「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援

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記事公開日:2016年10月11日

「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援

以前unistyleでは大手通信キャリア業界3社の比較記事である「NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの事業・社風・選考比較」の記事を紹介しました。そちらでは主に収益のメインとなるような事業の比較を行いましたが、今回は各社が積極的に展開しているベンチャーとの連携についてフォーカスして紹介したいと思います。

今日、同質化が進んでいる通信キャリア3社は「差別化の決定打」となるような新たなサービスを模索している最中であり、新規事業創出などの目的で積極的にスタートアップ支援やベンチャーキャピタルの事業に取り組んでいます。

例えば、業界の中でも特に積極的にベンチャーとの連携を図っているKDDIはパートナーの大企業と共に新たなスタートアップ支援の枠組みを開始しており、様々な企業のノウハウや資産を活用し、スタートアップが急成長できる支援を展開しております。

また、NTTドコモもKDDIに続いて2013年にスタートアップ支援の体制を整え、NTTグループでのベンチャー投資をドコモに集約・再編し「NTTドコモ・ベンチャーズ」を設立しました。

今回は通信キャリア3社について、それぞれのスタートアップ支援に関する動向について紹介していきたいと思います。同業界を志望する学生であるならば、企業研究の1つのポイントとしても各社の挑戦的かつ新たな取り組みを知ることは選考を受けることにおいても重要になってくるのは間違いないと思うので、是非参考にして下さい。

本選考とインターンの締め切り情報

NTTドコモ

先程紹介したとおり、NTTドコモ・ベンチャーズはNTTドコモの100%子会社としてCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)運営やベンチャー企業支援プログラム等を展開しています。

その事業の柱は大きく分けて2つあり、ひとつ目はベンチャーキャピタルの運営であり、ふたつ目はベンチャー支援プログラ"ドコモ・イノベーションビレッジ"の運営です。ドコモの100%子会社ではあるものの、NTTグループ全体のスタートアップおよびベンチャーコミュニティとの”総合窓口”としての性格を有しています。

同社取締役の秋元氏は「NTTドコモ・ベンチャーズの本質的な目的は、ベンチャーならではの斬新なアイデアやスピード感をNTTグループと結びつけることで、サービスや技術、プロセスのイノベーションを加速して、NTTグループの新事業領域を創出していくことにある」とアスキーのインタビューにて語っています。

同社の基本的な投資金額は数千万円〜1億円程度となっており、日本最大級の実名型グルメサービスを展開しているRettyに対する3,535万円の出資など、将来性のあるスタートアップに対して積極的な投資を行っています。

また、グローバルな投資を行っていることも同社の特徴であると言えるでしょう。投資先の企業は日本発のスタートアップだけではなく、ヨーロッパやイスラエルなど他地域にわたっています。

例として、NTTドコモ・ベンチャーズは2016年2月にクレジットカード決済のチャージバックリスクを保証するイスラエルのスタートアップ企業であるRiskified Ltd.に出資することを決めています。同社の技術は今後もEC市場の拡大やそれに伴う不正使用被害の拡大に合わせて、技術の使用機会の拡大することが期待できるため、今回の出資に至ったそうです。

これら以外にも、NTTドコモ・ベンチャーズの公式HPにて過去の投資実績についても紹介されているのでそちらも是非参考にしてください。

KDDI

KDDI Ventures Programは将来を担う発展途上のスタートアップに対しては育成・支援プログラムの「KDDI∞Labo(無限ラボ)」、次世代を見据えた新しい取り組みを行うベンチャー企業に対してはコーポレートベンチャーファンドの「KDDI Open Innovation Fundk」と、ステージに合わせた2つのスタートアップ支援を2012年からスタートさせています。

KDDIでは、あたらしい未来を作り出すベンチャー企業、スタートアップの方々を投資、設備、プロモーションなど豊富なアセットで支援しています。
世界を変えるための挑戦を止めてはいけない。
KDDIは挑戦を求めるあなたと新しい世界を作り続けます。

 

参考:KDDI Ventures Program 公式HP

「無限ラボ」は、韓国のテクノロジースタートアップの日本進出支援、および事業提携を目指し、日本国内では大学や研究機関と連携し、企業化人材育成や研究成果の事業化など世界規模でのスタートアップ支援を行っています。

無限ラボは一定の期間ごとに毎期4〜5チームが参加し、KDDIを始めとする参画企業から多方面の支援を受けながら3ヶ月感でサービスの完成・事業化を目指すプログラムを展開しています。参加したチームの多くがサービスを期間内に発足させ、KDDIのアプリ取り放題サービス「auスマートパス」などでデビューを果たしています。

例えば、KDDIは無限ラボの第1期プログラムに参加したシンクランチ株式会社に出資を実施しました。同社はFacebookのアカウント情報を用いたビジネスランチセッティングサービス「ソーシャルランチ」を展開していました。リリース後順調にユーザー数を伸ばしていましたが、2012年にはソーシャルゲーム事業を行うDonutsが同社を買収しました。

