【20卒上智理工学部】デニナギくんの就活体験記vol.3|2018.9 interview
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最終更新日:2023年10月03日
毎月行っているデニナギくんへのインタービューも今回で3回目になります。
前回まではインターンに参加するためにES提出やGD選考を受けたりしていました。インターン参加前後での変化や就活全般に対する気持ちの変化などはあったのでしょうか。
上智大学 デニナギくんの履歴書
デニナギくんの履歴書
└男性
◆大学
└上智大学理工学部に現役入学。
◆趣味
└サッカー(小学4年から現在まで)。ポジションはボランチ。プレーするだけでなく観戦するのも好き。
◆サークル
└サッカーサークル。週3回の活動や大会合宿にも積極的に参加している。
◆アルバイト
└飲食チェーン店で大学1年生から働いている。主にホールを担当、たまに調理も行う。2018年2月からベンチャー企業のインターンをしている。
◆留学
└なし。海外経験もないが、海外で働くことに対して漠然とした憧れはある。
◆資格
└特になし。TOEICも受けたことがないが、今後受けようと考えている。
◆就活をはじめた時期
└2018年6月頃
◆志望業界
└現段階では定まっていない状況。何に興味があるかも分からないため、インターンを通して探そうと考えている。
◆希望職種
└こちらも明確に定まっていない。ただ、自身の適性を鑑みて、営業は向いていないと感じている。
本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。
8月の活動を振り返って
インターンへの参加
「前回はインターンの選考を受けていたけど、その後はインターンに参加できた?」
「合計5社のインターンに参加しました。」
「前回のインタビューで聞いた時は幅広い業界に応募していたけど、実際に参加したインターンはどのような企業だった?」
「NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、三菱UFJインフォメーションテクノロジー、日本政策金融公庫、全日本空輸です。」
「IT、金融、航空という感じだね。インターンに参加してみて業界や仕事に対する理解が深まったと思うけど、行きたい業界などは定まってきた?」
「いえ、行きたい業界は定まりませんでした。むしろどの業界もおもしろいなと思ってしまって選ぶのがより難しくなってしまいました。(笑)」
「なるほど、どの企業のインターンも良い内容だったんだね。ちなみに参加した中で一番魅力的に感じた企業はどこ?」
「NTTデータですかね。他のインターンは1dayだったのに対してNTTデータでは4日間だったこともありますが、業務体感ワークで取り組んだ内容もおもしろかったですし、社員さんも良い人が多く会社の雰囲気的にも魅力に感じました。」
「それは良かったね。やっぱり1dayよりも実施期間の長いインターンの方がその企業の事をよく知ることができるよね。今後も是非そういったインターンに参加してみてください。ちなみに日本政策金融公庫、全日本空輸のインターンはどうだった?理系のデニナギくんにとっては少し遠い業界だと思うけど、どの辺がおもしろいと思ったの?」
「日本政策金融公庫では銀行の業務体感ワークをやりました。もともと銀行の仕事がどんなものか知らなかったのですが、ワークを通して理解を深めることが出来ました。銀行の仕事は金融の知識がかなり必要になるので難しい印象を受けたのですが、やりがいがあって面白そうだなと思いました。全日本空輸では説明を聞く時間がほとんどで、途中グループワークを何度か挟むというような形式でした。職種やビジネスモデルの説明などを聞き、こちらも業界への理解が深まり興味が湧きました。」
・3業界、5社のインターンに参加
・どの会社も良い内容で、志望業界を絞ることはできなかったが選択肢が増えた
インターン以外の活動
「前回はプログラミングの長期インターンに参加したいと話していたけど、インターンの参加以外に何か最近やっていることはある?」
「8月に応募していた長期インターンの選考はいくつか受けたのですが、面接等で落とされてしまいました。原因は現時点でのプログラミングスキルがないことだったので、それを克服しようと思い独学でプログラミングの勉強を始めました。」
「いいですね。自分でスキルを身に着けて長期インターン等で働くことが出来れば面接でも話せそうだしね。独学って具体的にはどんな感じでやってるの?」
