プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の説明会・選考 1 件

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン) 夏選考 (2026年卒) 対象:26卒 情報の精度には最大限注意しておりますが、新型コロナウイルスの感染予防対策等による社会情勢の変化の影響で、募集内容に随時変更があるかもしれないため、本記事に記載の情報は最新ではない可能性があります。締切情報収集の際には本記事の記載情報だけでなく、必ず当該企業の採用HP/マイページなどでご確認いただき、そこで発表されている"最新の一次情報"を優先して下さいますよう、お願い申し上げます。 P&Gではこの夏、2026卒の学生を対象とした選考が開催されます。 入社1日目から実際に新入社員が担当しているリアルジョブに挑戦できる職種別内定直結型ンターンシップが実施されます。 ■募集職種 ・マーケティング(Marketing) ・営業統括(Sales) ・経営管理本部(Finance and Accounting) ・生産統括(Product Supply) ・人事部門(Human Resources) ・研究開発(Research & Development) ・消費者市場戦略(Analytics & Intelligence) ・情報戦略本部(IT) ■夏選考 スケジュール 応募・オンラインテスト締め切り:6月24日(月) 職種別説明会:7月6日(土)、7月7日(日)(希望職種の参加必須) 最終志望職種・サプリメンタルデータシートの提出:7月中旬 面接(職種別): 8月上旬以降 ■応募条件 全ての職種において、以下の基準を全て満たしている必要があります。 ・2025年4月1日から2026年3月末までに国内外の大学・大学院を卒業する予定の方 ・2025年卒向けの選考で不合格となっていない方 ・日本語がビジネスレベル以上の方 ・英語で簡単な意思疎通ができる方(目安TOEIC600点以上) ※上記スケジュールは変更される場合があります。 ※各インターンシップ参加にかかる交通費や宿泊費などの必要な費用はP&Gが負担します。その他日当などについてはP&Gインターンシップ規定に従い支払われる場合があります。

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の本選考ES 74 件

エントリーシート プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン) 卒 Q ♦ 1. あなたがグループの中でリーダーシップをとって方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験(500〜700)
A ① <ゼミ対抗ディベート大会の準備での経験> 所属するゼミにて、学部内のゼミ対抗ディベート大会に出場するため、関連の知識を身につけ、チームで話し合うなどの事前準備が必要だった。ここで2つの問題があった。1つは各メンバーが多忙で、全員が集まる時間を確保できないこと。2つ目に、個々の主張が強く、意見が対立して話がまとまらないことであった。②そこで、ゼミ長としてチームを団結させて大会優勝へ導くため、解決策を考え実行した。まず全員が集まったときに円滑に話を進め議論ができるように、共有すべき基本的な情報や共通意識をwordでまとめて事前に配布。2日に1度、22:00からスカイプ会議を設けて全員が参加できるようにし、論題や目標会議時間を明確にして中身の濃い会議を行うよう心掛けた。チームのメンバーもこのやり方に賛同を示してくれたため、忙しい中で時間をつくり事前に情報を読み込み、次のスカイプ会議までに意見をまとめることを全員怠らなかった。そのため、会議の時間を充実させられた。また、個々の意見にしっかり耳を傾けることを心掛け、そのアイデアを掘り下げ深く考えるようにした。アイデア同士を上手く繋げたり、新たな意見を提案したりして、チームの意向を擦り合わせた。③その結果、大会本番ではチームの主張がぶれることなく論理的な討論を展開することができ、チームカラーであった主張の強さも助長して決勝戦まで勝ち進むことができた。優勝は逃してしまい目標を達成できたわけではないが、この経験の結果、良いチームを築くために大切なことは、目標やビジョンを明確にしてチームを率いるリーダーシップ・目標達成のための戦略の共有・言い合いを含めたチーム内のコミュニケーションだと感じた。
15
エントリーシート プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン) 卒 Q ♦ 1. あなたがグループの中でリーダーシップをとって方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験(500〜700)
A ① <ゼミ対抗ディベート大会の準備での経験> 所属するゼミにて、学部内のゼミ対抗ディベート大会に出場するため、関連の知識を身につけ、チームで話し合うなどの事前準備が必要だった。ここで2つの問題があった。1つは各メンバーが多忙で、全員が集まる時間を確保できないこと。2つ目に、個々の主張が強く、意見が対立して話がまとまらないことであった。②そこで、ゼミ長としてチームを団結させて大会優勝へ導くため、解決策を考え実行した。まず全員が集まったときに円滑に話を進め議論ができるように、共有すべき基本的な情報や共通意識をwordでまとめて事前に配布。2日に1度、22:00からスカイプ会議を設けて全員が参加できるようにし、論題や目標会議時間を明確にして中身の濃い会議を行うよう心掛けた。チームのメンバーもこのやり方に賛同を示してくれたため、忙しい中で時間をつくり事前に情報を読み込み、次のスカイプ会議までに意見をまとめることを全員怠らなかった。そのため、会議の時間を充実させられた。また、個々の意見にしっかり耳を傾けることを心掛け、そのアイデアを掘り下げ深く考えるようにした。アイデア同士を上手く繋げたり、新たな意見を提案したりして、チームの意向を擦り合わせた。③その結果、大会本番ではチームの主張がぶれることなく論理的な討論を展開することができ、チームカラーであった主張の強さも助長して決勝戦まで勝ち進むことができた。優勝は逃してしまい目標を達成できたわけではないが、この経験の結果、良いチームを築くために大切なことは、目標やビジョンを明確にしてチームを率いるリーダーシップ・目標達成のための戦略の共有・言い合いを含めたチーム内のコミュニケーションだと感じた。
216

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)のインターンES 17 件

インターンエントリーシート(営業統括本部)(Sales) プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン) 2019卒 男性 Q Describe a time when you were able to step into a group, take charge, and bring about excellent results. あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度
A 所属している教育ボランティアサークルにおいて、高校生対象にキャリア教育を目的としたキャンパスツアーを開催し、プロジェクトリーダーとして全体を率いた。開催にあたっての困難は、大学関係各所との交渉・ディスカッションの進行役育成だった。  「関係各所との交渉」:イベント自体の開催許可や参加者の駐車場手配、施設見学の許可などが必要だったことに加えて、サークル主導によるキャンパスツアーの開催前例がなかったため、大学の各部署の担当者も許可に難色を示したことが困難の理由だ。当日アクシデントが最小限にとどまるように必要な事前申告を洗い出し、許可申請においては学生の自発的活動を支援する部署の職員経由で申請を依頼することで解決した。  「ファシリテーターの育成」:大学教員による講義(統計学について)の後、テーマに関するディスカッションがイベントのメインコンテンツだったが、進行役となるサークルメンバー自身も初めて扱うテーマのため、事前準備を入念に行う必要があった。高校生の知識の幅を考慮した議論のつまりを想定し、高校生が自分自身で考えを深められるように、ディスカッションをシミュレートして進行の練習を行った。 プロジェクトの成果は「高校生の90%の以上の満足度を獲得こと」「サークルが活動拡大に積極的になったこと」だ。今までの活動の枠にとどまらない大規模なイベントを成功させたことで、サークル内に何でもやってみようという空気が醸成され、キャンパスツアーの継続開催に加えて近隣中学校への出張キャリア教育など、活動の幅が大きく広がった。
4

