ケースに関するコラム
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【厳選】すべての就活生が読んでおくべき4冊の必読書
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かつて伊藤忠商事で社長・会長を歴任した丹羽宇一郎氏も、著書『死ぬほど読書(幻冬舎新書)』のなかで「本はいってみれば、人間力を磨くための栄養です。草木にとっての水のようなものといえます」と綴っています。本記事では、就職活動を控えた方や、真っただ中の方に向けて、選りすぐりの必読書・4冊をご紹介します。また、記事の最後ではそれとは別に、経営者の3冊の名著や就職活動の各フェーズで効果を発揮する5冊の選考対策本も紹介していますので、こちらも併せて参考にしてください。▼目次クリックで展開【本記事のトピック】■就活生が本を読むべき2つの理由■必読書・4選└内田和成『仮説思考』└杉野幹人『超・箇条書き』└伊賀泰代『採用基準』└橘玲『幸福の資本論』■付録①:経営者の名著・3選└一勝九敗著者:柳井正└ルールを変える思考法└藤田晋の仕事学自己成長を促す77の新セオリー■付録②:【完全版】おすすめ選考対策本・5選└【テスト対策】『これが本当のSPI3だ!』└【GD・ケース対策】『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』└【GD・ケース対策】『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』└【自己分析】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』└【業界研究】『日経業界地図2025年版』■最後に:就活生よ、本を読もう!就活生が本を読むべき2つの理由まずは導入として、「なぜ就活生は本を読むべきなのか」、この問いについて少しだけ検討してみましょう。就活生の皆さんが(これまでにも増して)活字を読むべき理由は、2つあります。①キャリアを考えるための土台になる1つめに、あなたの幸福なキャリアを深く考えるための土台ができるためです。就職活動とは、数ある選択肢のなかから、あなた自身の幸福を最大化するようなファーストキャリアを選び取るプロセスです。さまざまな考え方や知識をインプットして見識を広め、改めてあなたの価値観を見つめなおすには、最適なタイミングのひとつであるといえるでしょう。②選考で評価されやすくなる2つめに、思考法や伝え方の原則を学ぶことで選考で評価されやすくなるためです。効率のよい思考法や相手が理解しやすい伝え方を心得ているだけで、就職活動の選考でのパフォーマンスは大きく改善されます。とりわけ、ビジネスの現場で活躍している著者の書籍を読み、そこから彼らの思考法やコミュニケーションスキルを学び取ることは、企業の選考で課される面接やグループディスカッション(GD)に直接的に活きてくるはずです。これらの理由から、読書は就職活動で納得のいく結果を手にするための最強のソリューションのひとつだと言えます。必読書・4選前置きが長くなりましたが、以下、unistyleから学生のみなさんに推奨したい4冊を紹介します。必読書①:内田和成『仮説思考』トップファームのひとつ、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)でディレクターまで上りつめた内田和成氏が、短時間で高い成果を出すための思考法を分かりやすく解説した一冊です。仮説思考BCG流問題発見・解決の発想法「仮説」とは、「まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる答え」(本書より抜粋)のことであり、これを用いた思考法のことを「仮説思考」と呼んでいます。これは、絶対的な解が存在しないビジネスの世界において、高い成果を出すためには欠かせない思考法のひとつだといえます。これを会得し、実践することは、面接で高く評価されるような魅力的な経験・エピソードにつながるほか、GDやケース面接での議論にも活きてくるはずです。また、中長期的なメリットとして、入社後に実際のビジネスの現場で活躍するための素地をつくることにもつながるでしょう。必読書②:杉野幹人『超・箇条書き』トップティアのコンサルティングファーム、A.T.カーニーでマネジャーを務める杉野幹人氏の著書。超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術「短く、魅力的に伝える」ための必須スキル「BulletPoints(箇条書き)」について、実践的なテクニックまでが詳細に解説されています。皆さんがどんなに魅力的なアピールポイントを持っていたとしても、それを正しく企業側に伝えることができなければ、残念ながら何の意味もありません。本書が指南する「超・箇条書き」というスキルは、ESの作成はもちろん、面接でのアピールやGD・ケース面接でのディスカッションなど、就職活動のあらゆるフェーズで劇的な効果を発揮するはずです。必読書③:伊賀泰代『採用基準』マッキンゼー・アンド・カンパニーの採用マネジャーを12年のあいだ務めた伊賀泰代氏が、社会から本当に必要とされる優秀な人材像を明らかにした一冊です。採用基準「マッキンゼーが求める人材」は、実は「いまの日本社会が必要としている人材」とまったく同じであるとしたうえで、その条件(採用基準)となるたった1つの資質を解説しています(その資質が何であるかは、ぜひ実際に著書を手に取って確認してください)。マッキンゼーのようなコンサルティングファームを志望する学生だけでなく、これからビジネスのフィールドで活躍したいと考えているすべての学生が読むべき内容になっています。なお、本書については、unistyleにおいて以下の記事でも言及しています。■必読書④:橘玲『幸福の資本論』作家・社会評論家である橘玲氏が、「これからの社会で”幸福に生きる”ためには、どのように人生を設計すべきか」という本質的な論点を検討した一冊です。幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」橘氏は、人間が手にすることのできる資本を「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」の3つに分けて定義したうえで、すべての人間の「幸福」な人生パターンはこれら3つの組み合わせによって説明できるとしています。ファーストキャリアとする企業を選び、社会人生活のエントランスをくぐる前に、ぜひ本書をヒントに「自分にとって”幸福な人生”とは何か」を考えてみてください。付録①:経営者の名著・3選以下では大手企業の社長・経営者が著者となっている本を紹介します。一勝九敗著者:柳井正著者:柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)この本はユニクロの創業者である柳井正が創業より現在までの歩みを綴ったもので、柳井正の考えを大いに知れる経営のバイブルとなっています。経営の基本となる経験や、ユニクロを育ててきた失敗談とその失敗から学んだことが書かれているので、ESや面接でもよく聞かれる「失敗から学んだこと」を考える際に、書き方を参考にしてみると就活にも活かせるのではないかと思います。ルールを変える思考法著者:川上量生(ドワンゴ社長)この本はドワンゴの川上社長自身によるゲーマー体験から導き出されたビジネス思考法が学べる本で、ユニークな視点が魅力です。ビジネスでの成功論やニコニコ動画・生放送がどのような考えで生まれ、育っていったのか、川上さんの思考法・価値観が書かれています。そのため、この本を読むことで自分の価値観とは違う新しい価値観に触れることができるのではないでしょうか。就活では価値観に関する質問をされることも多いと思うので、多くの価値観に触れておくことは非常に重要だと言えます。藤田晋の仕事学自己成長を促す77の新セオリー著者:藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)この本は、サラリーマン(特に若手)向けに自身の仕事哲学を解説した一冊で、ビジネスの世界で腐らず成長し続けるための方法を本音で教えてくれています。仕事に行き詰まった時、仕事を始める前の心構えとして、知っておいた方が良いアドバイスや、起業などを通じて得たであろう成果の上げ方、マネジメント論、社内制度の工夫などを、たくさんの事例を交えてわかりやすく紹介しているのでとても読みやすい本となっています。付録②:【完全版】おすすめ選考対策本5選ここまで紹介してきた必読書とは別に、自己分析や業界研究、面接対策など、実際の選考に向けて具体的な対策を行うための5冊のおすすめ就活本も挙げておきます。書店の就活コーナーには大量の書籍が並べられており、どれを買えばいいか分からなくなってしまう方も多いかと思いますが、ひとまずは以下の5冊を選べば間違いはありません。【テスト対策】『これが本当のSPI3だ!』主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ!【2027年度版】SPIの主要3方式(テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング)すべてに対応したテスト対策問題集。(もちろん、個人の得手・不得手にもよりますが)これ一冊をしっかりと解き込んでおけば、一般的な水準のテスト対策としては十分でしょう。▼テスト対策については、以下の記事もご覧ください。■■【GD・ケース対策】『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」本来は外資コンサルなどの選考で課されるケース問題対策本ですが、グループディスカッション(GD)対策としても高い効果を発揮します(なぜなら、GDとケース問題の違いは「与えられた問題を複数人で解くか、ひとりで解くか」にすぎないため)。また、以下の記事にもあるように、最近では総合商社を始めとした日系大手企業でもケース問題が課される機会が増えています。■シンプルなフレームワークの助けを借りながら例題に取り組めば、みるみる実力がつくはずです。コンサル志望者はもちろん、グループディスカッションに苦手意識がある日系大手志望の方も今すぐ取り組みましょう。▼GD対策については、以下の記事もご覧ください。■■■【GD・ケース対策】『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!上記の『ケース問題ノート』と併用したいのが、こちらの『フェルミ推定ノート』です。フェルミ推定とは、「日本全国にマンホールはいくつ存在するか」など、正確に求めるのが難しい数値を論理的に概算することをいいます。ビジネスライクな数的思考力を鍛えられるほか、ケース問題やグループディスカッションのなかで売上推定を行うときなど、ケースワークに取り組むうえで大いに役立ちます。本書は数学が苦手な文系学生でも親しみやすいよう、具体的な例題を交えながらシンプルに書かれており、効率よく学習を進めることができます。すべての就活生におすすめしたいワークブックです。【自己分析】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0あなた自身の強みを知るために一役買う、ベストセラー本です。一冊ごとに固有のシリアルナンバーが付属しており、Web上でこれを入力して〈ストレングス・ファインダー2.0〉という診断テストを受けると、あなた自身が持つ「5つの資質」を知ることができます。独力での自己分析に行き詰まってしまったとき、新しい視点から自分を顧みたいときなどに活用するとよいでしょう。ただし、こうした書籍はあくまでツールに過ぎません。「やって満足」で終わらないよう、戦略的に自己分析を進めましょう。▼自己分析については、以下の記事を必ずご覧ください。■■【業界研究】『日経業界地図2025年版』日経業界地図2025年版日経新聞社が毎年リリースしている業界地図も、さまざまな業界を広く・浅く俯瞰するのには役立ちます。志望業界の見当がつかない方や産業構造を広く知りたい方などは、本書を入り口にして業界研究を始めるとよいでしょう。(もちろん、より本格的な業界研究を行う際は、また別の手段を講じる必要があります。)▼業界研究については、以下の記事を必ずご覧ください。■最後に:就活生よ、本を読もう!本記事では、unistyleが学生の皆さんにおすすめしたい4冊の必読書、さらに付録として5冊の選考対策本をご紹介しました。以下、ラインナップを再掲しておきます。【4冊の必読書】■内田和成『仮説思考』■杉野幹人『超・箇条書き』■伊賀泰代『採用基準』■橘玲『幸福の資本論』【付録:5冊の選考対策本】■『これが本当のSPI3だ!』■『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』■『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』■『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』■『日経業界地図2018年版』就職活動というタイミング、そして本記事で挙げた4冊の良著をきっかけにして、ぜひたくさんの本を読んでみてください。読破した本たちはきっと、皆さんの人生の肥やしになるはずです。下記には、その他各業界志望者におすすめの書籍を紹介した記事へのリンクもありますので、併せて参考にしてみてください。参考:
