野村総合研究所のインターンES・面接対策|インターン徹底攻略

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最終更新日:2023年10月18日

野村総合研究所のインターンシップES一覧はこちらから

野村総合研究所は金融ITソリューションに強みを持つSIer企業としての側面を持つと同時に、コンサルティング企業としての側面も持つ、就活生から人気の企業です。

今回はそのような野村総合研究所のインターン概要からES・面接対策まで紹介していきたいと思います。

なお、野村総合研究所についての詳しい企業研究やES・面接の情報などは以下の記事を参考にしてください。

参考:野村総合研究所の企業研究
→野村総合研究所の本選考ES・レポート、インターンES・レポートなど掲載しています。

参考:野村総合研究所の事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】

→野村総合研究所の事業内容・本選考情報・ESの回答方法について紹介しています。

本選考とインターンの締め切り情報

野村総合研究所のインターン内容について

野村総合研究所のインターンは2コース存在し、経営コンサルティングコースとITソリューションコースがあります。

前者のコースは約20名程度の学生が参加し、土日を挟んで5日間開催されたようです。5人1組で経営課題に取り組み、各チームに配属先の社員がメンターとしてつくようです。

初日に自己紹介やコンサルティング業務についてのワークショップ、チーム発表、担当部署の社員との飲みが行われます。

2日目から4日目はチームで課題に取り組みプレゼンの準備、最終日には社員の方々に向けて全チームがプレゼンを行い、夜に懇親会が行われます。

インターン中は朝早くから夜遅くまで課題に取り組むチームが多く、また土日を挟むことからほとんどのグループが土日も自主的に課題に取り組んでいたようです。

後者のコースは9日間開催で、初日と2日目は全体研修で野村総合研究所についての企業説明とグループワークが行われます。

そして3日目〜8日目はインターン生が各々現場に配属され、配属先でそれぞれ与えられたタスクを遂行します。

最終日には各人の現場での成果報告と打ち上げが行われます。

野村総合研究所のインターン選考内容

野村総合研究所のインターンの選考はES→テストセンター+面接→GDという流れで行われます。

特に経営コンサルティング部門のテストセンターの通過基準は厳しめに設定されているので、自信の無い学生はしっかりと対策をして臨む必要があるでしょう。

また、経営コンサルティング部門では選考の最終段階のグループディスカッションに加えて同時に集団面接も行われるようです。

選考フロー


エントリーシート(締め切り後1週間後に連絡)→テストセンター&1次面接(1週間後に通過連絡)→2次面接&GD(4日後にメールにてインターン参加の連絡)

 

参考:野村総合研究所 インターン情報

野村総合研究所のインターンES対策

野村総合研究所のインターンESは1問目に関しては経営コンサルティングコースとITソリューションコース共通の内容ですが、2問目はそれぞれのコースで異なる設問となっています。

野村総合研究所インターンシップES設問

◆設問1

あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、そのテーマにおける難しかった点、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。(400字以内)

 

◆設問2

・経営コンサルティングコース

あなたの知っている企業を1つ選び、その企業が直面している問題点を1つ挙げてください。また、その問題の原因と、企業がとるべき解決策について、あなたの考えを教えてください。(400字以内)

 

・ITソリューションコース

あなたがNRIのITソリューション部門において「特にやってみたい仕事・業務領域」「創造・発展させたいソリューション」「ITを用いて実現したいこと」のいずれかについて、具体的に教えてください。そう考えた理由についても併せて教えてください。(400字以内)

設問1:あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、そのテーマにおける難しかった点、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。(400字以内)

設問1では、困難や成し遂げたことなどといった学生時代の経験が問われています。

学生時代の経験から導かれる自分の強みをアピールし、その強みが野村総合研究所が学生に求める資質と合致していることをアピールできればよいでしょう。

野村総合研究所の社員はコンサルとSEに大きく分かれますが、コンサルであればクライアントの抱える課題を解決するため、自社の社員だけでなくクライアント企業の社員と共に目標を共有し信頼関係を構築しながらプロジェクトを推進していく必要があります。

SEでも同様の能力が必要で、顧客の目線に立って顧客の抱えるIT面での課題解決を推進していくことが求められます。

以上を踏まえ「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」に基づいて考えると、以下のような強みを持った人材を野村総合研究所は求めていると考えられます。

「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」
「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」
「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」


このような能力と自分の強みが合致していることを示せればよいでしょう。

設問2【経営コンサルティングコース】:
あなたの知っている企業を1つ選び、その企業が直面している問題点を1つ挙げてください。また、その問題の原因と、企業がとるべき解決策について、あなたの考えを教えてください。(400字以内)

設問2に関しては、経営コンサルティングコースではケース問題となっています。

ケース問題対策のための書籍は様々ありますが、下記の「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」で対策は十分でしょう。

ケース問題で課されるお題はグループディスカッションのお題と共通する場合も多く、ケース問題対策とGD対策は兼ねて行うことができるので、今のうちに積極的に対策をするとよいでしょう。

コンサルではない日系企業を志望する学生でもGDの対策は必須だと思うので、是非ケース問題に取り組んでみてください。

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

参考:「総合商社・日系大手企業志望でもケース面接対策は必須になってきている

→日系大手企業でケース面接が課されるようになった背景、その対策法について紹介しています。

設問2【ITソリューションコース】:
あなたがNRIのITソリューション部門において「特にやってみたい仕事・業務領域」「創造・発展させたいソリューション」「ITを用いて実現したいこと」のいずれかについて、具体的に教えてください。そう考えた理由についても併せて教えてください。(400字以内)


一方、ITソリューションコースではいわゆる志望動機が問われています。

志望動機は以下のリンク先を参照にしながらフレームワークに沿って書けば、スッキリとした志望動機が書けると思います。

インターンの段階であれば「業界の中でなぜ当社か?」ということに関し深く掘り下げなくても良いと思いますが、成し遂げたいことが自らの経験と紐付いているか、また成し遂げたいことが志望企業と合致しているかに関しては注意しましょう。

参考:内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク

→志望動機を作成する際に活用できるフレームワークを提示しています。

野村総合研究所のインターン面接・グループディスカッション対策

野村総合研究所のインターン面接では学生時代頑張ったことや自己PR、インターンへ応募した理由などが主に問われ、突拍子もない質問はあまりこないようです。

そのため、ESを書く段階で整理したインターン志望動機や自己PRなどの基本的な事項について落ち着いて話せれば問題ないでしょう。

グループディスカッションについては、前述したようにケース問題対策がGD対策につながります。

GDでは「相手の話をよく聞く」といったマナー面よりも、「お題に対して自分一人で答えを導き出す」能力面の方が重要です。GDで沈黙してしまったり相槌を打つだけになってしまうのは、お題に対する自らの意見、すなわち自分で導き出した結論が無く、他人の意見に乗るしか術がなくなってしまうからでしょう。

そうならないためにも、お題に対し自分1人で結論を出せる能力を早いうちから養っておきましょう。

参考:「グループディスカッションを突破する上でまず最初に鍛えるべきたった一つの力
→グループディスカッションを突破する上で最も大切な「一人で結論を導く力」の鍛え方について解説しています。

参考:野村総合研究所 インターン情報

→野村総合研究所のインターンの詳細について紹介しています。

最後に

いかがだったでしょうか。

野村総合研究所のインターンの選考はES、テストセンター、面接、GD全てが課され非常にタフなものではありますが、その分選考を受けることで得られる学びや気付きは大きいのではないのでしょうか。

是非、皆さまには野村総合研究所のインターン選考に挑戦してほしいと思います。

野村総合研究所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

photo by Martin Thomas

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