NTTデータ関連のテクニック
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- 【NTTデータ】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 62,846 views 本記事では、NTTデータ選考前の準備・選考中の心構え双方について、内定獲得に向けた戦略を提示します。【本記事の構成】・NTTデータが掲げる、求める人物像・NTTデータのビジネスモデル・NTTデータにおいて求められる素養・NTTデータの本選考フロー、採用数・NTTデータの本選考エントリーシート対策・NTTデータの本選考Webテスト対策・NTTデータの本選考グループディスカッション・面接対策・最後にNTTデータが掲げる、求める人物像SIerと言われてまず真っ先に思い浮かぶ必要なスキルは、システム開発における技術力が挙げられると思います。ここでは新卒採用メッセージを参照し、求める人物像を探ります。NTTデータでは、現在「GlobalITInnovator」というビジョンを掲げ、国内はもとより世界規模での新たなる成長を目指しています。更なる挑戦と飛躍に向けてNTTデータが求める人財とは「本質を見極める探究力」、「自ら踏み出す行動力」、「最後までやり抜く遂行力」を持った方です。そして何よりもあなたの「強い意志と情熱」がその力を発揮する原動力として不可欠です。NTTデータは可能性とやりがいに満ち溢れた様々なフィールドを持っています。国境を意識せずに世界規模でのビジネスに携わる「グローバル」のフィールド。業務知識や専門技術を身に付け、高付加価値なシステム開発業務に従事する「テクニカル」のフィールド。そして、新しいマーケットの開拓や、自ら事業やサービスの立ち上げに従事する「事業創造」のフィールド。出典:NTTデータ新卒採用サイトメッセージここでは「テクニカル」という言葉がいわゆる技術力に紐づく記述だと考えられます。しかし、どうやら技術力さえあればそれでよいわけではないようです。「グローバル」というワードを除けば、上記の2つの記述で採用メッセージの文言はある程度網羅されていると思います。では次に、NTTデータが求める2つの素養について、ビジネスモデルをもとに具体化していきます。NTTデータのビジネスモデルここでは収益源・扱う商材・サービスの提供方法、の3つの観点からNTTデータのビジネスモデルを説明していきます。NTTデータの収入源、扱う商材SIer=システムインテグレーターとは、SI=システムインテグレーションに接尾辞"er"をつけた造語です。"integration"は直訳すると「統合」という意味であることから、まとめると「システムを統合する人」という意味を持つことになります。技術やノウハウを統合し生み出されたシステムをクライアントに納入し、その対価を得ることがSIerの簡単なビジネスモデルになります。システムはそれ単体を売るというよりは、PCや携帯電話といったハードウェア・通信プロバイダー等と統合された形で提供していくことになります。「文系だけどモノづくりに携われる仕事」といった言葉をSIer業界の志望動機や社員の声でしばしば耳にしますが、厳密には有形財そのものではなく、それを支えるサービスを提供していく業界であることは認識しておくべきでしょう。NTTデータの商材・サービスの提供方法「」でも述べた通り、NTTグループでは近年"BtoBtoX"と呼ばれるビジネスモデルを推進しています。中でもNTTデータはエンドユーザーに価値提供をしていく間にあらゆる業界・分野を通して事業を展開していくことになります。そのため、グループの中でも典型的なBtoBtoXを推進する企業と言うことができます。また、システムをエンドユーザーに届ければそれでプロジェクトを完遂したということにはならず、仕様通りに不具合なく働くか検証・テストを行ったり、納入後の保守・運用まで一貫して顧客と向き合うことが求められます。トータルソリューションと言われるとナビゲーション×ソリューションを掲げる野村総研の方が大々的に示しているような印象がありますが、全工程に一貫して携わるという点ではNTTデータにも同様のことが言えるでしょう。「NTTデータ新卒採用サイトSI業界とは?」を参考にunistyle独自作成上図を参照すればわかるように、エンドユーザーにサービスを届けるためにはグループ他社や情報サービス産業に携わる各プレイヤーと共に事業を遂行していく必要があります。クライアントとなり得る業界・分野は非常に多岐に渡り、あらゆる角度から社会へ価値提供している点が特徴と言うことができます。朝起きて電車に乗って企業の面接に向かう。そんな典型的な就職活動の一コマにおいても、交通系電子マネーや地図アプリを始めとしたあらゆる局面でICTの力が活用されています。普段の学生生活においても、例えばアルバイトの勤怠管理や給与振り込みにおける銀行のATMなど、今やICTの力なしに我々の生活は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。参考:ビジネスモデルに基づく仕事内容企業によって名称は異なりますが、SIer業界の主たる働き方はシステムエンジニア(SE)職と営業職の2つです。中でもNTTデータは新卒から職種別採用を行っていますが、多くの方がSE・営業コースでの採用になると考えられます。技術で課題解決を行うSIer業界では、自社のノウハウや技術力が提案の幅に大きく影響するため、要件定義から検証・テストまで行う開発職のパフォーマンスが競争力の鍵を握ります。一見、職種別採用に見えますが、採用の95%は「SE・営業」コースで、このいずれかになる総合職です。参考:あさがくナビ株式会社NTTデータもちろん、案件を創出する営業側のスキルも重要にはなりますので、質の高いトータルソリューションを実現するには関係者の力を結集して課題解決に取り組んでいくことが求められるでしょう。NTTデータが求める素養上記で説明したビジネスモデルと働き方に基づき、採用メッセージから抽出した2つの素養について解釈を加えます。①顧客のニーズ・課題の本質を突き止め、解決に向けて最後まで任務を遂行する高い志・行動力先述した通り、SIer業界では直接のクライアント自体が非常に多岐に渡っています。一方、自社が開発したシステムは、直接のクライアントだけでなく最終的にエンドユーザーにまで影響を与えていくことになります。直接のやり取り相手以上に、その先にいるエンドユーザーの抱える課題やニーズを潜在化していくことが求められます。そして、納期までにシステムを創り上げるだけでなく、その後のアフターフォローも含め、相手方に寄り添いつつ最後までやり切る姿勢が求められているのではないでしょうか。②「事業創造」から成長を果たすうえで、新たなしくみを提案し実行に向けて周囲から協力を得る力システムという「しくみ」を創り出すうえであらゆる事業に踏み込んでいくSIerのビジネスには、事業創造という言葉にも一定の意味を感じ取れます。メーカーのようにモノ自体を提供するのではなく、それを支えるシステムには時に相手方の要求以上のものを創り出す可能性が秘められていると考えられます。それを実現するにはアイデアを捻り出すことだけでなく、企画→営業→開発→保守運用と続く複数の知見が異なる関係者から協力を得ることが必須になります。特に同業の中でも海外進出に積極的なNTTデータでは、海外関係者とのやり取りからより広いフィールドへ自社サービスを届ける環境が備わっているとも考えられるでしょう。NTTデータの本選考フロー、採用数ここでは、NTTデータの採用に関する基本情報について、確認していきたいと思います。本選考フローそれでは、まず本選考フローを確認しましょう。NTTデータでは総合職しか募集していませんが、その中で職種別採用をしており6種類に分かれています。そのコースによって、選考フローが大きく変化することはないようです。参考:NTTデータ採用情報コース選択下記のフローが一般的なフローとなります。【本選考フロー】ES+Webテスト(2種類)▼グループディスカッション▼一次面接▼最終面接学生によっては面接回数が変化することもあるようです。各フローの対策については後ほど詳しく記述するため、こちらでは簡単な概要について紹介します。こちらは年度によって変化すると思われますので、参考程度にお願いします。◆ES例年4問程度200~300字の設問が課されます。2018年卒ではそれに加えて、50字程度の設問が2問課されました。◆Webテスト(2種類)SPIとTALの2種類が課されます。どちらも自宅で受験する形式です。◆グループディスカッションこちらの選考では、学生6~7名でグループディスカッションを行います。またグループディスカッションの後に、反省や志望動機などの簡単なグループ面接が入るようです。◆一次面接社員2~3名の個人面接で、時間は1時間程度です。オーソドックスな質問が多くされるようです。◆最終面接社員1~2名で30分程度の個人面接です。志望動機について詳しく聞かれるようです。採用人数就職四季報によると直近の採用実績は下記の表の通りでした。NTTデータでは職種別採用をしていますが、こちらはそれを合計した人数となっています。また、こちらは男女・文理別の採用実績になります。SIer業界ということもあり、やはり理系の人数が多くなっています。全体の採用人数と男女比については毎年ある程度統一しようという方針が窺えます。なお、IT業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、IT業界を志望する理由を基に、受けるべき企業の紹介や選考対策に関するアドバイスが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。NTTデータの本選考エントリーシート対策ここでは、直近18卒のNTTデータ本選考で課されたエントリーシートについて、対策方針をお伝えします。NTTデータのエントリーシート設問(1)上で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)(2)選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)(3)あなたがチームで最も高い成果を上げた経験を、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)(4)今までの人生の中で一番苦労したことに対してどのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)(5)ご自身にキャッチコピーをつけてください。(全角30文字以内)(6)これまでの人生において、もっとも誇れるNo.1になった経験を教えてください。(全角50文字以内)※(1)の「上で回答した内容」はグローバル志向テクニカル志向事業創造志向の3つから選択する求められる素養を踏まえたエントリーシート回答方針考察◆全体の設問感(1)(2)が志望動機(3)(4)(6)が学生時代頑張ったこと(5)が自己PRにそれぞれ分類される設問です。全体の印象としては、どの企業でも問われる可能性があるいわゆる「普通の」設問が並んでいると言えるでしょう。一方、オーソドックスな形式の中でも、「事業創造思考」「誇れるNo.1」といった特徴的なキーワードが織り交ざっており、学生に対して要求する回答がより明確に示されている印象があります。◆求められる素養と結びつけた回答方針学生時代頑張ったことについての設問が3問用意されているため、先述した求められる素養である「顧客のニーズ・課題の本質を突き止め、解決に向けて最後まで任務を遂行する高い志・行動力」・「「事業創造」から成長を果たすうえで、新たなしくみを提案し実行に向けて周囲から協力を得る力」の両者を発揮したエピソードについて網羅的に触れられるといいでしょう。(1)の「事業創造思考」はまさに後者の素養について書くべき指定がされていますので、それを補完する理由づけとして、新たな仕組みや企画を提案した経験について述べるといいと思われます。また、「苦労したこと(困難)」「学んだこと(学び)」と「」の項目に沿った指定も見受けられるため、文章化する際はこちらの記事で紹介されているフレームワークに沿うことで、論理性を担保しつつ設問の要求に答えたエントリーシートに仕上げることができます。志望動機に関しては、(2)で選択コースの働き方として挑戦したいことが問われています。(3)で役割とチームに及ぼした影響について問われていることもあり、入社後に自分がその職種でどういった形でプロジェクトに貢献できると考えているか入社前からある程度具体的なビジョンを抱いていくことが求められています。以下の記事を参考にすることをおすすめします。【就活】選考突破できる志望動機の書き方とは?伝えるための3ステップ【就活】自己PRの書き方を解説!7ステップで簡単に書ける|例文有【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を→志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRを論理的に書くためのポイントについて解説しています。NTTデータの本選考Webテスト対策NTTデータでは、エントリーシート提出と同時にSPIとTAL2種類のWebテストが課されます。それではSPIのテストの概要を確認しましょう。内容を見て頂ければわかると思いますが、時間に対して問題数が非常に多いです。unistyleに寄せられた内定者の感想の中に「問題数が多く、時間が足りなかった」といった声が複数見られました。そのためSPIだからといって油断せず、十分に対策すべきでしょう。では次にTALの概要に移ります。TALは学生のパーソナリティを見るWebテストになります。NTTグループの企業で多く使われているようです。TALの適性検査は、一般の性格検査と同じで選択肢の中から当てはまるものを選ぶという形式になります。図形貼付では、「図形を使って絵を作る」という内容が出題されます。TALは対策がかなり難しいです。そのため過去に通過した回答を本選考でもそのまま提出すると良いでしょう。参考:→企業は学生の「能力を測るため」、「自社とマッチする人材か」を見るために適性検査を行っています。本記事では適性検査の種類について提示します。NTTデータの本選考グループディスカッション・面接対策先述の通り、NTTデータの書類選考通過後には面接のほかにグループディスカッション(GD)も課されます。フローごとに過去の出題歴とそれに対する対策方針を説明します。グループディスカッション過去問・「海水浴客のマナーを向上させるにはどうすればいいか」・「NTTデータの社員として候補者のうち誰を採用するか」・「会社の営業社員の立場になって、新しい機能を追加すべきか上司に提案する」・「システム開発の納期を優先するか、コストを優先するか話し合う」上記テーマを抽象化すれば、・複数選択肢が与えられ、最適な意思決定をする・現状の課題に対して、解決策を話し合うといった形になるでしょう。