【第2章:某日系大手人事が語る】「クラスの人気者を採用したい」

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最終更新日:2023年11月06日

【第2章:某日系大手人事が語る】「クラスの人気者を採用したい」

企業研究

※本記事は、全3回のシリーズの2本目になります。

もしまだ第1章から見ていない方がいれば、[【第1章:某日系大手人事が語る】「インターンに参加するやつは出世する」からご購読ください。

全3回に渡ってお届けしている「某日系大手人事が語る」シリーズ。

第1章では「インターン」をテーマに、お弁当の決め方・インターン組の出世ルートといった人事の立場でしか知り得ない情報について触れていきました。

第2章のテーマは「企業が欲しい人材」。

就職四季報や採用HPにも記載されているところが多い内容ですが、実際のところ人事の目線からはどのような基準を設けているのでしょうか。

今回も引き続き、某日系大手企業で人事の経験がある谷元さん(仮名)にお話しを伺い 、採用活動の裏側について深堀っていきます。

本選考とインターンの締め切り情報

結局のところ...どういう人を採用したいんですか?

就職活動で選考を突破するのに最終的に必要なのは、採用基準を満たすことです。

ひとたびスクリーニング基準を満たしたなら、あとは実力勝負。

学歴や資格についてあれこれ憂慮するよりも、採用基準を満たすための取り組みに注力しましょう。

採用基準はいわゆる「求める人物像」に近似しています。

では、人事の目線ではどのように求める人物像を設定しているのでしょうか。

採用HPに記載されている「求める人物像」に意味はあるか

unistyleでは繰り返しお伝えしている話にはなりますが、企業は自社の利益に貢献できる人材を採用したいと思っています。

経営資源の一つとしてヒトに投資している以上、それだけ多くのリターンを求めるのは自然な考え方でしょう。

企業の求める人材は、多くの場合採用HPに記載されています。もちろん、「弊社の利益に貢献できる人材を採用します!」と直接書くわけではありませんので、各企業独自性を盛り込みながら提示する形になっています。

他にも、「就職四季報」には各企業で「求める人材」という欄があり、そこから参照することも可能です。


参考:「就職四季報(2021年版)」

有名企業の求める人材

以下では、有名企業の求める人材を「就職四季報(2021年版)」から抜粋しました。

【トヨタ自動車】

志を高く持ち、自ら考え、行動できる人
周囲を巻き込み最後まで徹底的にやり抜く人  

【電通】

「アイデア×実現力」を兼ね備えている人

【三菱商事】

環境の変化を想定し先を見据えた戦略を練る「構想力」、人と組織を牽引しやり抜く「実行力」、周囲から信頼される「高い倫理観」を備えた経営人材になることを志す人材  

では、採用HPや就職四季報に記載されているこういった内容というのは、どれだけ妥当性があるものなのでしょうか。

この点について谷元さんによると、

「正直どこで『求める人材』とやらが決まっているかはわからないけど、四季報とか採用HPに書いてあることはまあ納得感あるよ。面接のときとかも、大枠の求める人材像から導かれた『こういう基準で見てくださいリスト』みたいなものがあって、一応それに沿って評価する企業はけっこうあるって聞くしね。だから、それの情報を把握はしておいた方がいいと思う。」

という話でした。

unistyleでは直接的に採用HPや四季報に書いてあることに寄せるというよりは、ESの設問や面接の内容から考察することを推奨していますので、関連する記事も一読していただければと思います。

一人事として、「ウチに来て欲しい!」と思う就活生とは?

ここまで見てきた求める人材というのは、会社として決めた人事の間で共有されている規定なようなものです。

とは言え、実際の選考では全ての人事や現場社員が見るわけではなく、あくまで数名程度の個人が直接的な評価をしていくことになります。

そうなると気になるところが、選考官が個人としてどういう学生を評価したいかという点でしょう。

「誰を通すか」は複数人の話し合いによって決めることが多いでしょうが、結局は実際に面接した人の所感や報告内容によるところが多いと推察されます。

「楽しかった」と人事に思わせられる就活生は強い

「うーん何というか、直感的に『この子と話して楽しかったな』と思うような就活生は通しちゃうよね(笑)。特に選考序盤のリクルーター面談や現場社員との面接はこの傾向が顕著だと思うよ。」