KDDI代表取締役社長である田中氏は、スタートアップ企業が次の段階に進むためにはKDDIのような事業会社が果たす役割が「超重要」であると無限ラボ第3期の表彰会で語りました。

質疑応答では、「製品が良くても企業として存続して大きくなっていくのは非常に難しい。プロモーションをやろうとネットに載せるだけでは厳しいし、記事を書いてもらって拡散するだけでも厳しい。彼らのコンセプトやプロダクトを広げるために支援する人達がいる、スマートパスの中に入れば、400万人に見てもらい、機会が格段に増える。使い始める行為にまで押し上げる」と語っていました。

ソフトバンク

業界の他2社に比べるといくつかの大規模な投資案件が目立つソフトバンク。古くは米ヤフーへの出資と日本での合併設立です。いまだに知名度が低かった当時のヤフーに潜在的価値を見出し、1億ドルを超える資金を投じ、それが結果として莫大な利益を生み出すことにつながりました。

また、ソフトバンクは2000年に中国のネット通販などを運営する「アリババ」に20億円を出資しましたが、同社の劇的な成長により今ではその投資額は6兆円前後の価値にまで成長しました。そしてアリババは2016年9月19日に世界最大規模の上場を成し遂げ、今後より積極的な海外展開に動き出すようです。

このように、積極的なM&Aや投資を実施してきたソフトバンクはグループにおけるベンチャー企業向けの投資部門として「ソフトバンクキャピタル株式会社」を保有しています。

米国に本拠地を構え、ベンチャー企業を掘り起こす投資専門会社である同社は、合計10人程度の投資の専門家チームを組んでおり、早期段階のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルです。KDDI・NTTドコモと比較してグローバル規模のベンチャー投資の比率が高いことも同社の特徴でしょう。

過去の投資実績としてはソーシャルニュースの分野で先駆けになった「ハフィストン・ポスト」や、ソーシャル上で拡散するバイラルニュースを提供している「バズフィード(BUZZ FEED)」などが挙げられます。最も初期の段階からこれら事業者向けの投資を続けているようです。その他フランスに本社を持つ「クリテオ(criteo)」など、グローバルな規模で積極的に投資を行ってるようです。

最後に

今回は大手通信キャリア3社のスタートアップ支援に関する動向にフォーカスしてまとめてみました。元来、他の産業と比較して差別化が難しいとされてきており、かつ今日も同質化競争が繰り広げられている通信キャリア業界において、ベンチャー企業との連携による新規事業の創出は他社との差別化におけるカギとなることは間違いないでしょう。

また実際の選考においても、通信キャリア3社は学生に対して柔軟な発想力を求めるような設問が目立ちます。以下の具体例を確認してみましょう。

「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。また、あなたはどう貢献しますか。(300文字以内)

 

参考:NTTドコモ エントリーシート(21)

情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)

 

参考:ソフトバンク【内定】 エントリーシート(25)

KDDIでやりたいこと、実現したいことを教えてください。

 

参考:KDDI エントリーシート(12)

このような設問の回答として、学生自身の過去の経験と照らし合わせて答えることも大事ですが、柔軟な発想力、そして自分だけの個性・価値観をアピールする方法として斬新なアイデアを紹介することも設問に対する回答として非常に魅力的でしょう。