特に一番下のトピックに関しては、いわゆるQCD(※)の議論としてSIerの働き方に寄せた内容だと考えられます。その他の課題解決にせよ意思決定にせよ、SIerのビジネスに関連したトピックが多いと言えるでしょう。よって、グループディスカッションでも議論での発言内容や振る舞いから、将来SIerとして活躍する素養があるかどうかを見極めようという意図を感じとることができます。課題解決型のテーマについては以下の記事に具体的な考え方が掲載されているため、そちらも合わせてご参照ください。以下の3つの視点を大切にして欲しいと思います。(1)曖昧な言葉の定義付け(What)(2)目標の明確化(Why)(3)主体の特定(Who)参考:→GDは事前準備が重要です。本記事では頻出のテーマ5パターンと対策方法について提示します。※Quality,Cost,Deliveryの総称。SIerに限らずモノづくりをするうえで考慮すべき3つの視点である、品質・価格・納期を指す。1次面接過去問◆過去の経験についての質問・ES記載の学生時代頑張ったことの深掘り]◆あなた自身に関する質問・ESで書いた役割をその他の経験でしたことはあるか・自己PR・長所について→それをどうNTTデータで活かすか・短所について→どういった人にそれを指摘されるか◆志望動機に関する質問・OB訪問はしたか+印象に残った社員はいるか・NTTデータのソリューションで興味があるもの・なぜSIer志望か◆その他の質問・GDの感想と自己評価・トラブルが発生したらどう対処するか1次面接では問われている内容自体はオーソドックスなものが多いようですが、各回答ごとに厳しい深掘りがなされるようです。例えば短所を述べた後、「それを改善するために心がけていることは?」のような深掘りは頻出ですが、「どういう人がそれを指摘してくるのか」→「なぜその人はあなたにそれを指摘したと思う?」→「じゃあ逆にその人の短所だと思うところは?」のように事前に想定しておくことはまず難しい深掘りも多くなされるようです。自己分析で過去の経験を洗い出す際は、ただの振り返りに終始することなく、心的要素や周囲との関わりを含め、自分のなかで「なぜ」のフィードバックを徹底して行うことが攻略のポイントになりそうです。最終面接過去問◆過去の経験についての質問・何かを新しく生み出した経験について◆あなた自身に関する質問・チームでどのような役割につくことが多いか・周囲からどのような人物と言われているか◆志望動機に関する質問・他社選考状況・企業選びの軸・将来何がやりたいのか・その他の志望業界について・なぜNTTデータを志望するのか・逆質問◆その他の質問・自分がもう一人いたら何と声をかけるか最終面接では他の多くの企業と同様に志望動機に関する質問が多くなされることになります。また、「自分がもう一人いたら」「チームでどのような役割に」といった質問から、自らを客観視し、組織で成果を上げる際に自分がどういった立場から貢献できるのかを深く考えられているかが問われます。SIerのビジネスでも、企画から保守運用までプロジェクトへの貢献の仕方は様々であり、「何かを新しく生み出した経験」の質問も含め、GDから一貫して2つの素養が問われていると言えるのではないでしょうか。最後に先日、Amazonが開発したAI「アレクサ」がトヨタ自動車の「アバロン」に搭載されるというニュースが流れるなど、モノとシステムが絡んだソリューションは今後ますます話題となることが予想されます。NTTデータの選考突破としてはもちろん、「グローバル」「テクニカル」「事業創造」といった言葉はあらゆる産業でキーワードになっていくはずです。是非本記事を通して、あなたの考える「グローバル」「テクニカル」「事業創造」とは何か、考えるきっかけにしてみてください。
- NTTデータの志望動機を考える|解説付き内定者ES 34,269 views NTTデータは、NTTグループの主要5社の一角としてデータ通信やシステム構築事業を担うシステムインテグレーター(以下SIer)です。情報サービス事業では最大手ということもあり、新卒採用の人気企業ランキングでは常に毎年上位にランクインしています。IoTが進む現代では、今後も多様な事業に参画していく可能性を秘めた企業と言えるでしょう。より深い求める人物像の考察や選考の概要については、まずは以下の記事からご参照ください。参考:→ビジネスモデルの分析、求める人材像の考察、選考フローなど、NTTデータの選考を突破するために最低限必要な情報を網羅した記事です。ESを執筆する前に、ぜひご一読ください。本記事のコンテンツ・採用HPから見るNTTデータの求める人物像・NTTデータの本選考ES設問┗設問1、2┗設問3┗設問4、5┗設問6、7┗設問8、9、10・最後に採用HPから見るNTTデータの求める人物像NTTデータでは、10年後に目指す姿として、「ITを使って世界を変革していく」「ITそのものを変革していく」というふたつの意志が込められた「GlobalITInnovator」というGroupVisionを掲げています。「GlobalITInnovator」に一緒に向かっていけるのはどのような人財か。私たちは、以下の要件を持った方だと考えています。-社会のために自律的に考え、自ら動き周りを巻き込む「考導力」--最新の技術に興味を持ち、変化を起こすことを楽しむ「変革力」--多様な仲間と共通の目標を創り成し遂げる「共創力」-そして、それらを突き動かす強い意志と情熱。参考:NTTデータ採用HP採用ページに掲載されている3つの力(考導力、変革力、共創力)についての大まかな見解を述べていきます。考導力システム構築事業を担うSIerでは、クライアントの潜在ニーズを顕在化させ、それを自らのチームメンバーと共に解決へと導いていくことが核になります。そのため自ら課題を解決する方法を考え、チームを動かして成功につなげる力が求められると言えるでしょう。すなわち、関係者とコミュニケーションを取りつつ徹底的に思"考"し、プロジェクトを成功へと"導"く力。ただ単に「行動」するだけではなく、思考×行動を両軸で組み合わせて価値を生み出すことが求められます。変革力NTTデータでは「GlobalITInnovator」という理念を掲げており、そこには「ITを使って世界を変革していく」「ITそのものを変革していく」という意味が込められていると採用ページで述べられています。そのため、日々変化している社会にキャッチアップし、今までにない仕組みや変革を推進して成果を上げる力を求めていると言えます。共創力システム構築を行う上ではチームとして一つの目標に向かって行動することが不可欠となります。そのためチームメンバーと信頼を築き共に目標を成し遂げる力が必要です。SIerは、高度な技術を駆使して顧客のシステム構築事業を担い、それを通して社会に価値を提供していく仕事といえます。その仕事を遂行するに当たっては、個人としてだけではなくチームとして解決に取り組む必要があります。NTTデータではそのSIerの仕事をするに当たって3つの力(考導力、変革力、共創力)と、それらの原動力として強い意志と情熱を求めていると考えられます。NTTデータの本選考ES設問◆NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力・変革力・共創力)◆上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)◆選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)◆あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。◆上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)◆今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。◆上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)◆主な部活・サークル活動(役割)を記入してください。(全角30文字以内)◆主なアルバイト経験(年数)を記入してください。(全角30文字以内)◆趣味・特技を記入してください。(全角30文字以内)設問1、2◆NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力・変革力・共創力)◆上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)設問の意図設問1、2はいわゆる「志望動機」を問う設問です。この設問では主に以下の点を見ていると考えます。・SIerの仕事内容を理解しているか・求める人財像への適合性意図を踏まえた回答方針設問1に関しては、上記のNTTデータの求める3つの素養を十分に理解し(言葉の意味・なぜその素養が求められるのか)、その上で過去の経験から自分に最も当てはまると考えたものを選択するといいでしょう。設問2に関しては、200文字と分量がそこまで多くないということもあるため簡潔にわかりやすく記入する必要があるでしょう。大枠としては以下の3点を網羅する形になります。①SIer業界を志望する理由②その中でもNTTデータを志望する理由③設問1の素養を選んだ理由参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について、企業の意図を踏まえながら解説してた記事です。上記のフレームワークの活用法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。内定者の回答考導力企業の根幹を支えているシステムを創りたいという思いからSI業界を志望しています。人が能力を存分に発揮して成果をあげたり、組織が円滑に機能したりするためには、後述するサークルの経験から考導力が必要であることを実感しました。中でも貴社はビッグデータの解析技術を中心とした、大規模かつ幅広い事業領域を担う高い技術力を有しており、自らを成長させるために最適な環境であると確信しています。出展:NTTデータ内定者ES(2019卒)こちらの内定者は考導力を回答方針に沿って上手に回答できています。こちらの設問は文字数自体が少ないため、それぞれの内容を簡潔に伝えることが重要です。自身の経験をここでは語らず、後述する形にしたのは賢い方法だと思います。設問3◆選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)設問の意図こちらも志望動機に分類される設問ですが、「コースで」「チャレンジしたいこと」という文言から問われている意図も異なると考えられます。・営業/SEの仕事内容・働き方を理解しているか・自身の掲げるキャリアビジョンとNTTデータの事業方針に大きなズレはないか以上のような視点から、企業ー学生のマッチングの場として認識の齟齬がないかどうか確認しようという意図が窺えるでしょう。意図を踏まえた解答方針200字以内と分量が少ないため、以下の点を抑えて書くのがオーソドックスかと思います。①SIerの仕事内容への適切な理解②自分の興味関心・適性と結びつけた実現したいこと①に関して述べる際、NTTデータの過去の事例に触れてみても良いでしょう。②に関しては、自分の経験に基づく理由を述べることができるとより説得力を増すことができるでしょう。内定者の回答貴社の「統合ATMスイッチングサービス」のように「世の中の当たり前を創り上げること」に挑戦したいと考えております。このように考える理由は、ベンチャー企業のインターンシップでチームが抱えていた課題に対して、私の考えにより解決に繋がり、その考えがチームの当たり前として成立し、それを基にメンバーが活躍する姿を見て、今度は世の中の当たり前を自らの考えで創り上げ、企業や人々に影響を与えたいと考えました。出典:NTTデータ内定者ES(2018年卒)こちらの内定者は先ほどの回答方針で述べた2点を踏まえ、NTTデータの過去事例、自分の経験に基づく理由まで書けています。システム自体は目には見えない一方、それを用いて稼働するモノは一般ユーザーからすれば「稼働して当たり前」という認識として受け取られます。その当たり前を創るということで、SIerのビジネス・自身の実体験に基づき納得感のある内容にまとめ上げることができています。設問4、5◆あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。◆上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)設問の意図設問4&5と設問6&7ではセットで2つの設問になっていますが、どちらも学生時代頑張ったことに関する設問です。プロジェクトチームを組み案件に向き合っていくSIerの業務において、チームとして成果を上げる際に自分がどのような役割から組織へ貢献するか・それが実際の仕事でも活かされる役回りなのかが見られています。意図を踏まえた解答方針設問5では自分がチームでどのように活躍できるか伝えることを意識しましょう。インパクトのある役職・肩書などがあればそれを書けると良いと思います。しかし、「」でも述べた通り、「サークル長だったから、ゼミ長だったからリーダーシップがあります」といった中身のない回答は評価されません。動機・チームとして何を行ったか・そこから得た学びを書くようにしましょう。また、論理的に伝わる内容にするために、一例として以下の順序で箇条書きにしてからまとめるとよいでしょう。①どのような成果か、自分の役割②成果を出すために何が必要と考えたか、または改善するために何が原因であったか③どのような方法でチームに貢献したか④そこから得た学び内定者の回答アルバイト先の結婚式場にて、スタッフの入れ替わりにより低下したお客様満足度をグループ内全店舗で最高レベルにまで回復させました。当時私は、ホールスタッフをまとめるリーダー役でした。その中で私は、満足度の低下の原因は、スタッフの業務への余裕の無さにあると考えていました。そこで私は、スタッフの業務に余裕を作るため、当時はリーダー間でしか共有されていなかった式全体の流れの情報を全スタッフで共有し、流れを意識した行動するよう呼びかけました。その上で、お客様の要求を先取りし、自分達のペースで業務を進めるよう働きかけました。その結果、スタッフに余裕が生まれ、お客様満足度の回復を実現することができました。出典:NTTデータ内定者ES(2018年卒)こちらの内定者は、上記順序に沿って伝えるべき内容をうまく網羅できています。また、「お客様の要求を先取りし」という記述から、クライアントの潜在ニーズを汲み取る資質があることが窺え、評価の対象になると考えられます。設問6、7◆今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。◆上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)設問の意図この設問が問われている意図として主に以下の内容が考えられます。