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【保存版】就活の様々な疑問に回答「学歴フィルターって本当にあるの?」など33選
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就活をしていると、「なぜ?」と思うことがありませんか?「なぜ業界分析をしなければいけないのか」「なぜ志望動機を書かなければいけないのか」「そもそもなぜ働かなければならないのか」本記事では、そういった就活生の疑問に1つ1つお答えしていきます。今から就活を始める人も、就活で行き詰まっている人も読んでみてください。▼目次クリックで展開本記事の構成●働く目的編└Q.なぜ就活をしなければいけないの?●自己分析編└Q.なぜ自己分析するの?└Q.いつからやればいいの?└Q.どうやってやればいいの?●業界研究編└Q.なぜ業界研究をしなければいけないの?└Q.業界研究ってどうやってやればいいの?●企業研究編└Q.なぜ企業研究をしなければいけないの?└Q.企業研究はどうやってやればいいの?●企業選びの軸└>Q.なぜ軸を決めなければならないの?●インターン編└Q.なぜインターンに行くの?└Q.インターンが内定に影響するの?●OB訪問編└Q.なぜOB訪問をしなければいけないの?└Q.何を聞けばいいの?●合同説明会編└Q.なぜ合同説明会に行かなければいけないの?└Q.そもそも質問はした方が良いの?●企業説明会編└Q.なぜ企業説明会に行くの?●ES・履歴書編└Q.学歴フィルターって本当にあるの?└Q.なぜ志望動機を聞くの?└Q.なぜガクチカを聞く└Q.なぜ自己PRを聞くの?●Webテスト編└Q.なぜWebテストをするの?└Q.テストセンターやWebテストは何が違うの?●面接編└Q.なぜ面接をするの?└Q.「私服でお越しください。」「自由な服装でお越しください。」はどう言う意図?└Q.なぜ逆質問をするの?└Q.逆質問は何を聞けば良いの?└Q.なぜ企業は第一志望かどうか聞くの?└Q.なぜ圧迫面接をするの?└Q.なぜ長所・短所を聞くの?●グループディスカッション編└Q.なぜグループディスカッションをするの?●お祈りメール編└Q.なぜ不採用通知が来る時と来ない時があるの?●内定編└Q.なぜ内定承諾書を書くの?書いたら就活を続けられないの└Q.内定辞退をするときはメール・電話・直接のどれが良いの?●まとめ働く目的編なぜ就活をしなければいけないの?就活とは、職につくための活動です。なぜ就活をするのか、なぜ働くのか。この問いの答えは人それぞれで絶対的な答えなど存在しません。自分の成し遂げたいことのために働く人もいれば、家族や趣味などの仕事以上に大切なもののために働く人もいるでしょうし、純粋にお金稼ぎのためという人もいるでしょう。ただ、それらは結局「幸せになるため」という結論にたどり着くと考えます。成し遂げたいことを成し遂げ幸せになる。お金を稼いでやりたいことができて幸せになる。ということに繋がるのではないでしょうか。幸せの形が人それぞれあるように、その答えの見つけ方も人それぞれです。下記の記事にソフトバンクの孫正義社長やFrancfrancで有名な株式会社バルスの高島社長の働く理由の見つけ方が載っています。ぜひ読んでみてください。働く目的に関する参考記事自己分析編Q.なぜ自己分析するの?自己分析を行う目的は3つあります。1つ目はやりたい仕事を見つけるため、2つ目は自分を知るため、3つ目は強み弱みを把握するためです。この3つを知っておくことで、受ける企業を選ぶ時やES・志望動機・自己PRを書く時に役立たせることができます。自己分析を行うことで、経験と結びついた志望動機を作成することができ、説得力を高めることができます。自己分析を行う際には、自分視点だけでなく企業視点を持つこと、思いだけでなく経験を考慮すること、インプットだけでなくアウトプットも行うことに注意して行ってみてください。自己分析をどのくらい行うかで、就活の質は格段に変わってきます。Q.いつからやればいいの?結論、早いに越したことはありません。特にやり始めるタイミングはないと考えています。ただ、就活の早期化に伴い、企業側も選考やインターンを早い時期から始めています。自分の就活をスムーズに進めていくためにも、企業のイベントに参加する前には必ず行いましょう。また、自己分析に完璧はなく、就活でグループワークや面接などを行う上で変化していきます。1回やったから終わりではなく、自分と向き合う時間は定期的に作るようにしましょう。Q.どうやってやればいいの?自己分析の具体的な方法は、自分の経験を把握し、そこに感情を付け加えることです。主に自己分析を行う時に使われるツールに、他己分析シート、モチベーショングラフ、診断グラフなどがあります。モチベーショングラフの具体的な作成方法や自己分析の具体的な利用方法など、参考にしたい方は下記の参考記事をご覧ください。自己分析に関する参考記事業界研究編Q.なぜ業界研究をしなければいけないの?業界研究を行うのは、各業界のビジネスモデルを理解し、仕事内容をイメージするためです。ビジネスモデルを理解し、仕事内容をイメージすることは、自分の就活の水準を内定レベルまで上げることに繋がります。さらに、業界研究を行いビジネスモデルや仕事の理解が深まると、仕事内容からその業界で求められる素養を知ることができます。ここで見つけた求められる素養が、自己分析で見つけた強みと合致すれば、より効果的な自己PRを作成する事ができます。Q.業界研究ってどうやってやればいいの?具体的なやり方をご紹介します。業界研究を行う際の重要なポイントとして次の4つが挙げられます。①自己分析から企業選びの軸と自身の素養を導く②業界のビジネスモデルの理解③職場での働き方+求められる素養を考える④業界ごとのつながりから業界比較をする①自己分析から企業選びの軸と自身の素養を導く業界分析から行ってしまうと、業界の幅が狭まったり、一貫性のない業界選択になってしまったり、自分の経験に基づかない説得力に欠ける志望動機になったりといった問題が発生します。そうならないよう、自分の経験から得た能力と仕事で生かせる力を結びつけるためにも、両者を並行させながら考えていきましょう。②業界のビジネスモデルの理解ビジネスモデルとは、商材とお金の流れを理解することです。具体的に言うと、(1)どんな商品・サービスを(2)誰に対して(3)どの様に売り、利益を得ているかを理解することになります。(1)どんな商品・サービスを企業が提供する商材は、大きくモノ・サービスの2つに分けられます。メーカーを始めとしたモノを扱う会社は自社の製品に対する愛着が強い人が多い傾向にあるため、モノが競争力の源泉となり、モノ作りの根幹となるマーケティングや研究開発といった部署が花形になりやすいことになります。一方、銀行・コンサル・商社を始めとしたサービスを扱う企業の場合、商品を見せて売り込むことは困難になるため、ヒトが競争力の源泉となり、商材を売り込むといった営業力を見られそうです。(2)誰に対してここでは、誰に商品・サービスを利用してもらうかを考えます。顧客は誰かということです。ここで言う顧客とは法人と個人の2つに分けられます。(3)どのように多くの業界・企業では、営業が商材を提供する役割を果たしているため、営業としての働き方について理解を深めることがこの項目の基本になります。③職場での働き方+求められる素養を考えるビジネスモデルを理解すると、様々な職種が出てきたと思います。それらがどのような能力を必要としていて、自分の経験からどの職種に紐付けられる・能力・素養を持ち合わせているかを探します。素養を考える際にはこちらの記事を参考にしてみてください。参考:④業界ごとのつながりから業界を比較をする①~③まで研究した上で、そこから挙げられたビジネスモデルや成し遂げられることは、他の業界にも当てはめることができないか、近しい事ができる業界はあるのではないかを考えます。こうすることで、興味のある分野を広げることができます。これらを自己分析から導いた自分の強みと関連付け、憧れではなく向いていること・やりたい/興味があることとの合致を伝えられるようにしましょう。業界研究に関する参考記事企業研究編Q.なぜ企業研究をしなければいけないの?企業研究の目的は企業選びとES・選考を進めるためです。企業を選ぶために同業比較をする、ESや選考を進めるために同業比較をすることが目的です。もう少し具体的に言うと、「その業界のビジネスモデルや働き方を理解した上で、業界内のその企業の立ち位置を知ること」です。立ち位置を知ることで、ESや選考で「他の会社で良いじゃん」と言われないために行います。Q.企業研究はどうやってやればいいの?企業研究は、①業界内の特別なポジション・強みを把握する、②社風・企業理念を理解する、③企業で働く人を知る、といった流れで行います。①業界内の特別なポジション・強みを把握する同一業界ではたいていビジネスモデルや事業領域が近しくなるわけですが、その中で得意とする分野は企業によって異なります。ここでは、業界内の位置づけを理解するだけで終わらせるのではなく、業界研究により導かれた、自分が具体的に取り組みたいこと仕事を関連付けるところまで考えるようにしましょう。②社風・企業理念を理解する社風や企業理念は、業界の特徴を知る上で考慮すべき事項の1つです。これを知るにはやはりOB訪問をすることに勝る手段はないでしょう。企業内でも部署によって雰囲気が違ったりするので、実際に自分が興味のある部署がどのような雰囲気なのか、どんな人が集まっているのかを聞いてみましょう。③企業で働く人を知る企業で実際に働くうえで、人同士の関わり無しに事業は成り立ちません。選考の場でも説明会や面接で対峙するのは人事や現場社員といった人であり、働く人の観点から同業比較をしていくケースもあると思います。このアプローチを選択する際に認識しておくべきは、就活で実際に会える社員はほんの一握りだということです。人について焦点を置きすぎてしまうと、ついつい「成長できる」「刺激を受けられる」といった会社が与えてくれるものについて語ってしまいがちになります。複数内定を貰った後に入社先を決めるうえで考慮するのはありですが、人への魅力ばかりを志望動機として語ってしまうのは適策ではないでしょう。企業研究に関する参考記事トップ企業研究一覧企業選びの軸Q.なぜ軸を決めなければいけないの?そもそも企業選びの軸とは、多くの企業を見ていく中で、企業を選ぶ自分なりの基準のことです。この軸が決まることで、受ける業界・企業が絞り込めたり、志望動機が書きやすくなったり、入社後のミスマッチが起きる可能性を減らせたりといったメリットがあります。そのため、就活を行う上でとても重要です。具体的な軸の例や、軸に合った業界を知りたい方は、下記の参考記事をご覧ください。企業選びの軸に関する参考記事インターン編Q.なぜインターンに行くの?以下の3店がインターンに行く目的です。■業界理解を深めたい■職種の経験を積みたい■社内の雰囲気を知りたい実際、インターンに参加することで、業界研究や企業研究の最高の材料を得ることができます。また、エントリーシート・面接の練習を行うことや、特別フローに乗ることができたりします。そのため、インターンに参加する際は、目的を持って臨むようにしましょう。Q.インターンは内定に影響するの?正直影響します。企業はインターンに対して、多額の資金を投じています。それも優秀な人材を選びたいからです。インターンではいろいろな学生に出会えるだけでなく、その学生についての様々な情報を得ることができます。経団連では、直結しないと言っていますし、実際は企業によるというのが本当ですが、採用したい人材の目星をつけることが行われている前提で参加しましょう。インターンに参加することのメリット・デメリットやインターンに参加する際に必ずすべきことなどが以下の記事に載っています。ぜひ参考にしてみてください。インターンに関する参考記事OB訪問編Q.なぜOB訪問をしなければいけないの?OB訪問に行く目的は以下の3つです。①自己分析の精度を高めることができるOB訪問での対話を活用し、自己分析をサポートしてもらえることがあります。②業界研究の精度を高める事ができる自分で行った業界研究が正しいか検証したり、実際に会わないと分からない業界について知れたり、企業についての意見を聞くことができたりと、より中身の濃い業界研究に繋がります。③高い評価を得て内定に近づくほとんどの企業ではOB訪問を行った回数や訪問での印象・パフォーマンスを評価し、本選考でその内容を活用している企業もあります。OB訪問で良い印象を持ってもらえると内定獲得に近づくことができます。Q.何を聞けばいいの?何を聞けば良いか分からない場合は、質問を考える前にまず仮説を立ててみてください。もっというと「志望動機・学生時代に頑張ったこと・自己PR」の自分なりの答えを出しておくことです。自分なりの仮説を持ち、OB訪問でそれを検証しようとする姿勢を持ち合わせていれば、自然とOB・OGからも評価してもらえるような質問をすることができます。それなりの仮説を立てようとすれば、自己分析や業界研究・情報収集をすることは必須になります。下記の記事を参考にして、自分なりの仮説を立てるところから始めてみましょう。