マスコミ内定者が語る好きだからという志望動機で重要な3つのこと

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最終更新日:2023年10月31日

マスコミ内定者が語る好きだからという志望動機で重要な3つのこと

映画大好き16卒内定者です。映画関連の仕事につくことになりました(予定)。

unistyleのこの記事(「好きだから」では評価されない!?大手企業内定者の志望動機の作り方とは )にもありましたが、「好きだから」という志望動機で評価されるのは結構大変です。

ここでは個人的な経験として、「好きを仕事にする」ために重要なことをいくつか挙げたいと思います。

1. コンテンツを消費するだけでなく、実際に作ってみる!

私は映画好きが高じて映画サークルに入って映画を作っていました。
この経験を通して、大変なこともあったけど(むしろ大変なことばかりでした)、
やっぱり映画が好きで作り手側にいきたい気持ちが強くなりました。

自主制作のコンテンツにはプロならではの制限がない反面、限界もあります。
たとえば自主制作映画なら
・お金がない(機材もショボい)
・ストーリー適当
・役者はそのへんの人
というのがあります。

自分で作ったうえでプロの作ったものと見比べると、役者や予算、演出、宣伝の重要性が身に迫ってわかってきます。
私はそこで、プロの世界に入りたいと思いました。
しかし、プロでは自主制作に比べ、役割がより細分化されており、「その道のプロ」というのがいます。
一人につき一つの分野のプロフェッショナルになるのが普通です。監督なら監督、カメラマンならカメラマン・・・
自主制作映画では「プロデューサー兼監督兼カメラマン兼編集兼脚本兼役者」などとなりがちですが、プロになるならばどれか一つを選ぶ必要があります。
私はそれを考えたときに、自分でどういうものを作るかを決め、好きにお金を動かし、全体を統治する立場に行きたいと思いました。
そこで、プロデューサー志望になったのです。

本選考とインターンの締め切り情報

2. その道のプロの話を聞きに行く!

私が実践したことは
・邦画の製作プロデューサーの方に話を聞く
・プロのカメラマンの方に講習を開いてもらう
などです。

実際にプロとしてご飯を食べてる人の話を聞いて、業界の仕事の様子をリアルにイメージできるようになりました。

プロも現状に不満を持っています。それを聞くことは、自分のキャリアを考えるきっかけになりました。

「そうは言ってもプロと会う機会なんてそうそうないよ・・・僕理系だし」

そういう方もいるかもしれませんね。私も最初はまったく映像業界にコネなんてありませんでした。プロとつながるまでの人脈作りに必要なのは、まず自分から、そのコンテンツに近い、新しい環境に飛び込んでみることです。

私にとっては映画祭のボランティアがそのきっかけになりました。プロから仕入れた知識は、面接でも武器になります。他の就活生との決定的な差別化になるからです。

3. 業界の課題や問題点について解決策まで考える!

これをするようになったのは、日本映画界の問題点について彼氏にいっちょまえに文句をたれていた時に、
彼氏に「じゃあどうすればいいんだ。どうにかできるのかお前は」と激ツメされ(ちなみに彼氏は理系の研究者志望)、「そこまで言わなくてもいいじゃん!」と逆切れして号泣したという事件がきっかけです。

ふと冷静になり、「いや実際彼の言うとおりだな・・・解決策を考えられないのに作り手のプロになるなんて無理だよな」と考え直したのです(彼氏に感謝)。

そこから、映画などコンテンツビジネスについての本を読んだり、映画関係のニュースをよく観て、自分なりの意見を持つという活動を始めました。

みなさん日本映画の問題点は、わりと気付いているのではないでしょうか。
・高すぎる入場料
日本では学生で1500円。しかしアメリカでは500円で観られます

・低予算、低いクオリティ
日本映画の平均予算は1億円。ハリウッドでは数十億が基本です

・海外ロードショーの少なさ
世界何十ヶ国で上映されるハリウッド映画と比べ、日本映画は国内で上映しておしまい、がほとんど

・実写映画の多さ
オリジナル映画がほとんどなく、漫画や小説の実写化ばかり。

ではこういった問題点はなぜ引き起こされるのか、どうやったら解決できるのか。そこを考えるのが重要になってきます。

日本映画とハリウッド映画の予算の違いはどこからくるのか?資金の調達源が違うのか?
日本映画の製作者はどのようなことを念頭に置いて映画を作っているのか?
実写化は誰にとってメリットがあるのか?
最近テレビ局が映画に多く関わっているが、その理由は?

