民間就活と公務員試験併願に向けた戦略とコツ

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記事公開日:2017年11月10日

民間就活と公務員試験併願に向けた戦略とコツ

企業研究

皆さん、こんにちは。19卒の国公立大生です。

私は現在休学しています。以前は国家総合職試験に向けて勉強をしていたものの、現在は民間就活に切り替えました。私が休学してまで、なぜ民間就活に切り替えたのかその理由については、「安定志向の自分が国家総合職(旧:国家Ⅰ種)ではなく民間就職に舵を切った理由」の記事に目を通して頂ければ、ご理解して頂けるかと思います。

今回は、公務員試験を目指している方であれば、一度は考えるであろう「民間就活と公務員試験の併願」についてお話したいと思います。私自身も、民間か、公務員か、それとも併願にするかについて相当な期間悩みました。インターネットで併願についての記事も検索しましたが、千差万別述べていてどの情報が正しいのか、どの記事を参考にすれば良いのか全く分かりませんでした。私自身はこの記事を通して、併願が良いか悪いかのようなことが言いたいわけではなく、客観的な判断材料を皆さんに提供したいと考えています。

当記事が、過去の私のように併願するか悩んでる方にとって、また併願を決めた方にとって少しでも役立てば幸いです。

本選考とインターンの締め切り情報

はじめに

ずばり、民間と公務員の併願は可能なのでしょうか。結論から言うと「可能」です。
ただし、併願するには相当な覚悟が必要となります。単純に言えば他人の2倍の就職活動をすることになる訳ですから、かなりの気力と体力を要します。また、併願したからといって、どちらかが成功するといった保証は全くなく、両方とも失敗する可能性も当然ながらあります。

これらを念頭に置いた上で、それでも併願をするという覚悟を決めた方に向けて、併願のための最善策を提案していきたいと思います。

公務員試験併願について

まず、公務員試験での併願についてまとめたいと思います。
公務員試験では、複数の試験種を併願することが通常であるため、多くの方が受験するであろう試験種について時期・試験科目の特徴を簡単にまとめたいと思います。

【併願されることの多い公務員試験】

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今回は、国家総合職いわゆるキャリア官僚については対象外としています。その理由としては、官僚志望の方は内定が得られなかった場合、民間企業に行くか、来年もう一度受け直すことが多いためです。官僚が第一志望の方は、他の公務員試験を受けることが少ないため、今回は省略させて頂きます。

【公務員試験フロー】
以下の表は、平成28年度の日程を参考に作成しています。


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公務員試験は年度によって試験日程が大きく変わることが多いため、必ずご自身で確認いただくようお願いします。

上記に示した、7つの試験に関しては多くの公務員志望者が併願しています。もっとも、国税専門官と財務専門官、東京都Ⅰ類Bと特別区Ⅰ類に関しては、日程的にそれぞれどちらかしか受けることができません。

また、国家総合職試験の1次試験は、他の公務員試験よりも日程的に早いため、練習として受ける方も多いようです。

民間と公務員試験の主な時期

次に、民間就活と公務員試験のスケジュールについて簡単にまとめてみました。


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以上、見て頂ければ分かるかと思いますが、民間就活の方が公務員試験よりも早期に選考が始まるため、一定の勉強量を確保することが難しくなります。ここが、併願の最も難しい点で、民間就活をしながら公務員試験に向けてラストスパートをかけなければなりません。よほどの覚悟がなければ、両立はかなり難しそうです。また、早期に民間の内々定を得ると、公務員試験への意欲も薄れがちです。自分が将来的にどうなりたいのか、どのようなキャリアを歩みたいのかについて、この時期にはある程度固めていく必要があります。

併願のリスク

以上のように、民間と公務員の併願はスケジュール的に非常に厳しいといえます。公務員試験は一般的に平均で1000〜1500時間の勉強量が必要といわれています。最低の1000時間で足りるとしても、1日5時間勉強したとしても200日、8時間したとしても130日近くかかります。また、都庁や人気県庁など倍率、難易度が高い試験を目指す場合には、これ以上の勉強時間が求められるでしょう。
併願する場合、民間就活が始まると十分な勉強量が確保しにくいため、当然ながら公務員試験一本に絞っている人よりも、より早く準備をする必要があるといえます。

もっとも公務員試験対策はSPI等のWebテストにも活かすことができます。また、反対に民間就活に向けた自己分析や面接、GD対策は、公務員の面接やGDでも活きます。

公務員試験には、数的処理と時事問題が多くの場合課されますが、その内容は民間で課されるWebテストの内容と非常に似ているため、公務員試験の勉強をすることがWebテスト対策に繋がります。一概には言えませんが、私の感覚としてはWebテストの方が難易度が低いです。

次は、国家一般職の実際の面接カードの設問を参考に民間のES対策が公務員試験面接にどう活きるか見てみましょう。

[志望動機・受験動機]
[これまでに取り組んだ活動や体験]達成感があったと感じたり、力をいれてきたりした経験について、簡潔に記入してください。
・学業や職務において
・社会的活動や学生生活において(ボランティア活動、サークル活動、アルバイトなど)
[関心事項]最近関心を持った社会問題や出来事、日頃興味を持って取り組んでいることなど
[趣味特技など]
[自己PR]長所や人柄について