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の本選考レポート 14 件

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)のインターンレポート 10 件

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の社会人インタビュー 2 件

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の就活テクニック 8件

0

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)のコラム 1件

P&Gのインターン選考(ES・適性検査・GD・面接)対策 P&Gのインターン選考(ES・適性検査・GD・面接)対策 外資系メーカー志望者を中心に、毎年就活生から高い人気を誇る「P&G」。言わずとしれた世界トップの生活消費財メーカーであり、P&Gの商品を利用したことのない人はいないのではないでしょうか。本記事では、P&Gのインターン内容と具体的な選考対策を解説していきます。本記事の構成P&GとはP&Gの22卒向けインターン内容P&Gの求める人物像P&Gのインターン選考内容P&Gのインターン選考:Webテスト対策P&Gのインターン選考:グループディスカッション(GD)対策P&Gのインターン選考:エントリーシート(ES)対策P&Gのインターン選考:面接対策最後にP&Gとは「プロクター・アンド・ギャンブル」、略してP&G。1837年にアメリカのオハイオ州で設立されたP&Gは2020年、世界約70カ国に拠点を有し、総従業員数は全世界で約97,000人に上ります。P&Gが日本で営業を開始したのは1973年であり、日本における本所在地は兵庫県神戸市です。営業開始から50年近く経過した現在、育児事情を大きく変えた紙おむつ「パンパース」や、新しい生活習慣を生んだ「ファブリーズ」など、人々の暮らしを変える革新的な製品を続々と世に生み出してきました。P&Gの企業理念は"世界の人々の、よりよい暮らしのために"です。この企業理念は、P&G社員のすべての活動の原点とされています。企業理念のもと、『社員一人ひとりが誠実であること、すべての個人を尊重すること、そして、常に正しいことを行う』というP&Gの伝統は、175年以上続く長い歴史を通じて脈々と受け継がれてきました。続いて、P&Gの代表製品を確認していきます。代表製品は以下の通りです。■エアケア製品→ファブリーズ■乳幼児用紙おむつ→パンパース■ヘアケア製品→パンテーン、h&s■シェーバー→ジレット【参考】P&G企業HP:製品一覧また、P&Gはマーケティング部門に大きな強みを持っています。その中でも特に強みとして挙げられているのが、"徹底した顧客志向"・"ダイバーシティ(多様性)"の2つです。「徹底した顧客指向」に関しては、P&Gが長い歴史の中で貫いてきた"ConsumerisBoss(消費者こそが私たちのボス)"というビジネス理念でも表現されています。この姿勢を徹底的に追求することで消費者の支持を獲得し、市場を開拓してきました。「ダイバーシティ(多様性)」に関しては、これまで世界各国でビジネスを展開し、様々な国・地域のデータや事例が集まってきたことに起因しています。国籍や人種を超えたスタッフの集まりによってマーケティングのアイデアが議論され、そこから生まれるシナジーがP&Gの力強いマーケティングへと繋がっています。【参考】CNETJapan記事:P&Gのマーケティング組織が持つ「2つの強み」実際にこれまでにも「P&Gのマーケティング部門」からは数多くの著名人を輩出しており、Facebook元日本支部社長の長谷川さん、元USJのCMOでUSJ再建の立役者となった森岡毅さんなどがいます。P&Gの平均年収は「約800万円」、その中でも営業職の年収は「1000万円」を超えるとも言われています。世界トップの生活消費財メーカーだけあって同業他社よりも給与水準は高く、また実力や昇進に比例して給与も上がるようです。世界トップの生活消費財メーカーであり、特に「マーケティング部門」に大きな強みを持っているのが、今回紹介する「P&G」になります。【参考】P&G企業HPなお、エントリーシートや面接といった選考に不安があるという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシート・面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。P&Gのインターン内容ここでは、P&Gの22卒向けインターン内容について具体的に紹介します。P&Gのインターンは、各職種に応じて「コンテンツ内容」が異なります。22卒向けの2020年サマーインターンの詳細は以下の通りです。【マーケティング(MKT)】期間:10月~11月のうち1週間程度(日程詳細は7月下旬決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G製品ブランドのマーケティング戦略の立案(予定)【営業統括(Sales)】期間:9月~10月のうち3日間(日程詳細は7月下旬決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G・カスタマー・ショッパーにWINを導くための、製品販売戦略の立案(予定)【経営企画(F&A)】期間:9月下旬から10月の2-3日(日程詳細は7月下旬頃決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G製品の中長期経営戦略立案(予定)【生産統括(PS)】期間:9月~10月のうち3週間(日程詳細は7月下旬に決定予定)場所:神戸オフィス、東京オフィス、高崎工場、滋賀工場、明石工場のいずれか課題:サプライチェーン最適化のためのプロセス・システムの改善【IT】期間:2020年8月下旬から11月中旬の間で3週間以上(スケジュール、時間、曜日については個別に相談に応じます)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:ITを手法として、リアルなビジネス課題を解決させるための分析や企画立案、実行までを社員やビジネスパートナーともに実施。ITでビジネスを変えたい、ITとビジネスの架け橋になりたい、という想いのある方向けの実務実践プログラム。【研究開発(R&D)】期間:9月頃(日程詳細は7月頃決定予定)場所:神戸オフィス課題:R&Dのプロダクトリサーチ職に関わる課題(予定)※各インターンシップ参加にかかる交通費や宿泊費などの必要な費用はP&Gが負担します。その他日当などにについてはインターンシップ規定に従いお支払する場合があります。【引用】P&Gサマーインターンシップ2020また、選考フローやスケジュールに関しては以下の通りとなっています。エントリー締切:6月29日(月)正午◆エントリーの際に、参加したい職種を3つまで記入◆オンラインテストの受検は7月1日(水)正午締切◆オンラインテスト受験後、合格者には職種別説明会に参加できる職種が案内される職種別説明会&ケーススタディ:7月11日(土)~12日(日)◆インターン参加のためには参加は必須◆職種別説明会に参加できる人数は限られているため、応募人数が多い場合はオンラインテストの点数が高い方から優先して招待最終志望順位およびサプリメンタルデータシートの提出締切:7月19日(日)23時◆インターンポジションは限られているため、今回募集のポジションに適性がある人をこれらの情報から判断し、インターン前の面接試験に参加してもらう面接試験:8月上旬~◆開催期間や日数は職種によって異なるサマーインターン:9月◆開催期間や日数は職種によって異なる【参考】P&Gサマーインターンシップ2020上記のインターンとは別途、22卒向けインターンである"P&GSales体験ワークショップStrategicSellingChallenge"も開催されます。こちらに関しても既に「選考フロー・スケジュールの詳細」が出ておりますので、以下に記載します。スケジュール◆エントリー締切:6/10(水)正午◆オンラインテスト締切:6/15(月)◆インターンシップ:P&G東京オフィス:6/20(土)、6/21(日)※いずれか一日の参加となり、関西での実施はない。【参考】P&GSales体験ワークショップStrategicSellingChallenge2020年夏に開催される「22卒向けサマーインターン」は、①職種別のインターン②Sales体験ワークショップStrategicSellingChallengeの2種類のインターンへの併願は可能となっています。日程も被らないように設定されているため、可能な方は両方のインターンに応募してはいかがでしょうか。2種類の違いについて、職種別のサマーインターンは”内定直結”となっています。Sales体験ワークショップStrategicSellingChallengeは、P&G営業統括部門の特徴・強み・仕事内容を課題に取り組む中で1dayで体感することを目的としており、参加者の中から採用することを約束するものではないようです。P&GのインターンシップES一覧はこちらからP&Gの求める人材像ここでは、「P&Gの求める人材像」について紹介します。P&Gは自社として明確に「求める人材像」を明記していません。しかし、企業としての"共感する価値観(OurValues)"として以下のように掲げています。P&Gは、社員とその生き方を導く価値観(バリュー)とから成ります。私たちは、世界中で最も優秀な人材を引きつけ、採用します。私たちは、組織の構築を内部からの昇進によって行い、個々人の業績のみに基づき社員を昇進させ、報奨します。私たちは、社員が常に会社にとって最も重要な資産であるという信念に基づき、行動します。【引用】P&G企業情報サイト:企業理念また、その「共感する価値観」を構成する要素として"誠実さ・リーダーシップ・オーナーシップ・勝利への情熱・信頼"という5つを挙げています。そこで「共感する価値観」や「P&Gという企業の特徴」を踏まえ、以下の2点が"P&Gの求める人材像"に合致するのではないかと考えました。ここでは、に即して考えてみます。関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる人材P&Gは「共感する価値観」を構成する要素として"信頼"を掲げており、その信頼は消費者に対してはもちろんですが、「社員や製品自体」に対しても重要であると考えています。つまり、社内外含め様々な関係者と信頼関係を構築し、「企業のブランド力を高めたり、製品の魅力を発信する」ことのできる人材は必要となります。そしてP&Gは「生活消費財メーカー」に属されます。生活消費財メーカーは"消費者の生活を向上させる製品"を提供することが「企業としての価値」です。ただ単に製品を提供するだけでなく、"消費者が求めているものを心の底から理解し、革新的な技術とアイデアによって生活を豊かにしていく"ことで、さらなる「価値提供」を実現できます。つまり、「消費者や製品」の課題やニーズを的確に把握し、それを"いかに"解決まで持っていくことができるか"というスキルは非常に重要となります。リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる人材P&Gは「共感する価値観」を構成する要素として"リーダーシップ"を掲げています。さらにP&Gは外資系企業でもありますので、外資系企業特有の"実力主義"という風潮はかなりあります。実際に社内での各ブランド・マネジャー相互の競争はきわめて激しいらしく、自ら"リーダーシップ"を発揮し、熾烈な社内競争に勝ち抜いていく素養は必須であると言えます。また、P&Gでは職種別採用を用いており、「各職種・部門」の役割は明確に分かれています。しかし商品を「開発から販売する過程」においては、各部門が連携しなければ成り立ちません。つまり自身が担当する業務・部門だけに取り組むのではなく、"社内の様々な部門の社員と連携し、より高い目標を実現していく"力は、P&Gの社員にとって重要な力であるといえるでしょう。もちろん各職種によって求められる素養やスキルは異なりますが、特にこの2点を意識して選考に臨んでいただければと思います。以下に「P&Gの求める人材像」の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考】P&Gのインターン選考内容ここでは、P&Gのインターンの選考内容をご紹介します。先ほど「P&Gの22卒向けインターン内容」でも紹介しましたが、選考内容は以下の通りです。職種別サマーインターンオンラインテスト(webテスト)▼ケーススタディ(グループディスカッション)▼サプリメンタルデータシート(エントリーシート)▼面接▼インターンへの参加営業統括部門インターンの選考内容は以下の通りです。営業統括部門インターンオンラインテスト(webテスト)▼インターンへの参加上記の通り、P&GのインターンではWebテスト対策が必須となります。また、職種別インターンにおいては「Webテスト→グループディスカッション(以下、GDと表記)→エントリーシート(以下、ESと表記)→面接」という4つの選考フローがあります。これは、P&Gが例年「インターンと本選考で同じ試験基準」を使用しているためです。そのため、"オンラインテストと面接試験で不合格となった場合には今後の22卒選考に参加することができない"というのがP&Gの選考の特徴です。複数の選考フローの対策を行うことは大変ですが、その後の「本選考」にも大きく影響してくる選考となっているため、入念な対策をしてから選考に臨んでいただければと思います。P&Gのインターン選考:Webテスト対策P&Gのインターン選考に用いられるWebテストは"企業オリジナルの試験"となっています。21卒向けの試験項目は以下の通りでした。性格診断図形問題(GABのような形式)上記2科目で構成され、試験時間は30分~1時間程度です。性格診断については"P&Gの求める人材像"を踏まえて回答する必要があります。P&Gが求める人材像である"リーダーシップ・信頼"という観点を意識してみましょう。図形問題は企業オリジナルの問題ですが、形式がGABに似ているため、GABの対策をすることを推奨します。以下はGAB対策に関する記事です。ぜひご参照ください。