など、こういった観点で勉強をしたり考察をしたりしてみると、業界の理解につながると思います。
本で得る知識に限界がある場合は、上記のようにプロの方に聞いてみるのが一番です。

最後に

いかがでしたでしょうか。

コンテンツを消費する人というのはたくさんいます。みなさん生きていれば日々なにかしらのコンテンツを消費しています。
本、漫画、映像、広告のクリエイティブ・・・。

この「その他大勢」から抜け出した就活生になるためには、一歩踏み出して自発的に勉強したり、新しい環境に飛び込むことが必要になってきます。

勇気を出して踏み出してみてください。最初は絶望するかもしれません。でもその先に、自分が目指すべき改革の道が見えてくるはずです。

photo by Satya Murthy

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【20卒上智理工学部】デニナギくんの就活体験記|2018.7 interview 【20卒上智理工学部】デニナギくんの就活体験記|2018.7 interview 6月から大手就職サイトがインターンシップサイトという形でオープンされたことを皮切りに、20卒の皆さんも少しずつ「就職活動」をはじめているのではないでしょうか。今回は上智大学理工学部のデニナギくんに2018年7月にインタビューした内容を掲載します。本記事で同じ20卒の就活生が、今何をしていて、何に悩み、今後何をしようとしているのかが伝わり、少しでも皆さんの就活の役に立てればと思います。上智大学デニナギくんの履歴書デニナギくんの履歴書◆性別└男性◆大学└上智大学理工学部に現役入学。◆趣味└サッカー(小学4年から現在まで)。ポジションはボランチ。プレーするだけでなく観戦するのも好き。◆サークル└サッカーサークル。週3回の活動や大会合宿にも積極的に参加している。◆アルバイト└飲食チェーン店で大学1年生から働いている。主にホールを担当、たまに調理も行う。2018年2月からベンチャー企業のインターンをしている。◆留学└なし。海外経験もないが、海外で働くことに対して漠然とした憧れはある。◆資格└特になし。TOEICも受けたことがないが、今後受けようと考えている。◆就活をはじめた時期└2018年6月頃◆志望業界└現段階では定まっていない状況。何に興味があるかも分からないため、インターンを通して探そうと考えている。◆希望職種└こちらも明確に定まっていない。ただ、自身の適性を鑑みて、営業は向いていないと感じている。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。大学入学までデニナギくんの高校生活「はじめまして。今回は密着型インタビュー企画に協力いただき、ありがとうございます。早速質問していこうと思うのですが、デニナギくんはどのような高校生活を送っていましたか?」「地元でも有数の偏差値の高い高校に入学したこともあって、高校1年生の頃から予備校に入って勉強はしていました。サッカー部に所属していたので、1、2年生の時は、そこでの活動に力を入れていました。仲の良い友達もサッカー部がメインでしたね。3年になって部活を引退すると、2つの予備校通って大学受験のために勉強に打ち込みました。」なぜ今の大学に入学したのか「大学受験に向けてかなり勉強を頑張ったみたいだけど、そもそもなぜ上智に入学しようと思ったの?」「上智に入った理由は他の大学に落ちたからという消極的な理由ですね。もともとは、東工大の機械系の学部が第一志望だったのですが、落ちてしまいました。他には早慶の理工学部と千葉大の後期を受けていたのですが、それらも落ちてしまったので現役で上智に行くことにしました。」・高校では、サッカーに打ち込む。勉強に関しても疎かにすることなく、全体の真ん中くらいの位置をキープ。・第一志望の東工大に落ち、一度は浪人を考えるも特段東工大に対するこだわりはなく、かつ浪人して私立には行きたくなかったため、安全策を取り上智大学を選ぶ。大学入学~これまで取り組んでいる学業「理系ということですが、大学ではどんなこと勉強してる?ゼミとか研究室には入ってるの?」「ゼミは4年から本格的に始まるので、今はまだですね。大学の授業も何かに特化して勉強するというよりは、C言語やJavaのプログラミングといった情報系の勉強や、通信系、数学、化学等々幅広く勉強しています。狭く深くというよりは広く浅く勉強しているので、専門性といった観点でいうとそこまでないかもしれません。4年次に何を専攻するかを決めてそこから深く勉強していくみたいです。」「文系と比較して、理系は授業だったりテストだったりが大変なイメージだけれど、そこらへんはどう?単位に関してもどんな感じかな?」「3年の今に関して言うと、週に4日学校に行って一日3コマ程度を受けているような感じです。授業も実験や必修が多いので出席だけするとかはあまり出来なくて、結構忙しいです。ただ後期になるとゼミと研究室だけになるので、学校に行くのも週に2、3回程度になりますね。課題についてはあんまり多くないので前日にちょっとやれば十分なんですが、テストが少し重めなのでしっかり勉強しないとヤバイかもしれません。単位に関してはあと40単位くらいなので余裕です。」「授業にもしっかり出てるってことだけど、就活との両立ってできそう?教授によってはあまり就活行かせてくれないみたいなことも耳にするけど。あと、4年になって研究室に入ると思うんだけど、院進とかは考えてないの?」「それは教授によりけりなのでなんとも言えませんね。院進に関しても考えたことはあるんですが、特にこれを勉強したいというものもないので積極的には考えていません。もし就職できないみたいなことがあれば考えるかもしれませんが。」サークル・部活動・アルバイト「所属しているサッカーサークルでは何か役職には付いてる?活動頻度やサークルの規模感についても教えてください。」