今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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だけではなく、全員が「5年後、10年後の未来」をしっかり見据えて行動しています。__若手の裁量についても、かなり大きいようですね。大石さん:1年目からプロジェクトをリードすることが求められます。私自身、3年目の今は新商品開発のPOを任されています。上司から「新卒というラベルを剥がして頑張るべき年だ」と言われた時は、身が引き締まる思いでした。現在は、AIを活用して商品開発の期間をさらに短縮する取り組みにもチームで注力しています。気になる社内のコミュニケーションや残業時間の実態は?人間関係はドライ?__ネットの口コミなどで「人間関係がドライだ」という声を見かけることもありますが、大石さんはどう感じていますか?大石さん:ドライだと感じたことは一度もありません!仕事に対しては真剣ですが、関係性はとてもフラットで話しやすいですよ。私は飲みに行くのが好きなので、よく上司や同僚と出かけますが、一方で「行かない人」もたくさんいて、それが当たり前の空気として受け入れられています。__「行く人もいれば、行かない人もいるのが当たり前」という文化は、今の学生さんにはすごく魅力的に映ると思います。会社によっては仕事の大事なことが飲み会の場で決まってしまうこともあると思います。ミスミさんでは、飲み会の参加不参加が翌日の業務連絡や連携に影響することはないのでしょうか?大石さん:それは全くありません!仕事上の重要な決定が飲み会で決まることはなく、あくまでオフィシャルな場で共有されます。ですから、お酒が飲めないことが不安材料になることは絶対にありませんよ。残業は多い?__残業は多いですか?大石さん:月20〜30時間程度です。ただ先ほどもお話しした通り、フレックス制度が形骸化せず機能しているので、「自分の時間がない」とか「常に激務に追われている」といった感覚は、私は全くありません。しっかりメリハリをつけて働くことができています。挑戦が好きな人に来てほしい。自分次第で成長できるフィールド人と話すことが多い__入社前後で感じた「良いギャップ」があれば教えてください。大石さん:想像以上に人と話す機会が多いこと、そして現場(工場)やお客様への出張・ヒアリングが多いことですね。社内にこもるのではなく、周囲の知見や現場の声を直接吸収できる環境は、私にとって嬉しい驚きでした。社内においても組織の壁を越えてコミュニケーションをとって仕事をすることが推奨されていますね。選考の秘訣はプロセスを整理しておくこと__ミスミの選考を突破するための秘訣を教えていただけますか?大石さん:大切なのは、「これまで何をしてきたか」という実績以上に、「なぜその選択や意思決定をしてきたのか」「どんな学びがあったか」というプロセスを整理しておくことだと思います。加えてこれから何をしたいか(次の挑戦)につなげて考えると、一貫性をもってお話しできると思いますよ。これは入社後も同じで、評価やNextChallenge制度での面談・面接の際も、必ず聞かれるので、同じように準備すると良いと思います。最後にメッセージ__自分の行動を言語化できる人にとっては、非常に納得感のある環境ですね。最後に、記事をご覧になっている就活生の方へメッセージをお願いします。大石さん:ミスミは、とにかく「挑戦」が好きな方にぜひ来ていただきたい会社です。年次に関係なく、自ら考え、動き続けることが求められますが、その分、挑戦を後押しする制度や仕組みは非常に整っています。「自分次第でどこまでも成長できるフィールド」を探している方、そしてものづくり産業全体に価値を届けたいという志を持つ方と一緒に働けるのを、楽しみにしています!取材後記「ミスミが止まると、ものづくりが止まる」。この言葉通り、ものづくり産業を支える巨大な基盤の裏側には、大石さんのような若手社員の「飽くなき挑戦」がありました。忖度や無駄を削ぎ落とし、純粋に「顧客にとっての価値」を追求する。そのストイックなまでの合理性が、実は社員一人ひとりの自由と個性を守っているというパラドックスに、ミスミの本当の格好良さを感じました。「本気で成長したい」「挑戦できる環境で働きたい」という方は是非選考を受けてみてはいかがでしょうか。株式会社ミスミ新卒採用の詳細は以下のリンクからご確認ください。株式会社ミスミ新卒採用の詳細はこちらunistyleが就活生に代わってOB・OG訪問をした取材記事の一覧は以下のリンクからご確認頂けます。 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【第3回:現役コンサルタントが語る】「コンサルタント」という言葉の響きに憧れを感じた時に読む話 【第3回:現役コンサルタントが語る】「コンサルタント」という言葉の響きに憧れを感じた時に読む話 株式会社コーポレイトディレクション(CDI)の現役コンサルタントによる全3回のシリーズ寄稿です。**********【前回の記事はこちら】▶︎▶︎▶︎**********戦略コンサルタントは、難しい問題にもパキパキと答えを出していくスマートな仕事、という憧れを抱いたことのある方もいるかもしれません。しかし、これまでの3回分のコラムを読んでくださった方であれば、戦略コンサルティングとは愚直に考え続けることが求められ、決してスマートな仕事ではないことがお分かりいただけたと思います。すでにいい具合に「憧れ」を崩せているとは思うのですが、今回はさらに追い打ちをかけるべく(笑)、どういう心構えでこの業界に飛び込んでいただきたいか、お伝えしたいと思います。