【住友商事の面接過去問43選】就職活動での頻出質問と選考意図とは

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最終更新日:2023年09月25日

本選考とインターンの締め切り情報

就職活動において非常に高い人気を誇る5大商社の中でも、財閥系商社として人気を誇る住友商事。

同社は例年総合職として140名程度を採用していますが応募は数千人から一万人とも言われています。ESや3〜4回の面接を通して、自社にふさわしい人材を厳しく見極めています。

今回は過去に住友商事の面接で聞かれた質問についてまとめました。実際の選考の場で過去にされた質問がなされることは十分考えられるので、是非参考にしてください。

参考:住友商事のエントリーシート・選考情報

→unistyle上では住友商事の選考対策記事から内定者ES、面接レポートまで多数掲載しています。是非ご一読下さい。

志望動機に関する質問

  • 商社を志望する理由は何ですか。
  • 企業選びの軸を教えてください。
  • 商社でやりたいことは何ですか。
  • その中でもなぜ住友商事なのか教えてください。 
  • 希望する部署を教えてください。
  • もし希望する部署に配属されなかったとしても大丈夫ですか。
  • 住友商事に対してどのようなイメージを持っていますか。
  • 内定を出したらうちに来ますか。
  • 住友商事の人は他社に比べてどのような人が多いと思いますか。

総合商社では志望動機が重視される傾向にあります。特に住友商事はその傾向が強く、住友商事でなければならない理由が必要です。業界比較や企業研究を十分に行うべきであるといえます。

志望動機は"(1)成し遂げたいこと⇒(2)きっかけとなる経験⇒(3)企業選びのポイント⇒(4)他に受けている業界とその業界ではダメな理由⇒(5)具体的に取り組みたい仕事⇒(6)業界の中でもその企業の理由"の6つを抑えて説明できると論理的に説明することができるでしょう。

【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

→志望動機を書く際に活用すべきフレームワークを解説しています。また、志望動機のNGパターンも多数紹介しているので是非ご覧下さい。

志望動機の面接頻出質問14選!各質問の出題意図を踏まえた回答対策
→必ず聞かれる質問シリーズの志望動機版です。面接を成功させるためにも、定番質問には淀みなく答えられるようにしましょう。

学生時代の経験に関する質問

  • 学生時代は何をしましたか。
  • どのような困難がありましたか。 
  • 学生時代頑張ったことを教えてください。 
  • アルバイトは何をしていますか。

どの企業でも必ずと言って良いほど聞かれる学生時代頑張ったことに関する質問ですが、住友商事でも同様にされるといっていいでしょう。学生時代の経験を通して、総合商社で働くのにふさわしい人材であるかどうかを問われています。

学生時代の経験については"(1)何に取り組んだか⇒(2)なぜ取り組んだのか⇒(3)設定した目標及び困難⇒(4)行った取組と結果⇒(5)活動の中で活かされた人柄⇒(6)学んだこと及び社会で活かせること"といった形で説明できるといいでしょう。

求められる人材像から逆算して、適性を伝えることが出来るエピソードを考えましょう。住友商事が求める人材に関しては「住友商事のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ」を参考にしていただければと思います。

ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-
→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。

【ガクチカ】面接で必ず聞かれる10の質問と適切な答え方
→必ず聞かれる質問シリーズのガクチカ版です。質問に併せて回答方針も示しています。

学業に関する質問

  • 学生時代は何を勉強しましたか。
  • なぜそれを勉強しようと思ったのか教えてください。 
  • ゼミの研究内容をわかりやすく説明してください。

学業に関する質問も、面接において聞かれることが多い質問であるといえます。これは、「何を学んだか」ではなく、「学んだことをどのように伝えるか」ということが重要です。専門分野について知識のない人にわかりやすく説明できるか、ということであなたの地頭を見られているといえるでしょう。前提知識のない人にわかりやすく説明できるように準備して臨みましょう。

また、可能であれば学んだことや学んだ理由から、志望動機に繋げられると高い評価を得られるでしょう。

【ES例文22選付】学業で力を入れたことの書き方(ゼミ・研究・留学・資格など)

