伊藤忠商事のインターンES・面接対策|インターン徹底攻略
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最終更新日:2022年03月29日
伊藤忠商事は2015年度の純利益で総合商社第一位となったことで話題になりました。
総合商社の中でも体育会系のイメージが強い社風の会社で、自社の採用HPにも「商人」や「野武士」といった言葉が並びます。
三菱商事や三井物産に比べると資源分野よりも、食糧や繊維といった非資源分野に強みを持つ企業です。また経済成長を続けている中国に対する投資が強く、中国No1商社と前々から全面に押し出しています。
伊藤忠商事は総合商社の中でも昔から5days程度のインターンシップを続けており、人気度合い・選考内容からインターン参加者は例年、外資系投資銀行、外資系コンサルなど難関企業に就職しています。
総合商社に興味がない人でも選考内容に慣れる、優秀な学生と濃密な時間を過ごしたいと思うのであればオススメのインターンとなっています。
伊藤忠商事のインターン選考内容
伊藤忠商事のインターン選考内容は年によって変わりますが、基本的にはエントリーシートの提出後、1〜2回の面接+GDでインターンに参加できるかどうかが決まります。
① プレエントリー 10/11(火)~10/28(金)20:00
② Webエントリーシート・顔写真の提出 10/11(火)~10/31(月)12:00
PR動画提出 10/17(月)~10/31(月)12:00
③ 選考会
大阪本社 11/10(木)、11/11(金)
東京本社 11/15(火)、11/16(水)
北海道支社・東北支社・中部支社・九州支社 11/17(木)
※ 応募者多数の場合、WebエントリーシートとPR動画にて審査を行い、選考会にご参加いただく方を決定致します。
※ 選考会の際の費用(交通費・宿泊費)は、全額自己負担となります。
2016年のインターンシップではWebエントリーシートに加えて、PR動画の提出が求められています。
近年では応募者を選考する上で写真だけでなく動画によって雰囲気をつかむために、PR動画の提出を求める企業が増えてきています。
PR動画の提出となると奇をてらって面白いことをやらないといけないのかという気持ちになる人も多いのですが、あくまで仕事ができるかどうかの参考にするものですので、奇をてらわずに自己PRで伝えたい学生時代頑張ったことや志望動機で話すための企業選びの軸ときっかけとなる経験に沿ってオーソドックスに話せばよいでしょう。
伊藤忠商事のインターンシップのエントリーシート対策
2016年のインターンシップのエントリーシートの設問は2つで、これもオーソドックスに学生時代頑張ったこととそこから学んだことというシンプルな構成になっています。
伊藤忠商事インターンシップES設問
1.あなたが使命を果たすべく全力で取り組んだ経験と、そこから学んだことをどの様に生かしているか教えてください。 (800文字以内)
2.あなた自身と伊藤忠商事の共通点を教えてください。(800文字以内)
学んだことについては、例年「チームワークの重要性を学んだ」、「リーダーシップの取り方が勉強になった」など気付きのレベルで終わってしまうものが多いのですが、「チームワークを発揮する上でどのように考え行動すべきか」、「リーダーシップを取るために大事なことは何か」といった仕事にも応用可能な「学び」を示す必要があります。
詳細な具体例については下記を参考にしてください。
参考:【ES例文付】他の就活生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方
→「取組の中から何を学びましたか?」という質問に対する評価のポイントと、評価される具体的な解答例について解説していきます。
伊藤忠商事のインターン面接対策
面接はインターンにおいても本選考においてもオーソドックスな学生時代頑張ったことの深掘りがメインになります。
本選考では①企業選びの軸→②きっかけとなる経験→③他に受けている業界→④なぜ総合商社→⑤総合商社の中でもなぜ伊藤忠かということが聞かれますが、インターンの段階では、「なぜ商社のインターンを受けにきたのか?」ということのみ聞かれるので上記の①企業選びの軸と②きっかけとなる経験を抑えておけば十分でしょう。
【選考内容】
1次選考:グループディスカッション
テーマ「秋入学につき賛成か?反対か?」
2次選考:面接
一問一答の質問の答えに対しての深堀り。
高校時代の経験に加え商社のインターンの志望理由も聞かれた。
【雰囲気】
1次選考:社員はノータッチで、机の周りをいろんな社員がぐるぐる回って評価をしていたようだった。
2次選考:特にアブノーマルな質問はなく、正直に答えていればいいような質問が多いように感じた。面接官の方々も終始にこやかだった。
参考:伊藤忠商事インターン情報
面接については本選考においても突拍子もない質問は特にされません。
学生時代の経験や自己PRについて深く聞かれるだけなので、学生時代頑張ったことのフレームワークや自己PRのフレームワークに基づき整理しておけば問題ないでしょう。
参考:闇雲な自己PRはNG 〜企業が求める能力・人物像を理解してから〜
→自己PRは「企業が求める人材像」を踏まえながら作成することが効果的です。この記事では実際のESを参考にしながら、企業が学生に求める3つの能力について解説しています。
→「自己PRの考え方がわからない」「自己PRに不安がある」といった学生に向けて、内定レベルの自己PRを簡単に完成させるための2つのステップをお伝えします。
伊藤忠のインターンシップ前に、東京海上日動火災保険やリクルートのインターン面接を受けておくと落ち着いて受けることができるでしょう。
参考:東京海上日動火災保険のインターンシップ|解説付き合格者ESと面接対策
→東京海上日動火災保険のインターン選考では、志望動機が問われない代わりに、「学生時代に頑張ったこと」や「自分自身の生い立ち」について深堀りがされます。自己分析・自己PRをブラッシュアップしたい学生は、積極的に応募してみてはいかがでしょうか。
こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
最後に
どの企業にも共通して言えることですが、伊藤忠においても本選考以上にインターン選考のハードルは高いものと思われます。
本選考で受けようと思っている人にとってはこれ以上ない機会になるので、総合商社を志望している人は伊藤忠の社風を敬遠する人でも受けるべきでしょう。
実際の選考に近い内容をどれだけ受けて、落ちて、次に繋げたかが本選考でも大きなプラスになるので臆せず受けてほしいと思います。
参考:インターンに落ちまくる原因と解決法 〜ES・面接通過に必要なこと〜
→サマーインターン選考での失敗を経験した学生が、選考を通じて感じた「一貫した価値観を持つこと」の大切さと、そのため準備すべきることについて解説しています。
また、unistyleでは公式youtubeチャンネルを開設しています。こちらの動画では伊藤忠商事の求める人材、ES・面接対策を解説しています。動画を通じて選考対策をしたい方はぜひご覧ください。