メガバンクは学歴で決まる!?内定者が赤裸々に語る採用選考の実態

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最終更新日:2023年10月17日

メガバンクは学歴で決まる!?内定者が赤裸々に語る採用選考の実態

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16卒のメガバンク内定者です。

内定式も終わり、他の内定者との交流の機会も増えてきました。unistyle就活意識調査でも上位を賑わせている人気企業ですが、採用人数が多い分多種多様な学生が志望することが人気の一因だと感じます。

一方で、16卒の就職活動ではゆうちょ銀行のセミナーでの学歴フィルターがあったということが話題となりました。実際、私自身も金融機関の選考活動では学歴フィルターを感じる瞬間が多々ありました。

今回は金融機関の中でもメガバンクでの学歴フィルターについて考えていきます。

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早慶の多くはメガバンクへの就職は楽勝だと思ってる

筆者は早慶出身なので、「メガバンクは滑り止め!?慶應生による慶應生の就職活動の実態」に書かれているような「メガバンクは採用人数も多いし滑り止め感覚」というのは少なからず共感できました。私の周りでも「一応早慶だし三色のうちどっかしら引っかかるだろう」と考えている学生は非常に多いように感じました。

私も周囲の友人に「メガバンクに行きたいんだ」と相談した際は、「(早慶なのに)メガバンク行くの?もったいないからとりあえず総合商社受けとけよ」と言われたことを今でも覚えています。

赤と緑は説明会への参加が重要?説明会も学歴で括られる!?

16卒では3月1日の就職活動解禁日から説明会の予約が解禁され、上記の理由から多くの学生が「とりあえず」メガバンクの説明会やセミナーに参加したことと思います。

上記のゆうちょ銀行の例ほど露骨ではないですが、私は早慶の学生として何気なく説明会やセミナーに参加するものの、赴いた会場で前後ろ左右の学生と互いに自己紹介すると皆早慶だった、というような学歴フィルターはザラにありました。

このような括りで採用が進んでいったので、内定式まで「学歴が自分より低い学生」に出会ったことがほとんどなかったです。「企業が学歴差別をする理由」にも記載の通り、「高学歴による安心感」や「学歴差別を助長する学生側の意識」が根底にあるのでしょう。

参考までに、私自身がメガバンク三色の選考で感じた学歴偏重傾向を以下に示します。

青の場合:

説明会やセミナーの名前の一部に「先輩行員」といった触れ込みがあるものが多く、「早慶」「MARCH」「東大・一橋・東工」「日東駒専」というようなフィルターが存在していたことが考えられます。このような触れ込みのない少人数座談会への参加経験もありますが、同じ席に座った他の学生の学歴は早慶・東大でした。私の東大の友人が説明会に参加した際も、周囲は自分と同じような学歴の学生が集まっていたと言っていました。

特筆すべきは学歴よりも説明会への参加回数が重視されているということです。参加回数によってリクルーター面接のフローに乗ったり、8月1日の面接解禁日以降の面接回数が大幅に減るようでした。コース別採用を行ってはいるものの、人事担当者いわく昇進スピードに違いはないとのことですが真偽は不明です。

緑の場合:

SMBCラウンジ(セミナー名)では参加学生が全員私と同じ大学、少人数座談会では周囲の学生は自分と同じ学部、リクルーター面接では面接官の大学学部が自分と同じという徹底ぶりでした。

「ラウンジに2回参加しないとリクルーターがつかない」という信憑性のあるようなないような噂が囁かれます。確かに私はこのラウンジに2回参加した後にリクルーター面接の電話がかかってきました。露骨にリクルーター面接が5回前後実施され、私の友人の内定者も8月1日前に採用活動がほとんど終わっていたと言っていました。東大や一橋の学生はSMBCラウンジがそれ以下の学歴の学生より早い日程で行われていたようです。

赤の場合:

メガバンク三色の中で唯一説明会の参加回数を数えていないと考えられ、面接解禁日からの面接回数が人によっては10回程に及ぶ場合もあることで就活生の間では有名でした。リクルーター面接がメガバンク三色の中で唯一ないことも面接回数が10回に及ぶ理由でしょう。

「赤の説明会行くなら他の色の説明会行って参加回数稼いどけよ」と揶揄されますが、メガバンク三色の中で最も人気が高いという矛盾が存在します。このことから、友人の内定者も説明会には他の銀行と比べると足を運んでいないと言っていました。説明会や選考の際も学歴が重視されたことはなかったと感じましたが、OB訪問をした東大の行員いわく学歴がモノを言うのは入行後であり、昇進スピードに差があるとのことでした。

このような偏った採用活動から、私自身はメガバンクでは学歴が大事なんだ、入行後も学閥に左右されるのではないかという先入観に囚われていました。学歴や説明会参加回数によって面接回数が異なるようなメガバンクの採用活動の不透明さ故に、この先入観は拭えずにいます。幸い早慶出身なので、私も内定者も「ある程度のとこまでは出世できるだろう」という根拠の無い自信を少なからず持っていると思います。

参照:企業が学歴差別をする理由
→度々問題視される企業の学歴差別。本記事では「企業が何故学歴差別をするのか?」そして「学生はどう対応すればいいのか?」解説しています。

懇親会も学歴に応じて役員が参加したりしなかったり?


ご縁があって三色のうち二色から内々定を頂き、そのうちの一色の内定者懇親会に参加しました。

選考活動も落ち着いた頃に内定者懇親会に参加しました。懇親会は本社で行われ、参加者は30名ほどでした。

採用人数の多さから考えると氷山の一角であることは明らかです。参加内定者は男性:女性=7:3ほどで、役員や人事担当者も参加していました。

ここで驚いたことは、全員が早慶という括りで集められ、会社が早期に内定が出した学生ということです。内定式の隣に座っていたMARCHの内定者と交流した際には役員の方はいらっしゃらなかったと言っていたので、後になって手厚く歓迎していただいたことがわかりました。

東大レベルの学生の内定者懇親会にはもしかしたらより多くの役員の方が顔を見せていたのかもしれません。このような学歴偏重傾向は学生の間にも浸透しているようで、内定式の際の自己紹介では学歴が早慶以上の学生は最初に大学名を名乗るという傾向があるように感じました。

三井住友銀行内定者の回答

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最後に

如何でしょうか。「とりあえず内定がほしいからとにかく説明会に行こう」、「高学歴だし、たぶん内定は取れるから受けよう」というような意識を持った学生は少なからずいると感じます。

そのような意識を持って入行する学生も存在し、入行後にそのような学生と差をつけてキャリアを歩んでいきたいという思いを私自身が持っているからこそこの記事を書きました。

銀行での働き方を研究し、明確な目標を持って選考活動に臨んでほしいと思います。働き方については以下の記事を参照してください。

参照:三菱UFJ銀行|求める人材と解説付き内定者ES

参照:三井住友銀行のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ

参照:みずほ銀行|求める人材と解説付き内定者ES
→3大メガバンクのES対策記事です。社員インタビューから各社の求める人物像を考察し、ESで書くべき内容を提示しています。