・高い目標を掲げ、目標に本気で取り組むことのできる意欲的な人材かどうか・高い目標に対して強くコミットできる人材かどうか・挫折後に、反省し、次につなげることのできる人材かどうか・新入社員時に想定される挫折に対する打たれ強さがある人材かどうか意図を踏まえた解答方針上記の設問の意図に応えるために書く内容としては、①どのような困難であったか②解決すべき課題、原因は何であったか③その課題や原因に対してどのような解決方法をとったか④その経験から何を学んだか、またはどのように活かせているか以上の流れで書くと論理的に上手く伝える事ができると思います。また設問では「どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。」とあるため、③・④に重点をおいて構成を考えると良いと思われます。内定者の回答ベンチャー企業の営業で結果が出なかったことに対して、主体的に改善方法を考え、行動に移したことで乗り越えた経験があります。営業を始めた当初、サービスの良さや特徴だけを押し付けてしまうことで、お客様に興味を持ってもらえず結果が出ない状況が続きました。自分自身と向き合い、見つめ直した結果、相手目線に立った提案ができていないことに気付きました。そこで、社長に営業同行をお願いすることや自分の営業をボイスメモに取ることを実践して、少しずつ改善させていきました。この結果、関心を示すお客様が増え、次のアポイントに繋ぐ回数を増やすことができました。この経験から「諦めず最後までやり抜くこと」の大切さを学びました。出典:NTTデータ内定者ES(2018年卒)実際のビジネスでも自社商材の魅力語りに終始するようでは受注に繋げることは難しく、自社と相手方の現状分析から解決に向けたビジョンを導く必要があります。結果が出なかったという困難に対して、セルフチェックを欠かすことなく最終的に成果に結びつけたという点から、設問の意図に沿った内容に仕上げられている印象があります。設問8、9、10◆主な部活・サークル活動(役割)を記入してください。(全角30文字以内)◆主なアルバイト経験(年数)を記入してください。(全角30文字以内)◆趣味・特技を記入してください。(全角30文字以内)ここから字数が限られた事実項目を挙げる設問になりますが、面接で質問されることを考えると自分の伝えたい内容や語りやすい内容を選んで書くと良いかと思います。最後にNTTデータを受験される方の中にはNTT他社や同業他社との違いに困惑される方もいらっしゃるかと思います。実際の面接でも「なぜNTTデータなのか」ということが問われるという声も多く、企業理解は十分に深めておいておくべきだと言えるでしょう。unistyleでは内定者のESだけでなく選考レポートや関連テクニックも記載しておりますので、そちらもぜひ御覧ください。◆unistyleに掲載しているNTTデータのES・選考レポートはこちら●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
- NTTデータのインターン体験記と選考対策|合格者ES付き 51,459 views 本記事では、前半でNTTデータのインターン参加者のレポートを掲載し、後半では20卒のESを元に、NTTデータの求める素養を分析し21卒向けのES回答方針を示していきます。本記事のコンテンツ・NTTデータとは・NTTデータの求める人材像・インターン概要・インターンレポート・インターン選考内容・インターンES設問└設問1└設問2・インターンWebテスト対策・インターン動画面接対策・最後にNTTデータとはNTTデータは、NTTグループの主要5社の一角を担う国内最大手のシステムインテグレータ(以下SIer)です。NTTデータはIT業界の中でもSIer(エスアイアー)(システムインテグレーター)に分類されています。官公庁や金融業界に強みを持ち、国内において圧倒的なシェアを誇っています。海外でも米DELLのITサービス部門を買収する等、積極的に事業展開をしており、海外売上高が全体売上高の約3割を占め、現にNTTデータグループは、世界中で50以上の国と地域で事業を展開し、グループ社員総数は11万名以上にのぼります。国内外でシェアを広げるNTTデータは就活生からも人気の企業です。SIerとは、顧客のニーズに沿って社会に必要な「しくみ」を、ITを使って構築する情報サービス企業のことを指し、それらの企業群を総称してSIer業界と呼びます。SIerも含めてIT業界は、企業やその企業の顧客が抱える課題をITで解決しています。そのため、ビジネスの対象はあらゆる業界・企業です。顧客の業界や規模に捉われず幅広いビジネス領域が存在していることはIT業界の魅力の一つといえるでしょう。また、システムの構築にはコンサルティングから運用・保守までさまざまな工程が存在し、企業によってはその一部分のみを請け負うSIerもありますが、NTTデータではトータルコーディネーターとして全工程を一貫して請け負っています。ハードウェアメーカーや通信キャリアなどさまざまな企業と協力しながらシステム開発を行うと同時に、あらゆるプロジェクトのマネジメントを行うということもNTTデータの大きな役割です。なお、IT業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、IT業界を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。参考:NTTデータのインターンES一覧はこちらSI業界とは?|NTTデータを知る|NTTデータ新卒採用サイトNTTデータの求める人材像NTTデータでは求める人財像として、考導力、変革力、共創力の3つを定義しています。「TrustedGlobalInnovator」というGroupVisionのもと、私たちはITビジネスにおける中心的なイノベーターとしての役割を担い、お客様の夢を実現してきました。それでは、「TrustedGlobalInnovator」に一緒に向かっていけるのはどのような人財か。私たちは、以下の要件を持った方だと考えています。-社会のために自律的に考え、自ら動き周りを巻き込む「考導力」--最新の技術に興味を持ち、変化を起こすことを楽しむ「変革力」--多様な仲間と共通の目標を創り成し遂げる「共創力」-そして、それらを突き動かす強い意志と情熱。参考:求める人財像|採用情報|NTTデータ新卒採用サイトエントリーシートや面接の中で、自分には3つの人財像のうちどの力を持っているのか、そしてその力を生かして、インターンシップや入社して働く上でどんな活躍・輝き方をしたいかをアピールしていくと良いでしょう。考導力ニーズに応えるだけでなく、潜在ニーズを引き出し、顧客が目指す真の姿を考える力。そして実現に向けて周囲に反対されても意義を説明し巻き込んでいく力が考導力といえます。参考:変革力今までのやり方や使い慣れた技術を踏襲するだけではなく、最新の考え方・手法や技術に興味を持ち、それらを積極的に取り入れ新しい価値を創出する力。そしてその変化を楽しむことができる力が変革力です。参考:共創力システム構築を行う上では、NTTデータ社員だけでなく、協力会社メンバー等さまざまな人々が関わってきます。そのため個人としてだけでなく、チームとして一つの目標に向かって行動し、成し遂げていく力が不可欠であり、そうした共創力が求められています。参考:参考:NTTデータインターン概要NTTデータでは、例年「ワークショップ型インターンシップ」と「プロジェクト型インターンシップ」の2つが開催されていますが、今回は募集人数が多く、より多くの学生が志望するであろう「ワークショップ型インターンシップ」について考察します。ここで、それぞれのインターンシップについて簡単に説明します。ワークショップ型では、その名の通りグループワークがメインとなり、適宜社員からアドバイスを貰いながら、新規ビジネス創出を数日に亘って行います。プロジェクト型では、営業、SE、R&D等の業務内容の中から自身で選択し、実際に現場のプロジェクトに配属されるため、職場に出勤しながら行うインターンシップとなります。前者は、SIerの業界理解、NTTデータへの企業理解を大まかに把握する上で役立つでしょう。後者は、業界理解、企業理解は勿論、実際に「働く」ということがどういうことなのかを知ることのできる一段階深いレベルの知見を得られるかと思います。参考:NTTデータインターンシップNTTデータインターンレポートここでは、unistyleに寄せられたインターンレポートを掲載し、NTTデータのインターン内容についてご紹介していきます。なお、今回はこちらの方のレポートを一部抜粋してご紹介しますが、unistyleではこの方以外のインターンレポートや、その他本選考ES・レポートを掲載していますので、下記リンクより併せてご参考ください。参考:NTTデータの企業研究インターンの内容企業や業界の情報を与えられる講義を受けつつ、最終日に行うプレゼンの準備を進めるという流れでした。二日目に中間発表があるのですが、ほとんどの班が社員さんからのフィードバックを受けて大幅な方針転換をします。最終日の発表は上位二チームのみ表彰されます。インターンの雰囲気私のチームは非常に活発な議論ができ、有意義な時間となりました。他のチームは全員というより一部が頑張っている班もあったようなので班のメンバーによるところはあるかもしれません。現場社員のお話を聞く時間では積極的に質問をする人も多く関心度の高い学生が多く集まっているのだなと感じました。メンター含む社員との交流数人の社員が全体につくという形でした。お昼ご飯を一緒に食べながらプライベートな話をしたり、班での議論に行き詰まると的確なヒントを下さったりしました。最終日のプレゼンのあと、会社のカフェで懇親会が行われ人事や現場の社員の方とお話をする機会がありました。そこでインターンシップを通しての個人的なフィードバックをくれることもあります。インターンを通じて成長した点新規事業の立案を行いました。お題が「自社技術を用いること」だったので、よりキャッチーな技術を使おうとしてしまい、学生にありがちな安直な考えに陥りました。この技術を使いたいからこういうサービスを展開しようというような解決策ありきの中間発表を行い、それは収益性もないしやる意味が全くないとのフィードバックを受けました。この経験から現実と理想のギャップを冷静に検討することの大切さを学びました。正直大変ですがやりがいはあります。インターンを通して内定は出るか、またインターン後に企業からアプローチがあったかインターン生は選考開始が早く、また人事と交流する機会も多いので有利だと思います。インターン生の一部が呼ばれるイベントが二回ありました。志望度の変化非常に志望度があがった。社員の方が非常にロジカルに物事を考えると感じ、自分もそのような人になりたいと思いました。また技術力の高さや事業規模の広さなど想像以上に柔軟な仕事ができるということを知り志望度が上がりました。また労務環境についても実際に目で見て管理がちゃんとされていることが分かりました。インターン選考に向けた準備ESを書きなれていなかったため、一学年上の先輩に添削をお願いしました。字数制限が厳しいこと、面接がないためESのみで合否が決まることからとにかくESのクオリティを上げるよう努力しました。またWEBテストの勉強も参考書一周程度ですがやりました。プログラミング経験は一切ありませんが気にしなくて大丈夫です。インターン参加を希望する後輩へアドバイスIT業界に興味があるなら参加したほうがいいと思います。WEBテストが意外と鬼門らしいので対策をしておいてください。NTTデータインターン選考内容ワークショップ型・プロジェクト型エントリーシート→Webテスト→面接動画アップロード→合格NTTデータインターンES設問◆NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。(200文字)◆あなたの学校での専門分野や取り組んでいる研究(ゼミ)内容等を教えてください。※現在未だ決まっていない場合は、「未定」と入力してください(400字以内)設問1◆NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。(200文字)設問の意図ここでは、インターンシップへの「志望動機」が問われています。200字と字数制限があるため、非常にコンパクトに記述する必要があるといえます。主に以下の2点が問われていると考えられます。・インターンで何を経験したいのか・インターンからどのような学びを得たいのかあくまでインターンであるため、本選考の志望動機のように深い業界・企業理解、入社して何をやりたいかといったことは求められていない点がポイントです。インターンを開催する企業側の主要な目的の1つとして、学生に自社理解を深めてもらい、自社に興味を持ってもらうことが挙げられます。そのため、何を経験し、何を得たいのかといった、インターン参加への目的意識を明確かつ端的に表現しましょう。参考:意図を踏まえた回答方針上記でも述べたように、インターンで何を経験し、何を学びたいかについて端的に述べましょう。しかし、この2点について記述するのみでは不十分です。なぜなら、あなたがそのように考えた理由が相手に分からないからです。本選考の志望動機のように過去の経験を踏まえて書くというよりも、なぜその業界、企業に興味を持ったのか、端的に経緯を述べると良いでしょう。また、志望動機を書く際に、「貴社は〜に取り組まれており〜、さらには〜もされており〜」というように客観的事実のみを並べ立てる学生がいますが、志望動機は企業研究の成果を相手に見せつける場ではありません。あくまで、自分自身がなぜその企業でインターンをしたいのかということをアピールするよう心掛けましょう。志望動機をより納得感のあるものにさせ、相手に腹落ちさせるためには、自身のこれまでの経験を踏まえる必要があります。経験というと大層なものに聞こえますが、SIer及びNTTデータに興味をもったきっかけについて書けばそう難しくないでしょう。そこで、ここでは①インターンに参加する目的→②SIer及びNTTデータに興味をもったきっかけ→③インターンで何を経験したいか→④どのような学びを得たいかといった流れで書くと端的にまとまるでしょう。合格者の回答IT業界と業界トップである貴社の業務内容の理解のためです。私は貴社のインターンシップを通じて、社会の問題に対する課題設定の仕方からそれらを解決するシステムの提案方法を学び、同様に現場で働いている社員の方からの生の意見や姿勢を学ぶことで、IT業界の中でも特にSIerと貴社の業務内容についての理解を深めたいと考えています。出典:NTTデータのインターン合格者のESこの合格者ESでは、インターンに参加する目的、そこで何を経験し、何を得たいかが極めて明確かつ端的に述べられており、読み手としても読み易く、納得感のあるものとなっております。しかし、なぜSIer、その中でもNTTデータでなければならない理由が述べられておらず、同業他社でも同様の志望動機が当てはまってしまうでしょう。