OB訪問に関する参考記事合同説明会編Q.なぜ合同説明会に行かなければいけないの?合同説明会に参加する意義は3つあります。意義①志望企業の人事から評価を得る②志望企業の社員とコネを作る③自分が興味のない企業を理解するブースを訪れている場合はその場で人事から高い評価を得られるように、質疑応答のセクションで的を得た質問をしたり、プレゼンのスキマ時間を狙って社員に話しかけ、会話を交わした後名刺をもらったりすることで、OB訪問やリクルーター面談への糸口を作ることができます。また、様々な企業が集まるため、自分が志望していない業界・企業を理解するチャンスにもなります。興味はなかったけれど、説明を聞いたら意外と魅力的で志望度が上がった、といった出会いもあるかもしれません。さらに、なぜ他の業界ではダメなのかを知ることができるのでより説得力のある志望動機を作ることができるようになります。Q.そもそも質問はしたほうが良いの?結論、質問はした方が良いと思います。その上で質問は仮説を持って行いましょう。とりあえず質問しておこうという気持ちで的はずれな質問をするよりは、何も質問しない方が幾分かはマシです。質問をする場合は自分の意図と仮説を盛り込んだ質問をしましょう。合同説明会ですべきことや、無駄な時間にしないための行動指針などが下記にあります。ぜひ参考にしてみてください。合同説明会に関する参考記事企業説明会編Q.なぜ企業説明会に行くの?企業についての理解を深めるためです。企業説明会は企業の広報・宣伝活動の場です。そのため企業説明会では実際にその会社で働く人が、会社の事業内容、やりがい、福利厚生などについてわかりやすく説明してくれます。しかし、企業説明会に「興味のある業界を増やす」以上の効果はほとんどないため、行きたい企業の情報を知りたい、興味のある企業を増やしたいといった目的がなければ、行く必要はないかもしれません。ただ、メリットとしてOB訪問のためのコネクションを作ることができたり、就活仲間を見つけることができます。就活において、情報をどれだけ集められるかも重要な要素なので情報交換できる仲間を見つけるために参加するものいいかもしれません。企業研究に関する参考記事ES・履歴書編Q.学歴フィルターって本当にあるの?事実としては、あると言えるでしょう。企業によってはある程度学歴で採用枠を設置していたり、マイナビ経由で説明会を申し込む際に有名大学は複数日程表示されても、有名大学以外は申込み開始直後に満席が続くといった事例があったりします。(マイナビでは採用する企業向けに、そういった商品を販売しているのも事実です。)企業は難関大学ほど仕事ができる人が多いことを経験則で知っており、費用対効果の最大化を考え、説明会には難関大の学生に来て欲しいといった心理がはたらきます。学歴フィルターを言い訳にせず、学歴フィルターを前提にした就活を行いましょう。学歴フィルターに関する参考記事Q.なぜ志望動機を聞くの?企業が志望動機を聞く理由としては①自社への志望度を知りたい②入社の際のモチベーションを知りたいといった大きく2つがあります。その上で、抑えておくべきポイントは次の6つです。このフレームワークに従い、指定されてた字数に合わせて述べるべきポイントをしっかり書きましょう。志望動機に関する参考記事Q.なぜガクチカを聞くの?企業がガクチカを聞く意図は次の2つです。①経験自体のレベル・スペックの把握②自社に合う・マッチする人材か知るまた上記2つの評価基準としては次の3つが挙げられます。(1)実績自体のインパクトがどれだけあるか(2)書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか(3)企業で活かせる学びを得ているかこちらをきちんと理解した上で、ガクチカを書く際は下記のフレームワークを参考に作ってみてください。ガクチカに関する参考記事Q.なぜ自己PRを聞くの?企業が自己PRを求める理由は①自社の求める強み・能力を持っているのか②キャラクターが自社にマッチしているのかの2つです。【①自社の求める強み・能力を持っているか】要するに「自社に利益を生み出すものか」ということを知りたいと思っています。各企業はそれぞれ「どんな強み・能力を持っている学生であれば自社に貢献してくれるか」を考え、それを採用基準として設定しています。したがって、皆さんはこうした企業側のニーズを満たすべく、企業側が求める強み・能力を自分が持ち合わせていることをアピールする必要があります。【②キャラクターが自社にマッチするか】つまり「社員と協働できるか」という点です。企業側はあなたの自己PRを通じて、あなたのキャラクターや価値観がその企業のカルチャーとマッチするかどうかも検証しています。企業という組織の一員になる以上、1人で完全に独立して仕事をすることはありません。したがって、あなたのキャラクターがその企業のカルチャーとマッチするかどうかも、企業側にとっては重要なポイントになります。そのため企業には”皆さんが企業にとって採用しなかったら損をする人材である”ことを伝えましょう。ES・履歴書に関する参考記事Webテスト編Q.なぜWebテストをするの?企業が適正テストを課すのには2つの理由があります。1つ目は「学生の最低限の能力を担保」するためです。採用する立場として、採用する学生が社会人として必要最低限の知識や良識・学力を備えているかを確かめるという目的があります。2つ目は「企業が求める人材とその学生がマッチしているか」を確認するためです。適性検査には、能力検査と性格検査の2種類がありますが、性格検査で学生の資質や考え方について見ています。Q.テストセンターやWebテストは何が違うの?違いとしては、テストで測ることができる能力が挙げられます。総合的にポテンシャルを見たいのか、プログラミングの能力を見たいのか、頭の良さを見たいのかによって利用するテストが異なります。企業によって欲しい人材は異なります。つまり使用するテスト形式も異なり、自社オリジナルのテストを作成する企業もあります。テスト形式が異なれば使用するツールも異なってくるので、Webテストやテストエンターのように異なる形式での受験を強いられるようになっています。各テストを利用している業界や企業名が参考記事に載っているので、対策する際はご参照ください。Webテストに関する参考記事面接編Q.なぜ面接をするの?企業が面接を行うのは、ESやグループディスカッションでは見えない、面接でしか分からないことがあるからです。では、面接でしか分からないこととは何か。それは相手がどういう人間なのかを理解する、つまり価値観や考え方、またコミュニケーション能力の有無を理解するために行います。面接を複数回行うのは、正解がないからです。それを何度も試すことでその人となりを判断しようとしています。面接に関する参考記事Q.「私服でお越しください。」「自由な服装でお越しください。」はどういう意図?企業が「自由な服装でお越しください。」と言う意図は4つあります。①個性を出して欲しい②見た目(外見)を中身よりも見ている③リラックスして選考を受けて欲しい④最低限のTPOを見ているこれら以外にも、業界や職種によって求められる服装は異なります。営業など外に出て他企業の人との接触が多い人や、銀行員のようなかっちりとしていて、信用が問われる企業・業種ではスーツが求められます。一方で、外に出る機会がなかったり、エンジニア・デザイナーといった座り仕事が多い業種ではリラックスした服装で良かったりします。そのため、企業や業種によっても求められる服装は異なるからではないでしょうか。面接マナーに関する参考記事Q.なぜ逆質問をするの?企業が逆質問を行うのは、①企業への「志望度」、②基礎的な「コミュニケーション力」を知ることが目的です。面接の場では基本的に面接官から学生に対して質問する時間が多く、一方的なコミュニケーションになりがちです。そのため、逆質問という面接官と学生の双方向のやりとりを通して、学生のコミュニケーション力を見ています。逆質問の場における「コミュニケーション力」は「場の流れを読み、短時間で相手の意図を汲み取る力」があるかで判断されます。つまり、逆質問では場の雰囲気や面接官の役職等から、今ここで何を質問するのが適切なのかを見極められるか否かを見られていると考えられます。逆質問の意図をしっかりと把握し、適切な質問をするようにしましょう。Q.逆質問は何を聞けばいいの?逆質問に苦手意識を持っている人は少なくないと思います。しかし、そんなに難しく考える必要はありません。逆質問の際に気をつけるべきポイントは、①その場でその人にしか聞けないことを聞くこと、②ESなどの内容に沿った質問をすることの2つです。上記2点を意識して臨んでみてください。逆質問に関する参考記事Q.なぜ企業は第一希望かどうか聞くの?第一希望かどうかをなぜ聞くのかと言うと、「入社の意思があるか確認したい」と思っているからです。この質問の裏には、”企業選びのポイントは何か”、”他にどのような業界を受けているか”、”なぜ他の業界ではなくこの業界なのか”、”業界の中でもなぜうちの会社なのか”といった質問が隠れています。第一希望の会社は1社しかないので、他の企業には正直に答えることも大事です。企業選択に関する参考記事Q.なぜ圧迫面接をするの?企業側が圧迫面接をする理由としては、仕事内容として入社後クライアントに横柄な態度を取られたり、乱暴な言葉づかいをされたりする可能性があるため、それに耐えることができるストレス耐性があるかどうかを見極めようとしているからです。しかし、圧迫面接に関しては明確な定義は存在していません。「横柄な態度を取られた」「乱暴な言葉遣いをされた」などが具体例としてよく挙げられますが、極端な例を除けばあくまでも受け取り手の感じ方次第ということになるようです。「圧迫面接されたな。嫌だな。」と感じた場合は、自分にとってその企業がブラック企業である可能性があります。そのため、ストレス耐性が弱い方や、乱暴な言葉遣いや威圧的な態度が怖いと感じてしまう方は圧迫面接をする企業に入社するのは避けたほうがいいでしょう。Q.なぜ長所・短所を聞くの?ESでもお伝えしましたが、企業は自社にマッチする人材かどうかを選考中に見極める必要があります。そのため、ここでも自社の風土・文化・職種に合っているか(人柄面)とどのような素養・スキルを有しているのか(スキル面)を見ています。長所・短所に関する参考記事グループディスカッション編Q.なぜグループディスカッションをするの?グループディスカッションに限らず、企業は数々の選考フローを通して、一緒に働きたいと思えるか、ビジネスの素養が高いかという基準で評価しています。この2つの基準で評価しつつ、グループディスカッションにおいては①議論に挑む姿勢②議論のテーマや流れへの理解力③地震の意見の主張力④議論を統率するリーダーシップと大きく4つのポイントを見ています。また、それらを次の4点をから評価しています。グループディスカッションに関する参考記事お祈りメール編Q.なぜ不採用通知が来る時と来ない時があるの?不採用通知を送っていない理由として、まず単純に人事が忙しくて送れていないことが挙げられます。人事は不採用通知と同時に採用通知も出しています。実際、採用することが仕事の人事にとっては、選考に進む人への対応を優先せざるを得ない場合があります。そういったときは送られてこない可能性が高くなります。また、今は欲しい人材の要素を満たしていないが、後々採用人数が内定辞退などによって不足した場合、再度選考の案内を送ることができるなど、人事都合の理由で送られていないと言うのが実態です。内定編Q.なぜ内定承諾書を書くの?書いたら就活を続けられないの?売り手市場の今、学生は内定を複数獲得することは難しくありません。しかし、内定を複数獲得していても、入社できる会社は1社しかありません。そのため、内定辞退をするわけですが、企業側からするとせっかく採用した学生に辞退をされてしまうのは非常に困ります。そのため、内定承諾書を書いて、少しでも学生を引きつけておきたいという意図からこういった方法を取っています。ただ、内定承諾書には拘束力はありません。内定承諾書を提出したからといって、就活を続けてはいけないという決まりはないので、安心して就活を続けてください。Q.内定辞退をするときはメール・電話・直接のどれがいいの?学生にとってはメールがベストだと考えます。なぜかというと、電話や直接会う時とは違い企業と直接コミュニケーションをとる必要がなく、また自分のタイミングで短時間で送ることができるからです。学生に取ってはメールがベストではありますが、電話や直接がいい場合もあります。それは企業との関係性が良い場合と緊急度が高い場合です。急ぎで連絡をいれたい場合やメールで送るとそっけない印象を与えるなと感じる場合は電話や直接あって、辞退する旨を伝えましょう。下記の記事で、メール・電話・直接で連絡する場合のメリット・デメリットについてや、直接会った方がいい場合、メールの方がいい場合、それぞれを解説しています。自分はどの方法で対応するのが良いか考えてみてください。内定承諾に関する参考記事まとめここまで、様々な疑問に答えてきました。就活をしていると、様々な疑問や不安を抱え、悩むことも多くあるかと思います。本記事でそのような疑問を少しでも解消して、就活に取り組んでみてください。
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OB訪問の流れ・メリット・2回目に繋げてもらうための方法を解説!
