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就職活動に失敗する4パターン
最終更新日:2018年02月16日
こちらの記事では、就職活動に失敗する学生の典型的なパターンを、就職活動に積極的かどうか及び受ける企業数が多いか少ないかで四つに分類してみました。
今度初めて就職活動に挑む学生はあてはまるとしたら自分はどのタイプか、また就職留年している学生は自分自身はどのタイプで失敗したのか考えながら読んでもらいたいと思います。
就職活動失敗の4パターン
1.プライド先行型
就職活動には積極的だが受ける企業は少なく、内定が得られないタイプ。外資系しか受けない、マスコミにしか興味がないなど特定の業界に強いこだわりを持っている人が多く、総じて自信家かつ高学歴が多いです。
このタイプは自信に見合った能力があることも多いのですが、無内定になった場合というリスクに対して鈍感であることが多く、リスクを踏まえて計画を立てるなど視野を広げることが最も必要になります。
2.やみくも型
就職活動には積極的で受ける企業が多いにも関わらず、内定が得られないタイプ。いわゆる就活マニアと呼ばれるやたらと企業に詳しいタイプがこのタイプです。企業説明会にやたらと参加して、常に鞄の中に就職関連の本が入っているタイプなのですが、肝心要の面接やエントリーシートに弱いため内定を得られないケースが多いです。
このタイプに圧倒的に欠けているのが戦略及び行動に対する目的意識であり、「何の為に何の行動をするのか」ということを常に意識することで無駄な行動を省いていく必要があります。企業説明会に参加して、企業にいくら詳しくなっても内定が得られないということを知る必要があります。
3.なんとなく型
就職活動には消極的だが受ける企業は多く、内定が得られないタイプ。周りが受けるから自分も受ける、みんなが受けている有名企業だから自分も受けるといった主体性のないタイプです。OB訪問なども一人で行くことは少なく、友人が行くから行くなどの消極的姿勢が目立ちます。
このタイプに欠けているのは就職活動に対する目的意識。何の為に就職活動をするのかが答えを明確にしていないため、就職活動に対するやる気が出ません。一度立ち止まって何の為の就職活動なのかを考えてみるようにしましょう。
4.やるきなし型
就職活動には消極的かつ受ける企業も少なく、内定が得られないタイプ。コンプレックスなど様々な理由から就職活動をしないことを正当化しがちなタイプです。多くの場合、新卒一括採用に批判的であったり、世の中の仕組みに疑問を持っています。(これを読んでいる人にはほとんどいないタイプだと思っていますが。。。)
このタイプに欠けているのは当事者意識かもしれません。いつかは誰かがなんとかしてくれるという意識はなくさなくてはなりません。具体的なアクションを理解することで意識が少しでも変わっていけばと思います。
上記の分類はあくまで結果論
ここまで四つのタイプについて具体的に見てきましたが、実は結果論に過ぎません。世の中にはプライド先行型で、業界を絞ることで内定している人もたくさんいますし、やみくも型で内定している人もいます。
但し、業界を絞ることは非常にリスクとデメリットが大きいですし、やみくもに就職活動を進めていくことはやはり効率が悪く失敗する可能性が高まります。
この就活テクニックで説明している戦略的アプローチを身につけることでどのタイプにも当てはまらず戦略的に内定を獲得していただきたいと考えています。
photo by Ian Burt
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