面接とはアンケートのような一問一答の回答の場ではなく、就活生と面接官のコミュニケーションの場だという話は有名ですが、実際にそれが出来ている人はそれほど多くありません。

特に序盤の面接では「一緒に働きたいか」という観点で若手社員が見ていることが多いと言われています。

単純にコミュニケーションを取った時間が楽しいものと感じられたのであれば、多少の回答内容の粗さ等に関係なく通そうと思うようになるのではないでしょうか。

どうやら現場と人事が見ている視点は異なっているようで、現場の人は「こいつが自分の部下なら面倒を見たい」と思う学生を、人事は「将来的に経営層として能力を発揮できるのか」という学生を評価しているようです。

目指すべきは、クラスの人気者?

先ほど「一緒に働きたいか」という観点について指摘しましたが、現場実践型インターンでもしない限り、実際に自社で働いている姿を入社前に見ることは出来ません。

そうなってくると、面接の場で「楽しかった」「一緒に働きたい」と思わせるには、ある種トーク力や話のうまさなようなものが重要になってくるようにも思えます。

しかし、谷元さんは以下のように述べています。

「前提として、トーク力=生まれもったセンスみたいなものって考えている人は多いけど、僕は違うと思う。話が上手い人・面白い人というのは、その人のキャラとか以上に結局自分の頭ですごく考えていいアウトプットが出来るように努力しているよ。イメージすると、小学校のクラスの人気者みたいな感じかな。」

クラスの人気者」という言葉が唐突に出てきました。

これを最初に聞いた時点では、なぜクラスの人気者のような人を人事が採用したいと考えるのかあまりイメージ出来ていませんでした。

しかし話を進めるうちに、「人気者を採用したい」というのは以下のような意味があるのではと考えました。

「クラスの人気者」の意味(1)その時代に沿った成果を出せる

モテる=人気者とは必ずしも言えませんが、このツイートにあるように、世代によって周囲からの評価を集める要素というのは変わってきます。

極端な話、30代にもなって「自分は足が速い」と主張しオフィスをダッシュされても困るでしょう。

人気者の要素として多く共通しているのが、「時代に沿った形で何らかの成果を出せる」という点です。

もちろん「イケメンかどうか」のような成果とは呼べないものもありますが、足が速い・勉強が出来る・リーダーとしてクラスを引っ張れる・年収が高いといったようなものは成果に該当します。

就職活動でもこれと近しいことが言え、学生時代に何らかの成果を出したことはそれ自体が評価の対象になり得ます。

谷元さんの話では、

僕ら人事も毎年たくさんの学生さんを見ているからさ、「〇〇くん/さんって△△の人だよね」みたいに一対一でわかりやすい紐づけが出来る人は印象に残りやすかったな。

「成果」というのは何もインカレやビジネスコンテスト等で優勝といった輝かしいものだけでなく、自分次第で人事に効果的に伝えることが可能です。

例えば上記のゴリゴリ体育会系学生の場合、「お菓子作りが趣味です!」と述べるよりも「お菓子作りが好きでスイーツコンシェルジュ検定ベーシックまで取得してしまいました!」と述べた方が格段にインパクトが強まると思います。

例えばこの記事にあるように、「面白資格を取得する」というそれほど労力がかからない成果と「見た目がゴリゴリの体育会系」という要素を掛け合わせることで谷元さんの言う「わかりやすい紐づけ」に近づくと言えるでしょう。

更にトレーニングでベンチプレスを上げているとしたら、「ベンチプレスで〇〇kgを上げるスイーツコンシェルジュ検定の子ね」のように印象付けを強化することが出来ます。

ここで重要なのは、「見せ方」です。

「クラスの人気者」の意味(2)自分の意思とポジションが明確

皆さんのこれまでの学生生活において、クラスの人気者・中心人物とはどのような特徴があったでしょうか。

もちろん、先述した足が速いを始めとした成果というのも一要素になります。

それとは別に、その人の普段の周囲への態度やスタンスのような面ではどうでしょうか。

人気者は多くの場合、いわゆる「キャラ」がはっきりしていることが多かったと思います。いじられキャラ・天然キャラ等種類は様々ですが、何らかのポジションを取ることが出来る人は自然と組織の中心にいることが多くなります。