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1月にエントリー締切を迎えるインターン・本選考まとめ|業界別&締切順 1月にエントリー締切を迎えるインターン・本選考まとめ|業界別&締切順 2019年も今月で終わりを迎え、就活生は本格的に就活を意識し始める頃ではないでしょうか。21卒就活市場ではすでに本選考を開始している企業もあれば、まだまだインターンを行っている企業もあります。そこで本記事では「1月に本選考・インターンのエントリー締切を迎える企業」をまとめました。早期内定が欲しいと思っている就活生や、本選考の前にインターンに参加したいと思っている就活生はぜひ参考にしてみてください。【1月に本選考のエントリー締切を迎える企業】シティグループシグマクシスアマゾン(amazon)アビームコンサルティング毎日新聞社TBS日本経済新聞社【1月にインターンのエントリー締切を迎える企業】コンサル・シンクタンク∟野村総合研究所∟PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社総合商社∟伊藤忠商事食品・製薬メーカー∟大正製薬∟ヤクルト本社∟日清製粉電機メーカー∟ソニー∟三菱電機自動車メーカー∟トヨタ自動車∟ホンダ(本田技研工業)∟三菱自動車工業化学メーカー∟三菱ケミカル∟住友化学∟旭化成銀行∟三菱UFJ信託銀行∟三菱UFJ銀行損保・生保∟三井住友海上∟あいおいニッセイ同和損害保険∟明治安田生命∟損害保険ジャパン日本興亜証券∟三菱UFJモルガン・スタンレー証券∟野村證券∟SMBC日興証券不動産∟住友不動産∟オリエンタルランド鉄道∟東京地下鉄(東京メトロ)通信∟NTTコミュニケーションズ印刷∟凸版印刷∟大日本印刷新聞・出版∟読売新聞社∟毎日新聞社∟集英社∟朝日新聞社教育∟ベネッセコーポレーション(Benesse)エネルギー∟電源開発(J-POWER)1月に本選考のエントリー締切を迎える企業ここでは、1月中にエントリー締切を迎える本選考情報を紹介します。シティグループシグマクシスアマゾン(amazon)アビームコンサルティング毎日新聞社TBS日本経済新聞社シティグループ■締切2020年1月5日(日)23:59■募集部門・オペレーション&テクノロジー・ファイナンス本選考へのエントリーはこちらシティグループの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらシグマクシス■締切2020年1月8日(水)9:00本選考へのエントリーはこちらシグマクシスの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【シグマクシスに関する記事】アマゾン(amazon)■締切2020年1月10日(金)■募集コース・Businessコース(コンシューマー総合職、AWS営業職、オペレーション総合職、カスタマーサービスマネージャー)・Specialistコース(ファイナンシャルアナリスト、サプライチェーンスペシャリスト、オペレーションエンジニア)・Techコース(SoftwareDevelopmentEngineer、AWSソリューションアーキテクト、AWSクラウドサポートエンジニア、AWSプロフェッショナルサービスコンサルタント、AWS技術トレーナー)本選考へのエントリーはこちらアマゾン(amazon)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【アマゾン(amazon)に関する記事】アビームコンサルティング■締切2020年1月14日(火)■募集職種コンサルタント職本選考へのエントリーはこちらアビームコンサルティングの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【アビームコンサルティングに関する記事】毎日新聞社■締切2020年1月15日(水)■募集職種●一般記者●写真・映像記者●校閲記者●デザイナー(グラフィック、ウェブ)●販売戦略●ビジネス部門(デジタル営業、営業・企画、文化スポーツ事業、経理、人事・総務)●ITエンジニア(ウェブシステム・コンテンツ・アプリ開発、データ分析、新聞系システム開発・運用、ネットワーク・インフラ技術)本選考へのエントリーはこちら毎日新聞社の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【毎日新聞社に関する記事】TBS■締切2020年1月17日(金)18:00■募集職種デザイン職本選考へのエントリーはこちらTBSの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【TBSに関する記事】日本経済新聞社【記者】■締切ES:2020年1月20日(月)9:00SPI:2020年1月22日(水)23:59【デジタル】■締切ES:2020年1月31日(金)9:00SPI:2020年2月5日(水)12:00本選考へのエントリーはこちら日本経済新聞社の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら【日本経済新聞社に関する記事】1月にインターンのエントリー締切を迎える企業ここからは1月にインターンのエントリー締切を迎える企業を紹介していきます。全35社のインターン締切情報を掲載していますので、自身の興味のある企業を選択して情報を確認していただければと思います。コンサル・シンクタンク野村総合研究所PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社野村総合研究所経営コンサルティングコース(3days)■締切2020年1月6日(月)正午■日程第1クール:2020年2月12日(水)~2月14日(金)第2クール:2020年2月18日(火)~2月20日(木)エントリーはこちら野村総合研究所のインターンレポートはこちら野村総合研究所のインターン選考対策はこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社【テクノロジーコンサル】AnalyticsHackathon■締切2020年1月10日(金)■日程2020年1月25日(土)エントリーはこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社のインターンレポートはこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社のインターン選考対策はこちら総合商社伊藤忠商事1DayCareerWorkshop~事業構築の醍醐味を学ぶ1日完結型Workshop~■締切2020年1月10日(金)正午■日程2020年2月6日(木)エントリーはこちら伊藤忠商事のインターンレポートはこちら伊藤忠商事のインターン選考対策はこちら食品・製薬メーカー大正製薬ヤクルト本社日清製粉大正製薬冬のインターンシップ【ビジネス総合職(営業・マーケティング)】■締切2020年1月5日(日)■日程A日程:2020年2月6日(木)~2月7日(金)◎会場:東京・大阪・広島B日程:2020年2月13日(木)~2月14日(金)◎会場:東京・札幌・名古屋・大阪C日程:2020年2月19日(水)~2月20日(木)◎会場:東京・仙台・福岡エントリーはこちら大正製薬のインターンレポートはこちらヤクルト本社【営業・管理部門】1Dayインターンシップ■締切2020年1月14日(火)■日程・2020年2月14日(金)・2020年2月18日(火)エントリーはこちらヤクルト本社のインターンレポートはこちら日清製粉オリエンタル酵母工業【工学系】インターンシップ■締切2020年1月15日(水)■日程・2020年2月12日(水)~2月13日(木)・2020年2月25日(火)~2月26日(水)エントリーはこちら日清製粉のインターンレポートはこちら電機メーカーソニー三菱電機ソニーBusinessMasterProgramOneday※3期募集■締切2020年1月7日(火)10:00■日程・市場創造型マーケティング戦略コース▶2020年2月5日(水)・グローバルマーケティング(コンスーマーエレクトロニクス)▶2020年2月1日(土)・グローバルマーケティング(BtoBビジネス)▶2020年2月8日(土)・事業戦略と経営管理▶2020年2月1日(土)技術系オープンハウス※3期募集■締切2020年1月7日(火)10:00■日程【コンスーマーカメラ】・2020年1月27