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就職活動となると、OB訪問は誰もが通る道です。実際に仕事に携わる社会人の話を伺って自分の将来をイメージすることは、志望動機を考える上で非常に重要なファクターです。今回は、OB訪問でも特に同じ人に複数回OB訪問をすることによって、自己PRや志望動機をブラッシュアップするメリットや効果について説明したいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・OB訪問の方法・やり方・アポイントの取り方・日程の決め方・当日の準備・OB訪問での質問事項・年代別に対応を変えるべきか・OB訪問の際の御礼のメール・次回のOB訪問に繋げていく・OB訪問は選考に影響するかどうか・最後にOB訪問の方法・やり方まず、OB訪問する相手について考えてみます。大きく分けて、OB訪問の相手は以下の5つの場合に分けて考えられます。①部活動・サークルの先輩②ゼミの先輩③親戚の紹介④大学のOB名簿⑤友人・先輩の紹介①部活動・サークルの先輩体育会気質であればあるほど、活動時の苦楽など共有する点が多く、親しみが湧きます。したがってOBとしても、現役に会いたい気持ちも少なからずあるはずです。特に、ラグビー・ボート・野球など合宿所生活で学生生活のほぼ全てを捧げるような部活動に取り組んでいる学生はOBとの結びつきが非常に強いです。過去の有名企業内定者の話を聞いていると、練習の合間にOBにきめ細かい指導をお願いし、内定が近づいたという話もありました。OB側としても、同じ部活動・サークルに所属していた学生と一緒に働いたり、お酒を飲みたいと思うことは当然でもあるので、積極的にアプローチしてみるといいかもしれません。②ゼミの先輩同じ先生から少人数で教わるため、共通点が多いです。また、ゼミのOB会などが開催されればそこもOB訪問のきっかけになります。同じゼミの門下生は同ゼミに入るという時点で、「〇〇を勉強してみたい!」というある程度同じ志を持って入会するなど、考え方に多少の共通点を持っています。就活の企業選びに関しても、その軸や原体験が被ることもしばしばあるので、その辺りについて伺ってみると良いかもしれません。ゼミの繋がりが強いという場合には、部活動やサークルの先輩と同様に細かくみていただけることも良くあります。③親戚の紹介親戚の紹介で、共通点も特にない場合は、自分が家族を代表して会いに行くことになりますので、それなりの覚悟が必要です。OB側としても、「〇〇の頼みとあれば、やります!(一肌脱ぐか!)」という基本スタンスなので、相手がどのような学生か知らないにも拘らず、求められるハードルは高いです。多くの場合、人は「しっかりしている」と判断し、太鼓判を押したからこそ企業の社員を紹介します。ですので、紹介される社員側は「当然しっかりしているだろう」「礼儀正しい子だろう」「うちに入りたいんだろう」という先入観を持っています。この先入観を上回れば、そこで初めて非常に高い評価を得られるというわけです。ここで評価を得ることができれば、元々の親戚の繋がりもあるので、「やはりいい子だったし、会ってよかった」と思われ、ますます別の社員等を紹介していただけて就活状況が好転する可能性も大いに考えられます。④大学のOB名簿大学OBという大きな枠の中の繋がりなので、平たく言うと赤の他人です。失言等によって誰かの名誉・威信を傷つけることはありませんが、会話が続かずに実のない訪問になってしまうと、企業のOB側からも「時間を無駄にした」と思われかねません。この場合は、OB訪問へのハードルは低いですが、実際に評価されて次に繋げることが難しいです。共通の話題もいちから探さねばならず、「しっかりしている」という先入観が手助けしてくれるわけでもありません。その上、名簿を伝って訪問に来る学生は星の数ほどいるので、その中で印象に残るためには並大抵のことをしていては困難です。例えば、簡単な例だと「その場を会話によって盛り上げたのち、もう一度お話を聞くお願いをする」「別の人を紹介していただく流れにもっていく」などするのが良いでしょう。このような流れに持っていく方法論は下で別途紹介させていただきます。このように、OB訪問の相手と知り合うプロセスは主に5つほどありますが、その中で高い評価を得て、次回に繋げるにはどのようにしたらいいのでしょうか。OB訪問では、お話する際の内容のみならず、メールや会うまでのアプローチにも気を配ってみると好印象かもしれません。アポイントの取り方・日程の決め方やはり、メールが基本でしょう。社会人は勤務中は基本的に仕事で忙しいです。電話でアポを取ろうとした際、相手方が忙しい場合や、手際よく自分が日程提示できないと心象がよくありません。メールを送る際には、宛名(〇〇様)と署名を忘れないようにしましょう。この際、敬語の使い方には細心の注意を払わなければなりません。尊敬語・謙譲語・丁寧語のマスターは必須条件です。もちろん、社会人の人とメールする際には、ccの使い方や件名入力など知っておいた方が良い点がいくつかあるので、併せて調べてみると良いかもしれません。また、もし一度メールを送っても返信が来ない場合は、頃合いを見計らってから再送したり催促のメールを送ってみても良いかもしれません。ただ気づいていないだけというケースも良くありますし、複数回メールすることによって自分の強い熱意が伝わることもあります。(メールが丁寧という前提があってこそです。)参考:→OB訪問への依頼やお礼の際のメールについて、具体的な文面の例を紹介しています。当日の準備基本的にはリクルートスーツに就活カバンで行く場合が一般的です。筆記用具、メモ帳、携帯電話は必須アイテムです。それに加え、清潔感を出すために男性ならワックス、女性なら髪を束ねるなどして、髪を纏めておいてもいいかもしれません。また、相手に貴重な時間を割いて会っていただくという立場なので、遅刻は絶対に厳禁です。何があっても(電車の遅延等)遅刻しないために、集合時間の30分前にはオフィスの最寄りに到着するようにしましょう。(どんな理由であっても遅刻は人からの信頼を失います。)また、集合の際などにはわかりやすいように、電話番号を先方と教え合う場合が多々あります。待ち合わせ時間に電話が来た際には、すぐ出られるように準備すること・元気よく応対することが非常に大事です。もし自分がOB訪問を受ける社会人の立場であれば、元気の無い学生よりは元気のある学生と話してみたいと思うはずです。直接対話の前の電話やメールの時点で、相手に印象を植え付けるチャンスはあるので、心してとりかかりましょう。参考:OB訪問での質問事項さて、実際にOB訪問本番でどうすればよいのでしょうか。ここを知りたい学生がほとんどだと思います。するべき質問について考えてみたいと思います。話を聞いていると、インターネットで調べた質問のテンプレをそのままOB訪問に活用する学生が多いです。それらには以下のような例があります。①今まで仕事をしてきて最もやりがいを感じたのは、どんな瞬間ですか?②御社で活躍している人材に共通する特徴はありますか?③平均的な1日の仕事のスケジュールを教えて下さい話の流れの中でこういった質問を出すのはまだしも、何の流れもないところから、「やりがいは何ですか?」「社員に共通するポイントは何ですか?」などと質問しても、OB側は「また、こういう学生がきたか…」という思いを抱いてしまい、他の学生との差別化を図ることが困難です。「こういう学生」というのは、コミュニケーション能力に不足がある学生のことを指しています。仕事の話を伺う中で、「〜の仕事〜という場面では何に苦労したのでしょうか?私も似たような経験があって…」などと、流れの中で上手く会話が出来ると、相手方も「実際の仕事となると、〜という場面があって…」と話が続いていくはずです。以下は、就活生が実際に経験した総合商社OB訪問のいち場面です。就活生:総合商社の水事業ではどんな仕事をするのでしょうか。社員:水道が未発達な国に出向いてそこの人と話を進めながら…(以下省略)就活生:実際にホームページで拝見した仕事内容からイメージするに、日本の上下水道整備の技術者を海外に派遣してみればいいのでは?と思うのですが…いかがでしょう。社員:いやいや、実際に水事業のポイント・大変な点は日々のメンテナンスであって…このようなイメージで、聞きたい内容を意識しながらも会話の流れの中で自分の求める話を引き出せるようにしてみるといいかもしれません。会話の流れを作って、その中でテンプレの質問を活用するというのが、あるべきOB訪問の質問事項です。何も考えずにOB訪問をして、テンプレ通りの質問をしていては、自分にも相手にも何も得るものはありません。コミュニケーションを上手く取れない学生を採用したいと思う企業は存在しないうえ、そのような学生と話をしたい社会人もいません。互いに聞くこと、話すことがなくなり始めたらOB訪問も潮時なので、その時間が早く来すぎると互いに退屈してしまいます。ちなみに大体の場合は、12:00〜12:50くらいの時間で昼休みを使ってOB訪問を受ける社員が多いです。こうした社会人とのコミュニケーションの中で、自分が好感触を持った相手に対して、複数回にわたってESの添削や自己PRを見ていただくなどしてみるといいかもしれません。また、下記参考では、OB訪問での質問を作成することに関した記事がありますので、そちらも併せて是非ご参考ください。年代別に対応を変えるべきかまた、若手社員には就活時代のノウハウや研修のこと・中堅社員やベテラン社員には仕事のことを聞くと良いと言われてみますが実際のところはどうなのでしょうか。若手比較的就活を終えてからまだ時間が経っていないため、就活時のOB訪問・ES・面接の際に気をつけていたことなども聞いてみるといいかもしれません。また、自分(相手方の社員)が採用されたとき、どこを評価されたかなどを聞いてみると意外な答えや新たな発見もあるでしょう。併せて比較的若めであるならば、大学時代に所属していた部活動やサークルなどについて伺ってみても話の幅が拡がるかもしれません。中堅基本的な業務に慣れ、日系企業ではいよいよ大きな仕事を任される位のイメージです。若手のころの仕事の話から、その会社ではどのくらいの忙しさ・フィールドの大きさで・どのような人と働くのか伺ってみるといいかもしれません。もしかすると、企業によっては一次面接を担当するような人もいると思うので、面接の話を伺ってみても良いかもしれません。社員の紹介をお願いするのであれば、この年代以上の方にするのが良いでしょう。(5〜10年目くらい)また、バリバリのベテラン社員と若手の中間点にいるこれらの年齢層の社員は、学生の相談にも親身になってくれることがあるので面倒をみていただいているという学生もいました。ベテラン自分の分野における業務(ジョブローテがある場合は包括的な範囲で)に関しては、色々な経験を積んでいる社員です。このレベルの社員にお話を伺うのであれば、その分野で仕事に携わることを希望しており、簡単な知識がある状態でOB訪問するのが理想です。OB訪問の中でも、ベテラン社員が相手だと「どうして〇〇分野に興味があるのか(もしくはどの分野に興味があるのか)」という質問は絶対にされます。どの年齢層の社員にも尋ねられる確率は高いですが、ベテラン社員に訊かれた際にしっかり受け答えができないと、「こいつはたいしたことないな」と思われてしまいます。下で改めて述べますが、OB訪問での評価が選考に繋がるとすると、しっかり受け答えできるに越したことはありません。ベテラン社員と呼ばれる層の社員は面接でもよく登場するので、本番の面接と思ってOB訪問に臨むといかもしれません。OB訪問の際の御礼のメール御礼のメールでは、ご馳走いただいた食事への御礼の言葉(カフェの場合は飲み物)、その日の話で印象に残った点と自分の感想、自分の課題などを改めて丁寧に述べておくと良いでしょう。また、OB訪問した際に別の社員を紹介していただく約束を取り付けていれば、メールで改めてそのことに言及しても良いかもしれません。ただし、直接やりとりしていない場合にメールでお願いごとをすると心象が悪いので、紹介のお願いをするならば直接しましょう。直接会った際にすればいいお願い事を、後でメールでされると誰しも面倒に思うものです。それに加え、その日のOB訪問で感じた、自分の課題の整理をできると良いでしょう。OB訪問時に質問する中で、自分の知らないトピックや内容が出てきた際には、それらを取捨選択して自分のESや面接で話す内容に盛り込む必要性があります。時間が経たないうちにこれを実践できれば良いと思います。具体的には、OB訪問の御礼メールは一時間以内に打つべきです。社会人は常にやるべきことがあり、次々にとりかからねばならない仕事があるので、「鉄は熱いうちに打て」というわけではありませんが、早めにメールしておくのが得策でしょう。次回のOB訪問に繋げていく別の社員紹介であれ、同じ社員に再度伺うのであれ、聞きたいことを整理してブラッシュアップする必要があります。同企業で、二回目以降にOB訪問するパターンには以下の二種類があります。①同じ社員に再びOB訪問する②紹介していただいた別の社員にOB訪問する①同じ社員に再びOB訪問するこの方法でOB訪問する学生は非常に少ないように思われますが、私の実体験からも、この方法でのOB訪問が最も有意義な時間となりました。「沢山の社会人から色々な話を聞くことによって見聞を広めなさい」「自分の興味がある仕事を見つけて、そこに携わる社員を紹介してもらいなさい」という類のアドバイスをもらう就活生は非常に多いように思いますが、これは半分正解で半分は間違いです。今回は、この方法でOB訪問を行うメリット・効果についても言及したいと思います。前提初めて会ってせいぜい一時間の、どこの馬の骨とも知らぬ大学生に対して、わざわざ丁寧に話を聞いて的確なアドバイスをしようと思う、お人好しな社会人はほとんどいません。(いないと思って臨みましょう。)自分のことをわかっていただいた上で、親身なアドバイスを頂くためには、何回も足を運んで信頼関係を醸成することが必要不可欠です。効果何度も時間を作って下さるのは、「この学生になら時間を割いてもいいな」と思われているからこそです。