「書類管理係のようなことはしているのですが、特にこれといった役職はありません。サークルの規模感については、70人くらいでそのうち25人程度が積極的に参加しているような感じです。活動頻度は週に3日で、年に4、5回大会合宿があります。僕自身サークルに関しては積極的に参加していますね。」「サークルの他にアルバイトも大学1年生からやっているみたいだけれど、そこではどんなことしてるの?」「飲食店のアルバイトでは、主にホールをやっています。ただそろそろやめようかなと考えていて、今はちょうどプログラミングのインターンを探している最中です。」「プログラミングっていうのは、やっぱり専攻が関係してるの?」「そうですね、学部の勉強を活かしたいというのが大きいですね。実際に授業でプログラミングをやってみて適性もあるかもしれないと感じています。将来的に専門性をつけられたらいいなというのもあるので、やってみようと考えています。・大学では、勉強の他に飲食店のアルバイトとサッカーサークルの活動に取り組んでおり、現段階ではこの2つがガクチカになるかと思われる。(ガクチカはサークルでサッカーを教えたエピソードを書いている。)・大学でサッカー部に入ることも一度は考えたが、アルバイトの時間や遊ぶ時間が取れないと思い断念。・今現在、志望業界ややりたいことは決まっていないものの、学部の勉強と関係のあるプログラミングのインターンを検討しており、自身の専門性を磨きつつ就活に臨もうとしていることが伺える。就活を意識しはじめた時期と出来事就活をはじめたキッカケ「就活に関して質問していきたいのですが、就活をはじめたキッカケはなんですか?時期だからというのもあると思うけど、それ以外に理由や背景があれば教えてください。」「時期が来たからというのが大きな理由ではあるのですが、それ以外だと親がうるさいっていうのもありますね。」「そうなんだ。親御さんはどういうことを言ってくるの?」「就活が早期化しているから早めに動いた方が良いってことはよく言われます。他には、インターンに言ったほうが良いとかそういうことですね。」「なるほど〜。就活が早期化しているのはよく新聞等でも言われているし、インターンが選考に直結していることも少なくないから、親御さんがそう言うのも分からなくはないなあ。ところで、周囲の友達は就活に対して意識高く動いてる?」「それはあまり感じませんね。みんな今インターンのESを出し始めたような感じです。なので周囲を見てても特に自分が遅れているという意識はありません。ただ、自分が何をやりたいのかが明確になっていないので、その点については少し焦りを感じています。」・自身で能動的に就活を始めたと言うよりも、親や友達等周囲の影響が大きい。・周りと比較して焦っているというより、今現在やりたいことがないことがないことに焦っている。デニナギくんの企業選びの軸「就活をしていく中で今後よく問われることになると思うけど、企業選びの軸ってある?」「それが全然イメージできてなくて、、、、。今自分が何をやりたいかも明確になっていないような状況です。正直なところ、何もやりたいことがないので、軸も何もという感じです。焦りは若干感じてます。」「なるほど。でも、就活を始める前からこれをやりたいっていうことがある人の方が少ないと思うし、それも当然なことのような気がするけどね。多くの人は自分がやりたいこととか興味を持てることを探すためにまず動いてみるという感じだと思うよ。だからデニナギくんの今の状況も全然ネガティブに捉える必要はないと個人的には思うけど。ただ、やりたいことがないにしても、漠然とでもいいから将来こうなりたいみたいなイメージは持ってる?」「本当にざっくりで恥ずかしいのですが、給料と人に関しては大切にしたいなと考えています。毎日ハーゲンダッツを食べられるくらい稼げれば良いなとは思ってます(笑)。」「ハーゲンダッツを毎日食べられるくらいね(笑)。給料と人に関してはそれぞれ具体的に何歳までにいくら欲しいとかこういう人と働きたいとかっていうのは固まってるのかな?」「給料は日常生活を不自由なく送ることができて、たまに贅沢ができれば良いと考えているので具体的な数字にまでは落とし込めていません。人よりちょっと多いくらいあればいいかなとは考えています。人に関しては、言い方はあれですが変な人がいないところが良いです(笑)。意識高い人が多い企業や営業バリバリやるぞみたいな人が多い企業は苦手だなと思ってます。」「聞いているとまだまだ具体的に落とし込んだり、言語化できていないような段階だね。今やりたいことを見つけたり、自分の軸を言語化したりするために何か意識的にやっていることとかはあるかな?」「やりたいことを見つけるために、長期のプログラミングのインターンを始めたり、企業の短期インターンに参加したりしようと考えています。自分一人で考えていても何も生まれなさそうなので、実際に行動してみようとは思っています。」・将来やりたいことは定まっておらず、同様に軸に関しても固まっていない。・漠然と将来こうなりたいというイメージはあるもののそれを本当に重視しているのかは疑問。給与に関してもそこまで強いこだわりがあるとの印象は受けなかった。・就活の軸を明確化させるためにもまずは動いてみるしかないと考えている。やり取りからも本人の焦りや不安というのが伝わってきた。7月現在、志望している業界や職種志望業界「これまでいろいろと話を聞く限り、志望業界に関してはまだまだ定まっていなさそうな印象を受けたんだけど、実際のところどんな感じかな?」「その通りです。まだ志望業界に関してもまだ何も決まっていないような状況です。まず、業界に関しても知識不足だと感じているので、業界を知るところから始める必要があると感じています。」志望職種「じゃあ、志望職種に関してもまだ決まっていないと思うけど、どういう働き方をしたいとかそういうのは現段階である?」「転勤はしたくないですね。高校まで首都圏で暮らしてきたので、就職でも東京を離れたくはないです。