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DeNAのESと採用HPから考えるDeNAの求める人材

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DeNAのESと採用HPから考えるDeNAの求める人材

掲載開始日:2017年02月16日
最終更新日:2017年02月16日

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まずは以下のサイトをご覧ください。

上記はDeNA創業者である南場智子氏の新卒採用メッセージです。「『どうすれば受けが良いか』だけを気にした振る舞いをする人も増えています」といった記述に思わずドキッとした方もいるかもしれません。1994年に設立されたDeNAは、2006年にサービスを開始したポータルサイトMobageで一躍名を馳せた企業にへと成長しました。最近でも住友商事・NTTドコモといった大手企業と提携して、新規事業を積極的に展開している企業となっています。同社のサービスを一度は利用したことがという方も多いことでしょう。
そんなDeNAですが、先ほどのサイトを参照してもわかるように、新卒採用にはかなり力を入れているようです。単なる憧れや嗜好を持っているだけではミスマッチで採用されることはないと考えられます。そのため、求める人材や事業方針に対する理解がよりいっそう求められる企業と言えるのではないでしょうか。
以上を踏まえ今回は、DeNAのESと採用HPからDeNAの求める人材について考察していきます。

事業内容と採用HPから考えるDeNAの求める人材

ずーっと悩んで悩んで…あるときパッとイケてるアイデアが思いついたときなんかは心の底からワクワクします。翌日には「なんてくだらないアイデアだ」と捨てることも多いですが(笑)。その過程がたまらなく楽しい。
自分は生涯をかけて、「すごいもの」をいくつも創りたい。学生時代に初代iPhoneを初めて触ったときの、あの感動で全身がビリビリしびれる感じ。そんなサービスを創りたい。やりたいことをやっているので、仕事という感覚はないです。会社にいるときだけでなく、自宅でTVを見ている時も、歯を磨いているときも、ベッドに入ってからも、常にサービスのことを考えています。

参考:新卒採用 ビジネス職(モバイルソーシャルインキュベーション事業部)

 

東京大学医科学研究所という強力なパートナー、推進力のあるリーダーなどタレントが揃い、プロジェクトは一気に加速します。経営会議からちょうど一年、2014年の夏に「MYCODE」はサービスを提供開始。このスピード感・爆発力はDeNAならではだと感じます。僕はそのなかで、遺伝子検査のための裏側のロジック作りや、解析機器の選定、専門性の高い人の採用まで、全てにおいて関わっていました。
当時の自分のビジネススキルはまだまだでしたが、ゲノムの可能性を誰よりも信じていたのは僕だった、という自信があります。なんせ一年目、怖いものなんてありません。なんの疑いもなく、前しか向いていなかった。南場さんや大井さんに対し、ゲノムの可能性を常に語っていたので、チームに熱を吹き込めたんじゃないかと思います。

参考:新卒採用 ビジネス職(ライフサイエンス事業企画部)

先述の通り、DeNAは創業以来常に新しいことにチャレンジして数多くの企業を創出している企業です。決められた仕事をただ定型的にこなすというよりも、社会に対してどのような新しい仕組みを提案し、変革を起こしていけるか、周囲に対してそれを発信できるかどうかがかなり高い次元で求められる企業と言えるでしょう。1人目の社員からも、現状あるものをベースで考えるのではなく、新しい仕組みづくりについて日常生活に及ぶまで思考を重ねており、それを楽しめる人材であることが活躍の秘訣であることが読み取れます。もちろん、そのアイデアを実現するうえでは1人で全て成し遂げられるわけではないため、プロジェクトのチームや、エンジニア・デザイナーといった他職種といった周囲の人々と協力関係を築くことも重要となってくるでしょう。以上の点から「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」人材をDeNAは求めていると導けるでしょう。
また、新しい発想をただ単に自分で生み出し続けるだけでは不十分であり、実現のためにはそのビジョンを共有し、周囲を巻き込むリーダーシップを発揮することが必要となります。この場合のリーダーシップは必ずしもチームリーダーだけが持ち合わせているべき素質ではなく、チーム全員が発揮できることが求められる素質となります。2人目の社員が最後に述べているような熱意をもっての働きかけも、チームメンバーやその他パートナーを巻き込んでプロジェクトで成果を出すうえでは重要となってくるでしょう。以上の理由から先ほどの5つの強みのうち、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」素質を持った人材も求められていると言えるでしょう。

DeNAのES設問「今までで一番頑張ったことを教えて下さい。」について

今までで一番頑張ったことを教えて下さい。

参考:DeNA エントリシート

DeNAは職種によって選考プロセスが異なり、インターンルートや一部職種ではESの提出がそもそも無いというケースもあります。
提出がある職種では学生時代頑張ったことについて尋ねられているようです。学生時代頑張ったことは「エピソードで発揮された、あるいは培われた強みや学びが当該企業が学生に求める資質に合致しているか」が重要となります。「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」を参照しつつ、DeNAの場合は先ほど紹介した「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」の2点についてアピールできるといいと思います。また、DeNAは新規事業創出を軸としている企業のため、取り組んだ内容にチャレンジ精神が感じられるかどうか、取組みの内容が他の学生にはないユニークなものであるかも評価項目になると考えられます。

最後に

採用メッセージと言いますと、企業や人事のトップから企業理念の紹介などをしたのち、基本的には「一緒に活躍できる人材をお待ちしております」といったようにエントリーを歓迎する姿勢が見られることがほとんどです。しかし、冒頭のメッセージでは「あなたにとって良い職場ではないかもしれません」と他の多くの企業とは異なる方針を打ち出しており、自身のキャリアについて考える良いメッセージであるように思います。
就職活動の短期的な目的は確かに様々な業界を知った上で複数内定を得ることですが、最終的には自身のキャリアビジョンに見合った選択をすることが重要となります。新規事業を生み出すことに魅力を感じている方は多いと思いますが、インターネット業界のように常に変化を求められるのは厳しさを伴いますし、安定して長く勤めたいという方には向いていない業界かもしれません。そのことからも、厳しいことが書かれていた冒頭のメッセージも参考にすべき点が多いと言えるのではないでしょうか。それを踏まえたうえで、「新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい」という思いを持つ方にとってDeNAは非常に魅力的な環境であると言えます。是非、選考に積極的にチャレンジしてみてください。

photo by Simon & His Camera

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