとなっています。
他社であまり採用されてない形式であるため事前練習がしづらい上、玉手箱やSPIと違って特徴的で難易度が高いとされているため、対策本を使っての対策が必須となります。
三菱UFJ銀行の本選考面接対策
三菱UFJ銀行は面接の回数も非常に多いです。
基本的には5・6回の面接が課されるようですが、人によって選考回数は異なるようです。
過去には四次面接の段階で内定を獲得した学生もいれば、十次面接でやっと内定を獲得した学生もいたようです。
面接の回数が多い理由は、志望者の多いからでしょう。
それ以外にも、学生の企業に対する忠誠度を高める意図があると思います。
実際の銀行の業務においても、組織に帰属する意識が強く、上下関係が厳しいという側面があります。
このような銀行の風土は合う人・合わない人が別れるでしょう。
一次〜五次面接の内容
一次〜五次面接で問われる設問は以下の通りです。
初期の面接では実際の現場で働いている社員(採用プロジェクトチームの社員)が選考を行い、最終面接に近づくに連れて人事部の社員が選考を担当するようです。
◆過去の経験についての質問
・大学時代に一番力を入れたことは何か。
・なぜその活動に力を入れたか。
・そのなかで困難だったことは何か。
・その困難をどう乗り越えたか。
・その活動からどのようなことを得たのか。
・そこで得たことが他のどんな経験に活きたのか。
・今までの人生で一番の挫折は何か。
◆あなた自身に関する質問
・自分の強みと弱みは何か
・周囲からどのような人と言われるか
・これまでに人に対して怒った経験はあるか
・あなたが周囲との間で空気を読めなかった経験はあるか
・海外勤務に抵抗はないか
◆志望動機に関する質問
・金融業界への志望動機
・銀行への志望動機
・メガバンクへの志望動機
・三菱UFJ銀行への志望動機
・三菱UFJ銀行で何をやりたいのか。
・入社後に自分の強みをどのように生かしたいか。
・三菱UFJ銀行が第一志望か。
◆その他の質問
・逆質問
・他社の選考状況。
・犯罪歴はないか。
・何か資格を持っているか。
ご覧の通り、非常にオーソドックスな質問ばかりです。
ESの内容をもとにしながら、「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「自己PR」の3つの論点を分かりやすく伝えましょう。
上記の3つの論点は全ての選考段階で必ず問われるため、発言に矛盾を起こさないようしっかりと自分の考えをまとめておきましょう。
●「志望動機」については、先ほどのエントリーシートの回答方針と同様に、以下の4点をしっかりと整理しましょう。
①なぜ金融業界を志望するのか
②なぜ銀行を志望動機するのか
③なぜ三菱UFJ銀行を志望するのか
④なぜ指定の職種を志望するのか
志望動機は一次面接から最終面接まで一貫して問われるため、発言内容に矛盾を起こさないように注意しましょう。
また、メガバンクは良くも悪くも多くの学生が受けるので、「入社後に自分がやりたいこと」を明確に説明できるように準備を行い、他の学生との差別化を図りましょう。
●「学生時代頑張ったこと」「自己PR」については、先ほど挙げた4つの素養(①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力、②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ、③プロフェッショナルとしての自覚と責任、④新しいことに積極的にチャレンジする姿勢)をアピールすることを念頭において回答しましょう。
また、選考の段階が上がるにつれて過去の経験に対する深掘りが進み、小学校から大学までの過去の経験について深掘りが行われるようです。事前にこれまでの経験を振り返り、一つ一つの選択の背景をしっかりと自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。
●面接は基本的に和やかな雰囲気で進むようですが、ごく稀に圧迫気味の面接が行われることがあるようです。また、選考では必ずと言って良いほどに挫折経験の深掘りが行われます。これは銀行が「融資実行額」などの個人の実績が評価に紐づく業界であるため、学生が銀行員として働けるだけの体力・精神力を備えているかどうかを見極めるためだと考えられます。
圧迫面接では、どのような厳しい質問であっても常に笑顔でハキハキと、端的にロジカルに話し続けることを意識すると良いでしょう。挫折経験に対する深掘りでは、ただ過去の挫折を述べるだけではなく、「その挫折をどのようにして乗り越えたのか」「その教訓を次に活かした経験はあるのか」といった質問に対しても答えられるように準備しておきましょう。
●話し方についてはどの企業にも当てはまることですが、面接官の質問に対して、次に聞かれたい思う内容を聞いてもらえるような回答をするように心がけましょう。一度の質問で全てを言い切ろうとせず、端的に伝えることで簡潔さをアピールしましょう。そうすれば次の設問に対しても焦らずに受け答えをするができるため、しっかりと準備をしてきた印象を与えることができます。
最終面接の内容
◆志望動機に関する質問
・金融業界への志望動機
・銀行への志望動機
・メガバンクへの志望動機
・三菱UFJ銀行への志望動機
・入社後にやりたい仕事は何か。
・内定を獲得したら本当に入社するか、他社の選考を辞退できるか。
・銀行は本当にきついがやっていける覚悟はあるか。
◆その他の質問
・逆質問
●最終面接は、入社の意思確認の意味合いが強いようです。
質問内容も、「入社の意思があるか」「銀行員として働く覚悟はあるか」といった設問を繰り返し問われます。内定者の中には、「第一志望でそこに就職する気がないと内定は出さないという雰囲気が強かったように感じた」と答えた学生もいました。
この段階では、他の業界・企業よりも三菱UFJ銀行に入社したいという強い意思を示すようにしましょう。
最後に:三菱UFJ銀行に評価されるために
以上をまとめると、三菱UFJ銀行の選考では、2つのことが重要になります。
第一に、
①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・解決する力
②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ
③プロフェッショナルとしての自覚と責任
④新しいことに積極的にチャレンジする姿勢
以上の4つの素養について、自分の経験をもとにアピールすること。
第二に、三菱UFJ銀行の志望動機を
①なぜ金融業界か?
②なぜそのなかでも銀行か?
③なぜそのなかでもメガバンクか?
④なぜそのなかでも三菱東京UFJ銀行か?
といった観点から確固たる志望動機を築きあげること。
三菱UFJ銀行の選考では面接回数が多いため、発言の論理の矛盾を起こさないように自己分析・企業分析を徹底してから選考に臨むと良いでしょう。
「とりあえず受けよう」といった生半可な気持ちで臨むことは避けましょう。
以上、三菱UFJ銀行の選考突破のヒントとして本記事を役立てていただければと思います。
▼過去の三菱UFJ銀行のエントリーシート回答例や本選考レポートはこちらのページからご覧いただけます▼
三菱UFJ銀行のエントリーシート・選考レポート
→三菱UFJ銀行の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。