【参考】P&Gのインターン選考:グループディスカッション(GD)対策続いては「GD」の対策を紹介します。21卒向けのインターンに関しては以下の通りでした。形式●テーマ:売上向上に関するケースワークなど●流れ:資料の読み込み→ディスカッション→発表●学生と面接官の人数:1グループ学生5,6名に対し、面接官が1,2名つく●ディスカッション時間:30~45分P&Gのグループディスカッション(GD)は例年、課題解決型・売上げアップ型が課されるようです。以下、テーマ別対策記事からの引用です。ご参照ください。課題解決型テーマのグループディスカッション(GD)の進め方◆手順①:前提確認・目的の明確化まずはメンバーのテーマに対する認識の違いによる議論の齟齬をなくすために、議論の前提条件に対する全体の共通認識を形成します。この段階では、5W2H(Who、When、Where、What、How、Why、Howmuch)を意識することが重要です。中でも、以下の3つの視点を大切にして欲しいと思います。曖昧な言葉の定義付け(What)目標の明確化(Why)主体の特定(Who)◆手順②:現状分析次に行うのは現状の分析です。解決策を提案するためには解くべき課題を明確にする必要があり、その課題を明確化するためには現状を把握することが求められます。現状分析を行う際には、問題の全体像を網羅的かつ詳細に理解することが必要です。そのためには、以下の2つのステップを踏む必要があります。(1)問題の切り分け問題の構造を把握するために、複数の切り口から問題を切り分けていきます。ビジネスの場面では3Cや4Pなどのフレームワークが思考を整理する切り口として用いられていますが、他にも「原因と結果」「国内と海外」などフレームワーク化されていない切り口も多く存在します。ロジカルシンキングの基本であるMECEの考え方に沿って、問題を「モレなくダブリなく」把握することができていれば、どのように問題を切り分けていっても問題ありません。また、以下の記事で書かれているように特定のフレームワークに固執することは本質的ではありませんが、考える切り口やツールとして持っておくぶんにはよいでしょう。【参考】頻出の切り口・「メリット」と「デメリット」・「原因」と「結果」・「促進要因」と「阻害要因」・「オンライン」と「オフライン」・「国内」と「海外」など他にも多数(2)ロジックツリー・図表に落とし込む問題の切り分けが終了したら、ロジックツリーや図表にまとめて原因を1つずつ洗い出します。ロジックツリーや図表を作成することで問題をわかりやすく網羅的に把握することが可能になり、周囲との共有も容易になります。ここで最も重要なことは図表を埋めることではなく、思考の整理と共有です。図表やロジックツリーは作成することそのものを目的とするのではなく、あくまでも補助的なツールとして認識してください。手順③:ボトルネックの特定・解決策の立案現状分析が終了したら、洗い出された原因の中から現在の課題解決のために必要な根本的な原因(ボトルネック)を特定し、解決策の立案を行います。ボトルネックの特定は、解決策の立案と同時並行で進めると行いやすいです。それぞれの原因に対する主要な解決策をイメージしながら、解決策の「効果」と「実現可能性」の2つの側面から原因を絞り込みます。その上で、絞り込んだ原因に対する解決策を深掘りしていきます。手順④:解決策の評価・優先順位づけ最後にそれぞれの解決策を評価し、優先順位づけを行います。解決策を評価する際には以下の4つの評価基準を考慮してください。インパクト:解決策がもたらす効果実現可能性:解決策のリスク・コストなどオリジナリティ:解決策の独自性タイムスパン:解決策を実現するまでにかかる時間売上げアップ型テーマのグループディスカッション(GD)の進め方◆手順①:前提確認・目的の明確化先述の5W2Hを意識しながら全体で共通認識を形成してください。売上アップ型ディスカッションでは実行主体が曖昧なままにされていること多いので、特に実行主体の定義付け(Who)を行うように注意してください。手順②:現状分析先述の課題解決型のテーマと同様に、以下の2つのステップを踏みます。問題を切り分けるロジックツリー・図表に書き出す売上アップ型のテーマで現状分析を行う際には、ビジネス系のフレームワークが役立ちます。また、ターゲットが決定していない段階で分析を行うと議論の軸がズレてしまうため、現状分析は以下の順番で行ってください。現状分析の順番①ターゲット分析(誰に売るか)▼②マーケティング分析(どうやって売るか)以下では、一般的に用いられるフレームワークを紹介します。これらに固執するのは本質的ではないですが、知っておいて損はないでしょう。フレームワーク3C:customer(自社)・competitor(市場)・company(競合)企業の経営戦略を考える際の基本フレームです。上記の3つの視点を活用することで、自社の強み・メインターゲット・競合との差別化要素を把握する際に役立ちます。4P:Product(製品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(販促)マーケティングの基本フレームです。製品を売る「企業」の視点から主要なマーケティング戦略を分析したものです。また、このフレームワークを製品を購入する「顧客」の視点から再定義した4Cというフレームワークも存在します。AIDMA:Attention(注意)→Attention(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(購買)顧客が製品の存在を認識してから購買するまでのプロセスを時系列で分解したフレームワークです。近年では、スマートフォンの普及により誕生した新しい購買プロセスを分解したAISAS(注意→関心→検索→購買→情報共有)というフレームワークが生まれています。P&GのGDでは、選考終了後に会場でそのまま「選考通過者」が発表されます。過去の選考参加者によると、倍率は"10倍"程度とも言われているため、事前に十分な対策をしておくことをオススメします。以下に「グループディスカッション(GD)」に役立つ記事・動画を載せておきますので、ぜひご覧ください。【関連記事】P&Gのインターン選考:エントリーシート(ES)対策続いてはエントリーシート(ES)の対策をご紹介します。P&Gのインターン選考のESは、職種別に異なる設問が与えられます。以下は21卒向けインターンのESの設問です。(一部抜粋)第一志望職種への志望理由(200文字以内)他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)あるグループの中で、あなたが下した難しかった決定についてお話ください。その決定に至るまでにどのような手順を踏み、結果はどのようなものでしたか?上記に質問事項の一部を取り上げましたが、P&Gのインターン選考のESは"志望職種への志望動機+500~700文字の設問(複数)"となっています。第一志望職種への志望理由(200文字以内)今回は本選考ではなく「インターン参加への志望動機」であるため、"このインターンで何を学びたいのか・このインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"を書けると、より高い評価を得ることができます。志望動機の構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。【参考】以下はインターン合格者のES回答です。◆第一志望職種の志望動機顧客の購買行動の動機や競合他社の戦略を徹底的に分析して適切な戦略を実行することで、顧客の購買行動に影響を与えることができ、かつ結果が数値に現れるというマーケティングという業務に魅力を感じたからです。さらに、客観的結果によって常に改善がしやすいため、自身の成長に繋がると考えています。また、日用品は誰もが使用する製品であるため、マーケティングの対象が広いことも魅力的だと感じています。P&Gインターン合格者のESその他の設問には複数の種類があり、毎年出題内容が異なります。以下では、過去に実際に出題された設問と、それらに対するインターン合格者のES回答を紹介します。ご参照ください。◆他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)中学の卓球部のキャプテンを務め、引退試合の団体戦でチーム一丸となって優勝を目指したとき。背景として、卓球部に自身を含む3年生のメンバーは15人ほど所属していました。引退試合は5つの学校が総当り戦を行い優勝を決めるという形式で、3年生の全メンバーが試合に出場する必要がありました。しかし、チームには「各部員の部活へのモチベーションの差によって、チームとしてまとまりが無い」という課題がありました。そしてこれは、学校の特性上勉学にウェイトを掛ける必要があり、部活にどの程度時間と労力をかけることが必要かということに対し部員間の見解の相違があった事で発生していました。そこで私は決められた短い時間でどれだけ練習の質を上げられるかに拘りました。具体的には、3年生全員で試合のオーダーを決め、自身の役割を認識させることで、当事者意識を持つような環境を作りました。また、個々の苦手分野を全員で話し合うことで明確化し、それを克服する練習メニューを個人に合わせて行いました。そして、部内で練習試合を積極的に組んで自分たちの実力を客観的に把握し、全体で何度も目標達成に向けてのプロセスや現状と目標との距離を確認するミーティングを行いました。そうしてキャプテンとして自ら考え実行できうることは全てやるという姿勢を見せ続けた結果、チーム全員が目標とそれを達成するまでのプロセスに納得しました。これによって、チームは気持ちの面でまとまりが生まれ、目標であった引退試合で優勝こそ出来なかったが準優勝を達成することが出来ました。P&Gインターン合格者のES回答◆あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)学部時代に、繁忙期の不動産会社でのアルバイトにおいて、短期の学生アルバイトの人員を半分に減らしたことで、大幅にコストを削減したとき。私は学部時代の3年間、大学近辺の不動産会社で長期のアルバイトをしていました。自身の役割の1つとして、繁忙期に入ってくる短期の学生アルバイトのマネジメントをアルバイト2年目の時に任されました。大学受験シーズンがバイト先の繁忙期で、不動産会社ではこの時期にどれだけ契約を取れるかが重要となります。その為、私がアルバイト1年目の時は、受験生の親子に賃貸の勧誘を行う短期の学生アルバイトを25人以上採用していました。しかし、私は採用する人数に対して問題を感じていました。なぜなら、学生を適切な配置に適切な人数を用意することが出来れば、半分の12人で大学周辺をカバーすることが出来るからです。また、競合他社には客引きに対するインセンティブが有り、自社では無かったことで学生アルバイトの客引きへの意欲が低い状態でした。そこで、私はアルバイト2年目の時にインセンティブ制度の導入と人員の削減を店長に提案し実現しました。インセンティブ制度を導入して12人の学生を適切な配置に適切な人数を用意したことで、学生アルバイトの客引きに対するやる気が上がり、全員が積極的に受験生の親子に賃貸の勧誘を行うようになりました。結果として、学生アルバイトの人数が減ったにも関わらず、客引き数は昨年の1.5倍以上の実績を上げることが出来ました。また、人数を半分にしたことで、インセンティブ制度でかかる費用を差し引いても、人件費を3日で10万円以上減らすことが出来ました。P&Gインターン合格者のES回答◆あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)私は大学2回生の時に、フリーペーパーサークルの営業チームのリーダーとして、メンバーの営業に対するモチベーションの改革とサークル運営の大幅な黒字化を達成しました。背景として、営業チームでは冊子を発行するための広告費を取ってくる役割があり、当時毎号2万円ほど黒字の状態でした。サークルの運営が黒字であった事やチーム全体の営業に対する不安や緊張が原因で、広告の新規開拓を行うモチベーションが低い状態でした。私は運営が不安定ですぐに赤字になる可能性がある状態を懸念し、毎号10万円の黒字化を目標としました。私が営業チームのリーダーとなった当初のミーティングでチーム全体に運営の現状を話し、新規開拓をするように指示しました。しかし、次のミーティングで進捗を聞いた際、ほとんどのメンバーが新規開拓を行なっていませんでした。私はこの時にチームを率いる難しさを知り、チームに対して真剣に向き合うことを決意しました。そこで私は全員と個別面談を行い、解決策を話し合い、その中で運営に反映できるものは実行しました。具体的には、新規開拓に行く際には2人1組で営業をすることで問題を解消しました。その理由として、2人で行く事で精神的に余裕が出来て不安や緊張を和らげる点や営業中にお互いの意見を補完し合うことで営業力の向上が見込める点などがありました。すると次第にメンバーが営業に対して前向きになっていき、この取り組みに積極的に協力してくれるようになり、最終的に営業チーム全員に浸透していきました。結果として、新規開拓数が10件以上増加して毎号10万円以上の黒字化に成功しました。P&Gインターン合格者のES回答◆あるグループの中で、あなたが下した難しかった決定についてお話ください。その決定に至るまでにどのような手順を踏み、結果はどのようなものでしたか?「授業プランの設計、決定」新入生向けの授業に15名のグループのまとめ役として参加しました。新入生に学生の視点から、面白さを伝えたいと考え、授業の内容を決定する役割を担いました。1年生に楽しんでもらいながら参加してもらうために、理解を深められることと楽しく参加できることの2点を意識し、授業設計を行いました。知らないことは自分から調べ、詳しい人に話を聞きに行き、実践できるワークを取り入れ、授業後に一人一人にフィードバックを行う授業を作りました。まず、自らの知識を得ることから始め、視野を広げて、その中から最適な方法を探し出し、決定するように努めました。授業を楽しんで受けてもらうことができました。実際に授業後のアンケートでは5段階評価のうち4以上を獲得することができ、「面白かった」「これからもっと経営学について学びたいと感じた」という感想を頂きました。P&Gインターン合格者のES回答いずれの設問においても、論理的で読みやすい文章を心掛けましょう。