MENU

Banner 680 80 0913

更新情報2016/12/09(Fri)内容を更新しました!

ソフトバンクの事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機【unistyle企業研究】

ソフトバンクの事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機【unistyle企業研究】

掲載開始日:2016年10月14日
最終更新日:2016年12月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの事業・社風・選考比較」の記事でも紹介した通り、多くの学生が毎年志望する通信キャリア業界。今回はそんな業界の中から、孫社長率いるソフトバンクグループについて紹介したいと思います。

1981年に孫正義社長により創業したソフトバンク。当時はパソコン・ソフトウェアの卸売事業とパソコン関連の出版事業を主軸としてビジネスをスタートしたようです。それ以降急速に事業を拡大し、1996年にはYahoo! JAPAN立ち上げ、そして固定通話事業までも扱うビッグカンパニーに成長しました。今回はそんな同社について、得意事業や社風、そして求められる人材にいたるまで幅広く考察していきます。今後ソフトバンクを志望する学生はもちろん、多くの学生にとっても非常に役に立つと思われるので、ぜひ参考にしてください。


ソフトバンクの業績分析、事業の詳細

まず同社の決算数値について確認してみましょう。

単位:億円 2014年度 2015年度 増減額 増減率
売上高 85,041 91,535 +6,494 +8%
営業利益 9,187 9,995 +808 +9%
当期純利益 6,684 4,742 −1942 −29%
 

(2015年度ソフトバンクグループ決算説明会資料より独自に作成)

同社の2016年3月期の連結業績は、売上高が9兆1535億円(前年度比7.6%増)、営業利益が9995億円(同8.8%増)となっています。当期純利益は大幅ダウンとなりましたが、こちらはアリババグループ上場などに伴う一時益を計上した反動によるものだと孫社長は説明会で解説しました。

国内通信事業においては、営業利益が前期比7.4%増と安定して推移。契約者一人当たりの売上も伸びており、ソフトバンク光がその牽引になっているようです。同社が光ファイバーを展開した当時は収益を上げられる構造になく困難な状況にあったようですが、収益が成り立つモデル構築が出来たことで、今後も安定的に国内事業の業績を伸ばして行ける見通しが立っているようです。

さて、競合他社と比較した際のソフトバンクの大きな特徴は積極的なM&Aが挙げられます。2006年の英・ボーダフォンの日本事業の買収を始め、12年の米スプリントの買収は日本企業におけるM&Aの買収価額ランキングでもトップクラスです。それ以外にも日本テレコムや福岡ダイエーホークスイー・アクセス、ガンホーなど大型もしくは話題性の高いM&Aを実施してきました。今回はこれらの中でも大規模な買収となったスプリントがカバーしている事業、そしてソフトバンクがどのような戦略のもと同社と事業を行っているのかについて紹介したいと思います。

(今回はEコマースやWeb広告事業を行っており、ソフトバンクグループにおける1つの大きな収益源である「ヤフー事業」についての紹介は省略させていただきます)

スプリント事業

ソフトバンクは2012年に米国での移動通信サービスの提供を行う「スプリント」を216億ドルで買収しました。しかしスプリントの業績は良好とはいえるものではなく、2015年度にやっと営業利益で過去9年初の黒字化を果たしました。この買収はソフトバンクグループにとって戦略的なシナジーグループを構築する考えのもと行われたものでしたが、苦戦を強いられるのは避けようがない模様です。

ソフトバンクとスプリント社は、両社共同のサービスプラットフォームなど新たな付加価値を生み出そうとしています。例えば日米共通のアプリプラットフォームの提供、そしてスプリントネットワークを国内料金で利用できる「アメリカ放題」サービスの提供を実施しています。今後入社する学生にも若い年次からスプリントに関わる事業に携わるチャンスはもちろんあると思われるので、グローバル事業に挑戦したい学生にもソフトバンクは向いていると思われます。


事業内容から考えるソフトバンクが求める人材

ここからは、ソフトバンクが求める素質について、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」を参照しながら考えていきましょう。

新卒としてソフトバンクに入社する学生が担当できる職種は多岐に渡ります。法人・代理店営業だけではなく、ネットワークエンジニア・システムエンジニア、そしてマーケティングなど様々な職種を担当することが出来ます。

今回はその中から幾つかの代表的な職種についてピックアップして紹介し、そしてそれらの働き方からソフトバンクが求める人材について考えていきたいと思います。

最もソフトバンクバリューを体現した仕事は?