これについても就職活動において応用させることが可能です。

例えば、グループディスカッションの評価要素の一つとして「主張力」があります。

進行の中で自分のポジションを明確にすることは、議論の中心に立つために必要な要素になります。(もちろん論理性の担保が議論を崩壊させないための前提です。)

他にも面接においても、場面にもよりますが「自分はこうだ」という意思をはっきりと伝えることは重要です。

「自分がどの部署に携わりたいかはまだ入社していないのでわかりません」

「自分の強みは〇〇な気がしますが、私が勝手にそう思っているだけかもしれないので違うかもしれません」

これらの言っていることは厳密には間違っているわけではありません。  確かに入社してから自分がやりたい仕事が変わることは大いにありますし、自分が強みと思っていることが100%そうと言えるかはわからないでしょう。

しかし、他の就活生よりも評価され内定を得るためには、「自分はこれがやりたいんだ」「自分はこれが出来るから御社に貢献できるんだ」と確証が無くともポジションについてははっきりさせるべきです。

多くの場合これまでビジネスでの実績が無い学生を採用する活動なわけですから、多少粗さがあっても曖昧過ぎる表現は避けるべきでしょう。

歯切れの悪い回答は自身の無さや嘘っぽく聞こえてしまうこともあり、人事は常に学生が本音で話しているかを気にしています。

自分の思いははっきりと伝えましょう。

「クラスの人気者」の意味(3)求心力があり、他者への配慮が出来る

先ほど「人気者はポジションが明確」と言う指摘をしましたが、当然自分の言いたいことを好き放題主張していれば何でもいいというわけではありません。

「自分はこうだ」とポジションを取りつつも、人気者には他人が気分よくなるような話し方や気配りが出来る人が多い印象があります。

谷元さんの「楽しかった面接は通したいと思ってしまう」という話もこれと関連しています。自分が評価が高そうな回答を打ち返そうとすることだけに必死になるよりも、面接官が気持ちよく話せそうな気配りも同時に出来る就活生は多くないと感じます。

よく、「小学校のときのクラスの立ち位置が自分が最も自然にいられるポジションだ」という話がありますが、あながち間違いではないと思っています。特に小学校は学力等のスクリーニングが無く、クラスとは学区という区切りで機械的に集められた異質な個人の集合体です。

そんな中であらゆるポジションの級友から支持を集められる求心力は、他者への気配り力と関連性があると考えられます。谷元さんが "小学校の" クラスの人気者をわざわざ言っていたのもこのような考えに基づくのかもしれません。

面接の場がただの自分語りになっていないか、もう一度見直しましょう。

※注意※「勘違い系人気者」になっていませんか?

ここまで散々「人気者は就活で強い」かのような話をしたため、皆さんの中にはもしかすると「自分はサークルで人気者だから就活強者だ!」のように考えた方もいらっしゃるかもしれません。

ここで間違って欲しくないのは、大学生活における「人気者」とはある意味必然的にそうなりやすいものだということです。

そんな居心地の良い環境にどっぷりと浸かり何となくちやほやされていた大学生が、いざ職に就くための活動(≒内定を獲得するための活動)、言ってしまえば内定という限られた椅子を奪い合う競争である就職活動になると全く優位性を確保できず苦戦を強いられるという話はしばしば耳にします。

「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩の記事に書いてあるように、大学生活は基本的に自分が所属するコミュニティーを自分で選ぶことが出来ます。

自分が人気者になりやすい環境を選び、そこで内輪ネタでわいわいやって人気が高"そう"な人が就職活動で評価されるかと言えばそうとも言い切れないでしょう。

もちろん、自分が高い評価を得られそうな環境に身を置くこと自体は全く悪いことではありません。むしろ、得意を仕事にし結果を出していくことは自分のためにもなります。

何をもって人気者とするかの明確な定義は無く、評価のされ方は年代や環境によって大きく異なります。くれぐれも「勘違い系人気者」として慢心することのないようにしていただければと思います。

