IHIのインターンES・面接対策|インターン徹底攻略

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最終更新日:2024年06月28日

IHIのインターンES一覧はこちら

本選考とインターンの締め切り情報

IHIは1853年創業以来、日本初のターボ・ジェットエンジン開発をはじめとする高い技術力で日本の工業技術をリードしてきた重工業メーカーです。

航空・船舶などの従来通りの重工業に強みをもち、エネルギープラントや医薬品プラントなど新規事業にも積極的に進出します。

今回はIHIのインターン選考を突破するための攻略法についてご紹介します。

参考:IHIの企業研究
→unistyleに無料会員登録することでES、インターン選考情報を含むIHIの情報をご覧いただけます。IHIのコンテンツは下記リンクをご覧ください。

企業研究

IHIのインターン内容と求める人材について

インターンシップは2017年2月20日(月)~2017年2月24日(金)の日程で行われます。

重工業ビジネスにおける、事務系社員の仕事・役割を理解するビジネス体験型ワークショップや工場見学、先輩社員との座談会といった内容となっています。

2日間にわたって行われるワークショップでは、IHIにおける事務系社員のスケールの大きな仕事を体験できるプログラムとなっており、現状の問題点や課題について周囲と協力しながら取り組む内容と思われます。

参考:IHIのインターン情報 
→unistyleでは、IHIのインターン実施概要・日程・選考フローなどを以下の記事でまとめています。IHIのインターンの詳細を確認したい方は是非ご覧ください。

インターンに参加するにあたり、どのような学生をIHIが求めているのでしょうか。以下のIHI社員の仕事から考察していきましょう。

航空会社向けのジェットエンジン整備の営業を担当しています。

IHIが製造開発に関わったエアバスA320型機用V2500エンジン及びリージョナルジェット機用CF34エンジンをメインに扱っており、V2500エンジンでは月平均10台ほどの受注があります。

航空会社の安全な運航をサポートするという観点から、お客様の求めるスピード、求めるスキルに応じて整備の手配を行うのが基本的な業務です。

特に、急なトラブルによって短い納期で整備の要望があった場合などは、まさに営業の腕の見せどころ。

お客様の要望を工場に伝えて納期内に出荷できるようスケジュールを調整し、航空会社の運航に影響が出ないように最善の努力を尽くします。

航空会社が本当に困っている時にこそ、全力でサポートするのが整備事業部の営業の役割。

そうした積み重ねの一つひとつが、お客様との信頼関係につながっていると考えています。

引用:IHI 新卒採用サイト

今回紹介した事例では、航空会社からの要望に対して、関係者と協力しながら対応し、信頼関係を構築したエピソードでした。

取引先や社内の技術者など、事務系社員がリーダーシップをとって連携や関係構築をする能力が問われるのではないでしょうか。

こうしたことから、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み 」にもとづいて考えると「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」の3つの能力を発揮できる人材を求めていると考えられます。

IHIのインターン選考内容

事務系職のインターンについては、ES +SPI→面接という流れになっています。

11月1日(火)〜12月2日(金)エントリーシート受付期間
12月6日(火)〜25日(日)WEB SPI受検期間
12月19日(月)〜22日(木)面接 @IHI本社 もしくはIHI関西支社 
※1月10日(火)までに、合否結果を連絡


引用:IHI冬季事務系インターンシップ 

なお、ESは郵送で締め切り日必着となっているので、余裕をもって取り組んだほうがよいでしょう。

IHIのエントリーシート対策

エントリーシートの設問では、インターンの応募理由と、自己PRの2つの設問となっています。

また、ESは郵送で送ることになっており、手書きで記入することが求められます。

内容を吟味すると同時に、丁寧な字で書くように心がけましょう。

IHIインターンシップ設問

・当社のインターンシップに応募される理由を教えて下さい。

 