日(月)・2020年1月29日(水)・2020年2月25日(火)・2020年2月27日(木)【業務用/医療機器・映像ソリューション】・2020年1月28日(火)・2020年1月30日(木)・2020年1月31日(金)・2020年2月26日(水)・2020年2月28日(金)【ライフサイエンス機器(フローサイトメーター/ライブセルイメージング)】・2020年2月12日(水)・2020年2月19日(水)【セキュリティ品質技術】・2020年2月6日(木)エントリーはこちらソニーのインターンレポートはこちら三菱電機<技術系>工場見学型ワークショップ■締切2020年1月19日(日)■日程2020年2月3日(月)~2月28日(金)※上記の日程のうち1日エントリーはこちら三菱電機のインターンレポートはこちら自動車メーカートヨタ自動車ホンダ(本田技研工業)三菱自動車工業トヨタ自動車【技術系】TechnicalWorkShop(グループワーク&座談会)■締切2020年1月5日(日)■日程大阪:2020年1月25日(土)エントリーはこちらトヨタ自動車のインターンレポートはこちらホンダ(本田技研工業)【事務系】5daysインターンシップ■締切2020年1月7日(火)■日程2020年2月10日(月)~2月14日(金)エントリーはこちらホンダ(本田技研工業)のインターンレポートはこちらホンダ(本田技研工業)のインターン選考対策はこちら三菱自動車工業【事務系】冬季インターンシップ■締切2020年1月17日(金)■日程2020年2月12日(水)/2月13日(木)エントリーはこちら三菱自動車工業のインターンレポートはこちら化学メーカー三菱ケミカル住友化学旭化成三菱ケミカル"化かせ"1dayWorkshop■締切2020年1月5日(日)■日程・2020年1月27日(月)・2020年2月5日(水)・2020年2月6日(木)エントリーはこちら三菱ケミカルのインターンレポートはこちら三菱ケミカルのインターン選考対策はこちら住友化学【事務系職種対象/住友化学】1dayワークショップ■締切2020年1月6日(月)■日程東京:2020年1月16日(木)、1月17日(金)大阪:2020年1月24日(金)エントリーはこちら住友化学のインターンレポートはこちら旭化成事務職■締切2020年1月18日(土)■日程【東京】・2020年1月16日(木)・2020年2月4日(火)・2020年2月7日(金)【大阪】・2020年2月12日(水)・2020年2月18日(火)エントリーはこちら旭化成のインターンレポートはこちら旭化成のインターン選考対策はこちら銀行三菱UFJ信託銀行三菱UFJ銀行三菱UFJ信託銀行1day業務体感プログラム【東京】■締切2020年1月5日(日)23:59■日程2020年1月14日(火)【大阪】■締切2020年1月12日(日)23:59■日程2020年1月22日(水)エントリーはこちら三菱UFJ信託銀行のインターンレポートはこちら三菱UFJ銀行CareerdesignInternship【東京開催】■締切2020年1月7日(火)■日程2020年2月5日(水)~2月6日(木)CareerdesignInternship【名古屋開催】■締切2020年1月9日(木)■日程2020年2月12日(水)~2月13日(木)CareerdesignInternship【大阪開催】■締切2020年1月14日(火)■日程2020年2月17日(月)~2月18日(火)エントリーはこちら三菱UFJ銀行のインターンレポートはこちら三菱UFJ銀行のインターン選考対策はこちら損保・生保三井住友海上あいおいニッセイ同和損害保険明治安田生命損害保険ジャパン日本興亜三井住友海上アクチュアリーインターンシップ■ES締切2020年1月6日(月)17:00※WEB適正検査締切:1月6日(月)19:00■日程2020年2月1日(日)、3日(月)~5日(水)MS部支店インターンシップ(職場受入型)【東北エリア】■締切2020年1月6日(月)■日程2020年2月5日(水)~7日(金)【静岡エリア】■締切2020年1月6日(月)■日程2020年2月20日(木)~2月21日(金)【関西エリア】■締切2020年1月10日(金)■日程2020年2月24日(月)~2月27日(木)【四国エリア】■締切2020年1月10日(金)■日程2020年2月25日(火)~2月27日(木)【東北エリア】■締切2020年1月13日(月)■日程・岩手:2020年2月17日(月)~2月19日(水)・福島:2020年2月12日(水)~2月14日(金)【中国エリア】■締切・岡山:2020年2月7日(金)、2月10日(月)・島根:2020年2月6日(木)~2月7日(金)・山口:2020年2月12日(水)~2月13日(木)【北陸エリア】■締切2020年1月20日(月)■日程2020年2月12日(水)~14日(金)【九州エリア】■締切2020年1月31日(金)■日程・長崎:2020年2月18日(火)~2月19日(水)・熊本:2020年2月17日(月)・宮崎:2020年2月13日(水)・沖縄:2020年2月12日(水)~2月14日(金)MSインターンシップ(4DAYS・5DAYS)【東京】■締切エントリー締切:2020年1月6日(月)ES締切:2020年1月6日(月)17:00WEB適正締切:2020年1月6日(月)19:00■日程・2020年1月28日(火)~1月31日(金)・2020年2月1日(土)、2月3日(月)~2月5日(水)・2020年2月10日(日)、2月12日(水)~2月14日(金)【広島】■締切エントリー締切:2020年1月6日(月)ES締切:2020年1月6日(月)17:00WEB適正締切:2020年1月6日(月)19:00■日程2020年2月12日(水)~2月14日(金)【札幌】■締切エントリー締切:2020年1月7日(火)ES締切:2020年1月7日(火)17:00WEB適正:2020年1月7日(火)19:00■日程2020年2月11日(火)~2月14日(金)【福岡】■締切エントリー締切:2020年1月10日(金)ES締切:2020年1月10日(金)17:00WEB適正締切:2020年1月10日(金)19:00■日程2020年2月10日(月)~2月12日(火)【名古屋】■締切エントリー締切:2020年1月14日(火)ES締切:2020年1月14日(火)17:00WEB適正:2020年1月14日(火)19:00■日程2020年1月31日(金)~2月4日(火)エントリーはこちら三井住友海上のインターンレポートはこちらあいおいニッセイ同和損害保険冬季インターンシップ=アクチュアリー体験コース=■締切2020年1月19日(日)23:59■日程・2020年2月9日(日)◎会場:東京・2020年2月10日(月)◎会場:東京・2020年2月1日(土)◎会場:大阪エントリーはこちらあいおいニッセイ同和損害保険のインターンレポートはこちら明治安田生命職場体験型インターンシップ(アクチュアリーコース)■締切2020年1月27日(月)13:00■日程2020年2月12日(水)~2月13日(木)職場体験型インターンシップ(総合コース)■締切2020年1月27日(月)13:00■日程・2020年2月12日(水)~2月14日(金)・2020年2月16日(日)~2月18日(火)・2020年2月25日(火)~2月27日(木)職場体験型インターンシップ(システムコース)■締切2020年1月31日(金)13:00■日程・2020年2月14日(金)・2020年2月21日(金)・2020年2月25日(火)エントリーはこちら明治安田生命のインターンレポートはこちら損害保険ジャパン日本興亜SOMPOインターンシップ総合コース■締切2020年1月31日(金)15:00■日程2020年2月19日(水)エントリーはこちら証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券野村證券SMBC日興証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券【営業部門】Spring2daysinternship■締切2020年1月9日(木)■日程2020年2月4日(火)~2月5日(水)投資銀行部門インターンシップ■締切2020年1月9日(木)■日程2020年2月18日(火)~2月21日(金)エントリーはこちら三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンレポートはこちら野村證券営業部門冬インターンシップ■締切2020年1月