200字という字数制限がある以上、①〜④を全て書き切ることは難しいと思いますが、このESのように「業界トップである〜」と一言付け足すだけでも、読み手の印象は全く異なるものとなるでしょう。設問2◆あなたの学校での専門分野や取り組んでいる研究(ゼミ)内容等を教えてください。※現在未だ決まっていない場合は、「未定」と入力してください(400字以内)設問の意図ここでは、どのような学問に関心を持っているのか、学業に対する取り組みの姿勢、専門分野の説明能力が問われています。まず、学業に対して目的意識をもち、取り組んでいるかが一つの評価項目になります。これは、にある企業にアピールすべき5つの強みの中で、特に①個人として努力し、成果をあげることができる。と②関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる。をアピールすると良いでしょう。それに加えて、専門分野について何も知らない相手に伝わる説明ができるかどうかも評価されています。SIerの扱う分野には専門的で難解な用語が多く用いられます。それらを外部の人に分かりやすく伝えるスキルは非常に重要になります。参考:意図を踏まえた回答方針この設問は、ガクチカの中でも学業に焦点を当てたものだと考えられます。そのため、研究やゼミ活動に紐づくエピソードを用意しましょう。や以下の動画で説明しているのガクチカのフレームワークを使い、①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びの順で構成を考えてみてください。この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。また、ガクチカのエピソードに入る前に、設問で問われている「研究内容の説明」を怠らないようにしてください。合格者の回答:NTTデータのインターンES私は知的財産権法のうち、著作権法を専攻しています。このゼミを選んだのは、AIに代替不可能な知的財産について学ぶことが、AI技術が進展する将来において有益と考えたからです。ゼミ活動は、実際の事件をテーマに3人ずつのチームに分かれるディベート形式で、ディベーター以外はジャッジとして評価を行います。活動において困難だったのは、実際にディベートで勝つことと、瞬時に議論を理解することです。勝つためには論理的な主張が必要ですが、ディベートの経験がない私にはそのスキルがありませんでした。また素早い展開についていけなければ良いジャッジもできません。そこで私は、ディベートの経験値を増やすため、教授が他大学で担当するディベート形式のゼミに自らの足で参加しました。この結果、論理的思考力と客観的に議論を判断する力を身につけることができ、この点を評価され、他大学との交流戦との代表ジャッジに選ばれました。出典:NTTデータのインターンES①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びの順で構成されており、とても分かりやすい内容になっています。このESでは、研究内容よりもゼミ内での活動にフォーカスしたガクチカになっています。始めに研究内容とその領域を選んだ動機が述べられていますが、その内容が少し薄い印象を受けます。その後に続くエピソードは研究内容そのものからはあまり関係のないエピソードであるため、研究内容である著作権法に関連して得た学びがあれば、それをガクチカのエピソードに使うのも有効かもしれません。ただし、この回答は非常に簡潔で取組みの具体的な行動まで分かるものになっているため、質の高い回答と言えます。NTTデータインターンWebテスト対策NTTデータのインターン選考のWebテストの形式は以下のようになっています。場所:自宅形式:SPIとTAL所要時間:1時間程度内容:言語・非言語(SPI)と性格診断(TAL)NTTデータでは本選考においてもそうですが、Webテストが肝であると言われています。エントリーシートの内容が良くても、Webテストで落とされてしまう学生も多いようなのである程度の対策はしておくべきでしょう。また、インターンシップに合格すると、本選考でのWebテストが免除されます。TALは、質問回答と図形配置によって判断される少し特殊な性格診断テストです。ネットで調べるとTALに関するさまざまな記事が出てきますが、特にこれといった対策方法はありません。しかし、明らかに常軌を逸するような回答をしなければ問題ないでしょう。SPIテストの対策に関しては以下の記事を参考に対策してみてください。参考:NTTデータインターン動画面接対策場所:特に指定なし(自宅や学校など自由)時間:30秒以内質問内容:「自己PR」と「インターンシップへの意気込み」上記の条件で、自ら動画を撮影しアップロードする必要があります。30秒はそれほど長い時間ではないため、話の内容そのものよりも、話し方や表情、話の論理構成などを見ている可能性が高いです。エントリーシートの内容をまとめる、あるいは逆にそこではアピールしきれなかった自身の強みを話す、などどちらでも大丈夫でしょう。150字程度の文章を、はきはきと笑顔で、わかりやすく伝えることができれば問題ないと思われます。参考:最後にNTTデータは、SIer志望の学生から人気の企業であり、インターン倍率もそれなりに高くなることが予想されます。インターンシップESも、比較的オーソドックスな質問が並んでおり、ESとしては非常に書きやすく、志望者も多いと考えられます。インターン参加者には本選考でも早期選考等の優遇があることもあるようなので、少しでも興味関心がある方は参加することをおすすめします。現段階でIT業界やSIerに興味がない学生も、NTTデータのインターンはSI業界を理解する上で役立つといえるため、参加を検討してはいかがでしょうか。筆者の経験や周囲の経験を踏まえて申し上げると、夏の段階で業界や企業を絞り込むのは早すぎるといえます。納得のいく企業選びができるように、夏の時期は視野を広く持ち、足踏みしている企業のインターンにも是非参加してみてください。NTTデータに興味を持った方は、unistyleの以下の記事も是非ご参照ください。NTTデータの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:→NTTデータ内定者の人数・学歴区分、企業人気ランキングについてまとめました。参考:→国内SIer大手2社である、野村総合研究所とNTTデータの事業内容・社風・選考情報をを比較した記事です。業界研究、企業研究にご活用ください。参考:→ビジネスモデルの分析、求める人材像の考察、選考フローなど、三井住友海上の選考を突破するために最低限必要な情報を網羅した記事です。本選考向けの記事ですが、インターン対策にも活用できるので、ぜひご活用ください。参考:→NTTデータの本選考ESの回答方法について解説した記事です。本選考向けの記事ですが、NTTデータの事業分析を行なっているので企業研究に活用することができます。▼IT業界の業界研究はこちらからIT業界完全攻略記事一覧
- NTTデータのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 34,996 views NTTデータは、NTTグループの中ではデータ通信やシステム構築事業を担うシステムインテグレーターです。情報サービス事業では最大手ということもあり、「2016年卒新卒就職人気企業ランキング」でも上位にランクインしています。IoTが進む現代では、今後も多様な事業に参画していくことが考えられる企業です。同じNTT系列であるドコモや東日本は以下の記事を御覧ください。今回はNTTデータのESと採用HPから、NTTデータが求める人材を探っていきましょう。参照:→NTT東日本の求める人材をESと採用HPから考察します。NTTデータでの働き方NTTデータでは、現在「GlobalITInnovator」というビジョンを掲げ、国内はもとより世界規模での新たなる成長を目指しています。更なる挑戦と飛躍に向けてNTTデータが求める人財とは「本質を見極める探究力」、「自ら踏み出す行動力」、「最後までやり抜く遂行力」を持った方です。そして何よりもあなたの「強い意志と情熱」がその力を発揮する原動力として不可欠です。顧客のシステム構築事業を担うシステムインテグレーターは、お客様の潜在ニーズを顕在化させ、それを自らのチームメンバーと共に解決へと導いていく仕事といえます。unistyleの記事で紹介した「企業に伝えるべき5つの強み」であれば、特に「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」ことが求められると言えるでしょう。これらからNTTデータが求める人材を考えると、以下のようになると言えるでしょう。①価値観や立場の異なる人、企業の顧客と信頼関係を構築し、彼らの課題や潜在ニーズを顕在化して解決に導くことのできる人材②リーダーシップを発揮しながら目標に向けて邁進し、関係者をまとめて成果をおさめることの出来る人材③周囲の協力を得ながら今までにない仕組みや変革を推進し、やり遂げて成果を上げることの出来る人材他のNTT系列の会社のエントリー記事を見ていただくとわかりますが、求められる人材像は似通っていると言えます。各企業の求められる人材像や働き方を理解した上で受験すれば、アピールする内容はそこまで違いは生じないでしょう。NTTデータES設問・設問1(職務)志望する職務を選択してください。(複数選択可)・設問2NTTデータを志望する理由を記入してください。(全角200文字以内)・設問3あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに記入してください。(全角200文字以内)・設問4NTTデータというフィールドを利用して、国内外を問わずチャレンジしたいことを記入してください。(全角300文字以内)・設問5今までの人生の中で一番苦労したこと、それをどのように乗り越えたかを記入してください。(全角300文字以内)・設問6趣味・特技を記入してください。(全角50文字以内)・設問7保有している資格について記入してください。(ITパスポート保有の場合は「ITパスポート」と記載し、横に点数を記載してください。特にない場合は「特になし」と記載してください)(例:ITパスポート(700点))(全角100文字以内)・設問8プログラミングやシステム開発経験の有無を登録してください。有の場合は扱ったことのある言語を含めて具体的に記入してください。(全角100文字以内)設問1~2,4について・設問1(職務)志望する職務を選択してください。(複数選択可)・設問2NTTデータを志望する理由を記入してください。(全角200文字以内)・設問4NTTデータというフィールドを利用して、国内外を問わずチャレンジしたいことを記入してください。(全角300文字以内)いわゆる志望動機を問う設問です。上記のシステムインテグレーターとしての働き方を意識した上で書いていただけるといいのではないでしょうか。上記の新卒採用メッセージに記載されているフレーズに沿った動機をアピールすることも良いでしょう。「本質を見極める探究力」「自ら踏み出す行動力」「最後までやり抜く遂行力」「強い意志と情熱」例えば学生時代の研究であれば「探求力」を、サークルやアルバイト経験であれば「行動力」を示しやすいのではないでしょうか。また、「NTTデータというフィールド」という言葉に困惑される方もいらっしゃるかと思います。「」を参照していただければ、書きやすくなるのではないでしょうか。参考:→「他業界ではダメな理由」の志望動機の構成方法を提示します。設問3について・設問3あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに記入してください。(全角200文字以内)志望者の価値観を示す設問です。ここでは特に新卒採用メッセージで強調されている4つのうちどれか1つにフォーカスし、何かをやり遂げた経験を記入できると良いのではないでしょうか。その後の設問4では会社で取り組みたいことという志望動機に近しいことが問われていますが、設問の前後の繋がりを読み取って取り組みたいことのきっかけとなることを書くことができると良いと思います。参照:→仕事を通して成し遂げたいことを述べるための思考方法を提示します。設問5について・設問5今までの人生の中で一番苦労したこと、それをどのように乗り越えたかを記入してください。(全角300文字以内)学生時代頑張ったことを書く設問です。設問5までに書いた内容と別に頑張った内容を書けるならば、学生時代に多様なことに取り組んだバイタリティーの高さを示すことができます。一方で部活動やアルバイトといった何か一つのことにフォーカスして書くならば、一つのことにひたむきに取り組むことのできる真摯な学生像を示すことができるでしょう。苦労ということに関連して、以下のエントリーも参考になるかと思います。参考:→目標と困難を述べた際の評価のポイントと内定者事例を提示します。設問6~8について蛇足のような設問となっておりますが、これらの設問では書き方によっては志望度の高さや上記の新卒採用メッセージに記載されているフレーズを示すことができるでしょう。内定者のESを参照すると、特に働く上で有利になる資格を持っていないことでマイナスになることはないようです。以下の内定者ESも参考にしてください。参考:【内定】エントリーシート→NTTデータのエントリーシートを提示します。まとめいかがでしょうか。NTTデータを受験される方の中にはNTTコミュニケーションズや同業他社との違いに困惑される方もいらっしゃるかと思います。実際の面接でも「なぜNTTデータなのか」ということが問われることが想定され、会社での働き方や企業理解は十分に深めておいていただけると良いと思います。unistyleの他の記事ではその他の業界や会社の企業研究、テクニックも記載しておりますのでそちらもぜひ御覧ください。photobyr2hox