そういう気持ちに応えるためにも、自分のその会社での仕事への熱意を示すためにも、心身ともに本気でOB訪問に取り組むようになります。社会人側としても、いち学生に多くの時間を割くからには頑張って欲しいという想いが生まれて、懇切丁寧にご指導下さるケースも多いです。メリット具体的には、学生時代頑張ったことの説明の仕方や志望動機の練り方などを細かくみていただくことによって、面接での受け答えにキレを出すことができます。現場で仕事に携わる人が持つ仕事観と自分のイメージを擦り合わせることが出来るので、実際の面接でも面接官を納得させられるようなことを話せる可能性が上がります。もし社会人の方に、自己PRや志望動機に関してきめ細かく指導してもらいたいという気持ちがあれば、勇気を出して、同一の社会人に複数回OB訪問してみるといい結果が出るかもしれません。②紹介していただいた別の社員にOB訪問する多くの人はOB訪問というとこちらのパターンをイメージするかと思います。一回のOB訪問ののち、興味のある分野に携わる別の社員を紹介していいただくというパターンです。注意したいポイント一人の社員にOB訪問したからといって必ず別社員を紹介してもらえるかと言うと、それは大きな間違いです。社員の側からすると、学生を別社員に紹介するというのはそれなりにハードルが高いです。例えば、自分が上司や同僚に紹介した学生の評価が低いとすると、彼らは「〇〇に紹介された学生に時間を潰された」と思い、今度はそういう学生を紹介した自分の評価を下げてしまうことに繋がるかもしれないからです。ですから社会人に別の社員を紹介していただくためには、自分がまず高い評価を得なければならないということです。また、一度紹介してもらえると芋づる式に紹介されるという話もよく言われることですが、これは採用広報解禁後の場合が多いです。先陣を切って年末から年始めにOB訪問をする場合は、OB訪問をする学生の母数も少なく、企業側も本腰を入れていません。3月以前(現在の体制では)にOB訪問をして別の社員を紹介していただけなかったからといって、大して気にする必要はないでしょう。OB訪問は選考に影響するかどうかOB訪問をせずとも内定を獲得できる学生は数多くいます。ですが、単刀直入に申し上げて、OB訪問は必ず選考に影響すると言えます。多くの大企業では、OB訪問を受けた社員は学生のプロフィールと評価を纏めたものを人事に提出していると言われています。企業側から考えると、優秀な学生でかつ自社を志望してくれる学生がいれば、早めにマークしておきたいと思うのはごく自然なことです。実際に、いくつかの企業にOB訪問をしていた日系大手の内定者は、普通の学生と選考ルートが違ったと述べていました。実際にこのような例は日系大手企業でよくあることで、下に学生が述べていた就活におけるケースを記載しておきます。三菱商事・・・一次面接が会議室(通常はブース)住友商事・・・一次面接を免除伊藤忠商事・・・OB訪問人数・印象を質問三井不動産・・・特別選考イベントに招待東京海上・・・最終前にOB訪問の有無を確認トヨタ・・・説明会なしでリクルーターがつく逆に、先程も述べたとおり、OB訪問は全くしていないという内定者が数多くいるのも事実です。大手広告代理店や、総合商社のようにOB訪問が必須と言われる業界にもOB訪問をせずに内定している学生は数多くいます。結局のところ、優秀であれば内定は獲得できるのかもしれませんが、「OB訪問をして自己分析・企業研究をしっかりしていれば…」というような悔いを残すことが絶対にないよう、志望度の高い企業には一通りOB訪問しておくことを強くお薦めします。特に、複数回のOB訪問を同一の社会人相手に繰り返すことで、志望度の高さを示すとともに、毎度のブラッシュアップで企業側に自分の成長を見せておくというのも一つの戦略として良いかもしれません。最後にいかがでしたか。今回は、就活生の第一関門であるOB訪問にまつわる話について述べさせて頂きました。特に、インターンシップなどには中々参加できない層の学生にとっては、OB訪問が命です。社会人との接点であるOB訪問においては、学生の独りよがりにならずに、上手くコミュニケーションを取って信頼関係を築けていけるかどうかがカギになってきそうです。photobyVilmosVincze
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大林組・住友商事社員のOB訪問セクハラ。就活生が被害を未然に防ぐためには
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OB訪問という名目で大林組と住友商事の社員が就活生にセクハラ行為を行ったという報道が連日メディアに取り上げられています。OB訪問でセクハラ行為が起こることはあってはならないことです。しかし、絶対に起きないとも言い切れないのが現実です。unistyleは志望企業の社員という立場を利用したセクハラ行為はあってはならないことだと考えており、少しでも就活生の皆さんに対策法を知ってもらいたいと思い、本記事を執筆するに至りました。今後の自分を守るためにも、ぜひとも本記事を読んで頂きたいです。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・大林組と住友商事の社員が起こした事件・なぜこのようなことが起こるのか・事前に防ぐ方法・最後に大林組と住友商事の社員が起こした事件2019年3月時点で報道された2件の大手企業の社員によるセクハラ被害の概要です。大林組ゼネコン大手の大林組の社員が女子大生を自宅に呼び、襲いかかってわいせつ行為に及びました。こちらの社員は強制わいせつ容疑で逮捕されました。(不起訴処分)事の経緯を軽く説明していきたいと思います。まず、こちらの社員と女子大生はOB訪問のアプリを通じて知り合います。アプリは「VisitsOB」を使用していました。こちらの「VisitsOB」ですが、活用している方も多くいるかと思います。当アプリは社会人が企業から「公認」を受けて始めていることが多いです。とはいえ、そうでないボランティア扱いの方もいます。今回の大林組の社員も企業公認ではないボランティア扱いの社員だったそうです。参考:【実際に使ってみた】Matcher・VisitsOB|ビズリーチ・キャンパス|OB訪問アプリって実際どうなの?OB訪問をする際に使う可能性の高いアプリを実際に使ってみた上で解説しています。自分が何を求めてOB訪問をするかによってアプリを使い分けるといいでしょう。そして二人は就活相談を名目に会うことになりました。場所は喫茶店。そこで話をしていると、社員の方が「パソコンで資料を見せながら説明したいから事務所に来てほしい」と言ったそうです。そして女子大生を連れ出し、事務所と偽って自宅に呼び出し、わいせつ行為に及んだとされています。参考:OB訪問の女子大学生にわいせつ容疑大林組の社員逮捕住友商事五大商社のうちの一つである住友商事の元社員の方が女子大生に性的暴行を加え、準強制性交と窃盗などの疑いで逮捕されました。本事件は、OB訪問を行う場所が居酒屋となっていました。場所的にお酒を飲むことは間違いないです。そこで社員の方が女子大生に一気飲みを強要。泥酔させて、女子大生が予約していたホテルの部屋に送り届けて部屋のカードキーを盗み、いったん立ち去った後、このキーを使って部屋に侵入し、性的暴行に及んだと言われています。ちなみに居酒屋にはもう一人男性がいて、性的暴行には関与していないとのことですが、計画的な犯行の可能性もあります。参考:住友商事元社員を逮捕OB訪問の大学生に性的暴行容疑現時点で判明しているのはこの2件ですが、実際には発覚していないだけでもっと多くの類似の事件が起きていると考えられます。BusinessInsiderJapanの調査によると、約5割の学生が就職活動においてセクハラを受けたことがあると回答しています。その回答を見ると、様々な手口でセクハラ行為が行われていることが分かります。以下の二つの記事には様々な事例が載っています。起きた事件以外にも、様々なセクハラ行為が起きているということをしっかりと認識していただきたいです。セクハラ行為の手口を知っておくことで、対策もしやすくなります。参考:OB訪問で自宅や個室で性行為強要、2人に1人の学生が就活セクハラ被害に。「選考有利」ちらつかせ深刻化する就活セクハラ。OB訪問や泊まり込みインターンが温床に【就活2019】なぜこのようなことが起こるのかでは、なぜこのようなことが起こるのか。最も大きな理由は、志望企業の社員という立場を利用することによって、「選考で不利になるかもしれない」と考える就活生が断りづらくなるためでしょう。OB訪問をする学生はその企業にかなり興味を持っており、内定を獲得する確率を少しでも上げるためにOB訪問を活用しています。そのような場合、OB訪問をする社員は絶対的な存在となります。そのため、無意識にフィルターがかかってしまい、「この人の言うことは正しい」や「この人の言うことは守らなければ選考が不利になるかもしれない」という考えに陥ることになります。そんな就活生の不安につけこみ「選考通るようにするから。」や「拒否したらわかってるよね。(選考を通過させない)」などと発言されれば、嫌でも断れないケースがありえます。就活生の皆さんに理解していただきたいのは、このような発言をする方はそもそも採用権限がないため、断っても何も問題はありません。(あえて断言していますが)採用権限を持った社会人がそのような発言をする可能性はあります。ただ、そもそもそのような会社は入社後も同じような被害に遭う可能性があるため、入社をおすすめしません。参考:私が大手金融機関をアルハラパワハラセクハラで辞めた話。こちらの記事では、大手金融機関に就職するも、上司からのハラスメントによって辞職した方が実際に起った事件を解説しています。未だにハラスメントが起こることや、上司の処罰がされないという生々しい現実が書かれています。また、立て続けにOB訪問によるセクハラ事件が起きているため、真っ当な企業であれば、夜にOB訪問を受けないようにするなど対策を講じているはずです。事前に防ぐ方法そもそも事件は未然に防げなかったのでしょうか。そんなことはないと思います。根が真面目で就活を頑張ろうとしている就活生ほど、社会人の思うがままになっている可能性が高いです。今回のようなセクハラ被害が起きてからでは遅いため、就活生の皆さんには対策法を知っておいて頂きたいです。「OB訪問をしないこと」が最も有効な対策になり得ますが、unistyleとしては目的次第で就活生にとってOB訪問は価値あるものだと思っています。そのため、OB訪問をする際にできるセクハラ対策をまとめました。参考:OB訪問やり方大全!OB訪問の目的から時期・質問内容まで徹底解説こちらの記事では、OB訪問のやり方や目的、質問内容の解説をしています。実のあるOB訪問を行うためにも、是非参考にして下さい。夜のアポを取らない、お酒を避けるセクハラ被害は夜のアポやお酒を飲んだ後が最も起こりやすいです。社会人が忙しくて夜を指定してくることもあるかと思いますが、避けるのがベストです。昼の予定を組む、もしくは他の人を探しましょう。どうしても夜になってしまった場合、友達に迎えに来てもらうもしくは友人との予定を作っておくといいでしょうかと思います。次の予定が無いのが一番危険だからです。また、お酒に関しては、夜のアポを取らない限り回避できるでしょう。昼からお酒を飲もうという方がいたら「この後予定があるため飲めません」や「薬を飲んでいるので飲めません」と伝えましょう。(いないとは思いますが。)録音録音は何かが起きた時に証拠となります。ボイスレコーダーやスマホの録音機能などを活用するといいでしょう。その際には、「後で話を聞き直したいので、録音させて頂いてもよろしいでしょうか?」と断りを入れてください。そのような理由であれば、社会人も断る理由がないでしょう。場所替えをしない店を変えることによって、話の趣旨が変わったり、お酒を飲むことに繋がるかもしれないからです。社会人の方と話しているうちに、予定の関係にもよりますが、別の場所で話そうとなるかもしれません。ある程度会話も弾み、「この人なら信頼できる」という気持ちから対策を怠って事件が起きてしまう可能性があります。カフェなど必ず安心できる場所でOB訪問をしましょう。プライベートな情報はシャットアウト(居住地、恋愛関係など)そもそもOB訪問という就活に関した情報を聞く場で、プライベートに関する質問や会話がされることがそもそもおかしいです。居住地ですが、実家暮らしならまだ大丈夫ですが、一人暮らしやホテルに泊まっている場合には言わないほうがいいです。何かしら理由をつけて訪れようとしてくる場合があるからです。身を守るためにうまく話をかわしましょう。(実家暮らしと言うなど)また、恋愛関係の話もシャットアウトするべきです。彼氏の有無やタイプなどを聞いてくることもあるかもしれませんが、とにかく話を切り替えましょう。恋愛に興味がないもしくは好きな人にしか興味がないと思わせることが大事です。少しでも隙を見せると、簡単に付け込まれます。参考:女子就活生OB訪問のススメこちらの記事でもOB訪問の対策法が解説されています。読みやすい文章で書かれているので、ぜひ参考にして下さい。最後にここまでOB訪問について解説してきましたが、unistyleはしっかりとした目的意識を持って行うOB訪問は就活において必要だと考えています。今回解説した対策を徹底すれば、未然に事件を防ぐことが出来ます。また、忘れないでほしいのが、OB訪問を受け入れてくれる社員の方々は悪い人ばかりではないということです。本記事で解説した対策をしても被害に遭ってしまったり、過去に少しでも辛い経験をしたことがある場合は、自分一人で抱え込まず、周りに相談することを躊躇わないでいただきたいです。最後に、改めて伝えます。「選考を有利にするから」「断ったら選考で不利になる」という社会人の言葉は絶対に信じないでください。参考:OB訪問やり方大全!OB訪問の目的から時期・質問内容まで徹底解説徹底解説!OB訪問のやり方・流れ・メリット【実際に使ってみた】Matcher・VisitsOB|ビズリーチ・キャンパス|OB訪問アプリって実際どうなの?OB訪問の極意|総合商社の社員100人にOB訪問して内定したマーチ生が伝授!総合商社のOB訪問は「依頼する」から「呼び出される」へ?選考解禁前に評価される学生たち総合商社のOB訪問でする質問の考え方