17日(金)■日程・2020年2月11日(火)~2月14日(金)・2020年2月18日(火)~2月21日(金)ホールセール部門リサーチアナリストコース■締切2020年1月17日(金)■日程2020年2月28日(金)エントリーはこちら野村證券のインターンレポートはこちら野村證券のインターン選考対策はこちらSMBC日興証券SpringJob(リテールコース)■締切2020年1月17日(金)■日程【東京】・2020年2月6日(木)・2020年2月7日(金)・2020年2月14日(金)・2020年2月18日(火)・2020年2月21日(金)【大阪】・2020年2月4日(火)・2020年2月10日(月)WinterJob2019(システム/クオンツコース)■締切2020年1月17日(金)■日程【クオンツ】・2020年2月13日(木)~2月14日(金)・2020年2月25日(火)~2月26日(水)【システム】・2020年3月17日(火)・2020年3月24日(火)1DayJob(インベストメントバンキングコース)■締切2020年1月27日(月)■日程京都:2020年2月27日(木)東京:2020年3月2日(月)エントリーはこちらSMBC日興証券のインターンレポートはこちらSMBC日興証券のインターン選考対策はこちら不動産住友不動産オリエンタルランド住友不動産【総合デベロッパー住友不動産】WinterInternship■締切2020年1月5日(日)■日程2020年2月5日(水)~2月6日(木)エントリーはこちら住友不動産のインターンレポートはこちらオリエンタルランドテーマパークにおける提供価値を考え抜く!1DAYインターンシップ【テーマパークマネジメント職スーパーバイザー向け】■締切2020年1月6日(月)■日程・2020年2月22日(土):運営本部・2020年2月23日(日):コスチューミング部・2020年2月24日(月):商品本部・2020年2月25日(火):運営本部・2020年2月26日(水):商品本部・2020年2月27日(木):フード本部・2020年2月28日(金):商品本部エントリーはこちらオリエンタルランドのインターンレポートはこちらオリエンタルランドのインターン選考対策はこちら鉄道東京地下鉄(東京メトロ)総合職事務系冬の1dayインターンシップ■締切2020年1月10日(金)正午■日程・2020年2月3日(月)・2020年2月4日(火)・2020年2月5日(水)・2020年2月6日(木)エントリーはこちら東京地下鉄(東京メトロ)のインターンレポートはこちら東京地下鉄(東京メトロ)のインターン選考対策はこちら通信NTTコミュニケーションズ職場体験型インターンシップ■締切2020年1月6日(月)■日程2020年2月12日(水)~2月21日(金)※平日計8日間「ソリューションビジネス体験1dayインターシップ」■締切2020年1月25日(土)■日程・2020年1月24日(金)・2020年1月25日(土)・2020年1月26日(日)エントリーはこちらNTTコミュニケーションズのインターンレポートはこちら印刷凸版印刷大日本印刷凸版印刷【福岡】3days職場実習インターンシップin福岡■締切2020年1月5日■日程・2020年2月5日(水)~2月7日(金)・2020年2月12日(水)~2月14日(金)エントリーはこちら凸版印刷のインターンレポートはこちら凸版印刷のインターン選考対策はこちら大日本印刷ビジネスコース冬期インターンシップ■締切2020年1月14日(火)正午■日程2020年1月下旬以降エントリーはこちら大日本印刷のインターンレポートはこちら大日本印刷のインターン選考対策はこちら新聞・出版読売新聞社毎日新聞社集英社朝日新聞社読売新聞社読売College記者コース■締切2020年1月7日(火)23:59■日程・2020年1月30日(木)~1月31日(金)◎会場:東京本社・西部本社・2020年2月4日(火)~2月5日(水)◎会場:東京本社・大阪本社・西部本社・2020年2月12日(水)~2月13日(木)◎会場:東京本社・西部本社・2020年2月13日(木)~2月14日(金)◎会場:大阪本社・2020年2月18日(火)~2月19日(水)◎会場:大阪本社エントリーはこちら読売新聞社のインターン選考対策はこちら毎日新聞社1dayprogram「N検定に挑戦しよう!」■締切2020年1月10日(金)■日程2020年2月17日(月)エントリーはこちら毎日新聞社のインターンレポートはこちら集英社1dayインターンシップ■締切2020年1月14日(火)■日程・2020年1月28日(火)・2020年1月29日(水)・2020年1月30日(木)・2020年2月4日(火)・2020年2月5日(水)エントリーはこちら集英社のインターンレポートはこちら朝日新聞社メディアテクノロジーコース(1DAY)【東京本社】■締切2020年1月24日(金)12:00■日程2020年2月8日(土)【大阪本社】■締切2020年1月31日(金)■日程2020年2月15日(土)エントリーはこちら朝日新聞社のインターンレポートはこちら朝日新聞社のインターン選考対策はこちら教育ベネッセコーポレーション(Benesse)BenesseBusinessPlanSeminar■締切2020年1月14日(火)■日程・2020年2月12日(水)・2020年2月18日(火)BenesseDigitalPlanSeminar■締切2020年1月14日(火)■日程2020年2月14日(金)エントリーはこちらベネッセコーポレーションのインターンレポートはこちらベネッセコーポレーションのインターン選考対策はこちらエネルギー電源開発(J-POWER)冬期インターシップ技術系・事務系■締切2020年1月6日(月)■日程A日程:2020年1月20日(月)~1月21日(火)B日程:2020年1月22日(水)~2月23日(木)C日程:2020年1月29日(水)~1月30日(木)エントリーはこちら電源開発(J-POWER)のインターンレポートはこちら電源開発(J-POWER)のインターン選考対策はこちら最後に本記事では"1月にエントリー締切を迎えるインターン・本選考情報"を業界別&締切順にまとめてみました。冬季インターンは本選考の優遇に関わる場合も多くあり、また本選考前の実践的な練習にもなると思いますので、積極的にエントリーしてみてはいかがでしょうか。本記事を有効活用し、しっかりとスケジュールを管理した上で効率の良い就活をしてみてください。【インターン・本選考対策に関する記事】エントリーシート(ES)作成に関する記事はこちらWEBテスト・筆記試験に関する記事はこちらグループディスカッション(GD)に関する記事はこちら面接に関する記事はこちら 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上場企業社長は当たり前!?人材輩出企業「リクルート」出身起業家・経営者まとめ 上場企業社長は当たり前!?人材輩出企業「リクルート」出身起業家・経営者まとめ 2012年10月に分社化し、持ち株会社体制へ移行したリクルート。いまや人材輩出企業と呼ばれるようになりましたが、今回はそのリクルート出身の起業家および経営者を紹介します。宇野康秀(うのやすひで、株式会社インテリジェンス創業者、株式会社USEN代表取締役社会長)1988年明治学院大学法学部法学科卒業後、リクルートコスモスに入社1989年採用コンサルティングサービスを主業務とする株式会社インテリジェンスを設立。1998年父親の跡を継ぎ、大阪有線放送社(現:株式会社USEN)の代表取締役社長に就任。2010年経営の責任を取る形でUSEN代表取締役社長を退任。丁度リクルート事件が起きた年にリクルートコスモスに入社した同氏。1年後には株式会社インテリジェンスを設立。人材紹介・人材コンサルなど総合人材サービスを展開して、2000年にはJASDAQに店頭公開を果たすまでに成長させた。しかし、同氏は1998年に父親の跡を継ぎ、大阪有線放送社(現:株式会社USEN)の代表取締役社長に就任。リーマンショック後に2年間で1134億円を超える損失を出し、取締役も退任する形で経営の第一線から退き、新設されたUSENグループ会長に就任。厳しい道ばかりを歩んできた同氏。最初の困難はインテリジェンスの上場を目前にしながらも、死を間近にした父親の跡を継ぎ、大阪有線放送社を受け持った事です。二つ目の困難はリーマンショックによる赤字計上でUSEN代表取締役からの退任を余儀なくされた事です。そして一番辛かった事として同氏が語るのはインテリジェンスの売却であったとの事です。