【ノート例有】業界研究ノートとは?作り方や必須項目をわかりやすく解説

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最終更新日:2024年11月05日

業界研究を行う際、「業界研究ノート」というものを作成する就活生の方は少なくありません。

ただ、業界研究ノートといっても具体的に何を書けば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向け、本記事では業界研究ノートに書くべき項目や、そもそもなぜノートを作る必要があるのかをわかりやすく解説していきます。

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業界研究ノートとは

業界研究ノートとは業界研究ノートとは、業界について調べて得た情報をまとめたノートを指します。

情報をノートにまとめておくことで後から見返すこともでき、就職活動に大きく役立てることができます。

業界研究ノートには様々なタイプのものがありますが、就活生にオススメなのは業界を細分化してノートを作成することです。

例えば、自動車業界であれば「自動車業界」という広い括りではなく、「自動車部品メーカー」「完成車メーカー」「自動車販売会社」などと、業界の中でも細かく分類してノートを作成するというものが挙げられます。このようにノートを作成することで業界の全体的な構図を知ることができ、よりわかりやすい業界研究ノートを作成することができます。

業界研究ノートを作る目的

業界研究ノートを作る目的

【最新版】業界研究のやり方やポイントをわかりやすく徹底解説でも述べていますが、業界研究ノートを作る目的は下記の3点になります。

  • 業界や企業の理解を深め、自分の言葉でアウトプットできるようにするため
  • 評価される志望動機を作るため
  • 評価される自己PRを作るため

以下でそれぞれについて解説します。

業界や企業の理解を深め、自分の言葉でアウトプットできるようにするため

ES・面接にて志望動機などを語る際は自分の言葉でアウトプットする必要があります。

つまりネットなどで得た情報をそのまま覚えるだけではなく、一旦自分の中に落とし込むことが大切となります。

その際に活用できるのが業界研究ノートになります。

各業界の仕事内容や特徴などをノートにまとめ、それを自分の言葉で説明できるようにします。そうすることで質の高い業界研究を行えているという印象をつけることができます。

評価される志望動機を作るため

評価される志望動機を作るためには業界研究は必須となります。

志望動機は志望度をアピールするものであるため、理解が浅いと「この就活生は本当にうちを志望しているのかな?」と採用担当に不信感を持たれてしまう可能性があります。

そうならないためにも業界研究ノートを活用しましょう。

業界研究ノートにその業界や関連業界についてまとめておくことによって、他の業界や企業と比較しながら志望理由を述べることができるため、信憑性の高い志望動機を作ることができます。

志望動機の書き方

評価される自己PRを作るため

業界研究では、業界や企業などの情報を得た上で自分に合っているかを確認することが大切です。

「自分に合っている=その企業で求められている素養が自分にある」ということになります。

自己PRとは端的に言うとあなたの強みを伝える質問形態であり、裏付けとして自身の生い立ちや具体的なエピソードを用いて説得力を高めていく必要があります。

つまりこの「業界で求められる素養」と「あなたの強み」の合致を伝えることが、効果的な自己PRを作る上で重要となります。

自己PRの書き方

業界研究ノートの作り方

業界研究ノートの作り方業界研究ノートの作り方は以下のステップで行ってみてください。

業界研究ノート作成の手順【step1】市場規模を把握する
【step2】業界のビジネスモデルを理解する

【step3】業界1位の企業を調べる

【step4】新規参入企業を調べる

【step5】自分の企業選びの軸に合っている企業を選ぶ

【step6】興味ある業界の志望動機と自己PRを考える

step1:市場規模を把握する

市場規模とは「ある市場においての経済活動の規模を意味する言葉」であり、経済活動の規模とは、その市場で行われる商取引で発生する売上のことを指します。

【最新版】業界研究のやり方やポイントをわかりやすく徹底解説でも述べているように、市場規模とは会社の成長を左右する重要な指標であるため必ず把握しておくようにしましょう。

各業界の市場規模を知りたい方は以下の記事でサイトを紹介しているので、そこから調べてみてください。

step2:業界のビジネスモデルを理解する

市場規模とは「ある市場においての経済活動の規模を意味する言葉」であり、経済活動の規模とは、その市場で行われる商取引で発生する売上のことを指します。
【最新版】業界研究のやり方やポイントをわかりやすく徹...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

step2:業界のビジネスモデルを理解する

ビジネスモデルを理解するということは「商材とお金の流れを理解する」、つまりどこに商材を販売して、どこから利益を得ているのかを理解するということです。
就活で数々の選考を突破するためには、各業界のビジネ...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

step3:業界1位の企業を調べる

例えば、総合商社であれば「三菱商事」、自動車業界であれば「トヨタ自動車」などといったように各業界のリーディングカンパニーを知っておくことも必要です。
競争が激しい業界に関しては、1位だけでなく上位の企...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

step4:新規参入企業を調べる

現代では、複数の事業を展開している企業も少なくありません。
そのため業界研究且つ企業研究として、新規参入企業を調べてみましょう。
「なぜこの企業はこの業界に参入できたのか」「新規参入が増えている今、元...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

step5:自分の企業選びの軸に合っている企業を選ぶ

そもそも業界研究とは自分の企業選びの軸を見つけるため・自分の軸と企業がマッチしているかを知るために行います。
そのため、業界研究で様々な業界の事業内容やビジョンを知ることで、企業選びの軸がない就活生に...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

step6:興味ある業界の志望動機と自己PRを考える

業界研究を通して自分の軸と合っている企業を選んだら、続いては志望動機と自己PRを実際に考えてみましょう。
業界研究の最終的な目標は企業に評価される志望動機や自己PRを書くことです。
そのため志望動機に...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

業界研究ノートの必須項目

業界研究ノートの必須項目業界研究ノートを作成する際の必須項目を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

業界研究ノートの必須項目

●業界名

●業界の市場規模

●ビジネスモデル

●業界の歴史や動向

●業界のトップ10企業

●関連している業界

●平均年収

●魅力・懸念点

あくまでも一例にはなりますが、以下のような図を用いて業界研究を進めてみてください。

業界研究のノート

業界研究ノートを作る際のポイント

業界研究ノートを作る際のポイント業界研究ノートを作成する際のポイントは「情報を常に更新する」ということです。

業界や企業は常に変化していくものであるため、古い情報だとせっかく収集しても無意味になってしまいます。

そのためニュースや新聞などを定期的にチェックし、常に業界や企業の動向にアンテナを張っておくようにしましょう。

最後に

業界研究ノートのまとめ本記事では業界研究ノートについて解説してきました。

ノートを作成することでいつでも見返すことができ、面接やESでの志望動機や自己PRに活用することもできます。

そのため、本記事で紹介した図のようなノートを作成し、効率的な業界研究を行ってみてください。

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