文字数は500~700文字で比較的余裕がありますが、冗長にならないよう結論ファーストを意識することや、定量的データを用いた分かり易い文章を心掛けていただけたらと思います。以下にES対策に関する記事を掲載します。こちらも併せてご覧ください。【関連記事】P&Gのインターン選考:面接対策最後に「面接」の対策をご紹介します。以下は20卒のインターン合格者の選考レポートです。ご参照ください。面接社員さん:1人時間:90分内容:・ES中心に深堀、動機や、そこに至るまでのプロセスなどについて聞かれた・状況問題も出された:実際に仕事をするときにありそうな状況で自分が取りうる行動と、理由に関して聞かれた。(悩んだ時に一人で抱え込まないか、上司に相談することができるか判断されたと思う)・英語の質問では学生時代に経験したことで何を得たのか中心に聞かれた(伝えようとする姿勢が大事)P&Gインターン合格者の選考レポート20卒P&Gの面接では「なぜその行動を取ったのか?どうして別の選択をしようと思わなかったのか?」というように、かなり深いところまで質問をされるようです。面接に臨む際には、入念な"自己分析"を行い、どんな質問に対してもすぐに答えることができるように準備しておくことが大切です。また、"定量的データ"に関する質問をされることが多いため、エビデンス・ベースドで説明する練習をすることが重要となります。面接では逆質問の時間も比較的多く設けられているため、事前に複数の質問を準備しておくと良いのではないでしょうか。以下に面接対策に関する記事・動画を掲載します。こちらも併せてご覧ください。【関連記事】最後に上位校生を中心に高い人気を誇る「外資系メーカー」。その外資系メーカーの中でもトップクラスの人気を誇り、「世界トップの生活消費財メーカー」に当たるのが今回紹介した"P&G"です。P&Gのインターンは毎年就活生に大人気のインターンとなっており、22卒向けのインターン参加にも熾烈な競争が待ち受けていることが予想されます。また、P&Gは職種別採用を用いているため、インターンにおいても職種ごとに異なるコンテンツが用意されています。そのため、「webテスト・GD・ES・面接」と各選考フローの対策を行うことはもちろん、"どの職種を選択するか"をしっかりと考えることも非常に重要です。入念な企業研究を行い、自身の志望する職種のインターンへの参加を目指していただきたいと思います。最後にP&Gの企業研究に役立つ記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。【関連記事】P&Gの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから 49,327 views
P&Gの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項(その2) P&Gの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項(その2) 今回もP&G内定者・通過者のエントリーシートから、それぞれの設問におけるポイントについて解説します。学生時代の経験を問われている質問については、P&G以外の企業でも参考になるものだと思いますので、他業界志望の方も参考にしてください。前回の解説は下記をご参照ください。本記事ではP&Gの内定者のESを解説しています。なぜそのESが評価されたのか、どうすればもっと良くなるか解説しています。参考:なお、今回のエントリーシートはこちらの通過者のエントリーシートです。1.一つ目の設問第一志望職種へ志望理由〈200字以内〉理由は三つある。①成果の評価基準が明確であること②自身のアイデアや経験が大いに活かせること③最前線に立って顧客と協力関係を構築していく必要があることである。WEB広告の法人営業を2年間行う中でこれらのやりがいを実感した。また、多くの業界の販促をサポートする中で将来は事業サポートの側でなく、主体となって事業をリードする側の営業として最大限の成果を生み出したいという思いが強くなり貴社の営業を志望する。こちらの志望動機も、前回添削したP&G内定者のエントリーシート同様に、P&Gという会社やその企業理念に対する共感というよりは、「営業」という仕事に対する志望動機になっています。三つの基準を明確に打ち出していること、およびその基準を自分自身の主体的な経験から示せているため、相手にも説得力を持って伝えることができているように思います。この志望動機においても、前回の内定者のエントリーシート同様に、「なぜ他業界の営業ではなく、生活消費財の営業なのか、その中でもなぜP&Gなのか」は問われるでしょう。例えば、生活消費財の営業と、鉄などの素材業界の営業は何が違うのか、モノを持たない総合商社や銀行の営業とは何が違うのか、「営業の質」に着目して語ることができるとより説得力のある志望動機になるでしょう。業界比較がしっかり出来ている学生はあまり多くないように感じます。そのため業界比較がしっかりできているとアドバンテージになるでしょう。参考:2.二つ目の設問あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)【ゼミ研究の実証性を示すために海外フィールドワークを実施した】≪背景≫政治思想学のゼミに所属し、そこでグローバルと政治思想の視点から新自由主義における教育市場化の是非についての研究を行っている。論文作成の必須フローとして、①テーマの基本理論を徹底理解する②そのテーマと政治思想学の関係性を示す③自分自身の見解をファクトから仮説を立て提示することが求められる。特に③が最も難しく、論文の質を大きく左右する。教授とゼミ生全員で自身の論文草稿を添削してもらった際にも③の部分で説得力がないと痛烈に指摘された。≪自分が行った課題解決方法≫説得力に欠ける原因は、資本主義国家側のデータに偏り、旧社会主義国家体制の教育理論や教育改革についてのファクトとその見解が抜けていることにあった。そこで、欠けていたデータの収集を行ったが、肝となる旧社会主義国家の代表として挙げられる現代ロシア国民の教育システムに対するニーズの本質は、書籍やWEBだけでは得ることが出来なかった。そこで、実際にロシアで現地調査を行い、生の声を聞くことで論文の質が高まると考えた。あらかじめロシア語に翻訳したコミュニケーションカードとアンケート用紙を作成し、現地に赴き同世代を中心に300人以上のアンケートデータを採取することに成功した。≪結果≫アンケートから得たファクトに基づいて自身の見解を論理的に示すことができ、ゼミ内投票では16人中2番目の評価を得ることに成功した。この研究を通じて、周囲に自分の意見を理解してもらうためには、既存のデータだけに頼るだけでなく、自ら行動し情報を更新していくことが大切であると学んだ。非常によい経験をしていると思います。5つのエピソードの中に一つは学業に関わるものを入れることで、文武両道のバランスを取っている点は高く評価できます。また「学業」というと、単純にテストでいい点をとってA評価をもらうといった座学に焦点がいきがちですが、ここで書かれている通り、実際に現地に赴き、自らたてた仮説を立証するために行動し続けるというのは仕事に繋がる経験であると言えます。仕事では、テストのように、正解の決まった課題が与えられてそれを解いて評価されるというよりは、正解のない中で、自ら仮説を設定し、その仮説を立証するためのデータや事実を、行動しながら集め、物事を前に進めることが求められます。上記のような経験をしている学生であれば、例えば「自社のシェアが他地域に比べて極端に低い店舗」に対して、「なぜそうなっているのか」という問題を行動しながら突き止め、解決するパワーを読み手に感じさせます。unistyleではいつもアドバイスしている通り、常に自分自身の経験が、志望する業界ではどのように活かせるのかについて考えた上で、エントリーシートや面接で話す内容を考えるようにしましょう。P&Gの求める人材をESの設問から導いていきます。まず求める人材を理解してから、ESを書く必要があります。是非参考にしてください。参考:参考記事では、企業がどのような人材を求めているのかという点からスタートして、「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」がどのように評価されているのか詳しく説明することで、一人でも多くの学生が勘違いから抜け出して欲しいと思っています。参考:ただ闇雲に自己PRするのは効果的ではありません。企業が求める人材を把握し、自分が求める人材であることをアピールしましょう。参考:3.三つ目の設問あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字)【1500人規模の大型ライブ共同開催に向けた6つの団体間のグループ化を提案】≪背景≫ゼロから団体を立ち上げ、当初は音楽・ダンス中心の、300人規模の学生ライブイベントを運営していた。パフォーマーに最高の舞台を提供すること・収益性を高めて多様な団体運営を可能にすること・団体拡大に向けたブランディングという三つの目的を達成するため、1500人規模の大型ライブを企画した。≪自分の果たした役割≫単独で大規模のライブ運営を行うリスクと負担を考慮し、他団体との共同開催を提案した。だが、その実現には金銭的リスク、集客の負担、ライブのビジョンを団体間で共有するために団体間の信頼関係が必須であった。そこで、一度限りの共同開催ではなく「団体のグループ化」を行うことを提案した。どの団体も常に資金面や集客における運営課題を抱えていたので、その課題を解決できるような仕組みをグループ化に組み込むことで他団体の同意を得た。具体的には、チケット価格の統一化・集客プロモーションの提携・ライブ会場統一による運営費用の大幅削減という3点である。これらのメリットを示し、団体ごとの状況に合わせて個別に提案を行った。≪結果≫6つの団体間のグループ化をまとめ、1500人規模のライブの共同開催に成功した。その後、各団体が単独でライブを行う際にグループ化による仕組みを有効活用することで大型ライブ以外でも収益性の高いライブ運営が可能になった。このように、様々な利害関係を調整して客観的な視点から相手のニーズを捉えた戦略を立案し、その有益性を示すことで周囲との信頼関係を築いた。その結果、多くの人を巻き込むプロジェクトを成功させることが出来た。非常によい経験をしていると思います。行っていることの規模も大きく、関わった人も多い新たな取り組みを行っている点は評価できます。少し踏み込んだ質問をするとしたら、「様々な利害関係を調整して客観的な視点から相手のニーズを捉えた戦略を立案し、その有益性を示すこと」とあるが、これを行うためにどんなことを心がければよいのかということが加わるとよりよい内容になると感じています。4.四つ目の設問あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)【WEB広告のベンチャー企業で営業を担当し、売上という明確な成果で新規部署の存続と拡大に貢献】≪背景≫私が所属する部署は当初、年間売上3200万円を達成しなければ撤退が決まっていたが、売上目標の未達が続いた。企画やサポート業務を担当する中、部署の立ち上げメンバーの一人として部署の存続により具体的に貢献したいと強く思い、自ら営業マンとなり目標未達分の売上を生み出すことを決意した。≪自分が果たした役割≫土日を含めて毎日出勤し、担当するサポート業務を行うだけでなく、知識のブラッシュアップ・営業研修を通常の時間外で行った。その熱意と行動力を事業責任者に認めてもらい、新規開拓の営業を任される。だが、初めは契約が取れず苦戦した。その原因は一方的な商品説明にあると考え、売り込み型の提案から相手のニーズを的確に捉えてそれに対応するためのストーリー型提案を実践した。具体的には①事前調査を徹底し企業ごとの戦略を立てる②代替プランを複数用意する③提案内容に他社商材を組み込むことの三点である。中でも③の実現は他の営業マンの売上増加にも繋がると考え、その必要性と具体的な方法を部署全体に共有することで社員の協力を得て、他社との利害関係の調整に注力し、代理販売契約・新規顧客獲得に向けた情報提携を行うアライアンスを組むことに成功した。≪結果≫クライアントのニーズに幅広く対応する効果的な営業を実践することが可能となり、受注件数が大幅に増え、年間個人売上860万円を達成した。このように、立場に関係なく当事者意識を強く持ち、自ら考え主体的に行動し周囲と協力関係を築くことで明確な成果を残し、部署の存続と拡大に貢献した。これも非常によい経験をしていると思います。多くの学生の経験が、社会人と関わらない学生同士で完結するエピソードを語りがちですが、ここでは社会人と同じ目線で働くことのできる機会で、実際に成果を上げているという点が非常に高く評価できると感じます。面接で聞かれることになると思いますが、「上記の経験をP&Gの営業でどう活かすか」という点については一言エントリーシートの中でもコメントできているとよりよい内容になると感じました。上記のインターンの営業とP&Gの営業には多くの共通点が見られると思いますので、その共通点を的確に指摘し、P&Gという職場でも、同様に「自ら考え主体的に行動し周囲と協力関係を築くこと」に注力したいといった形で話ができると受け手もすんなりと、話している人の優秀さを認識できるでしょう。5.五つ目の設問あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)【中高一貫校のサッカー部の活動で主力メンバーが抜けてチーム状況が変化する中、後任の主将を任され組織改革を行った経験】≪背景≫中学で都大会準優勝を果たすが、附属の高校では主将などチームの主力4人がサッカー名門校に引き抜かれ、戦力が大幅ダウンした。結果、チームは上位リーグから下位リーグに降格した。(東京都では季節別の大会以外に長期リーグ戦が年代・レベル別で行われている)更に、自分たちの代だけで50人以上いた部員数が秋の新人戦までの間で28人になってしまう。≪自分が果たした役割≫後任の学年別主将を託されていた私は、チーム状況の大きな変化により、自身のスキルアップ以上に、組織全体を立て直す必要に迫られた。残されたメンバーで最大限の成果を残すために本来は個人技が強みであったチームに組織力を加えることが欠かせないと考えた。