ゼロから立ち上げた会社を売るという事は自分のアイデンティティを失うに等しかったとの事です。鎌田和彦(かまたかずひこ、株式会社インテリジェンス創業者)1988年慶應義塾大学文学部卒業後、リクルートコスモスに入社1989年株式会社インテリジェンスの設立に参画。採用コンサルティング事業・人材紹介事業担当役員を歴任。1999年代表取締役社長に就任2000年JASDAQに上場上述の宇野氏と同期でリクルートコスモスへ入社した同氏。翌年には宇野康秀、島田亨、前田徹也とともに株式会社インテリジェンスを設立。設立当時は取締役。1999年には同社において人材紹介事業の立ち上げとともに、当時代表取締役社長だった宇野氏が大阪有線放送(現・株式会社USEN)の代表取締役社長に就任したことに伴い、インテリジェンスの代表取締役社長に就任。2000年にJASDAQに株式上場した事を皮切りに数々の事業を展開するとともに、2006年の株式会社学生援護会の統合をはじめとしたM&Aを積極的に推進することで、2009年度には売上高1,000億円、利益100億円までに企業規模を拡大させる。学生時代からイベントの企画などを行い、ビジネスに触れていたという同氏。起業のきっかけは当時、知人を通じて外苑前で美容院をやりたいという人の話が回り、借りる店舗のスペースが広すぎる為にその余ったスペースを事務所などに使ってくれる人はいないかという話が来た為だそうです。古川健介(ふるかわけんすけ、株式会社nanapi代表取締役)2000年早稲田大学政治経済学部在学中に株式会社メディアクリップを立ち上げる2004年同社をライブドアに売却し、ライブドアに入社2006年リクルートに入社2009年株式会社ロケットスタート(現nanapi)を立ち上げ、リクルート退社浪人時代に19歳で「ミルクカフェ」という匿名掲示板を立ち上げ、運営。大学在学中も10個程ののサイトを運営。株式会社メディアクリップとして運営していた『したらばJBBS』という2チャンネル風の掲示板をライブドアへ1億円で売却し、ライブドアへ入社を決めた。ネット業界の風雲児といわれ「けんすう」という愛称でも知られた同氏。リクルートにいた3年間は良く、仕事の幅が広がり、組織の論理も理解できたとのことです。杉本哲哉(すぎもとてつや、株式会社マクロミル取締役社長)1992年早稲田大学社会科学部卒業後、リクルートに入社2000年リクルートを退社し、インターネットを活用した市場調査(ネットリサーチ)会社、株式会社マクロミルを設立し、代表取締役社長に就任2004年同社、東証マザーズへ上場2005年東証一部へ上場2009年株式会社マクロミルワープ(現株式会社エムワープ)代表取締役社長に就任。リクルートでは就職情報誌営業部、財務部、新規事業開発室などを経た後、デジタルメディア事業部門にてデータ放送の事業化検討に携わる。2000年に株式会社マクロミルを設立し、わずか4年弱で東証マザーズに上場を果たす。1年後、東証一部へ市場変更し、代表取締役会長に就任。同年、国際的な起業家表彰制度「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーJAPAN2005日本代表」を受賞。2006年、取締役ファウンダーに就任。2007年4月から法政大学キャリアデザイン学部にて非常勤講師(現任)、早稲田大学ビジネススクール(大学院)にて招聘講師を担当。2008年4月、経済同友会幹事に就任。2009年7月、マクロミルの代表取締役会長兼社長に復帰し、現在に至る。大学では英字新聞会に所属し、就職活動当時は出版社と新聞社を志望していたという同氏、しかしそんな中、当時リクルートの人事担当だった現リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央氏と面接し、情報出版社という視点ではなく、次々に新規事業を立ち上げている企業において「自分も世の中の常識を変えるような、意義ある事業をつくりたい」と思い、リクルートへの入社を決めたとの事です。小笹芳央(おざさよしひさ、株式会社リンクアンドモチベーション代表取締役会長)1986年早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルートに入社2000年リンクアンドモチベーション設立、同社代表取締役社長就任2007年東証二部へ上場2008年東証一部へ上場2013年同氏、代表取締役会長へ就任リクルートにおける14年間の前半の7年では人事部人事採用課へ配属され、リクルートの大量採用に携わる。終身雇用や年功序列に頼るような学生は採用せずに、起業志望の学生を積極的に採用。後半の7年では自ら組織人事コンサルティング室という部署の新規立ち上げを行い、多くの経営者に出会う。その後、組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員などを経てリンクアンドモチベーションを設立。リクルートの前半7年における大量の起業志望の学生の採用は後のリクルートから多くの人材が自ら会社を興した要因の一つともいえるでしょう。多くの経営者に出会う中で、みんなが人材に悩んでいる事に注目した同氏。そこでどうやったら社員のモチベーションを上げられるのか、優秀な社員を採用できるのかを徹底的に追究し、世界で初めてモチベーションを軸にした会社を設立するに至ったとの事です。経沢香保子(つねざわかほこ、トレンダーズ株式会社創業者、株式会社カラーズ取締役)1997年慶應義塾大学経済学部卒業後、リクルートに入社1998年ヘッドハンティングで教育研修・アウトソーシングのエイ・ワイ・エー・ネットワーク入社、1999年楽天へ転職、社長特命事項や「楽天大学」など新規事業の開発に関わる2000年マーケティングなどを手がけるトレンダーズ株式会社設立、代表取締役就任。2012年東証マザーズに当時最年少上場女性社長として上場2014年同社取締役辞任。株式会社カラーズ設立、代表取締役就任リクルートでは新人営業職の中でトップの成績を上げる。1週間で550枚もの名刺を集め、新入社員で関東ナンバーワンになる。エイ・ワイ・エー・ネットワークでは新規事業の立ち上げ、100人近い人材採用などを担当。その後、創業間もない楽天へ転職、社長室や楽天大学等の新規事業を経て、26歳で自宅にてトレンダーズを創業。女性企業塾や女性ソーシャルメディアマーケティング等を展開し、2012年東証マザーズに当時最年少女性社長として上場。同社の取締役辞任後、インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業を行う株式会社カラーズを設立し、取締役へ就任。プライベートでサイバーエージェントの藤田社長と交友があるという同氏。トレンダーズの後ろ盾には藤田氏がいたとの事です。「テクノロジーの力で、一人一人の女性が輝く社会を実現する」というミッションの下、カラーズを設立したという同氏。個人と個人の繋がりが一人一人の人生をカラフルにし、女性が輝く社会を提案していくというコンセプトが会社の名前になったとの事です。須藤憲司(すどうけんじ、KAIZENplatformInc.協同創業者兼CEO)2003年早稲田大学卒業後、リクルートに入社。株式会社リクルートマーケティングパートナーズ最年少執行役員を歴任2013年KAIZENplatformInc.を米国で創業。共同創業者兼CEO。リクルートではマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、アドオプティマイゼーション推進室を立ち上げた。その後、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ最年少執行役員として活躍の後、2013年にKAIZENplatformInc.を米国で創業し、共同創業者兼CEOとなる。大学時代はサークルの幹事長をやっていたもののあまり面白くなく、早く大人になって仕事に打ち込みたいと考えていたという同氏。入社して3年間はマーケティング局にいて、人の3倍は働いたとの事です。実際に異動する時には3人に仕事を引き継いだそうです。4年目からは事業開発室に異動になって、多くの新規事業を担当したものの失敗ばかりであったとの事です。その後、AmazonやFacebookの登場に影響を受け、リクルートの退社と起業を決意したとの事です。KAIZENplatformInc.は日本の株式会社だと海外の投資家から資金を集めるのが難しく、グローバルスタンダードで勝負したいと考えた為に、アメリカのサンフランシスコで創業したとの事です。