最後に

もちろん環境が変われば人も変わっていくわけなので、学生時代に人気者でなくても就職活動や社会人になってから大きく飛躍するということは往々にしてあります。

皆さんも「人事を楽しませる人気者」というイメージを頭の片隅にでも置いておくと、面接の場でうまくいくことが増えるかもしれません。

次回第3章は最終回として、トレンドワードである「働き方改革」と人事の目線を掛け合わせます。

全章通して読むことでより一段と学びが深まりますので、是非合わせてご覧ください。 

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unistyleを徹底的に使い込む事で就活無双した学生が3/1までに読むべき記事をまとめました unistyleを徹底的に使い込む事で就活無双した学生が3/1までに読むべき記事をまとめました こんにちは、20卒の慶應生です。突然ですが皆さんはunistyleを徹底的に使いこなすことができているでしょうか。unistyleには6万を超すESや豊富なテクニック・コラム記事が掲載されています。unistyleのヘビーユーザーである筆者は、unistyleにある全テクニック・コラム記事を読み込み実践することで納得のいく就職活動を送ることができました。後輩の皆さんにもぜひunistyleにある全コンテンツを余す事なく利用することで就職活動に役立てて欲しいと思います。とはいえ、自己分析・ES・業界研究etcと就活が本格化する3月に向けての準備が忙しい中で、今から数あるunistyleの記事を全て読み込むのは至難の業です。そこで、本記事ではunistyleの全コンテンツを読み込む事で就活を戦いきった筆者が3/1までに読むべき記事を厳選しコメント付きでまとめました。就活生のみなさん、ぜひunistyleを徹底的に活用して内定を獲得しましょう。本記事の構成どの企業を受けるか迷っているときに読んでおきたい記事ESを書く前に読んでおきたい記事グループディスカッションを受ける前に読んでおきたい記事面接を受ける前に読んでおきたい記事内定を獲得した後に読んでおきたい記事その他読んでおきたい記事さいごにどの企業を受けるか迷っているときに読んでおきたい記事:目安読了時間15分:目安読了時間5分:目安読了時間7分:目安読了時間10分本記事では3/1から始まる本エントリーに如何にして戦略的にエントリーするかについてまとめています。どのようにしてエントリー企業を選ぶべきなのかクリック戦争には参加するべきなのかそもそも何社受けるべきなのか4月や5月にもエントリーするべきなのか次のいずれかの疑問を持っている方はぜひ一読してみましょう。本記事はこちらから→3/1以降は説明会にESの提出に面接も始まるとは聞くけど、、、なかなか3/1以降の実態を掴めていない方も多いのではないでしょうか。本記事では、19卒の先輩の3月のスケージュール帳を大公開しています。本記事を通して3月1日以降の過ごし方のイメージを掴んでください。3月1日以降のイメージが掴めない先輩のリアルなスケジュールが知りたい本記事はこちらから→説得力のある志望動機を語るためにも企業選びの軸は大切になります。ですが、この企業選びの軸を給料・知名度・福利厚生などの待遇面で選んでしまっている学生がいるようです。これでは志望動機も”入社したい理由”になってしまいます。学生側は志望動機を文字通り、その企業に「入社したい理由」だと考えている人が多いと思います。(中略)一方で企業が知りたいのは、自分たちの企業のいいところをどれだけ知っているかということよりも、志望者が入社してからやる仕事を理解しているかどうかと、その仕事に適正があるかどうかです。引用:全ての年収・知名度・待遇が同じという条件下であるならばどのような選択をするのでしょうか。その選択をした理由にこそ、本当の企業選択の軸があるはずです。企業ブランドや待遇で企業を選択してしまっているやりたい仕事がわからない納得のいく企業選びの軸を見つけたい本記事はこちらから→自分の強みや弱み、企業選びの軸を見つける・理解するためにも自己分析は重要です。一方で、自己分析が重要であると考えるあまり、自己分析の本来の目的を見落としてしまってただ闇雲に自己分析を行ってしまっている学生もいます。本選考が始まる前段階である今が深く自己分析をする最後の機会だと思われます。もう一度、なんの為の自己分析なのかその目的を思い出しましょう。