そこで、①個人重視のため消極的だった声だしにチーム全体で取り組む②レギュラーと控え別々で行われていたミーティングを統一する③走り・朝練・筋トレなどの皆が嫌がる個別トレーニングを全部員で行うことの三点を実践した。特に③では、能力や相性を考えてグループ分けをし、トレーニングのチーム対抗戦を定期的に行うことで仲間意識とライバル意識を高めた。チーム全体に改革の意識が徐々に浸透し、組織力のあるチームへと変化した。≪結果≫雰囲気・成績ともに壊滅的だったチーム状況に組織力を加えることで、その改善に成功した。結果、上位リーグへの復帰と東京都ベスト8の成績を収める。この経験から、元ある形や常識に捕らわれることなく、状況に応じて変化を与えることの必要性と醍醐味を実感した。前回のエントリーシート同様に、5つも設問で書く必要がある場合は、高校時代の経験を書くのも全く問題ありません。むしろ幼少期〜小学校〜中学・高校〜大学まで、どのような人生を歩んできたのか、どのような変化が起きたのかを踏まえて、学生時代頑張ったことを話すことができると相手の印象にも残りやすいように感じます。ここでも主体的に、周囲に変化を促せる人材であることがエピソードから伺えるため、評価も高くなるでしょう。このエピソードでも、P&Gでどのようにこの経験や学びを活かすことができるかということが書ければさらに評価されるものと思われます。6.六つ目の設問あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)【組織全体にプラスの影響を与えることで学生という立場を乗り越え、部署の社員全員と信頼・協力関係を築き上げた】≪背景≫WEB広告のベンチャー企業で新規事業部署の営業を担当した。私は、より効果的な営業を行うために営業マン同士の横の繋がりを有効活用し、情報共有や商材の組み合わせ販売をしたいと考えた。だが、学生であるが故に初めは社員から戦力として考えてもらえず、協力関係を築くことが困難であった。部署全体をみても、個人単位で営業成果を追っていることもあり、上下の連携は強いが横の協力関係は弱かった。≪自分が果たした役割≫関係構築のためには、学生が営業を行うことへの不信感を取り除くこと・社員同士の繋がりを深めることのメリットを具体的に示すことが大切だと考えた。そこで①誰よりも朝早く出勤してやる気を示す②社内SNS上で、有効なデータ・l競合分析を適宜更新して全営業マンに共有する③他社やグループ会社に対しアライアンスの獲得に向けて積極的に行動することの3点を行った。これによって、部署全体に貢献できる人材であることを示した。また、社外にいることが多い営業とエンジニアの連携が特に不足していると考え、10分ミーティングを部署の責任者に毎晩開いてもらうように頼んだ。≪結果≫この結果、自分だけでなく社員同士の意見交換などの連携が深まり、部署全体としての協力関係構築にも貢献した。こうした中で、各自の営業戦略がブラッシュアップされ、売上増加という結果に繋がった。この経験から、異なる背景や立場の人々と建設的な関係を築くためには、熱意だけでなく自身が貢献できる部分を具体的な行動で明確に示すことが大切であると学んだ。これも非常によい経験をしていると思います。学生だけのコミュニティにおける経験では、自分が上の立場から物事を変えていくという比較的やりやすい立場で、話をするケースが多いのですが、実際に仕事をすると、会社ヒエラルキーの中では末端の一番下の立場から周囲と関係を築く必要があります。上の立場の人に対しても臆することなく、自分自身の考えを共有し、上の立場の人のためになる行動をしてきたという経験は非常に高く評価されるでしょう。学びとしても、「熱意だけでなく自身が貢献できる部分を具体的な行動で明確に示すことが大切」という仕事においても非常に重要な考え方をしているように感じます。なお、四つ目の設問とコミュニティはかぶっていますが、内容や切り口を変化させているため、特に違和感を感じることはありません。もちろん全ての設問が同じ経験からだと、さすがに「他に何もしてこなかったのか」ということになると思いますが。。。最後にいかがでしたでしょうか。今回のケースに置いては特に六つ目の設問において、自分が下の立場からでも、上の立場の人と協力関係・信頼関係を築けることを示すことができている点が高い評価に繋がると感じています。多くの学生が自分がリーダーや上級生の立場から下級生に提案してきたという、上の立場からの経験をアピールしがちですが、自分が下の立場からの経験の方が実際に仕事をする上では必要になることが多いでしょう。こういった観点も踏まえて、もう一度自分自身のエピソードがどうすればより魅力的になるか考えてみてください。 22,186 views
P&Gの特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 P&Gの特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 「P&G・ユニリーバ・ロレアルの事業・社風・選考比較【unistyle業界研究】」で紹介した通り、外資系消費財メーカー業界は就活生からグローバル志向の学生や、プロフェッショナルな職場環境を求める学生から人気の高い業界です。今回は、その中でも業界一位のP&Gの事業や社風、選考などについて紹介していきたいと思います。セグメント別収益と事業内容先日unistyle業界研究で紹介しましたが、以下の表がP&Gのセグメント別売上高の割合です。家庭・衣料品と乳幼児用品で売上の半分以上を誇っていますが、実際に細かいセグメントと取り扱う商品について見ていきたいと思います。家庭・衣料品洗剤系統ではアリエール、ボールド、ダウニーが有名です。企業目的で「世界の消費者の生活を向上させる」と記載している通り、洗剤の分野でも日々進化を遂げています。2014年に日本市場に導入されたジェルボール(ぷにぷにした袋に入った洗剤)はその最たる一例です。実は、この商品は海外では2001年から導入されていたのですが、日本に導入されるまで13年の年月を要しました。海外と日本で洗濯方式が異なっていたことが、日本での導入を困難にしていたようです。これを日本に導入させて浸透させたのは、P&Gの社員の努力でした。以下の記事を参考にしてみてください。彼女達の前に現れたのは“日本の洗濯事情”という大きな壁だった。欧米と日本とでは、洗濯習慣があまりにも違っていたのだ。その大きな違いは2つ、「水温」と「洗濯時間」。そのあまりにも大きな違いを、海外のメンバー達はすぐには理解できなかった。開発が思うように進まない。ジェルボールのコア技術の一つがフィルムだ。低水温短時間で洗濯するのが日本の洗濯環境。しかし従来の欧米型フィルムでは溶け残ってしまう。2010年から試作と評価実験が始まったが、フィルムが溶けないという不具合が続く。一時は日本での製品化は厳しいという諦めムードも漂った。そこで福島さんのチームは、ある作戦を実行する。海外部門のメンバーとともに日本の消費者モニターのご自宅を訪問したのだ。海外メンバーが日本の洗濯事情を理解し、その実情を定量化することが目的だった。実際に消費者が洗濯する様子を見ながら手順や条件を分析し、洗濯条件の違いを解明した。彼らは日本人の洗濯に対する要求レベルの高さ、洗濯に対するこだわりに驚いた。引用:ぷにぷにの中身には開発者の熱意が詰まっていた!「日本型ジェルボール」開発秘話衣料品として有名なブランドにはファブリーズがあります。現在でこそ、「洗えないものを洗う」というコンセプトで爆発的な人気を得て、社会に浸透した商品になっていますが、開発当初は苦労も多かったようです。芳香剤との違いを明らかにするためのブランド戦略、消費者に愛されるためのパッケージデザイン、CMのストーリーなど私達が知らないところの開発秘話が記載されたインタビュー記事を参考にしてみてください。まず考えたのはコミュニケーション戦略でした。ファブリーズは日本で市場調査を始めた頃、アメリカでは、テスト販売をしている最中でした。現地に視察に行ったところ、アメリカの主婦の方々が、「自宅で、なにか臭うと自ら気がつくのは良いけれど、家に来たお客様やお友達に『なんか臭うわね」』と言われるのはいやだ」ということが分かりました。きっと、この感覚は日本人も似ていると考え、日本のテレビCM作りに活かしました。洗えない布製品が臭っていることに自ら気づき、ファブリーズを使ってみたら臭いが消えました。というストーリーです。アメリカでテスト販売していた時の商品で、日本の消費者に調査したところ、洗剤の容器が大きく、角張ったデザインだったことから、「大きすぎるし、かわいくないので、人が見るところに置きたくない」と言われたのです。しかしファブリーズは日常的にいろいろなものに使っていただきたいので、目に見えるところに置いてほしい。そのためには小さくしなければならないし、見た目をかわいくしなければならないと気づきました。ファブリーズには1998年のテスト販売当初から、包括的なエアケア製品としていずれは香りつきなども展開するビジョンがありました。しかし、最初から香りつきのものなどを出していては香りで嫌な臭いをカバーする芳香剤との立ち位置の違いが明確にならず、「洗えないものを洗ってくれる」消臭・除菌のための製品ということが消費者に根付かないだろうと考え、それが浸透するまでは製品ラインナップを拡大しない方針に決めました。「洗えないものを洗う」ファブリーズから「生活空間を包括的にエアケアする」ファブリーズへのブランド拡大は、日本では約5年ほどかけたと思います。引用:『習慣』と『インサイト』を見いだし「洗えないものを洗う」製品を発売乳幼児用品P&Gの乳幼児製品というと、パンパースが非常に有名です。今でこそ日本では紙おむつの世の中ですが、この紙おむつを導入したのはP&Gです。現在では、改良に改良を重ねて肌触りが良く、利便性が高いものになっています。海外で一足先にヒットしていた赤ちゃん用紙おむつ「パンパース」が、日本で発売されたのは1977年。それまでは布おむつが一般的で、紙おむつもありましたが外出時などに使う特別なものでした。さらっとした肌触りのトップシートやおむつカバー不要といった機能性の高さとリーズナブルな価格の「パンパース」の登場で、紙おむつは一挙に普及。毎日のおむつの洗濯からお母さんたちを解放し、育児革命とさえよばれました。15億円規模だった紙おむつ市場は、発売からわずか2年で100億円を超えるまでに成長し、このうち約9割をパンパースが占めました。引用:暮らしを変えたーP&Gのイノベーション赤ちゃん用紙おむつ「パンパース」美容パンテーン・H&Sなどのシャンプーがその最たる例です。日本では、パンテーンのCMに有名女優を登用することによってその知名度・人気度を確固たるものにしています。現在では女優の菜々緒さんがCMを担当しているようです。女性はしばしば美容室などに通って、「トリートメント」をすることによって「美」を保ちますが、これを家の風呂のコンディショナーでできるような製品、これがパンテーンです。P&Gの製品開発では、「消費者がボス」という考えのもと、市場に一歩先をゆく商品開発を目指しています。シャンプーやトリートメント用製品だけでも、消費者のニーズを満たすようにそれぞれ3つのレパートリーがあります。日本においては、資生堂やKOSEなどもシェアを獲得しているので、売上を伸ばすのはそう簡単ではありません。化粧品化粧品分野で日本で有名なものはSK-Ⅱです。日本では、桃井かおりさん・綾瀬はるかさん・有村架純さんなどの有名女優がPRしているので、ご存知の方も多いかと思います。事業内容から考えるP&Gが求める人材P&Gといえば、「マーケティング」「リーダーシップ」「成長環境」という言葉が横行しがちですが、あくまで外資系消費財メーカーのうちの一社に過ぎません。つまり、消費者の立場から考えて求められる製品を創り出し、世に送り出すことが会社の基本的なビジネスモデルです。ここで求められる能力について考えてみましょう。P&Gの社員たるもの、こうあるべきというような社員インタビューを引用してみたので、目を通してみてください。(今回は、代表的な職種であるマーケティングに関して紹介します。)P&Gではナレッジベースのリーダーシップに価値があるとされています。そういうリーダーを中心に、社内に知識が積み重ねられ共有されるので、同じ失敗が二度と繰り返されません。また、リーダーは大きな組織でどれだけ影響力をもてるのか、その為にどんなインスピレーションを周囲に与えることができるかが重要です。知識の積み重ねが、周囲をインスパイアしてチームを引っ張っていくリーダーシップを生むのです。引用:ブランドからみえるマーケティング戦略Vol.6マーケティング部門ではデータの分析力、要は物事を論理的に考えられるかどうかが大きなポイントですね。また、コミュニケーションを通じてアイデアを形にしていかなければならない仕事なので、対人関係が苦手な人は難しいかもしれません。あとはやはりリーダーシップです。P&Gではリーダーシップに加えてオーナーシップも重視しています。他人がやらないなら自分がやるという気持ちですね。誰かから指示が来ないからできないなどという言い訳は通用しません。結果を出すためには自分が手を動かし、率先して実行していきます。何らかの障壁があっても超えていくための解決策を見いだす人が求められます。引用:ブランドからみえるマーケティング戦略Vol.6上記のインタビュー内容でも述べられている通り、P&Gの社員には周囲を鼓舞し引っ張っていくリーダーシップが重要です。また、メーカーでは営業(セールス)、マーケティング、サプライチェーンなどの異なる立場の人たちが一体となって商品を世に出していきます。さらに、メーカーで働く社員として消費者の動向とニーズを調査しそれに合致する新しいアイデア・商品を生み出していく力も必要です。上記の能力を備えた人材としてあてはまる学生を「」に照らし合わせて考えると、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」が必要と言えるのではないでしょうか。P&Gの社風外資系企業と聞くと、日系企業と社風が大きく異なるのではないかと感じる学生が多いと思いますが、実際のところどのような雰囲気なのかということを探ってみたいと思います。P&Gの採用ページでは、OurvalueとしてIntegrity(誠意)、Leadership(リーダーシップ)、Ownership(当事者意識)、Passionforwinning(熱意)、Trust(信頼)が挙げられています。