職種に関して言うと、先程も申し上げたように営業はやりたくないし、適性もないと思ってます。大学での専門性を活かすことができるプログラミング系の仕事もいいなとは考えています。あと、転職とかも全く考えていないので、年功序列で定年まで安泰な企業に就職したいというのはあります。」・志望業界に関しても定まっていない。そもそもどのような業界があるのかについてもまだ把握できていない。・職種に関しても同様に決まっていないが、漠然とではあるが専門性を活かした働き方ができれば良いと考えている。7月にやろうと思っていること「7月には何をやろうと思ってる?聞いてきた限りだとインターン選考への参加が主な動きになってきそうだけれど。もしそうであれば、具体的にどんな企業を受けているのか選考状況も併せて教えてくれるかな?」「はい、インターンのES提出や面接がメインになってくると思います。インターンのESに関しては、現段階で6社提出しました。企業名を出すと、三菱電機、ソニー、NTTドコモ、NTTデータ、ADK(アサツーディ・ケイ)、野村総合研究所です。選考状況に関して言うと、三菱電機とソニーはES落ちしてしまいました。NTTドコモは次がGDで、その他はESの結果待ちというところです。あと、これから楽天、博報堂、キヤノンについてはESを出す予定です。」「あまり業界に一貫性を感じないけれど、どういう基準で提出してるのかな?」「幅広い業界を見るために業界に縛られることなく幅広くESは提出しています。正直なところ、知っている企業を締め切り順に出していっているような感じです。」・インターン提出企業は業界で絞るということはせずに幅広く提出しているが、とりあえず聞いたことのある企業に提出するという、業界研究という観点からするとやや非効率とも思えるやり方を取っている。・その企業に興味があって出しているというよりも、今やるべきことが定まっていないがためにとりあえずESを提出しているような状況。今就活で悩んでいること「これからインターン選考が本格化してくると思うけど、就活で何か悩んでいることはある?」「何に悩んでいるのかも分からないというのが今の状態です。何かしなければいけないという焦りがあるのですが、何から手をつければ良いか分からないといったところです。」「確かに、話を聞いていてそれは感じたな〜。時期が来たから就活を始めてはみたものの、何をやれば良いのか、自分が今どのような状況にあるのか等々、就活の全体感や自分の状況について理解できていないような状況だよね。」「はい。ガクチカは何をどのように書けば良いのか、業界研究のやり方はどうやるのか、面接やGDの対策の仕方等々就活に関しては分からないことだらけです。そもそも就活が今後どのようなスケジュールで進んでいくのかについても把握しきれていません。」・就活に際して何から手を付ければ良いのか分かっていない状況。若干の焦りは感じている。・今の悩みを解消するために、どのような媒体を使えば良いかや誰に聞けば良いか等々、そもそも問題解決の方法から把握できていない。unistyle編集部よりデニナギくんへのフィードバック就活に関しては、まだまだこれからとの印象を受けます。周囲に流されてとりあえず始めてはみたものの、今何をすべきなのか、就活がどのようなスケジュール感で進んでいくのか等々、全てにおいて未だ理解が不十分な状態であるといえるでしょう。志望業界や職種に関しても定まってはおらず、業界に関しては絞り込む前にそもそもどのような業界があるのかを知る必要があると言えます。業界を知らずして、受ける企業を決めていくのはまず不可能でしょう。デニナギくんは業界や企業に関する情報が欠如しているために、インターン提出企業についても自身の知っている企業、聞いたことのある企業にとりあえず片っ端から出していくというような形になってしまっています。このやり方が必ずしも悪いという訳ではありませんが、就活におけるゴールを「内定獲得」であると考えたときには、非効率的なやり方と言えるでしょう。この時期から動き出し、インターン選考に積極的に参加している点は良いと思いますが、本選考を見据えて戦略的に動くことができるとインターン参加もより意義のあるものとなるでしょう。そこで、まずデニナギくんには、以下のunistyleの記事に目を通すことを勧めたいと思います。「何から取り組めば良いかわからない」方が読むべき記事3選はこちら【1】【2】【3】何から始めれば良いか分からない方は、まずは就活全体のスケジュール感を掴むところから始めましょう。その上で、就活におけるゴールは何なのかを考えて、就活における目標設定をする必要があるでしょう。就活におけるゴールは内定獲得であったとしても、中長期的な視野で見たときに内定獲得はゴールではないと考えています。就活に臨むにあたっては、自分自身の経験と向き合い価値観や志向を明らかにした上で、後悔のない企業選びをすることが重要です。次回(8月)までになにをすべきかこのインタビューでは、デニナギくんが「自身の適性や志向を正しく理解・把握した上で志望企業を設定し、当該企業から内定を獲得すること」をゴールと置いています。彼が現段階で行うべきは以下の3つでしょう。◆次回までにすべきこと1.就活スケジュールの把握2.自己分析・業界研究・企業研究3.インターン選考への参加就活スケジュールの把握については上記でも述べました。2の自己分析、業界研究等についてはまずは大まかにやってみることが大事です。細かいところまでやり込もうとすると、途中で諦めてしまうことになりかねないので、始めはさらっと全体をさらうようなイメージで気負わずやってみてください。その上で、アウトプットの場としてインターン選考を利用しましょう。自分の自己分析や業界研究は十分だったのか、反対にそこまで時間をかける必要があったのか等々の振り返りをすることが大事です。夏のインターン選考では、ESや面接で落ちることも多々あるでしょう。ただ落ちることを怖がって、選考に参加しないということだけは控えましょう。