・自らの長所・短所をふまえ、自己PRをして下さい。

それぞれ約200字程度の分量となっています。

設問1では、(1)なぜ重工か? (2)そのなかでも、なぜIHIか?の二点を抑えて書くことが出来れば大丈夫でしょう。

設問2については、IHIが求めている人材像を踏まえてうえで、それに合致するようにPRしていくとよいでしょう。

それでは、IHIに内定した学生のESをみていきましょう。

IHIの志望動機をお書きください。(200文字)

「自分でモノをプロデュースし社会問題を解決する」ことを軸としている。 

企業のグローバル化が進み今まで以上に地球規模や新興国の問題を解決するビジネスが増える中水問題に関わっていきたい。

重工業業界は社会の問題を180度変化させる力を持っており未来の無限の可能性を秘めている。

中でも、御社は総合的な水処理に関する50年以上のノウハウと環境プラントに強みを持っていることから環境への貢献志向の強さに魅力を感じた。

引用:IHI 【内定】エントリーシート(10)(インターン)

このESでは、グローバル化や水ビジネスの観点から重工業を、そして水処理や環境プラントを強みとしていることからIHIを志望しており、(1)なぜ重工か? (2)そのなかでも、なぜIHIか?の流れに沿って回答することが出来ています。

一方で、学生がなぜ水ビジネスに関心を持ったのか、そして学生時代に実際に水ビジネスに関連した経験をしてきているのかが分からず、惜しい点だと思います。

字数制限もあり全てを盛り込むのは難しいと思いますが、自分の体験を絡めて志望動機を書くと説得力がまるで違うので、意識してみてください。

設問2については、長所と短所を問う似たような設問を本選考で出題しています。

あなたは仕事を通じてどのように成長していきたいですか。ご自身の長所と短所を踏まえてお書きください。(300字程度)

私の強みは、「言葉以上に行動で示すことで、人から信頼を得ること」である。

私は、3年間続けているホテルの配膳アルバイトで、業務効率化の為のマニュアル作成・導入を行った。

アルバイト仲間に作成の協力を依頼するものの、初めは面倒くさいという理由でなかなか協力を得られなかった。

まずは自分が草案を書いて提示し、自分の熱意を示した。

その熱意が伝わり、仲間から信頼を得られた。結果、業務効率化、ひいてはお客様へのサービス向上の一助となり、社員の方から表彰された。

一方でこうした取り組みの際に人に強い言葉で指示できないことが短所である。こうした強みを活かして、会社名ではなく、○○さんと仕事がしたいと言われる存在になりたい。


引用:IHI エントリーシート(4)

このESでは、過去の体験を絡めて自身の強みについて語っています。

「IHIで求められる人材」でも触れたように、事務系社員は多数の関係者と関わりながら仕事を進めていくため、この学生のように信頼を得るための方法論を語ることは企業が欲しい人材の条件と合致しており、有効なアピールとなるでしょう。

IHIの面接対策

エントリー課題を通過すると次は面接となります。

過去の本選考では志望動機はほとんど聞かれず自己PRの深掘りがメインだったようです。

それと同様に、インターンの面接でもやはり自己PRに比重が多く置かれるように思われます。

「なぜ頑張ったか」「頑張ろうとしたきっかけ」「困難だったこと」「どのように乗り越えたか」など、自分のPR内容をもう一度振り返り準備をしましょう。

また、過去の内定者は採用された決め手として「元気や笑顔や自信を持って臨めたこと」を上げており、自身で深堀し終えたら初対面の人の前でもこうした振る舞いをする訓練をすると有効だと思われます。

参考:IHI本選考情報
→unistyleでは本選考フロー・内定者が評価されたと感じるポイントなど生の報告をまとめています。今回はインターン選考であり直接的な関係はありませんが、評価されるポイントは同様と考えられますので是非参考にして見てください。

最後に

選考においては、自己分析をしたうえで話す訓練をどこまで行えているかが結果を左右すると言えそうです。

OB訪問で面接官役をお願いするほかに、大学の学生課による模擬面接など、面接対策を行う機会は意外とあります。

数をこなし振り返りを行うことで慣れに繋がるため、積極的に面接練習の機会を作ると周りとの差を広げることが出来ると感じます。

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