この内容だけみると、P&Gの社員が共通して目指す社員像は日本企業のものと大きく変わりません。日本企業と異なるのは、「働き方」です。日本のP&Gでは、22カ国の国籍の社員が働き、総合職の37%を女性が占めています。多様性に富んだ社員の個性を尊重し、能力を100%生かすことが、P&G独自の「ダイバーシティ」への取り組みです。私たちにとってダイバーシティを推進することは具体的にどのような意味があるのでしょうか?引用:Procter&GambleAboutP&GOURBESTBREAKTHROUGHSCOMEFROMVALUINGDIFFERENTPERSPECTIVES.22ヵ国の国籍、40%弱の社員が女性(総合職)という環境は現在の日系企業とは大きく異なります。以下はP&G女性社員に対するインタビュー記事ですので、少し長いですがご参照ください。P&Gでは女性社員が多いのはもちろんのこと、女性を多く役員に登用していることでも有名です。特に今回は女性のキャリアアップと職場復帰にフォーカスしてまとめてみたいと思います。世界的な消費材ブランドP&G社は、役員の47%が女性だ。男性が多いとされる製造現場でも、国内に3つある工場のうち2つは、女性が工場長を務めているという。多くの女性が、子供を育てながらキャリアアップして、ごく自然に活躍しているP&Gから学べることは何か。グローバルチームのマネージャーとして営業を統括する森藤智子さんに、P&Gでのキャリアと働きかたを聞いた。得意先の営業を経て、森藤さんは、入社7年目で本社で営業企画として、看板ブランドのセールスプランを担当することになる。「担当ブランドのセールスプランと売上の責任を全て持つことになりました。私の場合は、台所洗剤の『ジョイ』や布用消臭剤の『ファブリーズ』を担当して、年間のビジネスやセールスプランを企画しました」「チームリーダーや、大先輩の男性の方から『このプランは、ああだ、こうだ』と、厳しいご指導やご鞭撻があって……。仕事はすごくきつかったですが、そういう経験をしたことで、キャリアに対する希望というか、野心やコミットメントのようなものが、徐々に育まれていきました」森藤さんは「若くして会社のリーダーたちと一緒に責任ある仕事をさせていただいたことで、キャリアアップに対する意識が芽生えていった」と当時を振り返る。入社8年目で、森藤さんは同僚と結婚。その3年後、長男の出産を機に、育児休業(育休)を取得した。P&Gでは、職場に復帰することを前提に、育休前に上司と「復帰後、どうするか」を話し合うという。「上司とは、『帰ってきたときに、どうしたいか』を話し合いました。P&Gでは、産育休を取得する前の実績が、復帰するときの評価になります。ですから、育休によって評価が上がることないですが、下がることはありません。ただ『ストップする』だけなので、休むことに関して、キャリアの不安はなかったですね」〜中略〜帰国後、森藤さんは仕事に復帰するが、その後約2年半に渡り、夫の単身赴任を経験する。小さい子供を育てながら、どのように働いていたのか。「日本に戻って来たときには、子供が3歳半くらいのときで、主に私が子供の面倒を見ていたので、7時か、延長して8時には保育園に迎えに行ってきました。ベビーシッターさんにお願いしたり、近所の仲の良いママ友に、たまに面倒を見てもらったりしたことはありました」グローバルに事業展開するP&Gらしい時間や場所にしばられない柔軟な勤務制度が、森藤さんの仕事と子育てをサポートした。フレックス制度を導入しているP&Gでは、勤務時間は、1日単位ではなく、1カ月単位で調整している。長時間働いた日の翌日は、やるべきことを終わっているなら、1〜2時間で帰ったり、アメリカとの深夜会議や前後の予定などに合わせて、自分で勤務時間を決めることができる。家からPCでウェブ会議に参加するケースも多いという。「営業職は、『直行直帰』型の在宅勤務なので、基本的には家で仕事をしています。先に子供を寝かせてから、夜10時にアメリカとウェブ会議することも結構ありました。働き方と時間は非常に柔軟です。平日も在宅で仕事をするので、役所や銀行に行くのに困ったことはありません」引用:「休職後、マネージャーに昇進しました」女性役員47%、P&Gの働きかた上記でも述べられているとおり、女性でも若いうちから大きな仕事を任せられることが大きなポイントとして挙げられます。インタビューに答えている女性社員の方は、入社7年目で担当ブランドのセールスプラン・全売上に関して業務を一任されています。また、職場での産休・結婚相手の海外赴任による休職に関しても、P&Gは柔軟な対応で社員の復職を支援しているようです。その他、海外支社との積極的な人材交流や、職種別採用によるダイバーシティ拡大などバックグラウンドが全く異なる社員一人ひとりを尊重し、全ての社員が各分野で最大限の力を発揮できる職場づくりを心がけているようです。P&G書類通過者のES解説今回は「事業内容から考えるP&Gが求める人材」と同様に、代表的な職種であるマーケティング職に関してのES解説に焦点を絞っていこうと思います。まずは、エントリーシートの質問内容から確認していきたいと思います。①第一志望職種への志望理由(200字以内)②あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)③あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)④あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)⑤あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)⑥あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)参考:P&Gエントリーシート以上のように、基本的に500〜700字程度と制限文字数が非常に長い質問が続きます。この中で、伝えるべきポイントを盛り込んでいくことは決して難しいことではありません。しかし、文字数が多いがゆえに文章をまとめて、理解しやすい構成に整えることは難しく、可能ならばご両親やOBOGなどに添削のお願いができると良いでしょう。では、早速見ていきたいと思います。①では、部門別採用なので希望職種を問うた後にその職種への志望理由を聞いています。職種について理解が進まないという方は、P&G採用ページの「VOICEOFSTAFF」や「」を参考にして確認して見てください。②では、所謂「学生時代に頑張ったこと」に関して特定の質問条件を出して聞かれています。(ⅰ)課題や解決したいこと、(ⅱ)それに関するデータ、(ⅲ)根源の追求、(ⅳ)提案と結果の要素に分解してESを確認します。③も同様、(ⅰ)グループの中でのリーダーシップの種類、(ⅱ)示した方向性、(ⅲ)協力を得た過程、(ⅳ)出した結果に因数分解して分析したいと思います。④では、人生において最も頑張ったこと(複数でも可)について聞いています。⑤では、多様性にあふれる会社において発揮すべき柔軟性という素養に関して、学生が資質を持ち合わせているかということを問うています。⑥では、「」でも挙げられている、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」を問われています。では、早速解説に移行します。まず①について考えます。①第一志望職種への志望理由(200字以内)MKTを志望する理由は2つある。1つめは消費者を相手にするMKTの仕事が、私の塾講師として常に顧客の問題点を探し、それを解決することで価値を提供し続けた経験を最も活かすことができると考えたからだ。2つめは世界最高のマーケティング技術を学ぶ中でリーダーシップと戦略的思考を身に着けることができ、挑戦的な環境身を置くことで「世界で戦えるビジネスリーダーとなる」という私の目標を達成できると感じたからだ。引用:P&Gエントリーシート解説マーケティングの仕事を簡単に述べると、「ブランドを開発して育てる仕事」です。顧客目線に立って、より良い商品開発をリードするという意味では塾講師での生徒目線で教えた経験が活きるともいえるでしょう。その一方で、2つめの理由に関しては何が言いたいのかが朧げにしか伝わってきません。「リーダーシップと戦略的思考」や「挑戦的な環境」がどのようなものなのか、面接の場でしっかり答えられれば評価されるでしょう。次に②についてです。②あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)個別指導塾において運営体制を構築し、生徒の退塾率を大幅に減少させ、売上を地区1位にしたことだ。リーダー講師として教室運営に関わるようになった際、売上低迷に危機感を持ち、解決に挑戦した。私はデータ分析と教室の観察という視点から原因を探した。過去10年分のデータ分析の結果、6年前から売上が減少し続けていたが退塾率は7年前から増加し続けていたことが分かり、これが原因であると考えた。そこで私は日々の教室を観察、退塾率が高い原因を1「業務を少数の講師のみで行い非効率的で、質が低く、トラブルが発生していたこと」2「講師間で意識の高さに差があり、教室全体で生徒をケアする体制になっておらず、顧客満足度が低かったこと」の2つであると結論付けた。1を改善するため、教室運営体制を構築、チーム制の効率的な業務体制を実現して業務の質を向上させ、2を改善するため、教室スタッフとセッションを行い、全員で共通のビジョンを持ち、教室全体で生徒のケアを行う体制の構築に挑戦した。運営に関わっていた講師に協力を求め、体制の草案を作成、教室長に提案、採用された。セッションではビジョンを共有するとともに、効率的な運営を実現するためには全講師の意識を高めて協力体制を作る必要があると考え、運営に参加することで彼らに利益があること、一人一人の能力を認め、期待していることを伝えた。この改革の結果、各チームが業務に特化するようになり、効率的で質の高い業務が実現しトラブルが減少、共通のビジョンと高い意識を持つようになり、教室全体で生徒のケアをするようになったことで顧客満足度が向上、退塾率が減少し、売上は千葉埼玉東京地区1位になった。引用:P&Gエントリーシート解説(ⅰ)課題や解決したいこと、(ⅱ)それに関するデータ、(ⅲ)根源の追求、(ⅳ)提案と結果に分けると、(ⅰ)は「売上低迷」、(ⅱ)は「データ分析と教室の観察」から退塾率が高い原因を割り出したエピソード、(ⅲ)は2つの大きな原因を除去するための解決策と分析できます。筆者は、ESの中で課題・原因・解決策を明快に見出し、チームを巻き込んでいます。チームでの課題解決において留意した点(一人ひとりの協力が必要と見込んで期待している旨を伝えたなど)も、述べられていて評価できます。(ⅳ)提案と結果においても、課題解決策を全講師に提案、結果として売上が地区一位となるとしっかり記載されています。また、こうしたESは結果から書いていくのがセオリーですが、それも踏襲出来ています。もしよければ、「」を参考にして文章を構成してみてください。③あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)ベンチャー企業のインターンにおいてチーム優勝、個人MVPを受賞したことだ。インターンのテーマは「3年間で10億円の売上を達成できる新規事業を考える」というものだった。事前に自己紹介のスライドの提出を求められたため、私はこのインターンの目標として「MVP受賞」「チーム優勝」の2つをスライドに記載、自己紹介で宣言した。事業立案に取り組む際、私は事業を考えるよりも前に、チーム内で目標を設定しようと提案した。私たちは目標として「優勝」そのために約束として1「マイナスの言葉を吐かない」2「常に目標を意識する」の2点を設定した。それから新規事業の企画に取り組んだ。議論がやみくもになりそうだったため、私は「テーマを満たす条件」「条件を満たす可能性のある事業アイデアを出す」「実際に満たせるのかを調査、分析しP/Lを作成する」の流れで議論することを提案し、採用された。この方向性で議論した結果、十分な市場規模が見込めること、同様のサイトがほぼ存在しないことから「趣味を始めたい人が始めてから、上達するまでをサポートする総合サイト」というアイデアを採用した。しかし中間発表ではメンターから多くの疑問や指摘を受け、チーム内にネガティブなムードが漂ったが、最初の約束事をもう一度チームで確認し、改善に努めた。最終的には「続けるという持続性に目を付けた面白いビジネス」であるとしてチーム順位で5チーム中の1位になることができただけでなく「高い目標設定をし、先の見えない厳しい状況の中でも前向きな発言をして、チームを盛り上げ、質の高い最終成果物を作成した」と評価をいただきMVPを受賞、目標を達成することができた。引用:P&Gエントリーシート解説(ⅰ)グループの中でのリーダーシップの種類、(ⅱ)示した方向性、(ⅲ)協力を得た過程、(ⅳ)出した結果に分けて考えてみます。(ⅰ)に関しては、率先して目標を決めるとともに、議論の流れを方向づけてチームを盛り上げたことが要素として挙げられます。(ⅱ)に関して、上でも述べましたが筆者は主体的に議論の流れを方向づけており、条件を満たしています。(ⅲ)協力を得た過程に関しては、少し弱いです。というのも、「ルール作成、最初の約束事をチームで確認」などは、皆が納得した状態で協力してるとも聞こえますが、独りよがりな行動とも取れます。もう少し、周囲の信頼を勝ち取った過程などについて述べられれば良いと思います。(ⅳ)出した結果に関してはMVP、プレゼン優勝と、インターンの規模にもよりますが、良いです。続いて④です。④あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)個別指導塾の講師として担当した女子生徒が推薦獲得という目標を達成した後もさらに契約延長を勝ち取り、以降塾で目標達成後も生徒のサポートをするスタイルを確立、他塾にはできないサービスを実現したことだ。彼女はまじめで意欲のある生徒だったが、部活が非常に忙しく、塾での週2回の授業以外あまり学習時間を確保することができなかった。そこで私は彼女の少ない時間でも学習時間を確保することができるように課題の量や内容を調節し、保護者とこまめに連絡を取り合うことで学習のサポートをした。忙しい中も少しでも勉強するようにしてきたことで、部活引退後はスムーズに勉強習慣を身に着けることができ、週2回の授業以外にも毎日自習室で勉強するようになった。