何度も落ちて、自分自身を見つめ直したり、志望動機をブラッシュアップしたりということを繰り返していくことこそが、最終的に内定獲得に繋がります。インターン選考参加に当たっては完璧な準備をしようなどとは考えず、現状の力試しで受けてみるくらいの心持ちで良いかもしれません。●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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【業界研究|プラントエンジニアリング編】特徴・魅力・代表企業を解説 【業界研究|プラントエンジニアリング編】特徴・魅力・代表企業を解説 こんにちは。プラントエンジニアリング業界内々定のTと申します。今回は、就職を控えている学生の皆様に「プラントエンジニアリング業界」について紹介します。私のことを簡単に自己紹介すると、「地方国立大学理系院生・自由応募・TOEIC500点・非留学・英語しゃべれない・非体育会系」という、ごく「普通」な学生です。スペックなんかぜんぜん高くありません。内々定先はプラントエンジニアリング専業三社(日揮・千代田化工建設・東洋エンジニアリング)の中の1社です。就職活動中は上記3社とメーカー、広告代理店を受けていました。今回は私自身の経験を元に"プラントエンジニアリング業界の業界研究に役立つ情報"を提供したいと思います。本記事の構成プラントエンジニアリング業界を志望したきっかけプラントエンジニアリング業界とはプラントエンジニアリング業界で働くメリットプラントエンジニアリング業界大手3社とその特徴∟日揮∟千代田化工建設∟東洋エンジニアリング最後にプラントエンジニアリング業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介プラントエンジニアリング業界を志望したきっかけこの業界を知ったきっかけは、大学で開催された就職活動説明会で日揮内定者の先輩と話をしたことがきっかけでした。他にも多くの企業を見たのですが、一番仕事をアツく語っていた点が印象に残り、興味が湧いて業界を調べ始めました。時期はかなり遅く就職活動開始前の11月くらいからです。もともと好奇心が強い割に飽き症であるため、学生時代は研究以外にも幅広い活動に手を出していました。その中でも団体運営など組織を通じて新しい事を企画し、遂行し、結果を残すという一連の仕組みをマネージメントすることにやりがいを感じていました。また、イベントを開催した際、自らの企画が多くの人々に貢献することにも感動を覚え、仕事でもその達成感を味わいたいなと思っていました。こういった背景から「組織やチームで取り組み一つのプロジェクトを達成し、多くの人へ貢献できる(影響する)仕事」に関わり、受注産業であり「工学技術を集結させたカスタマイズ型の仕事」であるため、プラントエンジニアリング業界を志望しようと考えました。プラントエンジニアリング業界とは就職活動生にとってこの業界はマイナーだと思うので、簡単に説明します。プラントエンジニアリング会社の仕事は、簡単にいうと「海外で工場を作る」仕事です。エネルギー(原子力・LNG・ガスなど)・化学・製薬・鉄製製・水処理施設など「工場」とよばれるものは何でも作っていると思えば大丈夫です。顧客は「国や化学メーカー、オイルメジャー」などの大きな組織が相手です。参考:国際石油開発帝石(INPEX)のESと採用HPから考えるINPEXの求める人材-国際石油開発帝石(INPEX)選考対策-就職活動テクニック-→資源開発の大手であるINPEX。プロジェクト事例からINPEXの求める人材を考察し、ES(エントリーシート)で書くべき内容を解説しています。参考資料として内定者のES回答集も載せてありますので是非ご覧下さい。プラントエンジニアリング業界で働くメリット実はこの業界って就職活動生が求めるものが多い業界なんですよ。メリットを簡単にあげると、次の通りになります。確実に海外で働ける!事業規模のスケールがデカイ!給料が高い!ロマン!(地図に残るものを作る)スキルがつく(はず!)それでは、上記の5つのメリットを一つずつ解説していきます。確実に海外で働ける!これは保証します。基本的に日本国内では工場を作ることはほぼなく、発展途上国を中心とした「何もない僻地」で働くことになります。各企業も海外売上比率7割以上、赴任・出張は当たり前の世界です。この点は商社マンと似ています。嫌でも海外に行かされます。事業規模のスケールがデカイ!工場を作るビジネスモデルであるため、地球上で一番デカイ商品を売ることになります。そのため、受注額も1000億円以上だったりと、スケールのデカイ仕事にかかわることができます。給料が高い!給料の話は大事なのでします。年収ラボで見ても平均年収1000万円弱の企業が多く(少なくとも上記の3社はそれくらい貰うそうです。)、この業界の特色として海外手当てが多い点があげられます。若いうちから頻繁に海外(それも比較的危険なエリア)に行くため、手当てがつけられ給料は高くなります。OB訪問で話した先輩によれば、海外1年間で3年分の年収を稼いだらしいです。また、部署によれば勤続年数の半分以上を海外で過ごす人も多いので、給料は自然と高くなります。ロマン!(地図に残るものを作る)やりがいについて話したいと思います。私がこの業界に興味をもったきっかけは「何もない砂漠やジャングルに1万人の人間、10万点の部品を集わせ、グーグルマップ上に載せる」というロマンを感じたことからでした。また、発展途上国に貢献・社会基盤を支えるという人の生活に必要な食料・水・エネルギーの全てに関わる社会貢献度の大きさに魅力を感じました。スキルがつく(はず!)働いてないのでまだわかりませんが、よく学生さんの考える「成長」という面でも満たす点が多い業界だと思います。◆語学力社内外に外国人が多いためメール・文書・会議は一人でも外国人がいると英語です。