志望動機・受験動機以外は、民間企業のESでよく問われる項目と何ら変わりません。このように公務員試験でも面接で聞かれる内容については民間企業と大差ありません。
その上、ほとんどの試験種では面接は1,2回程度しかないため、民間と比較して面接選考自体の難易度は低いといえます。

併願に向けた戦略・コツ

ここからは、併願に向けて何をどのようにすべきかその戦略とコツについてご提案したいと思います。私自身去年一年間公務員試験の勉強をしてきたため、その経験に基いてお話します。

一般的に公務員試験を目指す人は、大学3年生の4月から予備校に通うなどして、勉強をし始めます。併願を考えている人も、この時期から始めれば十分合格は可能であると私自身は考えています。夏休みや秋から勉強を始めて合格する方もいるため、自分のスペックや能力を踏まえた上で、いつから勉強を始めるかを判断しましょう。とはいいましたが、早くから勉強を始めるに越したことはありません。

ちなみに、多くはないですが私の周りにも併願している人はいました。
そのような人は、早めに内定が出る企業を受ける等、公務員試験が集中している時期になるべく選考が被らないようにしていたようです。しかし、公務員試験の1次試験、2次試験の時期は、6月の民間採用解禁の時期とどうしても被ってしまうため、勉強と選考をうまく両立することが求められます。そのため、民間就活だけをしている人よりも、業界を絞り受ける企業もかなり絞り込んで受けている人が多いかと思います。

面接時の受け答えについて

ここからは、私の主観でお話しますが、民間企業の面接では公務員試験を併願していると言わないほうが無難です。企業側の心理としては、併願している就活生は公務員試験に落ちたときのための保険として、民間企業を受けているというような印象を抱く傾向にあるといえます。

また、民間企業の採用担当者には、公務員試験志望者は「利益目標を追えない」というイメージを持たれがちです。「公務員が利益を追求していない訳ではない」という反論もあるかとは思いますが、それが真実かどうかは別として、相手がどういう印象を抱くかを意識して面接に臨むのが良いかと思います。

同じく公務員試験の面接でも、民間企業を併願している旨は伝えない方が無難でしょう。理由としては2つあります。

1点目は、不要な対策をしないためです。併願している説得力のある理由を端的に伝えることは非常に難しいです。併願していることを伝えてしまうと、ほとんどの場合その理由について問われます。確固たる理由があり、それを端的に相手に伝えることができるのであれば、伝えてもいいかもしれませんが、そうでないならば伝えないほうが無難です。
2点目は、面接では他の質問に時間を使った方が有意義だからです。併願している理由を伝えることであなたの評価が上がることはあまり考えられません。基本的に、その質問に答えたところで、相手の印象としてはマイナスがゼロになったに過ぎません。そのような質問に時間を割くのであれば、他のあなたの評価がプラスになるような長所や強みが伝わる質問に時間を使いましょう。

したがって、民間、公務員ともに併願している旨は伝えない方が良いかと思います。

以上述べたことは、あくまで私の考えですので、その点ご理解いただいた上で、併願している方は実際の面接で併願していることを伝えるかどうか自身で検討してみて下さい。

最後に

以上、ここまで見てきて併願するかどうか多くの方が悩んでいることかと思います。

僭越ながら、私から皆さんにアドバイスさせて頂くと、民間就活と公務員試験の両方が中途半端になるくらいなら、併願はするなということです。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」というように、両方を追いかけた結果、就職留年した人も実際に知っています。何度もしつこいようですが、併願するのであれば、それなりの理由と覚悟を持って臨みましょう。併願して両方で良い結果が出た人もいますし、併願自体は決して無理なことではありません。

しかし、両方で内定を得たところで、自身が行くことができるのはどちらか1つです。そのため、なるべく早く自分の適性、志向を見極めましょう。そのため、なるべく早い時期から自己分析を行い、公務員か民間かどちらに就職するのがベストなのか考えましょう。