江幡哲也(えばたてつや、株式会社オールアバウト代表取締役社長)1987年武蔵工業大学(現東京都市大学)電気電子工学科卒業後、リクルートに入社2000年株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパンを設立。代表取締役社長兼CEOに就任。2004年株式会社オールアバウトに社名を変更2005年JASDAQに上場リクルートではエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後数多くの事業を立ち上げる。1996年に立ち上げたキーマンズネットにおいては、14個のネット関連特許を取得し、高い評価を得る。1998年度全国優秀システム賞受賞。2006年講談社から「アスピレーション経営の時代」を発刊。専門家ネットワークを基盤に世の中の「情報流・商流・製造流」の不条理・不合理に対してイノベーションを起こし、“個人を豊かに、社会を元気に”することを目指す。同級生のほとんどが製造業の技術職として就職していく中で、IT技術を使ってサービス業を展開していて、普通の会社の2倍、3倍の経験ができると考え、リクルートをファーストキャリアとして選択した同氏。リクルートでは周囲の優秀さに圧倒されるものの、同社が通信事業に参入するのは初めてであった為、周囲と同じ土俵で勝負できたとの事です。インターネット上で信頼できる生活情報を提供していく事業である現在のオールアバウトのビジネスについて、同氏は「ひとネット構想」と名づけ、1996年頃から構想を温めていたとの事です。1999年に次世代事業開発グループに移り、新たな事業を実現させる立場にいた事を同氏はチャンスに捉えたとの事です。そして、アメリカのベンチャー企業「アバウト・ドットコム社と出会った後に、ジョイントベンチャーを考え動き出したとの事です。父の会社を継ぐなら35歳ぐらいかと考えていた矢先にリクルートとアバウト・ドットコムのジョイントベンチャーを設立し、新社長に就任したとの事です。七村守(ななむらまもる、株式会社セプテーニ・ホールディングス取締役会長)1979年山口大学経済学部卒業後、リクルートに入社1989年同社の北関東支社長を務める1990年後のセプテーニとなる株式会社サブアンドリミナルを設立。2000年セプテーニへと社名を変更。2001年JASDAQに上場2006年持ち株会社体制に移行し、セプテーニ・ホールディングスに社名を変更リクルート時代は大阪、岡山、東京、埼玉と転勤を繰り返し、最後は埼玉の大宮で北関東支社長を務める。1990年には仲間7人で独立し、後のセプテーニとなる会社を設立。人材採用コンサルティングに始まり、ダイレクトメール発送代行、テレマーケティングや人材アウトソーシングなどの事業を手がけた。起業の一番の理由は大学時代から「いずれは独立したい」と思っていたからとの事です。ファーストキャリアはリクルートと総合商社で迷ったものの、リクルートは「給料>ポスト>プライド」であったのに対し、総合商社は「プライド>給料>ポスト」であった事から、より早く昇進できるリクルートを選んだとの事です。平尾丈(ひらおじょう、株式会社じげん代表取締役社長)2005年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、リクルートに入社2006年リクルートより株式会社じげんの創業に参画2008年リクルートグループの史上最年少代表取締役社長に就任慶應義塾大学環境情報学部の在学中に立ち上げた100社の内、2社のネットベンチャーを登記させ、その会社の代表取締役を兼任したままリクルートに入社。リクルートから株式会社じげんの創業に参画した後に25歳の若さでリクルートグループの史上最年少代表取締役社長に就任した。2010年にはリクルートグループおよびドリコムグループよりMBOし、現在に至る。大学在学中に起業を考えるようになったきっかけは高校時代にテレビで見た学生ベンチャーの特集だったという同氏。その憧れから慶應義塾大学環境情報学部を進学先として選んだものの、現実はイメージとはほど遠かったそうです。在学中に1万人と会うという企画を始め、誰もが憧れる職業の人に片っ端から会っていったとの事です。実際には3万人を超える人と会い、その中にはソフトバンクの孫正義社長やサイバーエージェントの藤田晋社長も含まれていたとの事です。この行動力はリクルートに入社しても衰えず、「10年に1人の逸材」「1ヶ月450時間労働」などの伝説が残っています。村井満(むらいみつる、日本プロサッカーリーグ理事長:Jリーグチェアマン)1983年早稲田大学法学部卒業後、日本リクルートセンター(現在のリクルート)に入社1988年リクルート事件と時を同じくして営業部門から人事部門に異動2000年人事担当執行役員に就任2004年本社執行役員兼リクルートエイブリック(現在のリクルートキャリア)代表取締役社長に就任2011年リクルート・グローバル・ファミリー香港法人社長に就任2013年同社チェアマンに就任2014年第5代日本プロサッカーリーグ理事長(Jリーグチェアマン)に就任2004年から代表取締役社長を務めたリクルートエイブリックでは就任後、売上を150億円から450億円の3倍へと成長させた。これは「顧客満足度の高い人材斡旋会社ランキング」(オリコン調査)では2007年から5年連続で1位を獲得し、業績のみならず、同社を利用するカスタマーから高い評価を得た。本人は熱烈なサッカーファンで、現在はリクルートで得た人材育成のノウハウを活かし、プロサッカー選手のキャリア支援に貢献している。浦和高等学校時代にゴールキーパーを務めていた同氏。「三度の飯よりサッカー好き」というエピソードが多くあり、日本がW杯初出場を決めた1998年のフランス大会アジア第3代表決定戦にはリクルートの役員会を抜け出して観戦に行ったそうです。そのサッカー好きとリクルートでの活躍が認められ、Jリーグチェアマンに選ばれたそうです。島田亨(しまだとおる、株式会社楽天野球団取締役、楽天株式会社代表取締役副社長執行役員)1987年東海大学文学部卒業後、リクルートに入社1989年株式会社インテリジェンス設立、同社取締役へ就任2004年株式会社楽天野球団取締役社長へ就任2005年楽天株式会社取締役へ就任2006年常務執行役員2008年株式会社楽天野球団代表取締役社長兼オーナー2014年楽天株式会社会社副社長執行役員リクルート入社後、リクルート事件を機に宇野氏、鎌田氏らと共に同社を退社し、インテリジェンスを設立。2000年頃より草創期のベンチャー企業を中心として複数の企業に出資し、その中には取締役として参画したものもある。2007年にはテレビ朝日アナウンサーの石井希和氏と結婚。海外赴任をする為に2012年球団社長兼オーナーを退任し、引き続き取締役として球団に残る。新卒でリクルートに入社した理由は「起業する仲間を集めるつもり」であったと語る同氏。そして、リクルートに入り営業に追われながらも宇野氏や鎌田氏という起業仲間を見つけ出し、インテリジェンスを設立しました。インテリジェンスの上場後、キャピタルゲインを手にした同氏は投資家へと変貌を遂げました。オールアバウト社長の江幡氏と西麻布のバーで飲んでいる時に楽天の三木谷社長から電話がかかってきて楽天野球団社長への打診をされたとの事です。当時プロ野球への参入の最中であり、同氏に迷いはあったものの江幡氏からの強い後押しもあり、引き受けたとの事です。最後に以上、リクルート出身の起業家を紹介しました。ここでは書ききれないほどたくさんの起業家・経営者いますし、じげん社長の平尾氏のように次世代を担っていく起業家の台頭も期待できそうです。また、リンクアンドモチベーション社長の小笹氏が起業志望の学生を重点的に採用していたという事からある一定の時期に多くの起業家が生まれた事がわかりますね。そしてリクルートをファーストキャリアとして選ばれた人の会社選びの軸には共通点が多いようにも感じられます。現在は分社化し、入社するとしたらホールディングス内のいずれかの会社を選ぶ事になりますが、ぜひ今後のキャリアを選ぶ上で参考にしてください。photobyMartinThomas 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【ケース】日本の年間結婚数は何件か?【BCG過去問】 【ケース】日本の年間結婚数は何件か?【BCG過去問】 外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!