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合同企業説明会で説明ブースに座ってはいけない3つの理由
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1.企業の説明ブースで話すことはパンフレットとHPで理解できる合同企業説明会というと、企業の説明ブースに座り、人事部のかっこいいorかわいい社員さんの話を聞くというのがおなじみの風景ですが、実際に話を聞きにいけばわかる通り、話している内容のほとんどはHPやパンフレットを読めば十分に理解できるものです。中には企業側に熱意を示そうとわざわざ一番前の席に座り、熱心にうなづき、メモを取る人もいますが、合同企業説明会では誰が参加しているのかデータとして残すことは少ないために、アピールにはあまり繋がっていないでしょう。内容はHPやパンフレットを見れば十分に理解できるものだし、熱意をアピールしようとしても届いていないケースが多いというのが企業の説明ブースに座ってはいけない理由の一つです。自分がしたい質問をするというのは合同企業説明会に参加する上で非常に重要なことではありますが、席にわざわざ座らなくても、席の後ろの方から立ったまま質問をすることも可能です。2.説明ブースに座ってしまうと抜け出しづらい合同企業説明会に参加している企業の社員さんは自分の会社の説明を聞いてもらおうと企業ブースへの呼び込みを熱心にします。あまり興味がなくても社員さんが熱心に呼び込んでくれたからと一度座ってしまうと、説明の途中では中々抜け出しにくくなります。企業の説明ブースでの説明時間は短くても30分程度あることがあり、全然興味のない企業のブースに座ってしまった場合、30分丸々無駄にしてしまいますし、例え興味のある企業の説明ブースに座ったとしても上記1の通り、説明内容はHPやパンフレットを読めばわかるものです。【参考】無駄な業界研究は不要〜大事なのは自分なりの企業選びの軸〜3.合同企業説明会では社員とのコネクションを作るべしさてそれでは合同企業説明会がまったく意味のないものかというと決してそんなことはありません。合同企業説明会でするべきことは「社員とのコネクション作り」です。合同企業説明会ではそれこそ20社近い企業の社員さんが集まります。上記の通り、呼び込みの応援で来る社員さんもいらっしゃるため、かなりの数の社員さんと出会う機会があります。ここですべきことは、社員さんの名刺をもらい、その後OB訪問という形で話を聞きにいくということです。OB訪問であれば、企業説明会のブースでするような通り一遍の説明ではなく、その人個人の仕事について深く聞くことができますし、ESや面接の練習に付き合ってくれる心優しい方に出会えるかもしれません。応援でかけつけている社員さんは企業のブースが始まってしまえば暇なことが多いので、忙しくなさそうな社員さんに直接話しかけて名刺をもらうことができれば後日メールをして、OB訪問のアポ取りをお願いしてしまいましょう。特に自分の行きたい企業に身近な先輩がいない時に合同企業説明会で出会ってOB訪問するというのは有効な手段になります。一日に何人の社員さんとコネクションを作ることができるか目標を持って参加するとより効果的な合同企業説明会になるかもしれません。下記コラムは実際に合同企業説明会での名刺獲得に挑戦してくれた就活生による寄稿ですので参考にしてください。【参考】合同企業説明会で志望企業の方から名刺を貰えるか、実際に挑戦してみた最後にもちろん上記以外の参加方法もあります。合同企業説明会では敢えて、HPもパンフレットも読む気がしないような興味の持てない会社の説明ブースに参加して興味の幅を広げることで自分にぴったり合う企業を見つけた内定者もいました。大事なことは何事も「目的意識」を持って参加すること。社員さんの呼び込みに応じて説明ブースにぼーっと座って説明を聞く様なことがないようにしてもらえればと思います。「目的意識」を持った小さな行動の積み重ねが就職活動までの数ヶ月で大きな差になります。成果をあげたいと思ったら是非とも意識していただければと思います。また、2月から合同説明会「レクミーLIVE」が21卒対象で開催されます。以下のページからお申込みできるので、是非活用してみてください。▼お申し込みはこちらから【過去参画企業(抜粋)】三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、サントリー、三菱地所、野村総合研究所、アマゾンジャパン、トヨタ自動車、ベイン・アンド・カンパニー、ユニリーバ、P&Gジャパン、楽天などunistyleに掲載中のインターン・企業説明会情報はこちらからphotocredit:SebastiaanterBurgviaFindCC
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【第2回:現役コンサルタントが語る】コンサルの面接・GDで評価されない典型と「処方箋」
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株式会社コーポレイトディレクション(CDI)の現役コンサルタントによる全4回のシリーズ寄稿です。**********【前回の記事はこちら】▶︎▶︎▶︎**********前回のコラムでは、私達がGDで見たい能力は、フェルミ推定やフレームワークといった表面的なメソッドの応用力ではなく、問題を前にしてその場で考え議論する力だということをお伝えしました。今回は、そのような力を実際にどうやって評価しているのかを紹介することを通して、コンサルに求められる根源的な能力をお伝えしたいと思います。まずわかりやすいように、あまり一緒に働きたいとは思わないな、と思う学生さんの例を挙げたいと思います。①フレームワーク偏重のコンサル「かぶれ」学生前回の繰り返しですが、SWOTなどのフレームワークを持ち出して整理して終了する「コンサル君」パターンです。フレームワークは使い方によっては素晴らしいツールになります。ですが、学生さんのGDだと整理して終わってしまい、ディスカッションが発展しないことが往々にしてあります。やはりフレームワークはツールでしかないのです。いわゆる対策本などを使って知識面の勉強をすること自体はとても歓迎すべきことです。しかし、フレームワークを使えるようになるだけでは、答えの無い問題を前に自分の頭で考え議論する力は身に付きません。GD対策やケース面接対策の本の使い方としては、読み物程度に捉えて、普段の生活の中のちょっとした時間で考えてみるというのが一つの付き合い方かなと個人的には思います。勉強することの目的を、効率良くフレームワークを勉強してさくっと通ろうくらいに考えているのだとすれば、そういう人は考え続けるというコンサルの仕事にはあまり向いていないと思います。②議論が進展していない、「みんな違ってみんないい」これもありがちなのが、考えたことを順番に発表するだけで、議論になっていないパターンです。発表すること自体が悪いのではなく、その後議論が進まない/各人の頭の中が平行線で終わってしまうことが問題です。例えば、何かの商品のターゲットセグメントを特定するというお題があったとしましょう。サラリーマン向けが良いと言う人もいれば、主婦向けが良いと言う人もいれば、高齢者向けが良いと言う人もいるかもしれません。全員がそれぞれの意見を発表して、誰の言うことも一理ある。それではみんなの意見を全部取り入れて、・・・といった方向に進む経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。かなり単純化していますが、議論が平行線というのは、こういったことです。散発的なアイデアが出るだけで、議論がなされない。これではいわばグループ面接で、グループディスカッションではありません。議論するということは、みんなそれぞれ一理ある意見を持っている中で、どういう基準で優先順位を付け、さらに良い打ち手に発展させるか、まずその道筋を決めるところから話し合って、合意形成をしながら話を進めていくということです。③和をもって尊し、無闇に他者の意見に迎合ありがちな3つ目は、意見のぶつかり合いは起こさず、時間内に戦略の答えを出すことを最優先する姿勢です。この点は正直色々な考え方があると思いますので、特にCDIの見解ということで受け取っていただきたいと思います。数十分という制限時間の中で、ゴールまでたどり着くことは確かに大切です。「あと5分だからとりあえずまとめに入りましょう」という発言、しばしば見られますよね。しかし、現実を考えると、考えるべきことが考えられていないのにとりあえず出した結論に、何の意味があるのでしょうか。先のターゲットセグメント特定の例で言えば、「とりあえずサラリーマンと、主婦と、高齢者のそれぞれがどれも有望だと思います」と言われても、何の納得感もありません。本当に議論すべきところで徹底的に戦う。仮にそのために時間を使って時間内に結論までいかなくとも、きちんと議論をすることの方が本質的に意味がある、というのがコンサルタントの考え方です。「体質改善」を前提とした、「処方箋」ここまで散々ダメ出しをして、「どうしたらいいのか早く結論を言ってくれ」とお思いの方も多いことでしょう。前回も書かせていただいた通り、私達が見たいと思っているのは、答えの無い問題を前にしてその場で考え議論する力、というコンサルタントに求められる根源的な素養です。つまり、あまり対策によってどうにかなるものではないので、「処方箋」など無いという身も蓋もない話になってしまうのですが(笑)、それでも素養を引き出すための手段はいくつかあると思っています。選考の場で実践するというよりは、どちらかというと普段から少しだけ意識すると良いという、「体質改善」に近い意味合いで、受け取っていただきたいと思います。一見取っ掛かりの無い問題について他人と議論するためには、議論の「土俵」を作ることが必要です。最初に議論の道筋を作って、いまどの地点にいるのかを全員で合意しながら進める。問題の内容にもよりますが、例えば、解決すべきことは何で、どういう世界観が実現できれば良いかという目標として「理念レベル」の話を最初に固め、それを実現するための方法論としての「戦略レベル」、より具体的な行動案である「戦術レベル」の話に落とし込んでいくという形で、議論のレベル感を意識することは一つの有効な手段です。この道筋に則ると、前述の散発的なアイデアの出し合い(いわゆる「アイデアフラッシュ」)は、戦術レベルの意見の出し合いということになりますが、どういう世界観をいかにして作るかという理念レベル、戦略レベルの話が固まっていないと、どのアイデアが良いか議論ができないということに気付くはずです。議論の「土俵」を作るとは、例えばこういったことです。ただし、学生の段階できちんと議論をリードして結論まで行き着くことは少ないので(もし完璧にできたら、即採用というレベルだと思います)、ポテンシャルを見ている部分も大きいです。実際に、コンサルタント自身も、入社して毎日毎日鍛えられる中で、数カ月・数年かけてやっとできるようになっていくものです。あくまでCDIの場合ですが、例えば下記のような学生はポテンシャルがあるとして好評価することが多いです。●「同じ土俵」に誘導しようと「試みて」いるこちらは前述の通りです。完璧にできなくとも、チャレンジしようとしていること自体は評価しています。●発言の視点・切り口が面白い普段から色々なことに興味を持ちアンテナを張っていると、取っ掛かりの無い問題に対しても自分独自の意見が言えると思います。常に変わっていく問題に直面するコンサルタントとして、有望な資質です。●考えることが好き前述の通り、コンサルタントとは考えることが仕事なので、呼吸するように考えられる人はとても資質があります。議論の場であれば、例えば「そもそも」といった発言で前提を問いただそうとする人は、いいな、と思います。CDIのGDでは、困っている人から相談を受けて答えを出す、という仮想ケースのパターンが多いのですが、相談主がそもそも何に困っているのかという「お題」の裏側まで想像力を働かせようとする人は、人の悩みの根本的な原因を考えることを自然にできる人なのだろうと思います。逆に多いのは、「お題」を「文章問題」として捉えるパターンです。一言一句に線を引いて、「ここにこう書いてある」ということを細かく主張するばかりで想像力が働かない人は、リアルの悩みも「文章問題」として考えるのだろうな、と思ってしまいます。(完全に余談ですが、大学受験制度の弊害かもしれません)また、早急に答えを出そうとせず、考えるべきことをきっちり考えようとする粘り強さを持つ人も、ぜひ一緒に働きたいです。コンサルティングは客商売なので、相手に嫌な思いをさせる言い方をするような、ただ相手の意見に突っかかるだけの人は向いていないことは確かです。ただし、円滑にコミュニケーションを取ることだけに偏重して粘り強く考えることをしない人よりは、確実に資質はあります。ただニコニコしている/相手の意見を聞くだけ/板書するだけ、という人は、答えの無い問題に対して自分の意見を言わなければならないというコンサルタントとしては、物足りないと感じます。ここまで、即効的な「処方箋」というよりは、コンサルタントとしての真の資質を付けるために長期で取り組むと有効なことや、こういった資質を求められる存在にそもそもなりたいかどうかを考えるきっかけという形で、お伝えできたかなと思います。次回以降は、こういった資質がなぜ求められるかについて、コンサルタントの仕事の本質的な価値をより詳しくご紹介することで、より深く理解してもらえるような内容を考えています。なお、今回の内容を表面的に実践する、例えば、やたら「理念、戦略、戦術」とか「そもそも」などと言っても、簡単にばれますので、あしからず(笑)。「体質改善」をしないと、意味がありません。シリーズ一覧▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎【筆者紹介】佐藤沙弥(さとうさや)京都大学経済学部卒業後、コーポレイトディレクション(CDI)に入社。IT事業会社の新規事業開発支援、食品会社のマーケティング戦略立案、サービス事業会社の店舗網再構築のアドバイザリーなど、消費者向けサービス提供会社のプロジェクトを中心に経験。CDIの新卒採用活動にも携わる。◆CDIのホームページはこちら