この記事が、皆さんの就職活動に少しでも役立てば幸いです。今後もunistyleを是非ご活用ください。

photo by Tim Wang

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合同企業説明会で志望企業の方から名刺を貰えるか挑戦してみた 合同企業説明会で志望企業の方から名刺を貰えるか挑戦してみた 本記事は16卒の就活生の方による寄稿です。unistyleでも合同企業説明会に関するコラムをいくつか掲載していますが、実際にそのアドバイスに基づいて行動した様子をレポートしていただきました。是非、参考にしていただければ幸いです。こんにちは。16卒就活生のAと申します。私のスペックについて簡単に紹介すると、国立大学院文系の修士1年生で、企業でのインターン経験などはあるものの、海外経験や体育会出身ということはありません。そこも踏まえてお読みいただければと思います。3月から就職活動が解禁し、関東や関西を問わず既に数多くの合同企業説明会が開催されています。この時期になると、就活生の間では「合同企業説明会なんか参加するだけ無駄」、「合同企業説明会に参加しても人事に顔を覚えてもらうことなんか不可能」という話も出ていることでしょう。この手の話は本当なのでしょうか。unistyleの「合同企業説明会で説明ブースに座ってはいけない3つの理由」を参考にして、実際に検証してみました。上記コラムの通り、企業から説明を聞くことを主目的にするのではなく、「志望度の高い企業の方から名刺を獲得し、OBOG訪問に繋げること」にチャレンジしてみました。それでは体験記に入りましょう。筆者の体験記(参加説明会:レクミーLIVEin京都)挑戦①:大手消費財メーカーまずはブースに座って話を聞くことに。unistyleのコラムには「説明ブースに参加すると抜けづらい&ブースで話すことはパンフレットとHPで理解できる」とありましたが、いきなり説明も聞かずに名刺を貰うのは難しいと考え、最初は座ってみることにしました。説明内容はパンフレットに書いてあるようなことばかり。確かにこれだけ聞くと合同企業説明会に参加する意味なんてほとんどないなと思ってしまいます。そこで説明が終わった後、「○○大学大学院の○○と申します。現在御社を第一志望に考えておりまして、OBOG訪問をさせていただきたいです。よろしければご紹介していただけませんか?」と人事の方に質問。返答は「多くの方からOBOG訪問の希望がありまして、人事から紹介することはできません。キャリアセンターを通してOBOG訪問してください」というものでした。これでは名刺を貰う事はできないと判断し、人事に顔を覚えてもらう作戦に変更。「御社に興味を持ったのは、自身の尊敬している○○さんという先輩が御社に入社したからなんです」という話を振ってみました。すると、「あぁ○○ね!○○は私が採用面接したんだよ!それだったら○○に連絡して社員紹介してもらうといいよ!」という答えが。その後も話が盛り上がり、最終的には私の名前覚えとくねーと人事に言っていただけました。名刺獲得はできませんでしたが、人事に名前を覚えてもらう事と、知り合いからOBOG訪問につなげるきっかけ作りができました。挑戦②:大手電機メーカー挑戦①から、ブースに座って説明を聞くのは時間の無駄だと考えたため、説明を聞かずに名刺を貰える方法を考えて実行してみました。私「○○大学大学院の○○と申します。御社に大変興味があるんですが、時間が無くブースに座って説明を聞くことができないんです。質問させていただきたいことがあるので、よろしければお名刺を頂戴できますか?」→人事「○○大学の子か。いいですよ。こちらに連絡をください。○○大学ならOBも紹介できますので」と名刺を頂戴することができました。人事の反応を見ている感じでは、大学名で興味を惹けた感じが強かったので、自身の学歴に自信がある方はこういう戦略もありかもしれません。頂戴した名刺から連絡を取り、後日OBOG訪問をさせていただくつもりです。挑戦③:大手ディベロッパー挑戦②の経験から「人事からでも名刺獲得とOBOG訪問を狙えるんじゃないか?」と考え、上記の作戦でいきましたが、撃沈。キャリアセンターを通してくれと言われました。以前に参加した説明会でも同じことを何度も言われたため、人事から名刺を頂戴することは難しいみたいです。狙うべきは人事ではなく説明会に来ている社員なのかもしれません。挑戦④:大手繊維メーカー今までの経験から、「人事から名刺を貰うよりも、人事じゃない社員から名刺を頂戴する」方が簡単と判断。説明会ブースの後ろにいる社員の方に話かけてみることにしました。すると、暇をしていたのか「興味持ってくれているなら今から個別で話をしてあげるよー。15分くらい時間あればいい?」と言っていただけました。そこで個別に話を聞かせていただいた後に、「自身の興味のある部署にいる方にOBOG訪問させていただきたい」といったところ、紹介していただけることに。名刺を頂戴し、後日紹介していただく約束を取り付けました。私の挑戦は以上です。4回名刺獲得チャレンジをして、2枚名刺を頂戴することができました。学歴よりも行動力ここまで読んだ方の中でこう思う方もいるでしょう。「挑戦した人は学歴があるからうまく名刺貰えたんじゃないの?」もちろん学歴があるからうまくいった部分もあると思いますが、MARCHや関関同立未満の方でも名刺を頂戴し、名前を覚えてもらう事は可能です。筆者の友人(日東駒専レベル以下の私立文系3年生)は、合同企業説明会で自身の履歴書を持っていき、それを配って企業の方に名前を憶えてもらうようにしていました。そして、その履歴書から選考が進み、先月人気企業から内定を獲得しました。「説明会で周りから意識の高い学生と思われたくない」「変に目立ちたくない」このような考えは誰にもあるでしょう。しかし、上記のような創意工夫を凝らすことで企業から名前を覚えてもらい、最終的に内定に繋げることもできます。