必然的に英語を使う環境です。また、現場にいけば現地語も交えて労働者と協力しないといけないので、語学力は高くなります。◆タフさ体力的・精神的にかなりきつい業界です。現地の労働者と一緒に汗臭く泥臭く油まみれになって仕事をします。そして海外では週6、6時〜24時まで働きっぱなしが当たり前、宗教・文化・商習慣を受け入れながら仕事をするためカルチャーショックの連続です。多くの人がタフになるそうです。◆コミュニケーション能力この業界の仕事は長い期間で時間管理もままならない外国の方と納期どおりに仕事をしないといけません。そのためマメな情報共有が必要不可欠です。グローバルレベルのコミュニケーション能力は身につくでしょう。参考:総合商社内定を蹴ってエネルギー業界に就職をした理由と納得できる志望動機→何故総合商社の内定を蹴りエネルギー業界へ就職したのか?理系大学院生のインタビューを掲載しています。参考:海外出張への思いを語る東洋エンジニアリング内定者の回答プラントエンジニアリング業界大手3社とその特徴ここでは、"プラントエンジニアリング業界には実際どのような企業が属しているのか"、そして"各企業の特徴"を紹介していきます。今回は「日揮・千代田化工建設・東洋エンジニアリング」の業界大手3社を取り上げ、それぞれ紹介していきます。日揮石油・天然ガスプラントを建設するエンジニアリング業界の国内最大手企業が"日揮"です。日揮は売上の80%以上を海外で占め、最近では、2018年にベトナムで同国最大級のメガソーラー建設プロジェクトを受注しています。また、世界の30%のLNGプラントは日揮が建設したものとなっています。(2018年時点)エンジニアリング業界の国内最大手企業売上の80%以上を海外で占めているより詳細に「日揮」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。千代田化工建設「日揮・東洋エンジニアリング」と並び、"エンジニアリング御三家"と呼ばれている企業が"千代田化工建設"になります。世界中でプラントを建設し、「40ヵ国以上」で建設をした実績があるなど、世界ブランドとしても揺ぎ無い地位を確立しています。また、「LNGの製造プラント」においては、"48%という驚異的な世界シェア"を誇っています。日揮・東洋エンジニアリングと並ぶ「エンジニアリング御三家」「LNGの製造プラント」においては圧倒的な世界シェアを誇るより詳細に「千代田化工建設」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。東洋エンジニアリング"東洋エンジニアリング"の事業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガスから鉄道・発電などのインフラ設備」まで多岐に渡ります。その中でも特に「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っています。海外にも複数の拠点を持っており、ビジョンである“GlobalLeadingEngineeringPartner”を追求しています。業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガス・インフラ設備」まで多岐に渡る「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っているより詳細に「東洋エンジニアリング」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。最後にこのコラムを読んで「プラントエンジニアリング業界」に興味を持ってくれた人がいれば幸いです。多くの学生が求める「海外でデカイ仕事したい」とか「社会に貢献したい」とか満たす点が多い業界だと思います。また、総合商社を蹴って入社する人も少なくなく、知る人ぞ知る業界です。日揮のアルジェリアでの事件のようなカントリーリスクが伴う業界ですが、同じ仕事は二度となく、毎回国も工場の種類も変わる刺激的な業界です。私はこの業界特有の「現場との距離の近さ」が最後の決め手でした。やっぱり頭も使って体も動かして、さまざまな立場の人と一緒に文化祭みたいな達成感を味わいたいと思いました。少しでも共感する点があれば将来のキャリアの選択肢として選ぶことをオススメします。関連記事プラントエンジニアリング業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にプラントエンジニアリング業界志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 196,540 views
就活生必見!unistyleユーザーに聞いた隠れ優良企業43選 就活生必見!unistyleユーザーに聞いた隠れ優良企業43選 就職活動で選考を受けるにあたり、まず必要になるのが選考を受ける企業選びです。しかし、企業はたくさんあり、その中から受ける企業を選ぶのは大変です。就活が終わってから「受ければよかった!」という企業に出会ったという先輩就活生の声もよく耳にします。そこで本記事ではunistyleが運営する就活生向けLINEオープンチャットにて実施した「隠れ優良企業情報」のアンケートを基に、unistyleユーザーがおススメする隠れ優良企業を43社紹介します。就活生目線で選ぶ優良企業ですので、現在就活中の方の参考になる企業があると思います。是非本記事を最後まで読んでいただき、新たな企業との出会いに繋げてください。【就活生に聞いた】隠れ優良企業一覧はこちらから隠れ優良企業をご覧頂くには会員登録が必要です。上記バナーからご登録下さい。掲載企業一覧(全43社)注意点各社の情報はunistyleに寄稿されたデータを基に作成しています。寄稿された当時から変化している可能性もありますのでご参考程度にご覧ください。