- NTTデータの志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 42,356 views NTTデータは主にデータ通信やシステム構築事業を行っている、NTTグループの中核企業の一つです。NTTデータは情報サービス事業では業界最大手であり、顧客は国内外の企業だけでなく、官公庁とともに仕事を行うことも多くある企業です。IoTやAI等のIT技術が発達してきた現代において、今後の世の中の基盤となるシステムを構築していく企業として文理双方の学生からの人気を高めています。具体的な事例として、NTTデータはマイナンバー事業も手がけています。国を上げた一大事業に携わることができるのも人気要因の一つかもしれません。また、近年海外企業のM&Aを積極的に行っており、海外進出を強化しているため海外と関わりながら仕事をしたい学生からも人気を博しています。NTTデータの人気ランキングや海外進出の詳細については以下を参考にしてください。参考:2018年卒新卒就職人気企業ランキング参考:NTTデータHPニュースリリース(海外事業例)また、同じNTTグループであるNTTドコモやNTT東日本に関しては以下の記事で紹介していますので是非参考にしてみてください。参考:参考:それでは、事業内容を掘り下げた上で志望動機を考えていきましょう。NTTデータのビジネスモデル就職活動を始めたばかりの方にはあまり聞き馴染みのないであろう、NTTデータの属するシステムインテグレーターについて知るところから始めていきましょう。システムインテグレーター、通称SIer(エスアイアー)とは顧客の業務を把握し課題を解決するために、ITを使って「しくみ」を構築していく業界のことを指します。顧客企業の経営面から着手するITコンサルとは異なり、SIerは顧客企業のシステム上の課題を発見し、その課題から着手し課題解決のコンサルティングから設計、開発、運用・保守までを全て一貫して行うことが特徴として挙げられます。企業によってはコンサルティングと設計のみ、開発のみなど一部分のみを請け負う企業もあります。しかしNTTデータは、NTTコミュニケーションズ等のグループ会社とも協力しながら運用・保守までの全行程を一貫して請け負います。グループ企業が充実している点は、NTTデータがコンサルティングから運用・保守までを一貫して行うことができる所以と言えるでしょう。以上より、SIerの仕事は多くの関係者と協力し、世の中の課題を自ら解決していく仕事と言えるでしょう。三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保健、以下:三井住友カード)は株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本敏男、以下:NTTデータ)と連携し、インターネット商取引(EC)におけるUnionPay(以下、銀聯)カード決済の提供をECサイト運営事業者向けに開始致しました。本件により、NTTデータの決済システムを導入する日本のECサイトにおいて、世界中で約65億枚発行されている銀聯カードのユーザーに対し、決済環境を提供することが可能となり、中国を中心とした銀聯カードユーザーの利便性向上と、新規顧客の取り込みを狙います。引用:NTTデータニュースリリース「三井住友カード、NTTデータと連携し、ECサイト運営事業者向けに銀聯カード決済を提供」上記の事業は、NTTデータの決済システムを導入している日本のECサイトにおいて、三井住友カードと協力し銀聯カードユーザーの利便性向上と、新規顧客の取り込みを目的としたものです。NTTデータは、国内最大カード決済システムの「CAFIS」を有しており、国内ほぼすべての金融機関やカード会社とつながっています。本案件ではこの強みを活かして、三井住友カードと協力し事業を推進しています。世の中の課題解決やニーズに応えるために、これまで培ってきたステークホルダーとの関係を活かして事業を行っていきます。以上のことから、相手のニーズを把握し、価値観やスキルの異なるメンバーと協力しつつ、新たな事業や仕組みを生み出す仕事と言えます。以上のことを踏まえNTTデータの志望動機を考えると、・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。NTTデータのES通過者の志望動機解説「幅広い業界と関わり、ITで世界を豊かにする事」を実現できるからです。昨年中国北京を訪れた際、友人が呼び出したタクシーの中で、遠距離恋愛の彼女に寿司の出前を取るというサービス利用から決済までのプロセスをスマートフォン一台で完結している事に感激しました。世界規模で幅広い業界に携わる事が可能な貴社に入社し、世の中至るところに存在する不便や問題をITで解決し、豊かな暮らしを創りに貢献していきたいです。参考:エントリーシート(総合職)こちらの方のエントリシートでは、日常生活の中でIT化によって便利だと感じた経験から、「世界規模で幅広い業界と関わり世の中の課題を解決したい」という成し遂げたいことを示しています。ITを用いることで、世の中のあらゆる課題に対して自分自身の提案や自社の技術力を基に解決していくことが可能であるといえます。そのため、自社の技術者や多様な企業と協力し、あらゆる顧客先に対して貢献することができる業界と言えるでしょう。以上のことから、こちらの方の志望動機は「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」という志望動機に沿って書かれていると考えられます。NTTデータで成し遂げたいことがNTTデータのビジネスモデルで達成可能であり、筋の通った志望動機であると考えられます。また、そのように思うきっかけとして、中国における実体験を挙げているため読んでいる方も納得することができる内容となっています。ESの指定字数が少なくなっているため、ESだけでは伝えきれない部分を補うためにも、エピソードの深堀りや自己分析が必要でしょう。もう一つ、実際の志望動機を見てみましょう。貴社の強みである官公庁や金融業界を相手に大規模なシステムを作ることに関して、学生時代培った「何事も粘り強く取り組む精神力」を活かせるのではないかと考えたからです。また、「アプリバンキング」といったフィンテック領域での新しい取り組みを進めていることをHPで拝見しました。そうした新しいことに取り組める風土があると感じるため、未来を作るという自身の思いを実現し、社会に貢献することが出来ると感じたからです。参考:エントリーシート(SE・営業職)こちらの方のESでは、NTTデータの強みを述べ、NTTデータならではの新規事業を実現させたいという強い意志が表れています。先に紹介した「新たに事業や仕組みを生み出す仕事をしたい」という志望動機にあたります。NTTデータだからこそ実現できる新規事業に取り組みたいということを、「自身の強み」「NTTデータの強み」「実際の事業」と絡めて述べているため説得力のある志望動機となっています。最後に近年NTTデータのエントリーシートの傾向として、「志望動機」に加えて「入社後にチャレンジしたいこと」の設問があります。「志望動機」の設問ではNTTデータでなければならない理由を、自身の経験や強みを交えて説明すると良いのではないでしょうか。そうすることで、後の「入社後にチャレンジしたいこと」に信憑性を持たせることができると思います。そのためには、自己分析を通してご自身の過去の経験を今一度振り返ってみることが必要でしょう。それを基に、自分が企業にて達成したいこと等を熟考すると良い志望動機が完成するのではないでしょうか。以下の記事・動画も参考にしてより良い志望動機を書き進めてください。参考:
- 【企業研究】NTTデータの業績や社風から特徴や強みを分析! 58,618 views 以前unistyleで掲載した「」の記事で紹介した通り、いまや文系学生にも人気が高い大手SIerである「NTTデータ」と「野村総合研究所」の2社。今回は、そんなSIer業界の中でも、楽天みんなの就職活動日記「IT業界新卒就職人気企業ランキング」において堂々の1位に輝いたNTTデータについて紹介したいと思います。業界の中でも圧倒的な売上高と事業規模を誇り、国内のシェアはもちろん現在は積極的に海外展開も行っているNTTデータ。この記事では、そんな同社の得意事業や社風、そして求められる人材に至るまで幅広く考察していきます。今後NTTデータを志望する学生にとっても非常に役立つと思うので、是非参考にして下さい。参考:→SIer大手の野村総研とNTTデータの企業研究に関する記事です。各社の比較をするのに参考になるかと思います。また、以前unistyleではNTTデータの競合他社である「野村総合研究所」についても企業研究を行いましたので、そちらも参考にしてほしいと思います。参考:→野村総研の企業研究や選考対策をまとめた記事となっています。NTTデータと比較する際に役立つと思います。なお、IT業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、IT業界を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。セグメント別収益と事業内容2015年度業績売上高(億円)売上高構成比営業利益(億円)営業利益率グローバル分野5,19628.0%1272.44%法人・ソリューション分野3,91821.1%3268.32%公共・社会基盤分野4,20822.7%3347.94%金融分野5,23628.2%3196.09%合計18,558100.0%11065.96%(2015年度NTTデータIR資料より作成)また、グローバル分野以外の3つのセグメントに関してはかなりバランスよく売上高を計上しています。これらのセグメントは営業利益率に関しても同様に6%〜8%あたりの値を計上しており、合計の営業利益率も業界の競合他社である大手SIerのNEC(3.8%)や富士通(2.5%)と比較しても5.96%と高いため、なかなかの収益性を誇ることが分かります。セグメント別収益からも分かる通り、海外売上比率が高いNTTデータ。同社は2000年代後半から国内市場の成長鈍化を見据え、欧米を中心にM&Aを数多く行い、急速に海外売上高を増やしたことが功を奏したようです。しかし上の表からも分かるとおり、グローバル分野の営業利益率は他のセグメントと比べると2.44%と少し低くなっていることが分かります。また、IR資料においてもNTTデータはグローバル分野に関しては「更なる収益性の向上が必要である」としており、今後注力するべき課題点であるでしょう。以下、それぞれのセグメントについて実際の事例の紹介を交えて説明していきたいと思います。公共・社会基盤分野NTTデータは旧電電公社から誕生した企業ということもあり、古くから公共・社会事業向けのソリューションに強みがあります。今回はその中から国内での公共事業案件から得たノウハウを活かして行った海外案件の1つとして、バチカン図書館向けに行ったデジタルアーカイブ事業についての紹介をしたいと思います。バチカン図書館では、貴重な手書き文献を後世に残し永続的な文化の継承を実現すべく、デジタルアーカイブを実施しているようです。NTTデータはこの人類への貢献ともいえるバチカン図書館の取り組みに賛同し、2014年4月より本のデジタルアーカイブ事業へ参画、約3,000冊の手書き文献を4年間でデジタル化すべく貢献しています。参考:NTTデータお客様事例バチカン図書館また、官公庁や自治体向けのソリューションにも強みを持っているNTTデータ。今回は、その中でも香川県向けに行った事例についても紹介します。香川県では、救急患者をよりスムーズに病院へと搬送し、治療を円滑に行うために、従来の救急搬送情報共有システムを刷新し、2012年4月から運用しています。そこでNTTデータでは、救急隊がデジタルペンで手書きした情報をシステムに登録、スマートフォンなどを使い医療機関とリアルタイムの共有を可能とするシステムを全国で初めて構築しました。このシステムは救急患者の搬送先のスムーズな決定に役立つほか、救急隊員が現場で得た画像などの情報も迅速に共有できるため、患者の治療をスムーズに行える流れを実現することに大きく貢献しているようです。参考:NTTデータお客様事例香川県金融分野メガバンクを始めとして、近年IT投資比率を急速に増やしている金融業界。NTTデータはメガバンクの一角であるみずほ銀行のグローバル戦略を支える「みずほグローバルe-バンキング」を刷新しました。日本企業のグローバル進出や海外企業のM&Aが更にか発かしている近年、各企業の海外拠点や現地法人の口座と銀行をオンラインで結び、口座照会や送金指示をなどを行えるインターネットバンキングの需要が増えているそうです。こうした自体の要請に対応するべく、みずほ銀行は法人向け海外インターネットバンキングシステム「みずほグローバルe-バンキング」の全面的なリニューアルに踏み切りました。1万人以上が利用する顧客チャネルとして順調に成長しているようです。こうした金融機関向けの大型システム開発もNTTデータの強みの1つであるでしょう。参考:NTTデータお客様事例みずほ銀行法人・ソリューション分野NTTデータの法人・ソリューション分野がカバーする領域は製造業、流通業、そしてサービス業などの産業向けのソリューションになります。この分野に関しても、同様に大手コンビニエンスストアであるファミリーマート向けの案件を通して紹介していきたいと思います。ファミリーマートは2013年5月、サービス刷新の糸口の1つとして、Wi-Fiサービスを開始しました。来店客の利便性を高めて、来店回数を増やすことが目的だそうです。またWebなどで提供するキャンペーンやアンケートを通じて、顧客のロイヤリティ向上を目指しています。NTTデータはWi-Fiサービスを低コストかつ短期間に、問題を発生させることなく展開することに成功しました。またWI-Fiの開設のみにとどまらず、NTTデーはWi-Fiを利用したキャンペーンやコンテンツ充実策についても提案・サポートを行うことでファミリーマートの利便性向上に大きく貢献しました。参考:NTTデータお客様事例ファミリーマートグローバル分野NTTデータにおけるグローバル分野は、主要な事業領域であるSAPビジネスにおいて、新たな注力領域を更なるM&Aを通じて強化することや、既存事業の成長による収益増が当面の目標になっています。今回はその中でも、日系企業の海外向けソリューションとしてセイコーエプソン株式会社のSAP導入事例について紹介します。参考:NTTデータグローバルソリューションズお客様導入事例セイコーエプソン株式会社事業内容から考えるNTTデータが求める人材ここからは、NTTデータが求める素質について、「」を参照しながら考えていきましょう。NTTデータには顧客営業とソリューション営業の2つの営業職種があります。前者は主に特定の顧客企業を相手にし、新規領域へのアプローチ方法の策定から提案、契約、契約後のフォローまでを実施します。後者は複数企業に対してその共通ニーズの堀り出しを行い、それに応えるサービスの企画・提案・契約及び複数社への拡販を実施しています。(中略)私が所属するプロジェクトのミッションはお客様内の一部業務領域におけるシステム開発及び運用・保守を行うことです。お客様からの提案依頼を待つのではなく、日々の業務で得た知識・情報を元に本来あるべき姿の検討を行い、こちらから積極的にシステム改善提案を行っています。提案に際しては、お客様の立場で考えることを大切にしながら、開発メンバーと一緒に課題整理や進め方についての検討を行っています。そして、営業として最重要なミッションの一つにお客様とのリレーション構築があります。強固なリレーションが構築できてこそ、お客様から有用な情報や提案機会を頂くことができるからです。そのために私は日々、「信頼される営業になるためはどうしたらよいか」と考え、ITやお客様業務の知識研鑽に努めるだけではなく、「誠実さ・謙虚さ・礼儀正しさ」など内面を磨くことも心掛け、常に人としての魅力がある営業を目指しています。参考:NTTデータ2017年度新卒採用HP社員紹介(営業)開発の現場と聞くと、自席でパソコンの画面に向かって黙々と作業する、とったイメージをお持ちの方も多いと思います。私自身がそうでした。