自分の頭で考え、勇気を出して行動すること。それが、合同企業説明会を実りあるものにするために必要なのではないでしょうか。最後に本記事のまとめとして、今回の合同企業説明会で私が感じたポイントを以下に記載しておきます。①人事よりもそれ以外の社員人事に直接OBOG訪問させてくれといっても、キャリアセンターに名簿があるからと言われるため名刺獲得は難しいようです。名刺を狙いに行くなら、人事以外の社員の方に話を聞き、「○○さん(社員)の話をもっと聞かせてもらいたいので、よかったら名刺頂戴できませんか」というのが効果的だと感じました。②盛り上げるための話題を事前に複数準備「名刺をください」以外にも複数の話題を事前に準備しておくことをおすすめします。私の場合は消費財メーカーに挑戦した際に、名刺はいただけなかったものの、内定者の名前を出すことで話が盛り上がり、結果として社員の方をご紹介いただけることになりました。採用人数が少ない会社であれば、人事に内定者の話を振ってみると話が盛り上がる可能性が高いかもしれません。一例として参考にしてみてください。③学歴などで尻込みせず、まずは行動してみることが大事繰り返しになりますが、学歴に自信がない人でも名刺を獲得し、名前を覚えてもらう事は可能です。履歴書を配ったり、自身の名刺を用意したりと色々やれることはあると思います。また、筆者の友人の話によると、履歴書は手書きだと大変なので、厚紙にコピーするのがおすすめとのことでした。私も就活中のため、時間の大切さは常々感じています。企業説明会も限られた時間を使って参加する以上は、しっかり内定可能性を高めるよう活用したいところです。このコラムが同じく就活中の皆さんにとって参考になれば嬉しいです。一緒に頑張っていきましょう。合同企業説明会に限らず、周囲に流されて何となく行動すると無駄な時間を過ごしがちになります。自分がそこで何をするのか、目的を明確にした上で行動すればより少ない労力で大きな成果が得られるのではないでしょうか。告知なお、21卒対象で2月から合同説明会「レクミーLIVE」が全国で開催されます。以下のページからお申込みできるので、是非活用してみてください。▼お申し込みはこちらから【過去参画企業(抜粋)】三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、サントリー、三菱地所、野村総合研究所、アマゾンジャパン、トヨタ自動車、ベイン・アンド・カンパニー、ユニリーバ、P&Gジャパン、楽天などcredit:UnhinderedbyTalentviaFindCC 91,338 views
リクルート志望者必見|自己PR・ガクチカ・志望動機・面接対策のポイント解説 リクルート志望者必見|自己PR・ガクチカ・志望動機・面接対策のポイント解説 こんにちは、16卒のリクルート内定者です。本日は私自身が就職活動をする中でunistyle記事で参考にしたもの、また加えて私自身がリクルートに内定し、その中で感じたことを書いた記事をまとめたいと思います。今から就職活動を始めて、リクルートに興味がある、という方は是非参考にしていただければと思います。就職活動を始める上で、読んでおくべき記事は以下でまとめていますので参考にしてみて下さい。引用:就職活動をスタートする学生がまず最初に読むべきunistyle記事20選▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・リクルートの選考形態を知る・リクルートの特徴を掴む・自己PR・学生時代頑張ったことをつくる・志望動機をつくる・面接対策をする・まとめリクルートの選考形態を知る引用:リクルートホールディングス本選考情報引用:リクルートスタッフィング本選考情報まずは上記で本選考の情報を確認すると良いと思います。従来は各カンパニー毎に選考をする形でしたが、19卒以降の入社予定者を対象に、国内9社を統合して新卒採用を行う形となりました。これにより、応募作業の簡略化が行われています。リクルートの選考で特徴的なのが面接ではないかと考えられます。深堀が多くされる上に、時間も長く取られています。おそらく他の会社よりも長いのではないでしょうか?特に最終面接近くになると一人約1時間程度面接をしているようです。基本的なベースとしては学生時代頑張ったことからの深堀が主に面接で聞かれることです。リクルートの特徴を掴む各社の仕事や求める人材を確認するには以下の記事がおすすめですので是非参考にしてみて下さい。引用:リクルートホールディングスのESと採用HPから考えるリクルートホールディングスの求める人材引用:リクルートスタッフィングの採用HP・面接から見るリクルートスタッフィングの求める人材リクルートというと「起業家」「熱量のある営業マン」のような印象があるかと思いますが、それは各カンパニーによって異なると思っています。採用HPは各カンパニー毎で語られている内容が異なっているので、受けるカンパニー毎に読み込むことをお勧めします。基本的には「個人で努力して成果を上げていく」という力は前提だとは思いますが、それに加えて求められる力は若干異なるかと思います。そういった微妙な違いを自分なりに定義することは、他の就活生と差をつける点で非常に重要かと思います。引用:最短4年で課長!?実は全然社風が違うリクルートの実態!→OB訪問の情報を基にしたリクルートの社風についてまとめた記事です。リクルートに対して理解が薄い方は参考にしてみて下さい。引用:未来の起業家集団?!リクルート内定者が内定者懇親会に行って感じたこと→内定者がリクルートの懇親会にいって感じた内定者の雰囲気や社風についてまとめてあります。引用:営業タイプor企画タイプ!?リクルートの採用方針に見る企業が求める人材の変遷→企業のサービスのプロダクトサイクルによって実は求められう人材は変遷しています。リクルートの事例で紹介していますので参考にしてみてください。引用:EXILE…?テニサー代表…?