日本ロレアルの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

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最終更新日:2023年09月28日

ロレアルのような少数精鋭の外資系メーカーではESの設問もどのような人材を求めているのかよく定義した上で作られているように感じます。

P&Gの採用と似ている部分が多くあるので下記の解説も参考にしてください。

P&Gの内定者のESを解説しています。内定者の回答からP&Gに評価さやすい回答を導いていきます。
参考:P&Gの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項
参考:P&Gの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項(その2)
今回のエントリーシートはこちらの研究職の内定者のエントリーシートになります。
自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600 文字以内)
【スターバックスの豆販売リーダー】
私は、スターバックスの豆販売のリーダーを務め、豆接客の意識改革を行いました。私の店は豆売上げ地区最下位の常連店舗でした。豆接客レベルのバラつきが課題であると感じ、私は豆販売リーダーに立候補しました。掲げた目標は「豆売上げ地区1位」です。私は、接客レベルの底上げを図るため、全員で豆販売を考える機会を作ろうと提案しました。それが「豆の会」です。そこでは、必ず一回は意見を言うというルールを設け、会への参加意識を高めました。また、会の内容は毎回「豆の会新聞」にまとめ、誰でも情報をシェアできる環境を整えました。こうした試みの結果、豆の売上げは伸び、昨年9月には店舗として初めて豆売上げ地区1位を獲得しました。私は、全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました。現在は、売上げだけでなく、接客満足度の指標でも1位になるべく、メンバーと共に日々チャレンジしています。

ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400 文字以内)
【大学不問の野球サークルの創立】
私は大学時代、自らの手でサークルを作りました。大学に入ったら何かをゼロから創りたいと考えていたこと、大学の枠を越えた交流を図れる野球サークルが京都になかったことの2点が、私がサークルを創った動機です。 大学から京都に来た私にとって、ゼロからコミュニティを創ることは大きな挑戦であり、メンバーを集めるところから始めなければなりませんでした。私は、サークルの存在を知ってもらうことが最優先と考え、「京都の自転車文化」に着目したサークル独自の「スポークカード」を作製し、大学のイベントや祭り等で配布しました。自転車を広告塔に用いた新たな宣伝方法として、様々なSNSで取り挙げられ、初めて企画したイベントには様々な大学から100人を超える参加者が集いました。現在は、学祭企画やフリーペーパー作製など、様々な活動に挑戦するサークルとして活動しています。

引用:日本ロレアル本選考レポート W.S さん
日本ロレアルの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。
参考:日本ロレアルES・選考レポート一覧

一つ目の設問

自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600 文字以内)

【スターバックスの豆販売リーダー】

私は、スターバックスの豆販売のリーダーを務め、豆接客の意識改革を行いました。私の店は豆売上げ地区最下位の常連店舗でした。豆接客レベルのバラつきが課題であると感じ、私は豆販売リーダーに立候補しました。掲げた目標は「豆売上げ地区1位」です。私は、接客レベルの底上げを図るため、全員で豆販売を考える機会を作ろうと提案しました。それが「豆の会」です。そこでは、必ず一回は意見を言うというルールを設け、会への参加意識を高めました。また、会の内容は毎回「豆の会新聞」にまとめ、誰でも情報をシェアできる環境を整えました。こうした試みの結果、豆の売上げは伸び、昨年9月には店舗として初めて豆売上げ地区1位を獲得しました。私は、全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました。現在は、売上げだけでなく、接客満足度の指標でも1位になるべく、メンバーと共に日々チャレンジしています。
非常によい経験をしていると思います。

自らリーダーに立候補し、主体的に提案を行い、解決まで実現できる人材であることが伝わります。

研究職の内定者ですが、アピールしている内容は事務系職種と大きくは変わりません。それは「研究」という仕事においてもチームの中で、提案を行い、それぞれが主体的に行動し、成果を生み出すという仕事の本質的な部分が変わらないからと言えます。

もちろん研究内容とそれが仕事にどう活かされるかという点については必ず聞かれますので準備する必要があるでしょう。
注文をつけるとすれば学びの部分について、「全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました」という気づきのレベルではなく、「どうすれば全員で目標を共有することができるのか」という方法論にまで落とし込んで語ることができるとより評価される内容になると感じました。

本選考とインターンの締め切り情報

二つ目の設問

ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400 文字以内)

【大学不問の野球サークルの創立】

私は大学時代、自らの手でサークルを作りました。大学に入ったら何かをゼロから創りたいと考えていたこと、大学の枠を越えた交流を図れる野球サークルが京都になかったことの2点が、私がサークルを創った動機です。 大学から京都に来た私にとって、ゼロからコミュニティを創ることは大きな挑戦であり、メンバーを集めるところから始めなければなりませんでした。私は、サークルの存在を知ってもらうことが最優先と考え、「京都の自転車文化」に着目したサークル独自の「スポークカード」を作製し、大学のイベントや祭り等で配布しました。自転車を広告塔に用いた新たな宣伝方法として、様々なSNSで取り挙げられ、初めて企画したイベントには様々な大学から100人を超える参加者が集いました。現在は、学祭企画やフリーペーパー作製など、様々な活動に挑戦するサークルとして活動しています。
こちらも非常によい経験をしていると感じます。

ゼロから協力者を募り、何かを生み出す経験というのは仕事にも繋がる評価の高い経験であると言えます。

仕事においても常に、ビジネスではなくても現状の問題点を解決する新規の施策を常に求められ、それを実現する必要があります。

上記の経験も自分自身の想いを伝え、周囲の協力を得てゼロから物事を生み出した経験として高く評価できるでしょう。

最後に

研究職でも人気企業に内定する人は、企業が求める人材を理解した上で、合致した人材であることを伝えるエピソードを用意していることが多いです。

それは今回の内定者のように課外活動でもよいですし、研究室の中での活動でもかまいません。教授や周囲のメンバーの協力を得て成果をあげたり、提案したことが実現した経験であれば「日本ロレアルのES対策!求める人材を理解して採用レベルの自己PR・ガクチカへ」で説明した人材に合致することを伝えることができるでしょう。

研究職志望の人は下記のトヨタ自動車の内定者のエントリーシートも参考にしてみてください。
トヨタ自動車内定者のエントリーシートです。研究についての設問があり日本ロレアルのESを書く上でも参考になるでしょう。
参考:【内定】トヨタ自動車エントリーシート

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