日本生命のインターン選考(ES・面接)対策
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最終更新日:2024年07月03日
日本生命は、保険料等収入、基礎利益ともに業界トップクラスを誇る生命保険業界のリーディングカンパニーです。国内民間最大規模の機関投資家としての側面も持ち、盤石の資本力、安定性を保っています。
本記事では日本生命のインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。
●日本生命とは
●日本生命のインターン内容
●日本生命の求める人材像
●日本生命のインターン選考フロー
●日本生命のインターン選考ES対策
●日本生命のインターン選考面接対策
●最後に
日本生命とは
日本生命は1889年に創立され、従業員数は71,871名となっています。(2018年3月時点)
創業以来、「共存共栄」「相互扶助」という生命保険事業の基本精神を受継ぎながら、お客様の利益を最優先に考え、信念・誠実・努力の信条のもとに、長期的な視点で、堅実な経営に努めています。
また昨今の取組みについて見てみると、国内では、2015年に三井生命を傘下に収め、海外でも、2016年にオーストラリアで大手銀行から生命保険事業を買収するなど、海外事業にも積極的に取り組んでいます。
そんな日本生命の事業内容は以下になります。
●ホールセール部門
●資産運用部門
●海外事業部門
●コーポレートスタッフ
それぞれについて以下で詳しく説明します。
リーテイル部門
約161兆円という日本生命の保有契約高の中核を担っているのが、個人のお客様に保険を提供するリーテイル部門です。
商品開発セクションがニーズに適した保険商品を開発し、企画・販売促進のセクションで練り上げられた販売戦略にもとづいて、営業フロントは新たな安心と保障をお客様に届けています。
●遺族の生活費など死亡リスクへの保障
●医療費など生存する上でのリスクへの保障
●年金などの安定した老後生活へのサポート
ホールセール部門
上場企業を中心とする大企業や官公庁などをお客様としているのが、ホールセール部門です。ホールセール部門の事業分野は実に多岐におよびます。
各クライアントのニーズや環境に応じて、提供商品のカスタマイズが必要になるため、商品力だけでなく、高度な提案力やコンサルティング力、長期的視野なども求められます。
つまり、企業としての総合力が問われる分野であると言えます。
●企業・団体の従業員に対する死亡・医療分野の保障
●年金分野の制度・商品の提供
●企業活動に伴うリスクを保障する損害保険の提供
●融資などの財務取引、不動産事業 など
資産運用部門
お客様からお預かりした約66兆円(日本生命単体)の資産を有する国内最大級の機関投資家として、長期・安定的にお客様の利益につながり、かつ生命保険事業の高い社会性・公共性にかんがみた、広く社会の役に立てる資産運用に努めているのが、資産運用部門です。
●保有する保険契約の負債特性を分析
●経済環境のマクロ的な予測や中長期的な市場見通しに基づき、基準となるポートフォリオを策定
●投資環境の変化に応じて適宜アセットアロケーション(資産分配)を実施
●その資産を各セクションが実際に運用
海外事業部門
日本生命は多様な収益機会を取込み、本業を強化する観点から、欧・米・豪・アジア計9カ国に14現地法人・4事業所を配し、保険事業、資産運用、調査、人材交流の4つの分野で海外に展開しています。
また、資産運用収益の向上と保険マーケットの成長機会を取込み、更には、両分野での先進ノウハウの習得を目的とし、欧・米・アジアのトップ企業等とのグローバルなネットワークの構築を進めています。
コーポレートスタッフ
少子高齢化の加速、医療技術の進歩、グローバリゼーションに伴う同業者間の競争激化など、様々な要因から、生命保険に対するニーズは複雑化・多様化しています。こうした変化に的確かつ迅速に対応しているのが、スペシャリスト集団であるコーポレートスタッフ部門です。
アクチュアリー‥保険数理や確率統計などにもとづいて、保険料や配当金などの算出を行う。
法務‥法律・規制・コンプライアンスに照らして契約の締結や審査を行う。
システム‥保険の加入から引受け、保全、支払まで、膨大で複雑なデータの確実な管理や戦略的な活用を行う。
人事・総務‥適材適所のための人材育成、また、その環境の整備を行う。
日本生命のインターン内容
日本生命の21卒対象のインターンは「職場受入型インターン」「グループ型インターン」があります。以下でそれぞれのインターン内容について紹介します。
職場受入型インターン
職場受入型インターンは以下の10コースから第3希望まで選ぶことが出来ます。
②資産運用コース
③IT・デジタルコース
④アクチュアリーコース
⑤海外事業コース
⑥広報・CSRコース
⑦法務コース
⑧会計・税務コース
⑨お客様サービスコース
⑩人材育成・採用コース
第1回▶2019年8月26日(月)〜8月30日(金)
第2回▶2019年9月9日(月)〜9月13日(金)
人数:
2回の合計で250名予定
締切:
6月14日(金)正午
内容:
1日目▶オリエンテーション・受入所属へ挨拶
2〜4日目▶受入所属の業務に従事・プレゼン資料作成
5日目▶全体報告会・懇親会
グループワーク型インターン