11月に推薦を獲得したことで進路が決定したが、私は電話で話した際、保護者が入学後に彼女が大学の勉強についていけるのかということに不安を抱いていることを察知し、3者面談を行った。彼女達は当初他の多くの顧客と同様に推薦獲得と同時に退塾する予定だったが、私は面談で保護者も生徒も大学入学後の勉強に不安を抱いていることを確信し、それ解消するためにまだ授業を担当させてほしいと訴えた。すると「推薦獲得という当初の目標達成に加え、私達のことをよく考えていて不安を取り除こうとしていることが伝わった」と保護者と生徒の双方から高い評価をいただき、高校卒業まで契約を延長していただいた。最終的に彼女は大学のクラス分けの英語試験で最高のクラスに入ることができた。私はこの経験から顧客の潜在ニーズを満たすためには相手を観察し、期待以上のソリューションを提供することが重要であると学んだ。引用:P&Gエントリーシート解説所謂、学生時代に頑張ったことを自由に記述せよという質問です。これも、質問②や③と似ているようで少し違います。同じ内容を記載するわけにはいかないので、自分でそれぞれ質問に合ったエピソードをチョイスしてみてください。「」に沿ってこれを考えてみると、①結論⇒②動機⇒③目標と困難⇒④取組と結果⇒⑤人柄⇒⑥学びの順で記載できると良いと言えます。実際に確認してみましょう。①(結果)は「塾で目標達成後も生徒のサポートをするスタイルを確立、他塾にはできないサービスを実現した」こと②(動機)は「彼女はまじめで意欲のある生徒だったが、部活が非常に忙しく、塾での週2回の授業以外あまり学習時間を確保することができなかった」状況を変えたかったこと③(困難)は「11月に推薦を獲得したことで進路が決定したが、私は電話で話した際、保護者が入学後に彼女が大学の勉強についていけるのかということに不安を抱いていることを察知し、3者面談を行った」ことそして④(結果として)「保護者と生徒の双方から高い評価をいただき、高校卒業まで契約を延長していただいた」という流れです。⑤の人柄のポイントは明記されていないが、エピソードからも筆者が顧客の隠れたニーズを汲み取るために、熱意・誠意を持って対応できる人物であることをよく示しています。最後に、⑥(学び)として「顧客の潜在ニーズを満たすためには相手を観察し、期待以上のソリューションを提供することが重要である」ことを得たと語っています。文章の構成としては非常に高いクオリティを持っていると言えるのではないでしょうか。次に今度は⑤です。⑤あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)高校2年生になるときに、所属していたテニス部のキャプテンになったときのことだ。部活自体は決して強豪チームではなく、顧問の先生はテニスの経験がほとんどないことに加え、先輩たちも引退してしまい、練習計画や練習試合の設定なども行わなければならなかった。私はこれまでリーダーとして集団を率いた経験がなく、右も左もわからない状態であった。そこで私はあらゆることを吸収する姿勢で引退した先輩や時には他校の顧問の先生などに何度も相談し、自分のやるべきことを確認し、行動した。練習計画は部員たちの賛同が得られなければ効果が薄いと考え、部員たちと議論をして決めていった。しかし大学受験の準備が始まりつつあったこともあり、勉強時間を確保したい、予備校がある、18時までには帰りたいなどの意見が出て衝突が起こった。私は異なる意見を持つ部員をまとめるために、「週3回以上でフル練習参加が義務だが参加日は選択制、休み理由は共有する」という案を出し、さらに「県大会出場」という目標を共通にしたことで徐々にうまくいくようになっていった。また、指導者不在の環境では団体戦のメンバー選びもしなければならなかったため、部員からの不満が出ないように、選考基準を説明し、疑問があれば一対一で徹底的に話し合った。練習試合は親しい他校の部員を通じて申し込み、その高校の顧問の先生に他の高校を紹介してもらい、月に1度は行うようにした。このような努力を続けていった結果、団体戦で県大会出場を果たした。私はこの経験からリーダーのポジションにつくときは常に結果を出すことを意識し、チームメンバーと共通のビジョンを持って取り組むことが重要であると学んだ。引用:P&Gエントリーシート解説この質問では自分が味わったことのない何かに遭遇した際に、いかに柔軟性を発揮したのかということを問われています。筆者はリーダー経験が全く無いときに高校テニス部のキャプテンに任命されて、苦労したエピソードについて述べています。これも上と同様にフレームワークに沿って考えるとより良い答えが作れそうです。具体的には②(キャプテンになった理由)を述べた上で、その苦労を述べるとより良いです。③目標・困難、④取組・結果、⑤人柄、⑥学びに関しては非常によく記述されています。メンバーとの衝突と、その解決策の提案と県大会出場の達成の流れはよく理解できます。とうとう最後になりますが、⑥です。⑥あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)大学1年生の時にホームステイでアメリカのUCRへの短期留学で、地元リバーサイドの地域活性化のための施策を考えるというプログラムに参加したときのことだ。チームのメンバーは中国人、台湾人、ロシア人、イタリア人で年齢も15~25歳とばらばらだった。共通言語は英語だが、英語を母国語とするメンバーは一人もおらず、コミュニケーションにおいても苦労が絶えなかった。外国に行くのすら初めての自分にとっては、文化も言語も異なるメンバーでチーム活動を行うのは初めての経験であり不安だったが、話し合いをするうちに彼らも自分と同じように英語に自信がないことを感じた。それならば拙い英語でも自分から積極的に関わっていくことでメンバーの発言を促し、チームとしてプロジェクトに取り組めるようにしようと考えた。積極的に発言をし、目標を明確にして議論の方向性を示すと徐々にメンバーも発言をするようになっていった。しかし今度は全く譲らない者や、議論とは関係ないことばかり言うなど、自分の意見を強く言うようになったことで新たな問題が発生した。そこで私は各自の意見のいいところを褒めあう機会を設け、それらをもとにプロジェクトを進めていくことを提案したことで、うまくいくようになった。最終的に作り上げたプレゼンテーションとレポートで最高のA評価を得ることができた。この短期留学終了後もメンバーたちとはいまだにSNSやメールを用いて連絡を取り合っており、持続的で建設的な関係を築くことができたと確信している。私はこの経験から異なる背景を持つ人たちとかかわる際は、相手の考えていることを理解しようとし、積極的に自分から働きかけていくこと重要だと学んだ。引用:P&Gエントリーシート解説ここでもまたフレームワークが登場します。以下の「」を参照してみてください。先の質問と同様に①結論⇒②動機⇒③目標と困難⇒④取組と結果⇒⑤人柄⇒⑥学びの順で考えてみましょう。①(結論)は留学先にて地域活性化案に関するプログラムに参加して最終プレゼン・レポートで最高評価をもらったことで、これに関するエピソードです。こちらも上の質問への回答同様に②(動機)が抜けていますが、③(困難)異国の地でのチームメイト国籍・年齢の相違による意見の不一致を、④(取組)話し合いをするうちに彼らも自分と同じように英語に自信がないことを感じたゆえ、拙い英語でも自分から積極的に関わっていくことでメンバーの発言を促したことによって、結果を残したと述べている。そして最後に学びに関しても述べられていて、良いです。P&Gの選考について最後に、P&Gの本選考プロセスに関して言及しようと思います。◆選考プロセス(総合職)Webテスト⇨筆記試験⇨職種別セミナー⇨エントリーシート⇨一次面接⇨二次面接⇨インターンシップ⇨最終面接参考:P&G本選考情報(CBD)外資系消費財メーカーは職種別採用を実施しており、P&Gもその例に漏れません。会場で行われる筆記試験の点数に応じて、自分が応募できる職種の選択範囲が決まると言われているので、ある程度対策してから臨む必要があります。特に、この業界(P&G、ユニリーバ)のテストでは、cab形式の出題があるようなので対策が必要です。更に、上でも解説しましたが、エントリーシートは相当長文で分量も多いために時間を要します。早めに準備しておくことを心がけておくといいかもしれません。また、大きな特徴としてジョブによる選考があることが挙げられますが、ここではまる三日間自分を見られるので、自分を偽っていても必ず見抜かれてしまいます。ありのままの自分で臨むとよいでしょう。最後に今回は外資系消費財メーカーの雄である、P&Gの事業・選考・社風・ES通過者の自己PRと志望動機について解説してきました。外資系企業といえど、日本支社で働く社員の大半は日本人です。面接やインターンを通じた選考に関しても、日系企業と大きく異なることはないとも言えるので、「色々な業界を知る」という意味でも挑戦してみてはいかがでしょうか。 31,164 views
P&GのES徹底解説|求める人物像と内定者の回答解説 P&GのES徹底解説|求める人物像と内定者の回答解説 外資メーカー志望者を中心に、毎年多くの学生の人気を集めるP&G。P&Gは経営理念の中で、「私たちは、世界中で最も優秀な人材を引きつけ、採用します。」とうたっているだけあり、内定直結インターン「CEOチャレンジ」の開催など、その選考プロセスはよく練られています。今回は、そんなP&GのESの回答方法について、P&Gの求める人材像を踏まえながら解説していきます。【本記事のコンテンツ】・P&GES設問└設問1└設問2└設問3└設問4・【参考】P&G内定者の回答・最後にP&GES設問◆第一志望職種(営業統括)への志望理由(200字以内)◆あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください(500~700字程度)◆あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(500~700字程度)​◆他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(500~700字程度)設問1:第一志望職種への志望理由(200字以内)志望動機に関わる設問です。「志望動機を書くのが大変だ」と多くの学生が感じているようですが、志望動機は学生時代の経験と志望業界の仕事内容を結びつけてあげればそこまで難しいものではありません。下記の説問に則って考えると、P&Gの仕事とは①方向性を示して、リーダーシップをとり解決していく仕事②変化に対して柔軟に対応する仕事③異なる背景の人と協力しながら成果を求める仕事の5つであり、これらの経験を学生時代の経験と結びつけて語ればよいということになります。③異なる背景の人と協力しながら成果を求める仕事を例にとると、志望動機としては、異なる背景の人と協力しながら成果を求める仕事がしたいと考えてP&Gを志望している⇒学生時代は〜〜という経験をしてきており、こういった仕事に向いていると考えている⇒P&Gの仕事は○○という仕事だと理解しているという流れで話ができるでしょう。こういった観点から語って内定する人も多いのでぜひ参考にしてください。基本的な志望動機の考え方については「」も参考にしていただければと思いますまた、「」や以下の動画でも説明をしている通り、①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びのポイント④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⑤具体的に取り組みたい仕事⑥業界の中でもその企業の理由といったポイントを含むように書くのも志望動機を書く際のコツです。加えて、「企業」だけでなく「業種」という点に対しても、自身の選択の妥当性を伝える必要があります。これら全てを200字で書くのは難しいので、自身のエピソードや元々書こうと思っていた内容を基にある程度の取捨選択は必要ですが、なるべく多くのポイントを含めて、説得力ある志望動機としたいところです。設問2:あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください近年の新卒採用においては、「リーダーシップ」の重要性がさらに高まってきているようです。アルファブロガーのちきりんさんのこのコラムが最も端的にリーダーシップの重要性を語っているように感じます。参考:なんで全員にリーダーシップをもとめるの?|「Chikirinの日記」日本においては、「船頭多くして船山に登る」ということわざがあるように、リーダーが多いことはよくないこととして受け取る人が多いです。一方、リーダーとはそもそも組織の成果を第一に考えて行動できる人だと考えると、リーダーが多い組織の方が好ましいことは上記のコラムの通りです。少し前に話題になったGoogleの採用基準という話においても、リーダーシップの重要性は話題になっています。従来のリーダーシップとは異なる、新しい形のリーダーシップです。従来のリーダーシップを問う際には、よくこんな質問がされていました。チェスクラブの部長でしたか?営業部の副部長でしたか?その地位を得るのに、どれだけ時間がかかりましたか?そういった質問は重要ではありません。重要なのは、チーム内で問題が生じたときに、適切なタイミングで、率先してチームを引っ張ったかどうか、という点です。逆に言えば、そういった状況において一歩引き下がっていたか、ただ他の人が問題を対処してくれるのを待っていたか、という点も問います。こうした状況下で、もっとも価値の高いリーダーシップを発揮するには、権力を進んで放棄することが求められるからです。参考:Googleが採用で重視すること、しないこと|「lifehacker」本設問では直接言葉としては出てきていませんが、やはりP&Gの仕事に当てはめてもリーダーシップは非常に重要な要素であると言えます。例えばP&Gの営業であれば、取引先店舗の店長とアルバイト、社内のマーケティング部署、経理など様々な人々と協力して、営業成績をアップさせる必要があります。マーケティング部署であれば、営業部署や商品開発部門からのヒアリングを含めて、マーケティング戦略を考える必要があります。様々な人が集まる組織の中で、方向性を示して、組織として成果をあげるために行動をとれる人かどうかが問われています。