今回は過去ボストンコンサルティンググループの面接で出題された日本の年間の結婚件数をフェルミ推定を使って求めたいと思います。1.前提条件の確認とアプローチ方法の選定【前提条件】再婚も含めた日本における年間の結婚件数を求めます。日本の人口を120百万人、平均寿命を80年、男女別年齢別ともに等しくいるものとします。【アプローチ方法】計算を簡略化するために、全ての人が20歳〜60歳までに結婚式を挙げるものとします。その上で、人口をベースに、20〜60歳までの40年間で結婚する人の割合及び、離婚して再婚する人の割合から総結婚件数を求め、40年間で割ることで、年間の結婚件数を求めます。2.実際の計算60歳までに結婚する人の割合を90%、そのうち10%が離婚を経験し、60歳までに再婚するものと考えると、①結婚数:120百万人×40/80(対象者数)÷2(結婚は男女で行うため)×90%÷40=67.5万件②再婚数:120百万人×40/80(対象者数)÷2(結婚は男女で行うため)×90%×10%÷40=6.75万件上記①+②で日本の年間結婚件数は74.25万件3.検証厚生労働省のHPによると、日本の年間結婚件数は661,899件(平成23年実績)となり、フェルミ推定の値も大分近い数字と言えます。【厚生労働省HP】ちなみに近年では、男性の未婚率が上昇しており、これが結婚件数の減少に影響していることが考えられます。上記では、生涯未婚率(一生のうちに一度も結婚しない人の割合)を10%と仮定しましたが、直近では男性では20%、女性は10%で、全体として15%程度にまで未婚率が上昇しているようです。ちなみに上記を15%として計算すると701,250件となり、より正解に近づきます。【生命文化研究センターHP】こういったフェルミ推定の問題においては各種パラメーターについても実績値を取れる場合が、多いので、自分でフェルミ推定の計算式を作ったら必ず各パラメーターのデータがないか探す癖をつけるようにしておきましょう。【ケース問題を解く上で必読の3冊】東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題【余裕があったら読んでおきたい+2冊】戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?photocredit:charlesfettingerviaFindCC外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開! 32,131 views
リアルとデジタルの垣根を越えてなめらかに繋がり、ライフスタイルに寄り添った体験を実現するSmart Customer Experienceとは|NTTコム内定者がインタビューしてみた リアルとデジタルの垣根を越えてなめらかに繋がり、ライフスタイルに寄り添った体験を実現するSmart Customer Experienceとは|NTTコム内定者がインタビューしてみた 本記事はNTTコミュニケーションズのPR記事になります。2021年6月、全長約900メートルにも及ぶ、名古屋市の久屋大通公園をデジタル空間に再現した企業の取り組みがあった。画像引用:NTTComと三井不動産が、デジタル空間上に構築した「HisayaDigitalPark」とバーチャル店舗を活用した新たな顧客体験創出の共同実験を開始この取り組みでは、公園や店舗というリアルの場とデジタル空間を活用して「新たな顧客体験の創造」を目指す「SmartCustomerExperience(以下、SmartCXと表記)」の観点で共同実験が行われた。これらの取り組みを主導したのは、NTTコミュニケーションズ。NTTコミュニケーションズは、SmartCXでOMO(OnlineMergeswithOffline)という考え方をもとに変革を起こしている。そこで今回、NTTコミュニケーションズのSmartCX推進室に所属する3名の社員にSmartCX、OMOの取り組みについて話を伺った。インタビュアーは、NTTコミュニケーションズ内定者であり、unistyle編集部でインターン中のマツが務めました。就活をしていた1年前の自分に向けて「NTTコミュニケーションズの企業研究をするために、こんな記事があれば良かった」と思える記事を執筆しましたので、ぜひ最後までご覧ください。以下、簡単な私のプロフィールです。◆自己紹介私大文系出身。サークル、バイト、遊びをそつなくこなす、いわゆる「普通の文系大学生」。◆志望業界情報通信、インフラ(鉄道が中心)、金融(銀行が中心)◆就活軸企業や人の大切な部分を下支えすることを通じて、やりがいを実感しながら仕事をすること。社会を下支えするインフラや金融業界の中でも、将来的にも社会からのニーズが見込める領域を志望していたことから、情報通信業界を志望。◆NTTコミュニケーションズの志望理由情報通信業界の中でも、「顧客にとって最適な提案ができる環境」と「自身の課題解決幅を広げることができる環境」が揃っていることに惹かれたから。本記事の構成なぜNTTコミュニケーションズは、公園のデジタル化に取り組んだのか気づけば自分の"好き"に囲まれている?SmartCX実現のカギを握る「OMOのデータ」の可能性NTTコミュニケーションズがSmartCXを実現できる3つの理由企業の垣根を越えた新たなライフスタイルの提案、それがSmartCXの理想像編集後記終わりになぜNTTコミュニケーションズは、公園のデジタル化に取り組んだのか※上記の写真:左から藤田さん、齊藤さん、山﨑さん藤田遥さん2015年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて、コミュニケーション基盤サービスの構築に携わった後、コンタクトセンター基盤のコンサル・ソリューションパッケージの企画を経験。現在はSmartCX推進室にて新規ビジネス立ち上げを推進する傍ら、「OPENHUB」のカタリストを務めるなど、幅広く活動している。齊藤凌さん2018年NTTコミュニケーションズに入社。入社1~3年目では、主に提案コンサル業務を担当。当時、AI音声自動応答ソリューションのプロトタイプ開発に携わり、手を動かせるコンサルタントとして活躍。2020年2月にSmartCX推進室の立ち上げメンバーに加わり、現在はプラットフォームの構築・新規機能の開発業務を行っている。山﨑美佐さん2017年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて3年間にわたってクラウドサービスのプロダクトマネジメントを経験後、SmartCX推進室の立ち上げに携わる。現在はパートナー企業との共創を推進するための提案コンサルティング業務を行っている。内定者コメント今回インタビューに答えていただいた3名の社員の簡単な経歴を上記に掲載しています。自身のキャリアプランを考える際の参考にしてみてください。__御社にはバーチャル空間で公園を再現した事例があると伺いました。実際にどのようなことができるのでしょうか?藤田:弊社は、2021年6月にCGのVRを用いて名古屋市の久屋大通公園を「HisayaDigitalPark」としてバーチャル空間に再現しました。下図の画像中央にあるのは「矢場とん」の広告です。画像引用:名古屋市・久屋大通公園から始まる、リアルとバーチャルを往還する未来のまちづくりこの広告をクリックすると、実際に「矢場とん」のページにアクセスし、注文をすることができます。また、公園内にある店舗の中に入ることもでき、店内を歩きながら商品を見ることが可能です。カメラでリアルの店内を360°パノラマ撮影し、PhotoVRという技術でVR化しています。どのようなコーディネートでディスプレイされているかがわかり、文字が読めるくらい細部まで拡大もできるので、将来的にはここから購買につなげたいと考えています。画像引用:OPENHUBforSmartWorld|未来をひらく「コンセプトと社会実装」の実験場名古屋市・久屋大通公園から始まる、リアルとバーチャルを往還する未来のまちづくり気づけば自分の"好き"に囲まれている?SmartCX実現のカギを握る「OMOのデータ」の可能性__なぜ、公園のデジタル化に取り組んだのでしょうか?山﨑:これまで企業と顧客の接点が生まれる場所は、店舗やコールセンターでした。しかしデジタル化が進むにつれ企業と顧客の接点は多様化し、新たな顧客体験設計が求められています。特に現在は、新型コロナウイルスの影響で場所に依存したビジネスが難しくなってきています。しかし、リアル(店舗)やデジタル(EC)などそれぞれのチャネルで購買体験が分断されているケースが多いというのが現状です。