グループワーク型インターンは以下の5コースで、内容はオリエンテーション、課題取組・プレゼン資料作成・職員との座談会、全体報告会・懇談会・パネルディスカッションを行います。
ファイナンシャル・プランニングコース
■仙台
2019年8月26日(月)〜8 月30日(金)
■新潟
2019年8月26日(月)〜8月28日(水)
2019年9月11日(水)〜9月13日(金)
■静岡
2019年9月2日(月)〜9月6日(金)
■浜松
2019年9月2日(月)〜9月6日(金)
■名古屋
2019年9月9日(月)〜9月13日(金)
■大阪
2019年8月26日(月)〜8月30日(金)
2019年8月26日(月)〜8月30日(金)
■広島
2019年8月26日(月)〜8月30日(金)
■北九州
2019年9月9日(月)〜9月13日(金)
■福岡
2019年9月2日(月)〜9月6日(金)
■熊本
2019年9月9日(月)〜9月13日(金)
人数:各回30名程度
締切:6月14日(金)正午
内容:
特定のセグメント・顧客を想定し、個人保険の設計・およびコンサルティング業務を体感
マーケティングコース
人数:各回30名程度
内容:特定のセグメントをターゲットとして、保険商品の販売戦略を立案 等
資産運用コース
人数:各回30名程度
内容:投資環境分析や運用計画の立案 等
保険コンサルティングコース
人数:各30名程度
内容:
生命保険事業の根幹を担う、コンサルティング提案業務や引受け業務等に関するケーススタディを通じて、生命保険業界理解・企業理解を深めるプログラム
アクチュアリー+αコース
人数:各回30名程度
内容:保険数理・年金数理に関する設計・計算 等
日本生命の求める人材像
日本生命の求める人材像は以下の3つです。
●生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
●ハートフルな人
またリーテイル/企画・販売戦略の社員の方はインタビューでこのように話しています。
引用:日本生命採用HP
上記で「目標に向かって道なき道をも邁進できる人」とありますが、金融業界は変化が激しい業界であり、道筋に既定路線はありません。
そのため、「万が一の際に確実・迅速にお支払いすること」「人生に安心を提供すること」という生命保険会社の使命を果たすために、どうすれば良いか自分自身で考え、努力し続けなければなりません。
そのため日本生命の求める人材像の「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人」が重視されていると考えられます。
以下はホールセール/法人営業の社員の方のインタビューの内容です。
大段には着任時から3年間、地道にコンサルティング提案を続けてきた企業があった。その企業はすでに他社と取引を行っていたが、日本生命ならもっと事務手続きを簡略化し、コスト的にもメリットを出せると考えたのだ。
「福利厚生制度に関わるコンサルティングは、お客様である企業の特性を熟考したうえで、的確に他社との差別化を図った提案が必要になります。また"この人に任せよう"と思っていただける信頼関係も大切です。」
福利厚生制度は企業で働く全ての従業員の幸せにつながる仕事だ。さらに大段が担当するお客様は大企業であり、制度を利用する従業員とその家族の人数を考えても、その影響力は計り知れない。
幾度となくミーティングを重ね、情報を収集し、最適な制度を練り上げていく…。そしてある日のことだった。
「日本生命にします。大段さんがいるから安心してお任せできます。」
これ以上ない言葉で、大段は涙がこぼれそうになった。いままで積み重ねた実績、深めた信頼が形になったのだ。
しかし、ここからが本番だ。お客様が困っていることがあれば、どんな事案でも対応する。それはいまも続いている。
「この出来事のように"この仕事をしていてよかった"と心から実感できる仕事をこれからも続けていきたいですね。」
引用:日本生命採用HP
上記は「福利厚生制度は働く従業員だけでなく、その従業員の家族の幸せにつながる制度だ」。たくさんの人に幸せを届けるために、何度もミーティングを行い、情報を収集し、企業にあった最適な制度を考えることによって、お客様と信頼関係を築く事ができ、選んでもらうことができたというような内容になっています。
この文章では、お客様のことを第一に考え、何度も話し合いを行い、お客様にとって最適の提案をすることがとても重要だということがわかります。
そのため、日本生命の求める人材像の中でも「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」「ハートフルな人」が重視されていると考えられます。
日本生命のインターン選考フロー
以下は21卒対象の内容になります。
職場受入型インターン
ES▶面接
グループワーク型インターン
ESのみ
日本生命のインターン選考ES対策
以下は20卒向けインターンで出題されたES設問になります。
②自分自身が最も力を入れて取り組んできたことについて、どのように取り組んできたかを具体的にご記入ください。(200文字以下)
③上記経験を通じて、自身の成長した部分についてご記入ください。(200文字以下)
④インターンシップに応募した動機や、意気込みについてご記入ください。(200文字以下)
2019年夏に開催される21卒向けインターン「職場受入型インターン」と「グループ型インターン(ファイナンシャル・プランニングコース)」では、①と②と④の設問が課されます。