リクルート内定者によるリクルート各カンパニーの分類→リクルート内定者が入社前の集まりで感じた各カンパニーごとの人物像の違いをまとめています。私自身のOB訪問をした経験や、内定してから感じた様々なことも記事にしているので、そこから自分なりの各カンパニー毎に求められている人材について考えていただければと思います。もちろん、これは1人の内定者の意見なので、鵜呑みにしすぎるのは良くないと感じています。必要なことは「リクルートのカンパニー毎には雰囲気や特徴が異なっている」ということを理解し、その上で自分なりに定義し準備することだと思います。自己PR・学生時代頑張ったことをつくる引用:内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。引用:内定レベルの自己PRが簡単に書ける自己PRのフレームワーク→自己PRの書き方について徹底的に解説した記事です。企業が自己PRを通じて知りたいことや、評価される自己PR例、論理的な構成にするためのフレームワークなどが書かれていますのでESを書く際に参考にしてみて下さい。まずは自分自身の学生時代頑張ったこと・自己PRを上記エントリーを参考に作ってみましょう。基本的にはこの学生時代頑張ったことを軸として面接は進んでいきます。私の印象ですが一次面接等ではその頑張ったことへの工夫や発揮した人間性、困難などについて聞かれた記憶があります。そういった問いに対しては以下の記事を参考にすると良いでしょう。引用:取組・工夫→結果の評価ポイントと回答例→ガクチカで深堀られる取組・工夫の評価項目や、評価された回答例をまとめています。引用:目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例→ガクチカの一項目でもある目標や困難の評価項目や、回答例を示しています。また二次面接以降では聞かれる内容がガラッと変わるように思います。「工夫」から「動機」を重視するようになっているように感じています。具体的な質問でいうと「なんでそれをやろうと思ったの?」「その強みはいつからだろうね、それはなんでなんだっけ?」というような具合です。私自身は下記記事等を参考に自分自身の経験を整理していました。特に「自分自身の経験に根ざした動機」を自分の言葉にするために、自己分析、他己分析を重ねました。多くの就活生は「大学での〜〜の経験から」と大学での経験で掘り下げが終わっていますが、内定者の多くは幼少期の原体験まで遡って、一貫した人間性をアピールしたように感じています。リクルートの内定を取る上でもっとも鬼門となるのはここだと私自身は感じています。引用:「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と内定者の回答例→面接においても非常に重要となる「動機」の評価項目と回答例をまとめています。引用:自分の生い立ちを語ることで自己PRに説得力を持たせる方法→自身の強みの原点を語ることにより、自己PRに説得力を持たせる方法をまとめています。引用:複数エピソードを語ることで自己PRの説得力を補強しよう!→複数のエピソードを用意し、自己PRの説得力を持たせる方法についてまとめています。志望動機をつくる引用:内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク→志望動機の書き方について徹底的に解説した記事です。志望動機のありがちなNGパターンや、論理的な内容にするためのフレームワークなどについて書かれていますのでESを書く際の参考にしてみて下さい。これも自己PR・学生時代頑張ったことと同様にまずはフレームワークを元に作ってみましょう。ここで注意しておきたいことが、リクルートでは直接的な志望動機ということはあまり聞かれないということです。質問のされ方にもよりますが、私の場合だと「選社軸」「将来的にやりたいこと、成し遂げたい目標」などのような形で聞かれることが多かったように感じています。ここは人によって千差万別な気がしています。実際に「教育格差をなくしたい」というような明確なものを持つ人から、「自分自身がこういう風に生きていきたい」という漠然とした人々まで様々です。ただひとつ言えるのはその夢が「経験」に根ざしているか、という点だと考えています。下記記事を参考にしてください。引用:志望動機で書く「夢・成し遂げたいこと」に出会うための方法→将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。引用:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?→志望動機に説得力を持たせるためにに自身の経験を盛り込む重要性や、その際の注意点をまとめた記事です。志望動機に悩みを持つ方は参考になるでしょう。引用:媚を売るのは辞めよう!「御社じゃなくてもいいんです」というのが最高の志望動機→多くの企業は、説明も出来ないのに第一志望だと答える学生を評価しません。やみくもに「第一志望です」と取りあえず答えるよりもしっかりとその企業の働き方のメリット・デメリットを冷静に比較しておくことが重要になるでしょう。参考記事では面接でも聞かれる頻度の多い質問の一つのキャリアビジョンについての内定者回答を提示します。面接対策をする上記の点を確認した上で、自分なりの学生時代頑張ったこと、志望動機を作ることができたら、あとは面接の練習を重ねていきましょう。先にも述べましたがリクルートでは「面接」が選考の大半を担っています。まずは面接の基本事項です。当たり前のことが多く書かれているようですが、できていない人も多くいると思いますので下記エントリーを確認してください。引用:アウトプット能力の向上面接編→実際の面接官との対話の中で心がけることがまとめてあります。どれも非常に重要な事項なので必ずお読み下さい。また面接時に気をつけておきたいことは「等身大の自分を表現する」ということだと、選考を受けていて感じました。