入社1年目で担当した仕事は、まさに「挑戦」でした。案件は、数千社におよぶお客さまのネットワーク情報を管理するシステムの改修を行った時です。ネットワークエンジニアだけではなく、システムエンジニアの領域をも担当する業務で、上長や先輩の多大なサポートがあったものの、入社一年目の自分には非常に難易度が高いものでした。また、扱うのは顧客データベースでしたから、細心の注意が必要で緊張しました。しかも1年目で、まだまだネットワーク・システム両面で知識が足りているとは言えませんでしたが、問題を一つ一つ潰して期日までにしっかりと開発することができました。


-(中略)-

ソフトバンクは、職種や役職を超えて一丸となり課題解決に向けて突き進む会社です。プロジェクトではメンバー皆が意見を出し合い、提案を重ねてゴールを目指します。ソフトバンクは自由度が高い会社だと思って志望したのですが、まさにその通りでした。現在の部署では24時間のネットワーク管理が必要なため、2交代制のシフトで臨む場合もありますが、勤務や休日管理は自分で調整できます。その意味でも自由度が高いのですが、とにかく新しいことに挑戦したい人には分野・職種を超えて挑戦する機会が与えられますし、いろいろなことに限界なき挑戦をすることもできます。

参考:ソフトバンク新卒採用HP PEOPLE(ネットワークエンジニア)

 

担当業務は?

コンシューマ営業部門で、ソフトバンクショップをはじめとした販売代理店の営業フォローを中心に仕事をしています。販売代理店の利益を考え、行動することがミッションで、主に、携帯電話やソフトバンク光などの販売サポートを行っています。具体的には、次々とリリースされるサービスの導入前に勉強会を開き、ソフトバンク クルーがお客さまにきちんと納得いただけるサービス説明ができるよう研修を実施しています。さらに、各店舗の店長に対しては、合同店長会で、サービスをリリースする背景を事業ビジョンなども含めて説明しています。

参考:ソフトバンク新卒採用HP PEOPLE(コンシューマ営業)

ソフトバンクは社風として自由度が高く、分野・職種を超えてプロジェクトをこなしていくことがわかります。例えば上で紹介したネットワークエンジニアの場合、上司や他部署の協力を経て一つのプロジェクトに取り組む姿勢があることがわかります。また、若手にも大きな裁量権を与えてしっかりと成長の機会を与えてくれる風土が根付いていることもわかりますね。

またコンシューマ営業はいわゆる代理店のマネージャとしての活躍が期待されます。販売代理店の営業フォローのために、販売サポートやスタッフの教育・研修など担当する事業は多岐にわたっています。

以上のことから、ソフトバンクが求めている人物像としては、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」これら3つの強みがあげられるでしょう。もちろん個人として努力し、成果をあげることも重要な強みとなりますが、チームとして関係者をまとめ上げるスキルが求められるのは間違いないでしょう。


社風について

ここからは、以前unistyleで紹介した業界研究記事である「NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの事業・社風・選考比較【unistyle業界研究】」を参照しながら、ソフトバンクの社風について考えていきましょう。

まず社風を知る上で重要になるでろう人事担当からのメッセージ、そしてソフトバンクが掲げる「ソフトバンクバリュー」について確認していきましょう。

「結局、人は何がしたいのだろう?」
と問いつづけよう。

「結局、人は何がしたいのだろう?」

人は何がしたいのか、そのことをずっと考えていこう。
まず、あなたが面白いと思うことでなければ、
誰かを面白いと思わせることはできないはずだから。
もっともらしいブランドスローガンを謳うより、
まず自分は何をしたいのか?そう問いかけよう。