「自分の頭で考え続ける」ことのプレッシャーに耐えられるか?第3回のコラムでは、戦略コンサルタントの本質的な価値は解を導くことではなく認識を示すことであること、また、認識を示すことがいかに大変かについて、お伝えさせていただきました。認識にかかわるプロセスは、新米コンサルタントも熟練コンサルタントも平等にかかわることが求められます。とはいえ、新米コンサルタントが最初から議論をリードできることはそうそうありません。ではどうすれば勝負できるかというと、事前にとにかく時間を取って深く考えてから議論の場に臨む、くらいしか方法はありません。概念的には、能力×掛けた時間=アウトプットの質、ですから、能力が不充分なうちはとにかく掛けた時間で勝負するしかありません。しかしながら、新米コンサルタントはそれと同時に基礎力としての「解を導く力」も身につけていかなければなりません。いくら始めに「こうだと思う」と認識することが本質とはいえ、その後で思ったことが正しいと証明できなければ意味が無いからです。前回のコラムで挙げた例で申し上げると、解を導くための「高校までの勉強」と、解くべき問いを立てるという「大学の研究」を同時にやることが求められます。よって、新米コンサルタントとして入社すると、まずは時間的プレッシャーと、自分の頭で考えて自分の言葉で何か言わなければならないという精神的プレッシャーにさらされることになります。新米コンサルタントの生の声として、「調査分析の作業に追われて大変だ」という言い方をされることがありますが、本質は少し違っていて、「調査分析の作業に追われながら、自分の頭で考え続けなければならない」ことが大変さの根源です。作業時間の確保は最悪体力で何とかなりますが、自分の頭で考え自分の認識を示すことには、精神的なプレッシャーも伴います。プロジェクトチーム(およびそのメンバーである自分)の認識・発言で、クライアントの重要課題に関する明暗が分かれる。「そもそもこの『問い』を解くことが本当に正しいのだろうか」「本当にこの提言でよかったのだろうか」。こういった思いは、経験年数にかかわらずどんなコンサルタントでも常に持っている孤独な不安であると思います。常に不安と向き合っているからこそ、極端な話、報告の前日であっても、伝えるべきメッセージが違うと思えば報告書の大幅な組み直しも辞しません。「腰を据えて」取り組む覚悟はあるか?解を導く力は技能に近いので、一定以上の能力を持つ人であれば、しばらく時間を掛けて真面目に取り組めばできるようになる属性の能力です。一方、認識する力とそれを伝える力は、明確な正解が無い分、すぐにできるようになるものではない上、どこまで行っても究めきったというゴールが無い属性の能力です。コンサルティングの本丸である認識の領域で充分なパフォーマンスをするには、個人的な目安としては最低でも3年以上は腰を据えて取り組む必要があると思いますし、そこから先は何年働いてもゴールは無いと思っています。無論、ただ年数を過ごせば良いわけではなく、その間ずっと、前述の精神的プレシャーにさらされ続けることになります。実際に、私自身もコンサル業界の平均勤続年数と言われる3年よりも長く働いていますが、できるようになったことが増えた分だけ(あるいはそれ以上に)できないことが見えてきて、特に認識を示すという点では、まだまだ先は長いという思いです。(私が根から優秀なタイプではないので時間がかかっているという要因もあるでしょうが(笑))。もちろん、3年経たずに他にもっとやりたいことが見つかって業界を離れる人もたくさんいますし、私達もそういう場合は喜んで送り出しています。ですがそれはあくまで結果論であり、入社する時点から数年での転職を前提にしている人は、じっくり考え続けるというこの仕事には合わないと考えます。何より、コンサルティングの本丸である認識を示す仕事に特に興味が無いまま入社し、深く携わることなく短期間で出て行ってしまうのは、単純にもったいないと個人的には思います。CDIのように少人数採用のファームは特に、入社前に「腰を据えて」取り組む覚悟があるかどうかをしっかり見極めるために、採用される側とする側が悪い面も含めて「本音で」語り合って合意形成することを大切にしています。過去に多数の企業の選考を受けたことのある弊社の中途社員の中には、「面接でこんなにネガティブキャンペーンをされた会社は他に無かった」と言う人もいるほどです(笑)。戦略コンサルは「勉強の場」として目指す場所ではないここまで考えると、よく言われるような「勉強になりそうだからとりあえずコンサル」といったモチベーションだけで続けられるような仕事ではないことがお分かりいただけると思います。こういった場合に勉強したいこととして挙げられる内容も、表面的であると感じることが多いです。「パワーポイントやエクセルができるようになりたい」という方には、それができて何になりたいのかを問いたいですし、「とりあえずMBA(注)を取りたい」という方にも、それによってどうなりたいのかをしっかり考えてもらいたいと思います。MBA取得に関しては、もちろん知識・人脈等あらゆる面でプラスがあるのは確かですが、コンサル出身者に限らずMBAホルダーが増え、MBAを持っていること自体では明確な価値を認められなくなってきているのも事実です。また当然ながら、MBAを持っていなくてもビジネスのあらゆる領域の最前線で活躍している方はたくさんいます。大事なのは、膨大なお金と時間を掛けてMBAを取得して、その結果どんな自分になりたいのかを徹底的に問い続けることです。それによって初めて、コンサルからMBAを取得することの、自分だけの価値を見出すことができます。将来自分で事業をやるための勉強として、まずはコンサルを経験したいというモチベーションも聞かれます。