私自身、あるリクルートの社員の方から「お前のそんな綺麗事なんて聞きたくないんだよ、本当はどう思ってんの?」と言われたことがありました。また、内定先では最終面接でも、「第一志望とは言い切れない」ということを真摯に伝えていました。文化なのでしょうか、自分の本心を語らないと嫌われる、その人の意思を尊重する、そんな社風を感じています。また嘘をつくのもオススメはしません。面接時間が長く様々な角度から「なんで?」ということをこれでもかというくらい聞かれるので、正直完璧な対策は難しいと感じています。以下の記事を参考にしていただけると良いかと思います。引用:媚を売るのは辞めよう!「御社じゃなくてもいいんです」というのが最高の志望動機→多くの企業は、説明も出来ないのに第一志望だと答える学生を評価しません。やみくもに「第一志望です」と取りあえず答えるよりもしっかりとその企業の働き方のメリット・デメリットを冷静に比較しておくことが重要になるでしょう。参考記事では面接でも聞かれる頻度の多い質問の一つのキャリアビジョンについての内定者回答を提示します。引用:面接で嘘をつくべきでない2つの理由→面接で嘘をついたことが大きくデメリットとなった事例とその理由を紹介しています。面接を嘘で乗り切ろうとしているっ方は必ず一度読んでみて下さい。引用:「御社が第一志望かはわかりません!」面接で嘘をつかずに正直に答えたら通過した。→多くの就活生が嘘をつく質問ですが、あえて嘘をつかないことによって通過した例もありますので参考にしてみて下さい。まとめいかがでしたか?リクルートの面接では経験やスペック以上に「一貫性」というものを深く問われているように感じていました。社員の方とお話をしていても、幼少期の原体験を原動力として自分自身の強みを発揮している方が多いように感じています。是非とも、リクルートに興味のある方は、自分自身の経験を棚卸しし、一貫性を持たせた上で、自分の強み、モチベーションの源泉などを自分の言葉で語れるようにしていただければと思います。 63,347 views
合説でインテックス大阪に行くなら前日にとりあえず読んどけ。|合説に費やす1日をよりよい日とするために。 合説でインテックス大阪に行くなら前日にとりあえず読んどけ。|合説に費やす1日をよりよい日とするために。 年が明けると盛んになるのが合同説明会。リクナビ、マイナビといった大手就職媒体を中心に各社積極的に開催をはじめます。その中でも、関西在住の方は一度は足を運ぶことであろう場所が、インテックス大阪だと思います。アーティストのライブなどで赴いたことのある方はご存知だと思いますが、インテックス大阪は梅田や難波といった中心からのアクセスはそこまで悪くはないものの他府県から参加する方にとっては不便なところに位置しているため、合説参加と往復の時間を勘案すると、丸一日費やすことになりがちです。そこで今回は、「1日かけて合説に参加するなら、効果・効率の最大化を目指して欲しい」ということで、インテックス大阪にいくなら○○にも足を運んでほしい、という特集を組んでみました。インテックス大阪へのアクセスそもそもインテックス大阪はどこにあるのかを簡単に説明しつつ、アクセス方法について記載します。公式サイトによる推奨アクセスはこちらを参照ください。梅田・難波いずれにしても片道40分程度はかかる場所にあるため、京都や兵庫(神戸)から参加する方は余裕を持って片道1時間半程度を見ておくとよいでしょう。2019年版|インテックス大阪で行われる就職イベントまとめインテックス大阪は非常に会場が大きいため、リクナビ・マイナビを筆頭に規模の大きなイベントが複数日開催されます。マイナビリクナビ個人的な所感として、リクナビ・マイナビそれぞれのイベント運営形式は両社そこまで違いはないと思っていますが、参加企業は少々異なるため、事前に目星をつけておくとよいでしょう。一部イベントにおいては既に出展企業も明らかになっているようです。インテックス大阪近郊オススメスポットあまり訪れる機会がないからこそ現地調査を行うこともほぼないと思いますので、unistyle編集部にて近隣オススメスポットをまとめました。少し休憩するならここ。場内のカフェや屋外休憩スペースはとにかく人が多い。基本的にインテックス大阪より東側には食事を取ったり休憩できる場所はほとんどないため、必然的に駅周辺にカフェや食事処が偏っています。数千人、数万人の学生が押しかけるイベントが多いため、いずれの場所においても比較的混雑が予想はされますが、会場内での混雑と比較をすると雲泥の差であるため、少しでも人のいないところで1時間程度休憩したいという方にはオススメのカフェをいくつかご紹介します。※価格については食べログでの情報を元に記載したものであり、直接店舗へ確認したものではないため、もし万が一記載内容と相違がある場合も考えられます。予めご容赦ください。【1】プラネットカフェカルボナーラやボロネーゼが800円と、若干価格帯が高いように感じます。コーヒーや紅茶は400円となっています。海が一望できるような店舗になっているようです。【2】喫茶食堂エルコーヒーは300円、ランチメニューはうどん250円、カレーライス400円と比較的リーズナブルな価格設定になっています。最寄り駅「中ふ頭駅」からも非常に近く、リーズナブルなことも相まって、場合によっては混雑が予想されます。【3】キーズカフェコーヒーは300円前後、各種スパゲッティは630円と、足を運びやすい価格設定になっています。トレードセンター前に近いため少し歩く形にはなりますが、混雑は回避できるものだと考えます。【4】ホーリーズカフェATC南港店キーズカフェに隣接する形でホーリーズカフェがあります。価格帯もキーズカフェに近いため、「どちらかに入れることができればOK」という心積もりで足を運ぶのがよいでしょう。場内のコンビニは超混雑。事前に買うならここがお勧め。場内に設置されているコンビニや最寄り駅付近のコンビニは基本的に混雑しているだけでなく、おにぎりやサンドウィッチといったライトミールが品切れになりがちです。