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「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と対策方法
最終更新日:2022年02月03日
ESにおいても面接においても、「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問は必ずといっていいほどされると思います。その質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか?
今回は学生時代頑張ったことの「動機」部分について詳しく説明したいと思います。
「学生時代頑張ったこと」の全体像は以下の参考記事をご覧ください。
1.「動機」の評価項目
結論から言えば、「なぜそれに取り組んだのですか」という質問から採用担当者はあなたにとっての「モチベーションの源泉」を探ろうとしています。
ここでは、取組を始めた動機そのものに共感できるかどうかを中心に、あなたの価値観についても見極めようとしており、「価値観に基づく動機」>「主体的動機」>「受動的動機」の順に評価しています。
まれに「人の笑顔が見たいから」といった漂白されたようにきれいな動機を話す人もいますが、きれいすぎて共感できない面接官も多くいることには注意が必要です。本音でこのような動機を語れる人は少なくないでしょうし、本音でこのように思っている人は外見からも伝わることが多いものです。「きれいごと」の動機を話す上でも、自分自身がこのような動機を話しても共感されるかどうかはしっかりと考えた上で話すようにしましょう。
2.評価される動機の具体例
下記に「なぜそれに取り組んだのか」という質問に対する具体的回答を列挙しましたが、誰が最も評価されるでしょうか?考えてみて下さい。
Aさん:「先輩が掲げた全国大会優勝の目標に向かって共に頑張った」
Bさん:「自ら部活の主将として全国大会優勝を掲げ、努力した」
Cさん:「高校時代のチームスポーツの経験から大学では勉学でもチームでの一体感を感じたいと思い、ゼミ生全員での論文執筆に取り組んだ」
1をしっかり読めば簡単だったと思いますが、Aさんは典型的な受動的な動機で始めた経験になります。Bさんは主体的な目標設定ですが、「なぜ全国優勝したいと思ったのか」というBさん自身の価値観があると更に良い内容になります。
Cさんの動機が最も評価される価値観に根ざした「動機」になります。過去の経験から醸成された価値観に基づいて大学時代の活動の動機を語っています。このようなあなたなりの価値観に基づいた動機は面接官にとって非常に共感しやすいものです。自分自身もなぜ取り組んだのか、そこに対する自分なりの価値観は何なのかと自己分析をしてみて下さい。
3.動機の部分は面接においても最重要項目
1で説明した通り、「なぜそれに取り組んだのですか」という質問から企業はあなたがどんなことに情熱を捧げることができる人間なのかを図ろうとしています。それが仕事のやる気に直結すると考えられるため、非常に重要視されます。
是非とも学生時代の取組に対して、表面的な動機ではなく、あなたが本当に情熱を捧げられることは何かという奥深くに眠る価値観に基づく動機を語って欲しいと思います。
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