これに関しては、自分で事業をやることとコンサルタントであることは根本的に性質が異なるので、経営者としての勉強という目的は、コンサルタントとしての経験では充分には達成できないと考えます。例えるならば、経営者は自分でレールを敷きその上を自分が走る仕事、コンサルタントはレールを走る経営者と並走する仕事です。並走者としてのコンサルタントは、基本的に表に立つことはありません。経営者が社員の誰にも言えない孤独・悩みを打ち明けることができ、時には耳の痛いことも言ってくれる、そんな「良妻」とも言うべき立場です(笑)。初めから経営者になりたいという明確な目的があるのならば、とにかくレールの上を自分が走る経験を積むべきです。今は学生さんでも起業しやすい環境ですし、そういった機会を積極的に活用して失敗も積み重ねながら実践経験を積む方が近道ではないでしょうか。ただ、繰り返しになりますが、結果的に短期間でコンサル業界を離れ他の様々なフィールドで活躍する人(起業する人も含め)はたくさんいますし、それは非常に奨励すべきことです。コンサル業界が優秀な人材のプールになっていると言われるのも、同じく結果論です。初めからスキルをつけることだけを目的にコンサル業界を目指すのは筋違い、目的と結果を混同しないでいただきたい、ということです。「自分の言葉」で就職活動をしてほしいここからはかなり個人的な思いになりますが、戦略コンサルで勉強しておいた方が良いのではないかという考え方が出てくるのは、就職先を選ぶときに、自分がやりたいことをベースにして考えるのではなく、他人からの評価をベースにしているからではないかと思います。「新卒で○○に入っておいた方がいいですか?/××に入るのはやめた方がいいですか?」といった質問を受けることがたまにありますが、「あなたのやりたいこと」がわからないと、答えられません。やりたいことがまだわからなければ、今の時点で何となくでも興味のあることや、他人から評価されやすいことをとりあえず選んでみるというのも一手です。大事なのは、わからないなりに自分で基準を決めて自分で選択することです。これはコンサルに限った話ではないと思いますが、面接官は、あなたが何に対してやる気のスイッチが入るのかや、何に対して憤りを感じるのかなど、生き方の価値観を丸ごと知りたいと思っています。特にCDIのように、規模が小さく、ひとりひとりの考える力というきわめて定型化しにくいものに頼っている企業は、なおさらです。余談になりますが、3年以内で辞める新社会人が多いことの一因は、企業も学生も、ノウハウ化された型に頼った採用・就職活動をしていることによって、お互いの本音をきちんとわからないまま採用をしてしまっていることにあると思います。だからお互い後になって、「こんなんじゃなかった」という結果になってしまうのではないでしょうか。ですので、ぜひ自分の言葉で就職活動をしていただきたい、と思います。業界本に書いてあることや面接の問答例に書いてあるような言葉しか出てこない人は、自分の頭で考えていないな、と思ってしまいます。奇をてらって変わったことを言わなければならないということでは決してありません。「本当にやりたいことはまだわからないけれど、コンサルの●●というところに興味があるので、とりあえず受けてみました」でも構いません。正直なあなたの体験を、あなたの言葉で、教えてほしいです。今回の連載は、ここで結びとなります。これまで4回に渡ってお付き合いいただいたみなさま、本当にありがとうございました。外側からは見えにくい業界の中身をお伝えするのが本連載の目的ではありましたが、「認識を示す」話など、実際に何年か働いてみないとわかりづらい部分は、結局抽象的にならざるを得なかった面もあります。しかし、学生さんの段階では中身をすべて理解している必要はなく、興味を持っていただければ充分だと思います。戦略コンサルティングという業界についてもっと知りたいという興味を持ってくださった方、ここから先は働きながら学ぶ領域です。ぜひ門を叩いてみてください。採用選考でお待ちしています。シリーズ一覧▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎【筆者紹介】​佐藤沙弥(さとうさや)京都大学経済学部卒業後、株式会社コーポレイトディレクション(CDI)に入社。IT事業会社の新規事業開発支援、食品会社のマーケティング戦略立案、サービス事業会社の店舗網再構築のアドバイザリーなど、消費者向けサービス提供会社のプロジェクトを中心に経験。CDIの新卒採用活動にも携わる。◆CDIのホームページはこちら(注)MBA:MasterofBusinessAdministrationの略称で、経営学修士号の意。ビジネススクールと呼ばれる経営大学院で、通常1〜2年の間に必要な単位数についてある一定以上の成績を修めることで取得可能。 40,382 views