そのため、できることなら自宅最寄駅にて購入し現地へ向かうことを推奨しますが、現地付近についてから購入を検討している方には以下を推奨します。コスモスクエア駅で下車する方セブンイレブンコスモスクエア駅前店最寄り駅に最も近いコンビニとなるため一定の混雑が予測はされますが、そもそもコスモスクエア駅で下車し会場へ向かう学生数は以下2駅と比べてそこまで多くはないため、比較的少ないストレスで購入できると考えられます。トレードセンター前駅で下車する方ローソン南港WTC店トレードセンター前駅周辺が最もコンビニが多くなっております。そのため、比較的分散傾向にあると考えられますが、その中でも南港WTC店が最も分散傾向にあると考えられます。比較的下車数も多く、またあさがく社が近辺で同様に就職イベントを行っているため、上記店舗の利用を推奨します。中ふ頭駅で下車する方ローソン南港ATCO'S店中ふ頭駅は最も下車数の多い駅だと考えられるため、最寄のコンビニであるセブンイレブンは最も活用されていると予測し、その先にあるローソンを今回推奨します。上記ローソンはトレードセンター前駅との間に位置していますが、トレードセンター前駅で下車する学生からは少し遠い位置にあるため、利用率は比較的低いと考えられます。就活中でもインスタ映えを意識する方へ。往々にしてこういった大規模イベントの開催地は埋立地付近で行われることが多いため海辺であることが多く、例にも漏れずインテックス大阪も「南港」と言われるだけあって周辺に海が広がります。これといったスポットは正直ないのですが、最も海辺を感じられるのは、ATC(アジア太平洋トレードセンター)付近だと思われます。ATC付近の海辺スーツ×海という非日常的な組み合わせで撮りたいという方にはなんとか耐えられる程度の景観だと思いますので、少し羽を伸ばしたい、寄り道をして帰ろうという方は一度足を運んでみて下さい。帰り道の混雑に巻き込まれないために2駅歩いてから電車に乗ろうインテックス大阪の最寄り駅は「中ふ頭駅」になりますが、帰りは非常に混雑しなかなか乗り込めないこともありますので、編集部としては2駅歩き、コスモスクエア駅から乗車することを推奨します。もう一つ推奨する理由として、南港ポートタウン線はコスモスクエア駅までとなっているのですが、ほとんどの学生がコスモスクエア駅で地下鉄中央線に乗り換えをしなければなりません。そのため、またコスモスクエア駅では混雑の中乗車することになります。中ふ頭から2駅乗るために順番待ちをしコスモスクエア駅でも混雑の中また乗車するのであれば、2駅歩いてコスモスクエア駅からの乗車する方が効率的だと考えます。検索するとインテックス大阪からコスモスクエア駅は徒歩15分と出ますが、中ふ頭駅での電車の待ち時間や乗車時間を勘案すると同じくらい若しくは少し早く着くのではないかと考えます。オススメ退場時間はイベント終了後。混雑のピークは終了2時間前あたり。最も混雑すると言われているのが、イベント終了の2時間前あたりになります。イベント開始時間や終了時間によるため一概には言えませんが、インテックス大阪で開催される就職イベントにおいては、筆者の所感でもありますが例年そのあたりの時間が最も混雑しているように感じます。理由は、多くの学生がイベント開始直後(11時~12時)から会場に入り3時間~4時間ほど滞在し、15時~16時あたりから帰宅し始めることが多いからです。この時間の帰宅は電車も無料送迎バスも混雑必至であることが考えられるため、編集部としては17時以降の帰宅を推奨します。また、イベントへの参加時間も同様で、11時~12時は入場口付近さえ混雑しているため、個人的には13時以降の入場を推奨します。イベント参加先着特典などを得ることはできませんが、そこまでのストレスなく会場に入ることができるでしょう。企業講演などのタイムスケジュールが固定されており1度しかないものもあるため事前に確認などは必要にはなりますが、企業の一般ブースについては同内容を繰り返し話されていることが多いため、後半の時間に参加しても問題はあまりないでしょう。むしろ、確実に着座して話を聞けるという意味では効率的で省エネだという見方もできます。(着座して話を聞くことが全て善というわけではありません)無料送迎バスの待ち時間はアトラクション並み。時間に余裕のある人向けサービス。毎年インテックス大阪から梅田や難波まで無料で送迎してくれるバスがあります。完全無料なのでコスト面では非常に魅力的ですが、乗車までの待ち時間が非常に長く、筆者も一度乗車したことがありますが1時間程度待った記憶があります。時間に余裕のある方であれば利用してもよいと思いますが、乗車時間も電車と比べて時間を要するため、個人的にはあまりオススメはできません。おまけ:合説参加効率を高めるためにunistyleには他にも合同説明会に関する記事を掲載しています。合同説明会そのものをより有意義なものとしたい方は是非ご一読ください。参考:さいごに関西在住の方なら一度は訪れるインテックス大阪。合説そのものを有意義なものとするためにも、往復時間の効率化、混雑の回避、周辺スポットの把握をしておくことをオススメします。戦略的に合説を活用するための一助となれば幸いです。 24,290 views