自己分析のゴールが見えない自己分析ってどこまでやればいいの?本記事はこちらから→ESを書く前に読んでおきたい記事:目安読了時間10分:目安読了時間10分:目安読了時間7分本選考ESで必ずと言ってもいいほど聞かれるのが”なぜこの企業を選んだのか(志望動機)”でしょう。unistyleでは志望動機の書き方を6つのプロセスで書くことを推奨しています。このプロセスさえ押さえてしまえば質の高いESを短時間で作成することが可能になり、効率的にエントリーできるようになります。unistyleの必読テクニック記事です。志望動機の書き方は?ESは絶対に通りたい完成度の高い志望動機を作るための6つのプロセスとは?本記事はこちらから→志望動機と同様に必ず聞かれるのがガクチカでしょう。志望動機と同様にガクチカも6つのプロセスに別けて書くことを推奨しています。本記事はESでのガクチカの書き方だけではなく、面接でのガクチカ対策にも繋がる内容になっています。志望動機の記事と併せてunistyleの必読テクニックです。ガクチカの書き方は?面接官も唸るガクチカを書くための6つのプロセスとは?ガクチカの評価基準ってなに?ガクチカは複数準備しておいた方がいいの?本記事はこちらから→ガクチカには自信があるけどなぜだかいつも通過しない、、、面接でも自分のガクチカがあまり評価されていないような気がする、、、自分では完成されたと思っているガクチカも本選考前にもう一度確認した方がいいかもしれません。本記事では評価されないNGガクチカを例を交えながら解説しています。ガクチカが完成していると思っている学生ほど必読です。書けているはずのガクチカが評価されない自分のガクチカに穴がないか確認したいインターンの面接でガクチカが評価されなかった本記事はこちらから→グループディスカッションを受ける前に読んでおきたい記事:目安読了時間15分:目安読了時間10分GDでの評価基準を正しく把握することはできているでしょうか。何が評価のポイントをきちんと押さえないままGDに臨んでも高い評価を得ることはできません。本記事を通してGDの目的・役割から対策までを一括して学べる内容になっています。GDの直前に是非とも読み直したい記事です。GDは何で評価されているか知っていますか?GDの3つのパターンは?GDの進め方は?GDでは役割が大事だと思っていませんか?本記事はこちらから→GDでもっとも重要なのは一人で結論まで導くことのできる力です。ではどのように一人で結論まで導くことのできる力をつけることができるのでしょうか。また、GD対策を一人ですることは可能でしょうか。本記事では一人でもできるGD対策を3つのプロセスに分けて解説しています。一人でGD対策って具体的に何をすればいいの?GDを突破するために鍛えるべきたった一つの力って?本記事はこちらから→面接を受ける前に読んでおきたい記事:目安読了時間7分:目安読了時間7分:目安読了時間5分:目安読了時間20分企業や面接官ごとに聞かれる質問は変わってきます。ですが、どの企業でも共通して聞かれるであろう質問をまとめたのが本記事になります。本記事に掲載してある質問を事前に答えられるように準備することで面接の通過率が上がるはずです。本選考の面接で共通して聞かれる質問って?一次面接、二次面接、最終面接ってそれぞれどのようなことが聞かれるの?本記事はこちらから→なぜ企業はそもそも面接試験を実施するのでしょうか。受験の様にペーパーテストだけで優劣をつけたりしないのはなぜでしょうか。本記事では企業が面接試験を実施する理由を本質的に解説しています。本記事を読むことで、「あなたを動物に例えると?」「あなたを色に例えると?」などの想定していない質問がなぜされるのか、その本質が見えてくるはずです。面接試験ってなぜ実施されているの?面接で問われているのは”普段から”考える力だって知ってましたか?定型文を用意した面接対策を実施していませんか?本記事はこちらから→ES・面接問わず、選考過程で必ず一度は聞かれるのが”志望動機”です。自己分析や業界研究を重ねて作った志望動機がなかなか評価されなかったという経験が一度はあるのではないでしょうか。なぜ渾身の志望動機が評価されないのか、それは自身の経験に基づいているものではないからかもしれません。面接を受ける直前に読み返したい内容になっています。渾身の志望動機が評価されなかった経験に基づいた志望動機を話せていますか?