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営業タイプor企画タイプ!?リクルートの採用方針に見る企業が求める人材の変遷
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「」でも内定者に書いてもらいましたが、リクルートは分社化してからより明確に採用したい人材に変化があるように感じられます。古きよきリクルートの社員というと、どちらかというと猪突猛進の営業マンタイプの人が多く、リクルートの社員であればどんな商材も売れるといったタイプの人が多かったように思います。一方で、最近では受験サプリ、Airレジなど様々な新規サービスをリリースし、またアメリカのindeed買収をはじめとする巨額買収を繰り返すなど、営業だけでなく新規事業やM&Aに積極的な印象を受けます。ビジネスモデル環境の変化からか、内定者や転職者の質も変化してきているという話を中で働く人や内定者から聞いていますので、今回はそれについて説明したいと思います。競争力のあるサービスが生まれた段階では、営業マンタイプが欲しい企業の成長サイクルとして、サービスが生まれてある程度認知されてからは浸透させるために営業マンタイプの人材が欲しくなります。例えば、リクナビがネットで生まれてからは市場のシェアを取るために優秀な営業マンがそれこそ全国に散らばりリクナビという商品を売りまくりました。ゼクシィも同様に1993年に創刊してからじわじわと部数をのばし、一気にのばす段階で営業マンタイプの人間を大量に採用したと言います。近年では、受験サプリの営業に力を入れているらしく、各カンパニーの優秀な営業マンが受験サプリの営業として全国の各高校に売って歩いているようです。このように競争力のあるサービスが生まれてその認知を促進する段階では、いわゆる古きよきリクルートの人のような営業マンタイプの人材を多く採用する傾向にあります。2000年代のリクルートはリクナビ、ゼクシィなどの商品の成長がまだまだ見込めたためにそういった営業マンタイプの人材を多めに採用していたようです。サービスの競争力が低下したり成長が鈍化した段階では、企画タイプの人材が欲しいリクナビで言えば既に市場の大部分を牛耳っており、ゼクシィについても国内についてはかなりのシェアを占めるようになり、必然的に成長が鈍化しています。そのため営業の方法としても同業他社からシェアを奪われないようにする守りの戦いがメインになり、優秀な営業マンが活躍できる土壌も減ってきます。そのためサービスがある程度成長した段階では、優秀な営業マンタイプの人材よりも新たな新規サービスを生み出すことのできる企画系の人材を多数採用したくなります。近年はリクルートも企画タイプの人材を採用している傾向が強く、特に販促系のリクルート各カンパニーは、自分でサービスを生み出し大きく育てたいといったタイプの人が多いように感じられます。上記の通り、既存のサービスの成長が鈍化しており、Airレジや受験サプリなど次の成長分野になるサービスを生み出したり、買収して提携するなどして生み出せる企画系の人材を欲していると考えられます。ベンチャー企業も同様に、営業タイプが欲しい会社と企画タイプが欲しい会社が存在する「ベンチャー企業に行けば、新しい事業にスピード感を持って取り組める」と短絡的に考えて受けてしまう人も多いのですが、ベンチャーも上記と同様に営業タイプが欲しいのか企画タイプが欲しい会社なのか明確に存在しています。多くの場合、「ベンチャー」というフェーズから抜け出し上場しているような企業の方が企画タイプを欲しているように思います。上記の通り、既存サービスの成長力が鈍化している時に新規サービスが生まれる傾向にあるため、既にイケてるサービスをリリースして市場のシェアを奪う段階では営業マンタイプが欲しいのです。だからこそDeNAのように既存のソーシャルゲーム市場がシュリンクして別事業に転換せざるを得ないような企業や、アメーバ事業の成長が鈍化し、スマホ分野に移行したサイバーエージェントのように、少し成長力にかげりが見えるものの、キャッシュは豊富にある企業の方が企画で新しいサービスを生み出すことにフォーカスします。ベンチャーならではのスピード感で事業を生み出したいと考えてベンチャーを志望すると、上記のように営業マンタイプが欲しいだけの会社で企画を志望することになりミスマッチになることも考えられます。企画タイプをそこまで欲してない銀行・証券、不動産営業企画による商品の差別化が難しい業界においては常に営業マンタイプが求められることになります。特に銀行や証券などは差別化の難しい金融商品を扱っており、そうした企業においてはとにかく商品を売ることのできる営業マンタイプを多数必要としており、企画タイプの人材は多数の営業マンの中に少数いればOKと考えているように感じられます。同様のことが不動産営業についても言えるでしょう。不動産営業については多くの業者がレインズという不動産の管理サイトを利用しており、商品や企画力による差別化が難しくなっています。不動産ディベロッパーのように商品そのものを生み出すことができる企業であれば別ですが、その販売を行う会社となると常に営業タイプの人材を欲するようになります。最後に営業タイプ、企画タイプに優劣があるわけではなく、それぞれ向いている人と向いていない人がいると考えてください。営業タイプの人が企画タイプの仕事に入社してしまうとその力を発揮できないでしょうし、逆もまたしかりです。また自分としては企画タイプの仕事を望んだとしても、テストや面接を通して、企画タイプには向いていないと判断されるケースももちろんあります。冒頭で紹介したリクルート内定者は、「モチベーションの源泉が違う」と言われて志望度の高かった販促系のカンパニーに落ちてしまっていますが、そういった志向性も企業としてはよく見ているということでしょう。自分自身の志向性がどちら向きなのか最後までわからない部分もあると思いますので営業タイプの人材が欲しい企業も企画タイプの人材が欲しい企業も両方とも受けながら結果で判断してみるというのも一つだと思います。企画タイプの企業に入りたいから、営業タイプの企業に入りたいからと嘘の志向性を話すことは見破られることがそもそも多いですし、見破られずに入社したとしても向いてない仕事を続けるのはなかなか辛いものです。ぜひ正直に自分自身の経験や考えを話して評価してもらってほしいと思います。photobyMartinThomas
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出世したけりゃ土日は勉強!死ぬ程勉強する銀行員の実態
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こんにちは、以前にUnistyleでインターンしていた都内支店勤務の銀行員1年目です。入社してはや4ヶ月が経ち、仕事にも慣れてきました。いや語弊がありました、「勉強漬けにも慣れてきました」の間違いでした。今回の記事では、某銀行の入社1年目のスケジュールを例に、「いかに銀行員が勉強するか」ということや、番外編として「土日は何をしているのか」について書いてみたいと思います。1年間のうち3ヶ月は研修、担当先を持つのは1年目後半メガバンクであれば、研修を実施する期間に差こそあれど、1年スパンで見ればトータルの研修期間は3ヶ月位です。財務・簿記・外為・内為・法務・証券など、1年目に学ぶことは大量にあり、研修期間は(人によっては)睡眠時間を削って死ぬほど勉強します。研修が落ち着く頃には担当先を持ち、お客様回りをすることになります。銀行によっては年度末にセンター試験のような、上記科目のまとめ試験があり、そこでの成果が1年目の成果と言われるところまであります。筆者の銀行はだいたい1ヶ月毎に研修があるパターンなので、それを例としてこれまでの生活を振り返ってみます。平日:業務中も勉強、帰ってからも勉強サブタイトルの通りなのですが、平日はとにかく勉強します。業務中は銀行内で扱う処理やプロセスの勉強、タスクが与えられていないときは研修の事前課題と銀行にかかってくる電話を取る電話番という感じです。業務中は研修の事前課題が進まないことが多いので、定時ちょっと過ぎに帰社して、友達と飲みに行く誘いを泣く泣く断って疲れた身体に鞭を打って家に帰って勉強します。「いや筆者さん勉強しすぎでしょ。」と思うかもしれませんが、大学生の勉強やテストと一緒にしていると痛い目を見ます。大体の銀行では研修中に理解度テストがあるのですが、その点数は研修中貼りだされるだけでなく、支店の管理職にも還元されます。研修で悪い点数を取った行員には罵声が浴びせられ、同期からはバカの烙印が押され、支店に帰ったら上席から詰められたりと、単位を落としても来年取ればいい大学生とは違って銀行員の場合、自分のキャリアがかかっています。ちなみに他の銀行の友達の言うところによると、そのテストに落ちると次回の研修で追試があり、どんどん勉強量がかさんでいき、負のスパイラルと言っていました。故に死ぬ程勉強する(やつもいる)のです。では休日はどうか。ここまで読み進めている皆さんはもうその答えがわかっていそうですが、実際は想像の斜め上を行っています。休日:勉強、ときどき社会貢献活動・ゴルフ平日の延長線上で、土日も勉強します。事前課題が終わっても簿記やFPの勉強をします。しかし、勉強がしたくても勉強できないときがあります。それが休日返上で支店の属する地域のお祭やゴミ拾いに参加するケースです。これはかなりの曲者で、某支店では花火大会の場所取りのために1年目が朝6時から河川敷に場所取りを命じられたり、この暑い中神輿を担いで10km行脚する同期もいました。他にも支店のゴルフ大会に参加するため1年目が車で参加者を送り迎えしたりと、2ヶ月に1回くらいのスパンで土日が消え去ります。銀行員も大変だなと感じた瞬間でした。勉強も終わり、行事もないとき、初めて遊ぶ時間が生まれます。それだからか、最初のうちは同期の多くが大学時代に付き合っていた相手方と別れたなんて話をよく聞きます。勉強を耐えぬいたその先この記事を読んでいる方の中には「テストは追試にならない程度にちゃんとやれば遊べるのでは?」と考えている方もいるでしょう。実際筆者の周りにもそうやってうまくやっている奴や、事前課題を横流しさせて適度にサボっている奴もいます。それもありだと思うのですが、結局は自分に返ってくるのだなと考えています。どういうことかというと、テストや事前課題だけできても、それらを業務で活かすとなるとまた話は違っていて、業務に活かすレベルで習熟させるとなるとおそらく死ぬほど勉強しなければ無理だと思います。お客様を持った後も、死ぬ程勉強していればそれだけ彼らのニーズに応えられる適応範囲も多いでしょう。しっかり勉強しただけやはり教えてもらえる業務の理解度も違うなと感じるこの頃なので、筆者としては1年目は死ぬ程勉強したほうがいいのかなと思っています。余談ですが、地方配属の方がテストの成績が良かったりします。同期はいつも地方では友達もいないし勉強以外やることがないとぼやいていますが、誘惑の多い首都圏で働く同期との点数の違いはやはり勉強しているかどうかなのかなと感じます。最後に勉強を苦だと感じない、自分のキャリアのために欲を捨てられる修行僧のような方が銀行には向いています。大学の理系だったということではない限り、勉強量は大学生の時よりも格段に増えます。これから銀行に入行される方も銀行を志望する方も、上記のことは気に留めて覚悟して銀行に入ると、入行後にギャップを感じることも少ないのではないでしょうか。photobykathryn
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伊藤忠商事の出世部署「業務部」について