半沢直樹で誤解して欲しくない! 「出向」の現実と総合商社における 出向の具体例 半沢直樹で誤解して欲しくない! 「出向」の現実と総合商社における 出向の具体例 今回は、少し志向を変えて、大人気ドラマ「半沢直樹」より、「出向」というものについて考えてみたいと思います。銀行を描いたドラマである「半沢直樹」では出向がかなりネガティブなものとして描かれており、出向する人=できない人という誤ったイメージが定着しかねないと危惧しています。私自身も、総合商社に勤務していた際に出向していたこともあり、今回は半沢直樹のせいで、ネガティブなイメージが定着してしまいそうな、出向の実態についてしっかりと説明したいと思います。1.出向の種類ドラマ半沢直樹で話されているのは「片道出向」と言われるもので、出向の一つの形態に過ぎません。そもそも出向とはどのような目的で行われ、どのような種類があるのでしょうか。出向はその目的別に、下記の通り5タイプに分けられます。①自社が加入している業界団体や研究機関への出向自社が所属する業界団体の動向を理解するためや業界団体内における地位向上を目的とした出向です。当然このタイプの出向は片道出向ではなく、所属業界団体で得た知識や情報をもとに戻ってからの活躍が期待されているものと考えらます。ちなみに私の商社時代の先輩は経団連に出向しており、経団連にて、政府に対してのプレゼン資料やデータ分析を行うといったことをしていました。言うまでもなく、資源案件や政府が関わる案件の多い商社におってはメリットが見込める出向と言えます。【参考】国際研究機関への出向経験のある政府系金融機関ベテラン社員OB訪問メモ②自社にない技術の習得のため他社や親会社に出向するケースその会社のエース格の人材が他社の技術習得のために出向するものです。出向ではありませんが、映画「風たちぬ」で主人公がドイツへ航空技術習得のために行っていましたが、あのように他社に情報交換だけでなく、実際にその会社で働くことで、技術の習得を目指すタイプの出向です。総合商社においては、新しく事業を拡大する際に、買収した企業に人材を送り、その分野のノウハウを習得するということを実施します。私自身もカード会社に出向した際のミッションにも、その企業で仕事をする中で、海外や別会社において、横展開が可能なビジネスがないか、習得するというものが含まれていました。③自社が持っている技術を伝えるために子会社等に出向するケース経営がたちゆかなくなった企業を買収し新たに経営陣を送り込む、メーカーとして子会社に親会社の技術を伝えるための出向になります。総合商社においては、買収した企業に対して、親会社から経営人材を送り込むというケースが当てはまります。完全に転籍してしまっていますが、三菱商事⇒ハーバードMBA⇒ローソン社長という経歴の新浪社長などは転籍してしまっていますがこのタイプの出向例と言えます。※ローソンは三菱商事グループの会社です。④人材交流を目的とした出向グループ内外問わず、取引の深い企業同士が人材交流のために実施する出向です。総合商社においては、貿易の部署において、倉庫会社や船会社の社員を受け入れるということがあります。倉庫会社や船会社にとって総合商社との取引は非常に大きな金額に及ぶため、社員を送ることで取引を円滑にしたいと考えて実施しているものと考えられます。会社の売上を左右する可能性もあるため、総合商社に出向している倉庫会社や船会社の社員の方は優秀な方が多いです。⑤余剰人員削減及び不祥事の責任を取る形での出向これが半沢直樹で語られている出向でしょう。世間の多くの人が出向をこのような形で理解していると思われます。ちなみに総合商社においても、この形で出向することは多く、例えば出世競争に敗れた40代後半の人の多くが、子会社の役員として出向するケースが多いです。ちなみに下記は三菱商事の人事部長によるインタビューで、40代後半で出世に敗れた人が出向するということについて明確に語っています。銀行における片道出向も総合商社における下記のような出向と同じで、出世競争に敗れた人のためにあるものと理解してください。【外部リンク】経営者人事対談ただそもそもとして、大企業でも出世競争に勝ち残ることのできる人は役員になることのできる30人程度で、同期入社で数えれば一人や二人のレベルです。具体的な数字も加味した上で、出向とはどういうものかもう一度考えて欲しいと思います。2.出向は会社にとってお得?さて私が商社に在籍した際は、企業の経営として、出向者を増やす戦略を社長が取っているという話を聞いておりました。総合商社の経営戦略として出向を重視する理由は下記二つが考えらます。①生の現場を知り、仕事をする現在の総合商社の大きな収益源は投資先の企業から得られる配当及び、持分法投資損益です。つまり投資した先の企業の経営がよくならなければ、総合商社としての収益が上がらないということを意味します。そのため、投資した企業の現場に赴き、その企業の実態を知った上で、収益をあげる施策を行う必要があります。総合商社の本社には正直なところあまり仕事はありません。投資先を探すのも、年中血眼になってしているわけではなく、トレードの取引先やその他情報から慎重に検討してから投資することが多いです。そのため、商社の若手には早く本社を離れて、出向したいという意向を持っている人が多いです。②人件費的にお得出向するとなると、給与の一部を出向先の企業が負担します。そのため出向している人員が多いほど、総合商社本社として負担する人件費が減ります。100%子会社でない限りは、人件費的に出向はお得です。出向先との人件費の取り決めにもよりますが、基本的には社員をたくさん出向させればさせるほど総合商社としては、経費が削減でき、その分、利益を生み出すことができます。もちろん②の理由だけでなく、①の理由もあるため、出向させた人材がノウハウを持ち帰ったり、出向先の企業の収益アップに貢献することできれば二重の意味で出向はおいしいと言えます。3.イメージ判断を辞めるこのように出向というものも様々な目的で行われており、メリットも数多くあります。半沢直樹のおかげで、よくも悪くも銀行及び、出向にフォーカスが当たっていますがイメージだけで、出向がよくない、銀行はよくないと判断するのではなく、半沢直樹などをきっかけに色々な情報に触れて判断するという癖をつけることが、就活だけでなく、今後の仕事においても成果を出すために重要な姿勢になると思ってます。【参考】総合商社を理解する上で絶対に読んでおきたい5冊photoby*pascal* 126,165 views

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