また、掲載情報はあくまでも就活生から寄せられた情報なため、真偽についてもご自身でご確認をお願いします。掲載内容に質問等があれば『info@unistyleinc.com』までお問合せください。なお、今回のアンケートでは「就活生自身が思う隠れ優良企業」を募集しました。そのため、本記事には就活生それぞれの基準で選んだ企業が掲載されています。記事をご覧になる際にはぜひご自身の就活軸などに照らし合わせながらご覧ください。商社ラクトジャパン三井物産ケミカル金融三井住友ファイナンス&リース信金中央金庫不動産大和証券投資信託委託(大和投資信託)東京流通センターコンサルベイカレントコンサルティングIT、情報通信WorksHumanIntelligence電通国際情報サービス(ISID)東京海上日動システムズJSOLNECネッツエスアイ日本総研情報サービス農中情報システムいい生活JR東日本情報システムスカパーJSAT化学・素材メーカーJX金属トクヤマ三和HDダウ・ケミカル日本住友大阪セメント消費財・化粧品メーカー東洋製罐グループホールディングス電機・精密機器メーカーSMCシスメックス日本光電工業浜松ホトニクスホーチキ株式会社アドバンテストファナックヌヴォトンテクノロジージャパントタニ技研工業広告・マーケティングリサーチD2Cインテージ芸能・エンタメぴあCTW印刷図書印刷その他シモハナ物流YKKAP日本電機工業会京王プラザホテル三井倉庫サプライチェーンソリューション吉野石膏隠れ優良企業一覧商社ラクト・ジャパンunistyleユーザーのおススメポイント・年収が高い(10年目で1000万円程度)・乳原料輸入量トップシェア参考ラクト・ジャパン採用サイトラクト・ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井物産ケミカル・人が良い・働きやすいunistyleユーザーのおススメポイント三井物産ケミカルの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら金融三井住友ファイナンス&リース・業界内で高いシェア・女性活躍推進を掲げており働きやすい環境がある・SDGsなど社会貢献度も高いunistyleユーザーのおススメポイント参考三井住友ファイナンス&リース採用サイトリース業界のリーディングカンパニーが語るリース業界最新動向三井住友ファイナンス&リースの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら信金中央金庫・転勤が少ない・個人ノルマなし・年収1000万を目指せるunistyleユーザーのおススメポイント参考平均年収796万円(四季報より)信金中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら不動産大和証券投資信託委託(大和投資信託)・年収がいい(新卒500万、平均年収850万)unistyleユーザーのおススメポイント参考大和アセットマネジメント「正会員の財務状況等に関する届出書2022」大和証券投資信託委託(大和投資信託)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京流通センター・年収1000万以上・需要の大きい都市型物流倉庫賃貸業unistyleユーザーのおススメポイントコンサルベイカレント・コンサルティング・コンサル業界の中で急成長中の企業で採用人数も多い・年収がいいunistyleユーザーのおススメポイント参考四季報オンライン:ベイカレントが続騰、受注拡大し第3四半期好業績を好感ベイカレント・コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらIT・情報通信WorksHumanIntelligence・ほぼリモート業務とのこと・定時にPCを切るように言われるunistyleユーザーのおススメポイント参考WorksHumanIntelligence会社サイト:WorkLifeMixWorksHumanIntelligenceの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電通国際情報サービス(ISID)・年収1000万もらえると噂・社員が明るく感じのいい方だった・電通グループの安心感unistyleユーザーのおススメポイント参考電通国際情報サービス(ISID)有価証券報告書電通国際情報サービスISIDの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京海上日動システムズ・早くて大学3年の夏に内定をもらえる・内定承諾期限がない・親会社からの案件を扱う(ユーザー系)ため、安心・年収が高いunistyleユーザーのおススメポイント東京海上日動システムズの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJSOL・社員の方の人柄がいい・2023年にオフィスが九段下に移転した・プライム案件(直接受注)が多いunistyleユーザーのおススメポイント参考JSOL:オフィス移転に関するお知らせJSOL採用サイトJSOLの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらNECネッツエスアイ・海底から宇宙まで、と広い事業領域・テレワークもでき、週1出社の人もいるunistyleユーザーのおススメポイント参考NECネッツエスアイ採用サイトNECネッツエスアイの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本総研情報サービス・福利厚生がしっかりしているunistyleユーザーのおススメポイント参考日本総研情報サービス:福利厚生日本総研情報サービスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら農中情報システム・福利厚生がしっかりしているunistyleユーザーのおススメポイント参考農中情報システム:募集要項農中情報システムの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらいい生活・経営陣が優秀・エンジニアのスキルが高いunistyleユーザーのおススメポイントJR東日本情報システム・親会社がJR東日本なので経営が安定している・初任給が大卒234,500円と高めunistyleユーザーのおススメポイント参考JR東日本情報システム:募集要項JR東日本情報システムの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらスカパーJSAT・放送事業だけでなく宇宙事業も行っており、静止衛星数はアジアでトップunistyleユーザーのおススメポイント参考スカパーJSAT:WHOWEAREスカパーJSATの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら化学・素材メーカーJX金属・平均年収1000万円以上・売上高1兆円越えunistyleユーザーのおススメポイント参考JX金属2020~2022年度中期経営計画平均年収1009万円:収縮四季報よりJX金属の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらトクヤマ・年収が高い・福利厚生が充実しているunistyleユーザーのおススメポイントトクヤマの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三和HD・シャッターで高いシェア・年収が高いunistyleユーザーのおススメポイントダウ・ケミカル日本・月給40万円の外資メーカー・同業界で世界第3位・新卒でも研究開発できる数少ないメーカーunistyleユーザーのおススメポイント参考C&EN‘sGlobalTop50chemicalfirmsfor2021住友大阪セメント・知名度はそれほど高くないが住友グループの主要会社の1社・セメントは無くならない素材なので安定しているunistyleユーザーのおススメポイント住友大阪セメントの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら消費財・化粧品メーカー東洋製罐グループホールディングス・業界シェアが高い・年収が高いunistyleユーザーのおススメポイント東洋製罐グループホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電機・精密機器メーカーSMC・空気圧制御機器で世界トップシェア・数十か国の世界展開も行っているunistyleユーザーのおススメポイント参考SMC新卒採用サイトSMCの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらシスメックス・初任給で25万円もらえる・スーパーフレックスやテレワークの制度がある・職種別採用を行っているunistyleユーザーのおススメポイント参考シスメックス新卒採用サイトシスメックスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本光電工業・ニッチだがAEDのシェアが非常に高いunistyleユーザーのおススメポイント参考日本光電工業IRサイト日本光電工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら浜松ホトニクス・定年まで一定で給与が上がり続けるとのこと・残業時間が少ない・光産業に関する業界ではトップシェア・営業利益率は30%以上で株価、売り上げも上昇しているunistyleユーザーのおススメポイント参考浜松ホトニクス会社情報浜松ホトニクスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらホーチキ・ニッチな業界だが年収が高い・防災なので需要もあり安定感があるunistyleユーザーのおススメポイントホーチキの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアドバンテスト・平均年収が1000万円以上・半導体製造過程の検査機械で世界トップクラスのシェアunistyleユーザーのおススメポイント参考アドバンテスト有価証券報告書アドバンテストの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらファナック・年収が高いが立地の問題もありあまり知られていないunistyleユーザーのおススメポイントファナックの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらヌヴォトンテクノロジージャパン・パナソニックの給与体系・勤務地が比較的都心にあるunistyleユーザーのおススメポイントトタニ技研工業・ニッチだが、製袋装置業界ではトップシェアunistyleユーザーのおススメポイント参考トタニ技研工業会社情報広告・マーケティングリサーチD2C・広告業界の中で代理店、媒体機能の両方を行っている点で独自性がある・ドコモと電通資本なので両社に出向もある・代理店業とドコモの安定感の両方のいいところが得られる・若手から活躍できる社風unistyleユーザーのおススメポイント参考D2C採用サイトD2Cの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらインテージ・ニッチな業界だが業界NO.1・1dayインターンに参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