「先輩から紹介してもらったサイトを使って勉強しています。時間のあるときに少しずつ取り組んでいます。」
「なるほど。ではその勉強以外で他に何かやっていたことはある?」
「四谷会という上智大学の就活支援を行っている会に入りました。就活イベントを紹介してくれたり、OBや内定者の方とコンタクトが取れたりするのでこれから活用していこうと思っています。」
・長期インターンでの採用は決まらなかったものの、独学でプログラミングの勉強を始める
・大学の就活支援団体に加入し、これから利用していく予定
8月と9月を比較した変化
志望業界
「インターンを何社か受けてみて、志望業界などは定まってきた?」
「いえ、まだ何をやりたいのかがそこまで明確になっていないので定まってはいないです。しかしインターンに参加したり企業研究をしたりしていたことで、様々な業界を知ることができました。そのおかげで気になる業界も増えました。」
「どんな業界に興味が出てきた?」
「インターンに参加したIT、銀行、航空業界に加えて、放送や広告業界も面白そうだなと思いました。秋冬のインターンではその辺の業界にも参加したいと考えています。」
自己PR・ガクチカ
「前回はガクチカなどで話すネタについて悩んでいたけど、その後変わったことはある?」
「あまり変わっていないですね。先ほど話したプログラミングの勉強が捗ればいいなと思っていますが、それくらいです。また引き続き長期インターンには応募していこうと思っています。」
・業界研究を進めたことで広告や放送業界など他の業界にも興味が出てきた
・自己PRなどに関しては大きな変化はないが、今後もめげずに長期インターンには応募していく予定
今就活で悩んでいること
「5社のインターンに参加したり独学を始めたりと、前に比べてだんだん軌道に乗ってきてる印象があるけど最近悩んだりしていることはある?」
「はい、悩みになるかわかりませんが、最近就活に対するやる気がなくなってきています...」
「そっか、インターンも一段落して気が抜ける時期かもしれないしね。(笑)
ということは今はあまり就活での動きはないのかな?」
「そうですね、プログラミングの勉強は一応続けているんですけど、ESを書いたり就活へのといったことはしていないですね。冬のインターンに参加したいとは思っています。」
「やる気がなくなってきている中でもちゃんと勉強を続けているのは偉いね。確かに、冬のインターンの選考が始まる頃にはまた頑張っていきたいね。」
・中だるみの時期でやる気がなくなってきている
・それでもガクチカに繋がる勉強だけは続けられている
unistyle編集部より
デニナギくんへのフィードバック
IT、金融、航空と複数業界のインターンに参加をすることで業界研究を進められていると思います。
前回までデニナギくんは「志望業界が定まっていないのでできるだけ多くの企業のインターンに参加して考えていきたい」と話しており、それはおおよそ達成できているので本人にとっては良かったと思います。
夏のインターンが一段落し、今後やるべきことは志望業界・志望企業を絞っていくというところだと思います。
本人が「インターンや業界研究を通して、どの仕事も面白そうだと感じて会社を選ぶのが更に難しくなった。」と話していたように、ある程度業界理解が深まっている反面自分の一番やりたい仕事を選ぶということがまだできていませんでした。
そんなデニナギくんには自己分析が必要だと思います。自分にはどのような仕事があっているのか、何にやりがいを感じてきたのか、自分が将来どんな仕事をしたいのか等を考え、それを踏まえて企業とのマッチングをしていって欲しいと思います。
また、インターン以外の活動としてプログラミングの独学を始めたのは素晴らしいと思います。
長期インターンになかなか採用してもらえなかったですが、そこから原因を分析し、行動に繋げることができていることができています。考えるだけでなく行動を起こせたことは選考でも評価されると思います。
長期インターンとしての採用という結果を出すことができればガクチカや自己PRとして話せるものになると思うので、これからも勉強に励んで欲しいと思います。
最後に、今はやる気が無くなっていると話していましたが、それに対してはまだそこまで気にする必要はないと思っています。今はインターンの参考等もあまりない時期です。一度リフレッシュするなどして、冬のインターンまでに再びスイッチを入れて貰えると良いかと思います。
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