あなたの周りの人、まだ会ったことのない人は、
今いったい何がしたいのだろう?
10年、20年、30年後は、どうだろう?
そのことをずっと考えていこう。

何をどうすれば、誰もが公平に、
したいことができる世の中になるのか?
そのことをずっと考えていこう。
そういう仕事をしていこう。
そういうチームを動かす人になろう。

参考:ソフトバンク新卒採用HP 人事からのメッセージ

 

世界No.1になるために。
どのような心構えで日々の仕事に取り組むのか。

困難や無理難題に向かって突き進み、その壁を乗り越える。
つらいし大変だけど、乗り越えた先には、達成感やお客さまの笑顔がある。
そのための努力を、われわれはいとわない。
同じ努力でも、その努力は決して苦しいことではなく、努力自体が楽しい。

300年成長し続ける、ソフトバンクグループのDNA。
それが、ソフトバンクバリュー「努力って、楽しい。」です。
そして、特に大切にしたいバリューを明確にしました。

「No.1」 「挑戦」 「逆算」 「スピード」 「執念」
これはソフトバンクグループで仕事をする上での行動指針です。

激しく変化する事業環境の中で勝ち抜くために、
5つのバリューを実践することで、
あらゆる局面も乗り越えることができると考えています。

参考:ソフトバンク新卒採用HP ソフトバンクバリュー

人事担当のメッセージからは、学生に対して「人が何をしたいのだろう」という疑問を常に大事にしてほしいという主張が印象的です。社会貢献を重要視していることもわかるのではないではないでしょうか。

そしてソフトバンクバリューについても考えていきましょう。強調されている考え方としては「努力は楽しい」というDNAです。困難や無理難題を恐れず立ち向かい、その過程さえも楽しめるような人物像を理想としていることがわかります。そして行動指針として5つのバリューを掲げています。

採用活動においても「人物にとってソフトバンクバリューとマッチしているかどうか」を重んじており、やる気があり、かつ挑戦・努力を恐れず楽しめるような人材が活躍していることは間違いないでしょう。やる気がある社員には積極的にチャンスを与えていく風土が根付いていることが、執行役員人事部長のインタビューからもわかります。

ビジネスに対しても同じ。やる気のある人間には積極的に機会を与える。失敗に対しても寛容だ。次のチャンスが用意される(ただし同じ失敗に対しては厳しい)。もちろん、やる気だけで事業が成り立つわけではない。個々人の評価は能力や貢献度など、様々な基準で決まっていく。そこで高い評価を得た人材に、重要なミッションを与えていく。

成功すれば、さらに高いミッションが与えられ、失敗すれば元にもどり、次のチャンスを待つ。

評価を決めるのは仕事の場だけではない。ソフトバンクでは、ソフトバンクアカデミアや、新規事業提案を募集するソフトバンクイノベンチャー制度などがある。アカデミアでは、事業プランのプレゼンなどが行われており、イノベンチャーでは、年間1000件もの新規事業のアイデアが寄せられる。それぞれ決勝大会が開かれ、優秀者は自らのアイデアやプラン・ビジョンを、孫社長ほかソフトバンク幹部の前で発表する機会を得る。これもまた、人材を評価する場となっている。

「このように、ソフトバンクにはチャンスがあふれている。やる気のある人間にとっては非常にやりがいのある環境です。でも自分から仕掛けることができる人間でないと、むしろ不幸になると、新卒採用でも学生たちに伝えています」(青野氏)

参考:月間BOSS×WizBiz 「自ら働く社員にチャンスを」ソフトバンクの人事システム

主体的に行動することを望み、そして自らビジネスチャンスをつかもうとするハングリーな人材にとっては、ソフトバンクを選択することがベストであると思われます。


内定者のES解説

ここまではソフトバンクの社員や企業理念の紹介を通して、ソフトバンクの事業内容や求める人材を考えてきました。以下では、実際にソフトバンクに内定した学生がエントリーシートに記入した内容を参照しながら、同社が求めている人材について改めて考えてみたいと思います。

①ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。(200字以上)※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念

②情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)

参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート

①に関しては学生がソフトバンクの社風・文化にマッチングしているかどうかを確かめる設問になります。また、学生が持つ強みと一致するソフトバンクバリューを選択するだけではなく、その強みを活かして成し遂げたエピソードについてもアピールすることができるので、ここでは「学生時代に頑張ってきたこと」についてしっかりと記述する必要があります。文字数は200文字以上と最大文字数の制約は特にないので、かなり書きやすい設問になっているのではないでしょうか。

②は入社後にソフトバンクのフィールドで成し遂げたいことについてアピールする設問になります。重要な点としては、ソフトバンクで挑戦したいことが情報革命で人々を幸せにすることに繋がるものでなければならない点でしょう。また、①の設問で述べた「強み」と関連したものだと学生がどういった思いでその夢を描いているかが企業側に伝わりやすくなるのではないでしょうか。

また、通信キャリア各社は他社との差別化を狙っており、分野の広がりを持って積極的に対応しています。よってソフトバンクは志望する学生に対しても、発想の柔軟性や斬新さを求めていることは間違いないため、そういった点も意識してESを書けるとよいでしょう。

ここからはこの2つの設問に関して、ソフトバンクに内定、もしくはES通過した就活生が書いた実際のESを設問ごとに紹介していきたいと思います。

まず①に関して紹介していきます。

-内定者A-

①ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。(200字以上)※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念

私の強みと合致するソフトバンクバリューは挑戦である。 
私にとって「挑戦」とは、自分が知らない世界に一歩踏み出す勇気、新たなことに取り組む勇気である。 
フランス留学中30か国の留学生が、国ごとにブースを出店し、現地の人に世界の料理を振舞うという毎年恒例のチャリティイベントの企画グループに参加した。留学2か月目で右も左もわからない自分にとって企画側にまわること自体が挑戦であり、言語の面だけでもかなり苦労した。 
またイベント開催に至るまで、チャリティへの理解や衛生面における危機意識の違い、自分の当り前が通じないことなど悩むこともあった。しかし、完全な理解は無理でも、相手の文化や価値観受け入れることも「挑戦」であるとポジティブに考え、相手の提案を頭ごなしに拒絶するのではなく、それを踏まえた上で改善策を提示するというコミュニケーションの方法をとったことで円滑に準備がすすんだ。 
また、その他の部分でも留学生と現地住民をつなげたいという想いから、地元のオーケストラにイベントでの演奏のオファーや、地元ワインの販売会社にワインの試飲提供を提案した。例年にはない取り組みであったため、難航したが、何度も交渉に出向き、イベントでの実際に体感してもらうことで、演奏や試飲が宣伝効果を持つこと、チャリティの一環であることを理解し 
イベントは成功し、3日間で40万円以上を集める頃ができた 
自分が知らないことや新しいことに挑戦し、留学生と現地住民が感動を共有し合える場を作り出せたことにやりがいを感じた。

参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート(19)

この内定者は、ソフトバンクバリューの中から「挑戦」の1つのみを選択し、海外留学中に行ったイベント企画の経験について紹介しています。留学開始から2ヶ月が経過したのみであり、言語能力面でも不利であった状況でも、「留学生と現地住民をつなげたい」という思いから様々な関係者のところへ何度も訪問し、イベント参加の提案を行ったことからも学生の失敗を恐れず挑戦することができるという「強み」がよく表現出来ている回答であると思われます。経験としてもユニークであり、かつ学生が取った行動から汲み取れる挑戦力もソフトバンクの考え方に非常にマッチしたものになっていることがわかります。