そこで弊社では、公園についても「リアルの空間における休憩の場、買い物の場という役割を重要視するだけでなく、オンラインとオフラインを相互に行き来するような場として新たな顧客体験を見出していく」という考え方のもと、公園のデジタル化に取り組みました。藤田:SmartCXでは、OMO(OnlineMergeswithOffline)という「オンラインの世界にオフラインの世界を融合していく」というマーケティング概念をもとにデータを統合していくことで、将来的には生活者のライフスタイル変革を起こすことを目指しています。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただきました。齊藤:こちらを実現するにあたってキーポイントとなるのは、OMOのデータです。デジタル空間側では、XR(ExtendedReality)の技術を用いて、データを集めるためのインターフェイス(ユーザーとシステムを繋ぐ接点)を用意し、新たなデータを収集できないか模索しています。このデジタル側のデータと、SmartCity推進室と連携して収集するリアル側のデータを1つのプラットフォームに集約し、安心安全に活用していきます。将来的には、AIを用いながら新しい顧客体験/顧客エンゲージメントの創造や、効率的な広告リコメンドあるいはクロスセルを実現していきたいと考えています。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただきました。内定者コメント他の推進室との関わりが密接であることは驚きました。NTTコミュニケーションズの推進室は全部で7つ存在しますが、他の推進室の役割や事業内容についても理解しておくと、更に理解が深まると思います。NTTコミュニケーションズが目指すSmartWorld、7つの推進室の役割について知りたい方はこちら__OMOのデータはどのように活用する予定ですか?齊藤:例えば、VR空間上でのユーザーの視線情報を活用することを検討しています。空間内で特に注目を集めている場所や視線の動きをトラッキングすることで、商品配置や体験導線の改善に有効活用できると考えています。山﨑:視線情報以外にも、VR空間上での行動データやユーザーの属性情報をもとに、バーチャル空間ならではの広告モデルの展開も検討しています。通常のWebページであれば興味の無い広告はクリックしないと思いますが、VR空間では空間内に没入した状態でコンテンツを閲覧してもらうことができるため、広告自体も新たな体験の1つとして提供できるのではないかと考えています。データの活用に関しても、「目的」を意識しながら取得すべきデータを整理し、開発を進めながらビジネスとしての展開方法も模索している状況です。NTTコミュニケーションズがSmartCXを実現できる3つの理由__SmartCXにおけるNTTコミュニケーションズの強みについて教えてください。藤田:主に3つあります。1つめは、プラットフォーマーという立場でフラットに業種・業態を超えて企業をつなぐことができる点です。2つめは、リアルとデジタルのデータを活用できる点です。ここはXR上での新しいデータ取得も強みにできるよう取り組んでいます。3つめは、空間デザインパートナーとの強固な連携により、直感的な体験を実現する点です。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただいたものです。齊藤:技術的な観点では、NTT研究所との連携が強固であることも強みです。40年以上の歴史がある研究所で言語、通信、AI含めた様々な分野で先端技術を研究しています。還元された技術をプロダクトに組み込んでいくことができることも強みだと考えています。藤田:NTTグループ内の連携という観点では、SmartCX推進室は現在、XRやデータ利活用においてグループ内連携を強め、具体的な実証実験の検討も進めています。山﨑:また、NTTグループ内では人材交流が盛んで、SmartCX推進室にもNTTドコモやNTTコムウェア出身のメンバーが在籍しています。そのつながりも活かして更に連携を強めていきたいと考えています。内定者コメント私が就活中に最も苦労したポイントが「各社の強み」を分析し、違いを理解することでした。特にNTTグループ企業の違いを理解することが難しかったです。NTTコミュニケーションズは、「従来から持つ様々な企業とのつながりを活かし、プラットフォーマーとして事業を推進できること」や「他のNTTグループ企業と連携できること」が特徴です。企業の垣根を越えた新たなライフスタイルの提案、それがSmartCXの理想像__SmartCXにおけるこれまでの取り組みと今後の展開予定について教えてください。山﨑:SmartCX推進室が立ち上がってからの1年間は、パートナー企業であるお客さまとの個別の実証実験を通じて「VRを活用してどのような新しい体験を創れるか」や「新しいビジネスモデルを生み出していけるか」ということをひとつひとつ検証してきました。現在は、具体的な案件で事例を創る段階から更にその先のサービス化に向けて動き出しています。今後は1つのプラットフォーム上で、「ライフスタイル」を切り口に様々なテーマの空間をつくり、その中で多様な企業と協業していきたいと考えています。例えば「キャンプ」をテーマにした空間を想定してみてください。キャンプでの体験を考えたとき、テントなどのキャンプグッズだけではなく、「食」や「ファッション」、「移動手段」などキャンプを体験するためのカテゴリーが多く挙げられると思います。弊社が架け橋となることで、そのような多様な体験を企業の垣根を越えて表現し、新たなライフスタイルを提案できるような空間を創造していきたいと思っています。藤田:SmartCX推進室としては、現在検討中のサービスに限らず、新しいビジネスや新しい顧客体験を次々と創り出していきたいと思っています。共創や実証実験の場として「OPENHUB」を活用しつつ、共創パートナーや生活者の皆さまと一緒に新しいビジネスを生み出していきます。内定者コメント業界や業種といった従来の切り口ではなく、ライフスタイルを新たな切り口として捉えることは非常に興味深い点でした。今後、これまで実現されなかった異業種間の共創が増えると思われます。そのため、異業種間のつながりを生み出す「OPENHUB」のような基盤を持っていることも、NTTコミュニケーションズの特徴・強みの1つです。取材後記取材を担当したunistyle編集部のマツです。今回SmartCXの話をお聞きし、NTTコミュニケーションズは前例のない新たなビジネスモデルの構築という大きな挑戦をしている企業であることが分かり、就活時に抱いていたイメージが大きく変化しました。また就活生当時の私は、NTTコミュニケーションズが掲げるミッション「人と世界の可能性をひらくコミュニケーションを創造する」の意味が全く理解できていませんでした。しかし今回の取材を通じ、NTTコミュニケーションズが「企業と企業、企業と生活者をつなぐ架け橋」となってSmartCX事業で新たな価値を生み出しており、ミッションを体現していると感じました。NTTグループ企業をはじめ、同業他社間でどのような違いがあるのか企業理解に苦しんでいる就活生が多いと思いますが、各社が掲げる企業理念やミッションを頭に入れたうえでその企業が取り組んでいる事業を改めて見てみると、見え方が変わってくるかと思います。本記事を通じて同社の事業内容に興味を持たれた就活生は、実際に選考を受けてみてはいかがでしょうか。終わりにいかがでしたでしょうか。今回はNTTコミュニケーションズが推進するSmartWorldについて、またその中でもSmartCustomerExperienceについてSmartCX推進室の社員の方々にお話を伺いました。インタビューを通じてSmartCustomerExperienceのみならず、NTTコミュニケーションズが持つ強みや役割などについても理解できたのではないでしょうか。以下の記事は、今回インタビューしたNTTコミュニケーションズの社員3名への個別インタビューです。ぜひ本記事と併せて読んでいただければと思います。また、以下の記事は、NTTコミュニケーションズが注力している「SmartCity」と「SmartMobility」のインタビュー記事となっています。こちらも是非ご覧ください。SmartCitySmartMobility 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