本記事はこちらから→企業に伝えるべき5つの強みを知っていますか?面接官に「今から自己PR」をしてくださいと聞かれた時に論理的に順序立てて説明できているでしょうか?unistyleでは自己PRで伝えるべき強みを5つ、そして伝える際のフレームワークとして5つのフレームを考えています。本記事を読み込むことでESから面接の自己PRまで一括して対策をすることができます。企業に伝えるべき5つの強みとは?自己PRを効果的に伝える5つのフレームとは?自己PRに自信がない…本記事はこちらから→内定を獲得した後に読んでおきたい記事:目安読了時間20分:目安読了時間7分:目安読了時間15分就職活動をしているとどうしても”就社活動”になってしまっていませんか。希望する会社に入って5年後10年後自分が社外からどのような評価を得ているかを想像したことがあるでしょうか。本記事では入社後5年10年で自身がどれほどの市場価値を持った人材になっているかについて測る指標としてキャリア採用ページを用いています。自己完結しがちなキャリアプランに客観的指標を加えてみましょう。就職活動ではなく就社活動になっていないか5年後10年後の自分の市場価値を考えたことがあるか本記事はこちらから→就職活動では所謂入社難易度の難しい企業に入社した学生が勝ち組と見られる風潮がまだあります。入社難易度の高い企業に入社することで周りからは羨望の眼差しを向けてもらえるかもしれません。ですが、長期的な目線で見たとき、入社難易度だけで選択するのは本当に幸せだと言うことができるのでしょうか。本記事では”鶏口牛後”をキーワードにキャリア選択の一つの考え方を提示しています。内定を獲得した後にこそ読んでいただきたい内容となっています。難関企業への内定が人生の勝ち組?キャリアにおける鶏口牛後とは?あなたの会社選びは人のモノサシで選んでいませんか?本記事はこちらから→内定を獲得してホッとしたのも束の間、改めて考え直して欲しいことがあります。それはなぜ”就職活動”を始めたのかということです。内定を獲得することは中間点であってゴールではありません。ですが、就職活動を行なっているとどうしても内定獲得がゴールになってしまいがちです。内定を獲得した今だからこそ、なぜ就職活動を始めたのか、自分は何が成し遂げたいのかを振り返ってみるべきでしょう。内定を獲得したらもう一度就職活動を始めた頃を思い出してみようなんで今の会社を受けようと考えたのか振り返ってみよう本記事はこちらから→納得した意思決定をする為にも複数内定を獲得することは大切です。ですが、複数内定を獲得した後にどのように企業を選ぶべきなのかは就職活動で一番難しい問題であると言っても過言ではないでしょう。本記事では複数内定を獲得した後にどのように意思決定をするべきなのか、”マトリックス表”を用いる方法を紹介しています。また、企業選択のNG例も紹介しているので複数内定で迷っている就活生に必見の内容となっています。複数内定の中からどのように選択するのか企業選択でのNGとは本記事はこちらから→その他読んでおきたい記事:目安読了時間7分:目安読了時間7分:目安読了時間10分:目安読了時間5分「就職活動って運ゲーだよねー」これ本当でしょうか。ESやwebテスト、面接などの評価はブラックボックス化しており、明確な合格点が見えないことがこのような発言の元になっているのかもしれません。だからといって、単に就職活動を運と結びつけて語ってもいいのでしょうか。本記事では、就職活動での運と相性について「人事を尽くして天命を待つ」をキーワードに掘り下げています。就職活動を運と相性で片付けてしまってもいいのか就職活動は運要素が強いのではないか本記事はこちらから→就活は情報戦という言葉を耳にします。企業説明会やネットで得た情報など就活生は大量の情報に触れることになります。大量の情報と向き合う中で大事なのは必要な情報を取捨選択することでしょう。本記事ではunistyleを徹底的に使用して就活を無双した弊社の元インターン生のunistyleの活用法を紹介しています。ぜひ本コラムと合わせて読んでいただけたらと思います。unistyleを100%活用するには量よりも質は量をこなしてから?正しい情報との向き合い方とは?unistyleの記事を読むだけで終わっていませんか?本記事はこちらから→総合商社や外資系企業、メーカー志望の学生の多くに共通しているのが”グローバルに働きたい”ではないでしょうか。