設問ごとにそれぞれ解説していきます。
設問の意図
ここでは、学生時代の勉学に対する姿勢が問われています。このように、就職活動では、サークルやアルバイトだけでなく、学生の本分といえる学業に対する姿勢に関しても見られています。
少し話が逸れますが、本選考でもESや面接において、学業について問われることは多いです。また、大学の成績証明書の提出を求める企業も少なくないため、選考において学業が評価対象となっていると考えられます。
就職活動のために、学業に取り組むというのは矛盾していますが、一定の評価基準となっていることは念頭においておく必要があるでしょう。
意図を踏まえた回答方針
文系の学生であればゼミ、理系の学生であれば研究室のことを書くことが多いかと思います。とはいえ、ゼミや研究室に入っていない方もいるかと思いますが、焦る必要はありません。あくまで、専攻内容と書かれているため、自身の専攻の中で力を入れた教科について記述しましょう。
ここでは、
選考及びゼミの概要→なぜそれに取り組んだのか→その具体的内容→今後学びたいこと
という流れで記述すれば分かりやすいかと思います。
専攻の内容について正確に伝えることは当然ながら重要ですが、なぜその専攻を選び、それに取り組んだのかという理由についてまで記述することができれば、あなた自身の人柄や考え方についても相手に伝えることができるでしょう。
そして、過去と現在の取り組みだけでなく、今後どういったことを研究したいかということにも言及することができれば、より具体性が高まるだけでなく、あなたの学業に対する意欲や積極性についても示すことができます。
何を書けば良いか分からないと、内容の部分で悩んでいる方は、以下のunistyleの記事もご参照ください。
設問の意図
いわゆる「学チカ」、学生時代力を入れたことが問われています。企業がESから学生の人柄や能力を知るために、最も手っ取り早い設問といえます。インターン選考だけでなく、本選考においても頻出の設問であるため、これを機に一度自身の経験について振り返ってみると良いかもしれません。
意図を踏まえた回答方針
基本的には、unistyle上のガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-を参考に記述頂ければ良いかと思います。
以下、上記の学生時代頑張ったことのフレームワークに沿って、説明していきます。
②動機:なぜ取り組んだのですか
③目標と困難:取組みにおける目標は何ですか?取組みにおける困難は何でしたか?
④取組み・工夫⇒結果:目標達成や困難を克服するためにどのように取り組みましたか?
⑤人柄:取組みで活かされたあなたの人柄・キャラクターは何ですか?
⑥学び:取組を通じて何を学びましたか?
この設問においては、①〜⑤について記述すれば良いでしょう。⑥については、次の設問で記述しましょう。
①の結論については、エピソードそのもののインパクトも重要ですが、それが高い目標に向かって取り組んだものであるかという点も重要な評価対象となります。独自性が強く高い目標に向かって取り組んだエピソードを書きましょう。
②の動機に関しては、あなたの価値観に根ざしたものであるほど、読み手の納得感は高まります。自身のこれまでの経験を踏まえ、どのような価値観、志向から取り組んだのか、取り組みにおけるモチベーションの源泉について明示しましょう。
③の目標と困難では、その目標の難易度だけでなく、目標設定能力や問題把握能力が見られています。目標と困難に関しては、客観的に誰が見てもレベルの高いものであった方が、読み手の共感も上がるでしょう。また、その目標が課題に対して妥当なものであるか、目標設定の正確さについても評価対象となります。
④の取組み・工夫では、その取組みにおける課題と原因の特定、それに対する施策の立案・実行までを一連の流れとして示しましょう。施策の独自性やその効果についても当然重要ですが、それが課題に対する打ち手として最善なものであったのかという点も非常に重要です。あなたならではの考え方や方法など、独自性についてもアピールすることが重要です。
⑤の人柄に関しては、あなた自身の人柄が、取組みの中で周囲の人間関係にどのような影響を及ぼしたのかを示しましょう。また、そのことにより、組織としてどのような結果を導くことができたのかについても示しましょう。
→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。
合格者の回答
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上記の経験から得た学び、及びどのようにあなた自身が成長したのかが問われています。経験から何を学び、どのようなことを考えたのかを示しましょう。
失敗を失敗で、成功を成功で終わらせるのではなく、そのような結果に至った経緯を自分なりに考えられる人材を企業は求めています。いわゆるPDCAのC(Check)及びA(Action)ができる人物であるかが見られています。
意図を踏まえた回答方針
上記で示したように、学チカの⑥学びについて示しましょう。その経験から何を学んだのかは当然ながら、その経験を踏まえ何を考え、次にどう活かしたかについても記述しましょう。あなた自身が、常に現場に満足せず成長し続けられる人物であることを企業にアピールすることが重要です。