-内定者B-

私の強みは、No1へのこだわり、執念深い仕事、逆算による計画作りです。 
私は学生時代、移動通信機やブロードバンドの販売を行う派遣会社での派遣営業の仕事(アルバイト)をしていました。私の会社のスタッフを派遣する派遣先開拓が私の任務でした。 
近年、派遣会社は乱立しており、仕事の獲得はかなり難しくなっていました。そのような時代の中、私が派遣先開拓の為に行った事はただ一つ。売り上げ実績と、スタッフが接客し契約を獲得した際の獲得事例を代理店様にお送りする事のみです。いきなり商談をするのではなく、商談の前に多くの弊社に関する情報をお取引先様にご提供しました。執念深く、期間をかけて準備を行いました。これにより営業成績No1を常に維持しておりました。どうせやるならNo1!そのための努力は厭わない。これが私のモットーです。 
従来の営業方法は、アポイントをとり、商談を行うだけでした。この方法では弊社の良さをご理解いただく事が難しいように感じました。そこで事前に弊社はどのような実績を持つ会社なのか、ということを知っていただく事で、商談が進みやすくなりました。 
しかし私のやり方の場合執念が必要になります。一度きりの商談では決まらず、幾度となくやり取りをする執念が必要でした。最初のうちは相手にされない事も多く商談のアポイントすらとれない事がありました。しかし、獲得事例などをご覧になった代理店様から、「気になったので電話したよ」など商談のお電話を頂けるようになりました。執念によりNo1を獲得した事例の一つです。 
この営業方法は逆算により編み出した方法でした。弊社営業からのアプローチでは成績が上がらない。では、お取引先から弊社にアプローチしていただこうと考えました。そのためには興味を持っていただけるような資料を提供する事でした。このようにゴールから逆算する事で営業成績を上げていました。

参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート(18)

この内定者は、学生時代のアルバイトである派遣営業の仕事について、契約に至るまでにきづいた課題、そしてそれに対する施策と方法論について述べています。内定者が扱っていた商材も移動通信機やブロードバンドなどであり、実際にソフトバンクの法人営業担当として活躍する姿が容易に想像できるのではないでしょうか。また、NO.1に貪欲に拘る姿勢、そして執念深く新規顧客開拓を行った辛抱強さはまさにソフトバンクバリューを体現しているとも言え、非常に同社の企業文化にマッチした人物像ではないでしょうか。

次に設問②の紹介に移ります。

-内定者C-

情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)


必要なことはより多くの人に情報を届けることであり、その達成のために私は地方での情報リテラシーの向上に挑戦したい。現在はインターネットの繋がる範囲が拡がり、地方でも多くの情報を手にすることが出来るようになった。しかし、いくら環境が整ったとしてもその環境から情報を得る方法がわからなければ意味がないものになってしまう。私は父の仕事の関係で、東北地方のある村の震災復興に携わっている。その村でも情報を得るための環境は整っているのだが、高齢者が多く、環境を使いこなしている人が少ないように感じる。また、若者の人口が増えず、高齢者自らが情報を得なければならない状況は今後も変わらないであろう。そこで、この現状を打破するために情報リテラシー教育が必要であると考える。もちろん、世界中といったより広い範囲に情報環境を整えることは重要である。しかしそれだけでなく、私は身近にいるより多くの人が情報を駆使し、幸せになるための行動をしたい。

参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート(25)

この内定者は高齢者が情報リテラシーが低い点を問題点として掲げ、それに対してソフトバンクというフィールドにおいて地方に住む高齢者の情報リテラシー教育に携わりたいと語っています。今日の日本では少しずつ高齢者層のインターネット利用者数は少しずつ増えてはいますが、未だに使いこなせていない人が多いことは事実ではあり、また内定者が実際に東北地方において村の震災復興に携わった経験から直接この課題に直面したことがわかります。人々を幸せにするための手段として内定者が提起した「挑戦」はよくマッチした内容になっておりよく書けているのではないかと思われます。

-内定者D-

情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)