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「就活の空き時間にパソコンで作業をしたいけど、良い場所が見つからない。」就活中に一度はこういう悩みを抱えることがあると思います。そこで今回は、そんな方のために、都内(渋谷、新宿、恵比寿、中目黒、丸の内、五反田、品川、池袋、秋葉原)でwifiや電源が繋がるカフェをまとめました。就活は時間との勝負。空き時間を有効活用するために、ぜひご活用ください。▼目次クリックで展開本記事のアウトライン・渋谷・新宿・恵比寿・中目黒・丸の内・五反田・品川・秋葉原・池袋・まとめ渋谷BOOKLABTOKYO●営業時間:【全日】7:00~21:00(L.O20:30)※貸し切り営業の場合もあるため、HPから空き状況を確認してください。●アクセス:渋谷駅ハチ公口から徒歩4分京王井の頭線渋谷駅アベニュー口から徒歩1分●住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル1号館2F●電源の有無:有りFabCafe●営業時間【平日・土】10:00~22:00【日・祝】10:00~20:00イベント等で営業時間が変わる場合がございます。公式HPにてご確認ください。●アクセス京王井の頭線神泉駅南口徒歩3分JR渋谷駅徒歩10分●住所:東京都渋谷区道玄坂1-22-7道玄坂ピア1F●電源の有無:有りcafé1886atBosch●営業時間【月-金】8:30-21:00(L.O.20:30)【土日祝】11:00-20:00(L.O.19:30)イベント等で営業時間が変わる場合がございます。公式HPにてご確認ください。●アクセス山手線・銀座線:JR渋谷駅(東口)から徒歩5分東急田園都市線・東横線・半蔵門線・副都心線:15番出口より徒歩5分埼京線・りんかい線・湘南新宿ライン:JR渋谷駅新南口より徒歩5分●住所:東京都渋谷区渋谷3-6-7●電源の有無:有りフリーマンカフェ(FREEMANCAFE)●営業時間【全日】10:00~23:00(L.O.22:30)※不定休(施設に準ずる)●アクセス:JR渋谷駅より徒歩4分or副都心線13番出口よりすぐ●住所:東京都渋谷区渋谷1-16-14メトロプラザ2F●電源の有無:無しPUBLICHOUSE●営業時間【平日】7:00~10:00、11:00~23:30【土・日・祝】7:00~23:00※不定休(施設に準ずる)●アクセス:JR渋谷駅新南口より直結渋谷駅から351m●住所:東京都渋谷区渋谷3-29-17ホテルメッツ渋谷3F●電源の有無:有りSUZUCAFEGEMS渋谷●営業時間【全日】11:30~23:30(L.O.22:45)※年中無休(1月1日のみ休み))●アクセスJR「渋谷駅」新南口改札より、徒歩1分JR「渋谷駅」南口より、徒歩10分●住所:東京都渋谷区渋谷3-27-11GEMS渋谷3F●電源の有無:有り新宿珈琲西武●営業時間<2階>【月~土】7:30~23:30[日・祝]7:30~23:00<3階>【月~金】12:00~23:30[土]11:00~23:30[日・祝]11:00~23:00※年中無休●アクセス新宿駅徒歩3分西武新宿駅徒歩7分新宿三丁目駅徒歩3分京王線新宿駅徒歩9分●住所:東京都新宿区新宿3-34-9メトロ会館2F●電源の有無:有りcafeWALL●営業時間【月〜土】11:30〜23:30(L.O.23:00)【日・祝】11:30〜22:00(L.O.21:30)(LUNCH11:30〜16:00)日曜の翌日が祝日になる際、日曜日は23:30まで営業。連休最終日が22:00閉店となります。※年中無休●アクセス東京メトロ新宿3丁目駅B2出口(徒歩2分)JR新宿東口(徒歩10分)●住所:東京都新宿区新宿3-9-5ゴールドビル3FB●電源の有無:有りCaffice●営業時間【全日】10:00~23:00(L.O:22:00、ドリンクL.O:22:30)※年中無休●アクセス新宿駅新南口から徒歩3分新宿三丁目駅E6出口直結代々木駅から徒歩6分新宿御苑駅から徒歩8分新宿三丁目駅から282m●住所:東京都新宿区新宿4-2-23新四curumuビル2F●電源の有無:有り珈琲貴族エジンバラ●営業時間24時間営業※年中無休●アクセス都営新宿線新宿三丁目駅徒歩1分JR線新宿駅東口徒歩6分西武新宿線西武新宿駅南口徒歩9分新宿三丁目駅から197m●住所:東京都新宿区新宿3-2-4新宿M&Eスクエアビル2F●電源の有無:有り恵比寿・中目黒TimeOutCafé&Diner●営業時間【平日】11:30~23:30【土】13:00~23:30【日・祝日】13:00〜22:00※年中無休●アクセス:JR恵比寿駅西口/東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩5分恵比寿駅から259m●住所:東京都渋谷区東3-16-6リキッドルーム2F●電源の有無:無しアサイラムコーヒーロースターズ(ASYLUMCOFFEEROASTERS)●営業時間【月~金】10:00~18:00【土】10:00~18:00※定休日:日曜日・祝日・お盆・年末年始●アクセス:恵比寿駅から504m●住所:東京都渋谷区東2-29-6セントラル恵比寿ビル1F●電源の有無:有りTHEWORKS●営業時間【月~金】8:00~23:00(L.O.22:30)【土・日】10:00~23:00(L.O.22:30)※年中無休●アクセス中目黒駅徒歩13分池尻大橋徒歩8分●住所:東京都目黒区青葉台3-18-3●電源の有無:有りJahoCoffeeatPlainPeople●営業時間【全日】10:00~20:00(L.O.18:00)※年中無休●アクセス中目黒駅から徒歩6分中目黒駅から404m●住所:東京都目黒区青葉台1-16-10●電源の有無:有り丸の内MarunouchiCafe×WIREDCafe●営業時間【平日】7:30〜23:00(金/祝前日〜24:00)【土】10:00〜24:00【日・祝】10:00〜23:00※年中無休(但し、1月1日及び法定点検日は除く)●アクセスJR東京駅丸の内口徒歩2分地下鉄丸ノ内線東京駅徒歩1分地下鉄大手町駅徒歩3分地下鉄千代田線二重橋前駅徒歩3分二重橋前駅から191m●住所:東京都千代田区丸ノ内2-4-1丸の内ビルディング1F●電源の有無:有り5CROSSTIESCOFFEEグランスタ店●営業時間【月〜土・祝日】7:00〜22:00【日・連休最終日の祝日】7:00〜21:00※年中無休●アクセス東京駅から96m●住所:東京都千代田区丸