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どの企業にも出世部署、エリート社員が集まる部署というものが存在します。純利益総合商社No1の座をついに射止めた伊藤忠商事においては、「業務部」という部署が出世部署の一つとして知られています。今回はこの業務部を紹介するとともに、どういう部署が出世部署と呼ばれるのかについても考えていきたいと思います。不毛地帯の主人公のモデル瀬島氏も所属した業務部とは伊藤忠商事における業務部とは、各営業部門から選抜された社員が所属する社長直轄の組織です。参考:伊藤忠商事組織図業務部の役割とは業務部の役割は、社内の各営業部の情報を収集して社長に進言を行い、中長期の経営計画の策定から成長戦略に繋がる全社的プロジェクトを進めるといったことまで行う部署です。経営に直結する決算や投資などの情報収集を絶えず行い、社長・経営陣と情報を共有しながら、大きな会社の今後を考えていく部署になります。社長や経営陣とも話す機会が多い部署のため、選抜される社員も30、40代前後の油の乗った社員が多く、選抜されて業務部を経験した社員は、元の営業部に戻る際もいいポジション・役職で戻っていくことが多くあります。参考:商社のIR戦略とトップのIR活動参考:室伏稔(16)瀬島龍三さんちなみに山崎豊子氏の小説「不毛地帯」の主人公のモデルである伊藤忠元会長の瀬島氏も業務部に所属しており、業務本部長として、伊藤忠商事の様々な案件に重要な役割を果たしたと言われています。不毛地帯(第1巻)(新潮文庫(や-5-40))参考:Wikipedia瀬島龍三歴代社長の多くも業務部に所属伊藤忠商事はこれまで11人の社長がいますが、確認できるだけでもそのうち3名が業務部を経験しています。第七代社長である米倉功氏と第九代社長である丹羽宇一郎氏は業務本部長を務めています。第八代社長である室伏氏は前述の瀬島氏が業務本部長の際に業務部員であったと言われています。参考:室伏稔(16)瀬島龍三さん社長・取締役との密なコミュニケーションができる部署が出世部署になる傾向伊藤忠商事では業務部が出世部署として知られていますが、他の会社でもこういった出世部署のようなものは存在しているでしょう。意外かもしれませんが、経営陣と直接交渉する機会の多い「労働組合」は多くの企業で出世部署として知られています。社員の代表として、経営陣・取締役とやり取りをするために、それなりに評価の高い社員が労働組合に抜擢されることおよび、労使協調路線を取るために、出世ポジションとして労働組合を置くことで、円滑な企業運営を進めたいことなどが原因として考えられます。参考:Wikipedia労使協調その他にも、全社の決算数字をまとめて、今後の方向性についても考える経営企画部や、全国転勤のある部署などにおいては本社の人事部が出世部署として認知されているケースがあります。大ヒットドラマ半沢直樹の悪役「浅野支店長」も元々は人事部出身であり、その権威を利用しようとするシーンが見受けられます。最後に出世部署についても、いきなり配属されるのではなく、仕事ができると評価された上で配属されます。社長や経営陣と直接コミュニケーションを取る機会も多い部署が出世部署になるケースが多いため、重責に耐えられる優秀な人材を選抜して送り込んでいます。そしてそういった人の多くは出世部署に配属されずとも評価されて出世することも多いので、出世部署に配属されるかどうかを考えるよりも、目の前の仕事に一生懸命取り組んだ上で、評価されることが第一であるとはどの会社員も理解しています。出世部署に配属されようともがくのではなく、どんな仕事でも持ち場で評価されるように地道に頑張ること、それが出世の近道なのかもしれません。
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外資系企業の就活スケジュール|ある内定者の記録
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大学3年生の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。「就活なんてまだまだこれから」そう考えている方が大半かと思います。今回のコラムは、15卒外資系金融内定者の方から寄稿頂きました。ちょうど去年の今頃から準備をスタートし、見事内定を獲得した方の行動記録です。是非全てに目を通して、今後の就職活動の参考にしてみて下さい。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・6月〜7月:エントリー・インターン準備・8月〜9月:サマーインターン参加・10月〜11月:説明会・本選考(ES、筆記試験)・12月:本選考(面接)・最後に6月〜7月:エントリー・インターン準備私が就職活動を始めたのは6月でした。漠然とUnistyleや外資就活ドットコムで夏のインターンを募集している企業を調べて、締め切り内にESを出すようにしていました。私は12社ほどエントリーしましたが、出せる人は出せるだけ出すべきだと思います。理由は以下の3点が挙げられます。①面接の練習になる言うまでもなく面接をこなすことは非常に重要です。私は夏のインターン時の面接と本選考の時の面接とでは言っていることが全然変わっていました。面接官に何を言ったら響くのかを考える作業が、本選考から就職活動を始めた人よりも長かったことが理由だと思います。②ジョブの練習になるこれは特にコンサルティングファームや投資銀行部門を目指している方に言えることですが、こういったところの多くでは、本選考の際に面接が進むに連れてジョブが課せられます。大体はグループを組んで何かを発表するものですが、一人でやらされるものもあります。本選考の際のジョブではこの夏のインターンを経験したかどうかが非常に大きいです。知識は問わないとか多くの企業は言いますが、最低限の考え方は見ているし、興味があるかも見ています。夏のインターンに参加して、課題への取り組み方を学び、業界に興味があることを伝える口実を作っておきましょう。③本選考が楽になる多くのインターンに合格すると、日程が被ってしまうこともあります。断ってしまうと、本選考で不利になるなどと私も考えていたことがあります。確かにそういう企業もあるかもしれませんが、多くの企業が本選考に呼んでくれて、不利だとは一切感じませんでした。やはりインターンの合格を出したにも関わらずインターンで見られなかった人材は、もう一度しっかり見たいという企業側の心理が働いているのだと思います。また、インターンに応募しすぎて、沢山落ちることも不安になりますよね。私も多くの企業に実際に落ち、本選考で不利になると思いました。確かにインターンに落ちた数社は本選考のESで切られましたが、ある外資系投資銀行からは内定を頂けました。こればっかりはご縁ですが、本選考にとっておくメリットよりも夏のインターンに挑戦するメリットの方が遥かに大きいと思います。6月中旬あたりにESの提出を締め切る企業が多く、7月に面接のラッシュが始まると思います。私は、31日間のうち、18日間面接が入っていました。気をつけていたこととしては、面接で聞かれたことと答えたことをメモするようにしていました。友達との情報交換にもなるし、うまく答えられなかった質問・面接官に響かなかった質問への答えを改めて考える良い機会になります。8月〜9月:サマーインターン参加8,9月は合格したインターンが始まります。私は7社のインターンに参加しました。遊ぶ時間は減ってしまいましたが、こればっかりは我慢するしかありません。旅行に行きたい人などはインターンの時期を固めるといいかもしれません。長期のインターンに参加するのもいいとは思いますが、面接でこの業界ではこう感じたなどと話せるネタにもなるので私は多くの業界・企業のインターンに参加できるように最長でも5日間のインターンに参加するようにしていました。夏休みの過ごし方としてやっておくべきことを挙げておきます。①友達作り夏のインターンに参加している人は優秀な人が多いです。彼らが外資や日系の本選考の内定を取っていく人達なので、情報交換にも有意義ですし、飲み友達も増えます。少々面倒くさいと思いますが、なるべく壁を張らずにフランクに交流することで自分にその益は返ってくると思います。②フェルミ推定と問題解決の本をやるこれはコンサルティングファームを受けようとしている人に特に言いたいのですが、フェルミ推定と問題解決の対策はすべきだと思います。10月から本格的にコンサルティングファームの筆記試験が始まりますが、一部の天才を除いては対策したかどうかが大きなカギを握ります。10月になってしまってからでは、あまり時間もないしダラダラしてしまうものなので、面倒なことは早めにやってしまいましょう。テストセンターなどもやれれば最高だと思います。③新聞を読む癖をつける新聞を読んでいると、偶然読んだ記事が面接で生きることが何度もありました。特にアベノミクスや消費税についてなどは、新聞のコラムに書いてあったことをあたかも自分の意見のように言えますし、グループディスカッションでも『日本人観光客を増やすには』などのお題の時、以前に『中国からの観光客を増やそう』というコラムを読んでいたので効果は抜群でした。いつか活きるかもしれないことを信じて新聞は読みましょう。絶対に活きます。④いっぱい遊ぶずっと真面目なことばかりしていても、飽きてしまうし長続きもしないので息抜きも大切です。私はインターンの無い日は、夜は基本的に大学の友達と飲みに行ったり、家でダラダラしていました。そんなにいつも勉強していたりする必要がないので、受験の時とかより自由に使える時間は全然あります。10月〜11月:説明会・本選考(ES、筆記試験)10月は外資系企業の説明会のオンパレードです。暇なら全部行けばいいし、授業や研究や筆記試験の対策で忙しい人は業界で2社ずつぐらい行けばいいでしょう。正直どの会社もやっていることはさして変わらず、うちの会社の人が一番ですと言っているのが実際の中身なので、業務内容を一通り言えるようにしたら十分でしょう。私は、10月はあまり就職活動をやらなかった記憶があります。息抜きも大切です。注意すべきこととしては、説明会に申し込んだのなら行くか、しっかりとキャンセルしましょう。無断で行かなかったりするとそのデータが残ることも多いのでオススメしません。11月は外資系投資銀行のESの締め切りが多く、コンサルティングファームはもう面接が始まります。注意点を少し挙げておきます。①Webテストや筆記試験の出来は非常に重要Webテストや筆記試験の成績というものは内定が出るまでずっと関わってきます。皆さんのひとまずのゴールは筆記試験を通過することではなく、内定を取ることのはずです。(勿論これが究極的なゴールであってダメなのですが)一次面接などで面接の評価が全く同じだった二人の学生がいたとして、上に行ける枠が一個しかないとすると、上に進めるのは筆記試験の成績が良い学生の方です。初めて自分と会う面接官が履歴書で、まず最初に見る場所は筆記試験の点数らしいです。くだらないと思いますが、文字ばっかり書いてある紙に数字があるとそこを最初に見てしまうものらしいので、そういうものだと割り切って、筆記試験で良い成績を取れるように頑張りましょう。②英語は文法ミスなどに注意英語の設問がある会社もあると思います。英語が苦手な方は帰国子女などに書いてもらいましょう。ここでひどい英語を書いてしまうと、面接の際に突っ込まれてしまいます。自分の予想していない箇所で突っ込まれるのは極力避けたいものです。さて、ESの提出も終わって12月を迎えると外資系は本格的な面接ラッシュです。ひどい時は一日4社の面接が入ることもありました。また、日系の説明会なども解禁されるため12月は本当に忙しい方も多いでしょう。これに研究などが加わると地獄です。勿論、外資系の内定も欲しいところですが、万が一のことを考えて外資系の面接が入っていない時は日系の説明会やOB訪問も入れておきましょう。日系の内定に近づくのは勿論ですが、外資の面接の時になぜ日系ではダメなのかを言う際のヒントになります。※4月から日系の就活が解禁になるので、外資系と被らなくなるかもしれません。そうすれば外資系の選考に集中しましょう。外資系も遅らせてきた場合は、ここに書いたように日系と外資系の同時進行の就職活動をおススメ致します。12月:本選考(面接)12月の面接に入ってからは、毎日一喜一憂する日々が続くと思います。一次で落ちたりする会社もあると思いますが、ご縁だと割り切る気持ちも大切です。外資系の内定を複数貰う優秀な学生でもどこかの会社では一次やESで落ちているといったケースも沢山あります。例えば米系のトップティアから複数内定を貰った人なども、欧州系で業績的に苦しい会社の一次で落ちたケースもありました。これといった正解は面接にはありません。全く同じことを言っても、面接官が変わると受け取られ方が当然ですが異なります。少しでも面接官の心に響くことが言えるように沢山夏から練習を繰り返し、ダメだった場所はなぜダメだったのかを考え、改善したものを次の面接に生かして下さい。そうすれば、少しずつですが上のステップに行ける確率を上げることが出来ると思います。自分なりのやり方を見つけるしかないので、あまりテクニック的なアドバイスはするべきではないと考えていますが二つだけ。①英語でも今まで聞かれた質問に応えられるようにする今までメモしてきた質問に日本語で自分なりの納得のいく答えを言えるようにしておくことは勿論ですが、それを英語でも言えるようにしておきましょう。面接でのパフォーマンスが上がることも勿論ですが、英語が来ても大丈夫だという自信になります。その自信が面接のパフォーマンスに関係してくるはずです。②面接官の名前を覚える最初に面接官の方が自己紹介をされると思います。その際に相手の名前を覚えましょう。名前を覚えるのが苦手な人は、『○○です。』と言われたら、『○○さん、宜しくお願い致します。』と言って覚えましょう。名前を覚えられて嫌な人はいません。逆質問の際などに、わざと名前を覚えているアピールをして、『△△について○○さんはどうお考えですか。』などと聞くと、しっかりコミュニケーションの基本である相手の名前を覚えられる人だとアピールできます。また、一日に何人もの方とお会いする面接だと、『○○さんと会った?』などと聞かれるので、その際にしっかりと何を話したかまで答えられるので、他の学生と差別化できます。私は12月から毎日のように面接が入っていて、説明会もなるべく行くようにしていたので週6日スーツを着ていました。多い時は、13日間連続で面接が入る日もありました。周りからはやりすぎだと言われましたが、毎日やっていると面接で全く緊張しなくなるので私にとってはあまり苦ではなかったです。これを苦だと感じる方もいると思いますが、毎日面接を経験する方が、パフォーマンスは上がると思います。私は12月から1月までの2ヶ月間、週6日スーツを着る生活を繰り返し、無事に外資系の複数社から内定を貰えました。しかし、私より何倍も優秀な人が外資系の会社からは一社からも貰えなかった事実もみてきたので、運が良かったと思います。やはり就職活動には少なからず受験よりもずっと運の要素が必要になってくるので、落ちたからといって自分がダメだとか思う必要は全くないです。私よりも何倍も優秀で私よりもずっと努力していたその学生は、結果的に大手総合商社の複数社から内定を貰っていましたし、運が絡むといっても、努力をすればどこかからは声がかかるものです。最後にいかがでしたでしょうか。いい結果を得るためには入念な準備が必要であり、本記事のようにスケジュールを事前に立てて計画的に準備をすることが大切になっていきます。時期が遅くなればなるほど、やらなければならないことが増えていき、一つ一つの準備が満足にすることができなくなってしまいます。後になって後悔しないためにも、夏のインターンから就職活動を始めて、受かる確率を少しずつ上げていってください。頑張ってください。