しかし、実際は人との「コミュニケーション」を取る場面が非常に多いです。しかも、お客様に対してだけでなく、社内におけるコミュニケーションも非常に多く、立ち話程度で仕様の確認をしたりするのはもちろんですが、チーム全体での成果物をレビューするなど各種打ち合わせが毎日必ず実施されています。おかげでフロアの会議室は常に1週間先まで予約でいっぱいです。ちょっとした休憩時に仕事以外の雑談もしますし、サービス開始後には必ずチームで打ち上げを実施しています。私が抱いていた開発現場のイメージとはかなり異なっていましたが、このような「コミュニケーション」がチームの良い雰囲気作りに繋がっているように感じています。参考:NTTデータ2017年度新卒採用HP社員紹介(SE)NTTデータに新卒として入社する社員の多くは、営業もしくはシステムエンジニアとしてキャリアをスタートすることになります。これらの職種の働き方について、社員の声も参考にしながら確認していきましょう。NTTデータで働く営業職は、システム改善提案を行うだけではなく、開発メンバーと共に課題整理や進め方についての検討を行うことも重要なミッションであることがわかります。顧客に出向くことだけにとどまらず、社内プロジェクトメンバーとも密に関わりあいながら営業活動を行うことが大きな特徴でしょう。また、SEの業務についても確認してみましょう。社員が語っているように、エンジニアはパソコンの画面に向かい黙々と作業を行うだけではありません。営業と共に顧客先に出向いてシステムの提案を分かりやすく説明する機会や、また顧客企業が抱える課題についてプロジェクトメンバー全体で幾度も打ち合わせを行うことも多くあります。以上の働き方から、NTTデータが求めている人物像として、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」これら3つの強みがあげられるでしょう。選考やESにおいては、これらの強みをアピールしていくと良いと思われます。社風についてここからは、「」を参照しながら、NTTデータの社風について考えていきましょう。まず以前掲載したSIer業界比較記事においても紹介していますが、代表取締役から「旧電電公社を母体として生まれた精神をもとに、ITという新しい技術の可能性を制約なく追求すること、そして社会全体の発展に貢献するITインフラの構築に取り組んで行くことこそがNTTデータグループのDNAを敬称・発展させた取り組みである」というメッセージがあるとおり、社会・公共分野に対する事業を強みとしており、日本の発展に大きく貢献していることが分かるでしょう。またSIerとして圧倒的な事業規模を誇ることからも、企業のブランド力、そして事業の安定性が読み取れるため、そういった点が学生に人気であることが考えられます。また、海外展開を積極的に行っていることも特徴のひとつです。前述したとおり海外売上高は28%まで成長しており、中期経営計画では将来的に海外売上高比率を50%まで成長させる見通しを立てています。学生の多くはNTTデータの印象として「伝統と安定を重要視した古きよき日本企業」というイメージがあるかもしれませんが、このような新しい流れが見受けられるのは注目すべき点でしょう。その他の特徴として、NTTデータは多様な働き方を受け入れており様々な人材にとっても働きやすいことも挙げられるでしょう。NTTデータグループは現在42カ国180都市以上の国・地域に拠点を構えており、グループ社員80,000人のうち半分以上が海外拠点で働いています。こうした環境のもと、社員1人ひとりの多様性・専門性を活かした活躍推進こそが重要な経営課題の一つと位置づけ、「ダイバーシティ推進室」を設置するなど、世界中の社員1人ひとりの多様性を活かし成長を続けているようです。参考:NTTデータ新卒採用HP多様な働き方また、女性社員のリーダーを継続的に排出している実績とその取組が評価され、2014年3月7日、特定非営利活動法人から「ベーシックアチーブメント大賞」を受賞しました。そういった実績からも同社が真剣にダイバーシティを重んじている姿勢が分かります。参考:NTTデータニュースリリースNTTデータが「2014J-Winダイバーシティ・アワード“ベーシックアチーブメント大賞”」を受賞内定者のES解説ここまでは、NTTデータの社員紹介などを通じて、NTTデータの事業内容や求める人材を考えてきました。以下では、実際にNTTデータに内定した学生がエントリーシートに記入した内容を参照しながら同社が求めている人材を改めて考えてみたいと思います。①志望する職種を選択してください②NTTデータを志望する理由を記入してください。(全角200文字以内)③あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに記入してください。(全角200文字以内)④NTTデータというフィールドを利用して、国内外を問わずチャレンジしたいことを記入してください。⑤今までの人生の中で一番苦労したこと、それをどのように乗り越えたかを記入してください。(全角300文字以内)参考:NTTデータエントリーシート①の項目では自分が希望する職種を選択しましょう。②の項目では「SIer業界を志望する理由」、そして「なぜ数ある企業の中でもNTTデータを志望するのか」を説明出来るといいでしょう。文字数が200文字以内と比較的短いため、志望する理由を過去の経験に沿って説明するだけの余裕がないためその点については省いても問題ないと思われます。③に関しては少し奇をてらった質問になりますが、ここではまず最初に短く「絶対に譲れない大事なこと」を紹介してあげた後に、それに対する理由がきっかけを過去の経験に沿って紹介できるといいでしょう。業界が求める人物像が持つ強みと一致する自分の価値観を意識して書けると良いと思います。④の設問は、少々①の設問に似ておりこちらも志望動機についての設問になっています。しかし、①に比べるとSIerの詳細な事業内容について言及した上でチャレンジしたいことを説明する必要があると思われます。①の設問において既に「なぜSIer業界を志望し、その中でもNTTデータを志望するのか」を説明しているので、ここでは実際に取り組みたい事業や同社における将来の夢について、同社の強みや事業領域と照らし合わせて紹介できると良いでしょう。⑤は②と同様に学生時代の経験を問う設問です。この記事で紹介したような3つの強みが活きた経験について、設問に沿った回答ができれば良いでしょう。ここからはこれら②〜⑤の設問に関して、NTTデータに内定した就活生が実際に書いたESを設問ごとに紹介していきたいと思います。②NTTデータを志望する理由を記入してください。(全角200文字以内)私は、可能性溢れるIT技術により世の中に影響を与える未来の仕組みを作ることを志し、その上で貴社を志望した理由は、3点あります。①国境を越えて活躍できるグローバルな領域②何百もの案件が同時に走る、幅広い事業領域③先進的なサービスを構築する技術力という3点から、国内のみならず世界を舞台に社会のあらゆる観点から影響を与える仕組みを作ることができると考え、貴社を志望いたしました。参考:NTTデータエントリーシートこの内定者のようにNTTデータの強みにしっかりと言及した上で志望する理由が書けると良いでしょう。文字数が200文字以内となっておりあまり自己の経験について紹介をする余裕がないため、説明会や新卒採用HPを通して共感したポイントや強みをピックアップして紹介できればOKでしょう。③あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに記入してください。(全角200文字以内)私は「改善意識」を最も心掛けています。まず、改善とは、順調に見える現状に新たな問題点を見つけ、それを解決することだと考えます。私が改善意識を心掛けている理由は二点あります。一点目は、改善意識により現状に満足せず、さらなる目標達成に挑み続けられるため、「成果にこだわる」私の持ち味を発揮できるからです。二点目は改善により、新たな問題点を解決することで、さらに「できること」が増え、自身の経験値が向上するからです。実際に、大学三年時のディベート大会では、私のチームは練習試合で連敗しましたが、その対策として資料集による説得力を日に日に増強させ、知識量を増やしたことで、3位入賞の結果を収められました。参考:NTTデータエントリーシートこの内定者は「改善意識」を心掛けていることを最初に紹介し、それに対する理由と過去の実際の経験について紹介しています。このような意識の持ち方はSIer業界にて働く社員であれば必要不可欠であり、内定者は上手く自分の軸とSIer業務の目的がマッチしていることをアピールをしていることが分かります。④NTTデータというフィールドを利用して、国内外を問わずチャレンジしたいことを記入してください。貴社のシステムを世界の多くの地域に普及させることで日本のプレゼンスを向上したい。インドの日本語学校で日本の文化を伝える活動を「自分が日本の代表である」という気概を持って行なった経験から、日本の価値を高める仕事がしたいという考えに至った。貴社は顧客の事業内容に合わせたきめ細やかなシステム作りを武器に、高い技術力を持つ外資系IT会社もいる中で海外展開を積極的に行なっている。そこで、私も「日本らしい」貴社のシステムを海外に普及させたいと考える。海外の従業員を相手に貴社のモノづくりに対する意識を浸透させることは簡単ではないと思うが、周囲と目標を共有し前向きに行動するという強みを活かして働いていきたい。参考:NTTデータエントリーシートこの内定者は、インドの日本語学校における活動を通して「日本の代表として日本の価値を高める仕事」に魅力を感じたことから、海外展開を積極的に行っている点と、システムの品質力を強みとしているNTTデータを志望していることを説明しています。「日本のプレゼンスを向上させたい」という志望動機の根拠として、このインドでの経験は納得のいくものではありますが、「なぜIT業界を志望しているのか」に対する根拠が少し弱いことが残念な点として挙げられます。そこについての説明ができていればより良い内容になっていたでしょう。⑤今までの人生の中で一番苦労したこと、それをどのように乗り越えたかを記入してください。(全角300文字以内)ITベンチャー企業で法人営業の長期インターンシップを行った経験をあげる。私は学生7名のリーダーを務めることになり、月間の成約件数15件を目標に掲げた。その中で、苦労したことは、メンバーのモチベーションを向上させることであった。それに対して、私はリーダーとして、3点に取組んだ。1、私がリーダーとして、誰よりもストイックに取組むことで、目標への熱意を示した。2、成績が伸び悩むメンバーの営業に同行することで、成果をあげてもらおうと考えた。3、ミーティングと営業のロールプレイングを行い、情報の共有をしながら、営業の質を高めていった。これらに取り組んだ結果、目標を達成することができた。参考:NTTデータエントリーシートこの学生はITベンチャー企業での長期インターンシップにおいて、法人営業を行う学生7人のリーダーとしてのマネジメント活動についての紹介をしています。リーダーとして具体的に行った活動や工夫についても紹介しており、SIerで将来的に活躍する社員として「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、そして「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」のスキルが備わっていることが予想されます。このように企業が学生に求めている強みをしっかりと抑えた上でESを書けると良いでしょう。選考について最後に、NTTデータの選考状況に関して、選考プロセスや特徴を見ていきます。参考にしてください。◆選考プロセスエントリーシート&webテスト(6月)→一次面接(GD+集団面接)(8月1日)→二次面接(個人)→最終面接(個人)参考:NTTデータ本選考情報採用人数は500〜600名程度と大企業であるためかなりの数の学生を採用しますが、同社は大学や学科との繋がりが非常に強く、学科・専攻ごとに採用枠が設けられているようです。半分程度がこの推薦応募により決まるので半分程度が自由応募で内定を勝ち取るようです。NTTデータの選考プロセスは比較的オーソドックスであり、一次面接+GDからスタートします。二次面接では2人〜3人の中堅〜ベテラン社員との面接になり、一次と比べると圧迫の雰囲気で面接が行われるようです。最終面接では人事部長との面接となり、志望する学生が多いためかこのステップでも多くの学生が落ちることがあるようなので、油断せずにとりかかりましょう。実際の質問はオーソドックスなものがメインであり、その中でも「何故業界の中でもNTTデータなのか」を深掘りされるようです。何故SIer業界を志望しているのか、そして何故その中でもNTTデータを志望するのかについてはしっかりと自分の経験と照らし合わせて志望動機を考えるべきでしょう。またNTTデータはSIer業界を代表する企業であるため、面接において学生にロジカルに物事を考える力、そして建設的な意見を発信する力があるかどうかを見ていることは間違いないでしょう。実際に選考での受け答えにおいて、根拠に基づかない・ロジカルでない曖昧な意見や志望動機はかなり深掘りされるようです。最後にいかがでしたでしょうか。今回はSIer業界の中でも特に学生人気の高いNTTデータにフォーカスして紹介させて頂きました。やはり国内における圧倒的な市場規模と、海外展開を積極的に行っているところが特徴になっています。今後海外市場規模も増すことが予想されますので、海外志向の学生であればNTTデータは要チェックだと思われます。是非この記事が多くの学生の参考になれば幸いです。photobyMartinThomas