の内1-9-1JR東日本東京駅B1F●電源の有無:有り丸の内CAFE会●営業時間【月〜金】7:00〜23:00【土】8:00〜23:00【日・祝】9:00〜22:00(祝前日は〜23:00)※年中無休●アクセスJR東京駅丸の内南口徒歩1分地下鉄丸ノ内線東京駅徒歩1分地下鉄千代田線二重橋前〈丸の内〉駅徒歩2分●住所:東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワーKITTE1F●電源の有無:有りMary’sCafé●営業時間【全日】10:00〜22:00※年中無休●アクセスJR「東京駅」丸の内南口より徒歩約1分丸ノ内線「東京駅」より地下道直結千代田線「二重橋前駅」より徒歩約2分三田線「大手町駅」より徒歩約4分●住所:東京都千代田区丸の内2-7-2丸の内JPタワー1階●電源の有無:有りKAITEKICAFE●営業時間【平日】11:00〜24:00(定休日:日・祝)※土曜日は終日ディナーメニューでの対応となります。●アクセス地下鉄「大手町駅」直結大手町駅から143m●住所:東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル1F●電源の有無:有りCOFFEEMACHINE丸の内オアゾ店●営業時間【月〜金】7:00〜22:00【土日・祝】11:00〜17:00※年中無休●アクセス東京駅直結大手町駅から207m●住所:東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービルディング゙B1●電源の有無:有り五反田WIREDCAFEDiningLoungeアトレヴィ五反田店●営業時間:【月~金】8:00~23:00(L.O.22:00)【土・日・祝】10:00~23:00(L.O.22:00)●アクセス:JR五反田駅改札口前●住所:東京都品川区東五反田1-26-14アトレヴィ五反田2F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りSigngotandar五反田店●営業時間:【全日】7:00〜23:00(L.O.22:00)ランチタイム11:00~15:00●アクセス:東急池上線五反田駅徒歩0分●住所:東京都品川区東五反田2-1-2remygotanda4F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りスターバックスコーヒー西五反田店●営業時間:【全日】7:00~22:00●アクセス:大崎広小路駅/出入口(東急池上線)徒歩3分五反田駅/出入口(東急池上線)徒歩5分五反田駅/西口(JR山手線)徒歩6分●住所:東京都品川区西五反田1-18-1ゴタンダエクス1F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りドトールコーヒーショップ五反田桜田通り店●営業時間:【平日】7:00~22:00【土】7:30〜21:00【日・祝】8:00~21:00●アクセス:JR山手線五反田駅から徒歩5分●住所:東京都品川区西五反田1‐30‐2●電源・Wi-Fiの有無:両方有りエクセルシオールカフェ五反田東口店●営業時間:【平日】6:30~23:00【土】7:00〜23:00【日・祝】7:00~22:00●アクセス:JR山手線五反田駅から徒歩5分●住所:東京都品川区東五反田1-13-10さくらビル1F・2F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りタリーズコーヒー五反田西店●営業時間:【平日】7:00~21:00【土】8:30〜19:00【日・祝】8:30~19:00●アクセス:JR山手線/五反田駅徒歩6分(450m)東急池上線/五反田駅徒歩6分(450m)都営浅草線/五反田駅徒歩8分(570m)東急池上線/大崎広小路駅徒歩4分(250m)●住所:東京都品川区西五反田7-9-4ウスイビル1F●電源・Wi-Fiの有無:両方有り品川WIREDCAFE品川●営業時間:【月~金】9:00~23:00(フードL.O.22:00/ドリンクL.O.22:30)【土・祝】11:00~23:00(フードL.O.22:00/ドリンクL.O.22:30)【日】11:00~22:00(フードL.O.21:15/ドリンクL.O.21:30)●アクセス:品川駅港南口徒歩3分●住所:東京都港区港南2-3-13品川フロントビル1F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りNcafediner●営業時間:【月~金】7:00~24:00【土】11:00~24:00【日・祝】11:00~21:00●アクセス:JR品川駅港南口より徒歩2分●住所:東京都港区港南1-9-32アレア品川別館207●電源・Wi-Fiの有無:両方有りスターバックスコーヒー東海品川駅ラチ内店●営業時間:【月~金】6:00~21:30【土日祝】6:00~21:00●アクセス:品川駅/港南口JR横須賀線、JR京浜東北線、JR山手線、JR東海道本線、JR東海道新幹線徒歩4分●住所:東京都港区港南2-1-78JRCP品川営業所●電源・Wi-Fiの有無:両方有りエクセルシオールカフェ品川イーストワンタワー店●営業時間:【平日】7:00~23:00(L.0.22:30)【土日祝】8:00~21:00●アクセス:品川駅港南口徒歩3分●住所:東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー2F●電源・Wi-Fiの有無:両方有りドトールコーヒーショップアレア品川店●営業時間:【月〜木】6:45~21:00(L.O.21:00)【金】6:45~22:00(L.O.22:00)【土日祝】8:00~20:00(L.O.20:00)●アクセス:品川駅港南口徒歩1分●住所:東京都港区港南1-9-36アレア品川2F●電源・Wi-Fiの有無:両方有り喫茶室ルノアール品川高輪口店●営業時間:【平日】7:30~23:00【土】7:30〜23:00【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商社より海運!