クラウド事業をさらに推し進めてゆき、人々にさらなる利便性を届けることだと思います。具体的には、クラウドを用いて、医療、教育の分野の利便性を向上させたいです。医師不足に悩む医療分野では、クラウド上での電子カルテの共有などによる医師の負担の軽減、ビッグデータを活用し、医師が不在の状態でも最適な医療が受けられる仕組みを構築したいです。教育分野では、クラウド上での教材管理により教師の負担軽減や、自分が受けたい授業をいつ、どこにいても受けられるような仕組みを学校へ提案したいです。また、ゼミで「行動経済学」を学んでいることから、クラウドと貴社の強みである「情報」を連携させて、人々の行動を分析し、お客様に最良のサービスを提供したいです。具体的にはSNS等において、数値や統計だけでは測りきれない人の感情などを分析し、現状のサービスのどこに問題があるのかということを見つけ出し、改善していきたいです。

参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート(22)

この内定者は、ソフトバンクで挑戦したい夢について、クラウドの技術を活かして教育・医療の現場における業務の改善を行いたいと説明しています。また、これらに関連したサービスを提案する手段として、ゼミで学習している「行動経済学」に関連した自らの方法論を語っている点も非常に良いと思います。医療・教育の現場での人手不足が深刻化している今日において、内定者が語る夢はまさに人々を幸せにするモノとして非常に意味のあるものでしょう。


選考について

最後に、ソフトバンクの選考状況に関して、選考プロセスや特徴を見ていきます。参考にしてください。

-選考プロセス(総合職)-

エントリーシート、WEBテスト(一週間以内に連絡あり)→GD(一週間以内に連絡あり)→個人面接(一週間以内に連絡あり)→個人面接(一週間以内に連絡あり)→最終面接

参考:ソフトバンク 本選考情報(11)(事務系)

選考プロセスは上記に書いた通りで、まず学生5〜6人対現場社員1人のGDから選考はスタートします。結論を出す必要はなく、直近のテーマとしては「今後100年でなくなる職業は何か」というお題が出題されたそうです。結論を出す必要がない分、自分の意見に関して「どうして自分がそう考えるのか」をしっかりと論理的に説明できることが重要になってくると思われます。

次に、GDを通過した学生は個人面接に入ります。一次の個人面接は若手社員との1対1の面談から始まり、一人当たりに与えられる時間は15分と短いようです。基本的にESに沿った内容に関しての質問がメインとなっているため、しっかりとESに何を記述したのか、そしてどのような質問が予想されるのかを事前にチェックして、それに対する回答を用意してから選考に臨むと良いでしょう。

そして次に二次面接です。ソフトバンクでは選考の途中に面接官を担当した現場社員からの評価を選考の途中に聞けることがあるようで、学生の中には二次面接官から「君はこれまでの選考は評価が良いみたいだよ」と伝えられた者もいるようです。担当する面接官は一次面接に比べると少し年次が上がっており、ESの深掘りだけではなく入社後の夢、そしてキャリアパスについての深掘りもしてくるようです。選考も後半に入っているため学生の熱意・入社意思を確かめる質問も増えてくるようなので、しっかりと準備して望みましょう。

最終面接も同様に1対1の個人面接です。面接を担当する社員の年次は学生によってバラバラであるため、もしかしたら二次面接よりも年次が低い社員と面接をする可能性もあるようです。こちらも学生の入社意思、そして「なぜNTTドコモ・KDDIではなくてソフトバンクを選ぶのか」という質問は間違いなくされるようです。

最終面接後には人事面談が設けられており、学生の入社意思確認と逆質問を行うことが出来ます。このステップまで到達した場合はほぼ内定が決まっており、入社するにあたっての疑問点について素直に質問すると良いでしょう。


最後に

いかがでしたでしょうか。今回は通信キャリア業界の中でも球団を保有しているなど話題性が特に高いソフトバンクグループについて紹介させて頂きました。同社は固定・移動通信事業だけでなく国内最大手のWeb事業であるYahoo!JAPANを展開していることもあり、まさに巨大IT企業といえるでしょう。積極的M&Aにより海外展開も急速に行っており、非常に挑戦的な社風であるためそういったフィールドを求める学生にとってソフトバンクは非常に良い環境であると思います。

ぜひ今回の記事が皆さんの就職活動の助けになれば幸いです。

photo by [puamelia]

    Obogtokyo
    Eventspecial17526
unistyle
新規会員登録
unistyle
unistyle
unistyle