- NTTデータの採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 25,312 views NTTデータの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからNTTデータは、NTTグループの主要5社の一角を担う国内最大手のシステムインテグレータ(以下SIer)です。官公庁や金融業界に強みを持ち、国内において圧倒的なシェアを誇っています。海外でも米DELLのITサービス部門を買収する等、積極的に事業展開をしており、海外売上高が全体売上高の約3割を占め、現にNTTデータグループは、世界中で50以上の国と地域で事業を展開し、グループ社員総数は11万名以上にのぼります。そこで本記事では、NTTデータの内定者を採用大学・男女別・文理別の3つの観点でまとめていきます。本記事の構成NTTデータの採用大学一覧NTTデータの男女別採用人数NTTデータの文理別採用人数NTTデータの選考レポートNTTデータの合格者ESさいごにNTTデータの採用大学一覧NTTデータの採用大学は以下のようになっています。各大学からの詳細な人数は各大学のホームページを御覧ください。早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、東京工業大学、上智大学、東京理科大学、大阪大学、筑波大学、青山学院大学、中央大学、立教大学、名古屋大学、明治大学、横浜国立大学、京都大学、九州大学、電気通信大学、東北大学、同志社大学、法政大学、一橋大学、千葉大学、東海大学、立命館大学、芝浦工業大学、首都大学東京、北海道大学、お茶の水女子大学、創価大学、東京外国語大学、九州工業大学、神戸大学、東京電機大学、東京農工大学、学習院大学、関西大学、金沢大学、津田塾大学、奈良先端科学技術大学院大学、福岡大学、マンチェスター大学、NY州立大学、実践女子大、小樽商科大学、神奈川県保健福祉大学、神奈川大学、東洋大学、日本大学、名古屋工業大学、名城大学、和歌山大学、横浜市立大学、岡山大学、関西学院大学、玉川大学、はこだて未来大学、埼玉工業大学、埼玉大学、前橋工科大学、宇部工業高等専門学校、群馬工業高等専門学校、高知工業高等専門学校、神戸工業高等専門学校、東京工業高等専門学校、苫小牧工業高等専門学校、富山工業高等専門学校、福井工業高等専門学校参照:東洋経済新報社「就活四季報2020年版」NTTデータの男女別採用人数NTTデータの過去3年間の男女別採用人数は以下のようになっています。なお、2019年度の実績はまだ公表されていませんでしたのでご了承ください。参照:東洋経済新報社「就活四季報2020年版」NTTデータの文理別採用人数NTTデータの過去3年間の文理別採用人数は以下のようになっています。なお、2019年度の採用実績はまだ公表されていませんでしたのでご了承ください。参照:東洋経済新報社「就活四季報2020年版」NTTデータの選考レポート今回は、NTTデータのSE・営業コースに合格した20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。NTTデータの選考レポート一覧はこちらから。本選考のためにした準備についてお答えください。(200文字以上)(1)自己分析強み、将来やりたいこと、ガクチカ、モチベーションの源泉など、誰が聞いても納得するように話せる準備をしました。そのために、就活強者の友達を作って、壁打ちをしながら精度を高めていきました。そのおかげで、NTTデータの鬼門である2次面接の深掘りにも、全て想定回答を用意した上で臨め、高評価を頂くことが出来ました。(2)NTTデータでなければならない理由特にNRI、アクセンチュア、IBM、富士通、NEC、日立あたりじゃなく、NTTデータという理由は聞かれます。私の場合はSIer就活に詳しい友達、OB訪問、ネットで情報を収集し、友達と壁打ちしました。フリーベンダーか否か、スクラッチ開発かパッケージか、強みとする分野はどこか、ジョブチェンジが可能かどうかあたりを用意しておくといいかも。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。適性検査(1ヵ月後に通過連絡)→ES提出(選考なし)→GD+集団面接(当日夜にメールで通過連絡)→二次面接(当日夜にメールで通過連絡)→最終面接(その場で握手)それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【GD+集団面接】6月1週目@都内貸会議室面接官2人(40~50代の男性)と学生7人(1)GD会場到着→控え室移動(ここで同じ班の人と仲良くなる)→GD会場移動→解散GDは(個人ワーク15分)→(意見まとめる40分くらい)の流れ。SE営業コースなので、いかに人と意思疎通を上手にとってチームをまとめるかが大事です。僕は発言数が少ない人に意見を求める、チームが何を話すべきか提案して時間を管理する、よく話を聞いて受け入れた上で意見をするを意識したところ、リーダーシップがあるとフィードバックをもらえました。テーマは「追加のシステムを導入すべきか」。(2)集団面接GDを行った状態でそのままやります。質問は「1.GDの反省2.就活の軸3.志望動機」です。一人5分くらいしかないので、余計なことは言わず「就活の軸は〜の3つです」のように、端的に言うくらいでいいです。そこから気になる部分は面接官が深掘ってくれるので、焦らず端的に述べてください。志望動機で3分位話してた人はここで落ちてたので、要素がしっかり含まれつつ、端的に話せる練習を。【2次面接】一次面接から4日後@豊洲センタービル面接官3人(40~50代の女性人事、男性SE、男性営業)と学生1人集合→控え室移動(学生6人いた)→面接→解散他のNTTデータの選考体験記にあるように、とにかく深掘りをされます。ガクチカから強み、モチベーションの源泉、難しかったこと、就活の軸、志望動機、NTTデータでやりたいこと、なぜ他社じゃないのか、チームで大変だったこと、なぜIT、SIerなのか、キャリアプラン、グローバル志向はあるかなどは、絶対に聞かれるので準備を。私はプロジェクトマネージャーになりたいと思いSE志望と話したところ、「第三者の目線でAさんとBさんが喧嘩してたらどう対処する?」「PMで大変だと思うこと、大事だと思うことは何?」「年下の部下や外国人がチームにいたら何を大事にして接する?」「やる気のない人をどうモチベートする?」と聞かれたので、キャリアプランから想定される質問も準備するといいです。あと、OB訪問を3人したと言ったところ反応がよかったです。しっかりどこに魅力を感じたかも添えて言えばgoodです。【最終面接】2次面接から4日後くらい@豊洲本社地下集合→控え室移動(学生2人で待機)→面接→解散面接官1人(40代人事男性)と学生1人流れとしては(1)フィードバック(2)うちに来る覚悟ある?(深掘り)(3)握手、内々定通知書を渡される(4)逆質問(5)事務連絡フィードバックがかなりよく褒めちぎられたので、面接開始から内定を確信しました。しかしなぜNRIやアクセンチュアじゃないのか聞かれ答えたところ、少し揺さぶるような返しをされ動揺した。しかし、しっかり根拠を持ってNTTデータが第一志望ですと答えたところ、「じゃあぜひ一緒に働きたいです」と言われ、その場で握手しました。最終面接で大事なのは、本当にこの会社が第一志望だと、尊敬の念を込めて言うことです。そして何を言われても軸をブラさなければ、覚悟を示せると思います。最終面接までくれば内定はほぼ確実です。応援してます。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)(1)SEという仕事への理解を深めたことSEという仕事が何が大事で、将来はどう立ち回る仕事か研究し、自分なら出来ると根拠を持って話せたことが評価されたと思います。そのおかげで、面接官の方も現場で活躍するイメージを持て、評価につながったと思います。この会社のSEはあくまで人をまとめてチームを成功させることで、椅子に座ってパソコンをひたすらカチカチやる仕事ではないです。(2)関係構築力をアピールできたこと上記と少し被りますが、面接で強みとして言っていた「関係構築力」を、GDや面接の場で実践していました。GDならば発言を促す、意見をまとめる、言いたいことを引き出す。面接なら相手が求めている発言をするなど、現場で活躍するイメージを持ってくれたのが勝因だと思います。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)とにかく徹底的な準備をすることです。この会社は幸いにもいろんなサイトに選考体験記があるので、その質問全てに対して想定質問を用意することができました。その結果、用意してなかった質問は飛んで来ず、自分のペースに持って行くことができました。もし想定回答に自信のない方は、面接対策が強い就活友達をなんとか見つけて頼ってみてください。僕は6月に入ってからはNTTデータの対策のみに時間を費やし、6月10日前後に内定を頂くことが出来ました。とにかく徹底的な準備が内定のコツです。NTTデータの合格者ESここでは、NTTデータの合格者ESを2つ紹介します。合格者ESの一覧はこちらから。2020年度(SE・営業コース)2020年度(SE・営業コース)2020年度(SE・営業コース)この合格者ESはこちらからNTTデータでは求める人財像として、次の3つ(考導力、変革力、共創力)を定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。変革力上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)私は世の中に大きな変化を起こせる仕事に取り組みたい。現在、すべての産業はデータ×AIの時代へ突入しつつあることから、モノづくりを越えた世の中の仕組みづくりを行い、世界中のあらゆる人々、場所に変化を起こすことができるSI業界に強い魅力を感じた。中でも、大規模なシステム構築実績や、公共部門への強みを持つ貴社なら、より大きく、幅広い人々に影響を与えられると考え、志望している。以下コース(SE・営業コースor建築系FMコースor電力系FMコースor法務スタッフコースor財務スタッフコースor人事スタッフコース)の中で、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)SE・営業コースで大学スポーツの発展や振興に貢献したい。サークルで大学スポーツを追う中で、大学スポーツが集客に苦しんでいることや、選手たちに満足な環境が与えられていないことを知った。トレーニングを支援するシステムや、ICTを用いたより魅力的な観戦体験の提供などは、スポーツ界でまだ発展途上にある。こうしたソリューションをアマチュアスポーツにも提供し、スポーツ産業全体の振興に貢献したい。あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください文化系サークル上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)慶應スポーツ新聞会・サッカー部取材班チーフとして、サッカー部の新聞を制作した。毎年制作しているものだが、昨年はサッカー部取材班が例年の半分以下の4人しかおらず、一人一人の負担が非常に大きかった。私は分業、適材適所を意識した。記事を書くのが得意な私は多くの記事を執筆し、代わりに、本来チーフがするサッカー部との連絡、連携を、部内に友人を持つメンバーに任せた。記事の担当は可能な限り各個の希望を受け入れ、執筆スピードとモチベーションを上げた。また、全サークル員にお願いし、サッカーの知識が必要ない作業を協力してもらった。これらの取り組みで制作効率が向上し、例年以上のクオリティの新聞を期間内に完成させた。今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。部活動上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)高校時代のサッカー部のBチームでの経験だ。リーグ戦で負けが続き、監督に「次のリーグ戦で負けたらBチームを解散する」と言われた。私を含めた上級生は、チームが弱い理由を、それぞれが個人でAチームを目指していることによる一体感の無さだと考えた。そこで、毎回の練習、練習試合の後にBチームミーティングを開き、改善点を共有するとともにチームとしての意識を高めようとした。なかなか練習試合でも勝てない日々が続いたが、粘り強く続けたことで、自分も含め全員が「Bチームの一員」としての自覚を持ち始め、次のリーグ戦で勝って解散を免れた。この経験から、チーム全員が同じ所属意識を持ち、目標を共有することの大切さを学んだ。2020年度(SE・営業コース)この合格者ESはこちらから。NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(3つの力については<https://nttdata-recruit.com/recruit/hr/>を参照)*考導力:社会のために自律的に考え,自ら動き周りを巻き込む変革力:最新の技術に興味を持ち,変化を起こすことを楽しむ共創力:多様な仲間と共通の目標を創り成し遂げる変革力上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)*最新技術により社会問題の解決に臨み,世界を変革する貴社の働き方と,そのソリューションの幅の広さや規模の大きさに魅力を感じ,志望しました.ITは単にツールとして人々の生活を便利にするだけではなく,生活基盤から人々の暮らしに変革を与える大きな影響力と可能性を持っています.公共システム開発を多く手がける貴社でなら,幅広く仕事に携わりながら,世界をより良く変える一端を担うことができると考えました.以下コース(SE・営業コースor建築系FMコースor電力系FMコースor法務スタッフコースor財務スタッフコースor人事スタッフコース)の中で、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)*私は医療分野における高齢化社会を支える仕組みを作りたいです.今後はただ治す医療ではなく,治し支える医療が求められると考えます.この実現のためには個人に関する身体情報を集め分析し,個人に合わせたケアを行うことが必要です.しかし,現状では医師不足などの問題が存在しています.そこで,IT技術を駆使した最適な情報活用の提案を行い,この状況においても高齢化社会を支える仕組みを作ることに挑戦したいです.あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。*アルバイト等上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)*多い日に1万人ものお客様の来る映画館でアルバイトリーダーを務めた際の経験です.時間ロスの少ない効率的な運営を実現しました.繁忙期には通常期の何倍ものお客様が来館されるため,ロビーが混雑し,入退場に時間がかかりすぎるなど運営に支障の出る状況がありました.そこで,問題解決のために入場時間の前倒しなどマニュアルにはない新しい取り組みを積極的に提案し,実際に行いました.また,全員が新しい取り組みに順応するために,ベテランスタッフにサブリーダーとして全体をまとめる手助けをしてもらうなどのサポートを行い,チームとして,繁忙期においても円滑な運営を行う仕組みを作り上げ,実現することができました.今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。*学業・研究等上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)*卒業研究での経験です.私は専門である機械工学とは異なる「生物」に関する研究テーマに挑戦し,一心不乱に打ち込んだのですが,全く成果を出すことができずにいました.現状を客観的に見つめ直し,上手くいかない根本的な原因を探った結果,原因は自分のやり方にこだわりすぎていたからだと考えました.そこで,先輩方に研究の進め方などの助言をもらいつつ,一見関係のなさそうな分野からも積極的に情報を集め,多角的なアプローチを試みた結果,研究は以前とは比べ物にならないほど進み,最終的には研究の目的を達成することができました.この経験を通し,客観的に物事を見る重要性と様々な切り口から物事を見ることの重要性を学びました.さいごにNTTデータはSIer志望の学生からの人気が高い企業です。本記事では、NTTデータの採用実績を男女別・文理別などの観点からまとめました。これらは、毎年変わるものであるため、参考程度に留めておくのが良いと思います。以下の記事も参考にしながら、NTTデータへの対策を進めてください。参考記事:
- NTTデータの面接過去問28選|就職活動での頻出質問と選考意図とは 34,966 views 「」の記事でも述べたように、NTTデータは野村総研(NRI)と並ぶ国内2大SIerとして多くの就活生が志望する企業です。自社の開発力をもとに課題解決を行うSIerの場合、開発職の働き方が真っ先に思い浮かぶ方も多いかもしれません。しかし中でもNTTデータでは、NTTグループのブランドや業界内のリーディングカンパニーであることもあり、文理問わず幅広い就活生から人気がある印象があります。特に、しばしば比較される野村総研では営業職採用を行っていないことから、企画職と開発職のあいだに立つ営業としての働き方を志望する学生に、人気が集まっていることも一因だと考えています。実際、NTTデータはエントリーの段階で希望職種を選択する必要があり、その方式が以下の面接での質問内容にも影響を与えていると考えられます。今回はそんな「NTTだから」「リーディングカンパニーだから」といった思考で志望に至ってしまいやすいと言えるNTTデータについて、unistyleの本選考情報をもとに質問内容とその意図について考えていきたいと思います。参考:NTTデータの企業研究→NTTデータの本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。学生時代の経験に関する質問簡単に自己紹介をしてください。学生時代力を入れたことを教えてください。なぜその経験にそこまで力を入れることができたのですか。苦労した経験を教えてください。リーダーシップ経験を教えてください。チームで成果を上げた経験を教えてください。チームを引っ張るうえで必要なことを3つ挙げてください。NO.1になった経験を教えてください。何かを新しく生み出した経験はありますか。(周囲を巻き込んだ経験に対して)あなたの意見を聞かない人にはどう働きかけましたか。学生時代の経験については、「」の各項目について考えを深めておくことも必要ですが、NTTデータの場合では結論についてパターンを変えた質問が多く尋ねられるようです。例えばリーダーシップ経験を聞く場合、採用側からは社会に出てもリーダーシップを発揮して活躍できる人材か、見極めようという意図があると推測できますので、「」も参考に、求める人材についての適切な理解は必要になるでしょう(実際に、同記事ではリーダーシップが重要だと書かれています)。また、「チームで成果を挙げた経験」など、集団での取り組みについての質問が多いことも特徴です。SIerの業務では企画→営業→開発→保守運用といったように複数の工程が存在しており、それぞれのフェーズ内だけでなく、他職種やグループ他社を始めとした、関連会社を含めたプロジェクトチームを組むことになります。すなわち企業にとっては、「個人がどう機能したか」というよりも、「プロジェクト全体がうまくいったかどうか」が重要であり、集団の中でどのような役割を果たせる人材か見たい、という意図をこの質問からは感じとることができます。事実、以下にあるようにNTTデータでは、インターンの段階から「集団での役割について」の設問を設けています。集団で活動する際にどのような役割を担うことが多いですか?理由とともに教えてください。私はリーダーの役割につくことが多いです。その理由は、物事に進んで取り組む積極性があるからだと考えています。集団で活動する際には共通の課題や目標があります。それを達成するには個人の力だけでなく、チームの連携が必要です。私は率先して他のメンバーに役割を分配し、進行状況の確認を行います。みんなの意見を取りまとめる行動を行っていく中で、自然とリーダーの役割を担っていることが多いです。参考:【合格】インターンエントリーシートこの質問については、物事がうまく進捗しなかった際にどう対応するのか、状況適応力を見ているものだと考えられます。SIerの業務でも、いわゆる”炎上”というような、プロジェクトが計画通り進まなかった状況に陥ったときに、どうリカバリーするかはクライアントからの信頼を喪失しないうえでも重要です。「」では、目標と困難⇛取組みと結果の流れで困難を乗り越えた前提で話を進めていますが、今回の場合は、そのプロセスについて深掘りを加えておくことが対策として有効であると考えられます。例えば、「熱意を持って働きかけた」と回答した場合は、「熱意だけでは空回りして周囲を巻き込めないのでは?」といった深掘りが想定されるでしょう。以下の記事には、このような典型的な深掘りがリストアップされていますので、面接前に一度確認しておくと有効だと思います。参考:→面接官に共感されるために、面接前に確認しておきたい自己PRの質問について紹介します。あなた自身に関する質問自己PRをしてください。長所を述べてください。それをどうNTTデータで活かせますか。キャッチコピーを述べてください。周囲からどのような人物と言われますか。こちらについては、「」で挙げられているものばかりが並んでおり、他の企業での回答から少し応用させれば対策できるものがほとんどだと思われます。周囲からの評価と面接官があなたに対して抱く印象に大きくズレがないか・具体的にその役割を果たした事例には何があるかなど、それぞれの項目に書かれた意図について把握して回答を準備しておけば十分であると考えられます。【参考】→「強みの活かし方」に対する内定者回答事例集を掲載します。→あなたが認識している強みと周囲の評価がズレていないか確認するために問われています。志望動機に関する質問希望職種を教えてください。なぜSEを志望するのですか。弊社の事業で興味があるプロジェクトやサービスはありますか。将来やりたいことを教えてください。入社後にチャレンジしたいことは何ですか。なぜそれにチャレンジしたいのですか。(チャレンジしたいと答えた内容について)なぜそれはNTTデータでしかできないのですか。なぜSIerの中でもNTTデータを志望するのですか。弊社が第一志望ですか。他社の選考状況を教えてください。転職するキャリアは描いていますか。あなたの思い描くキャリア通りにならなかった場合はどうしますか。性格的に外資系企業の方が向いているのではないですか。その志望動機ではシステムではなくモノを作る会社の方がいいのではないですか。入社した場合、多くの同期の中でどのようにして頭角を表しますか。逆質問「」では、「オーソドックスな質問がメインである」「同業の中でなぜNTTデータかを重視する」と書かれていますが、上記の志望動機に関する質問を見ると、このことが窺えるでしょう。特に「」の、同業比較については、リーディングカンパニーであることを考えれば、重視されていることはやや珍しいと言えます。例えば、冒頭で挙げた野村総研の場合では、新卒からコンサルタント職として関われる機会があるのはNTTデータにはない特徴であり、単なる売上ベースの業界地位だけでなく、同業他社の特性について考えておくことが求められています。この特性が、「弊社が第一志望か」といったような志望度をはかる質問への対策にも繋がりますので、「」といった記事も参考に、「なぜNTTデータなのか」について考えを深めていただければと思います。また、「〜〜(業界名)の方がいいのではないですか?」という問いかけから、他業界の志望可能性について質問されることもあるようです。多くの就活生には、「その業界/企業にしか当てはまらない志望動機を構築すべき」という認識が浸透している印象がありますが、企業選びの軸から導かれる業界が複数挙がるのは自然であり、「SIer業界じゃなきゃダメなんです」という回答を無理に捻り出す必要はないと考えています。ただ、SIer業界を志望する理由として不適切な軸(ex.愛着のある製品に携わりたい)を挙げると、上記のような「モノを作る会社の方がいいのでは?」といった追及がなされることが想定されますので、「」といった記事も参考に、複数の軸から語れるよう準備しておきましょう。参考:→第一志望の業界や企業に迎合したい気持ちはよくわかりますが、ぐっとこらえて「御社じゃなくてもいいんです」と言えるかどうかが、評価される上でも自分に合った仕事を考える上でも大事です。「入社した場合〜〜」の質問については、就活生が「NTT=安定」といった考えから、終身雇用でヌクヌクと言われたことをこなすキャリアを描いていないか、モチベーション高く働ける人材かどうか、判断しようという意図が感じられます。近年、海外への積極的なM&Aなど事業規模の拡大をはかっているNTTデータにとっては、世間一般が思い浮かべるNTTの保守的なイメージを打ち破れるような人材を求めていると考えられます。以下の本選考情報からも同様のことが窺われるでしょう。一次面接で社員の方が、「今後は積極性のある新入社員と働きたい」と言っていたので、恐らく評価ポイントはこの点だったと思う。参考:本選考レポート学業に関する質問プログラミング経験はありますか。こちらは学業についての質問か微妙なところではありますが、技術的に高い専門性が求められるSIerらしい質問であると言えるでしょう。SIerの業務で全員がプログラミングに携わるということはありませんが、特に志望職種でSEやR&Dを選択していた場合に深掘りされる質問だと予想できます。経験がない場合はそれを正直に伝えたうえで、システム開発やプログラミングといった技術的な仕事にも関心があり、抵抗なく取り組めることを示せるといいのではないでしょうか。その他の質問海外勤務に関してどうお考えですか。自分がもう一人いたとしたら何と声をかけますか。先述の通り、グローバルな事業展開に強みを持つNTTデータにおいては、海外勤務については肯定的な考えを示した方が無難だと思われます。海外勤務といっても駐在/出張など働き方はさまざまだと思いますので、以下の記事も参考に自分なりの「海外で働く」ということに対する考えを整理しておいた方がいいでしょう。下の質問については、やや意図がわかりにくい内容ではありますが、学生が自身をどのような人間だと考えているのか(自己評価)や、周囲からどのように見られているか(他者評価)、についての考えを知りたいという意図があるのかもしれません。いずれにせよ、この手の質問ではイレギュラーな問いかけに対する就活生の反応を見たいだけ、というケースも多いため、変に焦って「すごい回答」を捻り出すのではなく、自身の考えを正直に伝えた方が無難だと考えられます。参考:→実際の企業の仕事内容から、「グローバルな働き方」の3つの分類についてご紹介します。最後に以上のように、志望動機を中心に自社に高い志望度を置いているか・チームで仕事をしていくうえで活躍できる人材か、を特に重点的に見ているような質問が並んでいました。他にも、希望職種を先決めすることから、その志望理由や職種におけるキャリア感・希望職種が通らなかったときにどうするか、などについても考えておくべきだと推測できます。NTTデータ志望者の方はもちろん、自身の経験の整理や日系企業における深掘りのパターンを掴んでいくうえでも、本記事をうまく活用していただければと思います。以下では面接に関するunistyle内の記事や動画を掲載しているので面接対策に役立ててください。面接完全攻略記事一覧面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)面接の練習(練習方法・ポイント)面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
- NTTデータの採用大学と人気企業ランキング【2015年卒】 60,444 views NTTの子会社であり、国内最大手のシステム開発専業企業であるNTTデータ。官公庁や自治体などの社会インフラに関わる大型システム案件に特に強みを持つ企業です。また、海外企業のM&Aにも注力しており、世界でトップレベルの位置を目指しているようです。今回は、NTTデータ内定者の学歴と企業人気についてまとめています。男女・文理別採用実績全体の採用数が400名程度と、メガバンクまではいかないまでも多くの企業に比べて大量採用を行っています。企業選びの軸などもありますが、メーカーなどの少数採用企業ばかりでなくこうした大量採用企業に目を向けることもリスクヘッジの上では重要でしょう。大卒男大卒女文系理系文系理系201285577150201378598028修士男修士女文系理系文系理系2012318503420135186324(2015年版就職四季報より抜粋)内定者の学歴全体の数こそ多いものの、GMARCH+関関同立までの大学群で94.9%を占めるなど、学歴は高めのようです。大学別に見ると、この年は早稲田からの採用が65名と最多となっています。◆東早慶一工・旧帝大東大京大一橋東工大早稲田慶應17127176541北大東北大名古屋大阪大神戸大17811911◆その他国立大・上智理科大外語大筑波横国大首都大農工大125109電通大阪市立岡山上智理科大6112319◆GMARCH・関関同立学習院明治青学立教中央1149618法政関西関学同志社立命館443715◆その他私大日本大駒澤大専修大龍谷大5151津田塾東京女子日本女子フェリス2321(偏差値ランキング図書館より抜粋※2011年の実績です)就活生からの人気情報通信系の企業ではNTTグループが特に高い人気を誇っており、NTTデータはその中でも最上位に位置しています。順位企業名27NTTデータ86NTTドコモ115NTTコミュニケーションズ123NTT東日本190NTTコムウェア(2015年度卒新卒就職人気企業ランキング|みんなの就職活動日記より抜粋)社会人からの人気こちらでもNTTデータは多くの人気を集めており、やはり同業界の中ではトップという結果でした。順位企業名41NTTデータ56NTT東日本65NTTドコモ206KDDI276USEN(DODA転職人気ランキング2014より抜粋)最後に冒頭でも書いたように、NTTデータは活発なM&Aなどを通して世界を狙っている企業です。一方で、同社は社員数10,000人を超える大企業であるため、プロモーションや、自身のアイディア実現のための承認プロセスなどのスピード感は遅めかもしれません。企業選びにも多くの視点がありますので、OB訪問などで色々な人々の考えに触れてみるとよいと思います。また、企業選びの基準については下記コラムも参考にしてみてください。参考:自分に合った企業を選ぶために考えておきたい7つの基準→膨大な数の企業から自分に合った企業を闇雲に探そうとしてもうまくいきません。参考記事では、企業から自分に合った企業の傾向を知るために大切な7つの基準についてお伝えしたいと思います。photobyMartinThomas