実は、この就活生が話しがちな志望動機である”グローバルに働きたい”は大きな穴があります。本選考で”グローバルに働きたい”とうっかり話してしまわない為にも本記事は必読です。将来グローバルに働きたい志望動機がグローバルに働きたいグローバルに働くを明確に落とし込んでいますか?本記事はこちらから→企業ブランドや知名度だけで入社先を決めるのは良くないと聞きますがそれは何故なのでしょうか。複数内定を獲得した後に1社をいざ選ぶとなると、どうしても知名度やブランドも捨てられません。もちろんブランドや知名度も大切ですが、大切なのは4月にはその会社に入社して働いているということです。ブランドや待遇などで企業を選んでしまいそうな時にもう一度読み直したい記事です。業界トップだけをエントリーしていませんか?ブランド就活をしていませんか?本記事はこちらから→さいごに数あるunistyleの記事の中から自身が就活生だったときに特に参考にした記事を厳選し、コメント付きでまとめさせていただきました。何が正解かわからないなかで自分なりの答えを探さなくてはならない就職活動は、人生における最も難しくかつ重要なイベントです。答えのない就職活動だからこそ、就職活動を通して”それぞれが自分らしい生き方を支える自分独自の考え方”を確立してほしいという思いからunistyleは生まれました。就活生のみなさん、unistyleを徹底的に使い込みましょう!皆さんの就職活動が実りあるものになるよう、陰ながら応援しています!【関連記事】 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半沢直樹なんていない!?現役銀行員が半沢直樹に共感できる点・できない点 半沢直樹なんていない!?現役銀行員が半沢直樹に共感できる点・できない点 某地方銀行員のKです。TBSのドラマ「半沢直樹」が大評判であり、8月11日に放映された第5話では、29%もの高視聴率を叩きだしました。そこで、実際どうなの?本当なの?って部分をお伝えできればと思います。1.リアルだなと感じるところ銀行員から見てもリアルだなと感じるところは3つあります。1つ目に「数字」を求められている所です。これは第一話最初に出てくる案件会議での「あと5億円足りない」という部分に出てきます。前回(https://unistyleinc.com/columns/53)もお伝えしたように銀行員は「数字」が求められノルマの「未達」ということは非常にあり得ない事態なのです。銀行員はあのシーンでチャンネルを変えたのではと思います。(実際に私の上司は変えたとのこと)2つ目は「上司からの詰められる」所です。特に、支店長や他役員から半沢直樹が詰められているシーンは実際あります。失態を犯してしまった先輩が個室にて2時間監禁、辞表を書かされ、支店長に報告させられていたなんてこともありました。3つ目は「独特の世界観」です。銀行には独特の文化や習慣があります。支店長からの嫌がらせや裁量臨店、監査などは非常にリアルだと思います。この点については上手く文字にできません。気になる方は是非銀行へ(笑)基本的に作者はメガバンク出身の方らしいので、銀行の内部に関しては非常に良く描けていると思います。2.ズレていると感じる部分もちろん、物語なのであり得ないでしょという部分はあります。何と言っても「半沢直樹」は存在しないということです。当たり前ですよね。フィクションですから。なぜ、存在しないかというと銀行は「上司や人事の評価が絶対」だからです。上司に逆らって出世する人はいません。一般事業会社でも同様かも知れませんが、銀行では特に上記の風土が顕著です。上司が「左」と言えば「左」、「右」と言えば「右」です。旧日本軍なんて先輩は言っていましたが、確かにそうだと感じます。3.最後に実際に、毎日「半沢直樹」のような世界かと言うとそうでもありません。上司によっては最高の環境のところもありますし、実際にクソな上司はそこまで多くありません。大抵は全うな人です。人をマネジメントする立場にあるので、能力や人望がなければ部下は付いてきませんよね。半沢直樹の世界だけで「銀行は嫌だ」と短絡的になる判断するのは正直馬鹿です。その点は自分のキャリアなので慎重に判断すべきであり、あくまでも「物語」として見るのが良いと思います。photobySteveCadmans 44,184 views

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