→この設問において企業が知りたいのは「何を学んだか」ではなく「何故学んだのか、学びをどう活かせるか」です。本記事では総合商社からメーカーまで様々な業界の内定者回答例を掲載していますので是非参考にして下さい。

あなた自身に関する質問

  • あなたの誰にも言っていない趣味を一つ教えてください。
  • 過去に一番”やらかした”ことは何ですか。
  • 苦手な人はどのような人ですか。
  • そのような人に対してどう対処しますか。 
  • 一緒に働きたいと思う人はどのような人ですか。 
  • 自分の弱みは何ですか。
  • 周りの人にどういう人だと思われていますか。 また、それはなぜですか。
  • 自分が大切にしているモットーは何ですか。
  • どんな挫折経験がありそれをどう乗り越え克服したか教えてください。
  • チームでの自分の立ち位置について教えてください。
  • 子供の頃どういう人間だったか教えてください。
  • 子供の頃何と呼ばれていたか教えてください。
  • 子供の頃は何の教科が好きだったか教えてください。
  • 人生の中での転換期について教えてください。
  • リーダー経験はありますか。
  • リーダーとしてどのようなことを工夫しましたか。 
  • どのようなことに苦労しましたか。
  • どのようにその苦労を乗り越えましたか。

あなた自身に関する質問でも、学生時代の経験と同様に総合商社に対する適性を伝えられるように意識する事が必要です。「総合商社を志望する大学1・2年生が今のうちから意識すべきこと」にもあるように、特に総合商社業界では「チームでの立ち位置」や、「リーダー経験」は必要不可欠な要素であるといえます。

また、子供の頃の経験など、住友商事はその人の人となりを重視する傾向があるといえます。幼い頃のエピソードから一貫性のある自己PRができると良いでしょう。

自己PRは"(1)強み⇒(2)強みが形成されたきっかけ・生い立ち⇒(3)具体的エピソード⇒(4)強みを活かすための方法論⇒(5)社会での活かし方"といった流れを意識して考えると説得力のある説明ができると思います。

【例文35選】新卒就活で高評価を得る自己PRの書き方・伝え方を徹底解説
→本記事では論理的な自己PRを構成するためのフレームワークを解説しています。また、企業に伝えるべき5つの「強み」を持つ学生毎に受けるべき業界を示しています。

【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説
→必ず聞かれる質問シリーズの自己PR版です。

その他の質問

  • 隣の人の今の話を聞いてどの様ににまとめますか。
  • 日本は世界的にどのようなポジションにいると思うか教えてください。
  • 日本はどうあるべきだと思いますか。
  • 最近気になるニュースについて教えてください。
  • 最近一番驚いたことは何ですか。
  • 本は読みますか。
  • 最近読んだ本の中で一番おすすめの本は何か教えてください。
  • 日常生活でも、外国人と交渉などをするとき、どのようにして自分の意見を聞かせるか教えてください。
  • 就職活動を通して学んだことを教えてください。

住友商事では例年、とっさの判断だけでなく、考えの深さを問うような質問がされています。普段から常に世情について自らの見解を持つように意識すると良いでしょう。

ニュースや読んでいる本に関しては、あなたという人がどのような観点からニュースや本や映画を見ているのかが知りたいために質問しています。何を答えたかということよりも、なぜそれを選んだのかというあなたの思考回路が見られています。特にニュースについては自分の経験や自分が大事にしている価値観と紐付けて答えると楽に答えられるでしょう。

最後に

総合商社の選考は非常に狭き門です。体育会学生だけでなく留学経験者も多く受けに来ます。その受験生との差別化を図るためには、エントリーシートの段階から入念に準備を行い、あなたの考えを自分の経験に基づいて語れるようにする必要があります。面接で聞かれる内容については例年共通するものも多いため、しっかりと準備して臨みましょう。

また、総合商社に限らず、志望業界についての研究は十分に行った上で選考に臨んでいただければと思います。

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