合格者の回答
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設問の意図
インターンシップへの「志望動機」が問われています。動機や意気込みとは書かれていますが、一般的な志望動機と考えて問題ありません。
ここで、意気込みと書かれている理由としては、企業側が深い業界研究・企業研究を求めていないということが考えられます。夏の段階では、インターンシップで何を学びたいかという積極性を企業は見ていると考えてよさそうです。
意図を踏まえた回答方針
ここでは、【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説を参考に記述しましょう。
②きっかけとなる経験
③企業選びのポイント
④他に受けている業界とその業界ではダメな理由
⑤具体的に取り組みたい仕事
⑥業界の中でもその企業の理由
基本的には上記フレームワークはインターンシップESにおいても利用できますが、インターンシップの行われる夏の段階では、それほど深い業界理解、企業理解は求められていないと考えられます。
特に、生命保険業界は、各社細かな違いはあるものの、行なっている事業に大きな違いがないため、夏の段階で各社の違いを明確にすることは難しいでしょう。
とはいえ、同社が近年度どのような分野に注力しているのかについて、大まかに理解しておくことは重要であるため、新聞やネットニュースで情報を日頃から収集しておきましょう。
→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について解説していきます。上記のフレームワークの活用法についても説明しているので、ぜひご参照ください。
合格者の回答
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日本生命のインターン選考面接対策
以下は20卒対象の内容です。
人数:面接官1人、学生5人
質問内容:
●自己紹介と強み
●志望動機
●強みを裏付ける具体的なエピソード
それぞれの設問ごとに説明します。
自己紹介と強み
20卒の面接の際は、後の質問で強みを裏付けるエピソードを話す場面があるので、ここでは自己紹介と強みを端的に述べるようにしましょう。
志望動機
上記の設問は志望動機について聞かれています。
企業が志望動機を聞く理由としては、「自社への志望度を知りたい」「入社の際のモチベーションを知りたい」の2つがあります。
そのため、上記2つを網羅する論理的な志望動機を伝え、選考官に「だからこの人は弊社の選考を希望しているのか」と思ってもらう必要があります。
また、志望動機に関しては、ただ単純に「参加したい理由」を述べるだけではなく、「そのインターンで何を学びたいのか?何を経験したいのか?」という内容を述べ、その上で「参加したい理由」を伝えるようにしましょう。
志望動機を考える際は以下のフレームワークを参考にしてみてください。
強みを裏付ける具体的なエピソード
企業が強みを問う理由は以下の2つです。
②キャラクターが自社にマッチしているか
つまり、「過去の経験に基づき、自身が企業が求める能力・キャラクターを有していることをアピールする」と良いと言えます。
強みを書く際に意識すべきことを以下で紹介します。
なぜなら、強みが1つのエピソードからしか裏付けされていないと再現性に欠けるからです。
そもそも、自己PRとは自分の強みを相手に伝えることが一番の目的です。また、企業側はその強みが入社後自社において活きるものであるかを見ています。つまり、学生はエピソードを通して、その強みが入社後に活きるものであることを企業側に伝える必要があるわけです。
このことから考えていくと、強みが一回きりのものではないかという企業側の懸念を学生は解消しておく必要があります。たった一度発揮された程度では、入社後もその強みが発揮されるとは限らないという企業の懸念は至極当然といえます。
したがって、そのような懸念を取り払っておくために、複数の経験から強みを裏打ちしておく必要があります。
強みとエピソードの関連性が薄いと、強み自体のインパクトも弱まってしまいます。
そのため、アピールすべき強みがズレないように、強みの部分は何度も推敲した上で、言葉をするよう選ぶようにしましょう。もっと言うと、文章を読んだだけで、この学生がどんな強みを持っているのかが相手に伝わるように書く必要があります。
例えば、定量的に比較できるものを持ち出した場合、読み手は間違いなく他の学生とその点数等を比較するでしょう。そのような定量的に測ることができる場合できるに限っては、自分自身の経験が他の学生に勝っているようなものでなければ評価はされにくいといえます。
そのため、特筆すべき経験がない学生は、定量的ではなく定性的な経験について書くというのも一つの手です。
最後に
国内最大手の生命保険会社である日本生命は、就活生から非常に人気の高い企業です。企業理解を深め、本選考で他の学生に差をつけるためにも、インターンシップに参加しておくことをオススメします。
また同社のインターンシップはグループワーク型だけでなく実際の職場で行われる就業体験型のものもあります。働くことのイメージを持つという点からも、同社のインターンシップは価値があるといえそうです。
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