商社内定を辞退した商船三井社員が語る海運の魅力 商社より海運!商社内定を辞退した商船三井社員が語る海運の魅力 こんにちは。16卒の学生です。先日、商船三井の方にOB訪問をしてきました。商社志望の学生が併願する業界として海運業界は多いと思います。そして、商社と海運の両方から内定を頂いた学生の多くは商社を選ぶと聞きます。そこで今回は、同じく両方から内定を貰い、海運に進んだ方にOB訪問をしてきました。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・OB訪問対象者:商船三井・3年目・男・実際に働いている立場からの海運業界・商船三井から見た海運3社の違い・商社と海運の違い・まとめ商船三井3年目のOBが語る、自動車船部での運航業務と将来自動車船部(運航と営業の大きく2つある。)で自動車を運ぶ船に関する仕事をしているそうです。また、自動車メーカーの方と関わるだけでなく、船長と話す、指示・積み地、上げ地の確保・燃料を確保する等もしているそうです。現在、運航の仕事をすることで、船のことを深く知っている最中だそうです。基本的に運航を経験してから営業にいくことが多く、近いうちに営業に配属される可能性が高いと仰っていました。(船のことを知らないと営業は無理とのことです)実際に働いている立場からの海運業界商社とメーカーに使われる立場だと感じることが多いそうです。イメージとしては、佐川急便の様な感じで、物の流れのど底辺にいると感じることが多いらしいです。実際にメーカー・商社がいないと仕事はないので仕方なく、営業スタイルも接待して貨物を貰うような感じだそうです。働いている方が感じている、物流の流れの中での権力のレベルとしては、メーカー>>>商社>>海運で、特に日本の自動車メーカーは、世界的に凄いのでかなり上から目線でくるそうです。そのような背景から、海運は一番下の立場なので上にしか繋がりがないから、仕事も大変だそうです。逆に、商社は上にも下にも繋がりがある。あくまで”間”に立って、様々なモノを繋いでコーディネートをしている印象があるそうです。しかし、商社もメーカーも船がないと仕事は出来なく、しかも、最近はメーカーの情報力が上がってきて、商社の役割をするメーカーも多いらしいです。結局は全ての産業を海運が支えていると言っても過言ではないようです。商船三井から見た海運3社の違い川崎汽船の思い切りの良い経営と運航費による顧客確保川崎汽船は、「良くも悪くもバカ」思いっきりの良い会社だと仰っていました。2大海運と比べて、決まった顧客が少ないので、運航費をかなり下げて、顧客を確保しているそうです。2大海運は、そのようなことはしないし、考えもしないことだそうです。日本郵船が堅実経営でリスクヘッジする空・陸・空の事業日本郵船は、「良くも悪くも堅い・堅実」だと仰っていました。空・陸・空の事業に手を出しているので、リスクヘッジをよく考えており、その堅実さは、面接の時も感じたそうです。面接は”the面接”という感じで建設的な印象を受けたそうです。具体的には、「なんで3社でもうちなの?」という質問が多く、本当にうちに来てくれる?というような確認が多かった気がしたそうです。三井商船のフランクな社風と面接で重視される人柄商船三井は「良くも悪くもゆるい・フランク」だと仰っていました。入社してから特に感じているけど、面接の時も感じたそうです。面接では志望動機の質問とかもなく、人となりやフィーリングを重視している会社だと思ったそうです。また、その場で考えないといけないような変化球の質問も多く、仕事で不確定要素が多いので、どういう対応をするのかを見る質問だそうです。商社と海運の違いこの質問は海運の面接でも毎回聞かれたそうです。逆に商社の面接では、商社の人たちは商社>海運だと思っているのか、一回もなかったそうです。なぜ商社ではなく海運?という質問には、「商社はただ間に入っているだけだと思う。モノもないし、動かしている訳ではない。実際に動かしているのは、海運会社。絶伝そっちの方がやりがいがあると思う。」と仰っていたそうです。実際に今、働いていても上記のことは感じているそうです。また、海運のやりがいとしては、船を動かしている人間としては、不確定要素(気候・船や港のトラブル)が多すぎるので、様々な困難を乗り越えることで達成感があるそうです。さらに、一つの航海は、1~2ヶ月で終わるので、何度も達成感を感じることが出来るのは良いことだと仰っていました。まとめ商社を志望している学生の多くは、海運は単にモノを運んでいるだけだという印象を持っている人は多いと思います。私もそのように感じていたのですが、実際に働いている方からお話を聞くことで、海運のイメージが大きく変わりました。モノを運ぶことの難しさ、そして海運がいないと世界の物流も止まるということの責任感も感じられました。イメージだけで決めつけず、実際に働いている方にお話を聞くことは非常に大事だと感じました。下記の記事は海運業界大手3社の比較記事となっています。ぜひ御覧ください。参考: 142,113 views

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