学生時代の経験に当てはめて考えると、部長やゼミ長などリーダーとしての実績がある人は実績そのものをアピールするのではなく、自分はどのようなタイプのリーダーで、組織の目標を達成するためにどのように行動できるのかを語る必要があります。またリーダーとしての実績がない人も、実績がないからエントリーできないとふさぎ込むのではなく、自分はどのように組織に貢献することが多いのか、過去にはどういった行動で組織に貢献してきたのか語る必要があります。多くの内定者・通過者のエントリーシートを見ても、リーダーという役職経験そのものをアピールするというよりは、組織の目標に対してどのように行動してきたのかが書かれています。設問3:あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。P&Gの仕事に限らず、仕事というのは常に問題が発生し、それに対処する必要があります。一定のルーティンをこなしておけばよい仕事というのは総合職においてはほとんどありません。常に発生する問題に対して、前例のない中、自ら考えて対処していく必要があります。営業でもマーケティングでも、自社の製品のシェアが低下してしまうという事態は、競争の激しい生活消費財分野においては常に発生するものです。同業他社が、新しいコンセプトの商品を市場に投下した、販売店に対してキャンペーンを展開し、シェアを伸ばしているなど、めまぐるしく変化する情勢に対して、今までの施策から変更を迫られることも多くあるでしょう。急な変化に対して、柔軟に考え、主体的に対処することができる人材かどうかがこの設問において問われています。内定者や通過者のエントリーシートを見ても、サークルや部活の参加率の低下やインターンシップ先の受け容れ体制の変化など、学生生活において、環境の変化に対して、どのように考え、対処してきたのかを語る人が多いと言えます。設問4:他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。人は立場が変われば、意見や考え方が異なるものであり、共通の目標を目指していても、考え方の違いから対立したり、うまくいかないことがよく発生します。P&Gの営業においても、営業するP&Gの社員と、取引先である顧客店舗の店長では考えていることがまったく違うでしょう。P&Gの営業であれば自社の売上がのびることが大事ですが、取引先である店舗の店長であれば、店舗全体の売上がのびればどの会社の商品が売れようと関係ありません。このように考え方の異なる人と建設的な関係を築き上げ、両者にとっていい成果をあげることのできる人材はどの企業でも求められています。一つ注意点としては、こういった設問を初めて目にした学生の多くが、「異なる背景=異文化・外国人との交流」という短絡的な考え方をしてしまいがちです。しかし設問で聞かれている内容とは、必ずしも異文化との交流ではありません。内定者・通過者のエントリーシートを見てもサークルの初心者・経験者における価値観の違いなど、国際的な経験ではないものをアピールしている人もいます。もちろん国際的な経験から伝えることを否定するものではありません。【参考】P&G内定者の回答あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例について説明してください。(500~700字程度)私が高校2年生から部長を務めていた弓道部での経験です。私の所属していた弓道部では練習内容やメンバー選抜が部長に一任されており、自分なりに改善することが可能でした。私は部長としてチームが優れた結果を出し、長く達成されていなかった全国大会への出場を目標として、まず約50人いた部員全員と個別に話し合い、部員の現状への不満や練習内容の問題点を明確にするよう心がけました。その結果、レギュラー以外のメンバーが自身の練習に意味を見出せず、意欲的になっていないということが判明し、さらにその原因はレギュラー以外の練習時間が削られ、その分レギュラーの練習に充てられるという従来のシステムにあるということが分かりました。そのため私は全員が意欲的に練習するようにするため、できるだけ部員と面談を行い、各々の練習態度がチーム全体に及ぼす影響を説明し各個人の意欲的な練習がいかに重要かを納得してもらうよう心がけ、皆の練習を促しました。また部員全員の練習時間が平等になるように練習内容を変更したり、部内戦を頻繁に行いレギュラーの入れ替えの起こる頻度を上げることで、部員の意欲を引き出すと同時にレギュラーメンバーの危機感を煽り、気を引き締めさせることにも成功しました。その結果、部員全員が自主的に練習するようになっただけでなく、練習内容の更なる改善案を提案してくれる部員が現れるようになったなど、各部員が部全体のことを考え私に協力してくれるようになりました。これらの努力や部員の協力の結果、私が部長に就任した半年後の全国高校選抜大会では県大会で団体優勝を果たし、26年ぶりとなる全国大会への出場権を獲得しました。他者とともに仕事をする上で見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができた経験について説明してください。(500~700字程度)大学での研究で企業や他大学の方と生産的な関係を築いた経験です。私の研究内容は、蛋白質と阻害剤の相互作用をコンピュータによって計算し創薬への貢献を目指す、という内容で製薬企業や他大学の方々といくつかのグループから成る大きなチームを組んで行っているのですが、企業の方は即創薬に役立ち利益に繋がるような結果を求め、大学側は学術的に関心のある計算を行いたがるなど、目的や価値観にギャップがありました。そのため、チーム全体が集まる会議においても他のグループの発表や意見に興味を持たない様子が見られました。そのためグループ間の情報共有ができず、研究に興味を失ったためか計算をほとんど行わなくなるグループも現れました。私達の研究はスーパーコンピュータを用いていたため、国の許可を得ることが必要でした。そのため、このような状況が続き目標計算量を大きく下回ることになれば研究自体が打ち切られる恐れがありました。私はこの状況を打破したいという強い思いから、二回目の全体会議では情報共有や目的意識の統一の重要性を説得しました。最初は学生の分際で生意気だ、という反発もありましたが教授のフォローもありその日の会議でどのグループも創薬への貢献をしたいという目標は同じであることの再認識が行われ、また研究の進捗状況などの情報共有を定期的に行われることが決まりました。その結果、各グループの進捗状況が明確になっただけでなく計算量も増加し、昨年度上半期の計算量は目標の約20%だったものが、下半期では目標の約85%にまで改善しました。そのため今年度は昨年度の3倍の計算資源の許可が国から下り、さらなる研究が可能になりました。プロジェクトの方向を変え、その結果時間やコストが削減された例について説明してください。(500~700字程度)三回生の頃から続けているコンビニのアルバイトでの経験です。私の働いていた店舗では、新人教育は店舗にあるマニュアルに沿ってされていたのですが、約一年前から短期間で辞めるアルバイトが多くなり、慢性的な人材不足で社員の方の負担が増えるほか、募集のために時間的、金銭的にコストがかかっていました。社員の方からそのような不満を聞いていたため、自分にできることはないか考え、解決策を考えました。まず、新人が何に不満をもって短期間で辞めるのか、新人へのヒアリングを行い考えました。その結果、従来の店舗マニュアルが分かりづらく、仕事内容の理解が浅いまま現場へ出されることにより戸惑いを感じ、仕事が嫌になり辞めている、ということが分かりました。分かりづらい従来のマニュアルに頼った新人教育法に問題があると確信した私は、分かりやすい独自のマニュアル作成を作成し、新たな新人教育法を確立しようと考えました。その際、同僚に協力を依頼しましたが、面倒だという理由で最初は協力を得られませんでした。そのため私は新マニュアルの作成が新人教育のためになぜ重要か説明し、まずは自分で草案を書いて提案することで熱意も伝えました。その結果、マニュアル作成の重要性が理解されたと同時に私の熱意も伝わり、協力を得ることができました。実際の業務における重要度を示す、ケース別に対応法を示す等、新人にも分かりやすく、実践的なマニュアルを作成しました。新マニュアルの分かりやすさは新人にも好評で、実際このマニュアルを導入してから新しく入った五人のアルバイトは全員続けており、長く抱えていた人材不足という問題が解決でき、コストも削減されました。最後にいかがでしたか。P&GのESは設問数も比較的多く、分量も多いですが、内定者の回答例のように学生時代の経験を実際の仕事に絡めて書くことで内定に近づくでしょう。本記事で挙げたポイントを参考に本選考に臨んでいただけたら幸いです。参考:P&Gのエントリーシート一覧→過去の内定者の通過ESが載せられています。unistyleに無料会員登録することで、お読みいただけます。 89,920 views
P&Gの面接過去問リスト24選|筆記試験突破後の関門とは P&Gの面接過去問リスト24選|筆記試験突破後の関門とは P&Gといえば世界トップの生活消費財メーカーであり、就職活動においても高い人気を誇る企業です。今回はP&Gで過去に課された面接質問内容をまとめました。ところで、面接における質問事項は、基本的にエントリーシートに記載した内容がベースになります。P&Gのエントリーシート設問は企業が求める人材を明確に表現しているので、志望の有無にかかわらず読んでおくとよいでしょう。参考:【P&GのES・選考レポート一覧】→P&Gの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。本記事のコンテンツ・学生時代の経験に関する質問・あなた自身に関する質問・志望動機に関する質問・その他の質問・最後に学生時代の経験に関する質問なぜこの話題をエントリーシートに書こうと思ったのでしょうか。エントリーシートのエピソードの中で、最も苦労したのはどのようなことですか。その困難にぶつかったとき、あなたはどのように考えて行動しましたか。目標に向かって成果を出す際に、どのように他者を巻き込んでいきましたか。成果を達成したかどうか、どのような基準に基づいて判断しましたか。学生時代の経験についてはどの企業でも聞かれると思います。P&Gでは「成果を測る際の指標は、あなたが用いたもので妥当だったと思いますか」といった判断の指標にまで踏み込んだ掘り下げ方をされることもあるため、エントリーシートに記載した中でも特にアピールしたい事柄については、深く突っ込まれる準備をして面接に臨みましょう。参考:→目標とそこでの困難に関する質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明していきます。あなた自身に関する質問自己PRを含めて自己紹介をしてください。周りからどんな人と言われるか教えてください。周囲のあなたに対するイメージと、あなた自身が考えるイメージとにギャップはありますか。今までで一番の挫折経験について教えてください。挫折した際に、どのように持ち直すのか教えてください。どのようなタイプのリーダーだったのか教えてください。周りをまとめる際に苦労した経験について教えてください。周りをまとめる際に一番大切にしたこと、心がけたことについて教えてください。チーム内で意見が異なったときに、どのように対応して皆をまとめていくか教えてください。努力したにも関わらず報われなかった経験はありますか。あなたの長所と短所について教えてください。あなたが自覚している短所はありますか。あるとすればどう対処しようと思いますか。あなた自身については特に深く聞かれるようです。「」にも書いたような素養の有無を見極められていることを意識して回答しましょう。「◯◯団体で部長をしていた」という事実は重要ではなく、「周りをまとめる際に一番大切にしたこと、心がけたことについて教えてください」のような「方法論」の部分が問われています。「もしもあなたが悪口を今言われているとしたら、どのようなことを言われると思いますか。そして、あなたはそれにどのように対応しますか」という質問は短所についての派生でしょう。自身をきちんと客観視できているかどうか、今のうちに見つめ直してみてください。また、下記のES解説コラムも参考にしていただければと思います。どちらも無料会員登録のみでご覧になれます。参考:志望動機に関する質問企業選びの際に重視することについて教えてください。他にはどんな業界を受けているか教えてください。P&Gを志望する理由について教えてください。P&Gの中でも希望する部門とその理由を教えてください。P&Gはあなた自身の掘り下げに関するウエイトが高いようですが、志望動機についても当然語れる必要があります。①企業選びの軸⇒②軸に合致する業界⇒③他業界ではなく消費財メーカーが第一志望の理由⇒④消費財メーカーの中でもP&Gを志望する理由⇒⑤P&Gの中で興味のある事業・部署とその理由、といった一連の流れで筋の通った回答ができるよう準備しておきましょう。参考:→誰もが気になる志望動機の評価ポイントについて、企業がどのような採用をしているのかを見ながら詳しく解説していきます。その他の質問P&Gで使っている商品を教えてください。お客様と接する上で大事なことは何だと思いますか。最後に質問や言い残したことがあればどうぞ。「P&Gで使っている商品を教えてください」といった質問はアイスブレイクの一環で行われると考えられるため、身近な商品をチェックして挙げればよいでしょう。その他の問題は事前に回答を準備するのが難しいのですが、基本的には何を答えるときにもあなたなりの根拠が必要になります。あなた自身の経験を抽象化して当てはめられないかをまずは考えてみましょう。最後にP&Gへの内定は上位校学生にとっても狭き門です。しかし聞かれる内容はエントリーシートに則ったものが多くを占めるため、ある程度の予想・対策が可能になります。まずは各エピソードを十分に掘り下げて、エントリーシートの作り込みを入念に行いましょう。事前準備をやり切ったという自信は面接での態度にも現れてきます。「面接では相手の目を見てハキハキと」といった枝葉のアドバイスよりも、どれだけ経験・仕事・人間性とのつながりを意識した自己PRが作れたかを大切にしてほしいと思います。 55,626 views

現在ES掲載数

78,312

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録